JPH1058730A - プリンタと自動取引装置 - Google Patents

プリンタと自動取引装置

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Publication number
JPH1058730A
JPH1058730A JP8222541A JP22254196A JPH1058730A JP H1058730 A JPH1058730 A JP H1058730A JP 8222541 A JP8222541 A JP 8222541A JP 22254196 A JP22254196 A JP 22254196A JP H1058730 A JPH1058730 A JP H1058730A
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JP
Japan
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driving
pattern
heat
detection
heat generating
Prior art date
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Application number
JP8222541A
Other languages
English (en)
Inventor
Ichiro Nakamura
伊知郎 中村
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
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Publication of JPH1058730A publication Critical patent/JPH1058730A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 この発明は、ジャーナル印字が正常にできる
か否かを正確に確認することができることを目的とす
る。 【解決手段】 この発明の自動取引装置で用いられジャ
ーナルプリンタ33は、電源投入後の自己診断時に、ジ
ャーナル用紙64にチェック用のマークとしての3つの
チェックパターンa、b、cをプリントし、ジャーナル
用紙64上のチェックパターンa、b、cが印字されて
いるポイントa、b、cとチェックパターンが印字され
ていないポイントdでの反射センサ68、69からの電
圧値を比較してサーマルヘッド61の駆動ICブロック
61a、61b、61c、61dにより正常なプリント
が行われているか否かを判定し、ジャーナルプリント用
のサーマルヘッド61を構成する複数の駆動ICブロッ
ク61a、61b、61c、61dごとの故障、異常が
検知できるようにしたものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、ジャーナル印字
を行うプリンタとこのプリンタが用いられる入金取引、
出金取引等を行う自動取引装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の自動取引装置において、入金取
引、出金取引等を行った際に、取引内容が取引記録とし
てジャーナルにプリントアウトされるようになってい
る。このようなジャーナルに取引記録をプリントするプ
リント部としては、サーマルプリンタが用いられ、サー
マルヘッド(印字ヘッド)とこのサーマルヘッドにより
プリントアウトされる感熱紙とから構成されている。こ
のジャーナルへの取引記録は確実に行わなければならな
かった。
【0003】このような感熱紙を用いるサーマルプリン
タでは、セットされた用紙が本当に感熱紙か、また発色
面がサーマルヘッドと接触している等、印字が正しく実
行可能かをチェックするために、電源投入後の自己診断
時等に反射式光学センサ(以後反射センサ)を用いて発
色チェックを行っている。
【0004】このような従来の発色チェックは、ワンポ
イントチェックである。このため、たとえば内部の駆動
ICブロックが4つに分割されているサーマルヘッドで
は、上記チェックで故障が認識できるのが1つのブロッ
クだけという問題がある。また、ワンポイントチェック
では、サーマルヘッドの片当り等の機械的要因での印字
不良も、確実に認識することは困難である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】この発明は、上記した
ように、確実に取引記録を記録することができないとい
う欠点を除去するもので、確実に取引記録を記録するこ
とができるプリンタと自動取引装置を提供することを目
的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明のプリンタは、
プリントデータに応じて熱を発生し、複数の駆動部分に
別れて駆動され、各駆動部分が並列に設けられている熱
発生部、この熱発生部からの熱に応じて部分的に状態が
変化する感熱部材、この感熱部材を上記駆動部分の列方
向と直交する方向へ移動する移動手段からなるものにお
いて、上記熱発生部の駆動部分ごとの駆動により、上記
移動手段により移動される上記感熱部材に対して所定の
パターンを形成する形成手段、この形成手段により形成
されたパターンを検出する上記駆動部分よりも少ない複
数の検出手段、およびこれらの検出手段の検出結果によ
り上記熱発生部が正常か否かを判断する判断手段から構
成され、上記各検出手段が2つの駆動部分により形成さ
れたパターンを検出することができるものである。
【0007】この発明のプリンタは、プリントデータに
応じて熱を発生し、第1から第4の4つの駆動部分に別
