JP3297475B2 - 表示制御装置及び方法 - Google Patents

表示制御装置及び方法

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JP3297475B2
JP3297475B2 JP23720992A JP23720992A JP3297475B2 JP 3297475 B2 JP3297475 B2 JP 3297475B2 JP 23720992 A JP23720992 A JP 23720992A JP 23720992 A JP23720992 A JP 23720992A JP 3297475 B2 JP3297475 B2 JP 3297475B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、表示制御装置及び方法
に関し、詳しくは、例えば強誘電性液晶を表示更新のた
めの動作媒体として用い電界の印加等によって更新され
た表示状態を保持可能な表示素子を具えた表示装置のた
めの表示制御装置及び方法に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、情報処理システムなどには、情
報の視覚的表現機能を果す情報表示手段として表示装置
が用いられており、このような表示装置としてはCRT
表示装置が広く知られている。
【0003】CRT表示装置における表示制御では、C
RT側が有する表示データバッファとしてのビデオメモ
リに対するシステム側CPUの書き込み動作と、CRT
側が有する例えばCRTコントローラによるビデオメモ
リからの表示データの読出し、表示の動作がそれぞれ独
立して実行される。
【0004】上述したようなCRTの表示制御の場合、
表示情報を変更するなどのためのビデオメモリに対する
表示データの書き込みと、そのビデオメモリから表示デ
ータを読み出して表示する動作が独立しているため、情
報処理システム側のプログラムでは表示タイミング等を
一切考慮する必要がなく、任意のタイミングで所望の表
示データを書き込むことができるという利点を有してい
る。
【0005】また、ビデオメモリから表示データを読み
出して表示する動作は、順次表示データをビデオメモリ
から読み出し、CRT上に表示する位置を決定するため
に、水平同期信号、及び垂直同期信号、ブランク信号等
に同期して、表示データを送出する。
【0006】ところが一方でCRTは特に表示画面の厚
み方向の長さをある程度必要とするため全体としてその
容積が大きくなり、表示装置全体の小型化を図り難い。
また、これにより、このようなCRTを表示器として用
いた情報処理システムの使用にあたっての自由度、すな
わち設置場所、携帯性等の自由度が損われる。
【0007】この点を補うものとして液晶表示器(以
下、LCDという)を用いることができる。すなわち、
LCDによれば表示装置全体の小型化(特に薄型化)を
図ることができる。このようなLCDの中には、上述し
た強誘電性液晶(以下、FLC:Ferroelect
ric Liquid Crystalという)の液晶
セルを用いた表示器(以下、FLCD:FLCディスプ
レイという)があり、その特長の1つは、その液晶セル
が電界の印加に対して表示状態の保存性を有することに
ある。すなわち、FLCDは、その液晶セルが充分に薄
いものであり、その中の細長いFLCの分子は、電界の
印加方向に応じて第1の安定状態または第2の安定状態
に配向し、電界を除いてもそれぞれの配向状態を維持す
る。
【0008】このようなFLC分子の双安定性により、
FLCDは記憶性を有する。このようなFLCおよびF
LCDの詳細は、例えば特願昭62−76357号公報
に記載されている。
【0009】この結果、FLCDを駆動する場合には、
CRTや他の液晶表示器と異なり、表示画面の連続的な
リフレッシュ駆動の周期に時間的な余裕ができ、また、
その連続的なリフレッシュ駆動とは別に、表示画面上の
変更に当たる部分のみの表示状態を更新する部分書き換
え駆動が可能となる。
【0010】上述の特性を有するために、CRTの場合
に比べて、表示の色調について連続性をもった多階調の
ものを作ることは難しく、これを解決する手段として
は、少ない色数の表示器に対してあらかじめ誤差拡散
法、ED法、ディザ法等の二値化処理を行って、見かけ
上多階調表示を行っていた。
【0011】また、ハードウェアカーソルとは、VRA
M上に存在する画像情報とは別に、カーソル位置情報
と、カーソル形状情報を持ち、表示装置へスーパーイン
ポーズ機能を用いて出力するものであり、高速に表示画
面上を移動するカーソルを、遅れることなく、スムーズ
に表示画面上に表示する機能である。
【0012】
【発明が解決しようとしている課題】しかしながら上記
従来例では、二値化処理をディスプレイ側で行った場合
において、二値化処理対象であるかどうかの情報は表示
コントローラユニットから領域分離情報で受け取るか、
またはディスプレイ側において、画像データ内容から判
断することが必要である。いずれの方法においても一般
的に、マウス表示と呼ばれるスプライト表現は、高速に
画面上を移動することから、分離せずに、二値化処理を
してしまうと、その輪郭が強調されなくなり、見にくい
ものとなってしまうこと、またスプライト表示が画面上
を移動したときに、その部分及び周囲の二値化による波
及の部分が期待する画像と異なるものとなってしまう可
能性がある。これらは画質の劣化をまねくもので、特に
スプライト機能により表示された指示パターンは、画面
全体の中でも特にユーザーから注目される部分であり、
範囲の小さい画質劣化であっても無視できないものであ
る。
【0013】また、ハードウェアカーソルをサポートす
る機能を有する場合、つぎのような欠点があった。 (1)高速にハードウェアカーソルが移動する際に、部
分書き換えを行う手順によって、カーソルの像が崩れて
