JPS6241862Y2 - - Google Patents

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JPS6241862Y2
JPS6241862Y2 JP13924983U JP13924983U JPS6241862Y2 JP S6241862 Y2 JPS6241862 Y2 JP S6241862Y2 JP 13924983 U JP13924983 U JP 13924983U JP 13924983 U JP13924983 U JP 13924983U JP S6241862 Y2 JPS6241862 Y2 JP S6241862Y2
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JP
Japan
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switch
driver
circuit
ignition
engine
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JP13924983U
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Description

【考案の詳細な説明】 技術分野 この考案は、車両用内燃機関の始動装置で、特
に機関始動時における車両の暴走等を防ぐ安全装
置(インヒビター機構)に関する。
背景並びに従来技術 一般に、フオークリフト等の産業車両用内燃機
関においては、機関が始動した時に車両が不意に
発進したり暴走しないように、インヒビター機構
により一定の条件下でのみ機関の始動が可能にな
つている。
従来のインヒビター機構としては、例えば第1
図に示すようなものがある(日産自動車(株)昭和56
年2月発行、サービス周報第434号第54頁参照)。
これは、まずバツテリ1に対してイグニツシヨ
ンコイル等の点火回路Aとスタータモータ2等の
始動回路Bとがイグニツシヨンスイツチ3を介し
て並列に回路接続される。
そして、上記始動回路Bにニユートラル(マイ
クロ)スイツチ4が介設されてインヒビター機構
が構成される。
つまり、上記ニユートラルスイツチ4は、図外
のシフトレバーにカム機構等を介して連動し、シ
フトレバーがニユートラル位置にある時にのみ
ONとなつて、上記始動回路Bを閉成するもので
ある。
従つて、機関の出力軸と車軸側とが連結状態に
ある、つまりシフトレバーがニユートラル位置以
外にある時は、上記ニユートラルスイツチ4が
OFFとなつて始動回路Bが開成されるため、イ
グニツシヨンスイツチ3をONにしてもスタータ
モータ2は回転せず、機関は始動しない。
換言すれば、当該状態時に機関が始動して車両
が不意に発進したり暴走するのが回避されるので
ある。
ところが、このような従来のインヒビター機構
にあつては、その条件設定にあたつて、シフトレ
バーに連動するニユートラルスイツチ4により、
シフトレバーのニユートラル位置のみを検出する
機構となつていたため、シフトレバーと変速機を
結ぶリンケージ機構の各部品の加工精度及び経時
変化による磨耗等により、シフトレバーの切換方
向にガタが生じた場合には、これと一体動するカ
ム機構とニユートラルスイツチ4との間に接触ズ
レが生じてニユートラルスイツチ4が誤作動しつ
まり、シフトレバーがニユートラル位置以外の時
でもニユートラルスイツチ4がONとなり、この
時イグニツシヨンスイツチ3を入れると機関が始
動してしまうという問題点があつた。特に、この
際運転者が乗車しない状態でイグニツシヨンスイ
ツチ3を入れた場合は車両が暴走してしまうので
ある。
また、いつたん機関が始動すると、運転者の有
無に関係なくイグニツシヨンスイツチ3を切る以
外は機関は停止しないので、機関始動のまま運転
者が降車した場合燃料を無駄に消費してしまうと
いう欠点もあつた。
考案の目的 この考案は、このような従来の問題点に着目し
てなされたもので、上述したニユートラルスイツ
チに加えて、もう一つ運転者の有無に応じて始動
を制御するスイツチング回路を追加して、二重安
全回路とすることにより、上記問題点を解決する
ことを目的とする。
考案の構成並びに作用 上記目的を達成するために、この考案ではバツ
テリにイグニツシヨンスイツチを介して並列に回
路接続された点火回路と始動回路のうち、始動回
路の方に、シフトレバーがニユートラル位置以外
の時に当該回路を開成するニユートラルスイツチ
