JP2020162794A - コンパクト容器 - Google Patents

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Abstract

【課題】中皿の交換時における作業性を向上させることができるコンパクト容器を提供する。【解決手段】本発明の一態様に係るコンパクト容器は、中皿5と、容器本体2と、回転部材4と、を備えている。容器本体2及び中皿5は、軸線回りの周方向で互いに係合して容器本体2に対する中皿5の軸線回りの回転を規制する回り止め部22,81を備えている。容器本体2及び回転部材4は、上下方向で互いに係合して容器本体2に対する回転部材4の上下方向への移動を規制する係止爪28,45を備えている。回転部材4は、中皿5に形成された雄ねじ部85に係合して、中皿5に対する軸線回りの回転に伴い、中皿5を上昇させるとともに、中皿5が最上端位置にあるときに雄ねじ部85との係合が解除される雌ねじ部51を備えている。【選択図】図4

Description

本発明は、コンパクト容器に関する。
コンパクト容器として、内容物が収容される中皿と、上方に開口する開口部を通じて中皿が収容される容器本体と、容器本体内で中皿を保持する中枠と、を備える構成が知られている(例えば、下記特許文献1参照)。この種のコンパクト容器において、中枠には、中皿に形成された係合ピンが係合される凹部と、中枠に対して中皿を上方に付勢する板バネと、が設けられている。
この構成によれば、中皿の装着位置において、中皿は係合ピンが凹部に係合されることで中枠に対する上昇が規制されている。一方、中皿の交換時には、中枠に対して中皿を一旦押し込んだ状態で中枠に対して中皿を回転させる。すると、係合ピンと凹部との係合が解除される。その後、中皿から手を離すと、中皿が板バネの付勢力によって上昇する。これにより、中皿の上端部が中枠から上方に突出することで、中皿を取り外すことができる。
特開2000−102414号公報
しかしながら、上述したコンパクト容器では、中皿の交換時には中皿自体の押込み操作及び回転操作が必要になる。そのため、中皿の交換時の作業性について未だ改善の余地があった。
そこで、本発明は、中皿の交換時における作業性を向上させることができるコンパクト容器を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明は以下の手段を提案している。
本発明の一態様に係るコンパクト容器は、内容物が収容される中皿と、内側に前記中皿が収容される容器本体と、前記容器本体内において、前記中皿の周囲を取り囲み、上下方向に延びる軸線回りに回転可能に設けられた回転部材と、を備え、前記容器本体及び前記中皿は、前記軸線回りの周方向で互いに係合して前記容器本体に対する前記中皿の前記軸線回りの回転を規制する回り止め部を備え、前記容器本体及び前記回転部材は、上下方向で互いに係合して前記容器本体に対する前記回転部材の上下方向への移動を規制する上下規制部を備え、前記回転部材は、前記中皿に形成された被係合部に係合して、前記中皿に対する前記軸線回りの回転に伴い、前記中皿を上昇させるとともに、前記中皿が最上端位置にあるときに前記被係合部との係合が解除される係合部を備えている。
本態様によれば、回転部材の回転操作のみで中皿を最上端位置に移行させることができる。これにより、従来のように押込み操作及び回転操作の2つの操作により交換作業を行う場合に比べて中皿の交換時の作業性を向上させることができる。
しかも、本態様では、中皿に直接触れないで、最上端位置まで移行させることができるので、中皿に過度な外力が作用するのを抑制できる。その結果、特に中皿の装着作業時において内容物に影響が及ぶのを抑制できる。
上記態様に係るコンパクト容器において、前記容器本体及び前記回転部材は、前記中皿が最下端位置にあるときに、互いに係合する下端係合部を備えていてもよい。
本態様によれば、最下端位置において、下端係合部によって中皿を保持できる。これにより、例えば内容物の取り出し時において、回転部材に対する中皿のがたつきや、中皿が回転部材に対して不意に最上端位置に向けて回転等するのを抑制できる。
