JP6954185B2 - 車両後部構造 - Google Patents

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Description

本発明は、車両後部構造、特にリアホイール(後輪)用のアブソーバの取付部周辺の構造に関する。
車両の後部には、リアホイールが位置し、その上部が車両ボディーのリアホイールハウスに収容される。また、リアホイールの回転軸はショックアブソーバ(ダンパ:緩衝部材)などを介しリアホイールハウスやその周辺の車両ボディーに支持される。
特許文献1には、車両後部において、リアピラーとリアクロスメンバとの間に補強部材(ガセットとアッパスチフナ)を設け、環状骨格を形成する構造が開示されている。また、ホイールハウスのダンパ取付部と補強部材との間に連結部材を設け両者を連結している。
そして、このような構成により、ダンパ取付部に印加される荷重を効率よく分散させることができることが記載されている。
特開2017−124687号公報
ここで、特許文献1の構成によれば、ダンパ取付部からの荷重を一部に集中させることなく分散できるが、アッパスチフナと連結部材の両方を設けるため質量が増加してしまう。
本発明は、質量の増加を抑制しつつ、荷重の集中を低減できる車両後部構造を提供する。
本発明は、車両の後部においてリアホイールを収容するリアホイールハウスと、前記リアホイールハウスの上方に位置する後部ピラーと、前記リアホイールハウスと前記後部ピラーとの間に設けられるルーフサイドインナと、前記リアホイールハウスの外側部材であるリアホイールハウスアウタと、前記リアホイールハウスの内側部材であり、前記リアホイールにショックアブソーバを介し接続されるアッパサポートと、を有する車両後部構造であって、一端側が前記後部ピラーに接続され、他端側が前記アッパサポートに結合される補強部材と、をさらに含み、前記補強部材は、前記後部ピラーとの結合部では前記ルーフサイドインナとも結合され、前記アッパサポートとの結合部では前記リアホイールハウスアウタとも結合され、前記2つの結合部の中間位置の結合部では前記ルーフサイドインナのみに結合される。
前記結合部では、溶接により結合されるとよい。
前記補強部材と、前記後部ピラーと前記ルーフサイドインナとの結合は、3枚を重ねた状態での溶接であり、前記2つの結合部の中間位置の結合は、2枚を重ねた状態での溶接であるとよい。
本発明によれば、車両後部構造における質量増加を抑制しつつ、アッパサポートからの荷重が一部に集中することを抑制できる。
実施形態に係る車両後部構造(車外視)を示す。 実施形態に係る車両後部構造(室内視)を示す。 図1におけるY−Y断面を示す図である。 アッパサポートの車室内側から見た斜視図である。 図1におけるX−X断面を示す図である。 図5の構造の変形後を示す図である。
以下、本発明の実施形態について、図面に基づいて説明する。なお、本発明は、ここに記載される実施形態に限定されるものではない。
図1、図2には、実施形態に係る車両後部構造を示してある。図1は車外視、図2は室内視である。
この車両後部構造は、リアホイールの上方に当たる部分の構造である。図示のように、後部ピラー12が車両ボディーの側面上部において、後方に向かって徐々に下方に位置するように傾斜して配置されている。後部ピラー12は、前後方向に伸びる四角柱状の部材であるが、その前下側にはフランジ状の平板部12aが設けられている。
後部ピラー12の前下側には、ルーフサイドインナ14が設けられている。ルーフサイドインナ14は、平板部12aの内側に位置する。ルーフサイドインナ14は、その内部に開口14aを有し、車両側面において後方に向かって面積が小さくなる略三角形状の板材である。
ルーフサイドインナ14の下方には、リアホイールの上部を収容するリアホイールハウス16が設けられている。図3(図1におけるY−Y断面)に示すように、リアホイールハウス16は、外側部材であるリアホイールハウスアウタ18と、内側部材であるアッパサポート20とから構成され、下方が開放され、リアホイールの上部を内外から覆う。リアホイールハウスアウタ18は外に向けて膨出しており、アッパサポート20は内側に向けて膨出している。
アッパサポート20は、例えば図4に示すような形状を有する。室外側には前後および上側にリアホイールハウスアウタ18と接続されるフランジ部20aが形成され、前後方向の両端に車室側に突出する一対の壁部20bが設けられている。両壁部20bの中間部が凹部20cとなっており、凹部20cの底部にアブソーバ取付部22が形成されている。
図において、アブソーバ取付部22は、開口として示したが、公知の構成が適宜採用される。そして、ショックアブソーバの上端がアブソーバ取付部22に支持されることで、後輪の車軸が、ショックアブソーバを介しアッパサポート20に支持される。なお、アッパサポート20は、リアホイールハウス16の内側面を構成しており、リアホイールハウスインナとも呼ばれる。アッパサポート20のアブソーバ取付部22は、比較的強度が強い部材で構成される。
