JP6898111B2 - カウンタウエイト装置及び建設機械 - Google Patents

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Description

本発明は、カウンタウエイト装置、及び当該カウンタウエイト装置を備えた建設機械に関する。
クローラクレーンなどの建設機械には、作業時の機体の安定性を確保するために機体フレームの後端部にカウンタウエイトが取り付けられる。このカウンタウエイトは重量物であるため、輸送時には輸送重量を低減するために機体フレームから取り外される。カウンタウエイトの着脱は、カウンタウエイト装置によって行う。このようなカウントウエイト装置を備えた建設機械として、例えば特許文献1あるいは2に記載された技術が公知である。
この公知技術のうち、特許文献1には、旋回フレームにカウンタウエイトを取り付けるためのカウンタウエイト着脱ユニットにおいて、 第1のフレームに着脱可能に取り付けられ、この第1のフレームとともに旋回フレームを形成する第2のフレームと、第2のフレームが第1のフレームに取り付けられた状態で、カウンタウエイトを第2のフレームに取付可能に移動する油圧アクチュエータとを有することを特徴とし、第2のフレームを第1のフレームに取付可能に押し上げるとともに、第2のフレームが第1のフレームに取り付けられた後、カウンタウエイトを第2のフレームに取付可能に引き上げる油圧アクチュエータを油圧シリンダとした構成が開示されている。
また、特許文献2には、建設機械の機体フレームにカウンタウエイトを取り付ける建設機械のカウンタウエイト装置において、カウンタウエイトに設けられた第1の係合溝と、機体フレームに設けられた第2の係合溝と、カウンタウエイトに突設され、カウンタウエイトの取付時に第2の係合溝に係合する第1の係合部材と、機体フレームに突設され、カウンタウエイトの取付時に第1の係合溝に係合する第2の係合部材と、第1の係合部材が第2の係合溝に係合し、かつ、第2の係合部材が第1の係合溝に係合した状態で機体フレームにカウンタウエイトを固定する固定手段と、を備えた構成が開示されている。
特開2007−91404号公報 特開2006−44948号公報
特許文献1に記載の技術では、カウンタウエイト(3)を取り付ける場合、まず、連結フレーム(12)を油圧シリンダ(13)で持ち上げ、旋回フレーム(2)と連結フレーム(12)をレバー(115)によって駆動される連結ピン(114)によって連結し、油圧シリンダ(13)を伸ばすことによって持ち上げ、旋回フレーム(2)に完全に固定した後、油圧シリンダ(13)を縮小させてカウンタウエイト(3)を引き上げるようになっている。このようにしてカウンタウエイト(3)を取り付ける際には、旋回フレーム(2)に予め設置された係合ピン(212)との干渉を避けるため、重心をピン(133)の中心を通る鉛直線より後ろ側に設定し、後傾の状態で持ち上げた後、油圧シリンダ(13)の押力によって回転させることにより旋回フレーム(2)を取り付け位置にセットしていた。なお、前記括弧付きの符号は、特許文献1で付された符号であり、括弧を付けることにより実施形態における参照符号と区別している。
このように後傾の状態にするには、構造上前側(旋回フレーム側)重心となりがちなフレームの重心位置を後ろ側に設定するためだけに連結フレーム(12)にウエイト(124)を設け、連結フレーム(12)の重量を増加させていた。しかし、連結フレーム(12)の重量が大きいと、油圧シリンダ(13)の伸長時推力を大きく設定する必要があり、また、その分のコストが増加するという問題があった。
一方、特許文献2に記載の技術では、シリンダトップに取り付けられたロッドピン(37)を、機体フレーム(20)側に設置した受け(ブラケット25)の上端に形成された切り欠き部(25a)に引っ掛け、油圧シリンダ(30)を縮小させることによりカウンタウエイト(10)を引き上げるようになっている。このとき油圧シリンダ(30)をベースプレート(11)に固定する支持プレート(32)を機体フレーム(20)に固定する必要がある。両者の固定は、カウンタウエイト取付用のピン(40)をピン孔(28)に挿入することにより行われる。ピン挿入は、作業者が梯子を上り、ステップの上に乗ってピン(40)をピン孔(28)に挿入するという方法により行われていた。なお、括弧付きの符号は、特許文献2で付された符号である。
また、特許文献2記載のカウンタウエイト装置では、受けを機体フレーム(20)に取り付けた状態で、引き上げに十分な高さを確保すると、輸送高さの上限を大きく超えてしまう場合がある。輸送高さの上限を超えないようにするには、受けが形成されたブラケット25の部分を取り外すか、格納できるようにする必要がある。また、マストを使用している場合、輸送時にマストを例えば後方に格納(折り畳む)が、受けが形成されたブラケット(25)のほうが折り畳んだマストの上端よりも上に突出する場合がある。このような場合、マストを取り外さずに輸送が可能であったとしても、ブラケット(25)を取り外さなければ輸送高さを確保することができない。そのため、マストを使用したこの種の機械について特許文献2のような受けを採用することはできない。なお、マストの組み付け及び分解等については、例えば特開2016−113249号公報あるいは特開2016−222378号公報等に開示されている。
そこで、本発明が解決しようとする課題は、輸送高さの低減を図るとともに、機体フレーム及び連結フレームに対応する接続構造体側の重量を軽量化し、さらに遠隔でカウンタウエイトを機体フレームに取り付け可能とすることにある。
前記課題を解決するため、本発明の一態様は、建設機械の機体フレームに取り付けられるカウンタウエイトを載置する載置台と、前記載置台に載置されたカウンタウエイトを前記載置台とともに昇降させる油圧シリンダと、前記機体フレームと前記油圧シリンダのシリンダロッドとを前記油圧シリンダより前記機体フレーム側で接続する接続構造体と、を有し、前記シリンダロッドの伸長、収縮動作によって前記カウンタウエイトが載置された載置台を前記機体フレームの後端部に支持させるカウンタウエイト装置において、前記油圧シリンダを揺動支軸を介して前記載置台上で支持する支持部材と、前記シリンダロッドの伸長時に前記接続構造体と前記機体フレームの後端部とを、当該後端部の上端が前記接続構造体の上端よりも低くなる位置で結合する第1の結合機構と、前記シリンダロッドの収縮時に前記支持部材と前記機体フレームの後端部とを直接結合して前記載置台を支持する第2の結合機構と、前記第1の結合機構を動作させる第1の操作部と、前記第2の結合機構を動作させる第2の操作部と、を備え、前記第1の結合機構は、前記接続構造体と前記油圧シリンダを一体化したときの重心位置が前記揺動支軸の中心を通る鉛直線よりも前記機体フレーム側から遠い側に位置する後側重心の状態で前記結合を行うことを特徴とするカウンタウエイト装置。