上記態様に係るコンパクト容器において、前記容器本体及び前記回転部材は、前記中皿が前記最下端位置及び前記最上端位置にあるとき、周方向で互いに当接して、前記容器本体に対する前記回転部材の回転を制限する回転制限部を備えていてもよい。
本態様によれば、容器本体に対する回転部材の回転範囲が最下端位置及び最上端位置の間に制限される。これにより、交換時における回転部材の操作量を容易に判断でき、交換時の作業性を向上させることができる。
上記態様に係るコンパクト容器において、前記回転部材は、前記係合部が形成された支持筒と、前記支持筒から上方に突出する操作部と、を備え、前記操作部において、上下方向から見て前記軸線に交差する径方向の内側を向く面は、前記中皿が最下端位置にあるときに、前記中皿の上端縁に滑らかに連なる円弧状に形成されていてもよい。
本態様によれば、操作部を介して回転部材を操作できるので、交換作業の際に中皿に手等が触れるのを抑制できる。
しかも、本態様では、操作部と中皿の上端縁とが滑らかに連なることで、操作部における径方向の内側を向く面が、中皿内の内容物を例えばパフ等で掬い上げる際のガイドとして機能する。これにより、内容物を取り出し易くすることができる。また、操作部と中皿の上面とが一体の外観を呈するので、意匠性の向上を図ることができる。
上記態様に係るコンパクト容器において、前記係合部及び前記被係合部は、多条ねじであってもよい。
本態様によれば、係合部及び被係合部が一条ねじに形成されている構成に比べ、回転部材の回転量に対する中皿の移動量を大きくすることができる。
上記態様に係るコンパクト容器において、前記係合部は、前記回転部材の内周面のうち、周方向の第1領域に間隔をあけて配設された第1ねじ山と、前記回転部材の内周面のうち、周方向の第2領域に間隔をあけて配設された第2ねじ山と、を備え、前記第2ねじ山の上端縁は、前記第1ねじ山の上端縁よりも下方に位置していてもよい。
本態様によれば、中皿が最下端位置から最上端位置に移行する過程において、第2ねじ山と被係合部との係合が解除された後、第1ねじ山と被係合部との係合が解除される。すなわち、第1ねじ山及び第2ねじ山の上端縁の位置が異なっているため、第1ねじ山と被係合部との係合が解除された時点で、例えば自重等によって中皿が傾く。具体的に、被係合部の下端縁が主に第2ねじ山の上端縁に支持されることで、中皿のうち第1領域に位置する部分が上方に浮き上がる。
これにより、中皿と回転部材との間に手を差し入れ易くすることができ、交換時の作業性を向上させることができる。
上記態様に係るコンパクト容器によれば、中皿の交換時における作業性を向上させることができる。
第1実施形態に係るコンパクト容器において、蓋体を取り外した状態を示す平面図である。 図1のII−II線に対応する断面図である。 第1実施形態に係るコンパクト容器において、容器本体の平面図である。 図2のIV部拡大図である。 第1実施形態に係るコンパクト容器において、容器本体、回転部材及び中皿の一部を断面で示した分解側面図である。 中皿の交換作業を説明するための説明図であって、図4に対応する断面図である。 中皿の交換作業を説明するための説明図であって、図3に対応する平面図である。 第2実施形態に係る回転部材の部分断面図である。 中皿の交換作業を説明するための説明図であって、コンパクト容器の断面図である。
以下、図面を参照し、本発明の実施形態に係るコンパクト容器を説明する。なお、以下で説明する各実施形態について対応する構成については、同一の符号を付して説明を省略する場合がある。
[第1実施形態]
図1、図2に示すように、本実施形態のコンパクト容器1は、平面視円形状の扁平容器である。具体的に、コンパクト容器1は、容器本体2と、蓋体3(図2参照)と、回転部材4と、中皿5と、を備えている。以下の説明では、容器本体2の中心軸線を容器軸Oといい、容器軸Oに沿う方向を上下方向という。この場合、コンパクト容器1において、上下方向に沿う容器本体2の底部11側を下側といい、蓋体3の天壁部31側を上側とする。また、上下方向から見た平面視で、容器軸Oに交差する方向を径方向といい、容器軸O回りに周回する方向を周方向という。
