JP6909296B2 - 扉開閉機構 - Google Patents

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Description

本発明は扉を開閉する扉開閉機構に関する。
従来の扉開閉機構は特許文献1に開示されている。この扉開閉機構は前面に開口面を有する本体部の一端部に扉が鉛直な枢支軸で枢支され、扉が回動して開口面を開閉する。本体部の上下の壁面には枢支軸を形成する一対のヒンジピンが鉛直に配される。下方のヒンジピンの座面には水平に対して周方向に傾斜する第1傾斜面及び第2傾斜面が形成される。扉の上下面にはヒンジピンが嵌合するベアリング部が設けられる。下方のベアリング部の下面には下方に突出する従節が設けられる。
従節は、扉の閉止状態からの回動角度が第1回動角度以下になった際に第1傾斜面に摺動して、第2回動角度以上になった際に第2傾斜面に摺動するように位置決めされる。
扉を閉じた状態から開くと、従節が第1傾斜面に摺動して上昇する。扉を第2回動角度まで開いて従節が第2傾斜面上に配されると、扉が自重により開く方向に付勢される。従節は扉の自重により第2傾斜面に摺動して降下し、扉が開かれる。これにより、扉を閉じる方向に弱い力が加わっても従節が第2傾斜面に当接して扉を開いた状態を保持することができる。
扉を開いた状態から閉じると従節が第2傾斜面に摺動して上昇する。扉を第1回動角度まで閉じて従節が第1傾斜面上に配されると、扉が自重により閉じる方向に付勢される。従節は扉の自重により第1傾斜面に摺動して降下し、扉が閉じられる。これにより、扉が自閉され、半ドア状態を防止することができる。
特開2007−24460号公報(第4頁−第8頁、第12図)
しかしながら、上記従来の扉開閉機構によると、第1回動角度が小さいと、扉を閉じる際に従節が第1傾斜面に到達せずに扉の半ドア状態が生じる場合がある。一方、第1回動角度が大きいと、所望の位置まで扉を開いた際に従節が第1傾斜面上から脱け出ずに使用者の意図に反して扉が自閉する場合がある。従って、扉開閉機構の利便性が悪い問題があった。
本発明は、利便性を向上できる扉開閉機構を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために本発明の扉開閉機構は、開口面を有する本体部と、前記開口面を開閉する扉とを備えた扉開閉機構において、所定の第1自閉開始位置から前記扉を閉じた第1自閉終了位置までの間で前記扉を閉じる方向に付勢する第1自閉機構部と、前記第1自閉開始位置よりも扉開放側の第2自閉開始位置から前記第1自閉開始位置よりも扉閉鎖側の第2自閉終了位置までの間で前記扉を閉じる方向に付勢する第2自閉機構部とを備えたことを特徴としている。
また本発明は、上記構成の扉開閉機構において、前記扉を開く際に前記第2自閉機構部による前記扉を閉じる方向の付勢が解除されることを特徴としている。
また本発明は、上記構成の扉開閉機構において、前記第2自閉開始位置の近傍の第1開放開始位置から扉開放側で前記扉を開く方向に付勢する第1開放機構部を備えたことを特徴としている。
また本発明は、上記構成の扉開閉機構において、前記第1開放開始位置が前記第2自閉開始位置よりも扉閉鎖側に配され、前記第1開放機構部の付勢力に抗して前記第2自閉機構部により前記扉が閉じられることを特徴としている。
また本発明は、上記構成の扉開閉機構において、前記本体部及び前記扉の一方に設けられて水平に対して傾斜する第1傾斜面及び第2傾斜面と、前記本体部及び前記扉の他方に設けられて前記扉の自重により前記第1傾斜面及び前記第2傾斜面に摺動する従節とを備え、前記第1自閉機構部が前記第1傾斜面及び前記従節により形成されるとともに、前記第1開放機構部が前記第2傾斜面及び前記従節により形成されることを特徴としている。
また本発明は、上記構成の扉開閉機構において、前記第2自閉終了位置よりも扉閉鎖側の切替位置と前記第1自閉終了位置との間の前記第1自閉機構部による付勢力が、前記切替位置と前記第2自閉終了位置との間の前記第1自閉機構部による付勢力よりも小さいことを特徴としている。
また本発明は、上記構成の扉開閉機構において、前記第2自閉終了位置よりも扉閉鎖側の切替位置と前記第1自閉終了位置との間の前記第1自閉機構部による前記扉の閉じる速度を規制する規制部を備えたことを特徴としている。
また本発明は、上記構成の扉開閉機構において、前記扉を閉じる際に前記規制部が前記第1自閉機構部の付勢力に抗して前記扉を支持し、所定速度で前記扉を閉じる方向に案内することを特徴としている。
また本発明は、上記構成の扉開閉機構において、前記枢支軸が前記扉の両端部に配されて前記扉を両端から択一的に開閉できるとともに、前記第1自閉終了位置から前記扉を開く方向に付勢する一対の第2開放機構部を備え、前記扉の一方を開く際に前記扉を付勢する前記第2開放機構部により、前記扉を他方から閉じる際の前記規制部が形成されることを特徴としている。
また本発明は、上記構成の扉開閉機構において、前記本体部に設けられてモータ駆動により回転する摺動子と、前記扉に設けられて前記摺動子に摺動する一対の第1カム面及び一対の第2カム面とを備え、
前記扉を一方から閉じる前記第2自閉機構部が前記摺動子及び一方の前記第1カム面により形成されるとともに、前記扉の一方を開く前記第2開放機構部が前記摺動子及び一方の前記第2カム面により形成され、
前記扉を他方から閉じる前記第2自閉機構部が前記摺動子及び他方の前記第1カム面により形成されるとともに、前記扉の他方を開く前記第2開放機構部が前記摺動子及び他方の前記第2カム面により形成され、
前記扉の一方を閉じる際に前記摺動子が所定方向に回転して一方の前記第1カム面と摺動し、前記第2自閉終了位置で前記第1カム面から離れ、前記切替位置で前記所定方向の逆方向に回転して前記規制部を形成する他方の前記第2カム面と摺動することを特徴としている。
また本発明は、上記構成の扉開閉機構において、前記第1自閉終了位置で前記摺動子が手動により前記扉を開く際に前記第1カム面及び前記第2カム面と干渉しない退避位置に配されることを特徴としている。
また本発明の冷蔵庫は、上記各構成の扉開閉機構を備え、前記駆動部が前記本体部の上面に設置され、前記枢支軸が鉛直に配されることを特徴としている。
