JP3264520B2 - 表示制御装置 - Google Patents

表示制御装置

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JP3264520B2
JP3264520B2 JP23747892A JP23747892A JP3264520B2 JP 3264520 B2 JP3264520 B2 JP 3264520B2 JP 23747892 A JP23747892 A JP 23747892A JP 23747892 A JP23747892 A JP 23747892A JP 3264520 B2 JP3264520 B2 JP 3264520B2
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  • Control Of Indicators Other Than Cathode Ray Tubes (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、表示制御装置に関し、
詳しくは、例えば強誘電性液晶を表示更新のための動作
媒体として用い電界の印加等によって更新された表示状
態を保持可能な表示素子を具えた表示装置のための表示
制御装置に関する。
【0002】
【背景技術】情報処理システムなどには、情報の視覚的
表現機能を果す情報表示手段として表示装置が用いられ
ており、このような表示装置としてはCRT表示装置
(以下、単にCRTという)が一般的である。
【0003】また、いわゆるパーソナルコンピュータ等
として入手可能な情報処理システムは、そこで用いられ
るハードウェア,ソフトウェア,信号伝送方式等によっ
て種々のものが存在する。この場合、CRTの表示制御
装置(CRTC)についてもそれぞれのシステムに固有
のものが用いられる。このようなCRTCとして、例え
ば、情報処理システムPC−ATに専用のVGA(Vi
deo Graphics Array)としてのVG
A81(IBM社による)あるいは、これに円,矩形等
の所定画像を表示する際のアクセラレータ機能等が付加
されたSVGA(Super VGA)としての86C
911(S3社による)が知られている。
【0004】図1はSVGAをCRTCに用いた構成の
一例を示すブロック図である。
【0005】情報処理システムのホストCPUが、ホス
ト側メモリ空間における表示メモリウィンドウ領域の一
部を書換えると、書換えた表示データが、システムバス
40およびSVGA1を介してVRAM3に転送され
る。SVGA1は、上記表示メモリウィンドウ領域のア
ドレスに基づいてVRAMアドレスを発生し、VRAM
3ではこのVRAMアドレスで特定される表示データが
書換えられる。
【0006】一方、SVGA1はCRTにおける走査周
期と同一の周期でVRAM3にアクセスし、VRAM3
に展開される表示データを順次読出し、RAMDAC2
へ転送する。RAMDAC2は、この表示データを順次
R,G,Bアナログ信号に変換してCRT4へ転送す
る。このようにCRT用の表示制御装置として用いられ
るSVGAは、CRT側に対して一方的に所定周期で表
示データ転送するよう機能する。
【0007】上述したCRT表示制御の場合、VRAM
3はデュアルポートRAMであるため、表示情報を変更
するなどのためVRAMに対する表示データの書き込み
と、そのVRAMから表示データを読み出して表示する
動作とを互いに独立して行うことができる。このため、
ホストCPUでは表示タイミング等を一切考慮する必要
がなく、任意のタイミングで所望の表示データを書き込
むことができるという利点を有している。
【0008】しかしながら、CRTは特に表示画面の厚
み方向の長さをある程度必要とするため全体としてその
容積が大きくなり、表示装置全体の小型化を図り難い。
また、これにより、このようなCRTを表示器として用
いた情報処理システムを使用するにあたっての自由度、
すなわち設置場所,携帯性等の自由度が損われる。
【0009】この点を補う表示装置として液晶表示器
(以下、LCDという)を用いることができる。すなわ
ち、LCDによれば、表示装置全体の小型化(特に薄型
化)を図ることができる。このようなLCDの中には、
強誘電性液晶(以下、FLC:Ferroelectr
ic Liquid Crystalという)の液晶セ
ルを用いた表示器(以下、FLCD:FLCディスプレ
