JPH04775B2 - - Google Patents

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JPH04775B2
JPH04775B2 JP59196889A JP19688984A JPH04775B2 JP H04775 B2 JPH04775 B2 JP H04775B2 JP 59196889 A JP59196889 A JP 59196889A JP 19688984 A JP19688984 A JP 19688984A JP H04775 B2 JPH04775 B2 JP H04775B2
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B23MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B23QDETAILS, COMPONENTS, OR ACCESSORIES FOR MACHINE TOOLS, e.g. ARRANGEMENTS FOR COPYING OR CONTROLLING; MACHINE TOOLS IN GENERAL CHARACTERISED BY THE CONSTRUCTION OF PARTICULAR DETAILS OR COMPONENTS; COMBINATIONS OR ASSOCIATIONS OF METAL-WORKING MACHINES, NOT DIRECTED TO A PARTICULAR RESULT
    • B23Q16/00Equipment for precise positioning of tool or work into particular locations not otherwise provided for
    • B23Q16/02Indexing equipment
    • B23Q16/04Indexing equipment having intermediate members, e.g. pawls, for locking the relatively movable parts in the indexed position
    • B23Q16/06Rotary indexing
    • B23Q16/065Rotary indexing with a continuous drive
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B23MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B23QDETAILS, COMPONENTS, OR ACCESSORIES FOR MACHINE TOOLS, e.g. ARRANGEMENTS FOR COPYING OR CONTROLLING; MACHINE TOOLS IN GENERAL CHARACTERISED BY THE CONSTRUCTION OF PARTICULAR DETAILS OR COMPONENTS; COMBINATIONS OR ASSOCIATIONS OF METAL-WORKING MACHINES, NOT DIRECTED TO A PARTICULAR RESULT
    • B23Q1/00Members which are comprised in the general build-up of a form of machine, particularly relatively large fixed members
    • B23Q1/25Movable or adjustable work or tool supports
    • B23Q1/26Movable or adjustable work or tool supports characterised by constructional features relating to the co-operation of relatively movable members; Means for preventing relative movement of such members
    • B23Q1/262Movable or adjustable work or tool supports characterised by constructional features relating to the co-operation of relatively movable members; Means for preventing relative movement of such members with means to adjust the distance between the relatively slidable members

