JPH05180175A - スクロール圧縮機 - Google Patents
スクロール圧縮機Info
- Publication number
- JPH05180175A JPH05180175A JP98592A JP98592A JPH05180175A JP H05180175 A JPH05180175 A JP H05180175A JP 98592 A JP98592 A JP 98592A JP 98592 A JP98592 A JP 98592A JP H05180175 A JPH05180175 A JP H05180175A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- valve cover
- shell
- scroll compressor
- scroll
- discharge port
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Rotary Pumps (AREA)
- Applications Or Details Of Rotary Compressors (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 弁カバーの変形を防止し、もってシールリン
グのはみ出しを防止することができる信頼性の高いスク
ロール圧縮機を得ることを目的とする。 【構成】 軸線方向に開口する吐出管孔を有するシェル
と、このシェルの内部に収納されその端板に揺動軸を有
する揺動スクロールと、この揺動スクロールに組み合わ
されその端板に吐出口を有する固定スクロールと、この
固定スクロールに取り付けられ、前記吐出口を開閉する
逆止弁とを備え、この逆止弁の周囲に環状の吐出ポート
を前記固定スクロールの端板に一体に設け、この吐出ポ
ートの開口外周面に前記吐出孔を挿通する漏斗状の弁カ
バーを装着したスクロール圧縮機において、弁カバー上
部の少なくとも外周部をシェルに当接した構成である。
グのはみ出しを防止することができる信頼性の高いスク
ロール圧縮機を得ることを目的とする。 【構成】 軸線方向に開口する吐出管孔を有するシェル
と、このシェルの内部に収納されその端板に揺動軸を有
する揺動スクロールと、この揺動スクロールに組み合わ
されその端板に吐出口を有する固定スクロールと、この
固定スクロールに取り付けられ、前記吐出口を開閉する
逆止弁とを備え、この逆止弁の周囲に環状の吐出ポート
を前記固定スクロールの端板に一体に設け、この吐出ポ
ートの開口外周面に前記吐出孔を挿通する漏斗状の弁カ
バーを装着したスクロール圧縮機において、弁カバー上
部の少なくとも外周部をシェルに当接した構成である。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は例えば冷凍装置や空気調
和装置等で冷媒あるいは空気を圧縮するスクロール圧縮
機に関するものである。
和装置等で冷媒あるいは空気を圧縮するスクロール圧縮
機に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】図６は例えば実開平３−１９４８１号公
報に示された従来のスクロール圧縮機の全体を示す断面
図、図５は同じくスクロール圧縮機の要部を示す断面図
であり、図において、１は軸線方向に開口する吐出管孔
２を有するシェル、３はこのシェル１の内部に設けられ
給油孔４および偏心孔５を有する主軸、６はこの主軸３
の偏心孔５に揺動軸受９を介して支承され、かつ前記シ
ェル１の内部に収容され、そのスクロール端板７に揺動
軸８を有する揺動スクロール、１０はこの揺動スクロー
ル６に偏心して組み合わされそのスクロール端板１１に
吐出口１２を有する固定スクロール、１４はこの固定ス
クロール端板１１に取り付けられた前記吐出口１２を開
閉する逆止弁である。１５は逆止弁の周囲に設けられた
現状の吐出ポート、１６は吐出管孔を挿通する漏斗状の
弁カバーで、前記シェル１の吐出管孔２の開口周縁部１
７にプロジェクション溶接により取り付けられている。
１８は前記吐出ポート１５に設けられたシーリング溝、
１９は前記シーリング溝１８に装着されたシーリングで
ある。２０および２１は各々が互いにインロー嵌合され
主軸受２２、２３を介して前記主軸３を支承する上部軸
受支えと下部軸受支え、２４は下部軸受支え２１に固定
されたモータステータ、２５はこのモータステータ２４
の内側に設けられ、かつ前記主軸３に固定されたモータ
ロータである。また、２６は両スクロール６、１０によ
って形成される圧縮室、２７は油溜め、２８は吸入管で
ある。このように構成されたスクロール圧縮機において
は、モータロータ２５の回転によって主軸３が回転する
と、揺動スクロール６が揺動運転する。このときシェル
１内に負圧が発生し外部から流体が吸入される。そし
て、圧縮室２６内で漸次体積が減少され、吐出口１２、
吐出管１３から高圧流体となって吐き出される。
報に示された従来のスクロール圧縮機の全体を示す断面
図、図５は同じくスクロール圧縮機の要部を示す断面図
であり、図において、１は軸線方向に開口する吐出管孔
２を有するシェル、３はこのシェル１の内部に設けられ
給油孔４および偏心孔５を有する主軸、６はこの主軸３
の偏心孔５に揺動軸受９を介して支承され、かつ前記シ
ェル１の内部に収容され、そのスクロール端板７に揺動
軸８を有する揺動スクロール、１０はこの揺動スクロー
ル６に偏心して組み合わされそのスクロール端板１１に
吐出口１２を有する固定スクロール、１４はこの固定ス
クロール端板１１に取り付けられた前記吐出口１２を開
閉する逆止弁である。１５は逆止弁の周囲に設けられた
現状の吐出ポート、１６は吐出管孔を挿通する漏斗状の
弁カバーで、前記シェル１の吐出管孔２の開口周縁部１
７にプロジェクション溶接により取り付けられている。
１８は前記吐出ポート１５に設けられたシーリング溝、
１９は前記シーリング溝１８に装着されたシーリングで
