JP2526355B2 - 放熱フィンの製造方法 - Google Patents

放熱フィンの製造方法

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JP2526355B2
JP2526355B2 JP4247977A JP24797792A JP2526355B2 JP 2526355 B2 JP2526355 B2 JP 2526355B2 JP 4247977 A JP4247977 A JP 4247977A JP 24797792 A JP24797792 A JP 24797792A JP 2526355 B2 JP2526355 B2 JP 2526355B2
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大関民男
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株式会社アクティー
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、LSIパッケージ等の
各種電子機器に取付けて用いる放熱フィンの製造方法に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】例えば、特開平4−199736号公報
所載の技術がある。
【0003】この技術は、放熱フィンの構成単位体を、
平板状の接合部に単一なピンを立設して構成し、該構成
単位体の接合部を互いに接合して放熱フィンを得るよう
にしたものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前記の従来例は、構成
単位体を接合部と単一のピンで構成するため、放熱フィ
ンを得るための構成単位体の接合作業が煩雑で、殊に、
小形な放熱フィンを得るためにそれに対応して構成単位
体が小さくなり取扱いが尚一層煩雑となり、放熱フィン
の大きさによっては前記従来例の方法では製造不可能な
場合がある。また、従来例では、放熱フィンごとに電子
機器を取り付けて用いるため、電子機器ごとに放熱フィ
ンを用意しなければならず、装置全体としてそれだけ大
形となる。
【0005】
【課題を解決するための手段】金属板を型抜いて連結片
と多数の細杆とから成る構成単位体を成形する工程と、
連結片に他の構成単位体の連結片に備えたものと互いに
係合する突子と突子用係合部を成形する工程とを同時又
は異時に経た後、細杆部を圧縮して連結片の板厚より薄
くし、しかる後、連結片に設けた突子と突子用係合部を
隣接する他の構成単位体の連結片に形成した突子用係合
部と突子にそれぞれ係合して適宜数の構成単位体を互い
に接続し、接続した各構成単位体に適宜手段で互いに固
定するようにしたものである。
【0006】
【実施例】本発明は、総じていえば、アルミニウム製の
素材板をプレスにより型抜いて構成単位体を成形し、該
構成単位体を二次加工を施して適宜数互いに接続して放
熱フィンを得るものである。
【0007】
【第一実施例】図1ないし図4で第一実施例を示し、図
1で示すように、アルミニウム製の素材板10から同時
に複数個の構成単位体1…を得ることを第一次工程とす
る。この第一次工程で得た構成単位体1は、図2で示す
ように連結片2と該連結片2の長手方向に沿う一端に適
宜数の細杆3,3…を列設して構成し、連結片2の適所
には隣接して接続する他の単位体の連結片に備えたもの
と互いに係合する突子4と突子用係合部5を設けてあ
り、これら突子4と突子用係合部5は前記の型抜き操作
と同時に行うが、これを異時に行っても良い。
【0008】そして、図3で示すように、細杆3部をプ
レスにより圧縮して該細杆3部の板厚を連結片2の板厚
より薄くし、しかる後、突子4と突子用係合部5を互い
に係合して複数個の構成単位体1,1…を互いに接続
し、該接続状態を適宜手段で固定してピン形放熱フィン
Aを得、この放熱フィンAの基盤7の片面にLSIパッ
ケージ等で電子機器Bを取付け、該電子機器Bから生じ
る熱の放熱具として用いるのである。
【0009】また、前記工程中において、構成単位体1
を得るための型抜き工程は、例えば、図9で示すような
帯状体を作成し、これを適宜の長さに切断し、次いで、
突子4や突子用係合部5を形成する工程を経るようにし
ても良い。
【0010】構成単位体の接続状態を固定するには、溶
接手段或いは連結片に透孔を適宜形成し、この透孔に別
体の連結杆を貫通させる手段などがある。
【0011】構成単位体1,1間に、該構成単位体1の
連結片2とほぼ同形のスペーサ片(連結片2と共に基盤
7の構成材とする)を介在させ、放熱フィンAを得る手
段もある。
【0012】スペーサ片を介在させたり、連結片2と細
杆3との間にいわば段部を形成させたりするのは、構成
単位体1,1間の空気の流通を良好にして放熱効果を高
めるためであるが、この意味では素材板10に予め段部
を形成して、これをプレス抜きする手段も考えられる。
【0013】構成単位体1の素材は必ずしもアルミニウ
ムに限定しなくても良いことは勿論である。
【0014】
【第二実施例】図5ないし図8は第三実施例を示し、こ
の第二実施例のものは、第一実施例のものが、連結片2
の長手方向に沿う一端に細杆3,3…を列設して構成単
位体1を構成させたものであるに対し、一対の連結片
2,2を備え、該連結片2,2間に細杆3,3…を配し
たもので残余は第一実施例と同様に形成される。
【0015】そして、この第二実施例によって得た放熱
フィンAは図6で示すように一対の基盤7,7に選択的
に又はそれぞれに電子機器Bを取付けて放熱効果を期待
するものである。
【0016】図8仮想線で示すごとく、放熱フィンAに
一対の電子機器B,Bを取り付けて用いるようにする
と、該電子機器B,Bを備えた装置全体の小型化を図
れ、また、一対の電子機器の連結材として機能させるこ
とができる。
【0017】
【発明の効果】本発明によれば、総じて、金属板を型抜
いて連結片と多数の細杆とから成る構成単位体を形成
し、この構成単位体を連結片部において重合接続するも
のであるから、前記従来例のごとく各構成単位体の取扱
い上の煩雑さを回避して小形のピン形放熱フィンを簡単
に得られ、また、構成単位体の細杆は連結片を介して一
体となっているから構成単位体の細杆間の熱伝導が能率
的に行われる製品を簡単に得ることができる。
【0018】殊に、工程中に、細杆部を連結片の板厚よ
り薄くする工程を含むから、構成単位体を接続して製品
としたとき必然的に細杆部間に隙間が生じ、この隙間を
通じて空気の流通が良好に行われるから放熱効果の優れ
た製品を得られる。
【0019】また、工程中において、各構成単位体は、
突子用係合部の係合関係によっていわば仮接続されるか
ら、機械的量産に好適な製法を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】素材板と構成単位体の関係を示す正面図。
【図2】構成単位体の斜視図。
【図3】二次加工後の構成単位体の斜視図。
【図4】製品の断面図。
【図5】第二実施例の素材板と構成単位体の関係を示す
正面図。
【図6】同じく構成単位体の斜視図。
【図7】同じく二次加工後の構成単位体。
【図8】同じく製品の斜視図。
【図9】帯状体の正面図。
【符号の説明】
1 構成単位体 2 連結片 3 細杆 4 突子 5 突子用係合部 7 基盤 A 放熱フィン B 電子機器

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 金属板を型抜いて連結片と多数の細杆と
    から成る構成単位体を成形する工程と、連結片に他の構
    成単位体の連結片に備えたものと互いに係合する突子と
    突子用係合部を成形する工程とを同時又は異時に経た
    後、細杆部を圧縮して連結片の板厚より薄くし、しかる
    後、連結片に設けた突子と突子用係合部を隣接する他の
    構成単位体の連結片に形成した突子用係合部と突子にそ
    れぞれ係合して適宜数の構成単位体を互いに接続し、接
    続した各構成単位体に適宜手段で互いに固定することを
    特徴とする放熱フィンの製造方法。
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