JP3813017B2 - 自動取引装置 - Google Patents

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【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、例えば金融機関その他に設置されて利用される自動取引装置に係り、特に、実行した取引内容をレシートに印刷して発行する自動取引装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
図7は従来の自動取引装置を示す簡略ブロック図である。
図において1は顧客操作表示部であり、例えばLCDやCRT等とその画面上に設けたタッチパネルにより構成される。該画面には入力キーや誘導文言等を表示し、顧客はその表示に従って画面の対応部分を押下することにより、暗証番号入力や取引金額入力等の各種操作を行う。タッチパネルは、顧客がどの部分を押下したのかを検知することができる。なお、画面近傍にボタンを配設して入力に用いることとしてもよい。
【0003】
2は従来のカードリーダプリンタであり、カード処理部とレシート取扱部とから構成され、顧客が所持するキャッシュカード等の取引カードを受け入れ、該取引カードの磁気情報記録部に対してデータの読取/書込を行うとともに、実行した取引内容をレシート用紙に印刷してレシートを発行することができる。
3は紙幣入出金機であり、入金紙幣の鑑別、計数および指定枚数の紙幣を計数して出金する機能を有する。4は硬貨入出金機であり、入金硬貨の鑑別、計数および指定枚数の硬貨を計数して出金する機能を有する。
【0004】
5は通帳記帳機であり、通帳に取引内容を印刷するとともに、通帳に設けられた磁気情報記録部に対してデータの読取/書込を行う。
6は内部操作部であり、金融機関等の係員や保守員のための専用操作部であり、例えば、自動取引装置の運用状況、実行中の取引内容、障害の発生状況等の各種情報を表示することができ、また、電源のON/OFFやリセット指示、保守動作の実行指示等の各種指示を受け入れる。
【0005】
7は主制御部であり、前記各構成要素を制御して自動取引装置を機能させる。また、自動取引装置は、8として示す上位インタフェース部および回線を通じてホストコンピュータ9に接続している。該ホストコンピュータ9は金融機関等が保有する複数の自動取引装置の制御や情報の収拾を統括して行うものであり、各自動取引装置は、顧客が要求する取引を、このホストコンピュータ9と通信することによって実行する。
【0006】
実行された取引内容の明細は、カードリーダプリンタ2によってレシート用紙に印刷し、レシートとして顧客に発行する。このレシートの一例を、図8に示す。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来の自動取引装置では、レシートの大きさは予め決まっており、その所定の大きさのレシート用紙に種々の情報が記録され、発行するレシートの文字は小さいものであった。このため、遠視や老眼等で小さい文字の判読が難しい人にとっては、この従来のレシートは読みづらく、場合によってはわざわざ眼鏡をかけて読まなければならない等、不便なものであった。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために本発明は、情報を表示するとともに入力操作を受け入れる顧客操作表示部と、印刷ヘッドによりレシート用の媒体に取引内容を示す情報を印刷してレシートを発行するレシート取扱部と、通帳に取引内容を印刷する通帳記帳機とを有する自動取引装置において、前記顧客操作表示部に表示する初期画面及び取引操作中の誘導画面に、大文字選択キーを配置し、レシート取扱部に、印刷ヘッドを制御して大文字印刷を行う大文字付与手段を設け、通帳を用いた取引の場合に、顧客が前記大文字選択キーを押下したときは、前記通帳記帳機を制御し、通帳に通常の文字で取引内容を印刷するとともに、前記レシート取扱部を制御し、大文字で当該取引内容を印刷してレシートを発行する主制御部を設けたことを特徴とする。
【0009】