本発明によると、第1自閉開始位置から第1自閉終了位置まで間で扉を付勢する第1自閉機構部と、第1自閉開始位置よりも扉開放側の第2自閉開始位置から第1自閉開始位置よりも扉閉鎖側の第2自閉終了位置までの間で扉を付勢する第2自閉機構部とを備える。このため、扉を閉じる際に第2自閉機構部、第1自閉機構部の順に扉を付勢して広い範囲で扉を自閉させることができ、半ドア状態を防止できる。また、扉を開く際に第2自閉機構部の付勢力を制限すると、扉が使用者の意図に反して閉じられることを防止できる。従って、扉開閉機構の利便性を向上することができる。
本発明の第1実施形態の冷蔵庫を示す正面図 本発明の第1実施形態の冷蔵庫の要部を示す側面断面図 本発明の第1実施形態の冷蔵庫のアングルを示す正面図 本発明の第1実施形態の冷蔵庫の凹凸部を示す上面図 本発明の第1実施形態の冷蔵庫の凹凸部及び従節を示す展開図 本発明の第1実施形態の冷蔵庫を示す上面図 本発明の第1実施形態の冷蔵庫の扉開閉装置の開扉動作を説明する上面図 本発明の第1実施形態の冷蔵庫の扉を開く際の凹凸部及び従節の配置を示す展開図 本発明の第1実施形態の冷蔵庫の扉を開く際の凹凸部及び従節の配置を示す展開図 本発明の第1実施形態の冷蔵庫の扉開閉装置の開扉動作を説明する上面図 本発明の第1実施形態の冷蔵庫の扉を開く際の凹凸部及び従節の配置を示す展開図 本発明の第1実施形態の冷蔵庫の扉開閉装置の開扉動作を説明する上面図 本発明の第1実施形態の冷蔵庫の扉開閉装置の閉扉動作を説明する上面図 本発明の第1実施形態の冷蔵庫の扉開閉装置の閉扉動作を説明する上面図 本発明の第2実施形態の冷蔵庫の凹凸部及び従節を示す展開図 本発明の第3実施形態の冷蔵庫を示す上面図 本発明の第3実施形態の冷蔵庫の扉開閉装置の開扉動作を説明する上面図 本発明の第3実施形態の冷蔵庫の扉開閉装置の開扉動作を説明する上面図 本発明の第3実施形態の冷蔵庫の扉開閉装置の開扉動作を説明する上面図 本発明の第3実施形態の冷蔵庫の扉開閉装置の閉扉動作を説明する上面図 本発明の第3実施形態の冷蔵庫の扉開閉装置の閉扉動作を説明する上面図 本発明の第3実施形態の冷蔵庫の扉開閉装置の閉扉動作を説明する上面図 本発明の第4実施形態の冷蔵庫を示す正面図 本発明の第4実施形態の冷蔵庫の上部を示す斜視図 本発明の第4実施形態の冷蔵庫のアングル及びローラを示す側面断面図 本発明の第4実施形態の冷蔵庫のアングル及びローラを示す正面断面図 本発明の第4実施形態の冷蔵庫のカム機構を示す平面図 図27のA−A断面図 本発明の第4実施形態の冷蔵庫を示す上面図 本発明の第4実施形態の冷蔵庫の扉を開く際のカム機構の動作を説明する平面図 本発明の第4実施形態の冷蔵庫の扉を開く際のカム機構の動作を説明する平面図 本発明の第4実施形態の冷蔵庫の扉開閉装置の開扉動作を説明する上面図 本発明の第4実施形態の冷蔵庫の扉開閉装置の開扉動作を説明する上面図 本発明の第4実施形態の冷蔵庫の扉開閉装置の閉扉動作を説明する上面図 本発明の第4実施形態の冷蔵庫の扉開閉装置の閉扉動作を説明する上面図 本発明の第4実施形態の冷蔵庫の扉開閉装置の閉扉動作を説明する上面図 本発明の第4実施形態の冷蔵庫の扉開閉装置の閉扉動作を説明する上面図
<第1実施形態>
以下に図面を参照して本発明の実施形態を説明する。図1は第1実施形態の冷蔵庫を示す正面図である。冷蔵庫1は断熱箱体から成る本体部2を有し、本体部2には断熱壁9(図2参照)により仕切られる冷蔵室3、冷凍室5、野菜室7が上方から順に形成される。
冷蔵室3の前面の開口面3a(図2参照)は本体部2に鉛直な枢支軸4cで枢支される扉4により開閉される。枢支軸4cは扉4の上下端をそれぞれ支持するヒンジピン21(図2参照)により形成される。冷凍室5の前面の開口面はスライド式の扉6により開閉される。野菜室7の前面の開口面はスライド式の扉8により開閉される。
各扉4、6、8の本体部2に面した周部には冷気漏れを防止するパッキン(不図示)が設けられる。パッキンには本体部2の前面に吸着するマグネット(不図示)が設けられる。
図2は冷蔵室3の下部の詳細を示す側面断面図である。冷蔵室3の扉4は枢支軸4c(図1参照)を形成するヒンジピン21により上下端を支持される。冷蔵室3と冷凍室5との間の断熱壁9の前面にはヒンジピン21を保持するアングル11が取り付けられる。
図3はアングル11の正面図を示している。図2、図3において、アングル11は金属板を断面L字型に屈曲して形成され、鉛直部11vがネジ16により断熱壁9に取り付けられる。アングル11の水平部11hの一端にはヒンジピン21が突設される。ヒンジピン21の座面には複数の傾斜面を有する環状の凹凸部22が形成される。
扉4の下面にはヒンジピン21に嵌合するベアリング部14が取り付けられる。ベアリング部14の下面には凹凸部22に摺動する従節14d(図5参照)が下方に突出して設けられる。
図4は凹凸部22の上面図を示しており、図5は凹凸部22及び従節14dの展開図を示している。凹凸部22は点対称に形成され、図4において時計回りに降下する一対の傾斜面22a(第1傾斜面)と、時計回りに上昇する一対の傾斜面22c(第2傾斜面)とを有している。傾斜面22aの上端と傾斜面22cの上端との間には水平面22dが設けられ、傾斜面22aの下端と傾斜面22cの下端との間には水平面22eが設けられる。
本実施形態では、傾斜面22aはヒンジピン21を中心とした角度が30゜の範囲に形成される。水平面22dはヒンジピン21を中心とした角度が40゜の範囲に形成される。傾斜面22cはヒンジピン21を中心とした角度が20゜の範囲に形成される。
ベアリング部14の下端面に突設される従節14dは凹凸部22の傾斜面22a及び傾斜面22cにそれぞれ面接触する傾斜面14a及び傾斜面14cを有している。扉4は回動により従節14dの頂部が凹凸部22に摺動して上下動する。
従節14dが傾斜面22a上に配されると、扉4は自重により閉じる方向に付勢される。このため、従節14d及び傾斜面22aは扉4を閉じる方向に付勢する第1自閉機構部を構成する。第1自閉機構部は従節14dが傾斜面22aの上端に配された第1自閉開始位置P2と扉4の閉止位置P0(第1自閉終了位置)との間の区間T1で扉4を付勢する。尚、図5は従節14dが閉止位置P0に配された状態を示している。
