JPH0473685A - 表示制御装置 - Google Patents

表示制御装置

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JPH0473685A
JPH0473685A JP2184117A JP18411790A JPH0473685A JP H0473685 A JPH0473685 A JP H0473685A JP 2184117 A JP2184117 A JP 2184117A JP 18411790 A JP18411790 A JP 18411790A JP H0473685 A JPH0473685 A JP H0473685A
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JP2184117A
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Hiroshi Nonoshita
野々下 博
Yoshitsugu Yamanashi
山梨 能嗣
Kenzo Ina
伊奈 謙三
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Canon Inc
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  • Controls And Circuits For Display Device (AREA)
  • Liquid Crystal Display Device Control (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、表示制御装置に関し、詳しくは、例えば強誘
電性液晶を表示更新のための動作媒体として用い電界の
印加等によって更新された表示状態を保持可能な表示素
子を具えた表示装置のための表示制御装置に関する。
[従来の技術] 一般に、情報処理システムなどには、情報の視覚的表現
機能を果す情報表示手段として表示装置が用いられてお
り、このような表示装置としではCRT表示装置が広く
知られている。
CRT表示装置における表示制御では、CRT側が有す
る表示データバッファとしてのビデオメモリに対するシ
ステム側CPUの書込み動作と、CRT側が有する例え
ばCRTコントローラによるビデオメモリからの表示デ
ータの読出し1表示の動作がそれぞれ独立して実行され
る。
上述したようなCRTの表示制御の場合、表示情報を変
更するなどのためのビデオメモリに対する表示データの
書き込みと、そのビデオメモリから表示データを読み出
して表示する動作が独立しているため、情報処理システ
ム側のプログラムでは表示タイミング等を一切考慮する
必要がなく、任意のタイミングで所望の表示データを書
き込むことができるという利点を有している。
ところが一方で、CRTは特に表示画面の厚み方向の長
さをある程度必要とするため全体としてその容積が太き
(なり、表示装置全体の小型化を図り難い。また、これ
により、このようなCRTを表示器として用いた情報処
理システムの使用にあたっての自由度、すなわち設置場
所、携帯性等の自由度が損われる。
この点を補うものとして液晶表示器(以下、LCDとい
う)を用いることができる。すなわち、LCDによれば
、表示装置全体の小型化(特に薄型化)を図ることがで
きる。このよりなLCDの中には、上述した強誘電性液
晶(以下、FLC:Ferroelectric Li
quid Crystalという)の液晶セルを用いた
表示器(以下、FLCD : FLCデイスプレィとい
う)があり、その特長の1つは、その液晶セルが電界の
印加に対して表示状態の保存性を有することにある。す
なわち%FLCDは、その液晶セルが充分に薄いもので
あり、その中の細長いFLCの分子は、電界の印加力向
に応じて第1の安定状態または第2の安定状態に配向し
、電界を除いてもそれぞれの配向状態を維持する。この
よりなFLC分子の双安定性により、FLCDは記憶性
を有する。
このようなFLC8よびFLCDの詳細は、例えば特願
昭62−76357号に記載されている。
この結果、FLCDを駆動する場合には、CRTや他の
液晶表示器と異なり、表示画面の連続的なリフレッシュ
駆動の周期に時間的な余裕ができ、また、その連続的な
リフレッシュ駆動とは別に、表示画面上の変更に当たる
部分のみの表示状態を更新する部分書き換え駆動が可能
となる。
[発明が解決しようとする課題] 従って、FLCDにおいて、適切かつ時機を得た部分書
換え駆動を行うことができればFLCDの利点をより一
層増すことになる。
また、情報処理システムの表示装置としてこのようなF
LCDをCRTと互換性を有して用いることができれば
、システムの柔軟性が増しその価値を高めることができ
る。
以上の観点から、所定の部分書換えを他の表示情報の部
分書換えに優先させて行う表示制御態様を考えることが
できる。これによる表示例としてカーソル移動の表示が
あり、この表示はオペレータによるマウス等の操作に応
じて(感覚上)リアルタイムにその表示状態を変化させ
る必要があるものである。
このような表示をイベントと定義すれば、複数のイベン
ト間の優先順位に応じて当該イベントのための部分書換
えを行う構成が、例えば本願人による特開平2−934
91号に開示されている。しかしながら、この構成の表
示制御ではイベントにかかる部分書換えの際に情報処理
システム側はこの処理であることを識別するための情報
を表示装置側に与える。このため、このような表示装置
を用いた情報処理システムの制御プログラムは、前述の
CRTを表示装置として用いた情報処理システムの制御
プログラムとは大幅に異なったものとなる。
その結果、FLCDとCRTとの互換性を有した情報処
理システムの構成が困難になる。
一方、CRTとの互換性を有しながら情報処理システム
の表示装置にFLCDを用いる場合、その構成上本質的
な問題を生じる。すなわち、システム側のCPUは専ら
表示更新にかかる表示データおよびそのアドレスを表示
装置側へ転送して来るのみである。従って、上述のイベ
ントにかかる部分書換えを他の部分書換えとをいかに判
別するかという問題、およびこの判別の結果、イベント
