JP3044739U - 車両の盗難防止装置 - Google Patents

車両の盗難防止装置

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JP3044739U
JP3044739U JP1997005948U JP594897U JP3044739U JP 3044739 U JP3044739 U JP 3044739U JP 1997005948 U JP1997005948 U JP 1997005948U JP 594897 U JP594897 U JP 594897U JP 3044739 U JP3044739 U JP 3044739U
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relay
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switch
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JP1997005948U
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三郎 石井
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三郎 石井
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 車両から離れる場合にその都度エンジンを停
止することなく、かつ盗難を防止する。 【解決手段】 ハンドブレーキの操作によって開閉する
ハンドブレーキスイッチ1と直列に第1のリレー3のリ
レーコイル3aを接続する。盗難防止用の切換スイッチ
4を設け、その一方の接点4cから第1のリレー3の接
点3bを介して第2のリレー5のコイル5aに通電可能
に構成する。そして、第2のリレー5のリレー接点5b
をイグニッションコイルと直列に接続する。エンジンの
動作中に切換スイッチ4を接点4c側に操作しておく
と、ハンドブレーキを解除した時にエンジンが停止し、
切換スイッチ4を操作しない限り再起動しない。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
この考案は、走行するための操作によって車両のエンジンを停止させて盗難を 防止するようにした車両の盗難防止装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
乗用車やトラックなどの車両の盗難対策としては、従来ドア等にセンサーを取 り付けて警報を発したり、あるいはまたステアリングホイール等に施錠を施して 車両の走行を不能にすることが知られている。またモーターバイクにおいては、 それらの手段は有効でない場合が多く、エンジンキーを抜き取っておくことが盗 難防止のために必要であり、これは自動車においても有効である。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、従来の車両の盗難防止装置にあっては、最終的にはエンジンキ ーを抜いておく必要があり、このため、車両から少しでも離れる場合はその都度 エンジンを停止しなければならず、面倒であり、エンジンの再起動回数が多い場 合にはバッテリーがあがってしまうなどの問題点があった。
【0004】 本考案は、上記のような従来の問題点に着目してなされたもので、車両から離 れる場合などその都度エンジンを停止する必要がなく、また簡単な構成及び操作 で盗難を防止することが可能な車両の盗難防止装置を提供することを目的として いる。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本考案の車両の盗難防止装置は、ハンドブレーキのレバー操作によって開閉す るハンドブレーキスイッチと、このハンドブレーキスイッチの開閉状態に応じて 作動する第1のリレーと、共通接点がバッテリーと接続された切換スイッチと、 この切換スイッチ一方側の接点から直接、また該切換スイッチの他方側の接点か ら前記第1のリレーのリレー接点を介してバッテリーからの作動電源が供給され る第2のリレーとを備え、前記第2のリレーのリレー接点をイグニッションコイ ルと直列に接続し、前記切換スイッチが一方側の接点に切り換えられている時は 前記第2のリレーのリレー接点が閉となり、該切換スイッチが他方側の接点に切 り換えられている時は前記ハンドブレーキがかかってるときのみ第2のリレーの リレー接点が閉となるように構成したものである。
【0006】 また本考案の車両の盗難防止装置は、変速機がニュートラル位置か否かによっ て開閉状態が切り換わるニュートラルスイッチと、このニュートラルスイッチの 開閉状態に応じて作動する第1のリレーと、共通接点がバッテリーと接続された 切換スイッチと、この切換スイッチの一方側の接点から直接、あるいは該切換ス イッチの他方側の接点から前記第1のリレーのリレー接点を介してバッテリーか らの作動電源が供給される第2のリレーとを備え、前記第2のリレーのリレー接 点をイグニッションコイルと直列に接続し、前記切換スイッチが一方側の接点に 切り換えられている時は前記第2のリレーのリレー接点が閉となり、該切換スイ ッチが他方側の接点に切り換えられている時は前記変速機がニュートラル位置の 時のみ第2のリレーのリレー接点が閉となるように構成したものである。
【0007】 本考案の車両の盗難防止装置においては、ハンドブレーキをかけて切換スイッ チを切り換えた場合、この状態でハンドブレーキを解除すると、第2のリレーの リレー接点が開となってエンジンが停止し、上記切換スイッチを切り換えない限 りエンジンは再起動されない。
【0008】 また本考案の車両の盗難防止装置においては、変速機をニュートラル位置にし て切換スイッチを切り換えた場合、この状態でギアチェンジを行うと同様にして エンジンが停止し、上記切換スイッチを切り換えない限りエンジンは再起動され ない。
【0009】