しまうという欠点があった。 (2)高速にハードウェアカーソルが移動する際は高速
に部分書き換えを行う必要があった。
【0014】また、マウスカーソルの表示を優先して部
分書き換えを行った場合、画面の書き換え速度が低下し
た場合にマウスカーソルと同期して移動するものの表示
品位が低下するという欠点がある。
【0015】図20にマウスと同期して移動するものの
表示例を示す。図20の表示例はMicrosoft
Windows(Microsoft社)などのウイン
ドウシステムである。ユーザーはマウスカーソルをウイ
ンドウ上部のタイトルバー上に持っていきドラッグする
ことにより、ウインドウを移動することができる。この
際ウインドウ表示とカーソル表示が同期して移動するこ
とになる。このような場合、マウス表示を優先すると移
動するウインドウの表示品位が低下する。
【0016】またFLCDの部分書き換えは、横方向の
ライン単位で行われる。マウスカーソルの表示を優先さ
せると、マウスカーソルのあるラインと他のラインで描
画にずれが生じユーザーにとって見にくい表示となって
しまう。
【0017】
【0018】
【0019】本発明は、マウスカーソルと同期して移動
する領域の有無を判定し、マウスカーソルと同期して移
動する領域が存在しない場合はマウスカーソルを優先表
示し、マウスカーソルと同期して移動する領域が存在す
る場合はマウスカーソルの優先表示を行わず、ユーザの
注目している領域の表示向上を図ることを目的とする。
【0020】
【課題を解決するための手段及び作用】本発明は、表示
画面の連続的なリフレッシュ駆動と、表示画面上の表示
データの変更にかかる表示素子の表示状態を更新する部
分書換え駆動ができる表示装置の表示制御装置であっ
て、表示データを格納する格納手段と、前記格納手段を
アクセスするアクセス手段と、前記アクセス手段による
アクセスが、マウスイベントによる書換えかマウスイベ
ントではない書換えかを判断する判断手段と、前記判断
手段によりマウスイベントによる書換えであると判断さ
れた場合、カーソルの移動に同期して移動する領域の有
無を検出する検出手段と、前記判断手段によりマウスイ
ベントではない書換えであると判断された場合、前記ア
クセス手段によるアクセスに基づく部分書換え駆動を行
い、前記判断手段によりマウスイベントによる書換えで
あると判断され前記検出手段の検出によりカーソルに同
期して移動する領域がない場合、部分書換え駆動による
カーソルの表示を前記マウスイベントではない場合の部
分書換え駆動による表示に優先して行い、前記判断手段
によりマウスイベントによる書換えであると判断され前
記検出手段の検出によりカーソルに同期して移動する領
域がある場合、該領域の表示データとカーソルとを部分
書換え駆動により表示する表示制御手段とを有する。
【0021】更に本発明は、表示画面の連続的なリフレ
ッシュ駆動と、表示画面上の表示データの変更にかかる
表示素子の表示状態を更新する部分書換え駆動ができる
表示装置の表示制御方法であって、表示データを格納す
る格納手段を、アクセス手段によりアクセスする工程
と、前記アクセス手段によるアクセスが、マウスイベン
トによる書換えかマウスイベントではない書換えかを判
断する判断工程と、前記判断工程によりマウスイベント
による書換えであると判断された場合、カーソルの移動
に同期して移動する領域の有無を検出する検出工程と、
前記判断工程によりマウスイベントではない書換えであ
ると判断された場合、前記アクセス手段よるアクセスに
基づく部分書換え駆動を行い、前記判断工程によりマウ
スイベントによる書換えであると判断され前記検出工程
の検出によりカーソルに同期して移動する領域がない場
合、部分書換え駆動によるカーソルの表示を前記マウス
イベントではない場合の部分書換え駆動による表示に優
先して行い、前記判断工程によりマウスイベントによる
書換えであると判断され前記検出工程の検出によりカー
ソルに同期して移動する領域がある場合、該領域の表示
データとカーソルとを部分書換え駆動により表示する表
示制御工程とを有する。
【0022】
【0023】
【0024】
【0025】
【0026】上記構成により、本発明はカーソルの移動
に着目し、カーソルの移動に応じた表示制御を行う。
【0027】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例を詳細
に説明する。
【0028】図1は本発明の一実施例にかかる表示制御
装置を備えた情報処理システムのブロック図である。
【0029】図において、101は情報処理システム全
体を制御するCPU、102はCPU101の演算処理
を高速にサポートする演算プロセッサ、103はCPU
101の基本制御機能を実現するプログラム等を格納し
たROM、104はCPU101が実行するプログラム
を記憶したり、この実行の際のワーク領域として用いら
れるメインメモリで、画像データの処理または仮想的な
表示画面用メモリとしても使用される。
【0030】105はCPU101の制御を介さずにメ
インメモリ104と後述するVRAM相互間、またはそ
れらのメモリと本システムを構成する各種機器との間で
データの転送を行うDMAコントローラ(Direct
Memory Access Controlle
r、以下DMACという)、106は本システムを構成
する各種機器が発生するハードウェア割込み要求を制御
する割込みコントローラ、107はカレンダー、時計機
能や不輝発性情報を記憶しておくC−MOS RAMを
含むリアルタイムクロック、108はリアルタイムクロ
ック17がシステムの電源断のときにも機能するための
バックアップ用のリチウム電池、109は各種文字等の
キャラクタ情報や制御情報等を入力するためのキーボー
ド、110はキーボード109を制御するためのキーボ
ードコントローラ、111は外部記憶装置としてのハー
ドディスク装置、112はハードディスク装置111と
