JPH046380Y2 - - Google Patents

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JPH046380Y2
JPH046380Y2 JP1985122212U JP12221285U JPH046380Y2 JP H046380 Y2 JPH046380 Y2 JP H046380Y2 JP 1985122212 U JP1985122212 U JP 1985122212U JP 12221285 U JP12221285 U JP 12221285U JP H046380 Y2 JPH046380 Y2 JP H046380Y2
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JP
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panel
weather strip
edge
gap
panels
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JP1985122212U
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は車両の例えばフロントパネルと車体パ
ネルとの間の水密構造の改良に関する。
(従来の技術) 車両のフロント、リヤウインドのガラスは、通
常ウエザーストリツプを介して車体パネルに支持
されている(例えば実公昭58−55062号公報参
照)。
ウエザーストリツプは車体パネルにウインドガ
ラスの周囲を水密的に連結固定するもので、帯状
のゴムなどで形成されているが、このウエザース
トリツプは車体パネル間の接合面の水密構造とし
ても利用される。
(考案が解決しようとする問題点) ところで第4図にも示すように、大型トラツク
などにおいては、フロントウインドの下部のフロ
ントパネル1とラジエータグリルパネル2との接
合面に、ウエザーストリツプ3が介在させてあ
り、接合面から雨水が内部に侵入するのを防ぐよ
うにしている。
このウエザーストリツプ3はフロントパネル1
の接合段差部4に接着剤などにより固着されてい
て、車体前方から接合されるラジエータグリルパ
ネル2に押圧されて変形し、ラジエータグリルパ
ネル2の裏面に密着するようになつている。
しかしながらこの場合、フロントパネル1とラ
ジエータグリルパネル2との間には間隙5が形成
されていて、この間隙5から雨水などが侵入し、
ウエザーストリツプ3の上面に溜まつてしまう。
この雨水はウエザーストリツプ3の僅かな間隙
から内部に侵入したり、あるいはウエザーストリ
ツプ3やその周辺のパネルを腐食させる原因とな
つていた。
本考案はこのような問題を解決することを目的
とする。
(問題点を解決するための手段) そこで本考案は、互いに隣接する2枚の車体パ
ネルの間隙部にウエザーストリツプを介在させた
車両のパネル水密構造を前提として、一方のパネ
ルに、前記間隙部に沿つた縁部から内側に向けて
段差部を形成し、この段差部に前記ウエザースト
リツプを接着する。このウエザーストリツプに
は、その外側端面に他方のパネルの縁部を当接さ
せた状態で該縁部と前記一方のパネルの縁部との
間の接合間隙を埋めるリツプ部を形成し、前記当
接状態にて前記他方のパネルの縁部と前記段差部
とにウエザーストリツプを密着させるようにし
た。
(作用) 隣接する車体パネルの接合間隙がウエザースト
リツプのリツプ部によつて埋められ、かつウエザ
ーストリツプが一方のパネルの段差部と他方のパ
ネルの縁部との間に密着状態となつているので、
内部への雨水の侵入及びこれに原因するパネル縁
部の腐食やウエザーストリツプの劣化が防止され
る。
(実施例) 以下本考案の実施例を第1図〜第3図にもとづ
いて説明する。
フロントパネル1の接合面に沿つて形成される
接合段差部4には、段部6にも接触するようにウ
エザーストリツプ3が接着固定される。
そしてウエザーストリツプ3にはフロントパネ
ル1の段部6とこれに対峙するラジエータグリル
パネル2の縁部との間隙5を埋めるようにリツプ
部7が形成される。リツプ部7はラジエータグリ
ルパネル2の接合時に、このパネル表面よりも車
両前方に僅かに突出するようになつている。
なお、ラジエータグリルパネル2はフロントイ
ンナーパネル8に固定したブラケツト9に対して
ビス止めされる。また10はフロントガラス、1
1はルーフパネルを現す。
以上のように構成され、したがつてラジエータ
グリルパネル2をフロントパネル1に接合して固
定すると、第3図Aから第3図Bのように、ウエ
ザーストリツプ3がラジエータグリルパネル2に
押圧されて変形し、ラジエータグリルパネル2の
裏面に密着すると共に、リツプ部7がフロントパ
ネル1の段部6とラジエータグリルパネル2の上
端との間隙5を埋め、しかもラジエータグリルパ
ネル2の上端を若干覆うようになる。このため、
雨天走行時にフロントパネル1に沿つて滴下する
雨滴が、パネル間の接合部分に浸入することがで
きず、従来のようにウエザーストリツプ3の上面
に雨水が溜まることがなくなるのである。
なお、この実施例ではフロントパネル1とラジ
エータグリルパネル2との接合面の水密構造に関
して説明したが、この他のパネル間の接合部の水
密構造にも適用できることは明らかである。
(考案の効果) 以上のように本考案は、互いに隣接する車体パ
ネルの接合間隙をウエザーストリツプのリツプ部
によつて埋めると共に、ウエザーストリツプを一
方のパネルの段差部と他方のパネルの縁部との間
に密着状態となるように挟み込む構造としたの
で、パネル接合間隙から内部へと雨水が侵入する
のを防止して、パネル縁部の腐食やウエザースト
リツプの劣化を確実に防止できるという効果が得
られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例を示す断面図、第2図
は正面図、第3図A,Bはそれぞれ要部の拡大断
面図、第4図は従来例の断面図である。 1……フロントパネル、2……ラジエータグリ
ルパネル、3……ウエザーストリツプ、4……段
差部、6……段部、7……リツプ部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 互いに隣接する2枚の車体パネルの間隙部にウ
    エザーストリツプを介在させた車両のパネル水密
    構造において、一方のパネルに、前記間隙部に沿
    つた縁部から内側に向けて段差部を形成し、この
    段差部に前記ウエザーストリツプを接着すると共
    に、このウエザーストリツプに、その外側端面に
    他方のパネルの縁部を当接させた状態で該縁部と
    前記一方のパネルの縁部との間の接合間隙を埋め
    るリツプ部を形成し、かつ前記当接状態にて前記
    他方のパネルの縁部と前記段差部とにウエザース
    トリツプを密着させたことを特徴とする車両のパ
    ネル水密構造。
JP1985122212U 1985-08-09 1985-08-09 Expired JPH046380Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1985122212U JPH046380Y2 (ja) 1985-08-09 1985-08-09

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1985122212U JPH046380Y2 (ja) 1985-08-09 1985-08-09

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Publication Number Publication Date
JPS6230957U JPS6230957U (ja) 1987-02-24
JPH046380Y2 true JPH046380Y2 (ja) 1992-02-21

Family

ID=31012197

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1985122212U Expired JPH046380Y2 (ja) 1985-08-09 1985-08-09

Country Status (1)

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JP (1) JPH046380Y2 (ja)

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5550817U (ja) * 1978-09-29 1980-04-03
JPS55109013U (ja) * 1979-01-26 1980-07-30

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6230957U (ja) 1987-02-24

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