JPH0529987Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0529987Y2 JPH0529987Y2 JP6252188U JP6252188U JPH0529987Y2 JP H0529987 Y2 JPH0529987 Y2 JP H0529987Y2 JP 6252188 U JP6252188 U JP 6252188U JP 6252188 U JP6252188 U JP 6252188U JP H0529987 Y2 JPH0529987 Y2 JP H0529987Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- spoiler
- mounting
- mounting plate
- support member
- outer panel
- Prior art date
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- Expired - Lifetime
Links
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 5
- 230000008602 contraction Effects 0.000 description 4
- 229920003002 synthetic resin Polymers 0.000 description 4
- 239000000057 synthetic resin Substances 0.000 description 4
- 229920005989 resin Polymers 0.000 description 1
- 239000011347 resin Substances 0.000 description 1
- 125000006850 spacer group Chemical group 0.000 description 1
Landscapes
- Connection Of Plates (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
この考案は、例えば、車体後部のトランクリツ
ドアウタパネル上にリヤスポイラを取付けるよう
な自動車のスポイラ取付構造に関する。
ドアウタパネル上にリヤスポイラを取付けるよう
な自動車のスポイラ取付構造に関する。
(従来技術)
従来、上述例の自動車のスポイラ取付構造とし
ては、例えば実開昭60−138884号公報に記載の取
付構造がある。
ては、例えば実開昭60−138884号公報に記載の取
付構造がある。
すなわち、リツドアウタパネルとリツドインナ
パネルとで閉断面を形成したトランクリツドを設
け、このトランクリツドの上述のリツドアウタパ
ネル外面にL字状のブラケツトを固定する一方、
合成樹脂製のリヤスポイラの端部下面に取付片を
一体形成し、この取付片を上述のブラケツトに締
結部材で取付けるように構成した自動車のスポイ
ラ取付構造である。
パネルとで閉断面を形成したトランクリツドを設
け、このトランクリツドの上述のリツドアウタパ
ネル外面にL字状のブラケツトを固定する一方、
合成樹脂製のリヤスポイラの端部下面に取付片を
一体形成し、この取付片を上述のブラケツトに締
結部材で取付けるように構成した自動車のスポイ
ラ取付構造である。
しかし、上述の従来構造においては、リツドア
ウタパネル外面にL字状のブラケツドが固定され
ている関係上、このブラケツトとリヤスポイラの
取付片とのそれぞれの取付孔に取付け位置精度の
誤差が生じた際には、リヤスポイラの取付けが困
難となるうえ、合成樹脂製のリヤスポイラの熱変
形による伸縮を吸収することができない問題点を
有していた。
ウタパネル外面にL字状のブラケツドが固定され
ている関係上、このブラケツトとリヤスポイラの
取付片とのそれぞれの取付孔に取付け位置精度の
誤差が生じた際には、リヤスポイラの取付けが困
難となるうえ、合成樹脂製のリヤスポイラの熱変
形による伸縮を吸収することができない問題点を
有していた。
(考案の目的)
この考案は、取付位置精度の多少の誤差が生じ
ても、スポイラを車体外板にがたつきなく確実に
取付けることができると共に、スポイラの熱変形
による伸縮を吸収することができる自動車のスポ