【考案の実施の形態】 図1は本考案の一実施例による車両の盗難防止装置の構成を示す回路図である 。図において、ハンドブレーキ1は車両のハンドブレーキ(サイドブレーキ)の レバー操作によって開閉するハンドブレーキスイッチであり、ハンドブレーキを かけた状態で閉(オン)となって、直列接続されたハンドブレーキランプ2が点 灯し、またハンドブレーキを解除した状態では開(オフ)となる。
【0010】 第1のリレー3は、上記ハンドブレーキスイッチ1の開閉状態に応じて作動す る第1のリレーであり、ハンドブレーキスイッチ1と直列にリレーコイル3aが 接続され、リレーコイル3aには保護用のダイオードD1が接続されている。切 換スイッチ4は共通接点4aがバッテリーに接続された盗難防止用の切換スイッ チで、2つの切換接点4b、4cが設けられており、接点4は上記第1のリレー 3のリレー接点3bと接続されている。
【0011】 第2のリレー5は切換スイッチ4の一方側の接点4bと直接、および上記第1 のリレー3のリレー接点3bを介して切換スイッチ4の他方の接点4cと接続さ れている。リレーコイル5aには保護用のダイオードD2が接続され、またリレ ー接点5bは図示しないイグニッションコイルと直列に接続されている。LED 6はリレー接点5bの開閉状態を確認するための発光ダイオードであり、リレー 接点5bが閉のとき点灯し、この時イグニッションコイルが通電可能となる。
【0012】 なお、上記ハンドブレーキランプ2、第1および第2のリレー3、5および切 換スイッチ4には、バッテリーからメインのキースイッチを通して電源電圧が与 えられるようになっている。
【0013】 上記切換スイッチ4が一方側の接点4bに切り換えられている時は、第2のリ レー5のリレー接点5bが閉となり、イグニッションコイルへの通電が可能とな っている。
【0014】 すなわち、通常の使用時は切換スイッチ4の接点は4aと4bとが接続された 状態にあり、この状態でイグニッションスイッチをオンにしてスタータを作動さ せると、第2のリレー5のリレーコイル5aは通電されてリレー接点5bが閉じ ているので、エンジンは始動し、またその状態を維持することができる。
【0015】 また車両から離れる場合など非常時には、ハンドブレーキをかけた状態で切換 スイッチ4を切り換えて、接点4aと4cが接続された状態にしておく。この時 、エンジンを停止させる必要はない。そして、この状態で例えば他人が車を盗も うとしてハンドブレーキを解除すると、ハンドブレーキスイッチ1が開となって 第1のリレー3のリレー接点3bが開となり、第2のリレー5のリレーコイル5 aへの通電が停止される。このため、第2のリレー5のリレー接点5bが開とな り、エンジンが停止する。
【0016】 上記エンジンが停止した状態では、イグニッションコイルと直列に介装された 第2のリレー5のリレー接点5bが開のままとなっているので、このままではエ ンジンは再起動されることはない。従って、車両の盗難が防止される。また本人 が戻ってきてエンジンを再起動する場合には、切換スイッチ4を元の通常の状態 に戻せばよい。
【0017】 このように車両から離れる場合などその都度エンジンを停止させる必要がなく 、また簡単な構成および操作で車両の盗難を防止することができる。その際、車 両を盗もうとする他人にとっては、ハンドブレーキを解除した時に単にエンジン が停止するのみで他は異常がなく、エンジン停止の理由がわからない。よって、 盗難防止策をとられたことに対する怒りなどもわくことなく、車両の損害なども 防止することが可能である。
【0018】 次に、本考案の他の実施例について説明する。上記の実施例では、ハンドブレ ーキをかけている時はエンジンは作動、ハンドブレーキを解除したときにエンジ ンを停止するようにしたが、第2の実施例はこのハンドブレーキに代えて変速機 のニュートラル位置を利用するものである。
【0019】 即ち、図1の回路においてハンドブレーキスイッチ1に代えて変速機がニュー トラル位置か否かによって開閉状態が切り換わるニュートラルスイッチを接続し 、この変速機がニュートラル位置のときのみ第2のリレー5のリレー接点5bが 閉となるようにする。この場合、ハンドブレーキランプ2はニュートラル位置表 示ランプとなる。他の構成は図1と同じである。
【0020】 このように構成した場合、変速機をニュートラル位置にして切換スイッチ4を 接点4c側に切り換えておけば、車両を盗もうとしてギアチェンジを行った時に エンジンが停止する。従って、車両の盗難を防止することができ、前述の第1の 実施例と同様の作用効果が得られる。
【0021】 上記変速機のニュートラル位置を利用する場合は、ハンドブレーキのないモー タバイクや自動変速機を持つAT車にも適用することができ、また手動変速機を 持つMT車にも適用できる。ハンドブレーキと変速機のニュートラル位置との条 件を組み合わせ、ハンドブレーキかギアチェンジの何れかの操作によってエンジ ンを停止させることもできる。この場合には、より確実に盗難を防止することが できる。
【0022】 なお、上記のハンドブレーキスイッチやニュートラルスイッチなどは車両に装 備されているものを利用可能であり、そうすれば装置をより安価に製造可能であ る。また、切換スイッチ4は本人以外分からないような場所に取り付けておけば よい。
【0023】 なお、本考案は図1の回路に限定されるものではなく、各スイッチやリレーの 接点の開閉状態は同じ機能を果たすように、回路構成に応じて変更することがで きる。
【0024】
【考案の効果】 以上のように、本考案によれば、切換スイッチを切り換えておくだけでハンド ブレーキを解除したり、ギアチェンジを行った時にエンジンが停止するので、車 両から離れる場合などにその都度エンジンを停止する必要がなく、また簡単な構 成および操作で車両の盗難を防止することができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の盗難防止装置の一実施例の構成を示す
回路図である。
【符号の説明】
1…ハンドブレーキスイッチ、3…第1のリレー、3a
…リレーコイル、3b…リレー接点、4…切換スイッ
チ、4a…共通接点、4b…一方側の切換接点、4c…
他方側の切換接点、5…第2のリレー、5a…リレーコ
イル、5b…リレー接点