図3に示すように、容器本体2は、平面視円形状で、上方に向けて開口する箱型に形成されている。容器本体2における周方向の一部には、上述した蓋体3がヒンジ部7を介して回転可能に接続されている。本実施形態において、容器本体2及び蓋体3は、回転部材4や中皿5等を収容する外容器8を構成している。以下の説明では、径方向のうち、図2に示す容器軸Oとヒンジ部7とを結ぶ方向を前後方向といい、前後方向に直交する方向を左右方向という。また、前後方向のうち、容器軸Oに対してヒンジ部7に接近する側を後方といい、容器軸Oに対してヒンジ部7から離間する側を前方という。
図3、図4に示すように、容器本体2の底部11には、ガイド部12が形成されている。具体的に、ガイド部12は、囲繞壁部21と、容器回り止め部(回り止め部)22と、を備えている。
囲繞壁部21は、平面視において、容器軸Oを中心とする円弧状に延在している。
容器回り止め部22は、囲繞壁部21から径方向の内側に向けて突出している。容器回り止め部22は、周方向に間隔をあけて複数設けられている。
上述したガイド部12は、周方向に間隔をあけて複数(例えば、3つ)設けられている。但し、ガイド部12の数は、適宜変更が可能である。ガイド部12は、例えば容器軸Oを中心とする環状に形成された囲繞壁部21に対し、容器回り止め部22が周方向に間隔をあけて形成されていてもよい。また、容器回り止め部22のみが形成されている構成であってもよい。
容器本体2の底部11において、容器軸Oの前方に位置するガイド部12に対し、さらに前方に位置する部分には、規制突部14が形成されている。規制突部14は、底部11から上方に突出している。本実施形態において、規制突部14は、容器軸Oを中心とする円弧状に形成されている。但し、規制突部14は、図3に示すように、周方向の一方側を向く第1規制面14aと、周方向の他方側を向く第2規制面14bと、を有する構成であればよい。すなわち、規制突部14は、第1規制面14a及び第2規制面14bを別々に有する構成であってもよい。
図3、図4に示すように、底部11において、規制突部14の前方に位置する部分には、容器摺動突部(下端係合部)16が形成されている。容器摺動突部16は、底部11から上方に膨出している。容器摺動突部16の上面は、後方に向かうに従い上方に延びる傾斜面に形成されている。容器摺動突部16の後端部は、規制突部14の下端部に連なっている。本実施形態において、容器摺動突部16の周方向の長さは、規制突部14の周方向の長さよりも短くなっている。なお、規制突部14の上面は、湾曲面であってもよく、容器軸Oに直交する平坦面であってもよい。また、容器摺動突部16は、規制突部14と離間していてもよい。
容器本体2の周壁部23は、底部11の外周縁から上方に延在している。周壁部23の前端部には、係合空間24が形成されている。係合空間24は、前方及び上方に開口している。係合空間24には、プッシュピース25が保持されている。プッシュピース25は、係合空間24内を前後動可能に周壁部23に支持されている。周壁部23のうち、係合空間24の後方に面する部分には、前方に向けて突出する係合突部26が形成されている。
図4に示すように、周壁部23において、上下方向の中央部には、径方向の内側に向けて突出する容器係止爪(上下規制部)28が形成されている。容器係止爪28は、周方向に延在している。本実施形態において、容器係止爪28は、隣り合うガイド部12の間にそれぞれ形成されている。但し、容器係止爪28の形成範囲や数等は、適宜変更が可能である。例えば、容器係止爪28は、周壁部23の全周に亘って形成されていてもよく、ガイド部12と周方向で同位置に形成されていてもよい。
図4に示すように、容器係止爪28は、断面視三角形状に形成されている。具体的に、容器係止爪28は、下方に向かうに従い径方向の内側への突出量が漸次増加している。容器係止爪28の下面は、容器軸Oに直交する平坦面に形成されている。