本システムとの間でデータ転送その他の制御を行うHD
D(Hard Disk Drive)コントローラ、
113は外部記憶装置としてのフロッピーディスク装
置、114はフロッピーディスク装置113と本システ
ムとの間でデータ転送その他の制御を行うFDD(Fl
oppy Disk Drive)コントローラ、11
5はポインティングデバイスとしてのマウス、116は
マウス115と本システムとの間で信号接続を行うため
のマウスコントローラ、117はRS232C方式イン
タフェースを持つ外部入出力装置を接続するRS232
Cインタフェース、118は外部プリンタを接続するた
め、または、その他の外部装置を接続するプリンタイン
タフェース、200は強誘電性液晶をその表示媒体とす
る表示画面と後述のFLCDコントローラとのインタフ
ェースである本発明の一実施例にかかる信号処理回路を
有する表示部(以下、FLCDという)、240は本発
明の一実施例にかかるFLCD200とのインタフェー
スを有するFLCDコントローラ、280はFLCD2
00とFLCDコントローラ240との間の表示用イン
タフェース、119は上記各機器間を信号接続するため
のデータバス,コントロールバス,アドレスバスからな
るシステムバスである。
【0031】図2はFLCDコントローラ240の詳細
を示すブロック図である。
【0032】241はシステムバス119のデータバ
ス,コントロールバス及びアドレスバスと、表示コント
ローラ240の内部回路を接続するためのバッファ,ド
ライバー,アドレスデコーダその他の回路から構成され
るバスインタフェース、242はCPU101その他シ
ステムバス119に接続されたデバイスより送られるコ
マンド及びデータを解析、処理または演算し、それによ
り後述の表示コントローラに制御信号を渡し、またはC
PU101その他システムバス119に接続されたデバ
イスより送られたコマンドやデータ、または後述のビデ
オメモリのデータを解析、処理または演算し、それによ
り生成した表示用データを後述のビデオメモリに格納す
る表示用プロセッサ、243は表示コントローラであり
表示用プロセッサ242またはCPU101の制御によ
り表示用の各種タイミングを生成、システムバス119
または表示用プロセッサ242からの表示用データを後
述のビデオメモリに格納、後述のビデオメモリのDRA
M素子のリフレッシュ動作を行う。
【0033】また、表示コントローラ243は、制御信
号と共に、表示するためのデータを後述のビデオメモリ
から読み出し、それを直接または処理して出力する。
【0034】244は表示用プロセッサ242,表示用
コントローラ243及びCPU101やその他システム
バス119に接続される各種機器によりリードライトで
きるビデオメモリ、245はマウス115などのスプラ
イト情報を、表示用プロセッサ242,表示コントロー
ラ243またはCPU101やその他システムバス11
9に接続される各種機器より受けとり、その情報を後述
のFLCDインタフェースの必要とするフォーマットに
変換するスプライトインタフェース、246は表示コン
トローラ243から与えられる表示するためのデータと
制御信号及びスプライトインタフェース245から与え
られるスプライト情報からFLCD200の必要とする
フォーマットに変換するFLCDインタフェースであ
る。
【0035】図3はFLCD200の詳細を示すブロッ
ク図である。
【0036】図において、201はFLCDコントロー
ラ240と信号授受を行うためのFLCDコントローラ
インタフェース、202はFLCDコントローラ240
から与えられるデータとFLCDコントローラインタフ
ェース201を介して受けとり機能別に分離し、また、
FLCD200内で生成しFLCDコントローラ240
に送るデータをFLCDコントローラインタフェース2
01に渡す信号分離部、203は信号分離部202で分
離されたデータのうち、制御に関するデータを受けと
り、それにより、FLCD200内の各機能を制御する
コントローラ、204は信号分離部202で分離された
データのうち表示用データを誤差拡散,ディザ等の二値
化処理を行う二値化処理部であり、コントローラ203
からの制御により二値化を行うか、行わないかを選択す
る。二値化処理を行わないときは、後述の表示画面の表
示色数に合わせたデータに変換する機能を持つ。
【0037】205は信号分離部202で分離されたデ
ータのうち、スプライト処理に関するデータを受けと
り、スプライトパターンを後述のスプライトメモリに格
納し、また、必要に応じてスプライトメモリからスプラ
イトパターンを読み出し、後述の合成処理部に送出する
スプライト処理部であり、コントローラ203からの制
御によりスプライトメモリのリード,ライトを行う。更
に、スプライト処理部205はスプライトパターンが複
数の場合は、スプライトパターンの選択も行う。
【0038】206はスプライト処理部205の制御に
よりリード,ライトが行われるスプライトメモリであ
り、スプライトパターンをひとつまたは複数格納するこ
とができる。更に、スプライトメモリ206は、その他
必要な制御データを格納することができる。
【0039】207は二値化処理部204から供給され
る表示用データと、スプライト処理部205から供給さ
れるスプライトパターンのデータを所望のタイミングと
論理で合成して後述の表示画面に送る合成処理部であ
り、合成するタイミング,論理その他必要な制御はコン
トローラ203により行われる。
【0040】208は視覚出力手段である表示画面で、
表示用のデバイスとドライバー等により構成され、表示
用のデータは合成処理部207から、タイミング信号等
の制御信号はコントローラ203から与えられる。
【0041】図4は表示装置の制御構造を示す概念図で
ある。
【0042】401は情報処理システム上で動作するア
プリケーションプログラム、402は例えば、マイクロ
