JP3123577B2 - テープ印字装置 - Google Patents

テープ印字装置

Info

Publication number
JP3123577B2
JP3123577B2 JP04275067A JP27506792A JP3123577B2 JP 3123577 B2 JP3123577 B2 JP 3123577B2 JP 04275067 A JP04275067 A JP 04275067A JP 27506792 A JP27506792 A JP 27506792A JP 3123577 B2 JP3123577 B2 JP 3123577B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
file
printing
data
input
buffer
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP04275067A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0699637A (ja
Inventor
和久 広野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Brother Industries Ltd
Original Assignee
Brother Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Brother Industries Ltd filed Critical Brother Industries Ltd
Priority to JP04275067A priority Critical patent/JP3123577B2/ja
Publication of JPH0699637A publication Critical patent/JPH0699637A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3123577B2 publication Critical patent/JP3123577B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Printers Characterized By Their Purpose (AREA)
  • Record Information Processing For Printing (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、文書データ等をファイ
ルとして登録する機能を備えたテープ印字装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】本願出願人は、実開平1─85050号
公報に記載のように、印字媒体としてのテープに文字や
記号を印字できるテープ印字装置を実用化したが、この
テープ印字装置は、ファイルの背表紙に貼るファイル名
を印字したテープを作成するのに好適なものである。こ
のようなテープ印字装置には、文書データ等をファイル
として登録する機能を備えているものがあり、この種の
テープ印字装置では、ファイルの内容の印字は、通常の
文書データを印字する処理をそのまま用いるために、一
旦、ファイルメモリの内容を編集用バッファに読み出し
て、通常入力状態(編集モード)にしてからしか行えな
くなっている。従って、ファイルメモリ内の複数のファ
イルから少なくとも1つのファイルを選択し又は選択し
たファイルの文書を確認するファイル検索中に、印字キ
ーの入力があっても、エラーとなり、ファイルの内容を
印字することができなかった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述の如く、従来のテ
ープ印字装置では、ファイルメモリの内容を編集用バッ
ファに読み出してしまうと、その時点で編集用バッファ
に入力されていた文書データ等が消去されてしまうの
で、ファイル読み出し後にも編集作業を続けるには、一
旦その編集文書をファイルに登録しておいてから、ファ
イル呼び出しを行う必要があった。また、複数の登録済
みファイルを連続して印字する場合には、ファイルを編
集用バッファに呼び出してからしか印字できなかったの
で、いちいちファイル呼び出し操作を完了し、通常入力
状態としてから印字を行うことになり、その操作が煩わ
しかった。
【0004】本発明の目的は、ファイルの内容の印字時
に編集用バッファの内容を消去しなくとも印字できるよ
うにし、ファイル読み出し操作が完了する以前のファイ
ル検索時でもファイルの内容の印字ができ、複数個のフ
ァイルを連続して印字する場合の操作を少なくすること
ができるテープ印字装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1に係るテープ印
字装置は、文字や記号のデータ及び種々の指令を入力す
る為の入力手段と、入力中や編集中の文書のデータを記
憶する編集用バッファと、編集用バッファに記憶された
文書を表示する表示手段と、文字や記号を印字媒体とし
てのテープに印字する印字手段とを備えたテープ印字装
置において、前記編集用バッファに記憶された文書のデ
ータと、それに付随させて入力された印字フォーマット
データとからなるファイルを複数記憶するファイルメモ
リと、前記ファイルメモリ内の複数のファイルから少な
くとも1つのファイルを選択し又は選択したファイルの