また、本実施形態では、一端が後部ピラー12、他端がアッパサポート20に接続される補強部材として、リンフォース24を有する。このリンフォース24は、主にルーフサイドインナ14の外側(車外側)に位置している。
そして、このリンフォース24は、各部材とスポット溶接などで接続され、車両後部構造を補強する。ここで、図5には、図1のX−X断面図が示されている。また、○印で溶接の打点(結合部)を示してある。後部ピラー12の後側端部には、外側にリンフォース24の前側端部、内側にルーフサイドインナ14の前側端部が重ねられ、ここが溶接される(溶接部A)。従って、この溶接部Aは3枚の板材を溶接する3枚打点となっている。また、図1に示すように、この溶接部Aは、3か所の打点が含まれる。
溶接部Aから前方側では、外側にリンフォース24、内側にルーフサイドインナ14が重なっており、この部分に溶接部Bが設けられる。この溶接部Bは2枚の板材を溶接する2枚打点となっている。また、図1に示すように、この溶接部Bは、2か所の打点が含まれる。
次に、リンフォース24の前下方には、溶接部Cが設けられる。この溶接部Cでは、内側にリアホイールハウスアウタ18、真ん中にルーフサイドインナ14、外側にリンフォース24が重なっている。この溶接部Cは3枚の板材を溶接する3枚打点となっている。この溶接部Cは、2か所の打点が含まれる。
リンフォース24のさらに下方には、溶接部Dが設けられる。この溶接部Dでは、内側にアッパサポート20、真ん中にリアホイールハウスアウタ18、外側にリンフォース24が重なっている。この溶接部Dは3枚の板材を溶接する3枚打点となっている。この溶接部Dは、5か所の打点が含まれる。また、アッパサポート20は、ショックアブソーバのアブソーバ取付部22を有しおり、比較的厚い剛性の高い材料で形成される。
このように、本実施形態においては、ショックアブソーバのアブソーバ取付部22があるアッパサポート20と車両の剛性構造部材である後部ピラー12を接続するリンフォース24を有する。そして、溶接部Bにおいては2枚打点として、その他を3枚打点としている。
ここで、溶接部A〜Dの剛性を考えると、溶接部Aは中、溶接部Bは低、溶接部Cは中、溶接部Dは高となる。これは、2枚打点に比べ3枚打点の方が剛性が高く、アッパサポート20は、他の部材に比べ厚くそれ自体の剛性が高いからである。
このように、本実施形態では、剛性の高いアッパサポート20と後部ピラー12とをリンフォース24で接続するとともに、このリンフォース24の溶接打点の剛性を両側で比較的大きく、中間位置で比較的小さくし、剛性が段階的に変化するようにした。これによって、アブソーバ取付部22にアブソーバからの力が入力された場合に、アブソーバ取付部22と後部ピラー12間で剛性が少しずつ変化することにより、局所的な変形量が減少し、応力を低減することができる。特に、本実施形態では、力の入力があるアッパサポート20側から、打点の剛性を高、中、低、中としている。従って、各打点における剛性の変化が小さく、これによって、局所的な変形を効果的に抑制できる。
図6には、比較的大きな力を受けて変形した状態を示してある。全体として湾曲して、局所的な変形量が抑制されていることがわかる。
上述の説明では、部材の結合には、溶接を用いたが、接着などを用いてもよい。
12 後部ピラー、14 ルーフサイドインナ、16 リアホイールハウス、18 リアホイールハウスアウタ、20 アッパサポート、22 アブソーバ取付部、24 リンフォース。

Claims (1)

  1. 車両の後部においてリアホイールを収容するリアホイールハウスと、
    前記リアホイールハウスの上方に位置する後部ピラーと、
    前記リアホイールハウスと前記後部ピラーとの間に設けられるルーフサイドインナと、
    前記リアホイールハウスの外側部材であるリアホイールハウスアウタと、
    前記リアホイールハウスの内側部材であり、前記リアホイールにショックアブソーバを介し接続されるアッパサポートと、
    を有する車両後部構造であって、
    一端側が前記後部ピラーに接続され、他端側が前記アッパサポートに結合される補強部材と、
    をさらに含み、
    前記補強部材は、前記後部ピラーとの結合部では前記ルーフサイドインナとも結合され、前記アッパサポートとの結合部では前記リアホイールハウスアウタとも結合され、前記2つの結合部の中間位置の結合部では前記ルーフサイドインナのみに結合される、
    車両後部構造。
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