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ハンドブレーキのレバー操作によって開
    閉するハンドブレーキスイッチと、このハンドブレーキ
    スイッチの開閉状態に応じて作動する第1のリレーと、
    共通接点がバッテリーと接続された切換スイッチと、こ
    の切換スイッチ一方側の接点から直接、また該切換スイ
    ッチの他方側の接点から前記第1のリレーのリレー接点
    を介してバッテリーからの作動電源が供給される第2の
    リレーとを備え、前記第2のリレーのリレー接点をイグ
    ニッションコイルと直列に接続し、前記切換スイッチが
    一方側の接点に切り換えられている時は前記第2のリレ
    ーのリレー接点が閉となり、該切換スイッチが他方側の
    接点に切り換えられている時は前記ハンドブレーキがか
    かってるときのみ第2のリレーのリレー接点が閉となる
    ように構成したことを特徴とする車両の盗難防止装置。
  2. 【請求項2】 変速機がニュートラル位置か否かによっ
    て開閉状態が切り換わるニュートラルスイッチと、この
    ニュートラルスイッチの開閉状態に応じて作動する第1
    のリレーと、共通接点がバッテリーと接続された切換ス
    イッチと、この切換スイッチの一方側の接点から直接、
    また該切換スイッチの他方側の接点から前記第1のリレ
    ーのリレー接点を介してバッテリーからの作動電源が供
    給される第2のリレーとを備え、前記第2のリレーのリ
    レー接点をイグニッションコイルと直列に接続し、前記
    切換スイッチが一方側の接点に切り換えられている時は
    前記第2のリレーのリレー接点が閉となり、該切換スイ
    ッチが他方側の接点に切り換えられている時は前記変速
    機がニュートラル位置の時のみ第2のリレーのリレー接
    点が閉となるように構成したことを特徴とする車両の盗
    難防止装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2021245960A1 (ja) * 2020-05-31 2021-12-09 Global Mobility Service株式会社 システム、システム制御方法、システム制御プログラム及び記憶媒体

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2021245960A1 (ja) * 2020-05-31 2021-12-09 Global Mobility Service株式会社 システム、システム制御方法、システム制御プログラム及び記憶媒体
JP2021190878A (ja) * 2020-05-31 2021-12-13 Global Mobility Service株式会社 車両用システム、車両用システム制御方法、車両用システム制御プログラム及び記憶媒体

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