従節14dが傾斜面22c上に配されると、扉4は自重により開く方向に付勢される。このため、従節14d及び傾斜面22cは扉4を開く方向に付勢する第1開放機構部を構成する。第1開放機構部は従節14dが傾斜面22cの上端に配された第1開放開始位置P3と、傾斜面22cの下端に配された第1開放終了位置P5との間の区間S1で扉4を付勢する。
また、後述するように、モータ52(図6参照)の駆動によって扉4を閉じる方向に付勢する第2自閉機構部及び扉4を開く方向に付勢する第2開放機構部が設けられる。第2自閉機構部は第2自閉開始位置P4と第2自閉終了位置P1との間の区間T2で扉4を付勢する。第2自閉終了位置P1は第1自閉開始位置P2よりも扉閉鎖側に配される。第2自閉開始位置P4は第1開放開始位置P3の近傍で第1開放開始位置P3よりも扉開放側に配される。
第2開放機構部は閉止位置P0と第2開放終了位置との間の区間S2で扉4を付勢する。本実施形態では第2開放終了位置を第2自閉開始位置P4に略一致させており、以下の説明において「第2開放終了位置P4’」という場合がある。
また、第1自閉機構部、第2自閉機構部、第1開放機構部及び第2開放機構部により扉4を開閉する扉開閉機構が構成される。
尚、扉4の上端を支持するヒンジピン21の座面及び扉4の上端面には扉4の上下動による干渉を回避する溝部(不図示)が形成されている。溝部によって扉4の上下動による本体部2と扉4との隙間の発生を防止することができる。
また、互いに摺動する傾斜面14aと傾斜面22aの一方を鉛直面により形成してもよい。同様に、互いに摺動する傾斜面14cと傾斜面22cの一方を鉛直面により形成してもよい。本実施形態のように、傾斜面14a及び傾斜面22aを同じ傾斜角度に形成して傾斜面14c及び傾斜面22cを同じ傾斜角度に形成すると、摺動摩耗を低減できるためより望ましい。
図6は冷蔵庫1の上面図を示している。本体部2の上面には扉4の上方に延びる支持部材51が取り付けられ、支持部材51上に扉開閉装置50が設置される。扉開閉装置50は摺動子59、摺動子59を駆動する駆動部58及び摺動子59を摺動案内する案内部60を備えている。また、扉開閉装置50には扉4の開き量を検知する検知センサ(不図示)が設けられる。
駆動部58はモータ52、ウォーム53、ウォームホイール54、減速ギア55、減速ギア56、ラック57を有している。ウォーム53はモータ52のシャフトに取り付けられ、ウォームホイール54に噛合する。減速ギア55はウォームホイール54と同心に取り付けられる。減速ギア56は減速ギア55及びラック57に噛合する。ラック57は支持部材51上に左右方向にスライド可能に取り付けられる。
案内部60は扉4の上面に設けられ、上方に突出するリブ61及びリブ62を有している。リブ61は枢支軸4cから離れるに従って本体部2に近づくように傾斜するカム面61a(第2カム面)を有している。リブ62はリブ61と枢支軸4cとに間に配され、枢支軸4cから離れるに従って本体部2に近づくように傾斜するカム面62a(第1カム面)を有している。
摺動子59はラック57の下面に突設され、カム面61aとカム面62aとの間に配される。これにより、モータ52が駆動されると各ギアを介して摺動子59が左右方向に移動し、カム面61aとカム面62aに摺動する。
以下の説明において、開口面3aの法線及び枢支軸4cに垂直な方向(作動方向)をX方向、開口面3aの法線方向をY方向、枢支軸4cの軸方向をZ方向という場合がある。本実施形態ではX方向が左右方向、Y方向が前後方向、Z方向が上下方向である。
扉4の閉止状態では摺動子59がリブ61とリブ62との間の退避位置に配される。このため、モータ52を停止した駆動待機時に退避位置の摺動子59が案内部60に干渉せず、扉4を手動で開くことができる。
扉4の閉止状態で所定の操作ボタンが操作されると駆動部58によって扉4を開扉駆動する。開扉駆動により図7に示すように減速ギア56が図中、時計回りCWに回転し、摺動子59がX方向の枢支軸4cから離れる方向(図中、左方)に移動してリブ61のカム面61aに当接する。更に摺動子59が図中、左方に移動すると、摺動子59とカム面61aとの摺動により扉4が開く方向に付勢される。
これにより、図8に示すように従節14dが扉4の自重による付勢力に抗して傾斜面22aを上昇し、扉4が上昇しながら開かれる。また、図9に示すように従節14dが水平面22dに摺動して扉4が水平に開かれる。
図10に示すように、扉4が所定量開かれると摺動子59がカム面61aの終端(後端)に到達し、駆動部58による開扉駆動を終了する。この時、従節14dは第1開放開始位置P3よりも扉開放側の第2開放終了位置P4’(第2自閉開始位置P4)に配される。従って、摺動子59を含む駆動部58及びカム面61aは区間S2で扉4を開く方向に付勢する第2開放機構部を構成する。
駆動部58による開扉駆動を終了すると、図11に示すように従節14dが傾斜面22cと摺動し、扉4を自重により付勢する第1開放機構部によって扉4が開かれる。扉4が第1開放終了位置P5に到達して従節14dが水平面22e上に配される。その後、扉4が手動で開かれる。これにより、扉4を開く際の負担を軽減することができる。
また、駆動部58による開扉駆動が終了したことを検知センサにより検知すると、図12に示すようにモータ52を反転駆動して減速ギア56が図中、反時計回りCCWに回転する。これにより、摺動子59がX方向の枢支軸4cに近づく方向(図中、右方)に移動して退避位置に配され、モータ52が停止される。
次に、扉4の開成状態から手動で扉4を閉じると、従節14dが傾斜面22cと摺動して扉4が上昇する(図9参照)。扉4が第2自閉開始位置P4(図9参照)まで閉じられたことを検知センサで検知すると、駆動部58によって扉4を閉扉駆動する。
これにより、図13に示すように減速ギア56が図中、反時計回りCCWに回転し、退避位置の摺動子59がX方向の枢支軸4cに近づく方向(図中、右方)に移動してリブ62のカム面62aに当接する。更に摺動子59が図中、右方に移動すると、摺動子59とカム面62aとの摺動により扉4が閉じられる。