れて駆動され、各駆動部分が並列に設けられている熱発
生部、この熱発生部からの熱に応じて部分的に状態が変
化する感熱部材、この感熱部材を上記駆動部分の列方向
と直交する方向へ移動する移動手段とからなるものにお
いて、上記移動手段により移動される上記感熱部材に対
して、上記熱発生部の上記第1から第4の駆動手段の駆
動による第1のパターンと、上記熱発生部の上記第2、
第4の駆動手段の駆動による第2のパターンと、上記熱
発生部の上記第1、第3の駆動手段の駆動による第3の
パターンとを形成する形成手段、上記形成手段により形
成された第1から第3のパターンの上記第1、第2の駆
動手段に対応する部分を検出する第1の検出手段、上記
形成手段により形成された第1から第3のパターンの上
記第3、第4の駆動手段に対応する部分を検出する第2
の検出手段、および上記形成手段により形成された第1
から第3のパターンによる上記第1、第2の検出手段の
検出結果により上記熱発生部が正常か否かを判断する判
断手段から構成され、上記各検出手段が2つの駆動部分
により形成されたパターンを検出することができるもの
である。
【0008】この発明の自動取引装置は、種々の取引を
行うものにおいて、取引内容に応じたプリントデータを
出力する出力手段、この出力手段により出力されるプリ
ントデータをプリントするプリンタからなり、上記プリ
ンタが、上記出力手段からのプリントデータに応じて熱
を発生し、複数の駆動部分に別れて駆動され、各駆動部
分が並列に設けられている熱発生部、この熱発生部から
の熱に応じて部分的に状態が変化する感熱部材、この感
熱部材を上記駆動部分の列方向と直交する方向へ移動す
る移動手段、上記熱発生部の駆動部分ごとの駆動によ
り、上記移動手段により移動される上記感熱部材に対し
て所定のパターンを形成する形成手段、この形成手段に
より形成されたパターンを検出する上記駆動部分よりも
少ない複数の検出手段、およびこれらの検手段の検出結
果により上記熱発生部が正常か否かを判断する判断手段
とからなる。
【0009】この発明のプリンタは、プリントデータに
応じて熱を発生し、第1から第4の4つの駆動部分に別
れて駆動され、各駆動部分が並列に設けられている熱発
生部、この熱発生部からの熱に応じて部分的に状態が変
化する感熱部材、およびこの感熱部材を上記駆動部分の
列方向と直交する方向へ移動する移動手段からなるもの
において、上記移動手段により移動される上記感熱部材
に対して、上記熱発生部の上記第1から第4の駆動手段
の駆動による第1のパターンと、上記熱発生部の上記第
2、第4の駆動手段の駆動による第2のパターンと、上
記熱発生部の上記第1、第3の駆動手段の駆動による第
3のパターンとを形成する形成手段、上記形成手段によ
り形成された第1から第3のパターンの上記第1、第2
の駆動手段に対応する部分を検出する第1の検出手段、
上記形成手段により形成された第1から第3のパターン
の上記第3、第4の駆動手段に対応する部分を検出する
第2の検出手段、および上記形成手段により形成された
第1から第3のパターンによる上記第1、第2の検出手
段の検出結果とパターンが形成されていない部分に対す
る上記第1、第2の検出手段の検出結果とにより上記熱
発生部が正常か否かを判断する判断手段から構成され、
上記各検出手段が2つの駆動部分により形成されたパタ
ーンを検出することができるものである。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態につ
いて図面を参照して説明する。図1は、この実施の形態
に係る自動取引装置(たとえば、銀行の営業店に設置さ
れ、入金、出金、振込、振替、残高照会、通帳記入など
の取引が可能な現金自動預出金機)の外観を示すもので
ある。図1において、筐体1の前面には、略L字形状の
接客操作部2が形成されている。接客操作部2の水平面
には、紙幣を多数枚一括して投入し得るとともに、放出
された紙幣を一括して受取る、開閉可能な蓋体を有する
紙幣口3、および、硬貨を多数枚一括して投入し得ると
ともに、放出された硬貨を一括して受取る、開閉可能な
蓋体を有する硬貨口4が設けられている。
【0011】また、接客操作部2の水平面には、表面に
指を接触することにより所定の情報が入力できる矩形状
の透明なタッチパネル5が設けられているとともに、そ
の下面に相対向して表示手段としての矩形状の表示画面
を有するカラー液晶表示装置6が設けられていてる。
【0012】タッチパネル5は、液晶表示装置6の表示
画面上に重ねて用いられる、たとえば、透明なタッチス
クリーンであり、利用者によって指などでタッチされた
当該パネル上の位置を、たとえば、静電容量の変化、赤
外線の遮蔽、あるいは、超音波の遮蔽などによって検知
するものである。なお、液晶表示装置6の下に置いて重
力の変化を検知し、タッチされた位置を所定の計算によ
って割り出すものでもよい。このタッチパネル5の一部
領域(ほぼ中央部)は、振込取引の際、手書きによる文
字入力領域に割り当てられるようになっている。
【0013】液晶表示装置6は、操作案内手順、その他
の情報を文字、文言、イラストあるいは画像情報によっ
て画面にカラーで表示し、利用者の操作を誘導するとと
もに、取引に必要な各種情報を入力するための数字、片
仮名文字、英文字などの各種操作キーを表示し、この表
示された操作キーに対応するタッチパネル5のセグメン
ト部位を指で触れることにより、所望のキー入力(各種
情報の入力など)を行うことができるようになってい
る。
【0014】また、液晶表示装置6は、振込取引の際、
表示画面のほぼ中央部に、文字を手書きで入力するため
の文字入力領域を有する銀行名入力画面を表示するよう
になっている。
【0015】ここに、上記タッチパネル5、および、液
