JPS5871225A - インストルメントパネルの支持装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は自動車のインストルメントパネルの支持装置に
関する。

自動車の単室に、計器類を配備したインストルメントパ
ネルを取付ける場合、従来は第１図、第２図に示すよう
にしていた。

インストルメントパネル本体１は合成樹脂などによる一
体成型品であって、内部に鉄板による補強メンバ２が取
付けてあシ、補強メンバ２の両側部において、車体フロ
ントパネル３の一部に固設したブラケット４にボルト５
で締付けられる。

そして、インストルメントパネル本体１のほぼ中央部に
おいて、ステー６によシ車体フロアパネル７にボルト５
で締結され、上下方向及び前後方向へのインストルメン
トパネル本体１の振動を抑えていた。

ところが、従来のステー６は、図示のように、同一幅の
細長い鉄板の両端を、前後方向に折曲して支持部８Ａ、
８Ｂｔ形成し、この支持部８Ａ。

８Ｂにそれぞれ設けたボルト穴９にボルト５を挿通して
固定するものであって、車体の前後方向（ＡＡ方向）に
対してステー６が折曲しやすく、このためインストルメ
ントパネル本体１の前後方向の振動については、これを
十分に抑制できず、配備した計器類が振動による悪影響
全受けやすいという問題があった。

本発明はこのような問題を解決するために提案されたも
のである。

本発明は、車体の前後方向に延びた支持脚をもつステー
で、インストルメントパネル本体のほぼ中央部を支持す
るようにしたもので、前後振動に対して高い剛性を発揮
してその振動を抑制するようになっている。

以下、本発明の実施例を図面にもとづいて説明する。

第３図、第４図は実施例を示すが、第１図、第２図と実
質的に同一の部分については同符号を付すことにする。

インストルメントパネル本体１のほぼ中央下部を支持す
るステー１１は、下方が前後に拡大する概略台形の形状
をした鉄板などで形成され、車体の前後方向（Ａ−Ａ方
向）と板面１１ａとが平行となるように配設される。ス
テー１１の下部には２つの支持脚部１２Ａ、１２Ｂが、
また上部には取付部１３が、それぞれ車体左右方向（Ｂ
Ｂ方向）へ折曲して形成される。

そして、支持脚部１２Ａ、１２Ｂｆｌポルト５によシ車
体フロアパネル７に、また取付部１３は同じくボルト５
によシインストルメントパネル本体１の補強メンバ２に
締結される。

以上の結果、インストルメントパネル本体１に上下方向
の振動が加わったときは、ステー１１の上下方向の引張
、圧縮抗力で支持して、従来と同様に振動を抑制するし
、車体前後方向の振動が発生したときは、ステー１１の
前後方向に曲げ荷重が作用し、かつこれを前後に開いた
支持脚部１２Ａ。

１２Ｂの２個所で支持するので、前後振動に対してきわ
めて高い剛性を発揮し、インストルメントパネル本体１
の揺動を太幅に低減できる。

以上のように本発明によれば、インストルメントパネル
本体を車体の上下、前後方向からの振動に対して強固に
支持することができ、配備した計器類の安定性、信頼性
の向上に寄与する。

またステーの板面が車体前後方向とほぼ平行となるよう
に取付けられるためレッグスペースを狭めることがない
。

【図面の簡単な説明】

第１図は従来装置の斜視図、第２図は第１図の縦断面図
である。 第３ジ１は本発明の一実施例に係る斜視図、第４図は第
３図の縦断面図である。 １・・・インストルメントパネル本体、２・・・補強メ
ンバ、３・・・車体フロントハネル、７・・・車体フロ
アパネル、１１・・・ステー、１２Ａ、１２Ｂ・・・支
持脚部、１３・・・取付部。 特許出願人　日産自動車株式会社 ハ 第２図 第３図 第４図 ＝１１７

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 樹脂成型したインストルメントパネル本体が、その両側
   部で車体に取付けられた車両のインストルメントパネル
   において、インストルメントパネル本体の略中央下部に
   、車体前後方向に延びた支持脚部を介して車体フロアパ
   ネルに結合されたステイが取付けられたことを特徴とす
   るインストルメントパネルの支持装置。