JPH0348942Y2 - - Google Patents

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JPH0348942Y2
JPH0348942Y2 JP1985138597U JP13859785U JPH0348942Y2 JP H0348942 Y2 JPH0348942 Y2 JP H0348942Y2 JP 1985138597 U JP1985138597 U JP 1985138597U JP 13859785 U JP13859785 U JP 13859785U JP H0348942 Y2 JPH0348942 Y2 JP H0348942Y2
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JP
Japan
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retainer
side frame
front pillar
roof side
door
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JP1985138597U
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JPS6244777U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、自動車のドア開口縁部構造の改良に
関する。
(従来技術) 従来、第6図に示すように、サツシユレスドア
が開閉自在に取付けられた車体1のドア開口縁2
に、ドアガラス3が当接するウエザーストリツプ
4の取付用リテーナ5がシール部材6を介してビ
ス7で固定されたものが提案されている(特開昭
57−186516号公報参照)。
また、車体のルーフパネルの側縁部にレインレ
ールが固定されたものも提案されている。
ところで、上記各従来技術では、互いに平行
で、かつ隣接しているリテーナとレインレールと
を別々に製作して、別々に車体に組付けていたか
ら部品点数が増加し、組付けに手間がかかるとい
う問題があつた。
(考案の目的) 本考案は上記従来の問題を解消するためになさ
れたもので、リテーナとレインレールの一体化を
工夫して、部品点数の減少などを図ることを目的
とするものである。
(考案の構成) このため本考案は、サツシユレスドアが開閉自
在に取付けられた車体のドア開口の上部及び前部
を構成するルーフサイドフレーム及びフロントピ
ラーの開口面に跨がつて、ドアガラスが当接する
ウエザーストリツプの取付用リテーナが固定され
た自動車において、上記リテーナの車体外方端が
外方に延長されてレインレールを形成するように
折り返され、該折り返し端が前記ルーフサイドフ
レーム及びフロントピラーの開口面と連続する外
面に固定され、リテーナの延長部の基部にはウエ
ザーストリツプを保持する突部が一体に形成さ
れ、この突部によつて開口面を形成するルーフサ
イドフレーム或はフロントピラーとの間に閉断面
が形成されていることを特徴とするものである。
(考案の効果) 本考案によれば、リテーナの車体外端を延長し
てレインレールを形成するように折り返してルー
フサイドフレーム及びフロントピラーの開口面と
連続する外面に固定するようにしたので、レイン
レールを別体に設ける必要がなく、部品点数の減
少及び組付性の向上を図ることができるうえ、リ
テーナの折り返し部分でルーフサイドフレーム及
びフロントピラーの開口面を覆うことができるの
で特別なシール部材を設けることなしに、雨水等
に対するシール性を向上することができる。
また、リテーナの断面形状をほとんど変えるこ
となく、フロントピラーからルーフサイドフレー
ムにかけて連続して設けることができ、リテーナ
の成形上有利であり、組付性、シール性も向上す
る。
さらに、リテーナ折り返し端の基部には、ウエ
ザーストリツプを保持するための突部を形成した
から、ウエザーストリツプをそのまま保持するこ
とができるうえ、該突部でルーフサイドフレーム
及びフロントピラーとの間に閉断面を形成するこ
とができるので、ルーフサイドフレームやフロン
トピラーのねじり剛性を向上でき、それだけドア
開口周縁を強化することができる。
(実施例) 以下、本考案の実施例を添付図面について詳細
に説明する。
第1図に示すように、自動車10のドア開口1
1には、サツシユレスドア(不図示)が開閉自在
に取付けられていて、該ドア開口11は、前部が
フロントピラー12、上部がルーフサイドフレー
ム13、後部がセンターピラー14、下部がサイ
ドシル(不図示)で囲まれることにより形成され
ている。
上記フロントピラー12は、第2図に示すよう
に、ピラーインナ12aとピラーアウタ12bと
で閉断面に形成され、該フロントピラー12の前
部にはフロントガラス16がシール部材17を介
して固定されている。
上記ルーフサイドフレーム13は、第3図に示
すように、フレームインナ13aとフレームアウ
タ13bとで閉断面に形成され、該ルーフサイド
フレーム13の上方はルーフパネル18で覆われ
ている。
一方、フロントピラー12とルーフサイドフレ
ーム13のピラーアウタ12bとフレームアウタ
