JPH04272878A - 印字装置 - Google Patents

印字装置

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JPH04272878A
JPH04272878A JP3034091A JP3409191A JPH04272878A JP H04272878 A JPH04272878 A JP H04272878A JP 3034091 A JP3034091 A JP 3034091A JP 3409191 A JP3409191 A JP 3409191A JP H04272878 A JPH04272878 A JP H04272878A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、たとえば銀行などの金
融機関の窓口業務において現金および有価証券などの出
納に用いられる金銭出納機(テラーズマシン)などに好
適に実施される印字装置に関する。
【0002】
【従来の技術】銀行などの金融機関の窓口では、現金お
よび有価証券などの出納業務を行うために金銭出納機が
用いられる。このような金銭出納機では、取引きに関連
した登録金額および口座番号などを金融機関側の控え用
紙(ジャーナル紙)あるいは伝票などに印字することが
できる。
【0003】通常、一取引きに関する入力操作が終了し
た後に控えとしてジャーナル紙に入力した取引き情報の
明細を印字するが、印字後に内容訂正のためあるいは操
作者がサインをするために、ジャーナル紙に手で記入す
る場合がある。この場合、ジャーナル紙に印字を行うジ
ャーナルプリンタの印字位置から、手でジャーナル紙に
記入可能な位置までは、かなり距離が離れており、ジャ
ーナル紙をフィード(紙送り)する必要がある。通常、
前記記入可能位置は、ジャーナル紙の印字内容を目視で
確認するために設けられる窓の手前(操作者側)に設定
されている。この記入可能位置では、金銭出納機のハウ
ジングに透孔が形成されており、該透孔からジャーナル
紙に書込みを行う。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来は、「フィード」
キーをマニュアル(手動)操作して、印字後のジャーナ
ル紙を前述の記入可能位置の透孔まで1行ずつフィード
させている。一般に、印字位置から記入可能位置までは
10行〜12行分の長さがあり、フィードさせる際に時
間が掛かり、また正確に前記透孔付近までフィードさせ
るのは面倒である。
【0005】また、操作者による書込みが行われた後に
、ジャーナル紙をそのままの状態で放置した場合、書込
み部分が透孔に位置しており、第3者による不法なデー
タの改竄が行われるおそれがある。これは、操作者によ
るジャーナル紙への書込みが行われなかった場合であっ
ても、透孔にジャーナル紙の印字部分が面している場合
も同様である。
【0006】したがって、少なくとも印字の最終行が透
孔を通過するまでジャーナル紙をフィードさせる必要が
ある。このため、上述の場合と同様に、「フィード」キ
ーをマニュアル操作して1行ずつフィードさせる必要が
あり、ジャーナル紙のフィード操作に時間および手間を
要する。
【0007】さらに、上述のようにデータの不法改竄の
防止のために、印字後のジャーナル紙を透孔を通過する
までフィードさせた場合、先の印字内容の最終行と次の
印字の先頭行との間に余分な空白部分が生じ、ジャーナ
ル紙の消費量が多くなるという問題がある。
【0008】一般に、金銭出納機にはジャーナル紙のバ
ックフィード(紙戻し)機能は備えられていない。なぜ
ならば、ジャーナル紙のフィードが「フィード」キーの
マニュアル操作で行われているため、仮にバックフィー
ド機能を設けたとしても、同様に「バックフィード」キ
ーのマニュアル操作によってジャーナル紙のバックフィ
ードを行わなければならず、先の印字内容の最終行の次
の行を正確に印字位置までバックフィードさせることは
困難である。すなわち、操作者自身が書込みのために何
行分ジャーナル紙をフィードさせたかを記憶していなけ
