JPH028979Y2 - - Google Patents

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JPH028979Y2
JPH028979Y2 JP13884184U JP13884184U JPH028979Y2 JP H028979 Y2 JPH028979 Y2 JP H028979Y2 JP 13884184 U JP13884184 U JP 13884184U JP 13884184 U JP13884184 U JP 13884184U JP H028979 Y2 JPH028979 Y2 JP H028979Y2
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JP
Japan
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louver material
slits
louver
slit
longitudinal direction
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JP13884184U
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JPS6153422U (ja
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  • Air-Flow Control Members (AREA)
  • Specific Sealing Or Ventilating Devices For Doors And Windows (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 [技術分野] 本考案はルーバー材を格子状に組み合わせて形
成される格子ルーバーの構造の改良に関するもの
である。
[背景技術] 従来格子ルーバーにあつては第6図、第7図に
示すように複数枚の第1ルーバー材1′と複数枚
の第2ルーバー材2′とを直交するように配置し、
第1ルーバー材1′の上部に第2ルーバー材2′の
厚さと同幅のスリツト4′を長手方向に等間隔に
設けると共に第2ルーバー材2′の下部に第1ル
ーバー材1′の厚さと同幅のスリツト4′を設け、
第1ルーバー材1′のスリツト4′と第2ルーバー
材2′のスリツト4′とを互いに嵌合させて第1ル
ーバー材1′のスリツト4′にて第2ルーバー材
2′の上部を挟むと共に第2ルーバー材2′のスリ
ツト4′にて第1ルーバー材1′の下部を挟んで形
成されていた。ところで第1ルーバー材1′のス
リツト4′と第2ルーバー材2′のスリツト4′と
を嵌合するときある程度の強度(保持力)を持た
すため第1ルーバー材1′と第2ルーバー材2′と
に力を加えて押し込んでかしめるが、この時第8
図に示すようにかしめ部Xに圧縮力が掛かり内部
応力が発生し、第9図に示すように圧縮された肉
の余りYにて変形して隙間Sを生じ、これにより
格子ルーバー全体として第10図の矢印に示すよ
うに反りを発生するという欠点があつた。またこ
れをなくすためには次の製造上の問題があつた。
(1)スリツト抜きのピツチを高精度に保つ必要があ
る。(2)スリツト抜きするときの反りを少なくす
る。(3)組み立てかしめ治具に高い精度が要求され
る。(4)かしめ後反り矯正工程が必要である。
[考案の目的] 本考案は叙述の点に鑑みてなされたものであつ
て、本考案の目的とするところは極めて反りがな
いように簡単に製造できる格子ルーバーを提供す
るにある。
[考案の開示] 本考案格子ルーバーは、第1ルーバー材1と、
第1ルーバー材1に対して直交する第2ルーバー
材2とよりなり、第1ルーバー材1の上部に長手
方向に等間隔に設けたスリツト4と第2ルーバー
材2の下部に長手方向に等間隔に設けたスリツト
4とを互いに嵌合させて第1ルーバー材1のスリ
ツト4にて第2ルーバー材2の上部を挟むと共に
第2ルーバー材2のスリツト4にて第1ルーバー
材1の下部を挟み、上記第1ルーバー材1及び第
2ルーバー材2のスリツト4を、長手方向の中央
に位置するスリツト4から両端に位置するスリツ
ト4に向かつて徐々に幅が小さくなるようにした
りスリツト4の高さが徐々に低くなるようにした
りして中央に位置するスリツト4から両端に位置
するスリツト4に向かつて打ち抜き加工時の変形
量が徐々に小さくなるようにしたものであつて、
上述のように構成することにより従来例の欠点を
解決したものである。
以下本考案を実施例により詳述する。
先ず第1図乃至第3図に示すものから説明す
る。第1ルーバー材1及び第2ルーバー材2で格
子ルーバーが構成されるもので、第1ルーバー材
1、及び第2ルーバー材2は共に細長い金属板に
て形成されている。第1ルーバー材1の上部には
プレスによる打ち抜きにてスリツト4を長手方向
に等間隔に穿設してあり、第2ルーバー材2の下
部にもプレスによる打ち抜きにてスリツト4を長
手方向に等間隔に穿設してある。第1ルーバー材
1及び第2ルーバー材2に形成される複数個のス
リツト4は共に同じものである。このスリツト4
は中央に位置するスリツト4から両端に位置する
スリツト4に向かつて幅が徐々に小さくなるよう
になつている。つまり中央のスリツト4の幅A0
を基点としてスリツト4の幅が軸対称にAo′<…
…<A1′<A0>A1>……>Ao、A1=A1′、A2
A2′〜Ao=Ao′の関係の構造になつている(ただ
しl1=l2である)。格子ルーバーを組み立てるにあ
たつては第1ルーバー材1をスリツト4が上に位
置するように配置すると共に第2ルーバー材2を
スリツト4が下に位置するように配置して互いに
スリツト4同士を嵌合させてかしめ、第1ルーバ
ー材1のスリツト4にて第2ルーバー材2の上部
を挟むと共に第2ルーバー材2のスリツト4にて
第1ルーバー材1の下部を挟む。ところでスリツ
ト4の幅Aが大きくなるとプレスにてスリツト4
を打ち抜くとき変形量が大きく[スリツト4の幅
Aが大きいと第2図a矢印に示すように大きな力
が働き、スリツト4の幅Aが小さいと第2図bの
矢印に示すように働く力が小さくなる]なり、第
2図cに示すように変形するが、第1ルーバー材
1及び第2ルーバー材2の両端のスリツト4をか
しめると変形による材料移動が強度の弱い箇所