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Machine Tool Positioning Apparatuses (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、被加工物の切断、切削、研削等を行
う工作機械において被加工物の加工位置を割り出
すインデツクステーブルの位置決め装置に関し、
特に位置割出しのための動力を小さくすると共に
作動時間を短縮できるインデツクステーブルの位
置決め装置に関する。
〔従来の技術〕
従来のインデツクステーブルの位置決め装置
は、第7図に示すように、機枠1の中心部に回転
軸2を嵌装して円形のインデツクステーブル3を
上下動かつ回転可能に設け、上記インデツクステ
ーブル3の下面周縁部には位置割出し用の王冠形
の第一歯車4を形成すると共に、機枠1の上面の
周縁部にて上記第一歯車4に対応するところには
位置決め用の王冠形の第二歯車5を形成してい
た。なお、第7図において、符号6はインデツク
ステーブル3の上面の所定位置に固定された被加
工物であり、符号7は上記被加工物6に対する加
工工具である。このようなインデツクステーブル
の位置決め装置を使用して被加工物6の加工位置
を順次割り出すには、まず、インデツクステーブ
ル3を矢印Aのように上昇して、その位置で矢印
Bのように所定の角度だけ回転し、その位置から
矢印Cのように下降させて上記第二歯車5に第一
歯車4をかみ合わせ、次なる被加工物6を加工工
具7のところに位置決めしていた。
〔発明が解決しようとする課題〕 しかし、上記の従来技術においては、インデツ
クステーブル3を矢印Aのように上昇するとき、
そのインデツクステーブル3の上面に固定された
複数の被加工物6も共に持ち上げなければなら
ず、上記インデツクステーブル3を上昇させる動
力が大きくなると共に、その一時的な大出力を常
時用意しておかなければならないためランニング
コストも高くなるものであつた。また、上記イン
デツクステーブル3を矢印Aのように上昇した後
に、矢印Bのように回転し、さらに矢印Cのよう
に下降するため、被加工物6の位置割出しの作動
時間が長くなるものであつた。このことから、工
作機械による加工工作のトータル時間が長くかか
るものであつた。さらに、上記インデツクステー
ブル3を矢印Aのように上昇するときは、該イン
デツクステーブル3と衝突しないように加工工具
7を矢印D方向に一杯に後退させなければなら
ず、この後退量を多くとることから工作機械全体
の占有スペースが大きくなるものであつた。
そこで、本発明は、このような問題点を解決す
ることができるインデツクステーブルの位置決め
装置を提供することを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的を達成するために、本発明によるイン
デツクステーブルの位置決め装置は、機枠に回転
可能に設けられたインデツクステーブルを有し、
このインデツクステーブルの上面に固定された被
加工物の加工位置を所定角度ずつ回転して順次割
り出すインデツクステーブルの位置決め装置にお
いて、上記インデツクステーブルの回転軸の中間
部に円形の位置割出し板を張り出すと共に、この
位置割出し板の周囲に位置決め支持板を設け、上
記位置割出し板の外周部には上向き内方に45度以
下の開き角で開く傾斜面を有する溝状とされた複
数の可動側案内部を形成し、位置決め支持板の内
周部には上記可動側案内部よりも高く垂直上下方
向に伸びる溝状とされ該可動側案内部と対向合致
しうる1箇所又は複数の固定側案内部を形成し、
これらの案内部の相互間に形成され上記両案内部
の境界を中心として内方にのみ開く左右非対称の
テーパー空間には係合部材を介装し、かつ上記位
置割出し板の上方には上記係合部材を対向する両
案内部間に下降して嵌合圧着し位置割出し板の位
置を固定する上下動可能の圧着部材を配設し、さ
らにこの圧着部材の固定側案内部に対応する外周
縁には上記係合部材を外側面及び下面から抱え込
み保持して対向する両案内部から上昇離脱させる
保持部材を係合したものである。
〔作用〕
このように構成されたインデツクステーブルの
位置決め装置は、第1図に示すように、機枠10
に回転可能に設けられたインデツクステーブル1
1の回転軸12の中間部に平面視円形の位置割出
し板13を張り出すと共に、この位置割出し板1