ればならず、誤って必要以上にバックフィードさせてし
まうと、印字内容が重なってしまうという不都合が生じ
る。
【0009】本発明の目的は、上記課題を解決し、印字
後の記録紙への書込みを行う際の操作性が向上する印字
装置を提供することである。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、記録紙に印字
を行う印字手段と、ロール状記録紙を前記印字手段に供
給し、かつロール状記録紙の巻戻し機能を備える供給手
段と、印字後のロール状記録紙を巻取って収納する収納
手段と、前記印字手段、供給手段および収納手段を収納
する筐体と、透光性材料からなり、前記筐体に対して開
閉可能に、かつ印字手段と収納手段との間のロール状記
録紙の搬送経路に面して設けられる被覆部材と、前記被
覆部材の開閉状態を検出する検出手段と、前記検出手段
の出力に基づいて被覆部材が閉状態から開状態に移行し
たことが検出されると、収納手段によってロール状記録
紙を予め定める長さだけ巻取る制御手段とを含むことを
特徴とする印字装置である。
【0011】また本発明は、記録紙に印字を行う印字手
段と、ロール状記録紙を前記印字手段に供給し、かつロ
ール状記録紙の巻戻し機能を備える供給手段と、印字後
のロール状記録紙を巻取って収納する収納手段と、前記
印字手段、供給手段および収納手段を収納する筐体と、
透光性材料からなり、前記筐体に対して開閉可能に、か
つ印字手段と収納手段との間のロール状記録紙の搬送経
路に面して設けられる被覆部材と、前記被覆部材の開閉
状態を検出する検出手段と、前記検出手段の出力に基づ
いて被覆部材が開状態から閉状態に移行したことが検出
されると、供給手段によってロール状記録紙を予め定め
る長さだけ巻戻す制御手段とを含むことを特徴とする印
字装置である。
【0012】さらに本発明は、記録紙に印字を行う印字
手段と、ロール状記録紙を前記印字手段に供給し、かつ
ロール状記録紙の巻戻し機能を備える供給手段と、印字
後のロール状記録紙を巻取って収納する収納手段と、前
記印字手段、供給手段および収納手段を収納する筐体と
、透光性材料からなり、前記筐体に対して開閉可能に、
かつ印字手段と収納手段との間のロール状記録紙の搬送
経路に面して設けられ、ロール状記録紙に書込みを行う
ための透孔を有する被覆部材と、前記被覆部材の開閉状
態を検出する検出手段と、前記検出手段の出力に基づい
て被覆部材が開状態から閉状態に移行したことが検出さ
れると、収納手段によってロール状記録紙を予め定める
長さだけ巻取る制御手段とを含むことを特徴とする印字
装置である。
【0013】
【作用】本発明に従えば、ロール状記録紙は、供給手段
によって印字手段に供給され、印字手段によって記録紙
に印字が行われる。印字後の記録紙は、収納手段によっ
て巻取られて収納される。これらの供給手段、印字手段
および供給手段は、筐体内に収納される。該筐体には、
被覆部材が設けられている。
【0014】この被覆部材は、透光性材料からなり、筐
体に対して開閉可能であり、かつ前記印字手段と収納手
段との間のロール状記録紙の搬送経路に面して設けられ
ている。この被覆部材を通して印字後の印字内容を目視
で確認することができ、またこの被覆部材を開けること
によって、操作者は印字後の記録紙に書込みを行うこと
ができる。
【0015】前記被覆部材が、たとえば操作者によって
開けられると、すなわち検出手段の出力に基づいて被覆
部材が閉状態から開状態に移行したことが検出されると
、収納手段によってロール状記録紙は予め定める長さだ
け巻取られる。
【0016】この予め定める長さとして、たとえばロー
ル状記録紙の搬送経路に沿って印字位置から被覆部材が
面する位置までの長さを選ぶことによって、印字後に操
作者が被覆部材を開けるとロール状記録紙は自動的に搬
送され、少なくとも最終行を含む印字内容が被覆部材が
面する位置に搬送されることになり、操作者は印字後の
ロール状記録紙に対して印字内容の訂正やサインをする
ことができる。
【0017】また前記予め定める長さとして、たとえば