文書を確認するファイル検索中に、入力手段から印字指
令が入力されたとき、前記検索中のファイルのデータを
ファイルメモリから直接読み出して印字手段に印字させ
る印字用読出し手段とを備えたものである。
【0006】請求項2に係るテープ印字装置では、前記
印字用読出し手段は、前記ファイルメモリから読み出さ
れる複数のファイルのデータを記憶可能な検索用バッフ
ァを備えたものである。
【0007】
【作用】上記請求項1に係るテープ印字装置において、
ファイル登録、ファイル呼出、ファイル消去を行う過程
のファイル選択中や、選択したファイルの文書を確認す
るファイル内容確認中のいわゆるファイル検索中に、入
力手段より印字指令があった場合、印字用読出し手段
は、ファイルの内容を、編集用バッファからでなく、直
接ファイルメモリから読び出して行う。そうすると、編
集用バッファの内容が消されることなく、ファイルの内
容を印字できる。また、ファイル検索時における印字指
令により、ファイルの内容を印字できるので、複数個の
ファイルを連続して印字する場合、いちいちファイル呼
び出し操作を完了してから印字を行う必要がなくなり、
ファイルを検索しながら印字が実行でき、その操作が少
なくて済む。
【0008】さらに、請求項2に係るテープ印字装置に
おいては、ファイル検索時に、編集用バッファとは別の
検索用バッファに複数個のファイル内容を書き込むた
め、1回の印字指令で、複数個のファイル内容を1度に
印字でき、その操作が更に簡単になる。
【0009】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面に基いて
説明する。本実施例のテープ印字装置1は、文字や記号
などの多数のキャラクタを印字用テープ(印字媒体とし
てのテープ)に印字するもので、図2に示すように、そ
の本体フレーム2の前部にキーボード3が配設され、キ
ーボード3の後方で本体フレーム2内には印字機構4が
配設され、またキーボード3の後方には文字や記号を表
示可能な液晶ディスプレイ5が設けられている。キーボ
ード3には、アルファベットや数字や記号を入力する為
の文字キー、スペースキー、改行指令の為の改行キー、
ファイル検索の為のファイルキー、ファイル検索中に所
定ファイルを選ぶ為の選択キー、カーソルを右方或いは
左方へ移動させるカーソル移動キー、印字を実行する印
字キー、電源をON・OFFする為の電源キー等が設け
られている。
【0010】次に、図3に基いて印字機構4について簡
単に説明すると、印字機構4に着脱自在に矩形状のテー
プ収納カセット6が装着されており、このテープ収納カ
セット6には、透明なフィルムからなる幅約24mmの印
字用テープ7が巻装されたテープスプール8と、インク
リボン9が巻装されたリボン供給スプール10と、この
インクリボン9を巻取る巻取りスプール11と、印字用
テープ7と同一幅を有する両面テープ12が剥離紙を外
側にして巻装された供給スプール13と、これら印字用
テープ7と両面テープ12とを接合させる接合ローラ1
4とが回転自在に設けられている。
【0011】印字用テープ7とインクリボン9とが重な
る位置には、サーマルヘッド15が立設され、これら印
字用テープ7とインクリボン9とをサーマルヘッド15
に押圧するプラテンローラ16と、印字用テープ7と両
面テープ12とを接合ローラ14に押圧する送りローラ
17とが支持体18に回転可能に枢支されている。この
サーマルヘッド15には、上下方向に列設された128
個の発熱素子からなる発熱素子群が設けられている。
【0012】従って、テープ送りモータ24(図4を参
照)の所定回転方向への駆動により接合ローラ14と巻
取りスプール11とが所定回転方向に夫々同期して駆動
されながら発熱素子群に通電されたとき、印字用テープ
7上には複数のドット列により文字が印字され、しかも
印字用テープ7は両面テープ12を接合した状態でテー
プ送り方向Aにテープ送りされる。尚、印字機構4の詳
細については、特開平2─106555号公報を参照さ
れたい。
【0013】次に、テープ印字装置1の制御系は、図4
のブロック図に示すように構成されている。即ち、この
制御系では、キーボード3と、警告用ブザー20の為の
駆動回路21と、液晶ディスプレイ(LCD)5に表示
データを出力する為の表示用RAMを有するディスプレ
イコントローラ(LCDC)23と、サーマルヘッド1
5を駆動する為の駆動回路25と、テープ送りモータ2
4を駆動する為の駆動回路26とは、制御装置Cの入出
力インターフェース27に夫々接続されている。制御装
置Cは、CPU29と、このCPU29にデータバスな
どのバス28を介して接続された入出力インターフェー
ス27、CGROM30、ROM31・32及びRAM
40とから構成されている。
【0014】CGROM(パターンデータメモリ)30
には、多数のキャラクタの各々に関して、表示の為のド
ットパターンデータがコードデータに対応させて格納さ
れている。ROM(アウトラインデータメモリ)31に
は、キャラクタを印字する為に多数のキャラクタの各々
に関して、キャラクタの輪郭線を規定する輪郭線データ
(アウトラインデータ)が書体(ゴシック系書体、明朝
系書体など)毎に分類されコードデータに対応させて格
納されている。尚、これら多数のアウトラインデータの
各々には、印字イメージの縦方向の寸法と横方向の寸法
とが夫々格納されている。
【0015】ROM32には、キーボード3から入力さ
れた文字や数字や記号などのキャラクタのコードデータ
に対応させてディスプレイコントローラ23を制御する