にかかる部分書換えをいかにして優先的に行うかという
問題を生じる。
本発明は上述の問題点に鑑みてなされたものであり、特
定のイベントを容易かつ確実にとらえ、これを他の部分
書換え表示に優先して表示することが可能であり、また
、情報処理システム側のソフトウェアを大幅に変更せず
にCRTとの互換性を有したFLCDの表示制御装置を
提供することを目的とする。
[課題を解決するための手段] そのために本発明では、表示の変更にかかる表示素子の
みの表示状態を更新することが可能な表示装置の表示制
御装置において、前記表示素子の各々に対応して表示デ
ータを記憶する表示データ記憶手段と、イベントにかか
る表示素子情報の設定に応じて当該イベントにかかる表
示素子のアドレスを出力するアドレス出力手段と、該ア
ドレス出力手段から出力されるアドレスに基づいて前記
表示データ記憶手段から読出される表示データを前記表
示装置に転送するデータ転送手段と、を具えたことを特
徴とする。
[作 用] 以上の構成によれば、イベントにかかる部分書換えを、
例えば当該表示装置のホスト側CPUが部分書換えにか
かる位置等を設定することにより優先的に行うことが可
能となる。
[実施例] 以下、図面を参照して本発明の詳細な説明する。
(システム構成) 第1図は本発明の一実施例に係る表示制御装置を組み込
んだ情報処理システム全体のブロック構成図である。
図において、11は情報処理システム全体を制御するC
Po 、 12はアドレスバス、コントロールバス、デ
ータバスからなるシステムバス、13はプログラムを記
憶したり、ワーク領域として使われるメインメモリ、1
4はCPUIIを介さずにメモリとI10機器間でデー
タの転送を行うDMAコントローラ(Direct M
el!1ory Access Controller
、以下DMA(:という)、15はイーサネット(XE
ROX社による)等のLAN (ローカルエリアネット
ワーク)16との間のLANインタフェース、17はR
OM、SRAM、 R3232C仕様のインタフェース
等からなるI10機器接続用の110装置、18はハー
ドディスク装置、19はフロッピーディスク装置、20
はハードディスク装置18やフロッピーディスク装置1
9のためのディスクインタフェース、21は例えばレー
ザビームプリンタ、インクジェットプリンタ等高解像度
のプリンタ、22はプリンタ2】のためのプリンタイン
タフェース、23は文字、数字等のキャラクタその他の
入力を行うためのキーボード、24はポインティングデ
バイスであるマウス、25はキーボード23やマウス2
4のためのインタフェース、26は例えば本出願人によ
り特開昭63−243993号等において開示された表
示器を用いて構成できるFLCD (FLCデイスプレ
ィ)、27はFLCD26のためのFL(:Dインター
フェースである。
(表示制御装置) 第2図は本発明表示制御装置の一実施例としてのFLC
Dインタフェース27の構成例を示すブロック図である
図において、31はアドレスバスドライバ、32はコン
トロールバスドライバ、33,43.44はデータバス
ドライバである。 CPUIIからのアドレスデータは
、アドレスバスドライバ31から、メモリコントローラ
40およびアドレスセレクタ35の一方の入力部に与え
られるとともに、第1のスイッチS1の切り換えによっ
てFIFO形態のメモリ36または37に選択的に与え
られて記憶される。すなわち、これらメモリ36および
37(以下、それぞれFIFO(^)およびFIFO(
Blともいう)は、書き込んだ順番にデータを読み出す
FIFO(First In First 0ut)メ
モリであり、これらのメモリ36および37に書き込ま
れたアドレスデータは、第2のスイッチS2の切り換え
によって選択的に読み出される。
これらのメモリ36または37から読み出されたアドレ
スデータと、後述するアドレスカウンタ38からのアド
レスデータと、同じく後述する部分書換要求回路100
からのアドレスデータとは、セレクタ50の切り換えに
よって選択的にアドレスセレクタ35の他方の入力部に
与えられる。アドレスカウンタ38は、画面全体をライ
ン順次にリフレッシュするためのアドレスデータを発生
するものであり、そのアドレスデータの発生タイミング
は同期制御回路39によって制御される。この同期制御
回路39は、前記スイッチSl、S2およびセレクタ5
0の切り換え制御信号Sl (A/B) 、 S2 (
A/B)およびセレクト制御信号5LCTや後述するメ
モリコントローラ40へのデータトランスファ要求信号
をも発生する。
また、部分書換要求回路100と同期制御回路39とは
、イベント発生時(本例ではカーソル移動時)に部分書
換えを要求するリクエスト信号REQとアクノリッジ信
号ACKとの授受を行う。
cputtからのコントロール信号は、コントロールバ
スドライバ32からメモリコントローラ40に与えられ
、そのメモリコントローラ40は、サンプリングカウン
タ34と、アドレスセレクタ35の制御信号、および後
述するビデオメモリ41の制御信号を発生する。サンプ
リングカウンタ34は、メモリコントローラ40からの
歩道信号に基づいて計数動作を行い、同期制御回路39
の制御信号Cを発生する。また、アドレスセレクタ35
は、メモリコントローラ40からの制御信号に基づいて
、当該アドレスセレクタ35の入力部に与えられる2つ
のアドレスデータの一方を選択してビデオメモリ41に
与える。
ビデオメモリ41は表示データを記憶するものであり、
デュアルポートのDRAM (ダイナミックRAM)で
構成されていて、前記データバスドライバ33を介して
表示データの書き込みと読み出しを行う。
ビデオメモリ41に書き込まれた表示データは、ドライ
バレシーバ42を介して画像データ合成回路20[1に
供給され、ここで適宜の画像合成が行われた後にFLC
D26に転送されて表示される。
また、そのドライバレシーバ42は、 FLCD26か
らの同期信号を同期制御回路39に与える。FLCD2
6には、 FLCの温度を検出する温度センサ26aが
組み込まれている。
また、CPUIIからの後述の設定データは、データバ
スドライバ43を介して同期制御回路39に与えられる
。さらに、温度センサ26aの出力信号はデータバスド
ライバ44を介してCPUIIに転送される。