ロール状記録紙の搬送経路に沿って印字位置から被覆部
材の上流側端部の先の位置までの長さを選ぶことによっ
て、被覆部材が開けられると、ロール状記録紙は最終行
が被覆部材の面する位置を通過する位置まで自動的に搬
送され、これによって第3者による不法な印字内容の改
竄などを防止することができる。
【0018】また本発明に従えば、ロール状記録紙は、
供給手段によって印字手段に供給され、印字手段によっ
て記録紙に印字が行われる。印字後の記録紙は、収納手
段によって巻取られて収納される。これらの供給手段、
印字手段および供給手段は、筐体内に収納される。該筐
体には、被覆部材が設けられている。
【0019】この被覆部材は、透光性材料からなり、筐
体に対して開閉可能であり、かつ前記印字手段と収納手
段との間のロール状記録紙の搬送経路に面して設けられ
ている。この被覆部材を通して印字後の印字内容を目視
で確認することができ、またこの被覆部材を開けること
によって、操作者は印字後の記録紙に書込みを行うこと
ができる。
【0020】被覆部材がたとえば操作者によって閉じら
れると、すなわち検出手段の出力に基づいて被覆部材が
開状態から閉状態に移行したことが検出されると、供給
手段によってロール状記録紙は予め定める長さだけ巻戻
される。
【0021】この予め定める長さとして、先の印字内容
の最終行の次の行が印字位置に戻るような長さを選ぶこ
とによって、先の印字内容の訂正や操作者のサインを行
った後に、記録紙は自動的に巻戻される。したがって、
ロール状記録紙上に余分な空白を形成することなく、次
の印字を行うことができる。これによって、ロール状記
録紙の消費量が減少する。
【0022】さらに本発明に従えば、ロール状記録紙は
、供給手段によって印字手段に供給され、印字手段によ
って記録紙に印字が行われる。印字後の記録紙は、収納
手段によって巻取られて収納される。これらの供給手段
、印字手段および供給手段は、筐体内に収納される。 該筐体には、被覆部材が設けられている。
【0023】この被覆部材は、透光性材料からなり、筐
体に対して開閉可能であり、かつ前記印字手段と収納手
段との間のロール状記録紙の搬送経路に面しており、さ
らにロール状記録紙に対する書込みを行うための透孔を
有する。この被覆部材を通して印字後の印字内容を目視
で確認することができ、またこの被覆部材を開けること
によって、あるいは前記透孔を利用して操作者は印字後
の記録紙に書込みを行うことができる。
【0024】被覆部材がたとえば操作者によって閉じら
れると、すなわち検出手段の出力に基づいて被覆部材が
開状態から閉状態に移行したことが検出されると、収納
手段によってロール状記録紙は予め定める長さだけ巻取
られる。
【0025】この予め定める長さとして、たとえばロー
ル状記録紙の搬送経路に沿って最大でも印字位置から被
覆部材に形成される透孔を通過する位置までの長さを選
ぶことによって、被覆部材を閉じたときに、最終行は透
孔を通過する位置まで搬送されることになり、印字内容
が透孔に面することはなく、第3者による不法なデータ
の改竄などが防止される。
【0026】
【実施例】図1は、本発明の一実施例である金銭出納機
(テラーズマシン)1の電気的構成を示すブロック図で
ある。テラーズマシン1は、制御手段であるCPU(中
央演算処理装置)2を備え、このCPU2にはバス3を
介して、リードオンリメモリ(ROM)4、ランダムア
クセスメモリ(RAM)5、表示装置6、印字手段であ
る印字装置7およびキー入力装置8が接続されている。
【0027】CPU2は、ROM4に格納されたプログ
ラムに従って、表示装置6に所定の表示を行うとともに
、キー入力装置8からの入力情報を読取り、必要に応じ
て印字装置7を制御して後述するジャーナル紙21や伝
票などにデータなどの印字を行う。
【0028】印字装置7は、印字制御回路9と印字ヘッ
ド10とモータ11とを含む。印字制御回路9は、モー
タ11を制御してジャーナル紙21を搬送し、印字ヘッ
ド10を駆動して所定の印字をジャーナル紙21や伝票
に行う。
【0029】RAM5は、CPU2の作業領域として使