本発明の一態様によれば、輸送高さの低減を図るとともに、機体フレーム及び連結構造体側の重量を軽量化し、さらに遠隔でカウンタウエイトを機体フレームに取り付けることができる。なお、前記以外の課題、構成及び効果は、以下の実施形態の説明において明らかにされる。
本発明の実施形態に係る建設機械としてのクローラクレーンの全体構成を示す側面図である。 図1のクローラクレーンの下部走行体、旋回フレーム、カウンタウエイト着脱装置、及びカウンタウエイトを示す三面図である。 図2におけるカウンタウエイト着脱装置の構成を示す斜視図である。 図3のカウンタウエイト着脱装置と旋回フレームの後端部の関係を示す斜視図である。 図4における操作ブラケットを示す要部斜視図である。 図3におけるX−X線断面図である。 カウンタウエイト着脱装置のカウンタウエイト着脱動作を示す動作説明図で、カウンタウエイト着脱装置と旋回フレームの後端部との位置合わせ時の状態を示す。 カウンタウエイト着脱装置のカウンタウエイト着脱動作を示す動作説明図で、図7Aにおけるカウンタウエイトを省略した状態を示す。 カウンタウエイト着脱装置のカウンタウエイト着脱動作を示す動作説明図で、油圧シリンダのシリンダロッドを伸長したときの状態を示す。 カウンタウエイト着脱装置のカウンタウエイト着脱動作を示す動作説明図で、シリンダロッドが伸長し、ガイドピンがガイド溝に嵌り込んだ状態を示す。 カウンタウエイト着脱装置のカウンタウエイト着脱動作を示す動作説明図で、シリンダロッドがさらに伸長し、ウエイト昇降ユニットが時計回り方向に回転した状態を示す。 カウンタウエイト着脱装置のカウンタウエイト着脱動作を示す動作説明図で、シリンダロッドを収縮させ、ベースプレートとカウンタウエイトを引き上げるときの状態を示す。 カウンタウエイト着脱装置のカウンタウエイト着脱動作を示す動作説明図で、シリンダロッドが収縮する過程で位置決め溝が支持ブラケット連結ピンに係合し、ガイドピンが支持溝に嵌り込んだ状態を示す。 カウンタウエイト着脱装置のカウンタウエイト着脱動作を示す動作説明図で、カウンタウエイトが旋回フレームの後端部に固定された状態を示す。 図7Eの状態をカウンタウエイト着脱装置の右後側から見た斜視図である。 第1固定ピンを挿抜する第1固定ピン挿抜機構のピン非固定時の第1固定ピン配設部分近傍を示す斜視図である。 第1固定ピンを挿抜する第1固定ピン挿抜機構のピン非固定時の第1操作レバー配設部分近傍を示す斜視図である。 第1固定ピンを挿抜する第1固定ピン挿抜機構のピン固定時の第1固定ピン配設部分近傍を示す斜視図である。 第1固定ピンを挿抜する第1固定ピン挿抜機構のピン固定時の第1操作レバー配設部分近傍を示す斜視図である。 図7Gの状態をカウンタウエイト着脱装置の左後側から見た斜視図である。 第2固定ピンを挿抜する第2固定ピン挿抜機構のピン非固定時の第2ピン配設部分近傍を示す斜視図である。 第2固定ピンを挿抜する第2固定ピン挿抜機構のピン非固定時の第2操作レバー配設部分近傍を示す斜視図である。 第2固定ピンを挿抜する第2固定ピン挿抜機構のピン固定時の第2ピン配設部分近傍を示す斜視図である。 第2固定ピンを挿抜する第2固定ピン挿抜機構のピン固定時の第2操作レバー配設部分近傍を示す斜視図である。 遠隔操作によって第1固定ピン駆動油圧シリンダを駆動する第1固定ピン挿抜機構の例を示す斜視図である。 遠隔操作によって第2固定ピン駆動油圧シリンダを駆動する第2固定ピン挿抜機構の例を示す斜視図である。 本実施形態に係るクローラクレーンをトレーラーに乗せて運搬する際にマストを後方に折り畳んで格納したときの状態を示す旋回フレームの側面図である。
以下、図面を参照し、本発明の実施形態について説明する。
図1は本発明の実施形態に係る建設機械としてのクローラクレーンの全体的な構成を示す図である。同図において、カウンタウエイト装置としてのカウンタウエイト着脱装置を備えたクローラクレーン100は、下部走行体(クローラ)1、上部旋回体3、ブーム5、マスト7、バックストップ9及びカウンタウエイト11から基本的に構成されている。上部旋回体3は旋回輪を介して下部走行体1に旋回可能に設けられている。ブーム5は上部旋回体3に起伏可能に軸支されている。上部旋回体3のカウンタウエイト11設置側とは逆側の端部にはキャブ(運転室)13が設置され、キャブ13とカウンタウエイト11との間にはハウス(機械室)15が設けられている。
旋回フレーム17には巻き上げ用のウインチドラムである巻上ドラムと、起伏用のウインチドラムである起伏ドラム17F(図2)が搭載されている。巻上ドラムには巻上ロープが巻回され、巻上ドラムの駆動により巻上ロープが巻き取り又は繰り出され、ブーム5の先端に吊り下げられたフックが昇降する。起伏ドラム17Fには起伏ロープ17Gが巻回され、起伏ドラム17Fの駆動により起伏ロープ17Gが起伏ドラム17Fに巻き取り又は繰り出される。これによりブーム5が起伏する。
旋回フレーム17内には巻上用油圧モータ及び起伏用油圧モータが設置されている。巻上ドラムは巻上用油圧モータによって駆動され、起伏ドラム17Fは起伏用油圧モータによって駆動される。また、巻上用油圧モータ及び起伏用油圧モータをそれぞれ制動するブレーキ装置が設置され、巻上用油圧モータ及び起伏用油圧モータの駆動が制御される。
図2はクローラクレーン100の下部走行体1、旋回フレーム17、カウンタウエイト着脱装置19、及びカウンタウエイト11を示す三面図で、同図(a)は平面図、同図(b)は同図(a)を左側から見た側面図、同図(c)は正面図である。図2では、旋回輪、キャブ13、マスト7、ブーム5等は省略している。また、旋回フレーム17は上部旋回体3の一部を構成している。
下部走行体1は、図1に示すようにクローラサイドフレーム22、駆動輪23、従動輪25、上部ローラ27、下部ローラ29及びシュー31を備えている。駆動輪23及び従動輪25はクローラサイドフレーム22の前後に設けられ、駆動輪23は走行装置によって駆動される。下部ローラ29はクローラサイドフレーム22の下部に設置され、上部ローラ27はクローラサイドフレーム22の上部に設置されている。シュー31は、駆動輪23,下部ローラ29,従動輪25及び上部ローラ27に巻き掛けられ、無限軌道を構成する。なお、符号33はカウンタウエイト11を載置するベースプレートである。