表示駆動制御プログラム、編集用バッファ41及び検索
用バッファ43の各コードデータに対応するアウトライ
ンデータから印字用のドットパターンデータに変換処理
して印字バッファ44に展開するイメージ展開処理制御
プログラム、印字バッファ44のデータを順次読出して
サーマルヘッド15やテープ送りモータ24を駆動する
印字駆動制御プログラム、本願特有の後述のテープ印字
制御の制御プログラムなどが格納されている。
【0016】RAM40には、編集用バッファ41、フ
ァイルメモリ42、検索用バッファ43、印字バッファ
44、及びフラグメモリ45等を備えている。編集用バ
ッファ41には、入力中や編集中の文書のデータが記憶
される。ファイルメモリ42には、編集用バッファ41
に記憶された文書のデータと、それに付随させて入力さ
れた文字サイズや書体や修飾指定等の印字フォーマット
データとからなるファイルが複数記憶可能とされる。フ
ァイル検索用バッファ43は、編集用バッファ41と同
一構成のものが使用され、このバッファ43には、ファ
イルメモリ41内の複数のファイルデータが記憶され
る。
【0017】フラグメモリ45には、編集中にセット
(データが「1」)されるフラグデータと、ファイル検
索中に、「登録」、「呼出」、「消去」等の選択肢が表
示されたときにセット(データが「1」)されるフラグ
データと、ファイル名表示状態のときにセット(データ
が「1」)されるフラグデータと、ファイル内の文書デ
ータを確認表示しているときにセット(データが
「1」)されるフラグデータとが格納される。更に、R
AM40には、CPU29で演算した演算結果を一時的
に格納するバッファやカウンタやポインタ等が設けられ
ている。
【0018】次に、テープ印字装置1の制御装置Cで行
なわれるテープ印字制御のルーチンについて、その概略
を図5のフローチャートに基いて説明する。尚、図中符
号Si(i=1、2、3・・・・)は各ステップを示
す。電源キー操作により、電源が投入されると、この制
御が開始され、まず、編集用フラグHFがセットされ
(セット状態で「1」)、選択肢表示フラグSF、ファ
イル名表示フラグMF及びファイル文書確認フラグKF
がクリアされ(S1)、文書入力画面がディスプレイ5
に表示される(S2)。この状態で、キー入力が有るか
否か判断され(S3)、キー入力が有るまでその判断を
繰り返し(S3:NO)、キー入力があれば(S3:Y
ES)、それがファイルキーの入力か否か判断される
(S4)。
【0019】ファイルキーの入力ならば(S4:YE
S)、ファイル選択肢表示処理(図6を参照)に移行
し、ファイルキーでなければ(S4:NO)、選択キー
の入力か否か判断される(S6)。選択キーの入力なら
ば(S6:YES)、ファイル選択処理(図7を参照)
に移行する(S7)。選択キーの入力でなければ(S
6:NO)、次にカーソル移動キーの入力か否か判断さ
れる(S8)。カーソル移動キーならば(S8:YE
S)、表示切替処理(図8を参照)に移行する(S
9)。カーソル移動キーでなければ(S8:NO)、印
字キーの入力か否か判断され(S10)、印字キーなら
ば(S10:YES)、印字処理(図9を参照)に移行
し(S11)、それ以外のキー入力ならば(S10:N
O)、そのキーに応じた処理がなされる。
【0020】図6はファイル選択肢表示処理制御のルー
チンを示し、図10はそのファイル選択肢の切替え方法
を示す図である。図10の如く、編集モードのディスプ
レイ5上の入力状態(S51)において、ファイルキー
の入力により、ファイル選択肢表示状態となる(S5
2)。ファイル選択肢には、「登録」、「呼出」、「消
去」の3つがあり、これらの選択肢をカーソル移動キー
により切替える(S53、S54)。従って、ファイル
選択肢表示処理の制御のルーチンでは、図6の如く、ま
ず、ディスプレイ5の画面が編集画面か否か判断する
為、編集用フラグHFがセット(セット状態で「1」)
されているか否か判断する(S13)。編集用フラグH
Fがセットされていれば(S13:YES)、編集用フ
ラグHFをクリアし、選択肢表示フラグSFをセットし
た後(S14)、図10の如きファイル選択肢を表示し
(S15)、次のキー入力を待つ(S3)。
【0021】編集用フラグHFがセットされていなけれ
ば(S13:NO)、例えば図11,12に示すような
ファイル選択中やファイル内容確認中のいわゆるファイ
ル検索中にファイルキーが押されたことになるので、こ
の場合、ブザーを鳴動し(S16)、新たなキー入力を
待つ(S3)。
【0022】図7はファイル選択処理制御のルーチンを
示す図であり、選択キーの入力により、図11〜図13
に示すような、ファイル名表示、ファイル文書確認表
示、及び編集モードへの切替が行われる。そこで、図7
に示すファイル選択処理を説明する前に、図11〜図1
3に示す表示切替方法について説明する。
【0023】図11はファイル呼出対象ファイルの切替
え方法を示す図である。ファイル選択肢のうちのファイ
ル呼出選択肢の表示状態において(S55)、選択キー
を入力することにより、ファイル名表示状態となり、既
に登録済みのファイル名が表示される(S56)。この
ファイル名表示は、カーソル移動キーの操作により切替
えられる(S57、S58)。図12はファイルの中の
文書データの確認方法を示した図であり、ファイル名表
示状態において(S59)、選択キーを入力すると、フ
ァイル中の文書データ確認状態となり(S60)、この
状態からカーソル移動キーの操作によって、ディスプレ
イ5上の表示文字列を1文字分づつシフトさせて表示す