イラ取付構造の提供を目的とする。
ても、スポイラを車体外板にがたつきなく確実に
取付けることができると共に、スポイラの熱変形
による伸縮を吸収することができる自動車のスポ
イラ取付構造の提供を目的とする。
(考案の構成)
この考案は、車体外板上面に支持部材を固定す
る一方、スポイラの端部裏面に締結部材により締
結される取付部を備えた取付プレートを設け、上
記取付けプレートを上記支持部材に対して上記ス
ポイラへの締付け方向に摺動可能に支持させた自
動車のスポイラ取付構造であることを特徴とす
る。
る一方、スポイラの端部裏面に締結部材により締
結される取付部を備えた取付プレートを設け、上
記取付けプレートを上記支持部材に対して上記ス
ポイラへの締付け方向に摺動可能に支持させた自
動車のスポイラ取付構造であることを特徴とす
る。
(考案の効果)
この考案によれば、上述の車体外板上面に固定
した支持部材に対して取付プレートをスポイラ締
付け方向に摺動可能に支持させたので、この取付
プレートとスポイラの端部裏面との間に取付位置
精度の多少の誤差がある場合においても、上述の
締結部材によりスポイラ端部裏面と取付プレート
の取付部とをがたつきのない状態に確実に取付け
ることができる効果がある。
した支持部材に対して取付プレートをスポイラ締
付け方向に摺動可能に支持させたので、この取付
プレートとスポイラの端部裏面との間に取付位置
精度の多少の誤差がある場合においても、上述の
締結部材によりスポイラ端部裏面と取付プレート
の取付部とをがたつきのない状態に確実に取付け
ることができる効果がある。
加えて、上述のスポイラが熱変形により伸縮し
た場合においてもこの伸縮を摺動可能な取付プレ
ートにより良好に吸収することができる効果があ
る。
た場合においてもこの伸縮を摺動可能な取付プレ
ートにより良好に吸収することができる効果があ
る。
(実施例)
この考案の一実施例を以下図面に基づいて詳述
する。
する。
図面は自動車のスポイラ取付構造を示し、第1
図、,第2図において、左右のリヤフエンダパネ
ル1,1間には、リツドアウタパネル2とリツド
インナパネル3とで閉断面4を形成したトランク
リツド5を配設している。
図、,第2図において、左右のリヤフエンダパネ
ル1,1間には、リツドアウタパネル2とリツド
インナパネル3とで閉断面4を形成したトランク
リツド5を配設している。
上述のリツドアウタパネル2の上面に取付けた
合成樹脂製のリヤセンタスポイラ6と、上述の左
右のリヤフエンダパネル1の上面に取付けた合成
樹脂製のリヤサイドスポイラ7,7とで三分割構
造のリヤスポイラ8を構成している。
合成樹脂製のリヤセンタスポイラ6と、上述の左
右のリヤフエンダパネル1の上面に取付けた合成
樹脂製のリヤサイドスポイラ7,7とで三分割構
造のリヤスポイラ8を構成している。
上述のリツドアウタパネル2におけるリヤセン
タスポイラ6端部の取付片6aと対応する位置に
は支持部材9を固定している。
タスポイラ6端部の取付片6aと対応する位置に
は支持部材9を固定している。
この支持部材9は、第3図,第4図に示す如
く、下面にスライド溝10を有する偏平な門形部
11と、この門形部11の両端に一体形成したフ
ランジ部12,13とを有し、一方のフランジ部
12にはスクリユ14を嵌挿する孔15を穿設
し、他方のフランジ部13下面にはクリツプ16
を一体形成している。
く、下面にスライド溝10を有する偏平な門形部
11と、この門形部11の両端に一体形成したフ
ランジ部12,13とを有し、一方のフランジ部
12にはスクリユ14を嵌挿する孔15を穿設
し、他方のフランジ部13下面にはクリツプ16
を一体形成している。
この支持部材9は、上述のクリツプ16をリツ
ドアウタパネル2の取付孔2aに圧入した後、フ
ランジ部12の孔15に嵌挿するスクリユ14
で、リツドアウタパネル2上面に取付けている。
ドアウタパネル2の取付孔2aに圧入した後、フ
ランジ部12の孔15に嵌挿するスクリユ14
で、リツドアウタパネル2上面に取付けている。
一方、前述のリヤセンタスポイラ6端部の取付
片裏面6bにスクリユ17により締結される取付
部18aおよびネジ孔18bを備えたL字状の取
付プレート18を設け、この取付プレート18を
上述の支持部材9のスライド溝10に挿入して、
この取付プレート18を該支持部材9に対してリ