3の周囲に位置決め支持板14を設け、上記位置
割出し板13の上方には、係合部材15を伴つて
矢印F,Gのように上下動すると共に下降時には
位置割出し板13の外周部に形成された可動側案
内部16と位置決め支持板14の内周部に形成さ
れた固定側案内部17(第2図参照)との対向案
内部16,17間に上記係合部材15を嵌合圧着
する(第3図参照)圧着部材18を配設したこと
により、インデツクステーブル11自体は何ら上
下動させることなく所定の角度だけ回転させるだ
けで、該インデツクステーブル11の上面に固定
された被加工物の加工位置を割り出すものであ
る。さらに、上記圧着部材18の固定側案内部1
7に対応する外周縁に係合された保持部材23
(第4図参照)により、対向する両案内部16,
17間に介装された係合部材15を外側面及び下
面から抱え込み保持して、上記圧着部材18の上
昇と共にその係合部材15を上記両案内部16,
17間から上昇離脱させるように動作する。
〔実施例〕
以下、本発明の実施例を添付図面に基づいて詳
細に説明する。
第4図は本発明によるインデツクステーブルの
位置決め装置の一実施例を示す正断面図である。
機枠10の中心部には、インデツクステーブル1
1の回転軸12がベアリング19によつて回転可
能に支持され、この回転軸12の上端部には円形
のインデツクステーブル11が固着されている。
このインデツクステーブル11は、その上面に被
加工物を例えば円周上の六等分の位置に固定して
おき、所定角度ずつ回転して被加工物の加工位置
を順次割り出すものである。なお、上記インデツ
クステーブル11は機枠10の天井部20の上面
にて回転するが、該インデツクステーブル11の
下面外周部には第一の摺動部材21aが設けられ
ると共に、上記天井部20の上面の対応部位には
第二の摺動部材21bが設けられ、両摺動部材2
1a,21bの摺り合わせにより上記インデツク
ステーブル11がスムーズに回転し且つ上方から
の荷重負荷を支えるようになつている。
上記インデツクステーブル11の回転軸12の
中間部には、位置割出し板13が張り出してい
る。この位置割出し板13は、インデツクステー
ブル11を所定角度ずつ回転してその位置で固定
する際の角度位置を割り出すもので、上記回転軸
12と一体的に設けられると共に平面視円形に形
成されている。そして、この位置割出し板13の
外周部には、第2図に示すように、複数の可動側
案内部16が形成されている。この可動側案内部
16は、上記インデツクステーブル11の位置を
固定する際に後述の係合部材15の嵌合圧着を案
内するもので、第3図に示すように外方に開く開
口溝部を有すると共に第1図に示すようにその底
部に上向き内方に45度以下の開き角で開く傾斜面
を有する溝状とされ、インデツクステーブル11
の割出し位置数たとえば四等分または六等分或い
はその整数倍の数だけ形成されている。ここで、
上記開き角45度以下としたのは、上記位置割出し
板13に浮き上がり負荷が生じた場合に、開き角
が45度以下のように小さければ、上記係合部材1
5は、固定側案内部17に生じる摩擦力及び可動
側案内部16に生じる回転力により、回転しなが
ら上昇し、この際、この固定側案内部17に食い
ついた状態となるため自己錠止機能がより強くな
り、その浮き上がりの程度が小さくなるからであ
る。
上記位置割出し板13の周囲には、位置決め支
持板14が設けられている。この位置決め支持板
14は、所定角度ずつ回転した後の位置割出し板
13の位置を固定するもので、上記機枠10の天
井部20の下面側にボルト22等で取り付けられ
ると共に上記位置割出し板13と同一平面内に位
置するように設けられている。そして、この位置
決め支持板14の内周部には、第2図に示すよう
に、固定側案内部17が形成されている。この固
定側案内部17は、上記位置割出し板13の位置
を固定する際に後述の係合部材15の嵌合圧着を
案内するもので、第3図に示すように内方に開く
開口縁部を有すると共に可動側案内部16よりも
高く垂直上下方向に伸びる溝状とされ、上記可動
側案内部16と対向合致するように適宜の1箇所
又は二等分、四等分などの複数箇所に形成されて
いる。
上記対向合致される可動側案内部16と固定側
案内部17との相互間には、第1図に示すよう
に、上記形成案内部16,17の境界を中心とし
て内方にのみ開く左右非対称のテーパー空間が形
成されると共に、このテーパー空間には鋼球等の
係合部材15が介装される。この係合部材15
は、両案内部16,17間に上方から嵌合圧着し
て位置割出し板13の回転後の位置を固定するも
ので、上記位置割出し板13が所定の角度だけ回
転するときは可動側案内部16より上方へ抜け出
すようにされている。なお、上記係合部材15は