を介設してなる車両用内燃機関の始動装置におい
て、運転席上の運転者の有無を検出する手段と、
この検出手段からの信号により運転席上に運転者
がいない時には上記両回路をともに開成するスイ
ツチング回路を設けるように構成される。
これによれば、上記スイツチング回路によ
り、、運転席上に運転者がいない時には、万が一
ニユートラルスイツチがまちがつてONとなつて
も、機関は始動せず安全である。加えて、始動後
に運転者が降車するとイグニツシヨンスイツチに
関係なく自動的に機関が停止されるので、燃費上
も有効である。
実施例 次に、この考案の実施例を図面に基づいて説明
する。
第2図は、この考案の第1実施例を示すもの
で、図外のバツテリ1(第1図参照)に対してイ
グニツシヨンコイル等の点火回路Aとスタータモ
ータ2(第1図参照)等の始動回路Bとがイグニ
ツシヨンスイツチ3を介して並列に回路接続され
ると共に、そのうちの始動回路Bにはシフトレバ
ーがニユートラル位置の時にONとなるニユート
ラルスイツチ4が介設される。
ここまでは従前と同様の構成であるが、本実施
例では更に、運転席上の運転者の有無を検出する
手段としてのシートスイツチ5が、上述した点火
回路Aの途中から分岐するようにして設けられる
一方、このシートスイツチ5に応動してON−
OFFする二つのリレー6,7が上述した両回路
A,Bの途中にそれぞれ設けられる。
つまり、上記リレー6,7のコイル6A,7A
がシートスイツチ5に対して並列に回路接続され
ると共に、これらコイル6A,7Aの励磁状態に
応じて開閉作動する常閉接点6B,7Bが点火回
路A及び始動回路Bの途中にそれぞれ回路接続さ
れ、これらによりスイツチング回路を構成してい
る。
上記シートスイツチ5は、第2a図にも示した
ように運転者が乗り降りする時の運転席8の変形
等を利用してON−OFFするもので、この実施例
では運転席8に運転者が座りその荷重により運転
席8が沈み込むと回路を開成(OFF)するよう
になつている。
このような構成のため、今運転者が運転席8に
乗車していない時は、シートスイツチ5がONと
なり、この状態でイグニツシヨンスイツチ3を入
れると、二つのリレー6,7が作動し(つまり、
コイル6A,7Aが励磁され常閉接点6B,7B
が開く)、点火回路Aと始動回路Bがともに遮断
されるため、機関は始動しない。
これにより、シフトレバーのガタ等によりニユ
ートラルスイツチ4が誤作動し、シフトレバーが
ニユートラル位置以外の時でもONとなつて車両
が急発進したり暴走するのが回避される。
一方、運転者が乗車すると、今度はシートスイ
ツチ5がOFFとなり、リレー6,7の常閉接点
6B,7Bが閉じるため、この状態でイグニツシ
ヨンスイツチ3を入れると、点火回路A及び始動
回路Bにバツテリ1からの電流が流れて機関が始
動する。勿論、この時ニユートラルスイツチ4は
ONとなつているが、上述した誤動作に基づくも
のであつても運転者が乗車しているので暴走等は
避けられる。
また、機関が始動のまま運転者が降車すると、
シートスイツチ5がONとなつてリレー6,7が
作動し、点火回路Aが遮断される(この時始動回
路Bはイグニツシヨンスイツチ3により既に遮断
されている)ため、機関が停止される。
これにより、特にフオークリフト等の産業車両
において運転者の降車時(非作業時)に機関が稼
働して燃料が無駄に消費されるのが防止される。
次に、第3図はこの考案の第2実施例を示すも
のである。
これは、第2図における点火回路A側のリレー
6にタイマー10を連動させ、車両が凹凸路等の
走行中に運転者が運転席から飛び上がつても、つ
まり一時的にシートスイツチ5がONとなつて
も、上記タイマー10の働きにより機関が直ぐに
は停止しないようにした例である。
具体的には、タイマ10の駆動部(コイル)1
0Aがシートスイツチ5に対してリレー6のコイ
ル6A等とともに並列に回路接続される一方、こ
の駆動部10Aに入力があつたときには所定の時
間遅れをもつて閉作動する接点部(常開)10B
が、上記シートスイツチ5とリレー6のコイル6
Aとを結ぶ回路途中に設けられる。
また、本実施例においてタイマー10の接点部
10Bと直列に水温スイツチ11もしくはチヨー
クノブと連動するマイクロスイツチ13を併設
し、これらのスイツチ11,13がOFFとなつ
ている機関暖機中は運転者が降車しても機関が停
止しないようにしても良い。勿論、上記水温スイ
ツチ11は冷却水温が所定温度以上でONとな
り、マイクロスイツチ13はチヨークノブを押し
