JP5247529B2 - 自動車用サンバイザ - Google Patents

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Description

本発明は、乗用車等の車室内に入射する光を遮る自動車用サンバイザに関する。
一般に、この種の自動車用サンバイザは、車室内の天井面に取付けられ、天井面からフロントガラス側に展開自在となっている。ところで、天井面における自動車用サンバイザの設置箇所は、乗員が着座したままで操作を行うことが可能な範囲であるため、空気清浄機や送風機等の自動車付帯品を設置するためのスペースとして利用する場合がある。
従来の自動車用サンバイザについて図6を参照して説明する。自動車サンバイザ101は、その遮光パネル104が天井面Cから下方に延出する軸部103によって回転自在に支持されており、一般に軸部103の下方延出長さは、遮光パネル104を天井面Cに近接した状態で倒伏できるよう、比較的短く設定されている。このような状況下で天井面Cに自動車付帯品105を設置すると、遮光パネル104が自動車付帯品105に干渉して天井面Cに沿って倒伏できず、サンバイザ101を収納できなくなる。
上記のような問題に対して、軸部と天井面との間にスペーサ等を挿入するなどして、遮光パネルの取付け位置を下げると、遮光パネルが天井面に対して起立されたとき、運転者の視野に入り、運転時に支障をきたすことがある。また、このように遮光パネルの取付け位置が下がると、自動車規格JASO B404−93(自動車サンバイザ)に記載の「アイポイントに水平あるいは5度の角度範囲にサンバイザの下端が位置することが望ましい」という内容に抵触する虞がある。
なお、特許文献1には、自動車ルーフに取付けた小物入れを介して遮光パネルを回動自在に支持する技術が開示されているが、このような技術においても、遮光パネルが起立したときに運転者の視野が狭くなるという上記問題を解消することができない。
特開平1−273720号公報
本発明は、上記問題を解決するためになされたものであり、天井面に自動車付帯品が設置された状態であっても、本装置を天井面側に収まり良く収納でき、また、使用時に運転者の視野を妨げることがない自動車用サンバイザを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために請求項1の発明は、自動車室内に入射する光を遮る自動車用サンバイザであって、自動車室内の天井面から下方に延出し、該天井に対して出没可能に設けられた軸部と、前記軸部に回動可能に支持される遮光パネルとを備え、前記遮光パネルが前記天井面に対して倒伏され、前記軸部が該天井から下方に引き出された状態において、前記天井面と遮光パネルとの間に、該天井に設置される自動車付帯品を収容するための空間が形成され、前記遮光パネルが前記天井面に対して起立され、前記軸部が該天井内に没入された状態において、運転者の視野角度が拡開されるものである。
請求項2の発明は、請求項1に記載の発明において、前記遮光パネルが前記天井面に対して倒伏され、前記軸部が該天井から下方に引き出された状態において、前記遮光パネルの回動部に近い縁部から遠い縁部に向かうに連れて、前記天井面と遮光パネルとの間隔が狭くなるものである。
請求項1の発明によれば、天井に設置された自動車付帯品が天井面から突出した場合であっても、遮光パネルが自動車付帯品と干渉せず、天井面に沿うように倒伏できるので、本装置を収まり良く収納できる。また、本装置の使用時に遮光パネルが運転者の視野を妨げることがなく、ひいては、自動車規格JASO B404−93(自動車サンバイザ)に準拠した自動車用サンバイザが得られる。
請求項2の発明によれば、本装置の収納時に、遮光パネルがフロントガラス側から座席側に向けて遮光パネルが上方に傾斜するので、自動車付帯品が天井から脱離した場合であっても、乗員側に落下することを回避できる。また、遮光パネルが乗員の頭頂部に接近することを回避でき、乗員が頭頂部に圧迫感を感じることがない。
本発明の一実施形態に係る自動車用サンバイザの斜視図。 (a)は本自動車用サンバイザが収納されたときの側断面図、(b)は(a)に対応する運転席側から視た正面図。 (a)は本自動車用サンバイザが展開されたときの側断面図、(b)は(a)に対応する運転席側から視た正面図。 (a)乃至(d)は上記自動車用サンバイザを収納姿勢から遮光姿勢にする手順を示す側面図。 上記自動車用サンバイザが使用姿勢にあるときの運転者の視線を示す図。 従来型の自動車用サンバイザが設けられた車室内において、自動車付帯品を天井面に設置した状態を示す図。
本発明の一実施形態に係る自動車用サンバイザについて図面を参照して説明する。図1は本実施形態に係る自動車用サンバイザ1の概略構成を示す。自動車用サンバイザ1は、自動車室内2に入射する光を遮るものであって、自動車室内2の天井面Cに取付けられる。自動車用サンバイザ1は、フロントガラス20に近い天井面Cから下方に延出する軸部3と、軸部3に回動可能に支持される略方形の遮光パネル4とを備え、遮光パネル4が天井面Cに沿った収納姿勢からフロントガラス20に沿った遮光姿勢へと展開自在とされている。ここで、天井面Cにおける遮光パネル4を収納するための凹部21内には、自動車付帯品として送風機5が設置され、送風機5のエア吹き出しルーバ部51が凹部21内において突出している。