鋼球に限られず、例えば下端が半球状に形成され
た鋼棒であつてもよい。
上記位置割出し板13の上方には、圧着部材1
8が設けられている。この圧着部材18は、上記
位置割出し板13が所定の角度回転したところで
上記係合部材15を可動側案内部16と固定側案
内部17との間の空間内に下降して嵌合圧着する
もので、適宜の作動機構にて回転軸12の長手方
向に沿つて上下動しうるようにされている。
さらに、上記圧着部材18の固定側案内部17
に対応する外周縁には、保持部材23が係合され
ている。この保持部材23は、上記係合部材15
を外側面及び下面から抱え込み保持して対向する
両案内部16,17から上昇離脱させるもので、
第4図に示すように、側面視略コ字形に形成され
ると共にその上端を圧着部材18の上面縁部に掛
止して上記固定側案内部17に上下方向に嵌合し
て設けられ、その下端鉤部で上記係合部材15を
下面から抱え込むようになつている。この結果、
上記保持部材23は、圧着部材18の外周縁下部
の凹段部との間で、係合部材15をその上面及び
内側面並びに外側面及び下面から抱え込み保持し
て圧着部材18と共に上下動しうるようになる。
そして、上記圧着部材18を上下動させるため
に、第5図に示すように、該圧着部材18の上面
周囲に側面視略台形の可動カム部24が形成さ
れ、天井部20の下面側には上記可動カム部24
と斜面が摺り合う形とされた固定カム部25が形
成されており、可動カム部24が固定カム部25
に対して往復回動することにより圧着部材18が
上下動する。この圧着部材18の作動機構は、例
えば第6図に示すように、円板カム26と、カム
ローラ27と、作動レバー28と、リンク29
と、作動アーム30と、コイルバネ31とからな
る。なお、第4図において、符号32は圧着部材
18を常時上方へ付勢する復帰スプリングであ
り、符号33は位置割出し板13を所定角度ずつ
回転させるゼネバプレートであり、符号34は上
記セネバプレート33の切欠部35に係合するカ
ムローラである。
次に、このように構成されたインデツクステー
ブルの位置決め装置の作動について説明する。ま
ず、これからインデツクステーブル11の被加工
物に対する或る加工位置を割り出すとして、第6
図に初期状態を示す。ここでは、位置割出し板1
3の六等分の位置に可動側案内部16が形成され
ており、六箇所の位置を割り出すとする。この状
態では、第5図aに示すように、可動カム部24
と固定カム部25のカム山は当接しておらず、圧
着部材18は第4図に示す復帰スプリング32に
よつて押し上げられ、係合部材15は上記圧着部
材13の外周縁に係合された保持部材23と共に
上昇して固定側案内部17に沿つて可動側案内部
16の上方に離脱している。したがつて、位置割
出し板13は自由に回転しうるようになつてい
る。そこで、次なる被加工物の加工位置を割り出
すとして、第4図に示すように例えば、ウオーム
36及びウオーム歯車37の組合わせで駆動軸3
8を回転させる。このとき、第6図において上記
駆動軸38の回転により円板カム26が矢印H方
向に回転する。すると、上記円板カム26の所定
位置に設けられたカムローラ34が同じく矢印H
方向に回動しながらゼネバプレート33の円周上
の六等分位置に形成された切欠部35内に入り込
み、この切欠部35との係合動作により上記円板
カム26が1/3回転することによりゼネバプレー
ト33を矢印I方向へ1/6回転させる。これによ
り、上記ゼネバプレート33と共に位置割出し板
13も1/6回転してインデツクステーブル11を
次なる加工位置へ移動させる。このとき、位置割
出し板13の可動側案内部16の一以上と固定側
案内部17とが対向して合致する。この間、作動
レバー28の基端に設けられたカムローラ27
は、円板カム26の円周上を滑るだけであり何ら
作動しない。
上記のようにして円板カム26が矢印H方向に
1/3回転したところで、該円板カム26のカムの
始端39がカムローラ27の位置に至り、さらに
円板カム26が矢印H方向に回転することにより
上記カムローラ27を矢印J方向へ押し出す。す
ると、作動レバー28の先端が支点40を中心と
して矢印K方向へ回動し、リンク29を矢印L方
向へ押し出す。これにより、上記リンク29の先
端にピン41で結合された作動アーム30が矢印
M方向に回動される。この作動アーム30は、第
4図及び第6図に示すように、圧着部材18に連
接されており、この作動アーム30の矢印M方向
の回動により第5図aに示すように圧着部材18
が矢印N方向に移動される。すると、固定カム部
25の斜面を可動カム部24の斜面が滑つて行き
ながら徐々に下降させられ、第5図bに示すよう