図2に示すように、蓋体3は、周壁部23の後端部に、上述したヒンジ部7を介して回転可能に支持されている。蓋体3は、有頂筒状に形成されている。蓋体3は、容器本体2の上端開口部を、容器本体2の上方から開閉可能に閉塞する。
蓋体3における天壁部31の下面には、ミラーMが取り付けられている。
蓋体3における周壁部32の前端部には、下方に向けて係合片33が突出している。係合片33は、蓋体3の閉位置において、容器本体2の上方から係合空間24に進入して、係合空間24内で係合突部26に係合している。係合片33は、上述したプッシュピース25の後方移動に伴い、係合突部26との係合が解除される。なお、プッシュピース25は必須の構成ではない。
図4、図5に示すように、回転部材4は、容器軸Oと同軸の筒状に形成されている。回転部材4は、容器本体2内に収容されて、容器本体2に対して容器軸O回りに回転可能に構成されている。回転部材4は、外筒41と、内筒42と、操作部43と、を備えている。
外筒41は、周壁部23の内面に倣って延在する筒状に形成されている。外筒41の下端部には、径方向の外側に突出する外筒係止爪(上下規制部)45が形成されている。外筒係止爪45は、断面視で三角形状に形成されている。具体的に、外筒係止爪45は、上方に向かうに従い径方向の外側への突出量が漸次増加している。外筒係止爪45の上面は、容器軸Oに直交する平坦面に形成されている。外筒係止爪45の上面は、上述した容器係止爪28の下面に下方から近接又は当接している。これにより、容器本体2に対する回転部材4の上方移動が規制されている。
外筒係止爪45は、回転部材4の回転範囲内において、容器係止爪28と平面視で少なくとも一部が重なり合う位置に形成されていればよい。図示の例において、外筒係止爪45は、外筒41の全周に亘って形成されている。
内筒42は、容器軸Oと同軸の筒状に形成されている。内筒42は、外筒41の内側に、外筒41に対して径方向に間隔をあけて配置されている。内筒42の下端縁は、容器本体2の底部(上下規制部)11に近接又は当接している。これにより、容器本体2に対する回転部材4の下方移動が規制されている。内筒42の内周面には、雌ねじ部51(図5参照)が形成されている。本実施形態において、雌ねじ部51は、多条ねじを構成している。但し、雌ねじ部51の条数は、適宜変更可能である。
内筒42の上端部には、径方向の内側かつ上方に開口する保持凹部53が形成されている。保持凹部53は、内筒42の全周に亘って形成されている。保持凹部53の内周面には、径方向の内側に突出する保持突部54が形成されている。保持突部54は、内筒42の全周に亘って連続的に形成されていても、周方向に間欠的に形成されていてもよい。
内筒42における周方向の一部(前方に位置する部分)には、径方向の外側、かつ下方に開口する規制凹部57が形成されている。規制凹部57は、周方向に延在している。規制凹部57内には、上述した規制突部14が収容されている。図3に示すように、規制凹部57の内面のうち、第1規制面14aと周方向で対向する面は、第3規制面57aを構成している。一方、規制凹部57の内面のうち、第2規制面14bと周方向で対向する面は、第4規制面57bを構成している。
回転部材4は、第1規制面14a及び第3規制面57a同士が周方向で当接することで、容器本体2に対する周方向の他方側への回転が規制される。回転部材4は、第2規制面14b及び第4規制面57b同士が周方向で当接することで、容器本体2に対する周方向の一方側への回転が規制される(図7参照)。すなわち、規制突部14及び規制凹部57は、容器本体2に対する回転部材4の回転範囲を制限する回転制限部を構成している。
なお、本実施形態において、規制凹部57は、周方向で180°異なる位置にそれぞれ形成されている。これにより、周方向で180°異なる向きに回転部材4を容器本体2に組み付けることができる。但し、規制凹部57は、少なくとも一つ設けられていればよい。また、上述した実施形態では、規制突部14及び規制凹部57の組み合わせにより、回転制限部を構成した場合について説明したが、この構成に限られない。回転制限部は、容器本体2に対する回転部材4の回転範囲を制限できる構成であれば、規制突部同士の組み合わせ等であってもよい。