イという)があり、その特長の1つは、その液晶セルが
電界の印加に対して表示状態の保存性を有することにあ
る。すなわち、FLCDは、その液晶セルが充分に薄い
ものであり、その中の細長いFLCの分子は、電界の印
加方向に応じて第1の安定状態または第2の安定状態に
配向し、電界を除いてもそれぞれの配向状態を維持す
る。このようなFLC分子の双安定性により、FLCD
は記憶性を有する。このようなFLCおよびFLCDの
詳細は、例えば特願昭62−76357号に記載されて
いる。
【0010】FLCDは、以上のような記憶性を有する
反面、FLCの表示更新動作にかかる速度が比較的遅い
ため、例えばカーソル移動,文字入力,スクロール等、
即座にその表示が書き換えられなければならないような
表示情報の変更に追従できない場合がある。
【0011】このように相反する特性を有するFLCD
は、これら特性に由来してあるいはこれら特性を補うた
め、その表示のための駆動の態様として種々のものが可
能となる。すなわち、CRTや他の液晶表示器と同様
の、表示画面上の走査ラインを順次連続的に駆動してい
くリフレッシュ駆動については、その駆動周期に比較的
時間的余裕ができる。また、このリフレッシュ駆動の他
に、表示画面上の変更に当たる部分(ライン)のみの表
示状態を更新する部分書き換え駆動や、表示画面上の走
査ラインを間引いて駆動するインターレース駆動が可能
となる。そして、上記部分書き換え駆動やインターレー
ス駆動によって、表示情報の変更に対する追従性を向上
させることができる。
【0012】以上のような利点を有するFLCDの表示
制御を、既存のCRT用表示制御回路を用いて行うこと
ができれば、FLCDを表示装置に用いた情報処理シス
テムを、比較的廉価に構成できて有利である。
【0013】
【目的】本発明は、CRT用の表示制御回路を利用した
FLCDの表示制御装置において、インターレース表示
を良好に行うことが可能な表示制御装置を提供すること
を目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】そのために本発明では、
更新された表示状態を保持可能な表示素子を具え、表示
状態の更新を、表示更新にかかる表示ラインのみについ
て行なうことが可能な表示装置の表示制御装置におい
て、表示データを記憶した表示データ記憶手段と、イン
ターレース値を保持する保持手段と、水平同期信号を基
準にして、前記保持手段に保持されているインターレー
ス値に応じたカウントアップイネーブル時間を各水平走
査期間内に生成する生成手段と、前記生成手段で生成さ
れたカウントアップイネーブル時間の間、所定のクロッ
クのカウントを行なうカウンタ手段と、前記カウンタ
段でカウントした値を、カウントアップ後の所定タイミ
ングでラインアドレスとして保持するアドレスラッチ
段と、前記アドレスラッチ手段により保持されたライン
アドレスに基づき、当該ラインアドレスに対応する表示
ラインに表示する表示データを前記表示データ記憶手段
から読み出して、前記表示装置に供給する供給手段とを
具えたことを特徴とする。
【0015】
【作用】以上の構成によれば、保持手段に保持されてい
るインターレース値に応じた、水平走査期間内のカウン
トアップイネーブル時間の間、所定クロックのカウント
を行ない、このカウントした値をインターレースのライ
ンアドレスとして保持するので、保持されるインターレ
ース値に応じたアドレスが生成され、このアドレスの表
示データに基づくインターレース表示が行われる。
【0016】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例を詳細
に説明する。
【0017】図2は、本発明の一実施例にかかる表示制
御装置を具えたFLC表示装置を各種文字,画像情報な
どの表示装置として用いた情報処理システムのブロック
図である。
【0018】図において、21は情報処理システム全体
の制御を実行するCPU、22はCPU21が実行する
プログラムを格納するROM、また、28はこのプログ
ラム実行の際のワーク領域等として用いられるメインメ
モリである。14は、CPU21を介さずにメインメモ
リ28と本システムを構成する各種機器との間でデータ
の転送を行うDMAコントローラ(Direct Me
mory Access Controller,以下
DMACという)である。32はイーサネット(XER
