JPH0356130Y2 - - Google Patents

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JPH0356130Y2
JPH0356130Y2 JP19579186U JP19579186U JPH0356130Y2 JP H0356130 Y2 JPH0356130 Y2 JP H0356130Y2 JP 19579186 U JP19579186 U JP 19579186U JP 19579186 U JP19579186 U JP 19579186U JP H0356130 Y2 JPH0356130 Y2 JP H0356130Y2
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JP
Japan
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retainer
clip
rib
bumper cover
mounting base
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JP19579186U
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JPS6398852U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は自動車のバンパカバーの補強構造に関
するものである。
[従来の技術] 自動車のバンパカバーとして軽量化のためにウ
レタン等によりなるバンパが用いられている。そ
して、この種のバンパにはその剛性強化のために
裏面にリブを突設し、これに補強用のリテーナを
固定したものがある(実開昭60−113249号)。
リテーナのリブへの固定手段としてはクリツプ
が用られている。第4図、および第5図はクリツ
プを用いた従来の固定構造を示すものである。ウ
レタンバンパカバー1の左右両端部の裏面側には
縦方向(上下方向)に複数条のリブ2が突設して
ある。一方、補強用リテーナ3は金属製で、U字
形の取付基部31の両側にフランジ32を備えた
断面形状を有しており、取付基部31には長手方
向に所定の間隔をおいて、頂部で開口する切欠き
33が形成してある。このリテーナ3は取付基部
31をリブ2に覆嵌することにより取付けられ
る。そして各切欠き33においてクリツプ4をリ
ブ2に両面から挟着することによりリテーナ3は
位置固定される。
[本考案が解決しようとする問題点] 上記従来構造では、リテーナ3の切欠き33の
幅は、クリツプ4の取付作業性からクリツプ4の
幅よりも大きくしてあり、従つて取付け後、リブ
2とリテーナ3間に長手方向にガタが生じるとい
う問題があつた。
また、リテーナ3は一般にバンパカバー1をバ
ンパに装着する際に取付けられており、取付けに
手間どるとともにクリツプ取付忘れが生じるおそ
れがあつた。
また、切欠き33のためにリテーナ3の剛性が
低下するという問題があつた。
そこで本考案は、リテーナ3にガタが生じるこ
となく、かつクリツプ4の取付忘れのおそれな
く、更にリテーナ3の剛性を低下させないバンパ
カバー補強構造を提供し、もつて従来の問題点を
解決することを目的とするものである。
[問題点を解決するための手段] 本考案は第1図ないし第3図に示すように、リ
テーナ3の断面U字型の取付基部31にはその相
対向する側面にクリツプ取付穴34を窓状に形成
し、取付基部31内に嵌挿したバンパカバー1の
リブ2に上記クリツプ取付穴34からクリツプ4
を挟着する構造としたことを特徴とする。
[作用効果] しかして本考案によれば、クリツプ4をリテー
ナ3のクリツプ取付穴34によりリテーナ3に予
め保持せしめておき、現場ではバンパカバー1の
リブ2をリテーナ3の取付基部31に押込むと同
時にクリツプ4をリブ2に挟着せしめることがで
きるから、取付作業性が改善されるとともにクリ
ツプ取付忘れが生じるおそれもない。
また、クリツプ4は予めリテーナ3に取付けら
れるので、リテーナのクリツプ取付穴34の幅を
クリツプ幅と合致させた大きさとしても正確にク
リツプ4を取付けることができ、従つてリテーナ
装着後にガタが生じることはない。
かつ、切欠きを設けた従来のリテーナに比し、
剛性および強度が高く維持される。
[実施例] 第1図ないし第3図は本考案の実施例を示すも
ので、ウレタンよりなるバンパカバー1の左右両
端部の裏面側には複数条のリブ2がバンパカバー
上下方向に形成してある。
リテーナ3は金属製で、上記リブ2に覆嵌すべ
き断面U字型の取付基部31と、基部31の両端
から延びるフランジ部32を備えている。基部3
1の両側面には長手方向に所定の間隔をおいて角
穴をなすクリツプ取付穴34が相対向して窓状に
形成してある。このクリツプ取付穴34の幅はこ
れにクリツプ4の挟着部41を取付けた時にガタ
を生じない幅としてある。
リテーナ3をリブ2に取付けるには、予めリテ
ーナ3を挟むようにして各クリツプ取付穴34に
クリツプ4を係着せしめておく。そして、クリツ
プ4と一体化されたリテーナ3の取付基部31に
リブ2を嵌込む。このとき取付穴34内のクリツ
プ4の挟着部41はそのバネ性により拡開され、
嵌込みと同時にリテーナ3はリブ2に対し位置固
定される。なお嵌込み時、クリツプ4の後端部を
押付けて挟着部41を拡開させることで嵌込みが
容易となる。このようにして各リブ2にそれぞれ
リテーナ3を取付ける。
しかして本考案によれば、クリツプ4を予めリ
テーナ3に取付けておくことができるので、クリ
ツプ取付忘れがなく、またクリツプ4はリテーナ
3に取付穴34で係着しているので運搬時等にお
いて脱落することもなく、かつリブ2への取付作
業も容易である。
しかもリテーナ装着後において、クリツプ4は
ガタなくリテーナ3の取付穴34に嵌合している
ので、リテーナ3はリブ2に対してずれが生じる
こともない。また、リテーナ3は切欠きにより断
面が欠如する従来のリテーナに比べ剛性、強度に
すぐれている。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第3図は本考案の実施例を示すも
ので、第1図はリブの1つにリテーナを取付けた
バンパカバーの端部裏面を示す図、第2図は第1
図の−線断面図、第3図はリテーナの要部斜
視図、第4図および第5図は従来例を示すもの
で、第4図はリブを有するバンパカバーの端部裏
面と、リブに取付けるリテーナおよびクリツプを
示す図、第5図はリテーナの要部斜視図である。 1……バンパカバー、2……リブ、3……リテ
ーナ、34……クリツプ取付穴、4……クリツ
プ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. バンパカバーの裏面にリブを突設し、断面U字
    形の取付基部を有するバンパカバー補強用リテー
    ナの該取付基部を上記リブに覆嵌してクリツプに
    よりリテーナの取付基部をリブに固定せしめてな
    るバンパカバーの補強構造において、リテーナの
    取付基部にはその両側面の対向位置にクリツプ取
    付穴を窓状に形成し、該クリツプ取付穴において
    クリツプをリブに挟着して、リテーナをリブに固
    定せしめたことを特徴とするバンパカバーの補強
    構造。
JP19579186U 1986-12-19 1986-12-19 Expired JPH0356130Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP19579186U JPH0356130Y2 (ja) 1986-12-19 1986-12-19

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP19579186U JPH0356130Y2 (ja) 1986-12-19 1986-12-19

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6398852U JPS6398852U (ja) 1988-06-27
JPH0356130Y2 true JPH0356130Y2 (ja) 1991-12-16

Family

ID=31154006

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JP19579186U Expired JPH0356130Y2 (ja) 1986-12-19 1986-12-19

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JP (1) JPH0356130Y2 (ja)

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JPS6398852U (ja) 1988-06-27

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