に、固定カム部25のカム山に可動カム部24の
カム山が当接したところで、上記圧着部材18は
復帰スプリング32に抗して矢印P方向へ最も下
降させられる。このとき、第1図及び第4図に示
すように、上記圧着部材18の外周縁に係合され
た保持部材23と共に係合部材15も下降して、
上記のように既に対向合致された一組以上の可動
側案内部16と固定側案内部17との間に形成さ
れたテーパー空間に上方から嵌合して圧着され
る。
ここで、上記固定側案内部17と可動側案内部
16との間の開き角は45度以下と小さくされてい
るので、この両案内部16,17間に係合部材1
5を下降して嵌合圧着することにより、両斜面間
にクサビを打ち込む状態と同様となり上記係合部
材15の深い嵌合状態が得られる。該係合部材1
5を確実に固定することができる。このとき、上
記係合部材15を下降して嵌合圧着する押し付け
力は、上記の開き角が小さいことから、小さい力
でも有効である。そして、この係合部材15の嵌
合圧着により、位置割出し板13は位置決め支持
板14によつてその位置が固定され、この結果イ
ンデツクステーブル11の位置が割出し決定され
る。このような状態で、状態位置割出し板13に
浮き上がり負荷が働いたときは、可動側案内部1
6のみが上向き内方に45度以下の開き角で開く傾
斜面を有し固定側案内部17は垂直上下方向に伸
び、その境界を中心として左右非対称に形成され
ているので、上記浮き上がり負荷による可動側案
内部16の上昇により係合部材15は固定側案内
部17に沿つて滑ろうとするが、上記可動側案内
部16の開き角が45度以下と小さいことから、上
記係合部材15は、固定側案内部17に生じる摩
擦力及び可動側案内部16に生じる回転力によ
り、回転しながら上昇し、この際、この固定側案
内部17に食いついた状態となるため自己錠止機
能がより強くなり、その浮き上がりの程度が小さ
くなる。なお、以上の動作が終了した時点では、
上記円板カム26はほぼ1回転近く回転して、カ
ムの終端42がカムローラ27近くまで至つてい
る。
次に、さらに次なる被加工物の加工位置を割り
出すには、上記の状態から円板カム26を矢印H
方向に回動すると、その直後に第6図に示す初期
状態に戻る。このとき、上記カムローラ27に対
する押し出しが解除されるので、上記作動アーム
30はコイルバネ31の付勢力によつて矢印Q方
向に復帰させられる。すると、第5図(b)に示
すように圧着部材18は破線矢印Rのように戻さ
れて可動カム部24のカム山が固定カム部25の
カム山から外れ、第4図に示す圧着部材18の下
面側に介装された復帰スプリング32の付勢力に
よつて両カム部24,25の斜面の働きで矢印R
方向に滑りながら上昇し、第5図aに示すように
圧着部材18は破線矢印Sのように上昇する。こ
のとき、係合部材15は、上記圧着部材18の外
周縁に係合された保持部材23により外側面及び
下面から抱え込み保持されているので、上記圧着
部材18と共に上昇する保持部材23により係合
部材15の下面が押し上げられ、固定側案内部1
7に沿つて可動側案内部16の上方に離脱する。
これにより、位置割出し板13は自由に回転しう
るようになり、次なる位置の割出しが可能とな
る。
なお、第6図においては、位置割出し板13の
外周部の六等分の位置に可動側案内部16を形成
したものとして示したが、本発明はこれに限られ
ず、四等分又は八等分或いはその整数倍の可動側
案内部を形成してもよい。また、インデツクステ
ーブル11の所定角度回転については、ゼネバプ
レート33を用いたゼネバ方式を示したが、これ
に限れらず例えばラツクとピニオン方式でもよ
い。
〔発明の効果〕
本発明は以上のように構成されたもので、イン
デツクステーブル11自体は何ら上下動させるこ
となく所定の角度だけ回転して上記圧着部材18
を下降させるだけで、該インデツクステーブル1
1の位置決めを行うことができる。したがつて、
従来のように上面に固定された複数の被加工物と
一緒にインデツクステーブルを持ち上げることを
要さず、単に圧着部材18を上昇させるだけの動
力でよく、作動のための動力を大幅に小さくでき
る。このことから、装置のランニングコストの低
くすることができる。また、インデツクステーブ
ル11を所定の角度回転した後に圧着部材18を
位置割出し板13側に下降させるだけでよく、被
加工物の位置割出しの作動時間を短くすることが
できる。したがつて、工作機械による加工工作の
トータル時間を短縮することがきる。
また、上記係合部材15の両案内部16,17
間への嵌合圧着においては、垂直上下方向に高く
伸びる固定側案内部17が係合部材15の上下動
の方向と平行とされているので、上記係合部材1
5の上下動を安定して案内することができ、該係
