JPH0335638Y2 - - Google Patents

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JPH0335638Y2
JPH0335638Y2 JP1986033300U JP3330086U JPH0335638Y2 JP H0335638 Y2 JPH0335638 Y2 JP H0335638Y2 JP 1986033300 U JP1986033300 U JP 1986033300U JP 3330086 U JP3330086 U JP 3330086U JP H0335638 Y2 JPH0335638 Y2 JP H0335638Y2
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JP
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sun visor
opening
overhead console
stay
use position
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JPS62145849U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本考案は、車室内上部の前端近傍にオーバヘツ
ドコンソールを設ける一方、フロントウインドウ
ガラスの内側にサンバイザを設けた車両に関する
ものである。
〈従来の技術〉 従来のこの種の車両においては、例えば実開昭
55−142354号公報などに見られるように、サンバ
イザで覆われる車室内上部(天井)に後方に向か
つて開口するオーバヘツドコンソール(物入れ)
を設けることにより、サンバイザの不使用時は前
記オーバヘツドコンソールの下面ににサンバイザ
を折畳回動させるようにしたものがある。
しかしながら、このような従来のものによる場
合は、サンバイザを移動させることなくオーバヘ
ツドコンソールに書類などを出し入れすることが
できるが、オーバヘツドコンソールの開口部が開
いたままであるために車室内の見栄えを充分に高
くできないという不具合があつた。なお、車室内
の見栄えをより高くするためには、オーバヘツド
コンソールの開口部に蓋を設ければよいが、この
場合は部品点数が増加してしまうために製造コス
トが上昇するという不都合がある。
〈考案が解決しようとする課題〉 本考案は上記の実状に鑑みてなされたものであ
り、オーバヘツドコンソール及びサンバイザの機
能の低下並びに部品点数の増加を抑制しつつ、車
室内の見栄えをより改善することを課題としてい
る。
〈課題を解決するための手段〉 上記課題を解決するために本考案は、後方に向
かつて開口する開口部を備えたオーバヘツドコン
ソールを車室内上部の前端近傍に設ける一方、前
記開口部を覆う蓋兼用のサンバイザを設けてい
る。そして、前記サンバイザを前記開口部に重合
する格納位置とフロントウインドウガラスの内側
に沿う使用位置との間で切換回動可能にに支持す
るステイを設けるとともに、このステイの基端を
前記開口部の下部前方に枢着保持させたことを特
徴としている。
〈作用〉 以上のように構成されたサンバイザを備えた車
両において、サンバイザを使用しない場合は、ス
テイによつて支持されている蓋兼用のサンバイザ
をオーバヘツドコンソールの開口部に重合回動保
持させることにより、このサンバイザをオーバヘ
ツドコンソールの開口部の蓋として機能させてい
る。従つて、オーバヘツドコンソールの使用性を
向上させるべくこのオーバヘツドコンソールの開
口部を大きくした場合にも、この開口部が蓋兼用
サンバイザで閉じられているために、車室内の見
栄えが悪化しない。
一方、サンバイザを使用する時は格納位置にあ
るサンバイザを手で下方に引き下げ回動させる。
この時、ステイの基端をオーバヘツドコンソール
の開口部の下部前方に枢着しているために、サン
バイザを下方に回動させるにともなつてこのサン
バイザが次第に前方に移動して使用位置に至るた
めに、運転者とサンバイザとの間の距離を充分に
取ることができる。従つて、物品の出し入れ操作
性を考慮してオーバヘツドコンソールの開口部を
手前側に位置させている場合にも使用位置に回動
保持させたサンバイザによる圧迫感がない。
〈実施例〉 以下に本考案の実施例を図面に基づいて詳細に
説明する。
第1図は本考案に係るサンバイザを備えた車両
の要部を示した縦断面図、第2図は同じくサンバ
イザの斜視図であり、ルーフパネル1の前端にル
ーフレール2を設け、このルーフレール2と前記
ルーフパネル1との接合フランジにウエザストリ
ツプ3を介してフロントウインドウガラス4を取
付けることにより、フロントウインドウを構成し
ている。5はルーフパネル1の内面に貼り付けた
ルーフライニングである。
前記ルーフレール2の後部にはルーフパネル1
の前端湾曲部との間でオーバヘツドコンソール7
を形成する底板6を設け、この底板6の後縁を第
1図に示すように前記ルーフライニング5に接す
る位置まで立上り形成することにより、この立上
り部分にオーバヘツドコンソール7の開口部9を
形成している。このようにした構成されたオーバ
ヘツドコンソール7の開口部9を覆う蓋兼用のサ
ンバイザ8の周縁には金属丸棒による枠線10を
廻らせており、この枠線10の下辺の両端近傍か
ら前記底板6の下面に沿つて前方伸びる2本のス
テイ11を設け、このステイ11の先端を前記フ