OX社による)などのLAN( ローカルエリアネットワ
ーク)37と本システムとの間のLANインターフェー
スである。26および27は外部記憶装置としてのそれ
ぞれハードディスク装置とそのインターフェースおよび
フロッピーディスク装置とそのインターフェースであ
る。36は比較的高解像度の記録を行うことが可能なイ
ンクジェットプリンタ,レーザービームプリンタ等によ
って構成することができるプリンタ、31はプリンタと
本システムとの間で信号接続を行うためのパラレルイン
ターフェースおよび29は各種文字等のキャラクタ情
報,制御情報などを入力するためのキーボードおよびそ
のコントローラである。33は通信回線と本例システム
との間で信号変調を行うための通信モデム、34はポイ
ンティングディバイスとしてのマウス、35は画像等の
読取りを行うイメージスキャナであり、これらはシリア
ルインターフェースを介して本例システムと信号の授受
を行う。割込みコントローラ24は、プログラム実行に
おける割込み処理を制御し、リアルタイムクロック25
は本例システムにおける計時機能を司る。20は、本発
明の一実施例にかかる表示制御装置としてのFLCDイ
ンターフェース10によって、その表示が制御されるF
LC表示装置(FLCDともいう)であり、上述の強誘
電性液晶をその表示動作媒体とする表示画面を有する。
また、FLCDインターフェース10にはCPU21が
アクセスできる表示メモリウィンドウ領域も展開されて
いる。40は上記各機器間を信号接続するためのデータ
バス,コントロールバス,アドレスバスからなるシステ
ムバスである。
【0019】以上説明した各種機器などを接続してなる
情報処理システムでは、一般にシステムのユーザーは、
FLCD20の表示画面に表示される各種情報に対応し
ながら操作を行う。すなわち、LAN37等に接続され
る外部機器,ハードディスク26,フロッピーディスク
27,スキャナ35,キーボード29, マウス34から
供給される文字,画像情報など、また、メインメモリ2
8に格納されたユーザーのシステム操作にかかる操作情
報などがFLCD20の表示画面に表示され、ユーザー
はこの表示を見ながら情報の編集,システムに対する指
示操作を行う。ここで、上記各種機器等は、それぞれF
LCD20に対して表示情報供給手段を構成する。
【0020】実施例1 図3は、本発明の実施例1にかかるFLCDインターフ
ェース10の詳細を示すブロック図である。
【0021】同図に示すように、本例のFLCDインタ
ーフェース10、すなわち表示制御装置には、CRT用
の表示制御回路である既存のSVGAを利用したSVG
A1が用いられる。本例のSVGA1の構成を図4を参
照して説明する。
【0022】図4において、ホストCPU21(図2参
照)がインターフェース10(図2参照)の表示メモリ
ウィンドウ領域で書込みのためにアクセスするその書換
え表示データは、システムバス40を介して転送され、
FIFO101に一時的に格納される。また、表示メモ
リウィンドウ領域をVRAM3の任意の領域に投映する
ためのバンクアドレスデータもシステムバス40を介し
て転送される。表示データは、R,G,B各色256階
調を表現する24ビットデータの形態を有している。C
PU21からのコマンドや前述のバンクアドレスデータ
等、制御情報はレジスタセットデータの形態で転送さ
れ、また、CPU21がSVGA側の状態を知る等のた
めにレジスタゲットデータがCPU21側へ転送され
る。FIFO101に格納されたレジストセットデータ
および表示データは順次出力され、これらのデータに応
じてバスインターフェースユニット103やVGA11
1中の各レジスタにセットされる。VGA111はこれ
らレジスタのセットされた状態によって、バンクアドレ
スとその表示データおよび制御コマンドを知ることがで
きる。
【0023】VGA111は、表示メモリウィンドウ領
域のアドレスとバンクアドレスに基づいて、これらに対
応するVRAM3におけるVRAMアドレスを生成し、
これとともに、メモリ制御信号としてのストローブ信号
RASおよびCAS,チップセレクト信号CS、および
ライトイネーブル信号WEを、メモリインターフェース
ユニット109を介してVRAM3へ転送し、これによ
り、そのVRAMアドレスに表示データを書込むことが
できる。このとき、書換えられる表示データは、同様に
メモリインターフェースユニット109を介してVRA