ソフト社のWINDOWSにおけるグラフィックディス
プレイインタフェース(GDI)、403はデバイスド
ライバ、404はハードウェアで、この場合は次に述べ
るFLCDは含まない。
【0043】405はFLCD200の一部または全て
の表示画面を表しているディスプレイ(DISP)であ
る。
【0044】一般的な情報処理システムにおいては、ア
プリケーションプログラム401は、ハードウェア40
4に依存しないように作られるのが、コスト、資源の面
から普通である。この場合において、ハードウェア40
4の相違はデバイスドライバ403で吸収(あるいはイ
ンタフェース)される。今、グラフィック画面の制御を
扱う場合において、アプリケーションプログラム401
では、その色数はハードウェア404に依存しないよう
に、プログラムで表現可能な最大で表現されるものとす
る。
【0045】これは、ハードウェア404の互換性、将
来の拡張性を考えた上で一般的な方法である。
【0046】アプリケーションプログラム401で扱え
る色数の最大を、約1670万色とする。赤(以下Rと
いう)、緑(以下Gという)、青(以下Bという)の三
原色につきそれぞれ8ビット、計24bitで表現され
る色数である。
【0047】この場合において、ディスプレイ405の
色表示能力が16色であるならば、約1670万色の表
現を16色に変換する必要が生じる。ここで一般的なの
が、デバイスドライバ403またはハードウェア404
において、テーブル412等により単純に約1670万
色411を16色413に変換(まるめる)する方法
(図5)、同じくデバイスドライバ403またはハード
ウェア404において、誤差拡散法,ED法,ディザ法
等の二値化処理プロセス414を行い、二値化された1
6色表現415にする方法(図6)である。
【0048】文字等については前者、写真、ピクチャ等
多階調表現されたものについては後者の方法をとること
が最終画質の点で有利である。
【0049】前者の方法、後者の方法、または両者を切
換えて処理する場合に、画面情報の識別,分離,切換え
る方法については、各種の方法が提案されているため、
説明を省略する。
【0050】図4において、アプリケーションプログラ
ム401が色数を約1670万色で表現しており、ディ
スプレイ405が16色表現能力の場合で、アプリケー
ションプログラム401が写真、ピクチャ等の多色表現
をとろうとした場合、その二値化処理は、アプリケーシ
ョンプログラム401,GDI402,デバイスドライ
バ403,ハードウェア404,ディスプレイ405の
いずれかで行うことができる。
【0051】この二値化処理をディスプレイ405で持
った場合において、二値化処理対象であるかどうかの情
報は、ハードウェア404から、領域分離情報で受けと
るか、またはディスプレイ405において画像データ内
容から判断することができる。
【0052】前者は、デバイスドライバ403等上位の
レベルから情報をもらうことができるので、比較的容易
に実現できる。
【0053】後者は、高速な画像データをリアルタイム
に処理する必要があるので、その実現はやや難となる。
【0054】いずれの方法においても、一般的に表示画
面上の視覚的な位置指示の手段として用いられる矢印型
のカーソル等のスプライト表示は、高速に画面上を移動
することから、他の情報と分離せずに一元的に二値化処
理をしてしまうと、その輪郭が強調されなくなり、見に
くいものとなってしまう。また、二値化処理のために、
スプライト表示が移動したときにその部分や周囲の二値
化による波及の演算が本来期待するものと異なるものと
なり、ピクチャ等の画質を劣化させる原因となる。
【0055】スプライト表示については、ビデオメモリ
244にその内容が直接書込まれて、それが、画面全体
の走査により表現されるものと、別途別エリアにメモリ
をもち、そのメモリにあらかじめスプライトパターンを
書き込んでおき、表示コントローラ243等にスプライ
トパターンを画面上のどの位置に表示するかを設定する
ことにより、ハードウェア的に所望のタイミングでスプ
ライトパターンがメモリから読み出され、ビデオメモリ
から読み出された表示内容とスーパーインポーズを行い
表示部200に送るように、表示コントローラ240で
制御されるものがある。
【0056】後者は、スプライトパターンの移動が高速
に行うことが可能なため、一般的になりつつある。
【0057】図2において、スプライトインタフェース
245の機能は、上記スプライトパターン用のメモリを
持つものではなく、表示用プロセッサ242,表示コン
トローラ243,及びCPU101やその他システムバ
ス119に接続される各種機器により設定されるスプラ
イトパターン、その表示位置、ビデオ出力との合成論理
等を与えられたら、必要なフォーマットでその情報を表
示部インタフェース246に送るものである。
【0058】FLCDインタフェース246は、この情
報を表示コントローラ243からの画像データとマルチ
プレクスをして同一信号線上で、または、この情報をそ
のフォーマットのまままたは変調をかけた上でFLCD
200に送り出すものである。
【0059】上述の各形態により表示コントローライン
タフェース201は、各種データを分離して、表示デー
タに関するデータは二値化処理部204に送る。その
他、スプライト表示に関する情報等により、コントロー
ラ203に制御データを渡し、またスプライト処理部2
05にスプライト表示に関するデータを渡す。
【0060】スプライト処理部205は、受け取ったス
プライト表示に関するデータに含まれるスプライトパタ
ーンを、スプライトメモリ206に格納する。
【0061】例えば、図7のように複数のスプライトパ
ターン420,421,422があり、それらを選択し
て使用する場合であっても、それらのスプライトパター
ンをすべて、または、使用頻度の高いものを選択して複
数格納することができる。
【0062】図8は、スプライトメモリ206の格納内