更に、レシート取扱部が取り扱うレシート用の媒体を連続した媒体とし、そのレシート取扱部は、レシート用の媒体を収納する収納手段と、顧客に対してレシートを排出して発行する排出口と、収納手段から排出口まで媒体を搬送可能な搬送手段と、収納手段と排出手段の間に設けた印刷ヘッドと、この印刷ヘッドより収納手段側に配設されて媒体を切断する切断手段と、印刷ヘッドより排出口側であって切断手段から通常レシートの単位取引分の距離に配設されて媒体を検知する通常レシート用のセンサと、通常レシート用のセンサよりも排出口側であって切断手段から大文字レシートの単位取引分の距離に配設されて媒体を検知する大文字レシート用のセンサと、主制御部からの大文字印刷指示を受けている場合には、印刷ヘッドを制御して大文字印刷を実行するとともに大文字レシート用のセンサが媒体を検知したところで切断手段を制御して媒体を切断し、主制御部からの大文字印刷指示を受けていない場合には、印刷ヘッドを制御して通常印刷を実行するとともに通常レシート用のセンサが媒体を検知したところで切断手段を制御して媒体を切断する制御手段とから構成されることを特徴とする。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下に図を用いて本発明の実施の形態について説明する。
〔第1の実施の形態〕
図1は実施の形態のカードリーダプリンタの説明図であり、図2は実施の形態の自動取引装置を示す簡略ブロック図である。
【0011】
図2において1は顧客操作表示部であり、例えばLCDやCRT等とその画面上に設けたタッチパネルにより構成される。該画面には入力キーや誘導文言等を表示し、顧客はその表示に従って画面の対応部分を押下することにより、暗証番号入力や取引金額入力等の各種操作を行う。タッチパネルは、顧客がどの部分を押下したのかを検知することができる。なお、画面近傍にボタンを配設して入力に用いることとしてもよい。
【0012】
10は実施の形態のカードリーダプリンタであり、カード処理部とレシート取扱部とから構成され、顧客が所持するキャッシュカード等の取引カードを受け入れ、該取引カードの磁気情報記録部に対してデータの読取/書込を行うとともに、実行した取引内容をレシート用紙に印刷してレシートを発行することができる。なお、このカードリーダプリンタ10については、さらに後述する。
【0013】
3は紙幣入出金機であり、入金紙幣の鑑別、計数および指定枚数の紙幣を計数して出金する機能を有する。4は硬貨入出金機であり、入金硬貨の鑑別、計数および指定枚数の硬貨を計数して出金する機能を有する。
5は通帳記帳機であり、通帳に取引内容を印刷するとともに、通帳に設けられた磁気情報記録部に対してデータの読取/書込を行う。
【0014】
6は内部操作部であり、金融機関等の係員や保守員のための専用操作部であり、例えば、自動取引装置の運用状況、実行中の取引内容、障害の発生状況等の各種情報を表示することができ、また、電源のON/OFFやリセット指示、保守動作の実行指示等の各種指示を受け入れる。
11は実施の形態の主制御部であり、前記各構成要素を制御して自動取引装置を機能させる。また、自動取引装置は、8として示す上位インタフェース部および回線を通じてホストコンピュータ9に接続している。該ホストコンピュータ9は金融機関等が保有する複数の自動取引装置の制御や情報の収集を統括して行うものであり、各自動取引装置は、顧客が要求する取引を、このホストコンピュータ9と通信することによって実行する。
【0015】
以下に図1を参照して前記カードリーダプリンタ10について詳述する。
カードリーダプリンタ10は、取引カードの処理を行うカード処理部10aと、取引内容をレシート用紙に印刷してレシートの発行を行うレシート取扱部10bとから構成されている。
まず、カード処理部10aの構成について説明する。
【0016】
12は挿入排出口であり、顧客が挿入した取引カードはここから取り込まれ、カード搬送路13を搬送される。カード処理部10aは、図示しない磁気ヘッド等により、その取引カードの磁気情報記録部の情報を読み出す。また必要に応じて該磁気情報記録部に情報を書き込むこともできる。処理された取引カードはカード搬送路13を搬送されてカード挿入排出口12に排出される。なお、14はカード取込部であり、取り忘れたカード等をここに取り込むことができる。
【0017】
後述するように、前記挿入排出口12はレシートの排出口としてもはたらく。図1に示す例では、レシートは取引カードとともに排出され、顧客はそのカードとレシートを一度に取り出すことができる。
次に、レシート取扱部10bの構成について説明する。
15は収納手段としてのレシート用紙収納部であり、レシート取扱部10bの後部すなわち図1における右側に配設され、その内部にレシート用の媒体としてのレシート用紙16を収納することができる。レシート用紙収納部15は必要に応じて複数設けることができ、この図2の例では2つ設けてある。レシート用紙16には連続した媒体を用いる。より具体的には、白紙の連続用紙をロール状にしたものを用いる。
【0018】
17,18は挿入部であり、各レシート用紙16に対応させて複数設けてある。すなわち、挿入部17には上側のレシート用紙16をセットし、挿入部18には下側のレシート用紙16をセットする。