13bにまたがるドア開口縁には、サツシユレス
ドアのドアガラス19が当接するウエザーストリ
ツプ20の取付用リテーナ21がスポツト溶接等
で固定されている。
該リテーナ21の車体外方端は外方に延長され
て、該延長部21aがレインレール22a,22
b,22cを形成するように折り返され、該折り
返し端21bがそれぞれピラーアウタ12bとフ
レームアウタ13bの開口面12d,13dと連
続する外面12e,13eにスポツト溶接等で固
定されている。
また、このリテーナ21の延長部21aの基部
には、第2図、第3図に示すように、ウエザース
トリツプ20を保持するための突部21cを形成
し、リテーナ21を車体側に固定した状態で、フ
ロントピラー12及びサイドフレーム13との間
に閉断面を形成する。
上記フロントピラー12では、ピラーアウタ1
2bの立上り部12cとリテーナ21の延長部2
1aとの間にレインレール22aが形成され、上
記ルーフサイドフレーム13では、ルーフパネル
18の立下り部18aがリテーナ21の延長部2
1aにスポツト溶接等で固定されて、ルーフパネ
ル18の立下り部18aとリテーナ21の延長部
21aとの間に、上記フロントピラー12のレイ
ンレール22aと連続するレインレール22bが
形成される。
上記リテーナ21は、第4図に示すように、セ
ンターピラー14のドア開口縁より後方では切除
されて、延長部21aのみが残され、ルーフパネ
ル18の立下り部18aがリテーナ21の延長部
21aにスポツト溶接等で固定されて、ルーフパ
ネル18の立下り部18aと延長部21aとの間
に上記各レインレール22a,22bと連続する
レインレール22cが形成される。
上記センターピラー14のドア開口縁には、従
来と同様のリテーナ23がクリツプ等で固定され
ている。
上記のような構成であれば、リテーナ21にレ
インレール22a〜22cが一体に形成されてい
るから、部品点数が減少し、剛性も向上するとと
もに、リテーナ21とレインレール22a〜22
cが車体に溶接固定されているから、リテーナ2
1と車体とのシール性、組付性も向上するのであ
る。
上記実施例で、ピラーアウタ12bの立上り部
12cもしくはルーフパネル18の立下り部18
aと、リテーナ21の延長部21aとの間にレイ
ンレール22a,22bを形成したものであつた
が、例えば第5図に示ように、リテーナ21の延
長部21aをフラツトに形成し、ルーフパネル1
8の立下り部18a′を折り曲げて延長部21aの
上面にスポツト溶接等し、該折り曲げた立下り部
18a′でレインレール22b,22aを形成する
ようにしてもよい。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係るドア開口縁部構造を採用
した自動車の斜視図、第2図は第1図の−拡
大断面図、第3図は第1図の−拡大断面図、
第4図は第1図の−拡大断面図、第5図は第
1図の−に相当する変形例の拡大断面図、第
6図は従来の自動車のドア開口縁部構造の断面図
である。 10……自動車、11……ドア開口、12……
フロントピラー、13……ルーフサイドフレー
ム、14……センターピラー、18……ルーフパ
ネル、19……ドアガラス、20……ウエザース
トリツプ、21……リテーナ、21a……延長
部、21b……折り返し端、21c……突部、2
2a〜22c……レインレール。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 サツシユレスドアが開閉自在に取付けられた車
    体のドア開口の上部及び前部を構成するルーフサ
    イドフレーム及びフロントピラーの開口面に跨が
    つて、ドアガラスが当接するウエザーストリツプ
    の取付用リテーナが固定された自動車において、 上記リテーナの車体外方端が外方に延長されて
    レインレールを形成するように折り返され、該折
    り返し端が前記ルーフサイドフレーム及びフロン
    トピラーの開口面と連続する外面に固定され、リ
    テーナの延長部の基部にはウエザーストリツプを
    保持する突部が一体に形成され、この突部によつ
    て開口面を形成するルーフサイドフレーム或はフ
    ロントピラーとの間に閉断面が形成されているこ
    とを特徴とする自動車のドア開口縁部構造。
JP1985138597U 1985-09-09 1985-09-09 Expired JPH0348942Y2 (ja)

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JP1985138597U JPH0348942Y2 (ja) 1985-09-09 1985-09-09

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JP1985138597U JPH0348942Y2 (ja) 1985-09-09 1985-09-09

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JPS6244777U JPS6244777U (ja) 1987-03-18
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