ることになる(S61、S62)。図13はファイルを
編集用バッファ41に書き込み、編集モードとする方法
を示した図であり、ファイル内の文書確認状態において
(S63)、選択キーを入力することによって、編集用
バッファ41内のデータがクリアされ、これに代わり、
ディスプレイ上の表示文書に対応する文書データがファ
イルメモリ42から編集用バッファ41に書き込まれ、
編集用バッファ41内の文字がディスプレイ上に表示さ
れ、編集モードになる(S64)。
【0024】これら図11から図13に示すファイル処
理状態で、選択キーの入力によりディスプレイ上の表示
状態が切り替わる。よって、図7に示すファイル選択処
理制御ルーチンでは、以下の如き制御が行われる。尚、
図11〜図13においては、ファイル呼出に関してのみ
記述しているが、ファイル登録、ファイル消去について
も同様である。
【0025】ファイル選択処理制御ルーチンでは、ファ
イル処理中に、選択キーが入力されれば、図7の如く、
まず、選択肢表示フラグSFがセット(セット状態で
「1」)されているか否か判断され(S17)、選択肢
表示フラグがセットされているときは(S17:YE
S)、選択肢表示中に選択キーが操作されたことになる
ので、ファイル検索用バッファ43の内容をクリアし
(S18)、複数のファイルの内、先頭のファイルの文
書内容をファイル検索用バッファ43に書き込む(S1
9)。そして、選択肢表示フラグSFをクリアし、ファ
イル名表示フラグMFをセットし(S20)、検索用バ
ッファ43に書き込んだファイルのファイル名を表示し
(S21)、次のキー入力を待つ(S3)。この状態を
図11のS56に示す。
【0026】選択キー入力時に、選択肢表示フラグSF
がセットされていないと判断されたときは(S17:N
O)、ファイル名表示画面かどうか判断させるため、フ
ァイル名表示フラグMFがセット(セット状態で
「1」)されているか否か判断される(S22)。ファ
イル名表示フラグMFがセットされているときは(S2
2:YES)、ファイル名表示中に選択キーが入力され
たことになるので、ファイル名表示フラグMFをクリア
し、ファイル文書確認フラグKFをセットして(S2
3)、文書データを表示し(S24)、次にキー入力を
待つ(S3)。この状態を、図12のS60に示す。
【0027】選択キー入力時に、ファイル名表示フラグ
MFがセットされていないと判断されたときは(S2
2:NO)、ファイル文書確認画面で選択キーが入力さ
れたかどうか判断させるため、ファイル文書確認フラグ
KFがセット(セット状態で「1」)されているか否か
判断する(S25)。ファイル文書確認フラグKFがセ
ットされているときは(S25:YES)、ファイル文
書確認画面で選択キーが入力されたことになるので、編
集用フラグHFをセットし、ファイル文書確認フラグK
Fをクリアし(S26)、編集用バッファ41内の記憶
文書をクリアし(S27)、表示中のファイルの文書を
ファイルメモリ42から編集用バッファ41に書き込む
(S28)。そして、その文書データを編集用バッファ
41からディスプレイ5上に表示させ(S29)、次の
キー入力を待つ(S3)。この状態を図13のS64に
示す。S25でファイル文書確認フラグKFがセットさ
れていないときは(S25:NO)、編集用画面表示時
に選択キーが入力されたことになるので、その他の処理
を行う。
【0028】図8は表示切替処理制御のルーチンを示す
図である。この図に基いて表示切替処理を説明すると、
このルーチンでは、まず選択肢表示画面かどうか判断さ
せるため、選択肢表示フラグSFがセットされているか
否か判断し(S31)、セットされているときは(S3
1:YES)、選択肢表示状態でカーソル移動キーが入
力されたことになるので、図10のS52からS53に
移行する如く、次の選択肢を表示し(S32)、次のキ
ー入力を待つ(S3)。選択肢表示フラグSFがセット
されていないときは(S31:NO)、ファイル名表示
フラグMFがセットされているか否か判断し(S3
3)、セットされているときは(S33:YES)、フ
ァイル名表示画面でカーソル移動キーが入力されたこと
になるので、ファイル検索用バッファをクリアし(S3
4)、ファイルメモリ42内の次の文書を検索用バッフ
ァ43に書き込む(S35)。そして、そのファイル名
をディスプレイに表示する(S36)。この状態を図1
1のS56,57,58に示す。
【0029】ファイル名表示フラグMFがセットされて
いないときは(S33:NO)、ファイル文書確認フラ
グKFがセットされているか否か判断し(S37)、セ
ットされているときは(S37:YES)、ファイル文
書確認画面でカーソル移動キーが入力されたことになる
ので、表示文字列を1文字分シフトさせる処理を行う
(S38)。この処理状態を図12のS60,61,6
2に示す。ファイル文書確認フラグKFがセットされて
いなければ(S37:NO)、編集用画面でカーソル移
動キーが入力されたことになるので、その他の処理を行
う。
【0030】図9は印字処理制御のルーチンを示す図で
ある。この図に基いて印字処理を説明すると、このルー
チンでは、まず、編集用フラグHFがセットされている
か否か判断され(S40)、セットされていれば(S4
0:YES)、編集画面で印字キーが入力されたことに
なるので、編集画面上のデータを印字することになる。
その処理は、まず、編集用バッファ41の文書データを
印字する為の印字用ドットパターンデータを印字バッフ
ァ44に展開するドットパターンデータ作成処理を実行
し、印字バッファ44から読出したドットパターンデー