上述した外筒41のうち、規制凹部57(規制突部14が収容された規制凹部57)に対して径方向で対向する位置には、外筒摺動突部(下端係合部)58が形成されている。外筒摺動突部58は、規制凹部57における周方向の中心に対して周方向の一方側に位置している。外筒摺動突部58は、外筒41から下方に突出している。外筒摺動突部58は、上述した容器摺動突部16に容器摺動突部16の上方から押し付けられている。なお、容器摺動突部16及び外筒摺動突部58は、径方向で互いに摺動する構成であってもよい。
図4、図5に示すように、操作部43は、操作筒61と、ガイド筒62と、を備えている。
操作筒61は、外筒41から上方に突出している。操作筒61の上端部は、容器本体2の周壁部23よりも上方に突出している。操作筒61の上部は、平面視で多角形状に形成されている。但し、操作筒61の上部は、平面視で円形状に形成されていてもよい。
ガイド筒62は、内筒42における外周部分から上方に延在している。具体的に、ガイド筒62は、断面視で径方向の外側かつ下方を向く1/4円弧状に形成されている。具体的に、ガイド筒62は、上方に向かう径方向の外側に向けて延在している。ガイド筒62の上端部は、上述した操作筒61の上端部に連なっている。したがって、操作部43は、上方に向かうに従い径方向の幅が漸次狭くなっている。
図5に示すように、操作部43には、指当て凹部65が形成されている。指当て凹部65は、操作部43を径方向に貫通するとともに、上方に開口している。本実施形態において、指当て凹部65は、径方向で対向する位置に形成されている。なお、指当て凹部65は、単数であっても複数であってもよい。また、指当て凹部65は、必須の構成ではない。
中皿5は、回転部材4の内側に着脱可能に取り付けられる。具体的に、中皿5は、中皿本体71と、フランジ部72と、装着筒73と、を備えている。
中皿本体71は、上方に開口する有底筒状に形成されている。中皿本体71内には、例えば化粧料等の内容物が収容される。中皿本体71の底部75のうち、外周部分には支持突起76が形成されている。支持突起76は、底部75から下方に突出している。支持突起76は、中皿5が最下端位置(以下、装着位置という。)にあるとき、容器本体2の底部11に底部11の上方から近接又は当接する。
中皿本体71の周壁部78には、中皿回り止め部(回り止め部)81が形成されている。中皿回り止め部81は、周壁部78から径方向の外側に突出するとともに、上下方向に延在している。中皿回り止め部81は、周方向に間隔をあけて複数形成されている。中皿回り止め部81は、上述したガイド部12の容器回り止め部22に対し周方向で近接又は当接している。容器回り止め部22及び中皿回り止め部81は、周方向で互いに係合することで、容器本体2に対する中皿5の回転を規制する回り止め部を構成している。なお、中皿回り止め部81は、何れかの容器回り止め部22に係合する構成であれば、数や形状等は適宜変更が可能である。
フランジ部72は、周壁部78の上端部から径方向の外側に張り出している。フランジ部72の外周端部は、中皿5の装着位置において、保持凹部53内に収容されている。フランジ部72の外周端部は、保持凹部53内において、保持突部54に係止されている。中皿5の装着位置において、フランジ部72の上面とガイド筒62の内周面とは、滑らかに連なっていることが好ましい。蓋体3の内面、フランジ部72の上面及びガイド筒62の内周面は、パフ等の塗布具Pを収容する塗布具収容空間Sを画成している。
装着筒73は、フランジ部72から下方に延在している。装着筒73は、ガイド部12よりも径方向の外側であって、内筒42よりも径方向の内側に位置する部分に配置されている。内筒42の外周面には、雄ねじ部85が形成されている。雄ねじ部85は、多条ねじに形成されている。すなわち、中皿5の装着位置において、雄ねじ部85は、上述した雌ねじ部51に螺着されている。
次に、上述したコンパクト容器1の使用方法として、中皿5の交換方法について説明する。
中皿5を交換する際には、まず蓋体3を開位置にする。