図14に示すように、扉4が所定量閉じられると摺動子59がカム面62aの終端(前端)に到達し、カム面62aを離れて駆動部58による閉扉駆動を終了する。この時、従節14dは第1自閉開始位置P2よりも扉閉鎖側の第2自閉終了位置P1(図5参照)に配される。従って、摺動子59を含む駆動部58及びカム面62aは区間T2で扉4を閉じる方向に付勢する第2自閉機構部を構成する。
尚、第2自閉開始位置P4が第2開放終了位置P4’に略一致するが、異なる位置にしてもよい。この時、第2開放終了位置P4’で従節14dが傾斜面22c上に配され、第2自閉開始位置P4で従節14dが水平面22d上に配されていてもよい。
駆動部58による閉扉駆動を終了した時に、従節14dが傾斜面22aと摺動しているため、扉4を自重により付勢する第1自閉機構部によって扉4が閉じられる。これにより、扉4の閉じる際の負担を軽減し、半ドア状態を防止することができる。
また、駆動部58による閉扉駆動が終了したことを検知センサにより検知すると、モータ52が反転する。そして、摺動子59がX方向の枢支軸4cから離れる方向(図中、左方)に移動して前述の図6に示すように退避位置に配され、モータ52が停止される。
尚、扉4が手動により閉止位置まで閉じられた場合は、摺動子59が退避位置に配されるため、摺動子59と案内部60との干渉を防止して扉4を閉じることができる。
このとき、扉4が第2自閉開始位置P4まで閉じられたことを検知センサで検知してから、所定の遅延時間の経過後に駆動部58によって扉4を閉扉駆動してもよい。また、扉4が所定の位置まで閉じられたことを、検知センサの遷移情報の演算により判定し、その判定結果に基づいて扉4を閉扉駆動してもよい。また、扉4が第2自閉開始位置P4を通過時の閉扉速度が所定速度以下の場合に駆動部58によって扉4を閉扉駆動してもよい。これらによって、扉4が手動により閉止位置まで閉じられる場合であるにも拘わらずモータ52が駆動されることを防止することができる。
本実施形態によると、第1自閉開始位置P2から閉止位置P0(第1自閉終了位置)までの間の区間T1で扉4を付勢する第1自閉機構部が設けられる。また、第1自閉開始位置P2よりも扉開放側の第2自閉開始位置P4から第1自閉開始位置P2よりも扉閉鎖側の第2自閉終了位置P1までの間の区間T2で扉4を付勢する第2自閉機構部が設けられる。
このため、扉4を閉じる際に第2自閉機構部、第1自閉機構部の順に扉4を付勢して広い範囲で扉4を自閉させることができる。このため、扉4を閉じる際に自閉される範囲を拡大でき、扉4を閉じる負担を軽減し、半ドア状態を防止できる。従って、扉開閉機構及び冷蔵庫1の利便性を向上することができる。
また、扉4を開く際に摺動子59がカム面61aに摺動しないため、第2自閉機構部による扉4を閉じる方向の付勢が解除される。これにより、扉4を開く際に自閉される範囲を容易に短縮することができ、開いた扉4が使用者の意図に反して閉じられることを防止できる。
また、第2自閉開始位置P4の近傍の第1開放開始位置P3から扉開放側の区間S1で扉4を開く方向に付勢する第1開放機構部が設けられる。これにより、扉4を閉じる方向に弱い力が加わっても扉4を開いた状態を保持することができるとともに、使用者が扉4を閉じようとする場合には第2自閉機構部によって扉4を確実に閉扉できる。
また、第1開放開始位置P3が第2自閉開始位置P4よりも扉閉鎖側に配され、第1開放機構部の付勢力に抗して第2自閉機構部により扉4が閉じられる。このため、使用者が扉4を閉じようとする力が弱く第1開放開始位置P3を超えられなくても、第2自閉機構部が扉4を閉扉方向に付勢するため、第1開放機構部の付勢力による扉4のはね返りを防止できる。従って、扉開閉機構及び冷蔵庫1の利便性をより向上することができる。
また、傾斜面22a、22c(第1、第2傾斜面)及び従節14dによって扉4の自重により扉4を付勢する第1自閉機構部及び第1開放機構部を容易に実現することができる。また、カム面61a、62a及び摺動子59によってモータ駆動により扉4を付勢する第2自閉機構部及び第2開放機構部を容易に実現することができる。
本実施形態において、リブ62と枢支軸4cとの間にリブ61を配置し、カム面61a及びカム面62aを枢支軸4cに近づくに従って本体部2に近づくように傾斜させてもよい。これにより、摺動子59がX方向の枢支軸4cに近づく方向に移動して扉4が開かれ、枢支軸4cから離れる方向に移動して扉4が閉じられる。
また、扉4の上面に摺動子59を設け、カム面61a、62aをラック57上に設けてもよい。
<第2実施形態>
次に、図15は第2実施形態の冷蔵庫1の凹凸部22及び従節14dの展開図を示している。説明の便宜上、前述の図1〜図14に示す第1実施形態と同様の部分には同一の符号を付している。本実施形態は第1自閉機構部を構成する凹凸部22の傾斜面22aが複数の傾斜角度を有している。その他の部分は第1実施形態と同様である。
傾斜面22aは閉止位置P0と第2自閉終了位置P1との間の切替位置Psの扉閉鎖側に水平に対する傾斜角度が緩やかに切り替えられた傾斜面22bを有している。このため、第1自閉機構部の扉4の自重による付勢力が、切替位置Psと第2自閉終了位置P1との間よりも切替位置Psと閉止位置P0との間の方が小さい。
扉4は傾斜面22a上を従節14dが摺動して自閉する速度を加速され、傾斜面22bにより加速度が小さくなるため自閉する速度を規制される。これにより、第1自閉機構部により扉4を閉じた際の衝撃が緩和される。このため、衝撃による貯蔵物の飛散及び衝撃音を低減することができる。また、本体部2の前面に配した手指が低速で閉じられる扉4の内面に触れた際に手指を退避させることができ、指詰めを防止することができる。
本実施形態によると、第2自閉終了位置P1よりも扉閉鎖側の切替位置Psと閉止位置P0(第1自閉終了位置)との間の第1自閉機構部による付勢力が、切替位置Psと第2自閉終了位置P1との間の前記第1自閉機構部による付勢力よりも小さい。これにより、扉4を閉じた際の衝撃による貯蔵物の飛散及び衝撃音を低減し、指詰めを防止することができる。
<第3実施形態>