M3へ転送される。
【0024】一方、VGA111は、後に詳述されるよ
うに、ラインアドレス生成回路7(図3参照)から転送
される要求ラインアドレスによって特定されるVRAM
3の表示データを、同様に転送されるラインデータ転送
イネーブル信号に応じてVRAM3から読出し、FIF
O113へ格納する。FIFO113からは、表示デー
タが格納された順序でFLCD側へ送出される。
【0025】SVGA1には、前述したようにアクセラ
レータ機能を果すデータマニピュレータ105およびグ
ラフィックスエンジン107が設けられている。例え
ば、CPU21が、バスインターフェース103のレジ
スタに円およびその中心と半径に関するデータをセット
し円の描画を指示すると、グラフィックスエンジン10
7はその円表示データを生成し、データマニピュレータ
105はこのデータをVRAM3に書込む。
【0026】書換検出/フラグ生成回路117は、VG
A111が発生するVRAMアドレスを監視し、VRA
M3の表示データが書換えられた(書込まれた)ときの
VRAMアドレス、すなわちライトイネーブル信号およ
びチップセレクト信号CSが“1”となったときのVR
AMアドレスを取り込む。そして、このVRAMアドレ
スおよびCPU9から得られるVRAMアドレスオフセ
ット、総ライン数、総ラインビット数の各データに基づ
いてラインアドレスを計算する。この計算の概念を図5
に示す。
【0027】また、書換検出/フラグ生成回路117の
一部には、後述されるようにCPU9からのインターレ
ース値に応じてインターレース用ラインアドレスを生成
する回路も設けられている。
【0028】図5に示されるように、VRAM3上のア
ドレスXで示される画素は、FLCD画面のラインNに
対応するものであり、また、1ラインは複数の画素から
なり、さらに1画素は複数(n個)のバイトからなるも
のとする。このとき、ラインアドレス(ライン番号N)
は以下のように計算される。
【0029】
【数1】
【0030】書換検出/フラグ生成回路117は、この
計算したラインアドレスに応じて、部分書換ラインフラ
グレジスタ119のフラグをセットする。この様子を図
6に示す。
【0031】図6に明らかなように、例えば「L」とい
う文字を表示するため、VRAM3上の対応するアドレ
スの表示が書換えられた場合、上記計算によって書換え
られたラインアドレスが検出され、このアドレスに対応
するレジスタにフラグがたてられる(“1”がセットさ
れる)。
【0032】再び、図3を参照すると、CPU9は、ラ
インアドレス生成回路7を介して書換検出/フラグ生成
回路117の書換ラインフラグレジスタの内容を読取
り、フラグがセットされているラインアドレスをSVG
A1へ送出する。このとき、ラインアドレス生成回路
は、上記ラインアドレスデータに対応してラインデータ
転送イネーブル信号を送出し、SVGA1(のFIFO
113)から上記アドレスの表示データを二値化中間調
処理回路11に転送させる。
【0033】二値化中間調処理回路11は、R,G,B
各色8ビットで表現される256階調もしくは256色
の多値表示データを、FLCD20の表示画面における
各画素に対応した二値の画素データに変換する。本例で
は上記表示画面の1画素は、図7に示されるように、各
色について面積の異なる表示セルを有している。これに
応じて1画素のデータも、図8に示されるように、各色
について2ビット(R1,R2,G1,G2,B1,B
2)を有する。従って、二値化中間調処理回路11は8
ビットの表示データを各色2ビットそれぞれの2値デー
タ(すなわち各色4値データ)に変換する。
【0034】以上のようにFLCD表示用の画素データ
に変換されるまでのデータの流れを図9に示す。
【0035】図9に明らかなように、本例では、VRA
M3の表示データはR,G,B各色8ビットの多値デー
タとして格納され、これらが読出され表示が行われると
きに2値化される。これにより、ホストCPU21(図
2参照)は、FLCD20側に対してCRTを用いた場
合と同様にアクセスでき、CRTとの互換性を確保でき
る。
【0036】なお、この二値化中間調処理で用いられる
手法は、公知のものを用いることができ、このような手
法としては、例えば誤差拡散法,平均濃度法,ディザ法
等が知られている。
【0037】図3において、ボーダー生成回路13は、
FLCD表示画面におけるボーダー部の画素データを生