ヤセンタスポイラ6への締付け方向に摺動可能に
支持させている。
片裏面6bにスクリユ17により締結される取付
部18aおよびネジ孔18bを備えたL字状の取
付プレート18を設け、この取付プレート18を
上述の支持部材9のスライド溝10に挿入して、
この取付プレート18を該支持部材9に対してリ
ヤセンタスポイラ6への締付け方向に摺動可能に
支持させている。
図示実施例は上記の如く構成するものにして、
以下作用を説明する。
以下作用を説明する。
上述のリヤセンタスポイラ6を取付けるには、
取付プレート18における取付部18aの外方に
リヤセンタスポイラ6端部の取付片6aを配置
し、外方からスクリユ17をネジ孔18bに締結
する。この時、上述の取付プレート18とリヤセ
ンタスポイラ6の取付片6aとの間に取付位置精
度の多少の誤差がある場合においても、該取付プ
レート18は摺動可能な構造であるから、上述の
スクリユ17によりリヤセンタスポイラ6の取付
片6aと取付プレート18の取付部18aとをが
たつきのない状態に確実に取付けることができる
効果がある。
取付プレート18における取付部18aの外方に
リヤセンタスポイラ6端部の取付片6aを配置
し、外方からスクリユ17をネジ孔18bに締結
する。この時、上述の取付プレート18とリヤセ
ンタスポイラ6の取付片6aとの間に取付位置精
度の多少の誤差がある場合においても、該取付プ
レート18は摺動可能な構造であるから、上述の
スクリユ17によりリヤセンタスポイラ6の取付
片6aと取付プレート18の取付部18aとをが
たつきのない状態に確実に取付けることができる
効果がある。
加えて、上述のリヤセンタスポイラ6が熱変形
により伸縮した場合においても、この伸縮をスラ
イド溝10に沿つて摺動可能な取付プレート18
で良好に吸収することができる効果がある。
により伸縮した場合においても、この伸縮をスラ
イド溝10に沿つて摺動可能な取付プレート18
で良好に吸収することができる効果がある。
第5図,第6図はスポイラ取付構造の他の実施
例を示し、リツドアウタパネル2の取付孔2a
に、複数の可撓係止片19a…と上端フランジ部
19bとを備えた樹脂製のクリツプ19を圧入し
て、上述の複数の可撓係止片19a…と上端フラ
ンジ部19bとの間にリツドアウタパネル2を挟
持した状態で、該クリツプ19を固定する一方、
前述のリヤセンタスポイラ6端部の取付片裏面6
bにスクリユ17により締結される取付部20a
およびネジ孔20bを備えたL字状の取付プレー
ト20を設け、この取付プレート20に円孔21
と長孔22とを連通させた互に平行な2つの摺動
ガイド孔23,23を穿設している。
例を示し、リツドアウタパネル2の取付孔2a
に、複数の可撓係止片19a…と上端フランジ部
19bとを備えた樹脂製のクリツプ19を圧入し
て、上述の複数の可撓係止片19a…と上端フラ
ンジ部19bとの間にリツドアウタパネル2を挟
持した状態で、該クリツプ19を固定する一方、
前述のリヤセンタスポイラ6端部の取付片裏面6
bにスクリユ17により締結される取付部20a
およびネジ孔20bを備えたL字状の取付プレー
ト20を設け、この取付プレート20に円孔21
と長孔22とを連通させた互に平行な2つの摺動
ガイド孔23,23を穿設している。
また、上述の取付プレート20の両端下部に
は、クリツプ19の上端フランジ部19bの高さ
と略等しい高さhのスペーサ24,24を一体形
成し、リツドアウタパネル2上面と取付プレート
20下面との間にスライド空間25を形成する。
は、クリツプ19の上端フランジ部19bの高さ
と略等しい高さhのスペーサ24,24を一体形
成し、リツドアウタパネル2上面と取付プレート
20下面との間にスライド空間25を形成する。
そして、上述の取付プレート20を2つのクリ
ツプ19,19と、これら各クリツプ19,19
内に圧入係止するクリツプピン26,26との両
者により構成した支持部材27,27に対して前
述のリヤセンタスポイラ6への締付け方向に摺動
可能に支持させている。
ツプ19,19と、これら各クリツプ19,19
内に圧入係止するクリツプピン26,26との両
者により構成した支持部材27,27に対して前
述のリヤセンタスポイラ6への締付け方向に摺動
可能に支持させている。
このように構成しても、先の実施例とほぼ同様
の作用・効果を奏するので、第5図,第6図にお