19a,19bはフィードローラであり、挿入部17にセットされた上側のレシート用紙16を繰り出すためのものである。20a,20bはフィードローラであり、挿入部18にセットされた下側のレシート用紙16を繰り出すためのものである。
【0019】
21は搬送路であり、レシート用紙16はこの搬送路21に沿って搬送される。22a,22b,22cは搬送ローラであり、レシート用紙16をさらに搬送するために配設してある。
23は切断手段としてのカッタナイフであり、レシート用紙16を切断するためのものである。
【0020】
24はサーマルヘッド等による印刷ヘッドであり、25はこれに対向させて配設したプラテンを示す。印刷ヘッド24とプラテン25にレシート用紙16を挟持した状態で、該レシート用紙16に印刷ヘッド24が印刷を行う。
26は通常レシート用のセンサであり、レシートを検知することができ、カッタナイフ23から通常レシート単位取引分(すなわち1回の発行分)の位置に配設されている。
【0021】
27は大文字レシート用のセンサであり、レシートを検知することができ、カッタナイフ23から大文字レシート単位取引分(すなわち1回の発行分)の位置に配設されている。
28a,28bは搬送ローラであり、28aはカッタナイフ23と印刷ヘッド24との間に配設され、28bは印刷ヘッド24とブレード29との間に配設される。このブレード29は、搬送路21を切り換えるために設けてある。30a,30bは搬送ローラであり、ブレード29と挿入排出口12との間に配設される。
【0022】
なお、搬送路、フィードローラおよび搬送ローラは、搬送手段としてはたらくものである。
31はレシート取込部であり、顧客の取り忘れまたは機器の障害によって顧客に発行できないレシートをここに取り込む。32a,32b,32c,32dは搬送ローラであり、ブレード29とレシート取込部31との間に配設される。
【0023】
33はカードリーダプリンタの制御手段であり、カード処理部10aを制御するとともにレシート取扱部10bを制御する。この制御手段33は、33aとして示す大文字付与手段を有し、該大文字付与手段33aは、後述するように、通常の文字よりも大きな文字による大文字印刷を行うためのものである。
以下に本実施の形態の動作を説明する。
【0024】
まず事前に係員は、図1に示すレシート用紙収納部15にレシート用紙16をそれぞれ収納し、挿入部17に上側のレシート用紙16の先端を挿入し、挿入部18に下側のレシート用紙16の先端を挿入すると、図示しないモータの駆動により、フィードローラ19a,19b,20a,20bが回転し、レシート用紙16をそれぞれ繰り出してゆく。
【0025】
下側のレシート用紙16は補充用として用いるため、上側のレシート用紙がなくなるまで、フィードローラ20a,20bに挟持された状態で退避させておくが、上側のレシート用紙16は、さらに搬送路21に沿って装置内部側へ導かれてゆく。
装置が稼働可能状態となった後、来店した顧客が顧客操作表示部1を操作することにより、取引が開始する。
【0026】
図3は初期画面を示す説明図である。顧客ははじめにこの画面から操作を開始する。通常の顧客は、お引き出し、お預け入れ、振り込み、残高照会、通帳記帳等の業務から、所望の取引を選択してその部分を押下して取引を進めればよいが、遠視、老眼その他の事情により、大きい文字で印刷されたレシートを希望する顧客は、まず、「レシート大文字」と表示された大文字選択キー34を押下することにより大文字印刷を指定し、その後に所望の取引の選択を行うこととする。
【0027】
ここで大文字選択キー34が押下された場合、顧客操作表示部1を介して主制御部11はそれを検知し、カードリーダプリンタ10の制御手段33に大文字印刷指示を行う。
図4は誘導画面を示す説明図である。前記初期画面で大文字を指定せずに取引を開始してしまっても、取引操作中であればいつでも大文字を指定できるように、この図4に示す如く、どの誘導画面にも大文字選択キー34を表示しておく。このような誘導画面にて大文字選択キー34が押下された場合にも、前記と同様に、主制御部11は顧客操作表示部1を介してそれを検知し、カードリーダプリンタ10の制御手段33に大文字印刷指示を行う。
【0028】
主制御部11は顧客の入力・操作に従って適宜画面を切り換えて誘導し、必要に応じて上位インタフェース部8を介してホストコンピュータ9と通信し、取引を実行する。そして、この実行された取引内容につき、レシートの発行を行う。以下にレシートの発行処理につき、通常の場合と大文字指定がなされた場合に分けて説明する。
【0029】
まず、通常の場合、すなわち前述の初期画面または誘導画面において、大文字指定がなされなかった場合について述べる。