続いて、回転部材4を回転操作する。具体的には、容器本体2に対して回転部材4を周方向の一方側(回転部材4と中皿5との締結が解除される方向)に回転させる。この際、中皿5は、中皿回り止め部81を介して容器回り止め部22に係合しているため、容器本体2に対する中皿5の回転が規制されている。また、回転部材4は、容器本体2に対する上下方向の移動が規制されている。そのため、図6に示すように、容器本体2に対して回転部材4が回転すると、雌ねじ部51及び雄ねじ部85同士が摺動することで、容器本体2及び回転部材4に対して中皿5が上昇する。中皿5は、保持突部54とフランジ部72との係合が解除された後、回り止め部22,81に回転が規制された状態で上昇する。
図6、図7に示すように、第2規制面14b及び第4規制面57b同士が周方向で近接又は当接する位置まで、回転部材4を回転させると、中皿5が最上端位置(以下、交換位置という。)まで移動する。交換位置では、雌ねじ部51と雄ねじ部85の螺着が解除され、雌ねじ部51の上端縁に雄ねじ部85の下端縁が支持された状態になる。これにより、中皿5は、上端縁が内筒42の上端縁から上方に突出した状態で、回転部材4に支持される。本時実施形態において、中皿5の上端縁は、操作部43の上端縁よりも上方に位置している。
交換位置において、ガイド筒62と装着筒73との間に指を差し入れる。その後、フランジ部72に指を引っ掛け、中皿5を持ち上げる。これにより、中皿5が回転部材4から取り外される。なお、ガイド筒62と装着筒73との間に指を差し入れるには、指当て凹部65を通じて行うことが好ましい。但し、ガイド筒62の上端縁と装着筒73の上端縁との隙間を通じて、ガイド筒62と装着筒73との間に指を差し入れてもよい。
なお、新たな中皿5を装着する場合には、上述した取り外し操作と逆の操作を行う。すなわち、第2規制面14b及び第4規制面57b同士が周方向で近接又は当接する位置に回転部材4を配置した状態で、雄ねじ部85が雌ねじ部51に支持されるように、中皿5を回転部材4にセットする。この状態で、回転部材4を周方向の他方側に回転させる。すると、回転部材4の回転に伴い、雌ねじ部51及び雄ねじ部85同士が摺動することで、容器本体2及び回転部材4に対して中皿5が下降する。その後、第1規制面14a及び第3規制面57a同士が周方向で近接又は当接する位置まで、回転部材4を回転させることで、上述した装着位置となる。
このように、本実施形態では、回転部材4の回転に伴い中皿5を上昇させるとともに、中皿5が交換位置にあるときに雌ねじ部51及び雄ねじ部85の係合が解除される構成とした。
この構成によれば、回転部材4の回転操作のみで中皿5を装着位置から交換位置に移行させることができる。これにより、従来のように押込み操作及び回転操作の2つの操作により交換作業を行う場合に比べて中皿5の交換時の作業性を向上させることができる。
しかも、本実施形態では、中皿5に直接触れないで、交換位置まで移行させることができるので、中皿5に過度な外力が作用するのを抑制できる。この場合、例えば中皿をアンダーカット嵌合等によって容器本体や中枠等に着脱可能に嵌合する構成に比べても、交換作業時に中皿5に過度な外力が作用するのを抑制できる。その結果、特に中皿5の装着作業時において内容物に影響が及ぶのを抑制できる。
本実施形態では、容器摺動突部16及び外筒摺動突部58が装着位置で互いに摺接する構成とした。
この構成によれば、容器摺動突部16及び外筒摺動突部58間の摩擦力により、中皿5を保持できる。これにより、例えば内容物の取り出し時において、回転部材4に対する中皿5のがたつきや、中皿5が回転部材4に対して不意に交換位置に向けて回転等するのを抑制できる。
本実施形態では、容器本体2及び回転部材4が、装着位置及び交換位置のそれぞれにおいて、互いに当接する規制面14a,14b,57a,57dを備える構成とした。