図3はカウンタウエイト着脱装置19の構成を示す斜視図で、旋回フレーム17側から見た図である。図4は図3のカウンタウエイト着脱装置19と旋回フレーム17の後端部17Aの関係を示す斜視図で、ベースプレート33の後側から見た図である。図5は操作ブラケット18を示す要部斜視図である。図6は図3におけるX−X線断面図である。
図3ないし図6において、カウンタウエイト装置としてのカウンタウエイト着脱装置19は、ウエイト昇降ユニット35と、カウンタウエイト11を載置するベースプレート33と、を備えている。ウエイト昇降ユニット35は左右対称に一対ずつ設けられている。カウンタウエイト11はウエイト部材11A,11B,11C,11D,11E,11Fを積層してなり、各ウエイト部材11A〜11F同士及びベースプレート33はリンクにより一体に締結され、ベースプレート33上の両側に対称に設置されている(図2)。各ウエイト部材11A〜11Fは上面視略L字状に形成されている。左右一対のカウンタウエイト11は、所定の間隔をあけて配置され、一対のカウンタウエイト11間の空間に、前記左右一対のウエイト昇降ユニット35が配置されている。
ウエイト昇降ユニット35は、ベースプレート33に取り付けられている。ベースプレート33の上面33Bには一対の接続プレート37がそれぞれ左右対称に立設されている。2つの接続プレート37は、外形は同じ形状であり、それぞれ前後方向に対して直交する平面に平行に配置されている。ベースプレート33には、図6に示すように一対の開口部34が形成され、開口部34を挟んで一対の接続プレート37がそれぞれ固着されている。
図6に示すように、ウエイト昇降ユニット35は、油圧シリンダ39と、一対の接続プレート37を介して油圧シリンダ39をベースプレート33にそれぞれ接続する一対の支持ブラケット41とを備えている。油圧シリンダ39は、シリンダロッド39Aと、シリンダロッド39Aを上下方向に伸縮させるために圧油の給排が行われるシリンダチューブ39Bとを含む。支持ブラケット41は、左右一対のプレートからなり、当該一対のプレートのそれぞれが支持ブラケット連結ピン43を含む複数のピンによって結合されて一体とされている。支持ブラケット41の左右一対のプレートは、所定の間隔があけられて、一対のプレート間に油圧シリンダ39が配置されている。
また、支持ブラケット41には、後述の旋回フレーム17の後端部17Aを固定するための第2固定ピン61が第2固定ピン挿抜機構62によって挿抜可能に設けられている。さらに、支持ブラケット41には、後述の旋回フレーム17の後端部17Aの中央部に設けられたガイドピン17Bを支持する支持溝41Aが形成されている。支持溝41Aは上方が開放され、上方の開放部から案内されるガイドピン17Bを下底部に位置させ、支持ブラケット41で支持する機能を備えている。ウエイト昇降ユニット35は図3に示す構成の昇降機構が一対対称に備えられる。以下、対となるウエイト昇降ユニット35について同一の構成要素には同一の参照符号を付し、両者を特に区別しないで説明する。
前記したように油圧シリンダ39は一対の支持ブラケット41と一対の接続プレート37を介してベースプレート33に接続される。その際、油圧シリンダ39のシリンダチューブ39Bは、左右一対の接続プレート37間に配置され、それぞれ一対の支持ブラケット41により支持されている。油圧シリンダ39のシリンダロッド39Aはシリンダチューブ39Bに対し上方に伸長し、下方に収縮する。シリンダチューブ39Bには旋回フレーム17から油圧ホース16を介して圧油が供給され、シリンダロッド39Aの伸長及び収縮動作が行われる。
油圧シリンダ39のシリンダチューブ39Bの上部側にはトラニオン47が対となる支持ブラケット41の板面に対してそれぞれ垂直な方向に突設されている。支持ブラケット41の上端部には、略三角形状の取付プレート49が取付ピン51を介して取り付けられている。取付プレート49の中央には取付孔が設けられている。シリンダチューブ38Bのトラニオン47は当該取付孔に挿通されることにより、油圧シリンダ39は旋回フレーム17の前後方向に回動自在に対となる支持ブラケット41に支持される。
シリンダロッド39Aの先端のシリンダトップ39Cには、着脱フレーム53のロッド端結合部55と一体にピン結合するための着脱フレーム取付ピン57が取り付けられている。着脱フレーム取付ピン57は、図3に示すように、着脱フレーム53の左右の板部材59の上部に設けられた貫通孔60を貫通するように設けられ、着脱フレーム53をシリンダトップ39Cに固定している。着脱フレーム53は、シリンダロッド39Aよりも旋回フレーム17の後端部17A側に近い前側部分53Aと、シリンダロッド39Aよりも後端部17A側から遠い後側部分53Bとからなる。前側部分53Aには、ガイドピン17Bをガイド溝53Dまで案内するガイド面53Cが形成されている。ガイド面53Cは図6から分かるようにシリンダロッド39Aの軸線がトラニオン47の中心を通る鉛直線(仮想線)L(図6、図7(c))と一致したときに当該鉛直線Lに対して下側が当該鉛直線Lから離れる方向に傾斜した上部ガイド面53C1と、上部ガイド面53C1と連続し、前記鉛直線Lと平行な下部ガイド面53C2とからなっている。
また、メンバー36は、対となる着脱フレーム53の後側部分53Bを結合するように設けられている。メンバー36の機能は、対となる着脱フレーム53の後側部分53Bを結合するだけではなく、トラニオン47によって支持された着脱フレーム53の重心がトラニオン47の中心を通る鉛直線Lよりも旋回フレーム17の後端部17Aから遠い側、すなわち後側にくるように重心位置の調整機能も備えている。これにより着脱フレーム53は後側重心でトラニオン47により支持される。以下、本明細書では、前側は旋回フレーム17に近い側であること、後側は旋回フレーム17に遠い側であることを意味する。