晶表示装置6は、この実施の形態に係るタッチパネル式
の情報入力装置7を構成している。接客操作部2の垂直
面には、暗証番号や口座番号などが記録されている取引
媒体としての磁気カード、あるいは、振込取引時の振込
券を受入れるとともに、取引内容を印字したレシート
(明細票)を排出するカード口8、同じく取引媒体とし
ての磁気通帳を受入れる通帳口9、および、利用者に対
する音声案内のためのスピーカ10などが設けられてい
る。
【0016】一方、筐体1の内部には、カード口8と対
応してカードリーダ・レシートプリンタユニット11
が、通帳口9と対応して通帳プリンタユニット12が、
紙幣口3と対応して紙幣入出金ユニット13が、硬貨口
4と対応して硬貨入出金ユニット14が、それぞれ設け
られている。また、筐体1内の下部には、この装置の制
御を司る制御ユニット16が設けられている。
【0017】図2は、上記した自動取引装置の全体的な
構成を概略的に示すもので、カードリーダ・レシートプ
リンタユニット11、通帳プリンタユニット12、紙幣
入出金ユニット13、硬貨入出金ユニット14、タッチ
パネル式情報入力装置7、音声案内ユニット16、内部
モニタ17、記憶部18、フロッピーディスク装置1
9、伝送制御部20、主制御部21、および、これらに
動作電源を供給する電源部22などによって構成され
る。
【0018】タッチパネル式情報入力装置7は、上述し
たように、タッチパネル5、および、液晶表示装置6な
どによって構成されており、詳細については後述する。
カードリーダ・レシートプリンタユニット11は、カー
ド口8から受入れた磁気カードあるいは振込券の磁気ス
トライプに対して口座番号などの口座情報等のデータの
読取りあるいは書込みを行う。また、取引内容を印字し
たレシートを発行し、カード口8から排出する。また、
取引履歴等をジャーナルに印字する。
【0019】通帳プリンタユニット12は、通帳口9か
ら受入れた通帳の磁気ストライプに対してデータの読取
りあるいは書込みを行うとともに、必要に応じて該通帳
への印字を行う。
【0020】紙幣入出金ユニット13は、紙幣口3に一
括して投入された紙幣を受入れて判別・計数して収納す
るとともに、必要に応じて、あらかじめ金庫に収納され
た紙幣を所定枚数だけ取出して紙幣口3から一括して払
出す。
【0021】硬貨入出金ユニット14は、硬貨口4に一
括して投入された硬貨を受入れて判別・計数して収納す
るとともに、必要に応じて、あらかじめ金庫に収納され
た硬貨を所定枚数だけ取出して硬貨口4から一括して払
出す。
【0022】音声案内ユニット16は、上記スピーカ1
0から音声により利用者の操作を誘導する案内を行う。
内部モニタ17は、この装置の運用に係る係員にこの装
置の状態を通知するとともに、係員による操作指示の入
力などを行う。
【0023】記憶部18は、各種データの記憶に用いら
れるとともに、この装置の運用に係る処理手順のプログ
ラムの格納、取引に供する各種の情報や取引の記録、こ
の装置の稼働状況の記録などを行う。
【0024】フロッピーディスク装置19は、振込取引
に必要な金融機関の各種情報、たとえば、金融機関名と
しての銀行名(場合によっては支店名も)が50音順に
記憶されたデータファイルなどが格納されている。
【0025】伝送制御部20は、通信回線23を介して
センタの預金元帳としてのホストコンピュータ24とオ
ンライン接続されていて、必要に応じてホストコンピュ
ータ24とオンライン交信するようになっている。
【0026】主制御部21は、記憶部18内のプログラ
ム情報を参照しつつ、タッチパネル式情報入力装置7、
各ユニット11〜14、16、フロッピーディスク装置
19、および伝送制御部20を制御して、入金、出金、
残高照会、あるいは振込など、所定の取引動作を行うよ
うになっている。
【0027】また、主制御部21には、必要に応じてリ
モートモニタ25を接続し、遠方から監視することがで
きるようになっている。リモートモニタ25は、主制御
部21によって制御され、内部モニタ17とほぼ同じ情
報を表示するとともに、この装置に異状が発生した場合
には、ブザーなどの鳴動手段を併用して報知するように
なっている。
【0028】電源部22は、通常、入力される商用交流
電圧を直流電圧に変換して動作用電源として各部に供給
する。なお、電源部22は、停電が発生した際、商用交
流電圧に代わって動作用電源を供給するためのバッテリ
(図示しない)を備えていて、図示しない充電回路によ
って必要に応じて充電されるようになっている。
【0029】カードリーダ・レシートプリンタユニット
11は、図3に示すように、磁気カードリーダ31、レ
シート発行機構32、ジャーナルプリンタ33により構
成されている。
【0030】磁気カードリーダ31は、本体41内にカ
ード口9よりほぼ直線的に搬送路42が形成されてい
る。この搬送路42は、搬送ローラ対43、43によっ
て構成されている。上記搬送路42上には、カード口9
側から順に、搬送路42を開閉するシャッタ44、磁気
カード上の磁気ストライプのデータのリードライトを行
う磁気ヘッド45、および磁気カード上のエンボス部の
画像イメージを取込むイメージリーダ46が設けられて
いる。シャッタ44は、磁気カードを受け入れるべきと
きのみ開放し、磁気カードが既に入ってるときには、他
の磁気カードの挿入を防止する働きをしている。イメー
ジリーダ46は、LEDと光学レンズとCCD等で構成
されている。
【0031】この磁気カードリーダ31の機能によっ
て、利用者の持参する磁気カードの口座番号を読取り、
別に入力する暗証番号とのマッチングをとることによ
り、利用者の認証をするとともに、磁気カードが確かに
受け入れられたというエンボス記録を取ることができる
ものである。