なお、47はシステムバス12上のデータバスに係合し
て、部分書換要求回路100に対し、ビデオメモリ41
内データに合成すべきカーソル等画像データ(以下合成
用データという)の位置情報等を設定するためのバスド
ライバ、48は部分書換要求回路100が出力する書換
えラインアドレスを受容してセレクタ50に導くための
レシーバである。
符合300で示す破線内のFLCDインタフェース本体
と、部分書換要求回路100および画像データ合成回路
200を含む符合400で示した回路部とは、これらを
一体に構成してもよいが、別体に構成して回路部400
をFLCDインタフェース本体300に装着可能とする
ことができる。すなわち回路部400をFLCDインタ
フェース本体300に対する外部回路としてもよく、こ
の場合には、例えば前述した所謂ハードカーソル機能対
応のシステムにFLCDインタフェース本体300が適
用される際に装着して好適なものとなる。換言すれば、
ハードカーソル機能対応のシステム等、カーソルなどの
合成用データの表示ないしは移動に際してCPUI 1
がビデオメモリ41をアクセスしないシステムにあって
も、そのようなイベントを検知して正確かつ迅速に部分
書換えが起動され、画像合成を実現できることになる。
第3図は本例に係るハードカーソル対応の部分書換要求
回路100の構成例を示す。
ここで、101および102はカーソルの旧位置または
新位置を記憶するための位置レジスタ(それぞれ位置レ
ジスタIおよび■という)であり、CPUIIからの設
定に対して交互に値をラッチする。すなわち、カーソル
表示ないし移動に際し、一方が旧位置を、他方が新位置
を記憶していることになる。105は表示すべきカーソ
ルのサイズを記憶するためのカーソルサイズレジスタで
あり、当該サイズはCPUIIにより設定される。 C
PUIIは、カーソルの表示ないし移動に際し、カーソ
ルの新位置を位置レジスタIまたはHにセットするとと
もにそのサイズをカーソルサイズレジスタ105にセッ
トするが、サイズに変更がない限りサイズのセットは行
わな(でもよい。
107は要求制御回路であり、位置レジスタIまたはH
にカーソルの新位置がセットされると、旧位置を記憶し
ている位置レジスタ■またはIの内容を要求アドレスカ
ウンタ109にロードするとともに、同期制御回路39
にカーソル更新のための部分書換え要求信号REQを送
出する。そして、同期制御回路39からアクノリッジ信
号ACKが供給されると、要求アドレスカウンタ109
にカウント許可を与え、要求アドレスカウンタ109で
はカーソルサイズレジスタ105に設定されているカー
ソルサイズ(ライン数)分、旧位置のラインアドレスを
順次カウントアツプしつつ、その値をセレクタ50側に
送出する。これは、FLCが記憶性を有するものである
ために、後述のようにカーソル更新に先立って旧位置に
あるカーソルを直ちに消去する、具体的にはその位置に
あるビデオメモリ41内のデータのみを再表示するのに
供されるラインアドレス群となる。
その後、要求制御回路107は新位置を記憶している位
置レジスタの値をカウンタ109にロードさせるととも
に信号REQを送信し、信号ACHの入力に応じてカウ
ンタ109に対して新位置に関し上記と同様の動作を行
わせる。このとき出力されるラインアドレス群は移動先
にカーソルを表示させるために供されるものとなる。
CPUIIから新たにカーソル位置が設定されるたびに
以上の動作を繰返すことにより、カーソルの移動(更新
)が行われる。なお、位置レジスタIまたは■への交互
の新位置の設定、およびカウンタ109への交互のロー
ドを行うためには1例えば、トグルで動作するスイッチ
を適宜の部位に介挿すればよい。
第4図は本例に係るハードカーソル対応の画像データ合
成回路200の構成例を示す。
ここで、201はcpuitにより更新されたカーソル
の新位置が設定される位置レジスタ、205は同じくカ
ーソルサイズが設定されるカーソルサイズレジスタであ
る。
第5図はこれらレジスタに格納されるデータの説明図で
ある0図に示すように、表示画面上の左上端を原点(0
,O)とし、その点からの相対距離(X、Y)がカーソ
ル位置となって位置レジスタ201に格納される。一方
、その幅Wおよび高さHがカーソルサイズレジスタ20
5に設定される。
なお、第3図示の部分書換要求回路100における位置
レジスタ101.102およびカーソルサイズレジスタ
105の格納内容もそれぞれ位置レジスタ201および
カーソルサイズレジスタ205と同一としてもよいが、
第3図の部分書換要求回路100はラインアドレスを出
力すれば足りるため、位置レジスタ101,102およ
びカーソルサイズレジスタ105には副走査方向■のデ
ータ(それぞれYおよびH)のみがセットされるように
してもよい。また、第4図におけるカーソルサイズレジ
スタ205は、上述と同様カーソルサイズの変更があっ
た場合のみその内容が変更されるものであってもよい。
第4図において、ID!3よびADは、それぞれFLC
Dインタフェース本体300のビデオメモリ41から送
信されてくる識別信号およびアドレス/データ信号であ
る。第6図を用いてこれら信号を説明するに、FLCD
インタフェース本体300は、FLCD26からの水平
同期信号H3YNCに対して1主走査ライン(第5図に
おけるH方向ライン)のデータ群を出力する。このデー
タ群は、当該1主走査ラインにおける左端画素から右端
画素までのデータ群(「データ1」、「データ2」、・
・・)である。このデータ群には先頭に当該ラインのラ
インアドレスが付加されてアドレス/データ信号ADと
して送出される。一方、その信号ADの先頭がアドレス
であることを識別させるために、そのアドレス出力時に
l”  「データl」、「データ2」、・・・の出力時
に“0”となる識別信号10が送出されるわけである。
再び第4図を参照するに、207は副走査比較回路であ
る。副走査比較回路207は、レジスタ201゜205
の値から、FLCDインタフェース本体300より送出
されてくる画像データがカーソルを表示すべきラインに
含まれるものであるか否かを当該画像データ群の先頭に
あるラインアドレスを基に判別する。すなわち、現在表
示を行おうとするラインアドレスがY〜Y+H(第5図