用されるとともに、前記キー入力装置8から入力された
登録データなどが保存され、テラーズマシン1の主電源
がオフとされたときであっても、図示しないバッテリに
よってバックアップされている。
【0030】さらに前記CPU2のバス3には、入力回
路12を介して検出手段であるスイッチ13が接続され
ている。このスイッチ13は、後述する被覆部材である
書込窓14に関連して設けられており、書込窓14の開
閉に応じてオン/オフとされる。CPU2は、ROM4
に格納されたプログラムに従って、常時、入力回路12
にアクセスすることによって、スイッチ13のオン/オ
フ状態を監視している。
【0031】図2はテラーズマシン1の外観を示す斜視
図であり、図3はテラーズマシン1の側面図である。テ
ラーズマシン1には、複数のキースイッチが配列されて
なるキー入力装置8およびCRT(陰極線管)などで実
現される表示装置6などが設けられるともに、金融機関
側の控え用紙、すなわちジャーナル紙を目視するための
書込窓14や、伝票などの単票用紙を印字する際に該単
票用紙を挿入する挿入口15などが設けられている。筐
体であるハウジング16の前記表示装置6の上部には、
テラーズマシン1の各種機能を設定する機能設定スイッ
チ17が配設されている。
【0032】図4は、テラーズマシン1の断面図であり
、特に印字装置7に関連する構成を示す。ロール状のジ
ャーナル紙21は、供給手段である送りローラ22に巻
付けられている。送りローラ22は、モータ11によっ
て正逆転両方向に回転可能である。ジャーナル紙21は
、ガイドピン23,24に案内され、印字位置P1に導
かれる。印字位置P1には、印字ヘッド10と、ジャー
ナル紙または挿入口15から挿入された単票用紙を背面
側(印字ヘッド10に対向する表面とは反対側の面)か
ら支持する支持板25が配置される。
【0033】印字後のジャーナル紙21は、支持板25
によって案内され、書込み位置P2に案内される。書込
み位置P2には、ジャーナル紙21を背面(印字面とは
反対側の面)側から支持する支持面を備えたガイド26
が配置される。このガイド26の前記支持面上で、操作
者によるジャーナル紙21に対する書込みを行う。ガイ
ド26を通過したジャーナル紙21は、収納手段である
巻取りローラ27に巻取られる。巻取りローラ27は、
モータ11によって正逆転両方向に回転可能である。
【0034】前記書込み位置P2の上方には、透光性材
料、たとえば透明プラスチックあるいは硬質ガラスなど
からなる書込窓14が、軸29を回転軸として角変位可
能に配置される。図4において、実線で示す位置が書込
窓14を閉めた状態を表しており、書込窓14を仮想線
で示す位置に角変位させた状態が開けた状態である。ス
イッチ13は、書込窓14を閉めた状態でオンとされ、
開けた状態ではオフとされるものとする。
【0035】図5は、テラーズマシン1の動作を説明す
るフローチャートである。ステップa1では、キー入力
装置8からキー入力があるかどうが判断される。キー入
力があるとステップa2に進む。ステップa2では、C
PU2はROM3に格納されたプログラムに従って、キ
ー入力装置8から入力される各種操作(オペレーション
)に応じたアプリケーションプログラムを実行する。
【0036】ステップa3では、前記アプリケーション
プログラムの実行に伴って印字処理があるかどうかが判
断される。印字処理がない場合は、ステップa1に戻り
、次のキー入力待ちとなる。印字処理がある場合は、ス
テップa3において印字装置7によるジャーナル紙21
への印字が行われる。
【0037】ステップa4ではスイッチ13のオン/オ
フ状態に基づいて、書込窓14が開けられたかどうかが
判断される。すなわち、スイッチ13がオン状態からオ
フ状態に移行した場合に書込窓14が開けられたものと
判断する。書込窓14が閉められたままであるときはス
テップa1に戻る。書込窓14が開けられた場合は、ス
テップa5においてジャーナル紙21が予め設定された
長さだけフィードされる。このジャーナル紙のフィード
動作は、巻取りローラ27を駆動してジャーナル紙21