ロントウインドウガラス4とほぼ平行に屈曲させ
たうえで、この屈曲端を前記底板6の下面中央部
分にブラケツト12を介して枢着している。な
お、前記蓋兼用のサンバイザ8の上縁の一部に切
欠13を設けて枠線10の一部を露出させるとと
もに、この露出した枠線10に着脱可能に係合す
る係止部材15を前記開口部9の上縁部材14に
設けることにより、枠線10を係止部材15に係
合させて開口部9を閉鎖保持させている。従つ
て、枠線10を係止部材15に係合させている時
は第1図に実線で示すようにサンバイザ8が開口
部9を覆つた格納位置に保持されるが、枠線10
を係止部材15から外してブラケツト12を中心
としてサンバイザ8を第1図中時計廻りの方向に
回動させることにより、同図に二点鎖線で示すよ
うにフロントウインドウガラス4の内側に沿つた
使用位置までサンバイザ8を回動保持させること
ができる。
なお、このようにサンバイザ8を格納位置と使
用位置との間で切換可能に支持するステイ11の
基端を前記開口部9の下部前方に枢着保持させて
いるために、オーバヘツドコンソール7の開口部
9を手前側に設けて物品の出し入れ操作性を高く
した場合にも、サンバイザ8を下方に回動させる
にともなつてこのサンバイザ8が前方に偏位す
る。従つて、使用位置にあるサンバイザ8と運転
者との間の距離を充分に確保することができ、サ
ンバイザの使用にともなう圧迫感などを回避でき
る。
また、実施例ではと底板6の後縁を上方に屈曲
させることにより、サンバイザ8を使用位置に移
動させた場合にオーバヘツドコンソール7に収納
した物品が開口部9から落下することをより確実
に防止するようにしているが、必ずしも底板6の
後縁を上方に屈曲させる必要性はない。
〈考案の効果〉 以上の説明から明らかなように本考案によれ
ば、サンバイザを必要としない通常の状態ではサ
ンバイザを格納位置に回動保持させてオーバヘツ
ドコンソールの蓋として機能させるようにしてい
るために、オーバヘツドコンソールの内部が見え
ないので見栄えがよい。また、サンバイザを使用
位置まで切換移動させれば通常のサンバイザと同
様に日除け作用などをすることができ、しかも、
格納位置から使用位置に移動(回動)させるにと
もなつてサンバイザが前方に偏位して運転者との
距離を確保するために、使用位置にあるサンバイ
ザによる圧迫感などを回避することもできる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係るサンバイザを備えた車両
の要部を示した縦断面図、第2図は同じくサンバ
イザの斜視図である。 1……ルーフパネル、4……フロントウインド
ウガラス、6……底板、7……オーバヘツドコン
ソール、8……サンバイザ、9……開口部、10
……枠線、11……ステイ、12……ブラケツ
ト、15……係止部材。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 車室内上部の前端近傍に設けられて後方に向か
    つて開口する開口部を備えたオーバヘツドコンソ
    ールと、前記開口部を覆う蓋兼用のサンバイザ
    と、該サンバイザを前記オーバヘツドコンソール
    の開口部に重合する格納位置とフロントウインド
    ウガラスの内側に沿う使用位置との間で切換回動
    可能に保持するステイとを備え、前記ステイの基
    端を前記開口部の下部前方に枢着保持させたこと
    を特徴とするサンバイザを備えた車両。
JP1986033300U 1986-03-10 1986-03-10 Expired JPH0335638Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1986033300U JPH0335638Y2 (ja) 1986-03-10 1986-03-10

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JP1986033300U JPH0335638Y2 (ja) 1986-03-10 1986-03-10

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JPS62145849U JPS62145849U (ja) 1987-09-14
JPH0335638Y2 true JPH0335638Y2 (ja) 1991-07-29

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JP1986033300U Expired JPH0335638Y2 (ja) 1986-03-10 1986-03-10

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JP5247529B2 (ja) * 2009-02-24 2013-07-24 パナソニック株式会社 自動車用サンバイザ

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JPS55142354U (ja) * 1979-03-29 1980-10-11

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JPS62145849U (ja) 1987-09-14

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