参照)の間にあるか否かを判別する。そしてその間にあ
ると判別した場合には一致信号を主走査カウンタ209
に送出する。
主走査カウンタ209は、この一致信号に基づいて主走
査方向の画素数を計数して行き、位置レジスタ201に
設定されているX値およびカーソルサイズレジタ205
に設定されているW値により、現在画素がX−X+Wの
範囲にあるか否かを判別する。そしてその範囲にあれば
、カーソル表示データを展開しであるカーソルRAMの
対応位置を指定してその位置のデータ読出しを行わせる
とともに、論理合成回路213に合成指示を与える。
論理合成回路213では、主走査カウンタ209から合
成指示信号が与えられていないときにはFLCDインタ
フェース本体300からのアドレスデータ信号A/Dを
そのままFLCD26に出力し、合成指示がある場合に
はこれにカーソルRAM211から読出したデータを論
理演算して合成したデータを出力する。
第3図および第4図の構成によって、次のような動作が
行われる。
すなわち、カーソルの現在位置(X、Y)は部分書換え
要求回路100内の位置レジスタ101,102の一方
、および画像データ合成回路200内の位置レジスタ2
01に設定されており、レジスタ201゜205の保持
データに基づいてカーソルが表示される。従って、カー
ソルが表示されているラインが後述のリフレッシュサイ
クル、部分書換えサイクルによってアクセスされても、
そのラインにはそのままその位置にカーソルが表示され
、当該アクセスによってカーソルが消去されてしまうこ
とがない。
一方、カーソルを移動させた際には((X、Y)→(X
’、Y’))、新位置のデータがレジスタ101,10
2 (7)他方に設定されるとともにレジスタ201に
設定される。そしてまず旧位置である“Y”から“■4
”ライン分のラインアドレスが出力され、これに応じて
ビデオメモリ41内の対応ラインアドレスおよびデータ
が画像データ合成回路200に出力される。このとき、
回路200内のレジスタ201の内容は既に更新されて
いるので、合成が行われずにそのデータがそのままFL
CD26に表示される。従って、それまでカーソルの表
示を行っていたラインからはそのカーソル表示が消去さ
れることになる。この後、新位置である“Y”からの“
H”ライン分のラインアドレスの出力に応じて、当該ラ
インのデータに対しレジスタ201および205の内容
に従ってカーソルデータが合成され、新位置(x’ 、
y’)にカーソルが表示される。
(動伶例) 以上の構成において、cputiがビデオメモリ41内
の表示データの変更を行う場合、所望するデータの書換
えに対応するビデオメモリ41のアドレス信号がアドレ
スバスドライバ31を介してメモリコントローラ40に
与えられ、ここでcput iのメモリアクセス要求信
号と同期制御回路39からのデータトランスファ要求信
号とのアービトレーションが行われる。そしてCPUア
クセス側が権利を得るとメモリコントローラ40はアド
レスセレクタ35に対し、メモリ41へ与えるアドレス
としてCPUがアクセスしたアドレスを選択するよう切
換えを行う。
これと同時にメモリコントローラ40からビデオメモリ
41の制御信号が発生され、データバスドライバ33を
介してデータの読書きが行われる。このとき、CPUア
クセスアドレス20はスイッチS1を介してFIFO(
A)36またはFIFO(B) 37に記憶され、後述
する表示データの転送の際利用される。このようにCP
UIIから見た表示データのアクセス方法は従来のCR
Tを表示器として用いたシステムの場合と少しも変わら
ない。
また、ビデオメモリ41からデータを読出し、FLCD
26へ転送する場合、同期制御回路39からメモリコン
トローラ40ヘデータトランスフア要求が発生され、ビ
デオメモリ41に対するアドレスとしてアドレスカウン
タ38またはFIFO側アドレアドレスレスセレクタ3
5において選択されるとともに、メモリコントローラ4
0よりデータトランスファ用の制御信号が生成されるこ
とで、メモリセルからシフトレジスタへ該当アドレスの
データが転送され、シリアルボートの制御信号によりド
ライバ42へ出力される。
同期制御回路39では、FLCD26からの水平同期信
号HSYNCに基づいて複数ラインを単位として画面を
ライン順次に全面リフレッシュして行(サイクルとCP
UIIによりアクセスされたラインの書換えを行う部分
書換えサイクルとを交互に生じさせるタイミングを生成
する。ここで、全面リフレッシュのサイクルとは表示画
面上−格上のライン(先頭ライン)から順次に下方へ向
けて書換えを行っていき、−格下のラインまで至ると再
び先頭ラインに戻って書換えを繰返して行(ものである
。また、アクセスラインの書換えサイクルとはそのサイ
クルの直前の所定時間内にCPUIIからアクセスされ
たラインを書き換えるものである。
このように、本例においては、基本的にはFLCデイス
プレィ26の画面全面を順次リフレッシュして行く動作
と、表示内容の変更を行うべく CPUIIによりアク
セスされたラインの書換えを行う動作とを時分割に交互
に行うが、カーソル移動の指示が与えられた場合、後者
の動作期間を利用してカーソル表示の更新が速やかにな
されるようにする。
まず、第7図を用いて、カーソル移動表示を行わずにリ
フレッシュの動作とライン書換えの動作とを時分割に交
互に行う本例の基本的動作について説明する。ここでは
、リフレッシュのサイクルを4ラインを単位として、ア
クセスラインの書換えサイクルを3ラインを単位として
行う場合の例を示す。
第7図において、REE/AC3は全面リフレッシュの
サイクルとアクセスラインの書換えサイクルとを交互に
生じさせるタイミングであり、“l”のときが全面リフ
レッシュのサイクルで、“0”のときがアクセスライン
の書換えサイクルであることを示す、また、T、は全面
リフレッシュのサイクルの時間、Tわけアクセスライン
の書換えサイクルの時間を表わす、この例においては、
Ta:Tゎ=4=3としているが、要求されるリフレッ
シュレート等によって最適な値を選ぶことができる。
すなわち、T、の割合を大きくすればリフレッシュレー
トを上げることができ、Tゎの割合を大きくすれば部分
的な変更の応答性を良くすることができる。この態様に
ついては後述する。