成する。すなわち、図7に示されるように、FLCD2
0の表示画面は、1280画素からなる1ラインを10
24本有しており、この表示画面のうち表示に用いられ
ないボーダー部が表示画面を縁どるように形成される。
【0038】このボーダー部が存在することにより、F
LCD20に転送される画素データのフォーマットは、
図8(A)または図8(B)に示すものとなる。図8
(A)は、図7に示す表示ラインA、すなわち全ての表
示ラインがボーダー部に含まれる表示ラインのデータフ
ォーマットであり、図8(B)は、図7に示す表示ライ
ンB、すなわち表示に用いられるラインのデータフォー
マットである。表示ラインAのデータフォーマットは、
先頭にラインアドレスが付され、これにボーダー画素デ
ータが続く。これに対して表示ラインBは両端部がボー
ダー部に含まれるので、そのデータフォーマットは、ラ
インアドレスに続いて、ボーダー画素データ,画素デー
タ,ボーダー画素データの順で続く。
【0039】ボーダー生成回路13で生成されたボーダ
ー画素データは、合成回路15において二値化中間調処
理回路11からの画素データと直列合成される。さら
に、この合成データには、合成回路17においてライン
アドレス生成回路7からの表示ラインアドレスが合成さ
れた後、FLCD20に送られる。
【0040】CPU9は、以上説明した構成全体を制御
するものである。すなわち、CPU9はホストCPU2
1(図2参照)から表示画面の総ライン数,総ラインビ
ット数,カーソル情報の各情報を受け取る。また、CP
U9は、書換検出/フラグ生成回路117に対して、V
RAMアドレスオフセット,総ライン数および総ライン
ビット数の各データを送出し、また、ラインフラグレジ
スタの初期化を行い、また、ラインアドレス生成回路7
に対して表示開始ラインアドレス,連続表示ライン数,
総ライン数,総ラインビット数およびボーダー領域の各
データを送出し、同回路7から部分書換ラインフラグ情
報を得る。さらに、CPU9は二値化中間調処理回路1
1に対してバンド幅,総ラインビット数および処理モー
ドの各データを送出し、ボーダー生成回路13に対して
ボーダーパターンデータを送出する。
【0041】また、CPU9は、FLCD20からその
温度情報,トリマ情報,Busy信号等のステータス信
号を受け取るとともに、FLCD20に対してコマンド
信号,リセット信号を送出する。さらに、リフレッシュ
モードテーブル9Aを参照して後述のインターレースリ
フレッシュ表示の制御を行う。
【0042】以上、図3および図4を参照して説明した
FLCDインターフェース10によるインターレースの
リフレッシュ表示制御について以下に説明する。
【0043】図10は、図3に示したリフレッシュモー
ドテーブルを示す模式図である。
【0044】リフレッシュ表示は、一般に所定期間内に
部分書換えが行われない場合に起動され、上記インター
レース値に応じて、図10に示す部分書換えとリフレッ
シュとの比が定まる。テーブルにおいてインターレース
値、すなわち間引きするライン数は、FLCD20から
の温度情報およびトリマー情報を参照して求められる。
【0045】一般に、FLCD20の温度が高くその動
作速度が速い場合は、小さなインターレース値でリフレ
ッシュの比率を高くし、温度が低く動作速度が遅い場合
には比較的大きなインターレース値で部分書換えの比率
が高くなるようにテーブルを設定する。
【0046】図11は、書換検出/フラグ生成回路11
7内に設けられるインターレースラインアドレス生成回
路を示すブロック図である。
【0047】図11において、CPU9がテーブル9A
を参照して求めたインターレース値は、インターレース
ラッチ121に保持される。タイミング発生器123
は、インターレースラッチ121に保持されるインター
レース値に応じて、Hsyncカウンタ125のカウン
トアップイネーブル時間を生成する。
【0048】図12はタイミング発生器123の詳細を
示すブロック図である。図12において、デコーダ12
31はインターレース値に応じて、図13に示す関係の
デコーダ出力を行う。このデコーダ1231の出力は、
それぞれの対応するアンドゲート133に入力する。こ
れらアンドゲート133の他方には、クロックに同期し
てシフトするシフトレジスタ1233の各ビットの信号
が入力する。この結果、タイミング発生器123は、図
14に示されるような各インターレース値に対応した長