を巻取ることによって行われる。
【0038】前記予め設定された長さとして、ジャーナ
ル紙21の搬送経路に沿う印字位置P1から書込み位置
P2までの長さを選ぶことによって、書込窓14がたと
えば操作者によって開けられるとジャーナル紙21は自
動的にフィードされ、少なくとも最終行から数行にわた
る印字内容が、ガイド26の支持面上に位置することに
なる。これによって、印字後のジャーナル紙21に対し
て操作者がサインをしたり、印字内容の訂正を容易に行
うことができるようになる。
【0039】また、印字内容が比較的多数行にわたるた
め、所望の印字部分が書込み位置P2に位置していない
ときは、キー入力装置8に設けられた「フィード」キー
あるいは「バックフィード」キーを操作してジャーナル
紙を1行ずつフィードまたはバックフィードさせるよう
にしてもよい。なお、ガイド26と巻取りローラ27と
の間のジャーナル紙21には一定の張力が掛かるため、
背面側にガイド26の支持面が存在しない部分に対する
印字も可能な場合もある。
【0040】また、前記予め設定された長さとして、ジ
ャーナル紙21の搬送経路に沿う印字位置P1から書込
み位置P2を超える位置までの長さを選ぶことによって
、書込窓14が開けられたときは、ジャーナル紙21は
印字内容の最終行が書込み位置P2を通過するまで自動
的にフィードされる。これによって、第3者による不法
な印字内容の改竄を防止することができる。
【0041】以上のように本実施例によれば、ジャーナ
ル紙21に対する印字終了後に書込窓14が開けられる
と、ジャーナル紙21は予め設定された長さだけ自動的
にフィードされる。したがって、操作者による印字内容
の訂正や操作者のサインの書込みを容易に行うことがで
き、また第3者による不法な印字内容の改竄を防止する
ことができる。これによってテラーズマシン1の操作性
および利便性、信頼性が格段に向上する。
【0042】図6は、テラーズマシン1の他の動作を説
明するフローチャートである。ステップc1ではキー入
力装置8からのキー入力があるかどうかが判断される。 キー入力があると、ステップc2に進む。ステップc2
では、CPU2はROM3に格納されたプログラムに従
って、キー入力装置8から入力される各種操作(オペレ
ーション)に応じたアプリケーションプログラムを実行
する。
【0043】ステップc3では、前記アプリケーション
プログラムの実行に伴って印字処理があるかどうかが判
断される。印字処理がない場合は、ステップc1に戻り
、次のキー入力待ちとなる。印字処理がある場合は、ス
テップc4において印字装置7によるジャーナル紙21
に対する印字が行われる。
【0044】印字終了後、操作者は必要に応じてジャー
ナル紙21に印字内容の訂正やサインの記入を行う。こ
の場合、まず書込窓14を開け、次に「フィード」キー
を操作して1行ずつジャーナル紙21をフィードさせ、
所望の印字部分が書込み位置P2に位置するようにする
。このときCPU2は、操作者によってジャーナル紙2
1が何行分フィードされたかを記憶している。あるいは
、前述の図5で説明したように、書込窓14を開けたと
きに自動的にジャーナル紙21をフィードさせるように
してもよい。
【0045】その後ステップc5では、書込窓14が閉
められたかどうかが判断される。すなわち、スイッチ1
3がオフ状態からオン状態に移行したことが検出される
と、書込窓14が閉められたものと判断する。書込窓1
4が閉められると、ステップc6においてジャーナル紙
21が予め定める長さだけバックフィードされる。ジャ
ーナル紙21のバックフィードは、送りローラ22を逆
転させてジャーナル紙21を巻取ることによって行われ
る。
【0046】ここで、前記予め定める長さには、操作者
がジャーナル紙21をフィードした行数よりも少なくと
も1行分少ない行数に相当する長さが選ばれる。これに
よって、操作者によるジャーナル紙21に対する書込み
終了後に書込窓14を閉めると、ジャーナル紙21は先
の印字内容の最終行の次の行が印字位置P1に面するま