油圧シリンダ39が後側重心で支持されると、油圧シリンダ39はトラニオン47の中心に関して回転し、後側重心でバランスする位置で停止する(図7C)。この停止位置では、下部ガイド面53C2も前記鉛直線Lに対して傾斜した位置まで傾いてバランスする位置で停止する。この位置で停止すると、ガイドピン17Bをガイドするガイド面53Cのガイド範囲が広くなり、ガイドピン17Bを受けて案内するときの誤差の許容範囲を広げることができる。メンバー36は、対となる着脱フレーム53の後側部分53Bを結合し、両者を並立させるに足る強度と、着脱フレーム53を後側重心とするだけの重量があればよいので、従来例(特許文献1)に比較すると、大幅にカウンタウエイト着脱装置19の重量を軽減することができる。
図3及び図4に示すように、着脱フレーム53の前側部分53Aは、左右の同形状の一対の板部材59の前側部分に支持部材59Aを固設し、その支持部材59Aに対して一対の同形状のガイド板59Bを平行に配置し、支持部材59Aに垂直に固定して一体化されている。ガイド板59Bには、上部ガイド面53C1から下部ガイド面53C2に切り替わる部分の近傍に第1固定ピン挿通孔44が形成されている。また、図3に示すように、第1固定ピン挿通孔44が形成された箇所のガイド板59Bの外側には、第1固定ピン45を挿抜するための第1固定ピン挿抜機構46が配置されている。第1固定ピン挿通孔44及び第1固定ピン挿抜機構46は、一対あるウエイト昇降ユニット35のそれぞれに設置されている。第1固定ピン45は第1固定ピン挿抜機構46により外側から内側に向かって挿入され、外側から内側に向かって抜出される。
第1固定ピン45は着脱フレーム53を旋回フレーム17の後端部17Aに固定するためのピンである。第1固定ピン45は、図4、図5及び図6に示すように操作ブラケット18の下端に設けられた一対の第1操作レバー46Aによって操作される。第1操作レバー46Aは、後述するが、第1プッシュプルワイヤ46Bによって第1固定ピン挿抜機構46を駆動することにより第1固定ピン45を第1固定ピン挿通孔44に対して挿抜するためのものである。操作ブラケット18はメンバー36から斜め下方に向けて設置されている。また、操作ブラケット18の位置及び長さは、作業者90がベースプレート33に乗った状態で楽に第1操作レバー46Aを操作できる位置及び高さに設定されている(図7E、図8)。
ウエイト昇降ユニット35には、第1固定ピン45のほかに、支持ブラケット41を旋回フレーム17の後端部17Aに固定するための第2固定ピン61と第2固定ピン挿抜機構62が設けられている。一方、対となる支持ブラケット41には、第2固定ピン61を挿抜するための第2固定ピン挿通孔63が形成されている。第2固定ピン挿通孔63は支持ブラケット連結ピン43とトラニオン47設置箇所の高さ方向のほぼ中央部に設けられている。第2固定ピン61と第2固定ピン挿抜機構62は、対となるウエイト昇降ユニット35の内側の対称な位置にそれぞれ配置され、第2固定ピン61は内側から外側に向かって挿入され、外側から内側に向かって抜出される。
また、図4に示すようにベースプレート33の後端部には、第2固定ピン挿抜機構62を操作するための一対の第2操作レバー62Aが設けられている。第2固定ピン挿抜機構62も、第1固定ピン挿抜機構46と同様に、第2プッシュプルワイヤ62Bによって第2固定ピン挿抜機構62を駆動することにより、第2固定ピン61を第2固定ピン挿通孔63に対して挿抜する。第2操作レバー62Aはベースプレート33の後端部を切欠いて形成された切欠き部33A内に設置され、カウンタウエイト後端から出ないように、及び不用意に操作されないようにしている。なお、図6に示す符号17Dは第2固定ピン61が挿通される旋回フレーム17の後端部17A側の第2固定ピン受け孔である。また、符号17Cは第1固定ピン45が挿通される旋回フレーム17の後端部17A側の第1固定ピン受け孔である。第1固定ピン受け孔17Cの側方には第1固定ピン受け孔17Cと第1固定ピン挿通孔44との位置を合せるために着脱フレーム53の回転を規制するストッパピン17Hが突設されている。
図7Aないし図7Hはカウンタウエイト着脱装置19のカウンタウエイト着脱動作を示す動作説明図である。図7Bにおいて右上に見える部分は、クローラクレーン100の旋回フレーム17の後端部17Aである。この後端部17Aには、上部に前記第1固定ピン受け孔17C、その下方にガイドピン17B、さらにその下方に第2固定ピン受け孔17Dが、それぞれ設けられている。また、後端部17Aの下端には、支持ブラケット連結ピン43に上から係合して支持ブラケット41と旋回フレーム17の後端部17Aとの位置決めを行うための位置決め溝17Eが設けられている。第2固定ピン受け孔17Dは、位置決め溝17Eが支持ブラケット連結ピン43と係合したときに、第2固定ピン挿通孔63と一致する位置に形成されている。この位置で第2固定ピン61を第2固定ピン挿通孔63に挿入すると、第2固定ピン61は第2固定ピン受け孔17Dを通って反対側の第2固定ピン挿通孔63に至り、ウエイト昇降ユニット35と旋回フレーム17を一体にすることができる。
旋回フレーム17の後端部17Aに設けられたガイドピン17Bは、旋回フレーム17と着脱フレーム53の位置決めに使用されるピンである。すなわち、ガイドピン17Bがガイド溝53Dに係合し、着脱フレーム53に荷重が加わると、ウエイト昇降ユニット35がトラニオン47を中心に図示時計方向に回転する。この過程で、第1固定ピン受け孔17Cと第1固定ピン挿通孔44が一致する位置が存在するようにこれら三者の位置が決められており、この位置決めにガイドピン17Bが使用される。なお、図7において旋回フレーム17の後端部17Aの右横に見える装置は起伏ドラム17F(図2)である。
旋回フレーム17の後端部17Aにカウンタウエイト着脱装置19によってカウンタウエイト11を装着する場合、まず、図7Aに示すようにカウンタウエイト着脱装置19と旋回フレーム17の後端部17Aとの位置合わせを行う。位置合わせは、クローラクレーン100を後退させ、旋回フレーム17の後端部17Aを着脱フレーム53に対向する位置に位置させる。このとき、カウンタウエイト着脱装置19のウエイト昇降ユニット35は初期状態にあり、油圧シリンダ39のシリンダロッド39Aは最も縮んだ状態である。図7Bは、位置合わせを行うときの後端部17Aとカウンタウエイト着脱装置19との関係を示す図で、カウンタウエイト11は図示を省略している。図7Cないし図7Gも同様にカウンタウエイト11については図示を省略している。