さのカウントアップイネーブル信号(時間)を出力す
る。
【0049】Hsyncカウンタ125は、上記カウン
トアップイネーブル時間の間、クロックに同期してカウ
ントアップし、このカウント値は、所定タイミングでア
ドレスラッチ127によって保持される。
【0050】イニシャルレジスタ131は、Hsync
カウンタ125の初期値(スタートアドレス)を保持
し、比較器129はインターレースラッチ121の値と
イニシャルレジスタ131の値とを比較し、等しいとき
にはイニシャルレジスタ131の値をクリアする。
【0051】図15は、図11に示す回路の処理の流れ
を示すフローチャートである。
【0052】ステップS11でカウンタ125の初期化
を行い、ステップS12でインターレースラッチの値を
デコーダ1231によってデコードする。次に、ステッ
プS13,S14でHsyncが“1”となる毎に、デ
コードされたインターレース値に応じて定まるカウント
イネーブル時間の間カウントアップし、アドレスラッチ
128は、例えばこのイネーブル時間の立下りでカウン
ト値をラッチする。このラッチしたカウント値は、イン
ターレース表示の表示ラインアドレスデータとしてライ
ンアドレス生成回路7に転送される。すなわち、カウン
ト値に応じて表示ラインが間引かれることになる。
【0053】ステップS15で、カウンタ125のカウ
ント値がFLCD20の表示ライン数である1024あ
るいは0に等しくなるまで、上記ステップS13,S1
4の処理を繰り返し、等しくなると、ステップS16で
イニシャルレジスタ131の初期アドレスを1だけイン
クリメントする。ステップS17でこの初期アドレスが
インターレース値と等しくなったと判断すると、ステッ
プS19でイニシャルレジスタ131の初期アドレスを
初期化して、これをHsyncカウンタ125の初期値
とする。また、初期アドレスがインターレース値に満た
ない場合は、ステップS18でその値をカウンタ125
の初期値とする。
【0054】図16はインターレースラインアドレス生
成回路の他の例を示すブロック図であり、図17はその
タイミングチャートである。
【0055】Hsyncカウンタ203は、
【0056】
【外1】
【0057】ラッチ204はこのカウント値を、セレク
タ201を介してタイミング生成器202から転送され
るタイミング1〜4のいずれかの信号によってラッチし
てこれを表示ラインアドレスとする。例えば、タイミン
グ1を例にとると、図17に示すように、最初のタイミ
ング1が“1”のときカウンタ値は0であるから、表示
ラインアドレスは0となり、次のタイミング1が“1”
となるときカウンタ値は2であるから表示ラインアドレ
スは2となる。この場合1インターレース表示となる。
【0058】また、タイミング生成器202からの信号
1〜4は、セレクタ201を介してマスクタイミング生
成回路205に入り、この出力マスクタイミングはデー
タマスク回路206に入力する。これにより、VRAM
からの表示データは、
【0059】
【外2】
【0060】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、保持手段に保持されているインターレース値
に応じた、水平走査期間内のカウントアップイネーブル
時間の間、所定クロックのカウントを行ない、このカウ
ントした値をインターレースのラインアドレスとしてラ
ッチするので、保持されるインターレース値に応じたア
ドレスが生成され、このアドレスの表示データに基づく
インターレース表示が行われる。
【0061】この結果、簡易な構成で良好なインターレ
ース表示を行うことが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来の表示制御装置を示すブロック図である。
【図2】本発明の一実施例にかかる情報処理システムを
示すブロック図である。
【図3】本発明の実施例1にかかる表示制御装置を示す
ブロック図である。
【図4】図3に示すSVGAの詳細を示すブロック図で
ある。
【図5】本発明の実施例におけるVRAMアドレスから
ラインアドレスへの変換を説明するための模式図であ
る。
【図6】本発明の実施例における書換え表示画素と書換
ラインフラグレジスタとの関係を示す模式図である。
【図7】本発明の実施例におけるFLCD表示画面を示
す模式図である。
【図8】(A)および(B)は、本発明の実施例におけ