この構成によれば、容器本体2に対する回転部材4の回転範囲が装着位置及び交換位置の間に制限される。これにより、交換時における回転部材4の操作量を容易に判断でき、交換時の作業性を向上させることができる。この際、例えば指当て凹部65の移動範囲を所定の範囲内に制限できるので、中皿5の交換時において、指当て凹部65の位置を特定し易くなる。特に、本実施形態では、指当て凹部65が容器軸Oに対して左右方向の両側に位置しているため、装着位置及び交換位置それぞれにおいて、指当て凹部65及びヒンジ部7(蓋体3)同士、又は指当て凹部65及び係合突部26同士が前後方向に並ぶのを抑制できる。これにより、交換作業時において、ヒンジ部7(蓋体3)や係合突部26に指等が接触するのを抑制できる。
本実施形態では、回転部材4が内筒42から上方に突出する操作部43を備える構成とした。
この構成によれば、操作部43を介して回転部材4を操作できるので、交換作業の際に中皿5に手等が触れるのを抑制できる。
しかも、本実施形態では、操作部43のガイド筒62が円弧状に形成されているため、ガイド筒62と中皿5の上端縁とが滑らかに連なる。これにより、ガイド筒62の内面が、中皿5内の内容物を例えばパフ等で掬い上げる際のガイドとして機能する。その結果、内容物を取り出し易くすることができる。また、ガイド筒62と中皿5の上面とが一体の外観を呈するので、意匠性の向上を図ることができる。
本実施形態では、操作部43に指当て凹部65が形成されているため、交換位置において、指当て凹部65を通じて中皿5と操作部43との間に指等が差し入れ易くなる。その結果、交換作業時の操作性を向上させることができる。
本実施形態では、雌ねじ部51及び雄ねじ部85が多条ねじに形成されている構成とした。
この構成によれば、雌ねじ部51及び雄ねじ部85が一条ねじに形成されている構成に比べ、回転部材4の回転量に対する中皿5の移動量を大きくすることができる。
[第2実施形態]
図8に示す回転部材4において、雌ねじ部51は、第1ねじ山101と、第2ねじ山102と、を備えている。第1ねじ山101は、内筒42の内周面において、周方向の所定範囲(以下、第1領域という。)に周方向に間隔をあけて形成されている。第2ねじ山102は、内筒42の内周面において、第1領域以外の領域(以下、第2領域という。)に周方向に間隔をあけて形成されている。
第2ねじ山102の上端縁は、第1ねじ山101の上端縁よりも下方に位置している。なお、本実施形態において、第1領域の周方向範囲は、第2領域の周方向範囲よりも広く設定されている。具体的に、第1領域は、180°よりも大きく、270°よりも小さい範囲に設定されている。但し、第1領域及び第2領域の周方向範囲は、適宜変更が可能である。
本実施形態では、図9に示すように、装着位置から交換位置に移行する過程において、第2ねじ山102と雄ねじ部85との係合が解除された後、第1ねじ山101と雄ねじ部85との係合が解除される。すなわち、第1ねじ山101及び第2ねじ山102の上端位置が異なっているため、第1ねじ山101と雄ねじ部85との係合が解除された時点で、例えば自重等によって中皿5が傾く。具体的に、雄ねじ部85の下端縁が主に第2ねじ山102の上端縁に支持されることで、中皿5のうち第1領域に位置する部分が回転部材4よりも上方に浮き上がる。
これにより、中皿5と回転部材4との間に手を差し入れ易くすることができ、交換時の作業性を向上させることができる。
本実施形態では、第1実施形態のような指当て凹部65が形成されていないため、中皿5の全周が操作部43によって取り囲まれる。その結果、内容物の零れ等を抑制できる。
以上、本発明の実施形態について図面を参照して詳述したが、具体的な構成はこの実施形態に限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲の設計変更等も含まれる。
例えば、上述した実施形態では、係合部及び被係合部をねじ形状に形成した場合について説明したが、この構成に限られない。係合部及び被係合部は、ねじ形状以外に螺旋状の溝に対して凸部が係合する構成等であってもよい。
上述した実施形態では、回転部材4が操作部43を有する構成について説明したが、この構成に限られない。
上述した実施形態では、外容器8が平面視円形状に形成された構成について説明したが、この構成に限られない。外容器8の平面視形状は、矩形状や三角形状等、適宜変形が可能である。