【0032】レシート発行機構32は、ロール紙として
の感熱記録式のレシート用紙51が装着されているリー
ル52、このレシート用紙51を繰り出す搬送ローラ対
からなる繰り出し部53、この繰り出し部53により繰
り出されたレシート用紙51を搬送する搬送路54によ
り構成されている。この搬送路54は、搬送ローラ対5
5、搬送ベルト56、57によって構成され、その端部
はカード口9の上部に対向している。この搬送路54上
には、繰り出し部53側から順に、利用者への取引記録
控えとしてのデータを印字するサーマルヘッド58、サ
ーマルヘッド58の対向部に設けられているプラテン5
8a、レシート用紙51を一取引分の長さにカットする
カッタ59が設けられている。
【0033】レシート発行機構32は、繰り出し部53
によりリール52に装着されている感熱記録式のレシー
ト用紙51を繰り出し、搬送路54上を搬送されるよう
にし、その途中のサーマルヘッド58で、利用者への取
引記録控えとしてのデータを印字し、この印字後、カッ
タ59で、一取引分の長さにカットして(レシート)、
これを搬送べルト56、57で搬送し、カード口9から
放出するものである。なお、50は、取り忘れレシート
の回収箱で、所定時間経過しても利用者がレシートを抜
き取らない時に搬送べルト56、57を逆転して、この
レシートを回収保管するものである。
【0034】ジャーナルプリンタ33は、サーマルヘッ
ド61と、サーマルヘッド61の対向部に設けられてい
るプラテン62とを有した構成となっている。また、リ
ール63に券装されている感熱記録式のジャーナル用紙
64が、ガイドローラ65、プラテン62、送りローラ
対66を介して巻取用のリール67により巻き取られる
ようになっている。送りローラ対66の近傍には、2つ
の反射センサ68、69が設けられている。これらの反
射センサ68、69は、発光素子(感熱発色に対応する
可視光LED)と受光素子とからなり、反射光量を電気
信号に変換するものである。
【0035】サーマルヘッド61は、ジャーナル用紙6
4上に取引の記録(取引日時、口座番号、取引種目、取
引金額等の文字データと、カードのエンボスデータ)を
印字するものであり、4つの部分に分割して印字を行う
ようになっており、たとえば図4に示すように、ジャー
ナル用紙64の送り方向に直交する方向に4つの駆動I
Cブロック61a、61b、61c、61dが設けられ
ている。
【0036】サーマルヘッド61は、有効印字幅が80
mmで、640ドット構成であり、駆動ICブロック6
1a、61b、61c、61dは、それぞれ192ドッ
ト、128ドット、128ドット、192ドット構成と
なっている。
【0037】上記2つの反射センサ68、69と上記サ
ーマルヘッド61の4つの駆動ICブロック61a、6
1b、61c、61dとの位置関係を、図4を用いて説
明する。
【0038】すなわち、ジャーナル用紙64の送り方向
に直交する方向において、2つの駆動ICブロック61
a、61bの接続位置と、反射センサ68の中心位置と
が一致し、2つの駆動ICブロック61c、61dの接
続位置と、反射センサ69の中心位置とが一致するよう
に、2つの反射センサ68、69が設置されている。
【0039】これにより、駆動ICブロック61a、6
1bによりジャーナル用紙64上に印字された印字マー
クが、反射センサ68により検出でき、駆動ICブロッ
ク61c、61dによりジャーナル用紙64上に印字さ
れた印字マークが、反射センサ69により検出できる。
【0040】なお、反射センサの数は駆動ICブロック
の数で決定される。すなわち、駆動ICブロック数が5
つあるいは6つの場合は3個、駆動ICブロック数が7
つあるいは8つの場合は4個、…ということになる。た
だし、駆動ICブロック数が2つの場合はヘッドの片当
りが検知できるように左右各1つずつの2個となってい
る。
【0041】上記ジャーナル用紙64には、電源投入後
の自己診断時に、チェック用のマークがプリントされる
ようになっている。たとえば、図4に示すように、4つ
の駆動ICブロック61a、61b、61c、61dに
対して、3つのチェックパターンa、b、c(発色チェ
ック用の黒べた印字例)がプリントされるようになって
いる。
【0042】チェックパターンaは、2つの駆動ICブ
ロック61a、61bの接続位置を挟んで両方の駆動I
Cブロック61a、61bの対向位置に広がっている黒
ベタ部分と、2つの駆動ICブロック61c、61dの
接続位置を挟んで両方の駆動ICブロック61c、61
dの対向位置に広がっている黒ベタ部分とからなる。チ
ェックパターンbは、2つの駆動ICブロック61a、
61bの接続位置から駆動ICブロック61bの対向位
置側だけに広がっている黒ベタ部分と、2つの駆動IC
ブロック61c、61dの接続位置から駆動ICブロッ
ク61dの対向位置側だけに広がっている黒ベタ部分と
からなる。チェックパターンcは、2つの駆動ICブロ
ック61a、61bの接続位置から駆動ICブロック6
1aの対向位置側だけに広がっている黒ベタ部分と、2
つの駆動ICブロック61c、61dの接続位置から駆
動ICブロック61cの対向位置側だけに広がっている
黒ベタ部分とからなる。
【0043】上記ジャーナル用紙64にプリントされた
チェックパターンa、b、cがそれぞれ反射センサ6
8、69に対向した際の反射センサ68、69からの正
常時の出力電圧値について、図5を用いて説明する。
【0044】すなわち、チェックパターンaがプリント
されているポイントaが反射センサ68、69の対向位
置に送られた際、反射センサ68、69からはそれぞれ
黒べたの反射率に対応する出力電圧値Vaが出力され、
チェックパターンbがプリントされているポイントbが
反射センサ68、69の対向位置に送られた際、反射セ