でバックフィードされる。したがって、次の印字を余分
な空白を開けることなく開始することができ、ジャーナ
ル紙21の消費量を減少させることができる。
【0047】以上のように本実施例によれば、ジャーナ
ル紙21の消費量を減少させることができ、ランニング
コストの削減に寄与する。
【0048】図7は、本発明の他の実施例であるテラー
ズマシン1aの斜視図である。本実施例では、書込み窓
14の書込み位置P2に対向する位置に透孔14aが形
成されている。この透孔14aを用いることによって、
書込み窓14を閉めたままでもジャーナル紙21に書込
みを行うことができる。
【0049】図8は、テラーズマシーン1aの動作を説
明するフローチャートである。ステップb1では入力装
置8からのキー入力があるかどうかが判断される。キー
入力があると、ステップb2に進む。
【0050】ステップb2では、CPU2はROM3に
格納されたプログラムに従って、キー入力装置8から入
力される各種操作(オペレーション)に応じて、アプリ
ケーションプログラムを実行する。
【0051】ステップb3では、前記アプリケーション
プログラムの実行に伴って印字処理があるかどうかが判
断される。印字処理がない場合は、ステップb1に戻り
、次のキー入力待ちとなる。印字処理がある場合は、ス
テップb4において、印字装置7によるジャーナル紙2
1への印字が行われる。
【0052】印字終了後に、操作者は必要に応じてジャ
ーナル紙21を「フィード」キーを操作して1行ずつフ
ィードさせ、印字内容の訂正やサインの記入などを行う
。このジャーナル紙21のフィードは、前述の図5で説
明したように、書込窓14を開けたときに自動的に行わ
せるようにしてもよい。
【0053】その後、ステップb5では、書込窓14が
閉められたどうかが判断される。すなわち、スイッチ1
3がオフ状態からオン状態に移行したことが検出される
と、書込窓14が閉められたものと判断する。書込窓1
4が閉められると、ステップb6において、ジャーナル
紙21が予め定める長さだけ自動的にフィードされる。
【0054】ここで、前記予め定める長さとして、最大
でもジャーナル紙21の搬送経路に沿った印字位置P1
から書込み位置P2を超える位置までの長さを選ぶこと
によって、操作者による書込み終了後に書込窓14が閉
められると、ジャーナル紙21は印字部分の最終行が印
字位置P2を通過するまでフィードされることになる。 これによって、第3者による不法な印字内容の改竄を防
止することができる。
【0055】以上のように本実施例によれば、第3者に
よるジャーナル紙21に対する不法な印字内容の改竄を
防止することができ、テラーズマシン1に登録されたデ
ータの機密性(セキュリティ)が確保され、信頼性が向
上する。
【0056】上述の各実施例では、テラーズマシン1に
関連して実施したけれども、本実施例において説明した
印字装置7に関連する構成および書込窓14が設けられ
る電子機器に関連して実施するようにしてもよい。
【0057】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、印字後に
操作者が被覆部材を開けるとロール状記録紙は自動的に
搬送され、たとえば最終行を含む印字内容が被覆部材が
面する位置に搬送させることができるので、操作者は印
字後のロール状記録紙に対して印字内容の訂正やサイン
をすることができる。また被覆部材が開けられると、最
終行が被覆部材の面する位置を通過する位置まで自動的
に搬送されるようにすることができ、これによって第3
者による不法な印字内容の改竄などを防止することがで
きる。
【0058】また本発明によれば、先の印字内容の訂正
や操作者のサインを行った後に、被覆部材がたとえば操
作者によって閉じられると、記録紙を自動的に、先の印
字内容の最終行の次の行が印字位置に戻るように巻戻さ
れるようにすることができる。したがって、ロール状記
録紙上に余分な空白を形成することなく、次の印字を行
うことができる。これによって、ロール状記録紙の消費
量が減少する。
【0059】さらに本発明によれば、被覆部材を閉じた