いて前図と同一の部分には同一番号および同一符
号を付して、その詳しい説明を省略する。
の作用・効果を奏するので、第5図,第6図にお
いて前図と同一の部分には同一番号および同一符
号を付して、その詳しい説明を省略する。
この考案の構成と上述の実施例との対応におい
て、 この考案の車体外板は実施例のリツドアウタパ
ネル2に対応し、 以下同様に、 スポイラは、リヤセンタスポイラ6に対応し、
端部裏面は取付片裏面6bに対応し、 締結部材は、スクリユ17に対応し、 支持部材は、第1実施例の支持部材9および第
2実施例の支持部材27に対応するも、 この考案は、上述の実施例の構成のみに限定さ
れるものではない。
て、 この考案の車体外板は実施例のリツドアウタパ
ネル2に対応し、 以下同様に、 スポイラは、リヤセンタスポイラ6に対応し、
端部裏面は取付片裏面6bに対応し、 締結部材は、スクリユ17に対応し、 支持部材は、第1実施例の支持部材9および第
2実施例の支持部材27に対応するも、 この考案は、上述の実施例の構成のみに限定さ
れるものではない。
図面はこの考案の一実施例を示し、第1図は自
動車のスポイラ取付構造を示す斜視図、第2図は
第1図のA−A線に沿う要部の拡大断面図、第3
図は第2図のB−B線に沿う部分断面図、第4図
は支持部材と取付プレートの分解斜視図、第5図
はスポイラ取付構造の他の実施例を示す断面図、
第6図は取付プレートの斜視図である。 2……リツドアウタパネル、6……リヤセンタ
スポイラ、6b……取付片裏面、9……支持部
材、17……スリユ、18……取付プレート、1
8a……取付部、20……取付レート、20a…
…取付部、27……支持部材。
動車のスポイラ取付構造を示す斜視図、第2図は
第1図のA−A線に沿う要部の拡大断面図、第3
図は第2図のB−B線に沿う部分断面図、第4図
は支持部材と取付プレートの分解斜視図、第5図
はスポイラ取付構造の他の実施例を示す断面図、
第6図は取付プレートの斜視図である。 2……リツドアウタパネル、6……リヤセンタ
スポイラ、6b……取付片裏面、9……支持部
材、17……スリユ、18……取付プレート、1
8a……取付部、20……取付レート、20a…
…取付部、27……支持部材。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 車体外板上面に支持部材を固定する一方、スポ
イラの端部裏面に締結部材により締結される取付
部を備えた取付プレートを設け、上記取付けプレ
ートを上記支持部材に対して上記スポイラへの締
付け方向に摺動可能に支持させた 自動車のスポイラ取付構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6252188U JPH0529987Y2 (ja) | 1988-05-12 | 1988-05-12 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6252188U JPH0529987Y2 (ja) | 1988-05-12 | 1988-05-12 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01170081U JPH01170081U (ja) | 1989-11-30 |
JPH0529987Y2 true JPH0529987Y2 (ja) | 1993-07-30 |
Family
ID=31288126
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6252188U Expired - Lifetime JPH0529987Y2 (ja) | 1988-05-12 | 1988-05-12 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0529987Y2 (ja) |
-
1988
- 1988-05-12 JP JP6252188U patent/JPH0529987Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH01170081U (ja) | 1989-11-30 |
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