図7Bで後端部17Aとカウンタウエイト着脱装置19との間の位置関係の調整が終了すると、図7Cに示すように油圧シリンダ39のシリンダロッド39Aを伸長し、着脱フレーム53のガイド溝53Dを旋回フレーム17の後端部17Aのガイドピン17Bに係合させる。その際、ガイドピン17Bが、着脱フレーム53の上部ガイド面53C1と下部ガイド面53C2の上部に位置していれば、ガイドピン17Bは油圧シリンダ39の伸長動作に伴って、上部ガイド面53C1あるいは下部ガイド面53C2のいずれかに当接する。そして、ガイドピン17Bは、上部ガイド面53C1及び下部ガイド面53C2に沿って、あるいは下部ガイド面53C2に沿って案内され、図7Dに示すようにガイド溝53Dに嵌り込む。なお、油圧シリンダ39の伸長、収縮は、旋回フレーム17のハウス15に設置された油圧ポンプから油圧ホース16を介して油圧シリンダ39に供給される圧油を制御することにより行われる。圧油の制御は、キャブ13内の操作レバーの操作によって方向制御弁を制御することにより行われる。
図7Dの状態では、ガイドピン17Bがガイド溝53Dに嵌り込んだだけで、第1固定ピン挿通孔44と第1固定ピン受け孔17Cの位置は一致していない。そこで、図7Eに示すようにさらに油圧シリンダ39のシリンダロッド39Aを伸長させる。これにより、ウエイト昇降ユニット35がトラニオン47を中心に図示時計回り方向に回転する。そして、着脱フレーム53の下部ガイド面53C2がストッパピン17Hに当接すると、シリンダロッド39Aの伸長動作を停止させる。これに伴って着脱フレーム53の回転が停止する。この状態で第1固定ピン挿通孔44と第1固定ピン受け孔17Cの孔が合致する。そこで、第1固定ピン挿抜機構46によって第1固定ピン45を第1固定ピン挿通孔44側から第1固定ピン受け孔17Cに挿入し、ウエイト昇降ユニット35を旋回フレーム17の後端部17Aに取り付ける。これによりウエイト昇降ユニット35の着脱フレーム53と旋回フレーム17が一体化される。
第1固定ピン挿抜機構46の機構と動作については図9A及び図9Bを参照して後述するが、図7Eに示すように、操作ブラケット18の下端に備えられた第1操作レバー46Aを下側に操作し、支軸46C(図9B)に関して図示反時計回り方向に移動させる。これにより、第1固定ピン45が第1プッシュプルワイヤ46Bの作用により第1固定ピン挿通孔44の内部に挿入される。このピン結合により、着脱フレーム53と旋回フレーム17の後端部17Aを結合し、着脱フレーム53は旋回フレーム17側に取り付けられる。
その後、図7Fに示すように油圧シリンダ39のシリンダロッド39Aを縮小させ、ベースプレート33とその上に固定されたカウンタウエイト11を引き上げる。この過程で、図7Gに示すように位置決め溝17Eが支持ブラケット連結ピン43に係合し、ガイド溝53Dに嵌り込んだガイドピン17Bが支持溝41Aに嵌り込む。この状態で、第2固定ピン挿通孔63と第2固定ピン受け孔17Dが合致する。そこで、第2操作レバー62Aを操作して第2固定ピン挿抜機構62を駆動し、第2固定ピン61を第2固定ピン挿通孔63から第2固定ピン受け孔17Dを介して、反対側の第2固定ピン挿通孔63まで相通する。これにより、支持ブラケット41と旋回フレーム17の後端部17Aが一体化される。その結果、図7Hに示すようにカウンタウエイト11が旋回フレーム17の後端部17Aに固定される。
図8は図7Eの状態をカウンタウエイト着脱装置19の右後側から見た斜視図である。この状態では、ベースプレート33は地上に位置しており、油圧シリンダ39のシリンダロッド39Aはガイドピン17Bがガイド溝53Dに嵌入した状態で第1固定ピン45の第1固定ピン挿通孔44への挿入動作を待っている。作業者90はベースプレート33の中央後部に立っている。この位置は、立った状態で手を伸ばせば第1操作レバー46Aに容易に手が届く位置である。このようにして本実施形態では、地上に位置したベースプレート33の上から作業者90の遠隔操作による第1固定ピン45の挿抜動作が可能となる。その結果、梯子及び梯子の上部のステップも不要となる。また、作業者90が梯子を上り、高所作業を行う必要がないので、作業の安全性にも寄与することができる。
図9A,図9B、図10A及び図10Bは第1固定ピン45を挿抜する第1固定ピン挿抜機構46の要部を示す斜視図である。図9A及び図10Aは第1固定ピン45の配設部分の近傍を、図9B及び図10Bは第1固定ピン挿抜機構46を作動させる第1操作レバー46Aの配設部分近傍をそれぞれ示す。第1固定ピン挿抜機構46は、第1リンク46D、第1プッシュプルワイヤ46B及び第1操作レバー46Aから基本的に構成されている。第1プッシュプルワイヤ46Bの一端は第1リンク46Dの第1レバー46D3の接続端46D5に接続され、他端は第1操作レバー46Aの接続端46A1に接続されている。
第1リンク46Dは、ガイド板59Bの外側の面に設置された第1リンクブラケット46D1に支持されている。第1レバー46D3は、第1リンクブラケット46D1に支軸46D2を介して揺動可能に支持されたL字型の部材である。第1レバー46D3のガイド板59B側の端部である前記接続端46D5には第1プッシュプルワイヤ46Bが接続され、第1レバー46D3の第1リンクブラケット46D1から突出した側の端部である作動端46D4が、第1固定ピン45の端部にピンあるいは軸部材により回動可能に取り付けられている。
第1プッシュプルワイヤ46Bは、図8にも示すように着脱フレーム53の上部を通り、操作ブラケット18を経て操作ブラケット18の末端の第1操作レバー46Aの接続端46A1に接続されている。第1操作レバー46Aは、第1操作レバー支持ブラケット46A2を介して支軸46Cに関して揺動可能に操作ブラケット18に取り付けられている。なお、図9A及び図9Bは第1固定ピン45が挿入されていない状態、すなわちピン非固定時の状態を示している。この状態では図9Bに示すように第1操作レバー46Aは上方位置に位置している。
この状態から第1操作レバー46Aを下側に倒し、図10Bの状態にすると、接続端46A1に接続された第1プッシュプルワイヤ46Bが引っ張られ、第1リンク46Dの第1レバー46D3の接続端46D5を図において上方に移動させる。これにより第1レバー46D3は図示時計回り方向に回動する。その結果、図10Aに示すように第1レバー46D3の作動端46D4が第1固定ピン45を第1固定ピン挿通孔44内に押し込み、前述のようにして着脱フレーム53を旋回フレーム17の後端部17Aに結合する。その結果、両者は第1固定ピン45により一体化される。