FIFO(A)36およびFIFO(B) 37の状態
を説明するに、スイッチSlがFIFO(A) 36側
に接続されると(状態A/B = 1 ) 、CPUI
IがアクセスするラインのアドレスはFIFO(A)3
6にサンプリングされて記憶される。一方スイッチSt
がFIFO(B)37側に接続されると(A/B= O
) 、CPUIIがアクセスするラインアドレスがFI
FO(B) 37に記憶される。また、スイッチS2が
FIFO(A) 36側に接続されると(A/B=1 
)、FIFO(A)3Bに記憶されたアドレスが出力さ
れ、スイッチS2がFIFO(B) 37側に接続され
ると(A/B= O) 、FIFO(B)37に記憶さ
れたアドレスが出力される。
画面全体の1回のリフレッシュが完了し、FLCD26
が垂直同期信号VSYNCを出力したり、あるいはアド
レスカウンタ38にキャリーが生じるとアドレスカウン
タ38がクリアされ、次の全面リフレッシュのサイクル
で出力されるラインは第0ラインに戻り、FLCD26
より同期制御回路39を介して与えられる水平同期信号
H3YNC毎に“工”、“2”“3“と順次カウントア
ツプしていく。この間にcpuitよりラインLl、L
2.L3のアドレスがアクセスされると、スイッチS1
がFIFO(A) 36に接続されてし)るので、LL
、L2.L3のアドレスがここに言己憶され、その後ス
イッチS2がFIFO(A)36に接続された時点でL
l、L2.L3のアドレスがここから出力され、出力ラ
インとしてLl、L2.L3が選ばれる。ここで、セレ
クタ50の切換え信号は同期制御回路39からの信号5
LCTで与えられ、ラインアクセスのサイクルでは出力
ラインアドレスとしてFIFO(A) 、 FIFO(
Bl側に切換えられる。
そして、このときスイッチS1がFIFO(B) 37
側に接続されているのでFIFO(B)37側にアクセ
スアドレスが記憶される。リフレッシュサイクルとなる
と、セレクタ50はアドレスカウンタ38側に切換えら
れ、リフレッシュ動作を前サイクルの続きのラインから
行う。第7図においては、L3のライン出力後に前サイ
クルの続きである4“、“5”“6”、“7”のライン
が出力されている。以下同様にして、上述の動作を繰返
すが、FIFOを2つ用意したのは、一方でメモリアク
セスされたアドレスをサンプリングし、同時に他方でサ
ンプリングしたアドレスを出力することを矛盾無(、か
つ効率よく実行するためである。すなわち、アドレスの
サンプリング期間は他方のFIFOのアクセスラインの
出力開始から全面リフレッシュサイクルの終了までであ
り、全面リフレッシュサイクルの終了後、直前のサンプ
リング期間でサンプリングしたアドレスを出力するアク
セスラインの書換えサイクルに入ると同時に、他方のF
IFOのアドレスサンプリング期間が開始されることに
なる。
以上のように、本例の基本的動作ではリフレッシュサイ
クルとライン書換えのサイクルとを交互に繰返し、第7
図ではその繰返し周期を7ラインを1単位としてT、:
TI、=4:3として説明したが、本例ではさらに温度
等の環境条件や表示するデータの種類、あるいはさらに
FLCDの表示デバイス素材の違い等に応じて要求され
るリフレッシュレート等によってT、とTbとの比率を
変更可能とする。すなわち、T、の割合(1リフレツシ
エサイクル内のライン数Mに対応、すなわちT、=M×
()IsYNcの周期))を大きくすればリフレッシュ
レートな向上することができ、例えば低温特等FLC素
子の応答性が低い場合やイメージ画像を表示する場合に
おいても良好な表示状態を得ることができる。逆に、■
、の割合(1つの部分書換えサイクル内のライン数Nに
対応、すなわちTl1= N X (l(SYNCの周
期))を大とすれば部分的な表示の変更の応答性を高く
することができ、高温時や文字等キャラクタの表示特等
、リフレッシュレートが高くなくてもよい場合に対応で
きることになる。
また、本実施例では繰返し周期のライン数をも設定可能
とすることで、リフレッシュサイクルおよび部分書換え
の割合をより細かく変えることができるようにし、より
細やかな最適化を図るようにする。例えば、リフレッシ
ュレートを優先させなければならない、もしくは優先し
たい場合に、繰返し周期のライン数を40ラインにして
Ta:Tb=4:1とすれば、全面リフレッシュを32
ライン分行ってアクセスラインの書換えを8ライン行う
ことができる。また、部分書換えを優先できる、もしく
は優先したい場合は繰返し周期のライン数をlOライン
にしてTa:Tb=3:2とすれば、全面リフレッシュ
を6ライン分行ってアクセスラインの書換えを4ライン
行うことができる。
さらに、本実施例においては、そのように設定された部
分書換えのライン数の範囲内において、CPUIIにア
クセスされたライン数およびラインアクセス状態に応じ
、リフレッシュサイクル間に行われる実際の部分書換え
ライン数Pを調整するようにする。すなわち、CPUI
Iがアクセスしたラインの数等に応じて動的に15時間
を調整することで、例えばCPUIIからあまりアクセ
スされないときの無駄なライン書換えサイクルを省き、
リフレッシュレートを向上するようにする。これによっ
て、動作の追従性とリフレッシュレートとの関係を動的
に最適化できるようになる。
これは、例えば本願人により出願された特願平2−10
5626号において開示されたルールおよび構成に従っ
て行うことができる。
次に、第8図を用いてカーソル移動表示の指示がある場
合の動作状態について説明する。但し、本図では簡略の
ためにカーソルの高さHを“1”としている。
本例に係る装置では、カーソル移動表示のための部分書
換えはラインアクセスの期間中に行われるものとし、す
なわち第2図における同期制御回路39はラインアクセ
ス期間にのみ要求信号REQに対して応答ACKを出力
するものとし、リフレッシュ期間中にカーソル移動表示
の指示があった場合には直後のラインアクセス期間に、
ラインアクセス期間に指示があった場合にはその期間内
に、当該移動表示のための部分書換えを行うようにする
。なお、ラインアクセス期間に指示があってもその期間
が切れて処理を行えないような場合にはその次のライン
アクセス期間にて処理が行われる。
さて、第8図ではアドレスEXIを有するライン上の位
