JP7109076B2 - 基板吸着固定ステージ及びボール搭載装置 - Google Patents
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Description
図1は、ボール搭載装置10の全体構成を示す平面図である。なお、以降に説明する図は、図1において紙面の左右方向をX方向、X軸に直交する方向をY方向、紙面に垂直な方向をZ方向(高さ方向)と記載し説明する。ボール搭載装置10は、導電性ボール12(図9参照)を搭載すべき基板14をストックする基板ストッカ15と、プレアライナ16に基板14を搬送し、さらに、プレアライナ16から基板吸着固定ステージ17に基板14を搬送する基板搬送ロボット18と、基板14にフラックスF(図2参照)を印刷するフラックス印刷装置19と、フラックスFが印刷された基板14に導電性ボール12を振り込むボール振込装置21と、を有している。さらに、ボール搭載装置10は、フラックス印刷用マスク23の裏面に付着した余分なフラックスFを除去するクリーニング装置24を有している。
図2は、基板14の構成の1例を示す図であり、図2(a)は平面図、図2(b)は、図2(a)の点線で囲まれた領域Aを拡大して示す図、図2(c)は、パッド電極部を拡大して示す部分断面図である。図2は、再配線された基板14の1例を示しており、上面14aには多数のパッド電極50が形成されている。図2では、点線Aで囲まれたパッド電極群51が縦方向に5個、横方向に5個設けられた例を表しているが、数や配列はこれに限定されない。また、パッド電極50の数や配列も1例であって限定されない。なお、パッド電極50が、基板14の上面14aに設けられた凹部内に形成されていてもよい。
図3は、基板吸着固定ステージ17の構成を示す図であり、なお、図3は、図4(a)のD-D切断線で切断された断面に相当する構成を表している。基板吸着固定ステージ17は、基板14を吸着する第1プレート52と、第1プレート52の下方に配置される第2プレート53とを有している。第1プレート52と第2プレート53とは、ストライプ状の樹脂層54を挟んで磁気的に密着する。第1プレート52は、基板14を吸着するための複数の真空吸引孔55を有する第1プレート本体56と、第1プレート本体56の平面一方向(図3ではX方向)に交互に隙間を有して配列される複数の磁性体部A及び磁性体部Bと、から構成されている。第1プレート本体56は非磁性材料で形成されている。なお、樹脂層54の厚みは磁気的には薄いほどよいが、本例においては1mmとした。樹脂層54は、耐圧縮性、耐熱性及び摺動性が優れた材料が好ましく、例えば、アラミド樹脂などである。
図9は、ボール搭載方法の主要工程を示す工程説明図である。なお、図9は、各構成要素を簡略化して表している。図9(a)は、基板14を吸着した基板吸着固定ステージ17をボール配列用マスク11の下方に移動した状態を示している。基板14には、フラックス印刷装置19によってパッド電極50上にフラックスFが印刷されている(図2(c)参照)。基板吸着固定ステージ17は、予めアクチュエータ60によって第2プレート53を磁性体部Cが磁性体部Aに重ならない位置で、磁性体部Bに近接する位置(磁束密度が最少の位置)に移動させている。つまり、基板搬送ロボット18によって基板14を基板吸着固定ステージ17に搬送し、基板14を吸着固定し、フラックス印刷工程を経てボール振込装置21に移動するまでの基板搬送経路においては、第1プレート52と第2プレート53とが磁性体部A,Bから上方に向かう磁束密度が低い状態で基板14を搬送する。
Claims (7)
- 磁性材料で形成されたボール配列用マスクに設けられたボール配列用孔から導電性ボールが振り込まれる基板を吸着固定し、ボール振込時に前記ボール配列マスクを前記基板に密着する基板吸着固定ステージであって、
前記基板を吸着するための真空吸引孔を有し、複数の磁性体部A及び磁性体部Bが平面一方向に隙間を有して交互に配列固定される第1プレートと、
前記第1プレートの前記ボール配列用マスクに対して反対面側に配置されており、平板のマグネットに複数の磁性体部Cの各々が複数の前記磁性体部Aの一つひとつと対向する位置に配列固定される第2プレートと、
前記磁性体部Cが前記磁性体部Aに平面的に重なる位置と、前記磁性体部Cが平面方向に前記磁性体部Aから離れ、かつ前記磁性体部Bに近接する位置と、に前記第2プレートを前記第1プレートに対して平行に移動するアクチュエータと、
を有する、
ことを特徴とする基板吸着固定ステージ。 - 請求項1に記載の基板吸着固定ステージにおいて、
前記第1プレートは、前記磁性体部A、前記磁性体部B及びこれらを保持固定する非磁性材料で形成される第1プレート本体を有しており、
前記第2プレートは、前記第1プレートに対して反対面側で前記マグネットを保持固定する非磁性材料で形成されるバックプレートを有している、
ことを特徴とする基板吸着固定ステージ。 - 請求項1又は請求項2に記載の基板吸着固定ステージにおいて、
前記磁性体部A及び前記磁性体部Cの幅寸法は同じであり、
前記第2プレートの移動方向における前記磁性体部Aと隣り合う前記磁性体部Bとの間の距離は前記磁性体部Cの幅寸法よりも大きい、
ことを特徴とする基板吸着固定ステージ。 - 請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の基板吸着固定ステージにおいて、
前記第2プレートの最大移動量は、前記磁性体部Aと隣り合う前記磁性体部Bとの間の距離と同じである、
ことを特徴とする基板吸着固定ステージ。 - 請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の基板吸着固定ステージにおいて、
前記マグネットは四角形であり一辺をN極とし対辺をS極としたときに、複数の前記磁性体部Cは前記一辺側から前記対辺側に順に配列されており、
前記磁性体部Cの配列に従って、前記マグネットの極性が前記一辺側からN-S、S-N、N-SというようにN極とS極とが交互に配置されている、
ことを特徴とする基板吸着固定ステージ。 - 請求項1から請求項5のいずれか1項に記載の基板吸着固定ステージにおいて、
前記第1プレートは、前記第2プレート側の裏面に樹脂層で形成されたストライブ状の凸条部を有し、
前記凸条部の頂面は前記第2プレートに接し、前記凸条部間の溝部には前記真空吸引孔が連通している、
ことを特徴とする基板吸着固定ステージ。 - 磁性材料で形成されたボール配列用マスクに設けられたボール配列用孔から導電性ボールを基板に振り込むボール搭載装置であって、
請求項1から請求項6のいずれかに記載の基板吸着固定ステージと、
前記ボール配列用マスク上に供給された前記導電性ボールを前記ボール配列用孔から前記基板に振り込むボール振込用スキージと、
を有し、
前記磁性体部Cと前記磁性体部Aとが平面的に重なる位置で前記ボール配列用マスクを前記基板に吸着した後に前記ボール振込用スキージを駆動してボール振込を行い、前記磁性体部Cが平面方向に前記磁性体部Aから離れ、かつ前記磁性体部Bに近接する位置に前記第2プレートを移動した後、前記ボール振込用スキージを前記ボール配列用マスクから離間させ、前記ボール配列用マスクを前記基板から版離れさせるように制御する制御部をさらに有する、
ことを特徴とするボール搭載装置。
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JP2018181042A JP7109076B2 (ja) | 2018-09-26 | 2018-09-26 | 基板吸着固定ステージ及びボール搭載装置 |
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