ンサ68、69からはそれぞれ半分の黒べたの反射率に
対応する出力電圧値Vbが出力され、チェックパターン
cがプリントされているポイントcが反射センサ68、
69の対向位置に送られた際、反射センサ68、69か
らはそれぞれ半分の黒べたの反射率に対応する出力電圧
値Vcが出力され、チェックパターンがプリントされて
いないポイントdが反射センサ68、69の対向位置に
送られた際、反射センサ68、69からはそれぞれ用紙
の白色部の反射率に対応する出力電圧値Vdが出力され
る。
【0045】上記出力電圧値は、Va<Vb≒Vc<V
dの関係となっており、Va、Vb、Vc、Vdは、誤
差ばらつき等を含んだある一定の幅を持った値となって
いる。
【0046】次に、上記ジャーナルプリンタ33の制御
回路33aを、図6を用いて説明する。すなわち、上記
ジャーナルプリンタ33の制御回路33aには、主制御
部21からの指示により、ジャーナルプリンタ33の全
体を制御するCPU71が設けられている。このCPU
71には、制御用のプログラムや上記チェック用のマー
クとしてのチェックパターン等が記憶されているROM
72、データ記憶用のROM73、上記送りローラ対6
6や巻取用のリール67を回転するモータ74を駆動す
るドライバ75、上記サーマルヘッド61を駆動するド
ライバ76、および上記反射センサ68、69からの電
圧値をディジタル値に変換して出力するA/Dコンバー
タ77が接続されている。
【0047】上記CPU71は、電源投入後の自己診断
時に、主制御部21からの指示により、チェック用のマ
ークとしてのチェックパターンをROM72から読出
し、この読出したチェックパターンに応じてドライバ7
6を制御してサーマルヘッド61を駆動することによ
り、ジャーナル用紙64上にチェックパターンc、b、
aが順次プリントされる。この際、CPU71は、ドラ
イバ75を制御してモータ74を駆動することにより、
ジャーナル用紙64が移動されている。
【0048】上記CPU71は、上記ジャーナル用紙6
4上のチェックパターンc、b、aに対する反射センサ
68、69からの電圧値がA/Dコンバータ77でディ
ジタル値に変換されて供給されることにより、ジャーナ
ル用紙64上のポイントc、b、aでの各チェックパタ
ーンc、b、aごとの電圧値とチェックパターンのない
ジャーナル用紙64上のポイントdの電圧値とを比較し
てサーマルヘッド61の駆動ICブロック61a、61
b、61c、61dにより正常なプリントが行われてい
るか否かが判定(発色チェック)されるようになってい
る。
【0049】すなわち、反射センサ68、69からの出
力電圧値がそれぞれVa<Vb≒Vc<Vdの関係とな
っており、反射センサ68からの出力電圧値Va≒反射
センサ69からの出力電圧値Vaとなっている場合、正
常なプリントがサーマルヘッド61の片当り無しに行わ
れていると判定される。
【0050】また、駆動ICブロック61aが故障して
発色しない場合は、反射センサ68からの出力電圧値が
Va≒Vb、Vc≒Vdとなってしまいプリント異常と
判定される。
【0051】駆動ICブロック61bが故障して発色し
ない場合は、反射センサ68からの出力電圧値がVa≒
Vc、Vb≒Vdとなってしまいプリント異常と判定さ
れる。
【0052】駆動ICブロック61cが故障して発色し
ない場合は、反射センサ69からの出力電圧値がVa≒
Vb、Vc≒Vdとなってしまいプリント異常と判定さ
れる。
【0053】駆動ICブロック61dが故障して発色し
ない場合は、反射センサ69からの出力電圧値がVa≒
Vb、Vc≒Vdとなってしまいプリント異常と判定さ
れる。
【0054】サーマルヘッド61の片当りやごみ付着に
よる用紙との接触不良による印字不良の場合は、反射セ
ンサ68からの出力電圧値Va≒反射センサ69からの
出力電圧値Vaとならずにプリント異常と判定される。
【0055】駆動ICブロック61a(61b、…)が
故障して発色してしまった場合は、反射センサ68(6
9)からの出力電圧値がVa=Vb、Vd>Vcとなっ
てしまいプリント異常と判定される。
【0056】上記反射センサ68(69)は、図6に示
すように、発光素子としての可視光LED81と受光素
子としての受光トランジスタ82の直列回路により構成
され、この直列回路とA/Dコンバータ77との間に
は、抵抗R1、R2、R3、コンデンサCからなるノイ
ズフィルタが設けられている。
【0057】次に、サーマルヘッド61が正常にプリン
トできるか否か、つまりジャーナル印字が正常にできる
か否かを確認する処理について、図7に示すフローチャ
ートを参照しつつ説明する。
【0058】すなわち、電源投入後の自己診断時に、主
制御部21からジャーナルプリンタ33内のCPU71
へプリント確認の指示が供給される(ST1)。する
と、CPU71により、ジャーナル用紙64が移動され
るとともに、ROM72から読出されたチェックパター
ンc、b、aがジャーナル用紙64上に順次プリントさ
れる(ST2)。
【0059】このジャーナル用紙64上のチェックパタ
ーンc、b、aが順次、反射センサ68、69に対向す
る位置を通過することにより、ジャーナル用紙64上の
ポイントd、c、b、aでの反射センサ68、69から
の電圧値がA/Dコンバータ77を介してCPU71に
供給される(ST3)。
【0060】これにより、CPU71はジャーナル用紙
64上のポイントd、c、b、aでの反射センサ68、
69からの電圧値を比較してサーマルヘッド61の駆動
ICブロック61a、61b、61c、61dにより正
常なプリントが行われているか否かが判定(発色チェッ
ク)される(ST4、5、6)。
【0061】すなわち、反射センサ68、69からの出