一方、図10Bの状態から第1操作レバー46Aを上方に上げると、第1プッシュプルワイヤ46Bが押し戻され、第1レバー46D3は支軸46D2に関して反時計回り方向に回動する。これにより、第1固定ピン45は第1固定ピン挿通孔44から抜出され、図9Aの状態となる。このとき、第1操作レバー46Aは図9Bのピン非固定時の状態となっている。なお、図9B及び図10Bでは、第1操作レバー46Aは左右一対設けられ、第1固定ピン挿抜機構46は図示右側の機構のみが図示されている。しかし、左側の第1操作レバー46Aによって駆動される左側の第1固定ピン挿抜機構46も右側の第1固定ピン挿抜機構46と対称に設けられ、同様に動作することはいうまでもない。
図11は図7Gの状態をカウンタウエイト着脱装置19の左後側から見た斜視図、図12A、図12B、図13A及び図13Bは第2固定ピン61を挿抜する第2固定ピン挿抜機構62の要部を示す斜視図である。図11の状態では、ベースプレート33は地上から引き上げられ、作業者90が操作しやすい所定高さに位置している。油圧シリンダ39のシリンダロッド39Aは、ガイドピン17Bがガイド溝53Dに嵌入し、支持溝41Aに支持された状態まで縮み、第2固定ピン61の第2固定ピン挿通孔63への挿入動作を待っている。この状態では、作業者90はベースプレート33の後端の切欠き部33Aの近傍で、手を伸ばせば第2操作レバー62Aに手が届く地上の位置に立ち、第2操作レバー62Aを操作することができる。第2操作レバー62Aは、第2固定ピン挿抜機構62の第2リンク62Dの第2レバー62D3を操作するためのものである。
第2固定ピン挿抜機構62も第1固定ピン挿抜機構46と類似の構成であり、第2リンク62D、第2プッシュプルワイヤ62B及び第2操作レバー62Aから基本的に構成されている。第2プッシュプルワイヤ62Bの一端は第2リンク62Dの第2操作レバー62Aの接続端62D5に接続され、他端は第2操作レバー62Aの接続端62A1に接続されている。第2リンク62Dは、支持ブラケット41の内側の面に設置された第2リンクブラケット62D1、及び第2リンクブラケット62D1に支軸62D2を介して揺動可能に支持されたL字型の第2レバー62D3を備えている。第2レバー62D3の支持ブラケット41側の端部である接続端62D5に第2プッシュプルワイヤ62Bが接続され、第2レバー62D3の第2リンクブラケット62D1から突出した側の端部である作動端62D4が、第2固定ピン61の端部にピンあるいは軸部材により回動可能に取り付けられている。
第2プッシュプルワイヤ62Bは、図12B及び図13Bに示すように第2操作レバー62Aの接続端62A1からカバー62D6を通り、図4に示すようにカバー62D6の後端からベースプレート33の上面33Bに出て第2リンク62Dの接続端62D5と接続されている。第2操作レバー62Aは、第2操作レバー支持ブラケット62A2を介して支軸62Cに関して揺動可能にベースプレート33の切欠き部33Aの奥側の面に取り付けられている。ここで図12Aは、第2固定ピン61が挿入されていない状態、すなわちピン非固定時の状態を示している。この状態では図12Bに示すように第2操作レバー62Aは上方位置に位置している。
この状態から第1操作レバー46Aを下側に倒し、図13Bの状態にすると、接続端62A1に接続された第2プッシュプルワイヤ62Bが引っ張られ、第2リンク62Dの第2レバー62D3の接続端62D5を図において水平方向手前側に移動させ、図示上面視時計回り方向に回動させる。その結果、図13Aに示すように第2レバー62D3の作動端62D4が第2固定ピン61を第2固定ピン挿通孔63内に押し込み、前述のようにして支持ブラケット41を旋回フレーム17の後端部17Aに結合する。その結果、両者は第2固定ピン61により一体化され、ピン固定時の状態となる。
一方、図13Bの状態から第2操作レバー62Aを上方に上げると、第2プッシュプルワイヤ62Bが押し戻され、第2レバー62D3は支軸62D2に関して反時計回り方向に回動する。これにより、第2固定ピン61が第2固定ピン挿通孔63から抜出され、図12Aの状態となる。このとき、第2操作レバー62Aは図12Bのピン非固定時の状態となっている。なお、図12A、図12B、図13A及び図13Bでは、第2操作レバー62Aと第2固定ピン挿抜機構62は図示右側の機構のみが図示されている。しかし、図11にも示すように左側の第2操作レバー62Aによって駆動される左側の第2固定ピン挿抜機構62は右側の第2固定ピン挿抜機構62と対称に設けられており、同様に動作することはいうまでもない。
このように本実施形態では、地上からカウンタウエイト11を搭載したベースプレート33を油圧シリンダ39のシリンダロッド39Aを縮めることにより作業者90が地上に立った状態で作業者90が第2操作レバー62Aを操作することにより、第2固定ピン61の挿抜動作が可能となる。そのため、作業者90がベースプレート33に乗った状態で、第2固定ピン61を第2固定ピン挿通孔63に挿通する作業を行う必要がなくなる。これにより、第1固定ピン45の挿抜作業の場合と同様に、高所作業が不要となり、作業の安全性にも寄与することができる。
図9A、図9B、図10A及び図10Bに図示した第1固定ピン挿抜機構46、並びに図12A、図12B、図13A及び図13Bに図示した第2固定ピン挿抜機構62は、いずれも第1操作レバー46Aあるいは第2操作レバー62Aを作業者90が直接操作して第1固定ピン45あるいは第2固定ピン61の挿抜を行っている。これに対して、スイッチ操作あるいは油圧制御弁の操作レバーの操作により作業者90が第1操作レバー46Aあるいは第2操作レバー62Aをベースプレート33上、あるいはベースプレート33近傍の地上で操作することなく、第1固定ピン挿抜機構46及び第2固定ピン挿抜機構62を動作させることも可能である。この例を図14及び図15に示す。
図14は遠隔操作によって第1固定ピン駆動油圧シリンダ46Eを駆動する第1固定ピン挿抜機構46の例を示す斜視図である。図14に示した例では、第1固定ピン挿抜機構46を旋回フレーム17の後端部17A側に設け、プッシュプルワイヤ46Bを使用することなく、第1固定ピン駆動油圧シリンダ46Eにより第1リンク46Dを直接駆動するようにしている。第1リンク46Dは、第1レバー46D3の作動端46D4に第1ロッド46D6の一端を接続し、第1ロッド46D6の他端に第2ロッド46D7の一端を接続し、第2ロッド46D7の作動端46D8を第1固定ピン45の端部にピンあるいは軸部材により回動可能に取り付ける構成となっている。第1レバー46D3は、第1リンクブラケット46D1によって旋回フレーム17の後端部17Aの上面に支軸46D2に関して回動可能に取り付けられている。