置にあるカーソルを所望のアドレスEX2を有するライ
ン上の位置に移動し、さらにアドレスEX3を有するラ
イン上の位置に移動する場合の処理を示している。
EXIからEX2への移動に際しては、まず現アドレス
EXIを有するライン上のカーソルを消去すべく、その
ラインのアクセスを要求して要求回路100より信号R
EQが同期制御回路39に送出される。同期制御回路3
9ではリフレッシュ期間の終了を待って信号ACKを返
送するとともにセレクタ50を切換え、アドレスEXI
が受容されるようにする。これに応じてそのアドレスE
XIを有するラインがアクセスされ、第3図および第4
図に関して述べたように、そのラインにあるビデオメモ
リ41内のデータのみが表示され、すなわちそのライン
からはカーソルが消去されることになる。EX2からE
X3に移動する際の消去の態様も同様である。
続いて新アドレスEX2を有するライン上にカーソルを
表示すべく、そのラインのアクセスを要求して要求回路
100が信号REQを送出すると、本図の場合直ちに同
期制御回路39は信号ACKを返送するとともに、その
ラインアドレスの受容を行うべくセレクタ50を切換え
る。これによってそのアドレスEX2を有するラインが
アクセスされ、前述のように、新位置にカーソルデータ
が合成されてカーソル表示が行われる。 EX2からE
X3に移動する際の消去の態様も同様である。
なお、本図の場合EXIにあるカーソルの消去とEXへ
の表示のと間にラインアクセスによる部分書換え(Ll
の出力)が行われているが、同期制御回路391部分書
換要求回路100の処理速度等によってEX2への表示
とり、の出力とは前後することもある。
また、本例では説明の簡略のためにラインアクセスの期
間を3ライン分としており、カーソル高さ“1”とした
が、実際には第5図に示したようにカーソルが複数ライ
ンにわたる高さを有する場合があるので、これを考慮し
てラインアクセス期間を定めることもできる。
(他の実施例) 本発明は以上の実施例にのみ限られることなく、種々の
構成、制御方式を採用できるのは勿論である。
例えば、上側ではリフレッシュ期間とラインアクセス期
間とを交互に行い、カーソル移動表示はラインアクセス
期間内にのみ行われるようにし、かつカーソル移動表示
が通常のラインアクセスに優先して行われるようにした
。しかしカーソル表示はリフレッシュ期間においても、
あるいはその期間においてのみ行われるようにしてもよ
く、さらにカーソル表示の優先度は、適宜定めつるもの
である。また、リフレシュ期間とラインアクセス期間と
を交互に行う構成とセずに、いずれか一方のみが行われ
るものであってもよい。
また、例えばハードカーソル対応の部分書換要求回路1
00を第9図のように構成することもできる。
第9図において、121は差分レジスタであり、第1θ
図に示すように、カーソルの旧(現在)位置(x、y)
の副走査方向Vの値y1と、新位置(xt、yglの同
方向の値との差の絶対値1y+−ydが設定される。1
23は移動方向レジスタであり、y+>y*のとき0″
、y+<y*のとき“1″が設定される。
125は前述と同様のカーソルサイズレジスタであり、
カーソル高さHおよび幅Wが設定される。
129は第11図に示すような動作を実行する際に各レ
ジスタ内容の比較を行うとともに、ラインアドレスカウ
ンタ133にロード信号を出力する比較制御回路である
。131はカレントラインレジスタであり、カーソルの
現在位置が含まれるラインのアドレスが設定される。1
33はラインアドレスカウンタであり、比較制御回路1
29のロード信号に応じてカレントラインレジスタ13
1の内容をロードされ、その値(ラインアドレス)から
歩進を行ったラインアドレス群を順次出力し、セレクタ
50に出力する。137は要求制御回路であり、同期制
御回路39との間で信号REQ、 ACKの授受を行う
とともに、旧位置(yl)と新位置(y2)との偏差お
よびカーソルサイズ(H)により定まる期間だけ、ライ
ンアドレスカウンタ133にイネーブル信号を出力して
上記歩進およびラインアドレス出力を実行させる。
第11図は第9図示の構成の動作例を説明するためのフ
ローチャートである。
CPUIIからカーソル移動指示があり、差分レジスタ
121および移動方向レジスタ123(カーソルサイズ
に変更がある場合にはさらにサイズレジスタ125)へ
の設定があると(ステップSl) 、差分y+−y*l
が8未満、すなわちカーソルの高さ未満の移動であるか
否かが判断される(ステップS3)。
ここで否定判定であれば、カレントラインレジスタ13
1の値(ここでは旧位置であるy+)をラインアドレス
カウンタ133にロードしくステップS5)、信号RE
Qを送出する。次に、信号ACKが返送された時点で信
号REQを消勢しくステップS9゜5ll)、ラインア
ドレスカウンタ133に所定の動作を行わせる。次に、
カーソル高さHに対応したライン分のアドレス出力が終
了したか否かを検知し、終了していなければステップS
7に復帰してステップ37〜S13の手順を繰返す。こ
の過程で、前述と同様に、y、からHライン分のビデオ
メモリ41内のデータが画像データ合成回路200に出
力され、一方画像データ合成回路200内ではカーソル
の新位置が保持されているのでカーソルデータの合成は
なされず、すなわちカーソルが旧位置から消去される。
次に、ステップS15にて、旧位置(y、)、差分の結
果(ly+−yglおよび移動方向によって定まる新位
置(y2)をカレントラインレジスタ131に設定し、
ステップSITにて上記ステップ35〜Sllと同様の
処理なHライン分行う(ステップ519)。これにより
、新位置にカーソルが表示されることになる。
一方、新旧両位置の偏差が8未満である場合には、まず
移動方向を判別する(ステップ521)。ここで画面下
方にカーソルを移動させる“+”方向、すなわちyl<
y、の場合には、上記ステップ87〜Sllと同様の処
理を行う(ステップ523)。
次にこの処理がH+ly、−ydライン分終了したか否
かを判定する。これは、I’+−yal<Hの場合新旧
カーソルにラインの重複があり、同位置についてHライ
ンずつのアクセス(2Hライン分のアクセス)を行わな
くても、2Hラインから重複ライン数を減じた数のライ
