JP6213639B2 - スクロール圧縮機 - Google Patents
スクロール圧縮機 Download PDFInfo
- Publication number
- JP6213639B2 JP6213639B2 JP2016172724A JP2016172724A JP6213639B2 JP 6213639 B2 JP6213639 B2 JP 6213639B2 JP 2016172724 A JP2016172724 A JP 2016172724A JP 2016172724 A JP2016172724 A JP 2016172724A JP 6213639 B2 JP6213639 B2 JP 6213639B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- seal ring
- housing
- scroll
- ring holder
- fixed
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Landscapes
- Applications Or Details Of Rotary Compressors (AREA)
- Rotary Pumps (AREA)
Description
スクロール圧縮機(1)は、冷媒を吸入して圧縮する圧縮機構(14)と、圧縮機構(14)を収容する縦長の中空円筒状に形成されたケーシング(10)とを備えた全密閉型圧縮機である。
圧縮機構(14)は、ハウジング(3)と、固定スクロール(4)と、可動スクロール(5)と、シールリング(37)と、シールリングホルダ(93)とを有している。ハウジング(3)は、ケーシング本体(11)に固定されている。固定スクロール(4)は、ハウジング(3)の上面に配置されている。可動スクロール(5)は、固定スクロール(4)とハウジング(3)との間に配置されている。ハウジング(3)は、中央が凹陥した皿状に形成されている。このハウジング(3)は、外周側の環状部(31)と、内周側の凹部(32)とを有している。
クロール(4)との間の間隙を介して上部空間(16)と連通している。したがって、第2背圧空間(24)の圧力は、中間圧である。中間圧は、圧縮機構(14)に吸入される流体(冷媒)の圧力より高く、かつ、圧縮機構(14)から吐出される流体(冷媒)の圧力以下である。
スクロール圧縮機(1)の運転動作について説明する。電動機(6)を作動させると、圧縮機構(14)の可動スクロール(5)が、これに係合する駆動軸(7)によって駆動される。可動スクロール(5)は、オルダム継手(55)によって自転を防止されつつ、駆動軸(7)の軸心を中心に公転する。可動スクロール(5)が公転すると、吸入管(18)から流入した低圧ガス冷媒が圧縮機構(14)の圧縮室(50)へ吸入されて圧縮される。
本実施形態のスクロール圧縮機(1)では、シールリングホルダ(93)がハウジング(3)に固定されている。このため、可動スクロール(5)が公転しても、シールリングホルダ(93)は回転しない。したがって、シールリングホルダ(93)とハウジング(3)との間の摩擦によってシールリングホルダ(93)が摩耗するのを防止することができる。また、ウェーブワッシャ(94)の回転が少なくなるので、シールリングホルダ(93)とウェーブワッシャ(94)との間の摩擦によって生じる両者の摩耗を減少させることができる。このように、中間圧を採用したスクロール圧縮機(1)のように、シールリング(37)の直径が比較的小さいスクロール圧縮機(1)において、シールリングホルダ(93)及びウェーブワッシャ(94)の摩耗を少なくすることができる。
図6は、図2のハウジング(3)の変形例と、これに取り付けられた図3のシールリングホルダ(93)の例を示す縦断面図である。図2のハウジング(3)の内周壁部(35)の内周側には、ステップ(3J)が形成されている。図6のハウジング(3)では、このステップ(3J)における内周面(3S)を延長するように、リング溝(3G)が形成されている。リング溝(3G)の内周側の壁(3W)の高さは内周壁部(35)の上端面より低くなっている。壁(3W)の外周面(3T)は、ハウジング(3)の内周面(3S)に対向している。
図7は、図2のシールリングホルダ(93)の他の例を示す平面図である。図8は、図7のシールリングホルダ(93)のA−A断面を示す断面図である。シールリングホルダ(93)は、図7のように平面視においてリング状に形成されている。シールリングホルダ(93)は、立ち上がり部(93A)と、保持部(93B)とを有する。保持部(93B)は、シールリング(37)の底面を保持する。立ち上がり部(93A)は、保持部(93B)の内周側で、図8の上方に延びるように形成され、シールリング(37)の側面を保持する。
図10は、図2のシールリングホルダ(93)の更に他の例を示す平面図である。図11は、図10のシールリングホルダ(93)のA−A断面を示す断面図である。シールリングホルダ(93)は、図10のように平面視においてリング状に形成されている。シールリングホルダ(93)は、図11における上面(可動スクロール(5)側の面)にリング溝(93G)を有する。シールリング(37)は、このリング溝(93G)に収容される。
4 固定スクロール
5 可動スクロール
7 駆動軸
10 ケーシング
14 圧縮機構
23 第1背圧空間
24 第2背圧空間
37 シールリング
93 シールリングホルダ
93A 立ち上がり部
93B 保持部
93C スカート部
93G リング溝
Claims (2)
- 固定スクロール(4)及び可動スクロール(5)を有する圧縮機構(14)と、上記可動スクロール(5)に係合する駆動軸(7)と、上記圧縮機構(14)及び上記駆動軸(7)を収容するケーシング(10)とを有し、上記圧縮機構(14)が流体を圧縮して上記ケーシング(10)内に吐出するように構成されているスクロール圧縮機であって、
上記可動スクロール(5)の背面の内周側の第1背圧空間(23)と上記可動スクロール(5)の背面の外周側の第2背圧空間(24)との間をシールするリング状のシールリング(37)と、
上記シールリング(37)を保持するリング状のシールリングホルダ(93)と、
上記駆動軸(7)を支持するハウジング(3)とを備え、
上記第1背圧空間(23)は、上記圧縮機構(14)から圧縮された流体が吐出される下部空間(17)と連通し、
