JPH0527297Y2 - - Google Patents

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JPH0527297Y2
JPH0527297Y2 JP7588488U JP7588488U JPH0527297Y2 JP H0527297 Y2 JPH0527297 Y2 JP H0527297Y2 JP 7588488 U JP7588488 U JP 7588488U JP 7588488 U JP7588488 U JP 7588488U JP H0527297 Y2 JPH0527297 Y2 JP H0527297Y2
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JP
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switch
seat
driver
parking brake
engine
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  • Auxiliary Drives, Propulsion Controls, And Safety Devices (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この考案は、フオークリフトにおいて運転者が
運転席を離席して荷役作業を行う時の安全装置に
関するものである。
[従来の技術] フオークリフトのエンジンは車両の走行のみな
らず荷役作業の駆動源として利用されており、オ
ペレータの作業は、車両の走行運転操作の他に荷
役作業操作が伴うため、オペレータが車両のキー
スイツチをONにしたまま運転席から離席する回
数が多く、また、エンジンを停止させることな
く、車両の走行のみを停止させ、オペレータが運
転席を離席し、車外から荷役操作用のレバーを操
作して荷役作業を行うケースもある。
この場合、オペレータが運転時に設けられた前
後進シフトレバーを中立に戻すことを忘れたり、
パーキングブレーキを作動させなかつたときは、
極めて危険な状態となる。
運転者離席時の安全装置として、運転席に着席
の有無を検出するシートスイツチを設け、オペレ
ータが運転席を離席したときには、自動的にエン
ジンを停止させるようにした安全装置が公知であ
り、また、駐車ブレーキがかかつていないときは
スタータモータの駆動が行われないようにするこ
とも提案されている。(実公昭62−41862号公報参
照) この種安全装置によれば、運転者が離席した時
に自動的にエンジンが停止するため安全であり、
燃料が無駄に消費されることが防止されるという
利点があり、エンジンを走行用の駆動源としての
み用いる車両の安全装置としては極めて有用であ
るが、搭載したエンジンを、車両の走行用と荷役
作業用の双方に利用するフオークリフト等の産業
車両に適用した場合には、エンジンを停止させる
ことなく車両の走行のみを停止させ、オペレータ
が運転席を離席して車外から荷役作業操作を行う
というケースには対処できないという問題点があ
る。
[この考案が解決しようとする課題] この考案は、上記問題点を解決することを課題
とするものであつて、前記した特殊作業条件下、
すなわち、エンジンを停止させることなく車両の
走行を停止させたまま、オペレータが運転席を離
席して、車外から油圧荷役レバーを操作しなけれ
ばならないケースにも対処できる安全装置を提供
しようとするものである。
[課題を解決するための手段] この考案は、上記課題解決の手段を提供するも
のであつて、フオークリフト等、搭載したエンジ
ンを車両の走行のみならず荷役作業の駆動源とし
て利用する産業車両において、運転席の前後進シ
フトレバーと連動し中立時ON、前後進時OFFと
なるニユートラルスイツチ2、パーキングブレー
キと連動し制動時ON、制動解除時OFFとなるパ
ーキングブレーキスイツチ3、および、運転席着
席の有無を検出し着席時ON、離席時OFFとなる
シートスツチ4を備え、前記ニユートラルスイツ
チ2はスタータリレー5の励磁回路5′に、シー
トスイツチ4はエンジンを起動・停止させるため
のシヤツトダウンリレー6の励磁回路6′に、パ
ーキングブレーキスイツチ3は前記両励磁回路
5′,6′を結ぶ短絡回路7′に夫々挿入してなる
ことを特徴とする離席時の安全装置を考案要旨と
するものである。
[実施例] 図において、1はイグニツシヨンスイツチ(キ
ースイツチ)であつて、通常用いられている形式
のものである。すなわち、1段目ON(エンジン
起動)のとき電源回路のB端子とエンジン起動回
路のIG端子とが接続し、2段目ON(始動操作時)
のとき前記B端子とIG端子およびスタータリレ
ー5の励磁回路5′のST端子が接続されるように
なつている。
2はニユートラルスイツチで前記スタータリレ
ー5の励磁回路5′中に挿入されており、前後進
シフトレバーと連動し、その操作に応じて中立時
ON、前後進時OFFとなるものである。
3はパーキングスイツチで、前記スタータリレ
ー5の励磁回路5′と後述するシヤツトダウンリ
レー6の励磁回路6′とを結ぶ短絡回路7′中に挿
入されており、パーキングブレーキと連動し、パ
ーキングブレーキを作動させたとき(制動時)
ON、作動させないとき(開放時)OFFとなるも
のである。
4はシートスイツチで、シヤツトダウンリレー
6の励磁回路6′中に挿入されており、オペレー
タが運転席に着席時ON、離席時OFFとなるもの
である。
5はスタータリレーで、励磁回路5′のコイル
が励磁されたとき接点5Aが閉じスタータ8を作
動させるものである。
