JPH0518217Y2 - - Google Patents

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JPH0518217Y2
JPH0518217Y2 JP18904287U JP18904287U JPH0518217Y2 JP H0518217 Y2 JPH0518217 Y2 JP H0518217Y2 JP 18904287 U JP18904287 U JP 18904287U JP 18904287 U JP18904287 U JP 18904287U JP H0518217 Y2 JPH0518217 Y2 JP H0518217Y2
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JP
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antenna
outer panel
vehicle body
antenna mounting
hole
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  • Fittings On The Vehicle Exterior For Carrying Loads, And Devices For Holding Or Mounting Articles (AREA)
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Description

【考案の詳細な説明】 A 産業上の利用分野 本考案は、自動車用アンテナの取付構造に関す
る。
B 従来の技術 例えば第6図に示すように、リアフエンダ70
の上部に窓ガラス40が装着される従来の自動車
においては、アウターパネル71のウエスト部
に、アンテナ取付孔81が設けられたエンボス8
0を形成し、ここにパワーアンテナまたは手動式
のアンテナを取付けることがある。このようなエ
ンボス80は、車体の仕様上、アンテナを装備し
ない車体にも形成される。
C 考案が解決しようとする問題点 しかしながら、エンボス80を設けるためにそ
の分だけ車体幅が増加し、車体幅に制限がある自
動車においてはその分室内を狭くせざるを得な
い。また、エンボス80により車体側壁のフラツ
シユサーフエスが損なわれ、流体抵抗が増加する
とともに、風切り音が大きくなるという問題点が
ある。
本考案の目的は、エンボスを設けることなく車
体外壁にアンテナの取付けを可能とした自動車用
アンテナの取付構造を提供することにある。
D 問題点を解決するための手段 一実施例を示す第1図a,bにより説明する
と、本考案に係る自動車用アンテナの取付構造
は、アウターパネル10とインナーパネル20に
より車体外壁が形成され、この車体外壁の開口部
の周縁においてアウターパネル10とインナーパ
ネル20の接合フランジ11,21が接合され、
アウターパネル10には、車体外表面を形成し略
垂直方向に延在する外側面10aと接合フランジ
11との間に略水平に車両前後に延在する段面1
3が形成され、段面13上のアウターパネル10
およびインナーパネル20の接合フランジ11,
21の一部は車内側に膨出されてこの膨出部11
1,211で囲まれる段面13にアンテナ取付部
12が画成され、このアンテナ取付部12にアン
テナ取付孔121が形成され、開口部を塞ぐため
に周縁が接合フランジ11に接合されアウターパ
ネル10の外側面10aと略面一に連なる窓板4
0にはアンテナ取付部12と対向する下縁部から
上方にアンテナ用切欠き孔41が切欠かれ、アン
テナ用切欠き孔41には切欠孔41を塞ぐカバー
30の外側縁31が接着され、カバー30にはア
ンテナ取付孔121に取付けられるアンテナ50
が上方に延在する通路を車体内側から囲繞する囲
繞部32が形成され、そのカバー囲繞部32の下
縁はフランジ膨出部111に接着され、アンテナ
取付孔121にはカバー30で囲繞された通路を
通つて上方に伸びるアンテナ50の基部が取付け
られるものである。
E 作用 アウターパネル10の段面13に画成されたア
ンテナ取付部12にはアンテナ取付孔121があ
けられ、この孔121にアンテナ50の基部を取
付け、窓板としての窓ガラス40の切欠孔41と
この切欠孔41に装着したカバー30により画成
される通路を通つて上方にアンテナ50が延在す
るようにしたので、アウターパネル10の外側面
10aと窓板40とが略面一に連設され、エンボ
スを形成することなくアンテナ50の取付けが可
能となり、従来と比べてエンボスの分だけ車幅を
広くすることができる。加えて、車体のフラツシ
ユサーフエス化が図れ、流体抵抗や風切り音が減
少する。
F 実施例 第1図a,b〜第5図により本考案の一実施例
を説明する。
第1図aは本考案に係るアンテナ取付構造を示
す斜視図、第1図bはその平面断面図、第2図
a,bはそれぞれ第1図bのa−a線およびb−
b線断面図である。
車体の前後方向に延在するアウターパネル10
およびインナーパネル20は、接合フランジ1
1,21において接合され、両パネル10,20
により自動車のリアフエンダを構成する。図示は
していないが、接合フランジ11,21はリアフ
エンダの上部でリアサイドガラス(以下、単に窓
ガラス)40の周縁が接合されるように開口部を
形成する。アウタパネル10には、車体外表面を
形成する外側面10aと接合フランジ11との間
に略水平に延在する段面13が形成されている。
この段面13が形成される部分の両接合フランジ
11,21には、第1図bに示すように車両内方
に屈曲膨出された膨出部111,211が形成さ
れ、これによりアウターパネル10の段面13に
アンテナ取付部12が画成される。このアンテナ
取付部12には、アンテナ取付孔121が穿設さ
れている。
アウターパネル10の接合フランジ11の外側
面には窓ガラス40の下端が接着剤36により接
着されている。この窓ガラス40には、上述のア
ンテナ取付部12と対向する部分に第3図に示す
形状の切欠き孔41が下縁から上方に切欠かれ、
アンテナ50が延在する通路が確保される。この