カードリーダプリンタ10の制御手段33には大文字印刷指示がなされていないため、通常通りの処理を行う。すなわち、図1に示す搬送ローラ22a,22b,22c,28aが回転し、レシート用紙16が、印刷ヘッド24およびプラテン25の間隙に導かれる。カードリーダプリンタ10の制御手段33は通常の文字のフォントデータを有し、主制御部11から取得した取引のデータを、その通常の文字にて編集し、印刷ヘッド24を制御して通常印刷を行う。
【0030】
レシート用紙16は印刷されながら図1の左方へ送られてゆく、レシート用紙16の先端がセンサ26の位置に達すると、該センサ26はレシート用紙16の存在を検知する。これを受けて制御手段33は、カッタナイフ23を作動させてレシートを切り取る。切り取られたレシートは、図1の左方へ繰り出され、搬送ローラ28b,30a,30bによって搬送され、挿入排出口12へ排出される。この状態で、顧客は挿入排出口12からレシートを取り出すことができる。
【0031】
次に、前述の初期画面または誘導画面において、大文字指定がなされた場合について述べる。この場合、カードリーダプリンタの制御手段33には、大文字印刷指示がなされている。
搬送ローラ22a,22b,22c,28aが回転し、レシート用紙16が、印刷ヘッド24およびプラテン25の間隙に導かれる。カードリーダプリンタ10の制御手段33は通常の文字のフォントデータを、大文字付与手段33aによって拡大し、大きな文字データすなわち大文字に変換することにより、主制御部11から取得した取引のデータを、その大文字にて編集し、印刷ヘッド24を制御して大文字印刷を実行する。なお、大文字付与手段33aに予め大きな文字フォントデータを登録しておくこととすると、前述の拡大処理を省略することができる。
【0032】
レシート用紙16は印刷されながら図1の左方へ送られてゆく、レシート用紙16の先端がセンサ26の位置に達しても、制御手段33はこれを無視して処理を続行し、そのレシート用紙16の先端が、センサ27の位置に達した時に、カッタナイフ23を作動させてレシートを切り取る。切り取られたレシートは、図1の左方へ繰り出され、搬送ローラ28b,30a,30bによって搬送され、挿入排出口12へ排出される。この状態で、顧客は挿入排出口12からレシートを取り出すことができる。
【0033】
図5は実施の形態のレシートを示す説明図であり、大文字にて印刷されたレシートの一例を示している。レシート用紙の幅は決まっているため、レシートの長さを長くとって、大文字による印刷を実現している。このように、遠視や老眼等の目のあまり良くない顧客にとっても、読みやすいレシートとなっている。
顧客の取り忘れまたは機器の障害により、レシートを顧客に発行できなかった場合には、ブレード29を切り換えた状態で、搬送ローラ30b,30a,32a,32b,32c,32dにより、レシートを図1の右方へ搬送し、レシート取込部31に収納する。
【0034】
なお、取引に通帳を用いた場合であって、大文字指定がなされた時には、通帳へは通常の文字で印刷するが、当該取引内容を示す大文字レシートを同時に発行することとしてもよい。
また、前述の説明ではレシート用の媒体を連続用紙として説明したが、通常のレシート用と大文字のレシート用の2通りの長さの媒体を分けて発行できることとすれば、連続用紙に限ることなく、本発明を適用することができる。
【0035】
〔第2の実施の形態〕
本実施の形態は、第1の実施の形態において、取引カードによって大文字指定を行うことを特徴としている。
図6は取引カードを示す説明図である。取引カード35は、磁気ストライプ等による記録部36を有し、この記録部36に顧客の口座番号等の取引に必要な情報を予め記録してある。本実施の形態ではこの記録部36に、さらに大文字印刷を指定する大文字指定情報を記録可能としてある。すなわち、記録部36の未利用領域等を利用し、その領域を大文字指定用として定めておき、口座開設時に顧客が希望した場合、その領域に大文字指定情報を記録したうえで、その取引カードを顧客に発行する。
【0036】
なお、この大文字の指定は当然、後で変更可能である。すなわち、取引カード発行時に大文字を希望した顧客がそれを解除したり、逆に、取引カード発行時に大文字を希望しなかった顧客が大文字指定を登録することができる。
この取引カード35を用いた取引処理について説明する。
顧客は顧客操作表示部1を操作することにより所望の取引を選択し、取引カード35を挿入排出口12に挿入する。取引カード35はカード搬送路13を走行し、図示しない磁気ヘッドは、取引カード35の記録部36に記録された情報を読み取る。カードリーダプリンタの制御手段33は、その記録部36の情報を主制御部11に通知する。主制御部11はその情報から口座番号等の必要な情報を取得し、さらに、大文字指定情報の有無を判別し、該大文字指定情報が有った場合には、カードリーダプリンタ10の制御手段33に大文字印刷指示を行う。
【0037】