上述した実施形態では、中皿5において、装着筒73及び周壁部78がそれぞれ円形状に形成された場合について説明したが、この構成に限られない。例えば、円形状の装着筒に対して、周壁部78を非真円形状に形成してもよい。この際、装着筒78は、例えば矩形状や三角形状等、種々の形状を採用することが可能である。この場合においても、回り止め部は、容器本体に対する中皿の回転が規制されていれば、凹凸係合以外の形状であってもよい。
上述した実施形態では、回転部材4が操作部43を備える構成について説明したが、この構成に限られない。
上述した実施形態では、下端係合部として、互いに摺接する容器摺動突部16及び外筒摺動突部58を備える構成について説明したが、この構成に限られない。下端係合部は、最下端位置において、容器本体2及び回転部材4が互いに係合する構成であればよく、例えば乗り越え可能な突部等であってもよい。
また、回転制限部や摺接部は必須の構成ではない。
その他、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で、上述した実施形態における構成要素を周知の構成要素に置き換えることは適宜可能であり、また、前記変形例を適宜組み合わせてもよい。
1…コンパクト容器
2…容器本体
4…回転部材
5…中皿
11…底部(上下規制部)
14…規制突部(回転制限部)
16…容器摺動突部(下端係合部)
22…容器回り止め部(回り止め部)
28…容器係止爪(上下規制部)
43…操作部
45…外筒係止爪(上下規制部)
51…雌ねじ部(係合部)
57…規制凹部(回転制限部)
58…外筒摺動突部(下端係合部)
81…中皿回り止め部(回り止め部)
85…雄ねじ部(被係合部)
101…第1ねじ山
102…第2ねじ山

Claims (6)

  1. 内容物が収容される中皿と、
    内側に前記中皿が収容される容器本体と、
    前記容器本体内において、前記中皿の周囲を取り囲み、上下方向に延びる軸線回りに回転可能に設けられた回転部材と、を備え、
    前記容器本体及び前記中皿は、前記軸線回りの周方向で互いに係合して前記容器本体に対する前記中皿の前記軸線回りの回転を規制する回り止め部を備え、
    前記容器本体及び前記回転部材は、上下方向で互いに係合して前記容器本体に対する前記回転部材の上下方向への移動を規制する上下規制部を備え、
    前記回転部材は、前記中皿に形成された被係合部に係合して、前記中皿に対する前記軸線回りの回転に伴い、前記中皿を上昇させるとともに、前記中皿が最上端位置にあるときに前記被係合部との係合が解除される係合部を備えているコンパクト容器。
  2. 前記容器本体及び前記回転部材は、前記中皿が最下端位置にあるときに、互いに係合する下端係合部を備えている請求項1に記載のコンパクト容器。
  3. 前記容器本体及び前記回転部材は、前記中皿が前記最下端位置及び前記最上端位置にあるとき、周方向で互いに当接して、前記容器本体に対する前記回転部材の回転を制限する回転制限部を備えている請求項2に記載のコンパクト容器。
  4. 前記回転部材は、
    前記係合部が形成された支持筒と、
    前記支持筒から上方に突出する操作部と、を備え、
    前記操作部において、上下方向から見て前記軸線に交差する径方向の内側を向く面は、前記中皿が最下端位置にあるときに、前記中皿の上端縁に滑らかに連なる円弧状に形成されている請求項1から請求項3の何れか1項に記載のコンパクト容器。
  5. 前記係合部及び前記被係合部は、多条ねじである請求項1から請求項4の何れか1項に記載のコンパクト容器。
  6. 前記係合部は、
    前記回転部材の内周面のうち、周方向の第1領域に間隔をあけて配設された第1ねじ山と、
    前記回転部材の内周面のうち、周方向の第2領域に間隔をあけて配設された第2ねじ山と、を備え、
    前記第2ねじ山の上端縁は、前記第1ねじ山の上端縁よりも下方に位置している請求項5に記載のコンパクト容器。
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