上記第2背圧空間(24)の圧力は、上記圧縮機構(14)に吸入される流体の圧力より高く上記圧縮機構(14)から吐出される流体の圧力以下である、中間圧であり、
上記シールリングホルダ(93)は、上記ハウジング(3)に固定されており、
上記シールリングホルダ(93)は、
上記シールリング(37)の底面を保持する保持部(93B)と、
上記保持部(93B)の内周側で上記シールリング(37)の側面を保持する立ち上がり部(93A)と、
上記保持部(93B)の外周側で上記立ち上がり部(93A)とは反対の向きに延びるように形成されたスカート部(93C)とを有する
ことを特徴とするスクロール圧縮機。 - 請求項1において、
上記シールリングホルダ(93)は、上記ハウジング(3)にボルトで固定されている
ことを特徴とするスクロール圧縮機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2016172724A JP6213639B2 (ja) | 2016-09-05 | 2016-09-05 | スクロール圧縮機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2016172724A JP6213639B2 (ja) | 2016-09-05 | 2016-09-05 | スクロール圧縮機 |
Related Parent Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2013249246A Division JP2015105636A (ja) | 2013-12-02 | 2013-12-02 | スクロール圧縮機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2016200152A JP2016200152A (ja) | 2016-12-01 |
JP6213639B2 true JP6213639B2 (ja) | 2017-10-18 |
Family
ID=57423618
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2016172724A Active JP6213639B2 (ja) | 2016-09-05 | 2016-09-05 | スクロール圧縮機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6213639B2 (ja) |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5494465B2 (ja) * | 2010-12-24 | 2014-05-14 | ダイキン工業株式会社 | スクロール圧縮機 |
-
2016
- 2016-09-05 JP JP2016172724A patent/JP6213639B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2016200152A (ja) | 2016-12-01 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP6371086B2 (ja) | バイパス手段を有するスクロール圧縮機 | |
JP5516651B2 (ja) | スクロール圧縮機 | |
US8740594B2 (en) | Scroll compressor including seal member and guide ring | |
JP4471034B2 (ja) | スクロール圧縮機 | |
JP6555543B2 (ja) | スクロール圧縮機 | |
JP2006299806A (ja) | スクロール圧縮機 | |
JP5691352B2 (ja) | スクロール型圧縮機 | |
JP2015105636A (ja) | スクロール圧縮機 | |
JP2014125908A (ja) | スクロール圧縮機 | |
JP6213639B2 (ja) | スクロール圧縮機 | |
JP5660151B2 (ja) | スクロール圧縮機 | |
JP2019190468A (ja) | スクロール圧縮機 | |
KR100341273B1 (ko) | 스크롤형 압축기의 압력분리판 지지구조 | |
KR100390421B1 (ko) | 반경방향 순응구조를 갖는 고압식 스크롤 압축기 | |
KR100186460B1 (ko) | 밀폐형 스크롤 압축기의 소음저감장치 | |
JP4573614B2 (ja) | 圧縮機 | |
JP2012036841A (ja) | 圧縮機 | |
KR20010057494A (ko) | 스크롤 압축기의 냉매 가스 흡입구조 | |
JP2018168715A (ja) | スクロール圧縮機 | |
JP2019019772A (ja) | スクロール圧縮機 | |
JP2001221176A (ja) | スクロール型流体機械 | |
JP2015086716A (ja) | 圧縮機 | |
JPH0436085A (ja) | スクロール式圧縮機 | |
JP2006125365A (ja) | 圧縮機 | |
JP2014005731A (ja) | スクロール圧縮機 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20160914 |
|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20160914 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20170807 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20170822 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20170904 |
|
R151 | Written notification of patent or utility model registration |
Ref document number: 6213639 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151 |