ン分のアクセスを行えば足りることに基づくものである
(zu−(n−Iy+−yxl)”H”ly+−yal
)。これによってラインのアクセスが高効率に行われる
ことになり、かつその過程で旧位置のカーソルの消去お
よび新位置へのカーソル表示が確実に行われることにな
る。なお、そのライン分の終了後にはステップS15と
同様の処理を行い、y、をカレントラインレジスタ13
1にセットする(ステップ527)。
ステップS21でのyl〉)’zの場合には、まずステ
ップS15と同様の処理によってy8をカレントライン
レジスタ131にセットした後に(ステップ531)、
ステップS5〜SllおよびS27と同様の処理(ステ
ップS33および535)を行えば、旧位置にあるカー
ソルの消去および新位置への表示が効率よく、確実に行
われる。
ところで、以上の説明ではハードカーソル機能に対応す
る例について本発明を説明したが、ビデオメモリ内デー
タに合成されるデータ(合成用データ)の例としてはカ
ーソルの他にも例えば動画windowやメツセージの
スーパーインポーズ、何らかのフオームのオーバレイ等
があり、本発明はこれらにも有効に対応できることにな
る。
これらの場合、例えば第3図の部分書換要求回路につい
て説明すると、合成用データの移動が発生した場合のみ
合成用データの旧位置の要求アドスカウンタ109への
ロードおよび同期制御回路39への部分書換え要求信号
REQの送出を行う、そして、同期制御回路39からア
クノリッジ信号A(Jが供給されると、要求アドレスカ
ウンタ109にカウント許可を与え、要求アドレスカウ
ンタ109ではカーソルサイズレジスタ105と同様の
構成とできるサイズレジスタに設定されているサイズ(
ライン数)分、旧位置のラインアドレスを順次カウント
アツプしつつ、その値をセレクタ50側に送出する。こ
れは、FLCが記憶性を有するものであるために、後述
のように合成用データ更新に先立って旧位置にある合成
用データを直ちに消去する、具体的にはその位置にある
ビデオメモリ41内のデータのみを再表示するのに供さ
れるラインアドレス群となる。
その後、要求制御回路107は新位置を記憶している位
置レジスタの値をカウンタ109にロードさせるととも
に信号REQを送信し、信号ACKの入力に応じてカウ
ンタ109に対して新位置に関し上記と同様の動作(動
作Aと略記する)を行わせる。
このとき出力されるラインアドレス群は移動先に合成用
データを表示させるために供されるものとなる。なお、
移動がない場合にはこの動作Aを画面全体のリフレッシ
ュレートより速い一定周期で繰返せばよい。
一方、画像データ合成回路に関しても前述と同様の構成
および制御態様を採ることができ、例えば第4図におけ
るカーソルRAM211を合成用データ表示用のフレー
ムバッファ等に変更すれば足りる。
また、これらの回路100.200を含む回路部300
を複数種類の合成用データに関して構成してもよい。さ
らに、そのような回路部300を目的別に設け、−もし
くは複数の回路部300を適宜装着して表示制御回路と
しての能力切換えを行うようにすることもできる。
さらに、FLCDの素子が記憶性を有することを活用し
て、複数種類のイベントに対応可能に合成回路を構成す
るとともに、イベントの切換えを行うことができるよう
にしてもよい。
さらに、CPHのアクセスによってFIFOに展開され
たアドレスに基づく部分書換え(通常の部分書換え)と
は別に、何らかのイベント(カーソル移動表示、動画w
indowやメツセージの挿入表示。
フオームのオーバレイ等)の発生時にそれらのイベント
に係るデータの表示位置に係るアドレスを発生すること
により部分書換えを行わしめるという本発明の思想から
すれば、上述のような画像データ合成回路200の配設
の有無は任意所望である。
すなわち、画像データ合成回路によってイベントに係る
表示データを合成するものにあっても、あるいはCPU
がビデオメモリ41上にイベントに係る表示データをア
クセスするものであっても、それらデータの表示指令お
よび表示アドレスを独立に発生することにより、通常の
部分書換えとは異らせて優先的ないしは強制的に迅速か
つ正確な表示を行うことができるからである。例えば、
操作者がキーボード等を用いて文字入力を行う場合には
、文字入力速度に限界があるために部分書換えを迅速に
行わな(でも実行期間もしくはFIFO容量に制約のあ
る通常の部分書換え(上記したラインアクセス)を実行
すれば十分であり、部分書換えを行いつつ一定のリフレ
ッシュレートをも保てることになるが、上記イベントに
係るデータの表示に際してはそのような制約(例えばF
IFOを用いたサンプリングのみではFIFO容量や実
行期間に応じた検出の限界がありうる)を離れることが
できる。
第12図はそのような思想に基づく本発明の他の実施例
に係る表示制御装置の一例である6図示のように、本例
は第2図とほぼ同様の構成を採るが、画像データ合成回
路に係る構成は設けられていない、すなわち、インタフ
ェース本体300に対して一体の、もしくは別体にして
装着可能の回路部450は部分書換要求回路150のみ
を有している。
第13図はその部分書換要求回路150の構成例を示す
、ここで、151は先頭ラインレジスタ、153はライ
ン数レジスタ、157は第3図における部分107と同
様な要求制御回路、159は同じく部分109と同様な
要求アドレスカウンタである。
本例にあっては、CPUIIがビデオメモリ41の変更
直後に先頭ラインレジスタ151にイベントに係るデー
タの先頭ラインをセットするとともに、ライン数レジス
タ153に同データのライン数をセットする。要求制御
回路157はこれに応じて先頭ラインレジスタの値を要
求アドレスカウンタ159にロードし、同期制御回路3
9に信号REQを送出する。そして、信号A(Jの入力
を保って要求アドレスカウンタ159にカウント動作を
開始させ、カウンタ159ではライン数レジスタ153
に設定されたライン数分のラインアドレス群を送出する
すなわち、このような構成によって、イベントに係るデ
ータを最優先にし、迅速にすべての当該データを表示す
ることも可能となるわけである。
第14図は本発明のさらに他の実施例を示す。ここで、
500はイベントに応じて部分書換え要求を行うための
回路部であり、インタフェース本体300に対しての外