ある。２０および２１は各々が互いにインロー嵌合され
主軸受２２、２３を介して前記主軸３を支承する上部軸
受支えと下部軸受支え、２４は下部軸受支え２１に固定
されたモータステータ、２５はこのモータステータ２４
の内側に設けられ、かつ前記主軸３に固定されたモータ
ロータである。また、２６は両スクロール６、１０によ
って形成される圧縮室、２７は油溜め、２８は吸入管で
ある。このように構成されたスクロール圧縮機において
は、モータロータ２５の回転によって主軸３が回転する
と、揺動スクロール６が揺動運転する。このときシェル
１内に負圧が発生し外部から流体が吸入される。そし
て、圧縮室２６内で漸次体積が減少され、吐出口１２、
吐出管１３から高圧流体となって吐き出される。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】上記従来のスクロール
圧縮機において、図４に示すように弁カバー１６は寝込
み起動時の異状昇圧によって変形しやすく、弁カバー１
６の変形時にシールリング１９が弁カバー１６の下端よ
り外部にはみ出し、高圧流体がシェル１内部に噴き出す
という問題があった。
圧縮機において、図４に示すように弁カバー１６は寝込
み起動時の異状昇圧によって変形しやすく、弁カバー１
６の変形時にシールリング１９が弁カバー１６の下端よ
り外部にはみ出し、高圧流体がシェル１内部に噴き出す
という問題があった。
【０００４】この発明は上記のような問題点を解消する
為になされたもので、弁カバーの変形を防止することが
でき、以てシールリングのはみ出しを防止することがで
きるようにしたスクロール圧縮機を提供することを目的
とする。
為になされたもので、弁カバーの変形を防止することが
でき、以てシールリングのはみ出しを防止することがで
きるようにしたスクロール圧縮機を提供することを目的
とする。
【０００５】
【課題を解決するための手段】この発明に係るスクロー
ル圧縮機は軸線方向に開口する吐出管孔を有するシェル
と、このシェルの内部に収納されその端板に揺動軸を有
する揺動スクロールと、この揺動スクロールに組み合わ
されその端板に吐出口を有する固定スクロールと、この
固定スクロールに取り付けられ、前記吐出口を開閉する
逆止弁とを備え、この逆止弁の周囲に環状の吐出ポート
を前記固定スクロールの端板に一体に設け、この吐出ポ
ートの開口外周面に前記吐出孔を挿通する漏斗状の弁カ
バーを装着したスクロール圧縮機において、弁カバー上
部の少なくとも外周部をシェルに当接した構成にしてあ
る。
ル圧縮機は軸線方向に開口する吐出管孔を有するシェル
と、このシェルの内部に収納されその端板に揺動軸を有
する揺動スクロールと、この揺動スクロールに組み合わ
されその端板に吐出口を有する固定スクロールと、この
固定スクロールに取り付けられ、前記吐出口を開閉する
逆止弁とを備え、この逆止弁の周囲に環状の吐出ポート
を前記固定スクロールの端板に一体に設け、この吐出ポ
ートの開口外周面に前記吐出孔を挿通する漏斗状の弁カ
バーを装着したスクロール圧縮機において、弁カバー上
部の少なくとも外周部をシェルに当接した構成にしてあ
る。
【０００６】
【作用】上記構成により、本発明においては、弁カバー
上部の外周部をシェルに当接したことにより、高圧流体
の圧力による弁カバーの変形を防止することが出来る。
上部の外周部をシェルに当接したことにより、高圧流体
の圧力による弁カバーの変形を防止することが出来る。
【０００７】
実施例１．以下、本発明の実施例について図１〜図３に
基づいて説明する。図１は本発明に係るスクロール圧縮
機の要部を示す断面図、図２は同じくスクロール圧縮機
の全体を示す断面図である。尚、同図以下において図６
と同一の構成については同一の符号を付し、その部分の
説明は前記と同一であり省略する。図１〜図２におい
て、本発明の要部である弁カバー１６は、弁カバー上部
の外周部に上方に***するように環状突起３０が形成さ
れ、この環状突起３０がシェル１の内面に当接するよう
に構成してある。
基づいて説明する。図１は本発明に係るスクロール圧縮
機の要部を示す断面図、図２は同じくスクロール圧縮機
の全体を示す断面図である。尚、同図以下において図６
と同一の構成については同一の符号を付し、その部分の
説明は前記と同一であり省略する。図１〜図２におい
て、本発明の要部である弁カバー１６は、弁カバー上部
の外周部に上方に***するように環状突起３０が形成さ
れ、この環状突起３０がシェル１の内面に当接するよう
に構成してある。
【０００８】このように構成されたスクロール圧縮機に
おいては、弁カバー１６に設けた環状突起３０がシェル
１の内面に当接している為、高圧流体の圧力による弁カ
バー１６の変形を防止することができ、以てシールリン
グ１９のはみ出しを防止することが出来る。
おいては、弁カバー１６に設けた環状突起３０がシェル
１の内面に当接している為、高圧流体の圧力による弁カ
バー１６の変形を防止することができ、以てシールリン
グ１９のはみ出しを防止することが出来る。
【０００９】なお、上記実施例では弁カバー上部の外周
部に環状の突起を設けたが、図３のように弁カバー１６
の上部をシェル１の内面に沿うように形状してもよい。
部に環状の突起を設けたが、図３のように弁カバー１６
の上部をシェル１の内面に沿うように形状してもよい。
【００１０】
【発明の効果】以上のように本発明では、弁カバーの少
なくとも外周部をシェルの内面に当接するように構成し
たので、弁カバーの変形を防止でき、以てシールリング
のはみ出しを防止できるので、信頼性の高いスクロール
圧縮機を得られる。
なくとも外周部をシェルの内面に当接するように構成し
たので、弁カバーの変形を防止でき、以てシールリング
のはみ出しを防止できるので、信頼性の高いスクロール
圧縮機を得られる。
【図１】本発明の一実施例によるスクロール圧縮機の要
部を示す断面図である。
部を示す断面図である。
【図２】本発明の一実施例によるスクロール圧縮機を示