カードリーダプリンタ10は、前記第1の実施の形態の如く、大文字印刷指示が無い場合には図8に示すような通常のレシートを発行し、大文字印刷指示が有る場合には図5に示すような大文字レシートを発行する。
このように、常に大文字印刷を希望する顧客は、取引カード35の記録部36に直接、大文字印刷を希望する旨を記録しておくこととしたため、その顧客は、当該取引カード35を用いるだけで、従来と同様の操作手順のままで、大文字レシートを受領することが可能となる。
【0038】
なお、本実施の形態では、大文字指定情報を取引カード35の記録部36に持たせることとしたが、ホストコンピュータ9にその大文字指定情報を持たせることとしてもよい。
【0039】
【発明の効果】
以上詳細に説明したように、大文字付与手段を設けたことにより、顧客の希望に応じてレシートを大文字で印刷できるようになり、遠視や老眼等の目のあまり良くない顧客に対して読みやすいレシートを発行することが可能となる効果を有する。
【0040】
さらに、操作表示部に大文字選択キーを設けることにより、顧客の希望に応じて通常のレシートまたは大文字レシートを選択して発行可能となる効果を有する。
また、取引カードに予め大文字指定情報を格納可能しておくことにより、通常の操作と同様の操作にて、顧客の希望通りに、通常のレシートまたは大文字レシートを発行可能となる効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施の形態のカードリーダプリンタの説明図
【図2】実施の形態の自動取引装置を示す簡略ブロック図
【図3】初期画面を示す説明図
【図4】誘導画面を示す説明図
【図5】実施の形態のレシートを示す説明図
【図6】取引カードを示す説明図
【図7】従来の自動取引装置を示す簡略ブロック図
【図8】従来のレシートを示す説明図
【符号の説明】
1 操作表示部
10a カード処理部
10b レシート取扱部
11 主制御部
12 排出口
15 収納手段
16 媒体
19a,b、20a,b、21、22a,b,c 搬送手段
23 切断手段
24 印刷ヘッド
26 通常レシート用のセンサ
27 大文字レシート用のセンサ
28a,b、30a,b 搬送手段
33 制御手段
33a 大文字付与手段
34 大文字選択キー
35 取引カード
36 記録部

Claims (3)

  1. 情報を表示するとともに入力操作を受け入れる顧客操作表示部と、印刷ヘッドによりレシート用の媒体に取引内容を示す情報を印刷してレシートを発行するレシート取扱部と、通帳に取引内容を印刷する通帳記帳機とを有する自動取引装置において、
    前記顧客操作表示部に表示する初期画面及び取引操作中の誘導画面に、大文字選択キーを配置し、レシート取扱部に、印刷ヘッドを制御して大文字印刷を行う大文字付与手段を設け、
    通帳を用いた取引の場合に、顧客が前記大文字選択キーを押下したときは、前記通帳記帳機を制御し、通帳に通常の文字で取引内容を印刷するとともに、前記レシート取扱部を制御し、大文字で当該取引内容を印刷してレシートを発行する主制御部を設けたことを特徴とする自動取引装置。
  2. 請求項1において、
    前記主制御部は、前記大文字印刷を行う際に、レシートの長さが長い大文字レシートを発行することを特徴とする自動取引装置。
  3. 請求項1または請求項2において、
    レシート取扱部が取り扱うレシート用の媒体を連続した媒体とし、
    該レシート取扱部は、
    前記レシート用の媒体を収納する収納手段と、
    顧客に対してレシートを排出して発行する排出口と、
    前記収納手段から排出口まで媒体を搬送可能な搬送手段と、
    前記収納手段と排出手段の間に設けた印刷ヘッドと、
    該印刷ヘッドより収納手段側に配設されて媒体を切断する切断手段と、
    前記印刷ヘッドより排出口側であって前記切断手段から通常レシートの単位取引分の距離に配設されて媒体を検知する通常レシート用のセンサと、
    前記通常レシート用のセンサよりも排出口側であって前記切断手段から大文字レシートの単位取引分の距離に配設されて媒体を検知する大文字レシート用のセンサと、
    主制御部からの大文字印刷指示を受けている場合には、印刷ヘッドを制御して大文字印刷を実行するとともに大文字レシート用のセンサが媒体を検知したところで切断手段を制御して媒体を切断し、主制御部からの大文字印字指示を受けていない場合には、印刷ヘッドを制御して通常印刷を実行するとともに通常レシート用のセンサが媒体を検知したところで切断手段を制御して媒体を切断する制御手段とから構成されることを特徴とする自動取引装置。
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