JPH06256B2 - ひずみ防止の穴明け加工方法 - Google Patents

ひずみ防止の穴明け加工方法

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JPH06256B2
JPH06256B2 JP59178778A JP17877884A JPH06256B2 JP H06256 B2 JPH06256 B2 JP H06256B2 JP 59178778 A JP59178778 A JP 59178778A JP 17877884 A JP17877884 A JP 17877884A JP H06256 B2 JPH06256 B2 JP H06256B2
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JP
Japan
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punching
plate material
hole
die
forming
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JP59178778A
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JPS6156745A (ja
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正司 宮崎
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Toshiba Corp
Original Assignee
Tokyo Shibaura Electric Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPH06256B2 publication Critical patent/JPH06256B2/ja
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Expired - Lifetime legal-status Critical Current

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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B21MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
    • B21DWORKING OR PROCESSING OF SHEET METAL OR METAL TUBES, RODS OR PROFILES WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
    • B21D28/00Shaping by press-cutting; Perforating
    • B21D28/24Perforating, i.e. punching holes

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Perforating, Stamping-Out Or Severing By Means Other Than Cutting (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の技術分野〕 本発明は板材に複数の穴を打抜きにより形成した際、ひ
ずみにより板材に反り等を生ずることを防止できるよう
にした穴明け加工方法に関する。
〔発明の技術的背景〕
例えば電子レンジにあっては、第4図に示すように、扉
1に接触片2を取付け、扉1の閉時にこの接触片2が本
体3に接することによつて電磁波が外に漏れることのな
いようにしている。また、扉1には電磁波の漏れを防止
しつつ調理室4内を見得るようにするために多数の小さ
な穴5を有するスクリーン板6を取付けている。そし
て、最近この接触片2とスクリーン板6とを第5図に示
すように金属板のプレス加工により一体に形成すること
が考えられており、この場合の加工手順は、まず金属板
に多数の穴5を打抜きにより形成し、次に絞り成形等し
て第5図に示す形状に成形するものである。
〔背景技術の問題点〕
しかしながら上記の加工手順によれば、穴5の打抜き
後、金属板は第6図に示すようにポンチによる穴5の打
抜き開始側の全体が凹状となるような反りを生じ、次の
絞り成形等の後加工に支障をきたすと共にその反りが加
工完了後も残つたままとなる。このように金属板に反り
が生ずる理由は、第7図に示すようにポンチ7による穴
5の打抜き時に金属板がポンチ7の大きな圧下力によつ
てダイス8上に押付けられ、これにより材料が矢印Aで
示すようにダイス8側に流れる結果、穴5の周囲部のう
ちポンチ7による打抜き開始側たる上面側が縮み方向に
ひずむと共にダイス8側たる下面側は反対に伸び方向に
ひずみ、これらがため第6図に示すような反りを発生す
るものと考えられる。
〔発明の目的〕
本発明の目的は、穴明け加工後においてひずみを生じた
状態となることを防止して、板材が反り等の変形を生ず
ることを防止できるひずみ防止の穴明け加工方法を提供
するにある。
〔発明の概要〕
本発明は、1枚の板材に複数の穴を打抜きにより形成す
る穴明け加工において、前記板材を受け型の平面状受け
面にセットして該1枚の板材の両面のうち、前記平面状
受け面に接する面とは反対側の一面に押圧用ポンチを押
付けて複数個の凹部を形成し、この後、打抜穴を有した
打抜きダイスに前記板材をセットして前記凹部の近傍を
該凹部の形成側の面から打抜用ポンチにより打抜くこと
によって穴を形成することを特徴とするもので、凹部の
形成により穴の打抜きによって縮み方向にひずみ側の面
に予め延び方向のひずみを付与し、最終的に凹部形成時
のひずみと穴形成時のひずみとが相殺されて板材に反り
等の変形が生ずることを防止するようにしたものであ
る。
〔発明の実施例〕
以下本発明の一実施例を第1図及び第2図に基づいて説
明する。
第1図において、11は第5図に示すような電子レンジ