タを印字機構4に出力して印字処理を実行し(S4
1)、印字処理を終了後、次のキー入力を待つ(S
3)。
【0031】編集用フラグHFがセットされていなけれ
ば(S40:NO)、ファイル名表示フラグMFがセッ
トされているか否か判断され(S42)、セットされて
いれば(S42:YES)、ファイル名表示中に印字キ
ーが入力されたことになるので、ファイル検索用バッフ
ァ43の文書データを印字する為の印字用ドットパター
ンデータを印字バッファ44に展開するドットパターン
データ作成処理が実行され、印字バッファ44から読出
したドットパターンデータを印字機構4に出力して印字
処理が実行され(S43)、印字処理を終了後、次のキ
ー入力を待つ(S3)。この印字処理終了後でも、ファ
イル名表示画面であるので、この状態からカーソル移動
キーを入力して次のファイル名を表示させ、印字キーを
操作すれば(S10:YES)、再び、表示中のファイ
ル名の内容が印字される。
【0032】ファイル名表示フラグMFがセットされて
いないならば(S42:NO)、ファイル文書確認フラ
グKFがセットされているか否か判断され(S44)、
セットされていれば(S44:YES)、ファイル文書
確認中に印字キーが入力されたことになるので、上記と
同様に、ファイル検索用バッファ43の文書内容を印字
する(S43)。そして、印字処理を終了後、次のキー
入力を待つ(S3)。ファイル文書確認フラグKFもセ
ットされていなければ(S44:NO)、例えば、図1
0に示すファイル選択肢表示中のように、ファイルを特
定できないので、この場合は、ブザーを鳴動してエラー
処理を行う(S45)。
【0033】このように、印字処理において、ファイル
検索中、すなわち、ファイル名表示中やファイル文書確
認中に、印字キーの入力により、検索用バッファ43内
の文書を直接印字するため、編集用バッファ41の内容
が消去されることがなくなる。また、ファイル検索中で
も、印字キーの入力により、ファイルの内容を印字でき
るので、複数個のファイルを連続して印字する場合、い
ちいちファイル読み出し操作を完了してから印字を行う
必要がなくなり、ファイルを検索しながら印字が実行で
き、その操作が少なくて済む。
【0034】尚、上記実施例では、検索用バッファを設
けて、これにファイルの内容を書き込んだが、検索用バ
ッファを設けることなく、直接ファイルメモリ内のファ
イルの内容を書き込む構成としてもよい。更に、検索用
バッファを設けた場合、上記実施例では、1つのファイ
ル内容のみを検索用バッファに書き込んでいたが、これ
に限らず複数個のファイル内容を書き込み可能に構成し
てもよい。そうすれば、1回の印字キー操作で、複数個
の検索用バッファ内の複数個のファイル内容を印字で
き、その操作が更に簡単になる。
【0035】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1に係るテ
ープ印字装置によると、ファイルメモリ内のファイルの
内容を編集用バッファからでなく、直接ファイルメモリ
から読み出しているから、ファイル読み出し時に編集用
バッファの内容が消去されることなく、また、ファイル
検索時においても、印字キーの入力により、ファイルの
内容を印字できるので、複数個のファイルを連続して印
字する場合、いちいちファイル呼び出し操作を完了して
から印字を行う必要がなくなり、ファイルを検索しなが
ら印字が実行でき、その操作が少なくて済む。
【0036】さらに、請求項2に係るテープ印字装置に
よると、編集用バッファとは別に設けられた検索用バッ
ファに複数個のファイル内容を書き込み可能に構成して
いるから、1回の印字キー操作で、複数個のファイル内
容を印字でき、その操作が更に簡単になるといった優れ
た効果が期待できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の請求項1,2に対応する機能ブロック
図である。
【図2】本実施例に係るテープ印字装置の全体構成を示
す平面図である。
【図3】印字機構の平面図である。
【図4】テープ印字装置の制御系のブロック図である。
【図5】テープ印字制御のルーチンの概略フローチャー
トである。
【図6】ファイル選択肢表示処理制御のルーチンの概略
フローチャートである。
【図7】ファイル選択処理制御のルーチンの概略フロー
チャートである。
【図8】表示切替処理制御のルーチンの概略フローチャ
ートである。
【図9】印字処理制御のルーチンの概略フローチャート
である。
【図10】ファイル選択肢切替え方法を示す図である。
【図11】ファイル呼出対象ファイルの切替え方法を示
す図である。
【図12】ファイルの中の文書データの確認方法を示す
図である。
【図13】ファイルを編集用バッファに書き込み編集モ
ードとする方法を示す図である。
【符号の説明】
1 テープ印字装置 2 本体フレーム 3 キーボード 4 印字機構 5 ディスプレイ 6 テープ収納カセット 7 印字用テープ 8 テープスプール 9 インクリボン 10 リボン供給スプール 11 巻取りスプール 12 両面テープ 13 供給スプール 14 接合ローラ 15 サーマルヘッド 16 プラテンローラ 17 送りローラ 41 編集用バッファ 42 ファイルメモリ 43 検索用バッファ 44 印字バッファ 45 フラグメモリ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B41J 21/00 B41J 3/36 B41J 5/30 G06F 3/12