第1固定ピン駆動油圧シリンダ46Eのシリンダロッドは、一端が第1レバー46D3の接続端46D5に接続され、第1固定ピン駆動油圧シリンダ46Eが縮んだ状態(図14)では、第1レバー46D3が最大限支軸46D2に関して反時計回り方向に回動している。この状態で、第1ロッド46D6は最も突出した状態であり、第1ロッド46D6に連結された打第2ロッド46D7及び第1固定ピン45も最も着脱フレーム53から離れた位置に位置している。この位置は、第1固定ピン45の第1固定ピン挿通孔44から離脱した位置であり、着脱フレーム68は旋回フレーム17には連結されておらず、別体の非固定時の状態である。
このとき、着脱フレーム53の旋回フレーム17側のガイド面53Cはストッパピン17Hに当接し、第1固定ピン挿通孔44と第1固定ピン受け孔17Cが一致している。この状態で、第1固定ピン駆動油圧シリンダ46Eのシリンダロッドを伸長させる。シリンダロッドの伸長により、第1レバー46D3が図示時計回り方向に回動する。この回動により第1ロッド46D6及び第2ロッド46D7が旋回フレーム17の内側に引き込まれ、この動作に同期して第1固定ピン45が着脱フレーム53の内側に移動し、第1固定ピン挿通孔44と第1固定ピン受け孔17C内に装着される。これにより着脱フレーム53と旋回フレーム17が結合され、一体の固定時の状態となる。
第1固定ピン駆動油圧シリンダ46Eの動作は、旋回フレーム17内の油圧バルブに接続させた油圧ホースから供給される圧油によって制御される。この圧油の制御は、リモートコントロールボックスの操作レバーにより方向制御弁を操作することにより行われる。リモートコントロールボックスの操作レバーを第1固定ピン45の挿入側への移動とは逆の方向に操作すると、第1固定ピン駆動油圧シリンダ46Eのシリンダロッドが縮み、第1レバー46D3が図示反時計回り方向に回動し、前記と逆の動作を辿って第1固定ピン45は第1固定ピン挿通孔44から離脱する。これにより、着脱フレーム53と旋回フレーム17の結合が解かれ、別体となる。
図15は第2固定ピン挿抜機構62を遠隔操作によって第2固定ピン駆動油圧シリンダ46Fを駆動する例を示す斜視図である。図15に示した例では、第2固定ピン挿抜機構62を支持ブラケット41側に設け、第2プッシュプルワイヤ62Bを使用することなく、第2固定ピン駆動油圧シリンダ46Fにより第2リンク62Dを直接駆動するようにしている。第2リンク62Dは、第2レバー62D3の作動端62D4にハンガー62D9を介してピンあるいは軸部材により回動可能に第2固定ピン61の一端を結合し、ハンガー62D9をガイドバー62D8に沿って移動可能に設置した構成となっている。第2レバー62D3は、第2リンクブラケット62D1によって支持ブラケット41の側面に支軸62D2に関して回動可能に取り付けられている。
第2固定ピン駆動油圧シリンダ46Fはシリンダブラケット46Gを介して支持ブラケット41の側面に取り付けられている。第2固定ピン駆動油圧シリンダ46Fのシリンダロッド46F1は、一端が第2レバー62D3の接続端62D5に接続され、第2固定ピン駆動油圧シリンダ46Fが縮んだ状態(図15)では、第2レバー62D3が支軸62D2に関して最大限反時計回り方向に回動している。この状態で、ハンガー62D9と第2固定ピン61は最も支持ブラケット41側に押し込まれた状態となっている。この状態は、第2固定ピン61が第2固定ピン挿通孔63から第2固定ピン受け孔17Dを通って反対側の第2固定ピン挿通孔63に至り、ウエイト昇降ユニット35と旋回フレーム17を結合した状態である。したがって、この状態では、カウンタウエイト11を搭載したベースプレート33が支持ブラケット41を介して旋回フレーム17と一体化されている。
第2固定ピン駆動油圧シリンダ46Fも第1固定ピン駆動油圧シリンダ46Eと同様に、旋回フレーム17内の油圧バルブに接続させた油圧ホースから供給される圧油によって制御される。この圧油の制御は、キャブ13内に設置された操作レバーによって方向制御弁を操作することにより行われる。キャブ13内に設置された操作レバーを第2固定ピン61の挿入側への移動とは逆の方向に操作すると、第2固定ピン駆動油圧シリンダ46Fのシリンダロッド46F1が伸長し、第2レバー62D3が図示時計回り方向に回動し、前記と逆の動作を辿って第2固定ピン61は第2固定ピン挿通孔63から離脱する。これにより、支持ブラケット41と旋回フレーム17の結合が解かれ、別体となる。
なお、図14及び図15では、リモートコントロールボックスのレバー操作により、第1固定ピン45及び第2固定ピン61の挿抜動作を制御しているが、第1及び第2固定ピン駆動油圧シリンダ46E,46Fに代えて電動モータとすることもできる。この場合、電動モータの制御は、キャブ13内の操作パネルのスイッチ操作によって行ってもよいし、コントローラを含む操作パネル、例えば可搬型PC(パーソナルコンピュータ)を別途接続し、第1及び第2固定ピン45,61の位置を確認しながら操作パネル(キーボード)のキー入力操作によって行うこともできる。
図16は本実施形態に係るクローラクレーン100をトレーラーに乗せて運搬する際にマスト7を後方に折り畳んで格納したときの状態を示す旋回フレーム17の側面図である。マスト7は、格納位置と最大起立位置まで回動可能に、旋回フレーム17の幅方向の両端部に左右一対設けられた回動支点7Aで支持されている。一対のマスト7のそれぞれの基端部には、マスト7を起伏させるためのフリップシリンダ7Bが設けられ、図1に示すようにマスト7を立てる場合には、フリップシリンダ7Bのシリンダロッドを伸長し、マスト7を格納する場合にはフリップシリンダ7Bのシリンダロッドを最小位置まで縮める。このようにマスト7の回動位置は、フリップシリンダ7Bへの油圧制御により行われる。フリップシリンダ7Bも油圧シリンダ39と同様に、旋回フレーム17内の油圧バルブに接続させた油圧ホースから供給される圧油によって制御される。この圧油の制御は、キャブ13内に設置された操作レバーにより方向制御弁を操作することにより行われる。