の接触片2とスクリーン板6とを一体に形成するための
金属製の板材、12はこの板材11を加工する順送プレ
ス型であり、板材11は順送プレス型12のダイス13
に対し矢印B方向にーピッチずつ移送される。そして、
順送プレス型11のーステーションにおいて、下型であ
るダイス13は受け型として構成され、その上面は凹凸
のない平面状受け面とされていると共に、上型(図示せ
ず)には角形の押圧用ポンチ14が例えば四列に多数設
けられている。また、次のステーションにおいて、ダイ
ス13は打抜き穴15を有した打抜きダイスとして構成
され、上型には打抜穴15に対応して丸形の打抜用ポン
チ16が二列に多数設けられている。尚17はストリッ
パプレートである。
さて、プレスが作動してダイス13上にセットされた1
枚の板材11がーピッチ送られると、押圧用ポンチ14
が下降して板材11の上下両面のうち、ダイス13の上
面に接する面とは反対側の面である上面に強く押付けら
れ、この押付けによって板材11の上面に第1図及び第
2図(a)に示すように角形の凹部18が形成される。こ
のとき、板材11を受けるダイス13の上面(受け面)
は凹凸のない平面状をなしているから、押圧用ポンチ1
4の押付けにより、板材11に形成される凹部18が一
部切断されたり、板材11の下面側に凸部となつて膨ら
み出たりするおそれはない。従って、板材11の上面側
の凹部18の形成にもかかわらず、下面側は平面状のま
まとなる。そして、この後板材11が更に−ピッチ送ら
れると、打抜き用ポンチ16が下降しダイス13の打抜
穴5との協働作用によって板材11のうち凹部18によ
って囲まれた該凹部18近傍部位に円形の穴19が打抜
き形成される。尚、上記説明では両ポンチ14及び16
が別々に下降するように述べたが、実際には両ポンチ1
4及び16は板材11がーピッチ送られる都度同時に下
降し、凹部18及び穴19が同時に形成されるものであ
り、板材11の送り方向との関係で凹部18の形成後、
該凹部18近傍に穴19が打抜き形成されるものであ
る。そして、穴19形成後板材11は絞り加工され、第
5図に示す形状に成形されるものである。ちなみに、板
材11の板厚は0.6mm、穴19の配列ピッチCは1.4mmで
ある。
上記構成によれば、穴19を打抜き形成する前行程で板
材11の上面に予め凹部18を形成するので、この凹部
18の形成によりその周りが横方向に押拡げられるよう
になつて伸び方向のひずみを生ずるようになる。そし
て、この後の穴19形成時において、板材11の上下両
面のうち打抜用ポンチ16の打抜き開始側の面たる上面
が縮み方向にひずむと共にダイス13側の面たる下面が
伸び方向にひずむが、これらのひずみは凹部18形成時
に予め付与されているひずみにより相殺され、穴19形
成後に板材11が反り等の大きな変形を生ずることはな
い。しかも、凹部18の形成後に穴19を明けるので、
逆に穴19の形成後に凹部18を形成する場合とは異な
り、穴19が凹部18の形成により変形するおそれがな
く、穴19を正規の形状に明けることができる。また、
凹部18の形成によりその周りが加工硬化するため、穴
19の打抜き時に板材11がダイス13から跳ね上がろ
うとする力に対する抵抗性が高まり、跳ね上がりに基づ
く変形防止にも有効となる。従ってその後の絞り加工を
良好に行い得ると共に、反り等変形が生じた部品として
完成されることもない。
第3図は他の実施例を示すもので、これは板材11に環
状の凹部20を形成し、この後この凹部20の中心部分
に穴19を打抜き形成したものである。このようにして
も上記実施例と同様の効果を奏する。
尚、本発明は上記し且つ図面に示す実施例に限定される
ものではなく、板材に複数個の穴を打抜き形成する場合
に広く適用できるものである。
〔発明の効果〕
本発明は以上説明したように、板材に予め凹部を形成す
ることにより穴の打抜きによって縮み方向にひずむ側の
面に伸び方向のひずみを付与することができるので、穴
形成時に生ずるひずみが予め凹部形成により付与されて
いるひずみと相殺され、従って穴明けによって板材に反
り等の大きな変形が生ずることを防止でき、しかも穴
を、凹部形成の影響を受けることなく、正規の形状に明
けることができるという著効を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図は本発明の一実施例を示し、第1図は
順送プレス型の断面図、第2図(a)及び(b)は夫々凹部及
び穴の加工形態を示す平面図であり、第3図は本発明の
他の実施例を示す破断斜視図、第4図は電子レンジの部
分縦断側面図、第5図は接触片とスクリーン板との一体
物の斜視図、第6図は従来方法による変形状態を示す断
面図、第7図は穴の打抜き過程を示す断面図である。 図中、11は板材、12は順送プレス型、13はダイス
(受け型、打抜きダイス)、14は押圧用ポンチ、15
は打抜穴、16は打抜用ポンチ、18は凹部、19は
穴、20は凹部である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】1枚の板材に複数の穴を打抜きにより形成
    する穴明け加工において、前記板材を受け型の平面状受
    け面にセットして該1枚の板材の両面のうち、前記平面
    状受け面に接する面とは反対側の一面に押圧用ポンチを
    押付けて複数個の凹部を形成し、この後、打抜穴を有し
    た打抜きダイスに前記板材をセットして前記凹部の近傍
    を該凹部の形成側の面から打抜用ポンチにより打抜くこ
    とによって穴を形成することを特徴とするひずみ防止の
    穴明け加工方法。
JP59178778A 1984-08-27 1984-08-27 ひずみ防止の穴明け加工方法 Expired - Lifetime JPH06256B2 (ja)

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JPH098475A (ja) * 1995-06-15 1997-01-10 Murata Mfg Co Ltd 電子部品用端子連のピッチコントロール方法

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