容の一例を示す概念図である。図においてスプライトメ
モリ206にはスプライトパターンを複数格納すること
ができるエリアが確保されていることを示している。
【0063】また、スプライトパターンの大きさが複数
の場合でも格納することができる。例えば、スプライト
パターンの大きさが64×64ビットの場合、データと
しては512バイト、128×128ビットの場合、デ
ータとしては2Kバイトとなり、スプライトメモリ20
6を専有する容量は異なるが、それぞれ450,451
として格納することができる。
【0064】この場合に、各スプライトパターンの数,
大きさ等の管理はコントローラ203が行う。
【0065】コントローラ203は、その動作のために
ワーク用メモリが必要である場合は、スプライトメモリ
206の一部を制御用エリアとして、スプライトパター
ンの格納以外の目的に使用する。
【0066】スプライト処理部205は、通常動作時に
おいてはコントローラ203からの制御により、スプラ
イト表示をする場合においては所望のタイミングにより
スプライトメモリ206から所望のスプライトパターン
を読み出して、合成処理部207に送る。
【0067】合成処理部207は、この信号と二値化処
理部204から送られてくるデータを合成処理する。
【0068】この場合、合成する論理については、コン
トローラ203から直接、または、スプライト処理部2
05を経由して与えられる。
【0069】ここで、合成されたデータは最終の表示用
データとして表示画面208に送られる。
【0070】図9は、表示コントローラ240が、表示
部200に対して送る信号のうちスプライト情報に関す
る処理を示すフローチャートである。
【0071】図において、まず、電源投入時またはリセ
ット時(S100)に、スプライトメモリ206にスプ
ライトパターンを格納(S101)する。スプライト表
示がある場合(S102)に以下の処理となる。スプラ
イトパターン選択(S103)、スプライトパターン読
み出し(S104)、合成論理指示(S105)、スプ
ライトパターン表示色指示(S106)、スプライトパ
ターンX・Y座標指示(S107)、スプライトパター
ン表示指示(S108)は、信号分離部202で分離さ
れ、コマンドとしてコントローラ203に制御を渡され
る。
【0072】コントローラ203でのコマンド解釈及び
実行の速度が、表示用インタフェース280における転
送速度に比べて非常に遅い場合、また、コントローラ2
03で、コマンド受領ごとに表示コントローラ240に
対してACK信号(またはレディー信号)を返却する機
能をもつ表示用インタフェース280の場合は、図10
に示すように、コントローラ203に前置したFIFO
209を持つことにより、転送及び実行がスムースに
行うことができる。
【0073】(実施例2)次に本発明の実施例2につい
て説明する。
【0074】図11はFLCDコントローラ240の詳
細を示すブロック図である。図において、302は画像
情報を蓄積するVRAM、303は書換フォーマット生
成装置であり、ここからFLCD200へ、部分書換ア
ドレス、データを出力し、インターレース書換、部分書
換えを行う指示を出す。310はFLCDへ書換フォー
マット生成装置から出力される情報の情報信号線。30
5はハードウェアカーソルの画面上の位置を示す位置レ
ジスタ、306はハードウェアカーソルの形状を蓄積す
る形状RAMである。304はVRAM302および位
置レジスタ305やその他レジスタにデータをコンピュ
ータバス119を介して書き込むことを検出する部分書
換検出装置である。307はその他レジスタである。3
08,309は信号線である。
【0075】コンピュータバス119を介して、VRA
M302および位置レジスタ305、形状RAM30
6、その他レジスタ307に情報が書き込まれると、部
分書換検出装置304がそれを検出し、信号線308を
介して、書換フォーマット生成装置303に知らせる。
すると書換フォーマット生成装置303は書き換えられ
たデータに応じて信号線310を介して、FLCD20
0へデータを出力する。
【0076】図12はFLCDコントローラ240のハ
ードウェアカーソル移動時の処理を示すフローチャート
である。このフローチャートの中でカーソルの移動を検
出するのは、位置レジスタ305が書き換えることによ
り、検出され、FLCD200へのデータ出力処理は、
書換フォーマット生成装置で行われる。すなわち、カー
ソルの移動の有無を位置レジスタ305の書き換えがあ
るか否かで判断する(S200)。
【0077】カーソルの移動がある場合、位置レジスタ
305の情報に基づき、カーソルをインターレースで表
示する(S201)。次にカーソルの移動が停止したか
否かを判断する(S202)。カーソルが停止した場合
に、カーソルの全体の形状を表示する(S203)。
【0078】図13は表示画面上501にて、カーソル
が移動する様子を示した図である。510は移動前のカ
ーソル、511、512は移動中のカーソル、513は
移動後のカーソルを示している。
【0079】図14はそれぞれ図13の510、51
1、512、513に対応した、カーソルのドット構成
の一例520、521、522、523を示す図であ
る。この例は1ドットおきのインターレース表示を行っ
た時のものである。
【0080】(実施例3)次に本発明の実施例3につい
て説明する。
【0081】実施例2において、ハードウェアカーソル
移動時はインターレース表示を行っていたが、移動時の
描画の手順として、カーソル移動方向にあるドットおき
に、カーソル形状の一部を、書き移して行けば、インタ
ーレース表示と同様の効果が上げられる。
【0082】すなわち、図15に示すように、ハードウ
ェアカーソルの形状と移動方向とを合わせて、移動時の
表示形状を決めておき、ハードウェアカーソル移動時に
その形状を表示するものである。図において、550は