次に、図16は第3実施形態の冷蔵庫1の上面図を示している。説明の便宜上、前述の図1〜図14に示す第1実施形態と同様の部分には同一の符号を付している。本実施形態は摺動子59が回転移動し、案内部60の構造が異なっている。その他の部分は第1実施形態と同様である。
扉開閉装置50の駆動部58は第1実施形態と同様のモータ52、ウォーム53、ウォームホイール54、減速ギア55、減速ギア56を有している。減速ギア56の下面には摺動子59が設けられる。これにより、摺動子59はモータ52の駆動により回転する。
案内部60は扉4の上面に設けられ、上方に突出するリブ63、リブ73及びリブ74を有している。リブ63はカム面63a(第2カム面)を有し、リブ73は減速ギア56のY方向に平行な中心線CLに対してカム面63aと対称なカム面73aを有している。図16に示す扉4の閉止状態では、カム面63aは本体部2に近づくに従って枢支軸4cから離れつつ摺動子59の軌道円よりも内側に入り込むように傾斜する。カム面73aは本体部2に近づくに従って枢支軸4cに近づきつつ摺動子59の軌道円よりも内側に入り込むように傾斜する。
また、リブ74は本体部2に近づくに従って枢支軸4cから離れるように傾斜するカム面74a(第1カム面)を有している。即ち、カム面74aとカム面73aとはY方向に対する傾斜が逆方向となっている。また、カム面74aとカム面73aとは、減速ギア56のY方向に平行な中心線CLに対して共に片方側(本実施形態では枢支軸4c側)に配置され、カム面74aはカム面73aよりも本体部2に近い側に配置される。
扉4が閉止状態の駆動待機時では摺動子59は手動で扉4を開閉しても案内部60に干渉しない退避位置に配される。即ち、退避位置で摺動子59はリブ63とリブ73との間に配される。また、摺動子59は枢支軸4cを中心とした扉4の開閉に伴うカム面73a、74aの回動による軌跡の外周側でカム面63aの回動による軌跡の内周側に配される。
扉4の閉止状態で所定の操作ボタンが操作されると駆動部58によって扉4を開扉駆動する。開扉駆動により図17に示すように減速ギア56が図中、時計回りCWに回転し、摺動子59がY方向の移動を伴ってX方向の枢支軸4cから離れる方向(図中、左方)に移動する。これにより、摺動子59がリブ63のカム面63aに摺動する。
摺動子59とカム面63aとの摺動により扉4が開放方向に移動すると、前述の図8に示すように従節14dが扉4の自重による付勢力に抗して傾斜面22aを上昇し、扉4が上昇しながら開かれる。また、前述の図9に示すように従節14dが水平面22dに摺動して扉4が水平に開かれる。
扉4が所定量開かれると摺動子59がカム面63aの終端(後端)に到達し、開扉駆動を終了する。この時、従節14dは第1開放開始位置P3よりも扉開放側の第2開放終了位置P4’(第2自閉開始位置P4)に配される(図5参照)。従って、摺動子59を含む駆動部58及びカム面63aは区間S2で扉4を開く方向に付勢する第2開放機構部を構成する。
駆動部58による開扉駆動を終了すると、前述の図11に示すように従節14dが傾斜面22cと摺動し、扉4を自重により付勢する第1開放機構部によって扉4が開かれる。これにより、図18に示すように摺動子59がカム面63aから離れた位置に配される。その後、扉4が第1開放終了位置P5に到達して従節14dが水平面22e上に配されると扉4は十分開いた状態となり、扉4を手動で容易に開くことができる。駆動部58による開扉駆動を終了すると、モータ52を反転駆動して前述の図16に示すように摺動子59が退避位置に配され、モータ52が停止される。
次に、扉4の開成状態から手動で扉4を閉じると、従節14dが傾斜面22cと摺動して扉4が上昇する。扉4が第2自閉開始位置P4(図5参照)まで閉じられたことを検知センサで検知すると、駆動部58によって扉4を閉扉駆動する。
閉扉駆動により図19に示すように減速ギア56が図中、反時計回りCCWに回転し、退避位置の摺動子59がX方向の枢支軸4cに近づく方向(図中、右方)に移動する。これにより、摺動子59がリブ74のカム面74aに摺動して扉4が閉じられる。
図20に示すように、扉4が所定量閉じられると摺動子59がカム面74aの終端(前端)に到達する。この時、従節14dが傾斜面22a上に配され、扉4が第1自閉開始位置P2よりも扉閉鎖側の第2自閉終了位置P1(図5参照)に配される。従って、摺動子59を含む駆動部58及びカム面74aは区間T2で扉4を閉じる方向に付勢する第2自閉機構部を構成する。
扉4が第2自閉終了位置P1まで閉じられると、第1自閉機構部によって閉じる方向に付勢され、摺動子59がカム面74aから離れる。そして、図21に示すように、摺動子59がカム面73aに当接する切替位置Psに扉4が配され、摺動子59の摺動面がカム面74aからカム面73aに切り替えられる。切替位置Psは図示しないが、第2実施形態と同様に閉止位置P0と第2自閉終了位置P1(図15参照)との間に配される。
この時、扉4の自重によって摺動子59はカム面73aに押圧され、第1自閉機構部の付勢力に抗して扉4を支持する。そして、摺動子59が反転して図中、時計回りCWに回転することによって従節14dが傾斜面22a(図5参照)上を降下して扉4が閉じる方向に案内される。これにより、図22に示すように扉4が閉じられる。その後、摺動子59は前述の図16に示す退避位置に配される。
このため、扉4は切替位置Psから閉止位置P0までの間で摺動子59の回転速度に応じた所定速度で閉じられ、扉4の自重により加速する速度が規制される。従って、摺動子59及びカム面73aは扉4を付勢する第1自閉機構部による扉4の閉じる速度を規制する規制部を構成する。
これにより、第1自閉機構部により加速された扉4が閉止位置P0で停止した際の衝撃が緩和される。従って、衝撃による貯蔵物の飛散及び衝撃音を低減することができる。また、扉4の閉じる速度が規制されて低速となっているため、本体部2の前面に配した手指が閉じられる扉4の内面に触れた際に手指を容易に退避させることができる。従って、閉扉時の指詰めを防止することができる。
尚、扉4が手動により閉止位置P0まで閉じられた場合は、摺動子59が退避位置に配されるため、摺動子59と案内部60との干渉を防止して扉4を閉じることができる。また、第1実施形態と同様に、扉4が手動により閉止位置P0まで閉じられる場合にモータ52の駆動を防止してもよい。