(スリツト4の幅が広くて嵌合の緩い箇所)に集
中する。つまり両端をかしめると第3図矢印のよ
うに力が働く。これを利用して第1ルーバー材1
及び第2ルーバー材2に中央になるに従つて強度
の弱くなる箇所(嵌合の緩い箇所)を設け、第3
図矢印に示す力で強制的に逆反りを発生させ、第
1ルーバー材1及び第2ルーバー材2が真つ直ぐ
なるようになつている。これによつて第3図に示
す反りの量c,dを少なくできる。
次に第4図及び第5図に示す実施例について説
明する。この場合も複数枚の第1ルーバー材1と
第1ルーバー材1に対して直交する複数枚の第2
ルーバー材2とにより格子ルーバーが形成され
る。第1ルーバー材1及び第2ルーバー材2に形
成される複数個のスリツト4は共に同じものであ
る。このスリツト4は中央に位置するスリツト4
から両端に位置するスリツト4に向かつて高さH
が徐々に小さくなるようになつている。つまり中
央のスリツト4の高さH0を基点としてスリツト
4の高さHが軸対称にHo′<……<H1′<H0>H1
>……Ho、H1=H1′、H2=H2′〜Ho=Ho′の関係
の構造になつている(ただしl1=l2である)。格子
ルーバーを組み立てるにあたつては第1ルーバー
材1をスリツト4が上に位置するように配置する
と共に第2ルーバー材2をスリツト4が下に位置
するように配置して互いにスリツト4同士を嵌合
させてかしめる。ところでスリツト4の高さHが
大きくなるとプレスにてスリツト4を打ち抜くと
き変形量が大きく[スリツト4の高さHが大きい
と第5図a矢印に示すように大きな力が働き、ス
リツト4の高さHが小さいと第5図bの矢印に示
すように働く力が小さくなる]なり、第2図cに
示すように変形するが、第1ルーバー材1及び第
2ルーバー材2の両端のスリツト4をかしめると
強度の弱い箇所(スリツト4の高さが高くて変形
しやすい箇所)が大きく変形して逆反りして第1
ルーバー材1及び第2ルーバー材の反りがなくな
り第1ルーバー材1及び第2ルーバー材2が真つ
直ぐなるようになつている。これによつて第3図
に示す反りの量c,dを少なくできる。
[考案の効果] 本考案は叙述のように第1ルーバー材及び第2
ルーバー材のスリツトを、長手方向の中央に位置
するスリツトから両端に位置するスリツトに向か
つて徐々に幅が小さくなるようにしたりスリツト
の高さが徐々に低くなるようにしたりして中央に
位置するスリツトから両端に位置するスリツトに
向かつて打ち抜き加工時の変形量が徐々に小さく
なるようにしてあるので、第1ルーバー材や第2
ルーバー材のスリツト加工時に両端から中央に向
かつて変形量が徐々に大きくなるように反るが、
第1ルーバー材の上部に長手方向に等間隔に設け
たスリツトと第2ルーバー材の下部に長手方向に
等間隔に設けたスリツトとを互いに嵌合させたと
き上記と逆変形して(両端より中央部が強度が
徐々に弱くなつて変形しやすい)逆反りを発生し
て第1ルーバー材や第2ルーバー材が真つ直ぐに
なるものであつて、反りのない格子ルーバーを簡
単に得ることができるのである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例の正面図、第2図
a,b,cはスリツトによる変形を説明する説明
図、第3図は同上の組み立て時の変形を示す斜視
図、第4図は同上の他の実施例を示す正面図、第
5図a,bは同上のスリツトによる変形を説明す
る説明図、第6図は従来例の分解斜視図、第7図
は同上の組み立て後の全体を示す斜視図、第8図
は同上のかしめるときの状態を説明する斜視図、
第9図は同上のかしめるときの変形を示す説明
図、第10図は従来例の反りを示す斜視図であつ
て、1は第1ルーバー材、2は第2ルーバー材、
4はスリツトである。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 第1ルーバー材と、第1ルーバー材に対して直
    交する第2ルーバー材とよりなり、第1ルーバー
    材の上部に長手方向に等間隔に設けたスリツトと
    第2ルーバー材の下部に長手方向に等間隔に設け
    たスリツトとを互いに嵌合させて第1ルーバー材
    のスリツトにて第2ルーバー材の上部を挟むと共
    に第2ルーバー材のスリツトにて第1ルーバー材
    の下部を挟み、上記第1ルーバー材及び第2ルー
    バー材のスリツトを、長手方向の中央に位置する
    スリツトから両端に位置するスリツトに向かつて
    徐々に幅が小さくなるようにしたりスリツトの高
    さが徐々に低くなるようにしたりして中央に位置
    するスリツトから両端に位置するスリツトに向か
    つて打ち抜き加工時の変形量が徐々に小さくなる
    ようにして成る格子ルーバー。
JP13884184U 1984-09-13 1984-09-13 Expired JPH028979Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13884184U JPH028979Y2 (ja) 1984-09-13 1984-09-13

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13884184U JPH028979Y2 (ja) 1984-09-13 1984-09-13

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6153422U JPS6153422U (ja) 1986-04-10
JPH028979Y2 true JPH028979Y2 (ja) 1990-03-05

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ID=30697236

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JP13884184U Expired JPH028979Y2 (ja) 1984-09-13 1984-09-13

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JPS6153422U (ja) 1986-04-10

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