切欠き孔41は第3図に示す樹脂製カバーで覆わ
れる。
第3図に示すように、このカバー30は、上記
膨出部111,211に沿つて車室内側に湾曲膨
出し後述するアンテナ50が上方に延在する通路
を車体内側から囲繞する囲繞部32を有し、切欠
き孔41に沿つた開口縁の周囲にはフランジ状の
取付部31が形成されている。そして、取付部3
1が窓ガラス40に接着されるとともに囲繞部3
2の下縁が上述の膨出部111に接着されてい
る。
アンテナ取付部12のアンテナ取付孔121に
は、第4図に示すように例えばパワーアンテナ5
0が取付けられる。
第4図において、パワーアンテナ50のねじ部
51には受け部33が一体に形成され、その周縁
がアウターパネル10に当接している。ねじ部5
1の外方への突出部分にはナツト34が螺合さ
れ、ナツト34とアンテナ50との間、およびナ
ツト34とアウターパネル10との隙間にはラバ
ー35A,35Bが設けられている。このアンテ
ナ50は、第2図aに示すように、窓ガラス40
の切欠き孔41で確保された伸縮通路を通つて上
方に延在する。
以上の構成によれば、接合されたアウターパネ
ル10およびインナーパネル20の接合フランジ
11,21の一部を車両内方に屈曲膨出させるこ
とにより段面13にアンテナ取付部12を形成
し、そのアンテナ取付部12にパワーアンテナ5
0を取付けたので、アンテナ取付用のエンボスを
形成する必要がなくなり、その分室内を広くする
ことができる。また、窓ガラス40とアウターパ
ネル10とは滑らかに接続されるのでフラツシユ
サーフエス化が図れ、流体抵抗および風切り音の
減少にも寄与する。
また、パワーアンテナ50を装備しない車両に
あつては、窓ガラス40に切欠き孔41を設ける
ことなく、窓ガラス40と膨出部111,211
との間の空隙に第5図に示すような樹脂製スペー
サ61を取付け、これによりアンテナ取付孔12
1を塞げばよい。
なお、以上では、パワーアンテナを用いた例を
示したが、手動式のアンテナでもよい。また、車
体側壁にアンテナを取付けた例を示したが、これ
に限定されず車体後部の外壁に本考案によるアン
テナ取付構造を適用してもよい。さらに、窓ガラ
スに代え盲板を用いてもよい。
G 考案の効果 本考案によれば、車体外壁の開口部の周縁にお
いて接合フランジの一部を車内側に膨出させてア
ンテナ取付部を確保し、そのアンテナ取付部にア
ンテナを取付け、このアンテナが窓板の切欠き孔
とカバーとにより画成される通路を通つて上方に
延在するようにしたので、エンボスを形成するこ
となくアンテナの取付けが可能となり、エンボス
の分だけ車室を広くすることができる。加えてア
ウターパネルの外側面と窓板とが略面一に連なる
ので、車体のフラツシユサーフエス化が図れ、流
体抵抗や風切音を減少させることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図a,b〜第5図は本考案の一実施例を示
し、第1図aは本考案に係るアンテナ取付構造を
示す斜視図、第1図bはその平面断面図、第2図
a,bはそれぞれ第1図bのa−a線およびb−
b線断面図、第3図は窓ガラスの切欠部およびカ
バーを示す斜視図、第4図はアンテナの取付状態
を示す断面図、第5図はアンテナ取付部にスペー
サを取付けた状態を示す斜視図である。第6図は
従来のアンテナ取付構造を示す斜視図である。 10……アウターパネル、11,21……接合
フランジ、13……段面、12……アンテナ取付
部、20……インナーパネル、30……カバー、
31……取付部、32……カバー囲繞部、40…
…窓ガラス、41……切欠き孔、50……アンテ
ナ、111,211……フランジ膨出部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. アウターパネルとインナーパネルにより車体外
    壁が形成され、該車体外壁の開口部の周縁におい
    てアウターパネルとインナーパネルの接合フラン
    ジが接合され、前記アウターパネルには、車体外
    表面を形成し略垂直方向に延在する外側面と前記
    接合フランジとの間に略水平に車両前後に延在す
    る段面が形成され、該段面上の前記アウターパネ
    ルおよびインナーパネルの接合フランジの一部は
    車内側に膨出されてこの膨出部で囲まれる段面に
    アンテナ取付部が画成され、このアンテナ取付部
    にはアンテナ取付孔が形成され、前記開口部を塞
    ぐために周縁が前記接合フランジに接合され前記
    アウターパネルの外側面と略面一に連なる窓板に
    は前記アンテナ取付部と対向する下縁部から上方
    にアンテナ用切欠き孔が切欠かれ、アンテナ用切
    欠き孔には該切欠孔を塞ぐカバーの外側縁が接着
    され、該カバーには前記アンテナ取付孔に取付け
    られるアンテナが上方に延在する通路を車体内側
    から囲繞する囲繞部が形成され、そのカバー囲繞
    部の下縁は前記接合フランジの膨出部に接着さ
    れ、前記アンテナ取付孔には前記カバーで囲繞さ
    れた通路を通つて上方に伸びるアンテナの基部が
    取付けられていることを特徴とする自動車用アン
    テナの取付構造。
JP18904287U 1987-12-12 1987-12-12 Expired - Lifetime JPH0518217Y2 (ja)

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JP18904287U JPH0518217Y2 (ja) 1987-12-12 1987-12-12

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Publication Number Publication Date
JPH0193147U JPH0193147U (ja) 1989-06-19
JPH0518217Y2 true JPH0518217Y2 (ja) 1993-05-14

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