6はシヤツトダウンリレーで、励磁回路6′の
コイルが励磁されたとき接点6Aが閉じエンジン
を起動し、無励磁となつたとき接点6Aを開きエ
ンジンを停止させるものである。
7は前記短絡回路7′中に挿入された逆流防止
用ダイオード、8はスタータ、9はバツテリであ
る。
[作用] この考案は上記の構成を有するので、オペレー
タが運転席を離席して荷役作業をするため、前後
進シフトレバーを中立に戻し、かつ、パーキング
ブレーキを作動させて離席したときは、離席によ
つてシトスイツチ4がOFFされても、ニユート
ラルスイツチ2およびパーキングブレーキスイツ
チ3がONしているため、シヤツトダウンリレー
6の励磁回路6′は遮断されず、エンジンは停止
することなく車両停止のまま荷役作業を行うこと
ができる。
一方、前後進シフトレバーを中立に戻すことな
く、又は、パーキングブレーキを作動させること
なく離席したとき、換言すれば、ニユートラルス
イツチ2又はパーキングブレーキスイツチ3の何
れかがOFFの状態で離席したときは、シートス
イツチ4がOFFすると同時にシヤツトダウンリ
レー6の励磁回路6′が遮断され、シヤツトダウ
ンリレー6のコイルは無励磁となりエンジンが停
止するので極めて安全である。
このようにエンジンが停止した状態から始動操
作をするときは、離席時においては、シートスイ
ツチ4がOFFであるから、ニユートラルスイツ
チ2およびパーキングブレーキスイツチ3が共に
ON、すなわち、前後進シフトレバーが中立でパ
ーキングブレーキを作動させたときのみシヤツト
ダウンリレー6のコイルが励磁されエンジン起動
が可能となる。したがつて、オペレータ離席のま
ま荷役作業を開始するためには、シフトレバーを
中立に戻しパーキングブレーキをかけた後でなけ
れば作動しないので、不用意に荷役作業を開始す
ることができず極めて安全である。
オペレータが運転席に着席すれば、シートスイ
ツチ4がONされるので、シヤツトダウンリレー
6のコイルが励磁されるから、パーキングブレー
キを作動させなくてもエンジンを起動させること
ができる。ただし、前後進シフトレバーを中立に
してニユートラルスイツチ2をONさせない限り
スタータリレー5が作動せずスタータ8は起動し
ない。
[効果] この考案によれば、実用新案登録請求の範囲記
載の構成を具えることにより、オペレータが離席
に際し、前後進シフトレバーを中立に戻し、かつ
パーキングブレーキを作動させたときは、エンジ
ンが停止することなく車両停止のまま荷役作業を
行うことができ、一方、前後進シフトレバーを中
立に戻すことなく、又は、パーキングブレーキを
作動させることなく離席したときは、エンジンが
停止停止するので極めて安全である。
また始動操作の際も、オペレータ離席時におい
ては、シフトレバーを中立に戻しパーキングブレ
ーキをかけた後でなければエンジンが起動しない
ので、不用意に荷役作業を開始することができず
極めて安全である。
【図面の簡単な説明】
図面は、この考案の構成を示す回路図である。 1……イグニツシヨンスイツチ、2……ニユー
トラルスイツチ、3……パーキングブレーキスイ
ツチ、4……シートスイツチ、5……スタータリ
レー、5′……スタータリレーの励磁回路、5A
……リレー5のA接点、6……シヤツトダウンリ
レー、6′……シヤツトダウンリレーの励磁回路、
6A……リレー6のA接点、7……ダイオード、
7′……短絡回路、8……スタータ、9……バツ
テリ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. フオークリフト等搭載したエンジンを車両の走
    行用のみならず荷役作業用の駆動源として利用す
    る産業車両において、運転席の前後進シフトレバ
    ーと連動して中立時ON、前後進時OFFとなるニ
    ユートラルスイツチ2、パーキングブレーキと連
    動して制動時ON、制動解除時OFFとなるパーキ
    ングブレーキスイツチ3、および、運転席着席の
    有無を検出し着席時ON、離席時OFFとなるシー
    トスツチ4を備え、前記ニユートラルスイツチ2
    はスタータリレー5の励磁回路5′に、シートス
    イツチ4はエンジンを起動・停止させるめのシヤ
    ツトダウンリレー6の励磁回路6′に、パーキン
    グブレーキスイツチ3は前記両励磁回路5′,
    6′を結ぶ短絡回路7′に夫々挿入してなることを
    特徴とする離席時の安全装置。
JP7588488U 1988-06-09 1988-06-09 Expired - Lifetime JPH0527297Y2 (ja)

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JP7588488U JPH0527297Y2 (ja) 1988-06-09 1988-06-09

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JP7588488U JPH0527297Y2 (ja) 1988-06-09 1988-06-09

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JPH01179031U JPH01179031U (ja) 1989-12-21
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JP3953382B2 (ja) 2002-08-06 2007-08-08 株式会社クボタ 作業機のエンジン自動停止解除構造

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