本実施形態によると、第1実施形態と同様の効果を得ることができる。また、回転する摺動子59とカム面74aによって区間T2で扉4を閉じる方向に付勢する第2自閉機構部を容易に実現することができる。また、回転する摺動子59とカム面63aによって区間S2で扉4を開く方向に付勢する第2開放機構部を容易に実現することができる。
また、摺動子59とカム面73aにより形成される規制部によって第1自閉機構部による扉4の速度が規制される。これにより、扉4を閉じた際の衝撃による貯蔵物の飛散及び衝撃音を低減し、指詰めを防止することができる。
本実施形態において、リブ63を省いて摺動子59がカム面73a上を摺動して扉4を開いてもよい。また、リブ73を省いてリブ74を中心線CLに対して本実施形態と対称な位置に配置してもよい。
また、複数の摺動子59を回転対称に配置してもよい。これにより、開扉駆動後の摺動子59を迅速に退避位置に配置することができる。
<第4実施形態>
次に、図23は第4実施形態の冷蔵庫1の正面図を示している。説明の便宜上、前述の図16〜図22に示す第3実施形態と同様の部分には同一の符号を付している。本実施形態は扉4を左右から択一的に開くことができ、案内部60のリブ74と中心線CLに対して対称なリブ64(図29参照)が設けられる。また、凹凸部22を省いてアングル11(図25参照)上に傾斜面が形成され、従節14dに替えてローラ18(図25参照)が設けられる。その他の部分は第3実施形態と同様である。
冷蔵室3の扉4は左右端にハンドル4a、4bを有し、枢支軸4cまたは枢支軸4dで枢支して左右の二方向から択一的に開閉することができる。
図24は冷蔵庫1の上部の扉4を開いた状態を示す斜視図である。冷蔵室3の上方には左右の両端部に一対の支持部材10が配され、下方には左右方向に延びるアングル11が配される。各支持部材10及び扉4の上面の左右の両端部には扉4の中心線に対して左右対称に配される一対のカム機構12が設けられる。アングル11の左右の両端部及び扉4の下面の左右の両端部には同様の一対のカム機構12が設けられる。
扉4の上下にそれぞれ設けられる左右一対のカム機構12によって扉4と本体部2とを係合及び係合解除し、両開きの扉4が構成される。また、扉4の下面の中央部にはアングル11上を転動するローラ18(図25参照)が設けられる。
図25、図26はアングル11及びローラ18の側面断面図及び正面断面図を示している。アングル11の水平部11hの後端部には後方を下方に傾斜する傾斜面11aが設けられ、前端部には前方を下方に傾斜する傾斜面11cが設けられる。傾斜面11aの上端と傾斜面11cの上端との間には水平面11dが設けられる。
扉4(図24参照)の下面には貫通孔17aに挿通されるネジ(不図示)により支持部材17が取り付けられる。支持部材17の後部には回転軸を左右に配した複数のローラ18が軸支される。
ローラ18が傾斜面11a上に配されると、扉4が自重によって閉じる方向に付勢される。従って、ローラ18及び傾斜面11aは扉4を閉じる方向に付勢する第1自閉機構部を構成する。前述の図5と同様に、第1自閉機構部はローラ18を傾斜面11aの上端に配した第1自閉開始位置P2と閉止位置P0(第1自閉終了位置)との間の区間T1で扉4を付勢する。
また、ローラ18が傾斜面11c上に配されると、扉4が自重によって開く方向に付勢される。従って、ローラ18及び傾斜面11cは扉4を開く方向に付勢する第1開放機構部を構成する。前述の図5と同様に、第1開放機構部はローラ18を傾斜面11cの上端に配した第1開放開始位置P3と下端に配した第1開放終了位置P5との間の区間S1で扉4を付勢する。
図27は扉4の上方のカム機構12を示す上面図であり、扉4が閉じられた状態を示している。また、図28は図27のA−A断面図を示している。左右の両端部に配されるカム機構12は支持部材10に設けられるヒンジピン21、リブ24、第1係合突起25(それぞれ図中、ハッチングで示す)と、扉4に設けられる溝カム31、ボス34、第2係合突起35とを備えている。
ヒンジピン21は支持部材10にインサート成形された金属から成り、扉4の枢支軸4c及び枢支軸4d(図23参照)を形成する。リブ24は樹脂成形によってアーチ状に形成され、ヒンジピン21の周囲に配される。リブ24の内面にはヒンジピン21と同心の円筒面から成る案内面24aが形成される。尚、リブ24の案内面24aを多数のピンや突起部によって形成し、包絡面がヒンジピン21と同心の円弧になるように形成してもよい。即ち、案内面24aがヒンジピン21と同心の円弧上に沿って形成されていればよい。
第1係合突起25は左右のヒンジピン21の間に配置される。第1係合突起25には近い方のヒンジピン21と同心の円筒面25aと遠い方のヒンジピン21と同心の円筒面25bとが対向して設けられる。
溝カム31、ボス34及び第2係合突起35は一体に樹脂成形されたカム部材30により形成され、扉4の上面にカム部材30が取り付けられる。溝カム31はヒンジピン21が係合し、連続する第1溝部32と第2溝部33とを有している。第1溝部32は本体部2側を開放し、枢支軸4c、4dに垂直な面内で開放端が内側に向くように傾斜して形成される。第2溝部33は第1溝部32の開放端と反対の端部に連続し、第1溝部32から外側に向かって屈曲して第1溝部32の開放端から離れる方向に延びる。
ボス34は第2溝部33が凹設され、リブ24の案内面24aに摺動する円筒面34aを有している。また、ボス34の周面には後述する第1係止位置でリブ24との干渉を回避する逃げ部34b(図30参照)が設けられる。尚、リブ24の案内面24aが円筒面から成る場合には、ボス34の周面を多数のピンや突起部により形成してもよい。即ち、ボス34の周面を形成する多数のピンや突起部の包絡面が円筒面となるように形成してもよい。
第2係合突起35は第1係合突起25の円筒面25a、25bとそれぞれ摺動する摺動面35a、35bを有している。カム部材30には第1係合突起25との干渉を回避する逃げ溝36が第2係合突起35の周囲に凹設される。
図29は冷蔵庫1の上面図を示している。扉開閉装置50は第3実施形態と同様に、モータ52、ウォーム53、ウォームホイール54、減速ギア55、減速ギア56を有している。減速ギア56の下面には摺動子59が設けられる。