力電圧値がそれぞれVa<Vb≒Vc<Vdの関係とな
っており、反射センサ68からの出力電圧値Va≒反射
センサ69からの出力電圧値Vaとなっている場合、正
常なプリントがサーマルヘッド61の片当り無しに行わ
れていると判定され、それ以外の場合、プリント異常と
判定される。
【0062】次に、上記のような構成において、出金取
引動作について説明する。たとえば今、利用客がこの装
置の前に立つ。この時、液晶表示装置6には「いらっし
ゃいませ、お取扱いをご指定下さい」と表示されるとと
もに、「出金、入金、残高照会、通帳記入」の選択キー
が表示されている。この案内に応じて利用客は「出金」
と表示された部分を押下げる。これにより、主制御部2
1は次の処理ステップに進むことを判断し、液晶表示装
置6で「カードを入れて下さい」という案内を表示せし
める。
【0063】ついで、利用客は案内にしたがってカード
口9に磁気カードを挿入する。すると、磁気カードは磁
気カードリーダ31に取込まれ、磁気ストライプ部に記
録されている銀行番号、支店番号、口座番号などの口座
情報が読取られるとともに、イメージリーダ46にて磁
気カードのエンボスエリアの画像イメージが取り込まれ
る。上記口座情報は主制御部21によってチェックされ
磁気カードが正しくないと判断した場合、主制御部21
はエラー処理を行う。また、主制御部21は磁気カード
が正しいと判断した場合、ジャーナルプリンタ33へ印
字の指示行う。これにより、ジャーナルプリンタ33
は、まずこの画像イメージをジャーナル用紙64に印字
し、続いて取引日時、取引科目、口座番号などの口座情
報をジャーナル用紙64に印字する。
【0064】また、主制御部21は液晶表示装置6で
「出金金額を入力してください」と表示せしめるととも
に、テンキーと訂正キーとを表示せしめる。ついで、利
用客は案内にしたがって、テンキーが表示された部分を
押下げることにより出金金額を投入する。この出金金額
の投入により、主制御部21は磁気カードリーダ31で
読取った口座情報と利用者が入力した出金金額とからな
る図5に示すような取引要求電文を作成し、この作成し
た取引要求電文を伝送制御部20によりホストコンピュ
ータ24へ送信する。また、上記処理と同時に、主制御
部21は液晶表示装置6で「あなたの暗証番号を押して
ください」と表示せしめるとともに、テンキーと訂正キ
ーとを表示せしめるとともに、紙幣入出金ユニット13
に出金紙幣の取出し準備を指示する。
【0065】ついで、利用客は案内にしたがって、テン
キーが表示された部分を押下げることにより暗証番号を
投入する。また、紙幣入出金ユニット13は、主制御部
21からの指示により、上記出金金額の紙幣の取出しを
準備する。
【0066】また、上記利用客により暗証番号が投入し
ている最中に、主制御部21はホストコンピュータ24
からの暗証番号を含む取引応答電文としての取引(出
金)許可電文を伝送制御部23を介して受取る(受信す
る)。
【0067】そして、主制御部21はホストコンピュー
タ24からの暗証番号と入力された暗証番号との照合を
行う。この照合結果が一致の場合、主制御部21は液晶
表示装置6で「カードとレシートをお受取りください」
と表示せしめる。このとき主制御部21はカード口9よ
り磁気カードとレシートを放出せしめる。これにより、
利用客は磁気カードとレシートを受取る。ついで、主制
御部21は紙幣入出金ユニット13を作動して出金準備
しておいた出金紙幣を紙幣口3から放出する。これによ
り、利用客は出金紙幣を受取る。
【0068】なお、カードリーダ・レシートプリンタユ
ニット21のレシート発行機構32は、上述した金額入
力のステップと並行して、カードのエンボスを読み取っ
てレシートへ印字する。また、レシート発行機構32
は、暗証入力のステップと並行してレシートへの印字を
行う。
【0069】また、主制御部21はホストコンピュータ
24からの取引応答電文による取引成立、取引不成立等
の情報の印字の指示をジャーナルプリンタ33へ出力す
る。これにより、ジャーナルプリンタ33は、取引成
立、取引不成立、取引金額等の情報をジャーナル用紙6
4に印字する。
【0070】また、残高照会取引動作について説明す
る。たとえば今、利用客がこの装置の前に立つ。この
時、液晶表示装置6には「いらっしゃいませ、お取扱い
をご指定下さい」と表示されるとともに、「出金、入
金、残高照会、通帳記入」の選択キーが表示されてい
る。この案内に応じて利用客は「残高照会」と表示され
た部分を押下げる。これにより、主制御部21は次の処
理ステップに進むことを判断し、液晶表示装置6で「カ
ードを入れて下さい」という案内を表示せしめる。
【0071】ついで、利用客は案内にしたがってカード
口9に磁気カードを挿入する。すると、磁気カードは磁
気カードリーダ31に取込まれ、磁気ストライプ部に記
録されている銀行番号、支店番号、口座番号などの口座
情報が読取られるとともに、イメージリーダ46にて磁
気カードのエンボスエリアの画像イメージが取り込まれ
る。上記口座情報は主制御部21によってチェックされ
磁気カードが正しくないと判断した場合、主制御部21
はエラー処理を行う。また、主制御部21は磁気カード
が正しいと判断した場合、ジャーナルプリンタ33へ印
字の指示行う。これにより、ジャーナルプリンタ33
は、まずこの画像イメージをジャーナル用紙64に印字
し、続いて取引日時、取引科目、口座番号などの口座情
報をジャーナル用紙64に印字する。
【0072】また、主制御部21は磁気カードリーダ3
1で読取った口座情報からなる取引要求電文を作成し、
この作成した取引要求電文を伝送制御部20によりホス
トコンピュータ24へ送信する。また、上記処理と同時
に、主制御部21は液晶表示装置6で「あなたの暗証番