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 文字や記号のデータ及び種々の指令を入
    力する為の入力手段と、入力中や編集中の文書のデータ
    を記憶する編集用バッファと、編集用バッファに記憶さ
    れた文書を表示する表示手段と、文字や記号を印字媒体
    としてのテープに印字する印字手段とを備えたテープ印
    字装置において、 前記編集用バッファに記憶された文書のデータと、それ
    に付随させて入力された印字フォーマットデータとから
    なるファイルを複数記憶するファイルメモリと、 前記ファイルメモリ内の複数のファイルから少なくとも
    1つのファイルを選択し又は選択したファイルの文書を
    確認するファイル検索中に、入力手段から印字指令が入
    力されたとき、前記検索中のファイルのデータをファイ
    ルメモリから直接読み出して印字手段に印字させる印字
    用読出し手段と、 を備えたことを特徴とするテープ印字装置。
  2. 【請求項2】 前記印字用読出し手段は、前記ファイル
    メモリから読み出される複数のファイルのデータを記憶
    可能な検索用バッファを備えたことを特徴とする請求項
    1に記載のテープ印字装置。
JP04275067A 1992-09-19 1992-09-19 テープ印字装置 Expired - Lifetime JP3123577B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP04275067A JP3123577B2 (ja) 1992-09-19 1992-09-19 テープ印字装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP04275067A JP3123577B2 (ja) 1992-09-19 1992-09-19 テープ印字装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0699637A JPH0699637A (ja) 1994-04-12
JP3123577B2 true JP3123577B2 (ja) 2001-01-15