本来のカーソルの形状である。このカーソルを右上方向
または左下方向に移動するときは、551に示す形状で
表示する。左上方向または右下方向に移動するときには
552に示す形状で表示する。尚、移動方向の検知は、
位置レジスタ305の移動前後の値から容易に求められ
る。
【0083】また、ハードウェアカーソルの形状は特に
問わず、インターレースは1ドットおきであっても、n
ドットおきであってもよい。
【0084】また、カーソル移動時にインターレースが
nドットおきであったとすると、カーソル移動速度に応
じて、1〜nの間で可変であってもよい。
【0085】図16に実施例3の動作のフローチャート
を示す。
【0086】図において、カーソルの移動の有無を位置
レジスタ305の書き換えがあるか否かで判断する(S
300)。カーソルの移動がある場合、位置レジスタ3
05の情報に基づきカーソルの移動速度を算出し(S3
01)、移動速度に応じてnドットおきのインターレー
スでカーソルを表示する(S302)。次にカーソルの
移動が停止したか否かを判断する(S303)。カーソ
ルが停止した場合、カーソルの全体の形状を表示する
(S304)。
【0087】以上説明したように、ハードウェアカーソ
ル移動時は、カーソルをインターレースで表示すること
により、ハードウェアカーソルの移動描画性能が向上
し、ハードウェアカーソル移動時の高速応答が可能にな
る。
【0088】(実施例4)次に本発明の実施例4につい
て説明する。
【0089】図17は、FLCDインタフェース240
の詳細を示すブロック図である。
【0090】図において、601はVRAMであり本体
側CPU101と部分書き換え制御回路607の双方か
らアクセス可能となっている。本体側CPU101は、
システムバスを介してVRAM601にビットマップと
して表示データを書き込む。このときアドレスデータ
は、部分書き換えラインアドレス格納バッファ605ま
たは優先表示用部分書き換えラインアドレス格納バッフ
ァ606にも送られる。602はマウスイベント検知回
路でありマウス描画動作を検出すると、アドレス格納バ
ッファセレクタ603にマウスイベント信号を与える。
603はアドレス格納バッファセレクタであり、マウス
イベント信号と本体側CPU101からのマウスカーソ
ル優先表示信号が与えられ、これらの信号に応じて切り
替えスイッチ604を切り替える。603の詳細な動作
のフローチャートは後述する。スイッチ604は、部分
書き換え用のアドレスデータの格納先として、部分書き
換えラインアドレス格納バッファ605または優先表示
用部分書き換えラインアドレス格納バッファ606のど
ちらか一方を選択する。605は部分書き換えラインア
ドレス格納バッファである。CPU101が表示内容等
の書き換えのためVRAM601をアクセスする際の絶
対アドレスデータは、表示のラインアドレスに変換され
て、部分書き換えラインアドレス格納バッファ605に
格納される。またアドレス格納バッファ605は、ダブ
ルバッファになっており、2つのバッファが入力と出力
を一定期間ずつ交互に行うようになっている。606は
優先表示用部分書き換えラインアドレス格納バッファで
あり、部分書き換えラインアドレス格納バッファ606
と同様の機能を持っている。後に行われる、優先表示用
部分書き換えラインアドレス格納バッファ606からの
ラインアドレスの読みだしは、部分書き換えラインアド
レス格納バッファ605からのラインアドレスの読みだ
しに先だって行われる。これにより、優先表示用部分書
き換えラインアドレス格納バッファ606に格納された
ラインアドレスに対応するVRAM601上の表示デー
タは、優先的に表示される。607は部分書き換え制御
回路である。部分書き換えラインアドレス格納バッファ
605と優先表示用部分書き換えラインアドレス格納バ
ッファ606に格納されたラインアドレスを読みだし、
これに対応するVRAM601上の表示データを読みだ
す。607は表示データとアドレスデータをマルチプレ
クスし、アドレス付き表示データとしてFLCDに出力
する。607の詳細な動作は後述する。200はFLC
Dであり、FLCDインターフェースから転送されたア
ドレス付き表示データをアドレスで指定されたラインに
1ライン分表示出力する。
【0091】次にアドレス格納バッファセレクタ603
の動作を、図18のフローチャートを用いて説明する。
【0092】まず判断S401で、現在のVRAM60
1へのアクセスがマウスイベントによるものか否かを判
定する。この判定はマウスイベント検知回路602によ
ってなされ、アドレス格納バッファセレクタ603に通
知される。この判定は、マウスイベントが発生した際に
アクセスされるアドレスを監視することなどによって行
われる。マウスイベントでない場合は、アドレスはバッ
ファ605に格納される。判断S402でマウスに同期
して移動するものがあるかどうか判定する。この判定は
本体側CPU101上で動作するデバイスドライバ、ウ
インドウマネージャなどのソフトウェアによって行わ
れ、アドレス格納バッファセレクタ603に通知され
る。マウスカーソルと同期して移動するものの存在の有
無の判定をハードウェアで行う方法も考えられる。マウ
スカーソルに同期して移動するものがない場合は、アド
レスは優先表示用バッファ606に格納される。マウス
カーソルと同期して移動するものがある場合は、アドレ
スはバッファ605に格納される。
【0093】次に、部分書き換え制御回路607の動作
を、図19のフローチャートを用いて説明する。
【0094】処理S501で優先表示用書き換えライン
アドレス格納バッファ606から、ラインアドレスを読
みだす。処理S502でラインアドレスに対応する表示
データをVRAM601から読みだす。処理S503で
アドレスと表示データをマルチプレクスしてFLCD2
00に送出する。バッファ606のアドレスデータすべ