号を押してください」と表示せしめるとともに、テンキ
ーと訂正キーとを表示せしめる。
【0073】ついで、利用客は案内にしたがって、テン
キーが表示された部分を押下げることにより暗証番号を
投入する。また、上記利用客により暗証番号が投入して
いる最中に、主制御部21はホストコンピュータ24か
らの暗証番号を含む取引応答電文としての残高内容電文
を伝送制御部23を介して受取る(受信する)。
【0074】そして、主制御部21はホストコンピュー
タ24からの暗証番号と入力された暗証番号との照合を
行う。この照合結果が一致の場合、主制御部21は液晶
表示装置6で「残高は 円です」と表示せしめる。
上記利用客により確認キーが投入されることにより、主
制御部21はカード口9より磁気カードを放出せしめ
る。これにより、利用客は磁気カードを受取り、取引を
終了する。
【0075】また、主制御部21はホストコンピュータ
24からの取引応答電文による取引成立、取引不成立等
の情報の印字の指示をジャーナルプリンタ33へ出力す
る。これにより、ジャーナルプリンタ33は、取引成
立、取引不成立等の情報をジャーナル用紙64に印字す
る。
【0076】このように、ジャーナルプリンタ33によ
る印字(記録)は、取引の小ことなり、自動取引装置と
して重要なものである。上記したように、電源投入後の
自己診断時に、ジャーナル用紙64にチェック用のマー
クとしての3つのチェックパターンa、b、cをプリン
トし、ジャーナル用紙64上のチェックパターンa、
b、cが印字されているポイントa、b、cとチェック
パターンが印字されていないポイントdでの反射センサ
68、69からの電圧値を比較してサーマルヘッド61
の駆動ICブロック61a、61b、61c、61dに
より正常なプリントが行われているか否かを判定し、ジ
ャーナルプリント用のサーマルヘッドを構成する複数の
駆動ICブロックごとの故障、異常が検知できるように
したものである。
【0077】これにより、電源投入後の自己診断時に、
ジャーナル印字が正常にできるか否かを正確に確認する
ことができる。この結果、印字不良が発生した状態でそ
のことを認識できないまま印字処理が続行されることの
ないようにできる。
【0078】すなわち、サーマルヘッドの片当り、また
はごみ付着等によるサーマルヘッドと用紙の接触不良に
よる印字不良が検出可能であり、ジャーナルプリント用
のプリンタとして致命的な不完全印字を防ぐことができ
る。
【0079】また、異常を検知する反射センサを2つの
駆動ICブロックの中間に対向する位置に配置すること
で、その反射センサの数を駆動ICブロックの数を2で
割った数(余りは加算)に抑えることができる。
【0080】なお、上記実施の形態では、反射センサか
らの出力電圧値をA/Dコンバータによりディジタル値
に変換してチェックしているが、コンパレータを用いて
チェックするようにしても良い。
【0081】
【発明の効果】以上詳述したように、この発明によれ
ば、確実に取引記録を記録することができるプリンタと
自動取引装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施の形態における自動取引装置の
全体の構成を示す斜視図。
【図2】図1の自動取引装置の構成を示すブロック図。
【図3】カードリーダ・レシートプリンタユニットの構
成を示す図。
【図4】反射センサとサーマルヘッドの4つの駆動IC
ブロックとの位置関係と、ジャーナル用紙にプリントさ
れるチェックパターンとチェック用のポイントとを説明
するための図。
【図5】反射センサからの正常時の出力電圧値を説明す
るための図。
【図6】ジャーナルプリンタの制御回路の構成を示すブ
ロック図。
【図7】ジャーナル印字が正常にできるか否かを確認す
る処理を説明するためのフローチャート。
【符号の説明】
11…カードリーダ・レシートプリンタユニット 21…主制御部 31…磁気カードリーダ 32…レシート発行機構 33…ジャーナルプリンタ 61…サーマルヘッド 61a、61b、61c、61d…駆動ICブロック 64…ジャーナル用紙 68、69…反射センサ 71…CPU 72…ROM 77…A/Dコンバータ

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 プリントデータに応じて熱を発生し、複
    数の駆動部分に別れて駆動され、各駆動部分が並列に設
    けられている熱発生部と、 この熱発生部からの熱に応じて部分的に状態が変化する
    感熱部材と、 この感熱部材を上記駆動部分の列方向と直交する方向へ
    移動する移動手段とからなるプリンタにおいて、 上記熱発生部の駆動部分ごとの駆動により、上記移動手
    段により移動される上記感熱部材に対して所定のパター
    ンを形成する形成手段と、 この形成手段により形成されたパターンを検出する上記
    駆動部分よりも少ない複数の検出手段と、 これらの検出手段の検出結果により上記熱発生部が正常
    か否かを判断する判断手段とを具備し、 上記各検出手段が2つの駆動部分により形成されたパタ
    ーンを検出することができることを特徴とするプリン
    タ。
  2. 【請求項2】 プリントデータに応じて熱を発生し、第
    1から第4の4つの駆動部分に別れて駆動され、各駆動
    部分が並列に設けられている熱発生部と、 この熱発生部からの熱に応じて部分的に状態が変化する
    感熱部材と、 この感熱部材を上記駆動部分の列方向と直交する方向へ
    移動する移動手段とからなるプリンタにおいて、 上記移動手段により移動される上記感熱部材に対して、
    上記熱発生部の上記第1から第4の駆動手段の駆動によ
    る第1のパターンと、上記熱発生部の上記第2、第4の