部回路を示す、 510Aはシステムバス12に結合し
、CPUIIがアクセスするアドレスを蓄えるアクセス
アドレスバッファ、510Bは作業(ワーク)用のメモ
リ、520はディジタル信号プロセッサ(DSP)であ
る0本例では、アクセスされたアドレスを保持し、DS
P520により書換えの優先順位を判断して優先度の高
いライン類に適宜のFLCDインタフェースのラインア
ドレスに変換してこれをexadrとしてFLCDイン
タフェース本体300に出力要求する。また、信号RE
Q、 ACKの授受に関しては前述と同様である。
このように、本発明に係る部分書換要求回路をFLCD
インタフェース本体300に対し外部回路として用い、
単独でも使用可能なインタフェース本体300の性能を
向上するためのツールとすることもできる。
(以下余白) [発明の効果] 以上の説明から明らかなように、本発明によればイベン
トにかかる部分書換えを、例えば当該表示装置のホスト
側CPUが部分書換えにかかる位置等を設定することに
より優先的に行うことが可能となる。
これにより、イベントに係る表示のように迅速な部分書
換えを実行しなければならない場合に、上記ホスト側C
PUによる書換えラインアクセスの制約(例えばFIF
Oメモリ容量や実行時間に応じた検出の限界)を離れる
ことができ、この部分書換えを確実に実行することが可
能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の表示制御装置を組込んだ情報処理装置
全体の構成例を示すブロック図、第2図は本発明の一実
施例に係る表示制御装置のブロック図、 第3図は、その部分書換要求回路の構成例を示すブロッ
ク図、 第4図は画像データ合成回路の構成例を示すブロック図
、 第5図は合成されるデータの一例としてのカーソルを説
明するための説明図、 第6図は本例に係るFLCD本体が出力する信号の説明
図、 第7図および第8図は本例装置の動作の2例を説明する
ためのタイミングチャート、 第9図は部分書換要求回路の他の構成例を示すブロック
図、 第1O図および第11図はその動作の説明図および動作
例のフローチャート、 第12図は本発明の他の実施例に係る表示制御装置のブ
ロック図、 第13図はその部分書換要求回路の構成例を示すブロッ
ク図、 第14図は本発明のさらに他の実施例に係る表示制御装
置のブロック図である。 11・・・cpu 。 12・・・システムバス、 13・・・メインメモリ、 14・・・DMAコントローラ、 15・・・LANインタフェース、 16・・・LAN、 17・・・I10装置、 18・・・ハードディスク装置、 19・・・フロッピーディスク装置、 20・・・ディスクインタフェース、 21・・・プリンタ、 22・・・プリンタインタフェース、 23・・・キーボード、 24・・・マウス、 25・・・インタフェース、 26・・・FLCD (FLCDデイスプレィ)、26
a・・・温度センサ、 27・・・FLCDインタフェース、 31・・・アドレスバスドライバ、 32・・・コントロールバスドライバ、33、43.4
4・・・データバスドライバ、34・・・サンプリング
カウンタ、 35・・・アドレスセレクタ、 36・・・FIFO(A)メモリ、 37・・・FIFO(B)メモリ、 38・・・アドレスカウンタ、 39・・・同期制御回路、 40・・・メモリコントローラ、 41・・・ビデオメモリ、 42・・・ドライバレシーバ、 St、S2・・・スイッチ、 50・・・セレクタ、 100.150・・・部分書換要求回路、101、10
2.105.121.123.125.131・・・レ
ジスタ、107.137・・・要求制御回路、 109、133・・・アドレスカウンタ、200・・・
画像データ合成回路、 201.205・・・レジスタ、 207・・・副走査比較回路、 209・・・主走査カウンタ、 211・・・カーソルRAM 。 213・・・論理合成回路。 第 図 工 第 10図 1OA 第 14図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)表示の変更にかかる表示素子のみの表示状態を更新
    することが可能な表示装置の表示制御装置において、 前記表示素子の各々に対応して表示データを記憶する表
    示データ記憶手段と、 イベントにかかる表示素子情報の設定に応じて当該イベ
    ントにかかる表示素子のアドレスを出力するアドレス出
    力手段と、 該アドレス出力手段から出力されるアドレスに基づいて
    前記表示データ記憶手段から読出される表示データを前
    記表示装置に転送するデータ転送手段と、 を具えたことを特徴とする表示制御装置。 2)表示の変更にかかる表示素子のみの表示状態を更新
    することが可能な表示装置の表示制御装置において、 前記表示素子の各々に対応して表示データを記憶する表
    示データ記憶手段と、 イベントにかかる表示素子情報が設定されたとき、当該
    イベントにかかる表示素子の表示状態更新を要求するイ
    ベント表示要求手段と、 該イベント表示要求手段による要求に応じ、当該要求に
    よる前記表示データ記憶手段に対するアクセスの優先順
    位に基づいて当該表示状態更新を許可するアクセス制御
    手段と、 該アクセス制御手段による許可に応じて当該イベントに
    かかる表示素子のアドレスを出力するアドレス出力手段
    と、 該アドレス出力手段から出力されるアドレスに基づいて
    前記表示データ記憶手段から読出される表示データを前
    記表示装置に転送するデータ転送手段と、 を具えたことを特徴とする表示制御装置。 3)前記表示素子情報は、前記変更にかかる所定の表示
    素子のアドレスおよび前記変更にかかる表示素子の総数
    にかかる値であることを特徴とする請求項1または2に
    記載の表示制御装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013029846A (ja) * 2012-09-07 2013-02-07 Casio Comput Co Ltd 表示装置

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