合部材15を両案内部16,17間に確実に嵌合
圧着することができる。
さらに、固定側案内部17と可動側案内部16
との間の開き角は45度以下と小さくされているの
で、この両案内部16,17間に係合部材15を
下降して嵌合圧着することにより、両斜面間にク
サビを打ち込む状態と同様となり上記係合部材1
5の深い嵌合状態が得られ、該係合部材15を確
実に固定することができる。このとき、上記係合
部材15を下降して嵌合圧着する押し付け力は、
上記の開き角が小さいことから、小さい力でも有
効である。
さらにまた、可動側案内部16のみが上向き内
方に45度以下の開き角で開く傾斜面を有し固定側
案内部17は垂直上下方向に伸び、その境界を中
心として左右非対称に形成されているので、位置
割出し板13に浮き上がり負荷が働いたときは、
可動側案内部16の上昇により係合部材15は固
定側案内部17に沿つて滑ろうとするが、上記可
動側案内部16の開き角が45度以下と小さいこと
から、上記係合部材15は、固定側案内部17に
生じる摩擦力及び可動側案内部16に生じる回転
力により、回転しながら上昇し、この際、この固
定側案内部17に食いついた状態となるため自己
錠止機能がより強くなり、その浮き上がりの程度
が小さくなる。このことから、上記係合部材15
は両案内部16,17の相互作用により保持され
て両案内部16,17間から抜け出ることはな
く、正しい位置決め状態を確保することができ
る。
また、圧着部材18の外周縁には、係合部材1
5を外側面及び下面から抱え込み保持する保持部
材23が係合されているので、上記係合部材15
が両案内部16,17間で前述のクサビ効果によ
り深い嵌合状態で固定され、また自己錠止機能で
食いついていても、上記圧着部材18と共に上昇
する保持部材23で係合部材15の下面を押し上
げることにより、その係合部材15を上記両案内
部16,17間から確実に上昇離脱させることが
できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明によるインデツクステーブルの
位置決め装置を示す断面図、第2図は位置割出し
板と位置決め支持板を示す平面図、第3図は可動
側案内部及び固定側案内部並びに係合部材を示す
第1図の−線断面図、第4図は具体的な実施
例を示す断面図、第5図a,bは圧着部材の上下
動動作を示す説明図、第6図は圧着部材より上方
の構成を省略して示す平面図、第7図は従来のイ
ンデツクステーブルの位置決め装置を示す断面図
である。 10……機枠、11……インデツクステーブ
ル、12……回転軸、13……位置割出し板、1
4……位置決め支持板、15……係合部材、16
……可動側案内部、17……固定側案内部、18
……圧着部材、23……保持部材、24……可動
カム部、25……固定カム部、26……円板カ
ム、27……カムローラ、28……作動レバー、
29……リンク、30……作動アーム、31……
コイルバネ、32……復帰スプリング。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 機枠に回転可能に設けられたインデツクステ
    ーブルを有し、このインデツクステーブルの上面
    に固定された被加工物の加工位置を所定角度ずつ
    回転して順次割り出すインデツクステーブルの位
    置決め装置において、上記インデツクステーブル
    の回転軸の中間部に円形の位置割出し板を張り出
    すと共に、この位置割出し板の周囲に位置決め支
    持板を設け、上記位置割出し板の外周部には上向
    き内方に45度以下の開き角で開く傾斜面を有する
    溝状とされた複数の可動側案内部を形成し、位置
    決め支持板の内周部には上記可動側案内部よりも
    高く垂直上下方向に伸びる溝状とされ該可動側案
    内部と対向合致しうる1箇所又は複数の固定側案
    内部を形成し、これらの案内部の相互間に形成さ
    れ上記両案内部の境界を中心として内方にのみ開
    く左右非対称のテーパー空間には係合部材を介装
    し、かつ上記位置割出し板の上方には上記係合部
    材を対向する両案内部間に下降して嵌合圧着し位
    置割出し板の位置を固定する上下動可能の圧着部
    材を配設し、さらにこの圧着部材の固定側案内部
    に対応する外周縁には上記係合部材を外側面及び
    下面から抱え込み保持して対向する両案内部から
    上昇離脱させる保持部材を係合したことを特徴と
    するインデツクステーブルの位置決め装置。
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