戻すとONとなるものである。
更に、上記水温スイツチ11等と同様にマニユ
アルスイツチ12を設け(ただし、水温スイツチ
11と共に設けるときは、これと直列に配列す
る)、降車時に運転者の意志で機関を停止させな
いようにしても良い。
加えて、始動回路Bにニユートラルスイツチ4
と直列にハンドブレーキスイツチ14(これはハ
ンドブレーキレバーが引かれている時にのみON
となる)を介設し、ブレーキがかかつていないと
きはスタータモータの駆動が行なわれないように
して、三重安全回路とすることもできる。
以上説明したようにこの考案によれば、従前の
インヒビター機構において、ニユートラルスイツ
チに加えてもう一つ運転者の有無に応じて始動を
制御するスイツチング回路を追加するようにした
ので、シフトレバーがニユートラル位置でかつ運
転者が乗車していないと機関が始動しない二重安
全回路が達成され、安全性がより向上される一
方、運転者が降車すると自動的に機関を停止させ
られ、無駄な空吹かしがなくなり燃費が向上する
という効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来例の回路図、第2図はこの考案の
第1実施例の回路図、第2a図は同じくそのシー
トスイツチの概要を示す側面図、第3図はこの考
案の第2実施例の回路図である。 1……バツテリ、A……点火回路、2……スタ
ータモータ、B……始動回路、3……イグニツシ
ヨンスイツチ、4……ニユートラルスイツチ、5
……シートスイツチ、6,7……リレー。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. バツテリに対してイグニツシヨンコイルの点火
    回路とスタータモータの始動回路とがイグニツシ
    ヨンスイツチを介して並列に回路接続されると共
    に、上記始動回路には変速機のシフトレバーに連
    動してシフトレバーがニユートラル位置以外の時
    には当該回路を開成するニユートラルスイツチを
    介設した車両用内燃機関の始動装置において、運
    転席上の運転者の有無を検出する手段と、この検
    出手段からの信号により運転席上に運転者がいな
    い時には上記両回路をともに開成するスイツチン
    グ回路を設けたことを特徴とする車両用内燃機関
    の始動装置。
JP13924983U 1983-09-08 1983-09-08 車両用内燃機関の始動装置 Granted JPS6046440U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13924983U JPS6046440U (ja) 1983-09-08 1983-09-08 車両用内燃機関の始動装置

Applications Claiming Priority (1)

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JP13924983U JPS6046440U (ja) 1983-09-08 1983-09-08 車両用内燃機関の始動装置

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Publication Number Publication Date
JPS6046440U JPS6046440U (ja) 1985-04-01
JPS6241862Y2 true JPS6241862Y2 (ja) 1987-10-27

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ID=30312170

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JP13924983U Granted JPS6046440U (ja) 1983-09-08 1983-09-08 車両用内燃機関の始動装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH078621B2 (ja) * 1985-05-07 1995-02-01 ヤマハ発動機株式会社 不整地走行用車輛の制御装置

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JPS6046440U (ja) 1985-04-01

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