てについて処理S501から処理S503を繰り返す。
処理S505から処理S508では、書き換えラインア
ドレス格納バッファ605に対して同様の処理を行う。
優先表示用書き換えラインアドレス格納バッファ606
に対する処理は、書き換えラインアドレス格納バッファ
605に対する処理に先だって行われる。これにより6
06中のデータが優先表示される。
【0095】以上の処理により、マウスカーソルと同期
して移動する領域が存在しない場合はマウスカーソルを
優先表示し、マウスカーソルと同期して移動する領域が
存在する場合はマウスカーソルの優先表示を行わないと
いう表示が行える。
【0096】(実施例5)次に、本発明の実施例5につ
いて説明する。マウスカーソルと同期して移動する領域
の大きさにより、マウスカーソル優先表示の有無を決定
する。
【0097】図21は実施例5のFLCDインターフェ
ース240の詳細を示すブロック図である。
【0098】図において、601はVRAMであり本体
側CPU101と部分書き換え制御回路607の双方か
らアクセス可能となっている。本体側CPU101はシ
ステムバスを介してVRAM601にビットマップとし
て表示データを書き込む。このときアドレスデータは、
部分書き換えラインアドレス格納バッファ605または
優先表示用部分書き換えラインアドレス格納バッファ6
06にも送られる。602はマウスイベント検知回路で
ありマウス描画動作を検出すると、切り替えスイッチ6
04を606側に切り替える。スイッチ604は部分書
き換え用のアドレスデータの格納先として、部分書き換
えラインアドレス格納バッファ605または優先表示用
部分書き換えラインアドレス格納バッファ606のどち
らか一方を選択する。605は部分書き換えラインアド
レス格納バッファである。CPU101が表示内容等の
書き換えのためVRAM601をアクセスする際の絶対
アドレスデータは、表示のラインアドレスに変換され
て、部分書き換えラインアドレス格納バッファ605に
格納される。またアドレス格納バッファ605は、ダブ
ルバッファになっており、2つのバッファが入力と出力
を一定期間ずつ交互に行なうようになっている。606
は優先表示用部分書き換えラインアドレス格納バッファ
であり、部分書き換えラインアドレス格納バッファ60
5と同様の機能を持っている。607は部分書き換え制
御回路である。部分書き換えラインアドレス格納バッフ
ァ605と優先表示用部分書き換えラインアドレス格納
バッファ606に格納されたラインアドレスを読みだ
し、これに対応するVRAM601上の表示データを読
みだす。607は表示データとアドレスデータをマルチ
プレクスし、アドレス付き表示データとしてFLCD2
00に出力する。607の詳細な動作は後述する。20
0はFLCDであり、FLCDインターフェース240
から転送されたアドレス付き表示データをアドレスで指
定されたラインに1ライン分表示出力する。
【0099】部分書き換え制御回路607の動作を、図
22のフローチャートを用いて説明する。
【0100】処理S601で、部分書き換えラインアド
レス格納バッファ605中に格納されているライン数を
読みだす。判断S602でライン数が一定値を越えてい
るかを判定する。この値はシステムの性能、FLCD2
00の表示速度などから適当な値を定める。一定値を越
えている場合は、マウスカーソルの優先表示をとりやめ
るために、処理S603を行う。一定値を越えていない
場合は、マウスカーソルの優先表示を行うために、処理
S604、処理S605を行う。処理S603では、優
先表示用書き換えラインアドレス格納バッファ606中
のラインアドレスと、書き換えラインアドレス格納バッ
ファ605中のラインアドレスに対応するデータの表示
を交互に行う。処理S604では、優先表示用書き換え
ラインアドレス格納バッファ606中のラインアドレス
に対応するデータの表示を行う。処理S605では、書
き換えラインアドレス格納バッファ605中のラインア
ドレスに対応するデータの表示を行う。
【0101】以上の処理により、マウスカーソルと同期
して移動する領域の大きさが一定値以下の場合はマウス
カーソルを優先表示し、マウスカーソルと同期して移動
する領域の大きさが一定値以上の場合はマウスカーソル
の優先表示を行わないという表示が行える。
【0102】
【発明の効果】以上説明のように本発明によれば、マウ
スイベントによる書換えか否かの判断と、更に、マウス
イベントによる書換えの場合マウスカーソルと同期して
移動する領域の有無を判定し、マウスカーソルと同期し
て移動する領域が存在しない場合はマウスカーソルを通
常の部分書換え表示より優先表示し、マウスカーソルと
同期して移動する領域が存在する場合はマウスカーソル
の優先表示を行わず通常の部分書換え表示を行い、ユー
ザの注目している領域の表示向上を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例にかかる表示制御装置を備え
た情報処理システムのブロック図。
【図2】本発明の実施例1のFLCDコントローラの詳
細ブロック図。
【図3】本発明の実施例1のFLCDの詳細ブロック
図。
【図4】本発明の実施例1の表示装置の制御構造を示す
概念図。
【図5】本発明の実施例1のテーブルを用いて色表現の
変換を示す図。
【図6】本発明の実施例1の二値化処理プロセスを行い
色表現の変換を示す図。
【図7】スプライトパターンの一例を示す図。
【図8】スプライトメモリの格納状態を示す概念図。
【図9】本発明の実施例1の処理を示すフローチャー
ト。
【図10】本発明の実施例1のFLCDにFIFOを用
いたときのブロック図。
【図11】本発明の実施例2のFLCDコントローラの
詳細ブロック図。
【図12】本発明の実施例2の処理を示すフローチャー
ト。
【図13】表示画面上でカーソル移動を示す図。
【図14】カーソルドットの構成例を示す図。
【図15】本発明の実施例3のカーソルドットの構成例