    駆動手段の駆動による第2のパターンと、上記熱発生部
    の上記第1、第3の駆動手段の駆動による第3のパター
    ンとを形成する形成手段と、 上記形成手段により形成された第1から第3のパターン
    の上記第1、第2の駆動手段に対応する部分を検出する
    第1の検出手段と、 上記形成手段により形成された第1から第3のパターン
    の上記第3、第4の駆動手段に対応する部分を検出する
    第2の検出手段と、 上記形成手段により形成された第1から第3のパターン
    による上記第1、第2の検出手段の検出結果により上記
    熱発生部が正常か否かを判断する判断手段とを具備し、 上記各検出手段が2つの駆動部分により形成されたパタ
    ーンを検出することができることを特徴とするプリン
    タ。
  3. 【請求項3】 種々の取引を行う自動取引装置におい
    て、 取引内容に応じたプリントデータを出力する出力手段
    と、 この出力手段により出力されるプリントデータをプリン
    トするプリンタとを具備し、 上記プリンタが、 上記出力手段からのプリントデータに応じて熱を発生
    し、複数の駆動部分に別れて駆動され、各駆動部分が並
    列に設けられている熱発生部と、 この熱発生部からの熱に応じて部分的に状態が変化する
    感熱部材と、 この感熱部材を上記駆動部分の列方向と直交する方向へ
    移動する移動手段と、 上記熱発生部の駆動部分ごとの駆動により、上記移動手
    段により移動される上記感熱部材に対して所定のパター
    ンを形成する形成手段と、 この形成手段により形成されたパターンを検出する上記
    駆動部分よりも少ない複数の検出手段と、 これらの検出手段の検出結果により上記熱発生部が正常
    か否かを判断する判断手段とからなる、 ことを特徴とする自動取引装置。
  4. 【請求項4】 プリントデータに応じて熱を発生し、第
    1から第4の4つの駆動部分に別れて駆動され、各駆動
    部分が並列に設けられている熱発生部と、 この熱発生部からの熱に応じて部分的に状態が変化する
    感熱部材と、 この感熱部材を上記駆動部分の列方向と直交する方向へ
    移動する移動手段とからなるプリンタにおいて、 上記移動手段により移動される上記感熱部材に対して、
    上記熱発生部の上記第1から第4の駆動手段の駆動によ
    る第1のパターンと、上記熱発生部の上記第2、第4の
    駆動手段の駆動による第2のパターンと、上記熱発生部
    の上記第1、第3の駆動手段の駆動による第3のパター
    ンとを形成する形成手段と、 上記形成手段により形成された第1から第3のパターン
    の上記第1、第2の駆動手段に対応する部分を検出する
    第1の検出手段と、 上記形成手段により形成された第1から第3のパターン
    の上記第3、第4の駆動手段に対応する部分を検出する
    第2の検出手段と、 上記形成手段により形成された第1から第3のパターン
    による上記第1、第2の検出手段の検出結果とパターン
    が形成されていない部分に対する上記第1、第2の検出
    手段の検出結果とにより上記熱発生部が正常か否かを判
    断する判断手段とを具備し、 上記各検出手段が2つの駆動部分により形成されたパタ
    ーンを検出することができることを特徴とするプリン
    タ。
  5. 【請求項5】 上記判断手段が、上記第1のパターンに
    対する第1の検出手段による検出結果より上記第2のパ
    ターンに対する第1の検出手段による検出結果が大き
    く、上記第2のパターンに対する第1の検出手段による
    検出結果と上記第3のパターンに対する第1の検出手段
    による検出結果とがほぼ同一で、上記第3のパターンに
    対する第1の検出手段による検出結果より上記パターン
    が形成されていない部分に対する上記第1の検出手段に
    よる検出結果が大きく、上記第1のパターンに対する第
    2の検出手段による検出結果より上記第2のパターンに
    対する第2の検出手段による検出結果が大きく、上記第
    2のパターンに対する第2の検出手段による検出結果と
    上記第3のパターンに対する第2の検出手段による検出
    結果とがほぼ同一で、上記第3のパターンに対する第2
    の検出手段による検出結果より上記パターンが形成され
    ていない部分に対する上記第2の検出手段による検出結
    果が大きい場合に、上記熱発生部が正常であると判断す
    ることを特徴とする請求項4に記載のプリンタ。
JP8222541A 1996-08-23 1996-08-23 プリンタと自動取引装置 Pending JPH1058730A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007052686A (ja) * 2005-08-19 2007-03-01 Oki Electric Ind Co Ltd 顧客端末装置、無人取引システムおよび光学読取自動仕分け装置
CN104123786A (zh) * 2014-07-16 2014-10-29 广州广电运通金融电子股份有限公司 纸币卡钞判断***及方法

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007052686A (ja) * 2005-08-19 2007-03-01 Oki Electric Ind Co Ltd 顧客端末装置、無人取引システムおよび光学読取自動仕分け装置
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