また、案内部60は中心線CLに対して対称に設けられ、上方に突出するリブ63、リブ64、リブ73及びリブ74を有している。リブ63、リブ73及びリブ74は第3実施形態と同様に形成される。リブ64は中心線CLに対してリブ63と対称に形成され、カム面64a(第1カム面)を有している。
駆動部58の駆動により減速ギア56が図中、時計回りCWに回転すると、摺動子59が図中、左方のカム面63aに摺動する。この時、扉4は右側の枢支軸4cで枢支されて回動する。また、駆動部58の駆動により減速ギア56が図中、反時計回りCCWに回転すると、摺動子59が図中、右方のカム面73aに摺動する。この時、扉4は左側の枢支軸4dで枢支されて回動する。
次に、扉4の開閉時の動作を右方から開閉する場合を例に説明する。扉4を左方から開閉する場合も同様である。扉4の閉止状態で両側のカム機構12は図27に示す第1係止位置に配置される。即ち、左右のヒンジピン21が第1溝部32と第2溝部33との連結部に配置される。また、ボス34の逃げ部34b(図30参照)がリブ24の案内面24aに沿って配置される。
第1溝部32は枢支軸4dに垂直な面内で前後方向に対して傾斜しているため、左右の第1溝部32の開放端からヒンジピン21が離脱することがない。従って、扉4の脱落を防止することができる。
本実施形態では、扉4を右方から開扉する操作ボタンと、扉4を左方から開扉する操作ボタンとを備えている。尚、扉4の開扉方向を使用者が指示できるのであれば、操作ボタンは独立していなくてもよい。
扉4を右方から開扉する操作ボタンが操作されると駆動部58によって扉4を右方から開扉駆動する。即ち、減速ギア56が図29において反時計回りCCWに回転し、摺動子59がY方向の移動を伴ってX方向の枢支軸4dから離れる方向(図中、右方)に移動する。これにより、摺動子59がリブ73のカム面73aに摺動して扉4を図中、右方に押圧する。
これにより、左側の溝カム31に係合したヒンジピン21は、第1溝部32から離れる方向に第2溝部33内を外側(図中、左方)に相対移動する。両方のヒンジピン21の間隔は一定のため、左側のヒンジピン21が外側に向かって相対移動すると、右側のヒンジピン21は内側に移動する。第1溝部32は開放端が扉4の内側に向かって傾斜しており、右側のヒンジピン21は内側に移動することで第1溝部32の係合案内によって第1溝部32の開放端に向かって相対移動する。従って、扉4は回動しながら左側の枢支軸4d側から右側の開放側にスライド移動して、扉4が右方から開かれる。
摺動子59とカム面73aとの摺動により扉4が開放方向に移動すると、ローラ18が扉4の自重による付勢力に抗して傾斜面11a(図25参照)を上昇し、扉4が上昇しながら開かれる。また、ローラ18が水平面11d(図25参照)に摺動して扉4が水平に開かれる。
そして、図30に示すように、左側のヒンジピン21が第2溝部33の閉じられた端部に到達し、カム機構12が第2係止位置に配置される。この時、左側のボス34の円筒面34aがリブ24の案内面24aと摺動を開始する。これにより、ヒンジピン21と第2溝部33との係合により略前後方向への扉4の移動が規制され、ボス34とリブ24との係合により略左右方向への扉4の移動が規制される。従って、カム機構12は第2係止位置で扉4をスライド規制して回動自在に支持する。
また、右側の第1係合突起25の円筒面25bと第2係合突起35の摺動面35bとが摺動し、左側の第1係合突起25の円筒面25aと第2係合突起35の摺動面35aとが摺動する。これにより、扉4をより安定して回動させることができる。
更に扉4が開かれると、図31に示すように、右側のヒンジピン21と溝カム31との係合が解除される。また、右側の第1係合突起25と第2係合突起35との係合が解除される。これにより、右側のカム機構12の係合が解除される。扉4は左側のヒンジピン21を中心としてスライド規制されて回動する。
図32に示すように、摺動子59は右側のカム機構12の係合が解除された後も継続してカム面73a上を摺動する。扉4が所定量開かれると摺動子59がカム面73aの終端(後端)に到達し、開扉駆動を終了する。従って、摺動子59を含む駆動部58及びカム面73aは区間S2(図5参照)で扉4を開く方向に付勢する第2開放機構部を構成する。扉4を左方から開く場合も同様に、摺動子59を含む駆動部58及びカム面63aは第2開放機構部を構成する。
駆動部58による開扉駆動を終了すると、ローラ18が傾斜面11c(図25参照)と摺動し、扉4を自重により付勢する第1開放機構部によって扉4が開かれる。これにより、図33に示すように摺動子59がカム面73aから離れた位置に配される。その後、扉4が第1開放終了位置P5(図5参照)に到達してローラ18が水平面11d上に配されると扉4は十分開いた状態となり、扉4を手動で容易に開くことができる。駆動部58による開扉駆動を終了すると、モータ52を反転駆動して摺動子59が退避位置に配され、モータ52が停止される。
次に、扉4を閉じる場合には左右のカム機構12は上記と逆の動作が行われる。扉4の開成状態から手動で扉4を閉じると、ローラ18が傾斜面11c(図25参照)と摺動して扉4が上昇する。扉4が第2自閉開始位置P4(図5参照)まで閉じられたことを検知センサで検知すると、駆動部58によって扉4を閉扉駆動する。
閉扉駆動により図34に示すように減速ギア56が図中、時計回りCWに回転し、退避位置の摺動子59がX方向の枢支軸4dに近づく方向(図中、右方)に移動する。これにより、摺動子59がリブ64のカム面64aに摺動して扉4が閉じられる。
図35に示すように、扉4が所定量閉じられると摺動子59がカム面64aの終端(前端)に到達する。この時、ローラ18が傾斜面11a(図25参照)上に配され、扉4が第1自閉開始位置P2よりも扉閉鎖側の第2自閉終了位置P1に配される。従って、摺動子59を含む駆動部58及びカム面64aは区間T2(図5参照)で扉4を開く方向に付勢する第2自閉機構部を構成する。扉4を左方から開く場合も同様に、摺動子59を含む駆動部58及びカム面74aは第2自閉機構部を構成する。