図2は収納姿勢にある自動車用サンバイザ1を示し、図3は遮光姿勢にある自動車用サンバイザ1を示す。ここで、天井面Cを構成する天井部材22は、自動車外郭となるボディ部材23の下方に空洞部分24を介して配置されている。軸部3は、略Uの字形に曲折されて天井に対して出没可能となっており、遮光パネル4の上縁を軸支する回動軸31と、回動軸31両端から上方に伸びる、天井部材22に上下に挿通されるスライド軸32と、スライド軸32に設けられたストッパ機構33を有している。天井部材22には、スライド軸32が挿通用の貫通孔25が形成されており、この貫通孔25は、例えばブッシング等によって補強されていることが望ましい。
ストッパ機構33は、軸部3が天井部材22から下方に引き出されたときに該軸部3を係止する第1ストッパ片33aと、軸部3が天井部材22内に没入されたときに該軸部3を係止する第2ストッパ片33bと、貫通孔25を覆う化粧用のカバー片33cとで構成される。第1ストッパ片33aは、スライド軸32上端に設けられスライド軸32の周方向に突出している、第1ストッパ片33aの外形は、本装置1が天井部材22から抜け落ちることを防止できるよう、貫通孔25の穴径よりも十分に大きいことが好ましい。第2ストッパ片33bは、第1ストッパ片33aの下方に設けられ、第1ストッパ片33aと同様にスライド軸32の周方向に突出している。第2ストッパ片33bは、樹脂等の形状変形自在な材質により構成され、天井部材22の貫通孔25を通過する際に反り返るように変形し、通過した後にその形状が復元するようになっている。カバー片33cは、軸部3が天井部材22内に没入されたときに貫通孔25を下方から覆うものである。また、上述した第2ストッパ片33bは、軸部3が天井部材22から下方に引き出されたとき、下方から貫通孔25を覆うカバーとしても機能する。なお、遮光パネル4は、エア吹き出しルーバ部51から送出されるエアを通すことが可能な、通気性を有した部材又は、通気孔が開けられた部材で構成されることが望ましい。
図2(a)(b)に示すように、遮光パネル4が天井面Cに対して倒伏され、軸部3が天井部材22から下方に引き出された状態においては、天井面Cと遮光パネル4との間には、送風機5のエア吹き出しルーバ部51を収容するための空間6が形成される。このとき、遮光パネル4の回動部に近い縁部から遠い縁部に向かうに連れて、天井面Cと遮光パネル4との間隔が狭くなっている。また、図3(a)(b)に示すように、遮光パネル4が天井面Cに対して起立され、軸部3が天井部材22内に没入された状態においては、遮光パネル4は、軸部3の引き出し時と比較して上方に配置される。
図4(a)乃至(d)を参照して上記のように構成された自動車用サンバイザ1を収納姿勢から遮光姿勢にする手順について説明する。図4(a)に示すように、収納姿勢にある遮光パネル4を前方へ回動させる。ここで、図4(b)に示すように、遮光パネル4が完全に展開されていない状態であっても光を遮ることが可能であるとき、後述する遮光パネル4の押し込み操作を行う必要はない。図4(c)に示すように、遮光パネル4が天井に対して起立させたとき、遮光パネル4を上方に押し込み、図4(d)に示すように軸部3を天井内に没入させる。これにより、自動車用サンバイザ1が遮光姿勢となる。
図5は、自動車用サンバイザ1が遮光姿勢にあるときの運転者の視野を示している。このとき遮光パネル4は、運転者6のアイポイントラインより上方に位置するようになり、運転者7の視野角度が拡開される。
このように本実施形態に係る自動車用サンバイザ1によれば、天井面Cに設置された送風機5の一部が天井面から突出した場合であっても、遮光パネル4が送風機5と干渉せず、天井面Cに沿うように倒伏できるので、本装置1を収まり良く収納できる。また、本装置1の使用時に遮光パネル4が運転者7の視野を妨げることがなく、ひいては、自動車規格JASO B404−93(自動車サンバイザ)に準拠した自動車用サンバイザが得られる。
また、本装置1の収納時に、遮光パネル4がフロントガラス側から座席側に向けて遮光パネル4が上方に傾斜するので、送風機5が天井部材22から脱離した場合であっても、乗員側に落下することを回避できる。また、遮光パネル4が乗員の頭頂部に接近することを回避でき、乗員が頭頂部に圧迫感を感じることがない。
なお、本発明は、上記実施形態の構成に限られず、発明の趣旨を変更しない範囲で種々の変形が可能である。例えば、軸部3が伸縮自在な部材で構成され、軸部3基端側を天井に固定したようなものであってよい。第2ストッパ片32は、スライド軸32内に押し込み自在に構成されるものであってもよい。軸部3を略L字形のアーム部材で構成して、軸部3一端を天井部材22に片持ち回転支持させることにより、遮光パネル4をサイドガラス側に展開できるように構成してもよい。
1 自動車用サンバイザ
2 自動車室内
3 軸部
4 遮光パネル
5 送風機(自動車付帯品)
6 空間
7 運転者
C 天井面

Claims (2)

  1. 自動車室内に入射する光を遮る自動車用サンバイザであって、
    自動車室内の天井面から下方に延出し、該天井に対して出没可能に設けられた軸部と、
    前記軸部に回動可能に支持される遮光パネルとを備え、
    前記遮光パネルが前記天井面に対して倒伏され、前記軸部が該天井から下方に引き出された状態において、前記天井面と遮光パネルとの間に、該天井に設置される自動車付帯品を収容するための空間が形成され、
    前記遮光パネルが前記天井面に対して起立され、前記軸部が該天井内に没入された状態において、運転者の視野角度が拡開されることを特徴とする自動車用サンバイザ。
  2. 前記遮光パネルが前記天井面に対して倒伏され、前記軸部が該天井から下方に引き出された状態において、前記遮光パネルの回動部に近い縁部から遠い縁部に向かうに連れて、前記天井面と遮光パネルとの間隔が狭くなることを特徴とする請求項1に記載の自動車用サンバイザ。
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