す断面図である。
す断面図である。
【図３】本発明の他の実施例によるスクロール圧縮機の
要部を示す断面図である。
要部を示す断面図である。
【図４】従来のスクロール圧縮機の弁カバーの変形の様
子を示す断面図である。
子を示す断面図である。
【図５】従来のスクロール圧縮機の要部を示す断面図で
ある。
ある。
【図６】従来のスクロール圧縮機を示す断面図である。
１ シェル ２ 吐出管孔 ６ 揺動スクロール ７ スクロール端板 ８ 揺動軸 １９ 固定スクロール １２ 吐出口 １４ 逆止弁 １５ 吐出ポート １６ 弁カバー
Claims (1)
- 【請求項１】 軸線方向に開口する吐出管孔を有するシ
ェルと、このシェルの内部に収納されその端板に揺動軸
を有する揺動スクロールと、この揺動スクロールに組み
合わされその端板に吐出口を有する固定スクロールと、
この固定スクロールに取り付けられ、前記吐出口を開閉
する逆止弁とを備え、この逆止弁の周囲に環状の吐出ポ
ートを前記固定スクロールの端板に一体に設け、この吐
出ポートの開口外周面に前記吐出孔を挿通する漏斗状の
弁カバーを装着したスクロール圧縮機において、弁カバ
ー上部の少なくとも外周部をシェルに当接したことを特
徴とするスクロール圧縮機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP98592A JPH05180175A (ja) | 1992-01-07 | 1992-01-07 | スクロール圧縮機 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP98592A JPH05180175A (ja) | 1992-01-07 | 1992-01-07 | スクロール圧縮機 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05180175A true JPH05180175A (ja) | 1993-07-20 |
Family
ID=11488896
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP98592A Pending JPH05180175A (ja) | 1992-01-07 | 1992-01-07 | スクロール圧縮機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05180175A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH08247053A (ja) * | 1995-03-15 | 1996-09-24 | Mitsubishi Electric Corp | スクロール圧縮機 |
| JPH0942176A (ja) * | 1995-07-28 | 1997-02-10 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | スクロール圧縮機 |
| US6522329B1 (en) | 1997-08-04 | 2003-02-18 | Sony Corporation | Image processing device and method for producing animated image data |
| US7914268B2 (en) | 2007-09-11 | 2011-03-29 | Emerson Climate Technologies, Inc. | Compressor having shell with alignment features |
-
1992
- 1992-01-07 JP JP98592A patent/JPH05180175A/ja active Pending
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH08247053A (ja) * | 1995-03-15 | 1996-09-24 | Mitsubishi Electric Corp | スクロール圧縮機 |
| JPH0942176A (ja) * | 1995-07-28 | 1997-02-10 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | スクロール圧縮機 |
| US6522329B1 (en) | 1997-08-04 | 2003-02-18 | Sony Corporation | Image processing device and method for producing animated image data |
| US7914268B2 (en) | 2007-09-11 | 2011-03-29 | Emerson Climate Technologies, Inc. | Compressor having shell with alignment features |
| US7959421B2 (en) | 2007-09-11 | 2011-06-14 | Emerson Climate Technologies, Inc. | Compressor having a shutdown valve |
| US8356987B2 (en) | 2007-09-11 | 2013-01-22 | Emerson Climate Technologies, Inc. | Compressor with retaining mechanism |
| US8793870B2 (en) | 2007-09-11 | 2014-08-05 | Emerson Climate Technologies, Inc. | Compressor having shell with alignment features |
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