を示す図。
【図16】本発明の実施例3の処理を示すフローチャー
ト。
【図17】本発明の実施例4のFLCDインターフェー
スの詳細ブロック図。
【図18】本発明の実施例4のアドレス格納バッファセ
レクタの処理を示すフローチャート。
【図19】本発明の実施例4の部分書き換え回路の処理
を示すフローチャート。
【図20】マウスと同期して移動する領域の例を示す
図。
【図21】本発明の実施例5のFLCDインターフェー
スの詳細ブロック図。
【図22】本発明の実施例5の部分書き換え制御回路の
処理を示すフローチャート。
【符号の説明】
101 CPU 102 演算プロセッサ 103 ROM 104 メインメモリ 105 DMAC 106 割込みコントローラ 107 リアルタイムクロック 108 リチウム電池 109 キーボード 110 キーボードコントローラ 111 ハードディスク装置 112 HDDコントローラ 113 フロッピーディスク装置 114 FDDコントローラ 115 マウス 116 マウスコントローラ 117 RS232Cインターフェース 118 プリンタインターフェース 119 システムバス 200 FLCD 201 FLCDコントローラインターフェース 202 信号分離部 203 コントローラ 204 二値化処理部 205 スプライト処理部 206 スプライトメモリ 207 合成処理部 208 表示画面 240 FLCD 241 バスインターフェース 242 表示用プロセッサ 243 表示コントローラ 244 ビデオメモリ 245 スプライトインターフェース 246 FLCDインターフェース 302 VRAM 303 書換フォーマット生成装置 304 部分書換検出装置 305 位置レジスタ 306 形状RAM 307 その他レジスタ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 松崎 英一 東京都大田区下丸子3丁目30番2号キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 坂下 達也 東京都大田区下丸子3丁目30番2号キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 島倉 正美 東京都大田区下丸子3丁目30番2号キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 小野 研一郎 東京都大田区下丸子3丁目30番2号キヤ ノン株式会社内 (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G09G 3/00 - 3/38 G02F 1/133 505 - 580

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 表示画面の連続的なリフレッシュ駆動
    と、表示画面上の表示データの変更にかかる表示素子の
    表示状態を更新する部分書換え駆動ができる表示装置の
    表示制御装置であって、 表示データを格納する格納手段と、 前記格納手段をアクセスするアクセス手段と、 前記アクセス手段によるアクセスが、マウスイベントに
    よる書換えかマウスイベントではない書換えかを判断す
    る判断手段と、 前記判断手段によりマウスイベントによる書換えである
    と判断された場合、カーソルの移動に同期して移動する
    領域の有無を検出する検出手段と、 前記判断手段によりマウスイベントではない書換えであ
    ると判断された場合、前記アクセス手段によるアクセス
    に基づく部分書換え駆動を行い、前記判断手段によりマ
    ウスイベントによる書換えであると判断され前記検出手
    段の検出によりカーソルに同期して移動する領域がない
    場合、部分書換え駆動によるカーソルの表示を前記マウ
    スイベントではない場合の部分書換え駆動による表示に
    優先して行い、前記判断手段によりマウスイベントによ
    る書換えであると判断され前記検出手段の検出によりカ
    ーソルに同期して移動する領域がある場合、該領域の表
    示データとカーソルとを部分書換え駆動により表示する
    表示制御手段とを有することを特徴とする表示制御装
    置。
  2. 【請求項2】 表示画面の連続的なリフレッシュ駆動
    と、表示画面上の表示データの変更にかかる表示素子の
    表示状態を更新する部分書換え駆動ができる表示装置の
    表示制御方法であって、 表示データを格納する格納手段を、アクセス手段により
    アクセスする工程と、 前記アクセス手段によるアクセスが、マウスイベントに
    よる書換えかマウスイベントではない書換えかを判断す
    る判断工程と、 前記判断工程によりマウスイベントによる書換えである
    と判断された場合、カーソルの移動に同期して移動する
    領域の有無を検出する検出工程と、 前記判断工程によりマウスイベントではない書換えであ
    ると判断された場合、前記アクセス手段よるアクセスに
    基づく部分書換え駆動を行い、前記判断工程によりマウ
    スイベントによる書換えであると判断され前記検出工程
    の検出によりカーソルに同期して移動する領域がない場
    合、部分書換え駆動によるカーソルの表示を前記マウス
    イベントではない場合の部分書換え駆動による表示に優
    先して行い、前記判断工程によりマウスイベントによる
    書換えであると判断され前記検出工程の検出によりカー
    ソルに同期して移動する領域がある場合、該領域の表示
    データとカーソルとを部分書換え駆動により表示する表
    示制御工程とを有することを特徴とする表示制御方法。
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