ときに、最終行が透孔を通過する位置までロール状記録
紙を搬送させることができるので、印字内容が透孔に面
することはなく、第3者による不法なデータの改竄など
が防止される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例であるテラーズマシン(金銭
出納機)1の電気的構成を示すブロック図である。
【図2】テラーズマシン1の外観を示す斜視図である。
【図3】テラーズマシン1の側面図である。
【図4】テラーズマシン1の構成を示す断面図である。
【図5】テラーズマシン1の動作を説明するフローチャ
ートである。
【図6】テラーズマシン1の他の動作を説明するフロー
チャートである。
【図7】本発明の他の実施例であるテラーズマシン1a
の斜視図である。
【図8】テラーズマシン1aの動作を説明するフローチ
ャートである。
【符号の説明】
1  金銭出納機(テラーズマシン) 2  CPU 4  ROM 5  RAM 7  印字装置 8  キー入力装置 9  印字制御回路 10  印字ヘッド 11  モータ 12  入力回路 13  スイッチ 14  書込窓 16  ハウジング 17  機能設定スイッチ 21  ジャーナル紙 22  送りローラ 23,24  ガイドピン 27  巻取りローラ P1  印字位置 P2  書込み位置

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  記録紙に印字を行う印字手段と、ロー
    ル状記録紙を前記印字手段に供給し、かつロール状記録
    紙の巻戻し機能を備える供給手段と、印字後のロール状
    記録紙を巻取って収納する収納手段と、前記印字手段、
    供給手段および収納手段を収納する筐体と、透光性材料
    からなり、前記筐体に対して開閉可能に、かつ印字手段
    と収納手段との間のロール状記録紙の搬送経路に面して
    設けられる被覆部材と、前記被覆部材の開閉状態を検出
    する検出手段と、前記検出手段の出力に基づいて被覆部
    材が閉状態から開状態に移行したことが検出されると、
    収納手段によってロール状記録紙を予め定める長さだけ
    巻取る制御手段とを含むことを特徴とする印字装置。
  2. 【請求項2】  記録紙に印字を行う印字手段と、ロー
    ル状記録紙を前記印字手段に供給し、かつロール状記録
    紙の巻戻し機能を備える供給手段と、印字後のロール状
    記録紙を巻取って収納する収納手段と、前記印字手段、
    供給手段および収納手段を収納する筐体と、透光性材料
    からなり、前記筐体に対して開閉可能に、かつ印字手段
    と収納手段との間のロール状記録紙の搬送経路に面して
    設けられる被覆部材と、前記被覆部材の開閉状態を検出
    する検出手段と、前記検出手段の出力に基づいて被覆部
    材が開状態から閉状態に移行したことが検出されると、
    供給手段によってロール状記録紙を予め定める長さだけ
    巻戻す制御手段とを含むことを特徴とする印字装置。
  3. 【請求項3】  記録紙に印字を行う印字手段と、ロー
    ル状記録紙を前記印字手段に供給し、かつロール状記録
    紙の巻戻し機能を備える供給手段と、印字後のロール状
    記録紙を巻取って収納する収納手段と、前記印字手段、
    供給手段および収納手段を収納する筐体と、透光性材料
    からなり、前記筐体に対して開閉可能に、かつ印字手段
    と収納手段との間のロール状記録紙の搬送経路に面して
    設けられ、ロール状記録紙に書込みを行うための透孔を
    有する被覆部材と、前記被覆部材の開閉状態を検出する
    検出手段と、前記検出手段の出力に基づいて被覆部材が
    開状態から閉状態に移行したことが検出されると、収納
    手段によってロール状記録紙を予め定める長さだけ巻取
    る制御手段とを含むことを特徴とする印字装置。
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