る表示データのデータフォーマットを示す模式図であ
る。
【図9】本発明の実施例における表示データの処理の流
れを示すブロック図である。
【図10】図3に示したリフレッシュモードテーブルの
模式図である。
【図11】本発明の一実施例にかかるインターレースラ
インアドレス生成回路を示すブロック図である。
【図12】図11に示したタイミング発生器の詳細を示
すブロック図である。
【図13】図12に示したデコーダのデコード関係を説
明するための説明図である。
【図14】上記タイミング発生器が発生するカウントア
ップイネーブル時間を示す波形図である。
【図15】図11に示したインターレースラインアドレ
ス生成回路における処理の流れを示すフローチャートで
ある。
【図16】インターレースラインアドレス生成回路の他
の例を示すブロック図である。
【図17】図16に示した回路における処理のタイミン
グチャートである。
【符号の説明】
1 SVGA 3 VRAM 7 ラインアドレス生成回路 9 CPU 9A リフレッシュモードテーブル 10 FLCDインターフェース 11 二値化中間調処理回路 13 ボーダー生成回路 15,17 合成回路 20 FLCD 20A トリマ 21 CPU/FPU 101,103 FIFO 103 バスインターフェースユニット 105 データマニピュレータ 107 グラフィックスエンジン 109 メモリインターフェースユニット 111 VGA 117 書換検出/フラグ生成回路 119 部分書換ラインフラグレジスタ 121 インターレースラッチ 123 タイミング発生器 125 Hsyncカウンタ 127 アドレスラッチ 129 比較回路 131 イニシャルレジスタ 133 アンドゲート 201 セレクタ 202 タイミング発生器 203 Hsyncカウンタ 204 ラッチ 205 マスクタイミング生成回路 206 データマスク回路 1231 デコーダ 1233 シフトレジスタ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 棚橋 淳一 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キ ヤノン株式会社内 (72)発明者 信谷 俊行 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キ ヤノン株式会社内 (72)発明者 森本 はじめ 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キ ヤノン株式会社内 (72)発明者 坂下 達也 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キ ヤノン株式会社内 (56)参考文献 特開 平4−3119(JP,A) 特開 平2−120720(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G09G 3/00 - 3/38 G02F 1/133 505 - 580

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 更新された表示状態を保持可能な表示素
    子を具え、表示状態の更新を、表示更新にかかる表示ラ
    インのみについて行なうことが可能な表示装置の表示制
    御装置において、 表示データを記憶した表示データ記憶手段と、 インターレース値を保持する保持手段と、 水平同期信号を基準にして、前記保持手段に保持されて
    いるインターレース値に応じたカウントアップイネーブ
    ル時間を各水平走査期間内に生成する生成手段と、 前記生成手段で生成されたカウントアップイネーブル時
    間の間、所定のクロックのカウントを行なうカウンタ手
    段と、 前記カウンタ手段でカウントした値を、カウントアップ
    後の所定タイミングでラインアドレスとして保持するア
    ドレスラッチ手段と、 前記アドレスラッチ手段により保持されたラインアドレ
    スに基づき、当該ラインアドレスに対応する表示ライン
    に表示する表示データを前記表示データ記憶手段から読
    み出して、前記表示装置に供給する供給手段とを具えた
    ことを特徴とする表示制御装置。
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