扉4が第2自閉終了位置P1まで閉じられると、第1自閉機構部によって閉じる方向に付勢され、摺動子59がカム面64aから離れる。そして、図36に示すように、摺動子59がカム面63aに当接する切替位置Psに扉4が配され、摺動子59の摺動面がカム面64aからカム面63aに切り替えられる。
この時、摺動子59は第1自閉機構部の付勢力に抗して扉4を支持し、扉4の閉じる速度が規制される。そして、摺動子59の図中、反時計回りCCWの回転によって扉4が閉じる方向に案内され、図37に示すように扉4が閉じられる。従って、摺動子59及びカム面63aにより第1自閉機構部による扉4の閉じる速度を規制する規制部が形成される。扉4を左方から開く場合も同様に、摺動子59及びカム面73aにより第1自閉機構部による扉4の閉じる速度を規制する規制部が形成される。これにより、第1自閉機構部により扉4を閉じた際の衝撃が緩和される。
本実施形態によると、第3実施形態と同様の効果を得ることができる。また、扉4を右方から開く際に摺動子59が摺動するカム面63aにより、扉4を左方から開く際の規制部が形成される。同様に、扉4を左方から開く際に摺動子59が摺動するカム面73aにより、扉4を右方から開く際の規制部が形成される。従って、部品を共通化してコストを削減することができる。
本実施形態において、ヒンジピン21及びリブ24を扉4に設け、溝カム31及びボス34を本体部2に設けてもよい。また、第1係合突起25を扉4に設け、第2係合突起35を本体部2に設けてもよい。
第1〜第4実施形態において、第1自閉機構部及び第1開放機構部が扉4を自重により付勢するが、バネ等の弾性体により扉4を付勢してもよい。また、第2自閉機構部及び第2開放機構部がモータ52の駆動により扉4を付勢するが、ラチェット機構を有した弾性体等により、扉4の一方向の移動時に扉4を付勢して他方向の移動時に付勢力を解除してもよい。
また、回動する扉4に対して第1自閉機構部、第1開放機構部、第2自閉機構部及び第2開放機構部を設けられるが、スライド式の扉4に対して第1自閉機構部、第1開放機構部、第2自閉機構部及び第2開放機構部を設けてもよい。
本発明によると、扉を開閉する扉開閉機構を備えた冷蔵庫等の機器に利用することができる。
1 冷蔵庫
2 本体部
3 冷蔵室
3a 開口面
4、6、8 扉
4a ハンドル
4c、4d 枢支軸
5 冷凍室
6 野菜室
9 断熱壁
10、17、51 支持部材
11 アングル
11a、11c 傾斜面
11d 水平面
12 カム機構
14 ベアリング部
14a、14c 傾斜面
14d 従節
18 ローラ
21 ヒンジピン
22 凹凸部
22a、22b、22c 傾斜面
22d、22e 水平面
24 リブ
25 第1係合突起
30 カム部材
31 溝カム
32 第1溝部
33 第2溝部
34 ボス
35 第2係合突起
36 逃げ溝
50 扉開閉装置
52 モータ
53 ウォーム
54 ウォームホイール
55、56 減速ギア
57 ラック
58 駆動部
59 摺動子
60 案内部
61、62、63、64、73、74 リブ
61a、62a、63a、64a、73a、74a カム面
CL 中心線
P0 閉止位置(第1自閉終了位置)
P1 第2自閉終了位置
P2 第1自閉開始位置
P3 第1開放開始位置
P4 第2自閉開始位置
P4’ 第2開放終了位置
P5 第1開放終了位置
Ps 切替位置

Claims (7)

  1. 開口面を有する本体部と、前記開口面を開閉する扉とを備えた扉開閉機構において、所定の第1自閉開始位置から前記扉を閉じた第1自閉終了位置までの間で前記扉を閉じる方向に付勢する第1自閉機構部と、前記第1自閉開始位置よりも扉開放側の第2自閉開始位置から前記第1自閉開始位置よりも扉閉鎖側の第2自閉終了位置までの間で前記扉を閉じる方向に付勢する第2自閉機構部とを備えたことを特徴とする扉開閉機構。
  2. 前記扉を開く際に前記第2自閉機構部による前記扉を閉じる方向の付勢が解除されることを特徴とする請求項1に記載の扉開閉機構。
  3. 前記第2自閉開始位置の近傍の第1開放開始位置から扉開放側で前記扉を開く方向に付勢する第1開放機構部を備えたことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の扉開閉機構。
  4. 前記第2自閉終了位置よりも扉閉鎖側の切替位置と前記第1自閉終了位置との間の前記第1自閉機構部による付勢力が、前記切替位置と前記第2自閉終了位置との間の前記第1自閉機構部による付勢力よりも小さいことを特徴とする請求項1〜請求項3のいずれかに記載の扉開閉機構。
  5. 前記第2自閉終了位置よりも扉閉鎖側の切替位置と前記第1自閉終了位置との間の前記第1自閉機構部による前記扉の閉じる速度を規制する規制部を備えたことを特徴とする請求項1〜請求項3のいずれかに記載の扉開閉機構。
  6. 前記枢支軸が前記扉の両端部に配されて前記扉を両端から択一的に開閉できるとともに、前記第1自閉終了位置から前記扉を開く方向に付勢する一対の第2開放機構部を備え、前記扉の一方を開く際に前記扉を付勢する前記第2開放機構部により、前記扉を他方から閉じる際の前記規制部が形成されることを特徴とする請求項5に記載の扉開閉機構。
  7. 前記本体部に設けられてモータ駆動により回転する摺動子と、前記扉に設けられて前記摺動子に摺動する一対の第1カム面及び一対の第2カム面とを備え、
    前記扉を一方から閉じる前記第2自閉機構部が前記摺動子及び一方の前記第1カム面により形成されるとともに、前記扉の一方を開く前記第2開放機構部が前記摺動子及び一方の前記第2カム面により形成され、
    前記扉を他方から閉じる前記第2自閉機構部が前記摺動子及び他方の前記第1カム面により形成されるとともに、前記扉の他方を開く前記第2開放機構部が前記摺動子及び他方の前記第2カム面により形成され、
    前記扉の一方を閉じる際に前記摺動子が所定方向に回転して一方の前記第1カム面と摺動し、前記第2自閉終了位置で前記第1カム面から離れ、前記切替位置で前記所定方向の逆方向に回転して前記規制部を形成する他方の前記第2カム面と摺動することを特徴とする請求項6に記載の扉開閉機構。
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