Family

ID=17550382

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP04275067A Expired - Lifetime JP3123577B2 (ja) 1992-09-19 1992-09-19 テープ印字装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3123577B2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0699637A (ja) 1994-04-12

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3111442B2 (ja) 文書処理装置
JPH05305730A (ja) テープ印字装置
JP2629516B2 (ja) テープ印字装置
JP3094658B2 (ja) テープ印字装置
JP3258486B2 (ja) テープ印刷装置
JP3224699B2 (ja) テープ印字装置
JP2621726B2 (ja) テープ印字装置
JP3377277B2 (ja) 文書処理装置
JP3123577B2 (ja) テープ印字装置
JP3280073B2 (ja) 文書処理装置
JPH07214860A (ja) 文書処理装置
JPH08106370A (ja) 文書処理装置
JP3273094B2 (ja) 文書処理装置
JP2560958B2 (ja) テープ印字装置
JPH0761724B2 (ja) 印字装置
JP3189925B2 (ja) テープ印刷装置
JP2998817B2 (ja) バーコード印刷装置
JPH07276715A (ja) 任意行数のブロックを複数印字可能なテープ印字装置
JPH06110891A (ja) 文書作成装置
JPH08314924A (ja) 文書処理装置
JPH0872321A (ja) テープ状ラベル作成装置
JP3168744B2 (ja) 印字装置
JP2874544B2 (ja) テープ印刷装置
JP2861567B2 (ja) テープ印字装置
JP3053137B2 (ja) 文書処理装置

Legal Events

Date Code Title Description
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20071027

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081027

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091027

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091027

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101027

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101027

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111027

Year of fee payment: 11

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111027

Year of fee payment: 11

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121027

Year of fee payment: 12

EXPY Cancellation because of completion of term