本実施形態では、マスト7をマスト受け7Cに格納したとき、旋回フレーム17の最も高い位置は、マスト7を寝せたときの上端位置で決まる。これは、本実施形態では、例えば特許文献2に開示されているような旋回フレーム17の後端部17Aの上端に受けが設けられたブラケットが不要となり、後端部17Aの上端から下方で、後端部17Aとカウンタウエイト着脱装置19と一体可能となったからである。このため、輸送高さは、特許文献2における受けが形成されたブラケットの上端位置ではなく、マスト7を格納したときの高さ位置で規定されることになり、従来例におけるブラケットがマスト7から突出した分だけ、輸送高さを低くすることができる。言い換えれば、輸送高さの上限までマスト7を高くした状態で、クローラクレーン100の輸送が可能となる。
以上のように、本実施形態によれば、次のような効果を奏する。なお、以下の説明では、特許請求の範囲における各構成要素と本実施形態の各部について対応を取り、両者の用語が異なる場合には前者をかっこ書きで示し、また、対応する参照符号を付して両者の対応関係を明確にした。
本実施形態は、クローラクレーン(建設機械)100の旋回フレーム(機体フレーム)17に取り付けられるカウンタウエイト11を載置するベースプレート(載置台)33と、ベースプレート33に載置されたカウンタウエイト11をベースプレート33とともに昇降させる油圧シリンダ39と、ベースプレート33と油圧シリンダ39のシリンダロッド39Aとを接続する着脱フレーム(接続構造体)53と、を有し、シリンダロッド39Aの伸長、収縮動作によってカウンタウエイト11が載置されたベースプレート33を旋回フレーム17の後端部17Aに支持させるカウンタウエイト着脱装置(カウンタウエイト装置)19において、油圧シリンダ39をトラニオン(揺動支軸)47を介してベースプレート33上で支持する支持ブラケット(支持部材)41と、シリンダロッド39Aの伸長時に着脱フレーム53と旋回フレーム17の後端部17Aとを、当該後端部17Aの上端がシリンダトップ39C(着脱フレーム53の上端)よりも低くなる位置で結合する第1の結合機構と、シリンダロッド39Aの収縮時に支持ブラケット41と旋回フレーム17の後端部17Aとを結合ずる第2の結合機構と、第1の結合機構を動作させる第1操作レバー(第1の操作部)46Aと、第2の結合機構を動作させる第2操作レバー(第2の操作部)62Aと、を備え、第1の結合機構は、着脱フレーム53と油圧シリンダ39を一体化したときの重心位置がトラニオン47の中心(揺動支点)を通る鉛直線Lよりも旋回フレーム17側から遠い側に位置する後側重心の状態で前記結合を行うことを特徴としている。
この構成では、後側重心で着脱フレーム53と油圧シリンダ39が傾いた初期位置で油圧シリンダ39のシリンダロッド39Aを伸長させて、第1の結合機構により旋回フレーム17の後端部17Aを着脱フレーム53に結合する。結合後、シリンダロッド39Aを収縮させて、ベースプレート33を上昇させて第2の結合機構により旋回フレーム17の後端部17Aを支持ブラケット41に結合する。その際、着脱フレーム53の上端に対応するシリンダトップ39Cより後端部17Aの上端が低くなる位置で第1の結合機構により着脱フレーム53と旋回フレーム17の後端部17Aが結合されるので、輸送高さを前記シリンダトップ39Cの高さで規定することができ、輸送高さの低減を図ることが可能となる。また、着脱フレーム53はカウンタウエイト着脱装置19側に設けられるので、旋回フレーム17の重量を軽量化することができる。また、接続構造体側の構成要素である着脱フレーム53と油圧シリンダ39の重心を後側重心とする構成が、対となる着脱フレーム53の後側部分53Bを結合するメンバー36でよく、大重量のウエイトが不要なので、着脱フレーム53と油圧シリンダ39を含むカウンタウエイト着脱装置19の軽量化を図ることができる。さらに、第1操作レバー46Aと第2操作レバー62Aからの遠隔操作でカウンタウエイト着脱装置19と旋回フレーム17とを結合することができるので、遠隔でカウンタウエイト11を旋回フレーム17に取り付けることが可能となる。これにより、作業者90の高所作業が不要となり、作業の安全性を向上させることができる。
また、本実施形態は、前記カウンタウエイト着脱装置(カウンタウエイト装置)19において、着脱フレーム53の旋回フレーム17に対向する端面に形成されたガイド面53Cと、ガイド面53Cの下端に設けられ、旋回フレーム17の後端部17Aに設けられたガイドピン(ガイド部材)17Bが係合するガイド溝53Dと、支持ブラケット41に設けられ、ガイドピン17Bからの荷重を受ける支持溝41Aと、支持ブラケット41に設けられ、旋回フレーム17の後端部17Aに形成された位置決め溝17Eが嵌合する支持ブラケット連結ピン(嵌合部材)43と、を備えたことを特徴としている。
このように構成すると、シリンダロッド39Aの伸長時に、ガイドピン17Bがガイド面53Cに当接し、さらにガイド面53Cに導かれてガイド溝53Dに係合するので、シリンダロッド39Aの伸長に応じて旋回フレーム17の後端部17Aを持ち上げることができる。
また、本実施形態では、前記カウンタウエイト着脱装置(カウンタウエイト装置)19において、ガイド面53Cが、シリンダロッド39Aの軸線がトラニオン47の中心(揺動支点)を通る鉛直線(仮想線)Lと一致する位置に油圧シリンダ39が位置したときに下方が鉛直線Lから離れる方向に傾斜した上部ガイド面53C1と、鉛直線Lと平行な下部ガイド面53C2と、を備え、ガイド溝53Dは下部ガイド面53C2の下端部に設けられているので、ガイド面53Cに当接したガイドピン17Bをシリンダロッド39Aの伸長に応じ、ガイド面53Cに沿ってガイド溝53Dまでガイドすることができる。
また、本実施形態は、前記カウンタウエイト着脱装置(カウンタウエイト装置)19において、第1の結合機構が、着脱フレーム53に形成された第1固定ピン挿通孔(第1の挿通孔)44と、後端部17Aに形成された第1固定ピン受け孔(第1の受け孔)17Cと、第1固定ピン挿通孔44と第1固定ピン受け孔17Cとが一致するように位置決めするストッパピン(位置決め部材)17Hと、ガイドピン17Bがガイド溝53Dに係合し、着脱フレーム53の第1固定ピン挿通孔44と後端部17Aの第1固定ピン受け孔17Cとがストッパピン17Hによって位置決めされたとき、第1操作レバー46Aの操作により前記第1固定ピン挿通孔44から第1固定ピン受け孔17Cとに第1固定ピン(第1のピン)45を挿通して着脱フレーム53と旋回フレーム17の後端部17Aとを結合する第1固定ピン挿抜機構(第1のピン駆動部)46と、を備えたことを特徴としている。
このように構成すると、ストッパピン17Hで位置決めされた状態で、第1固定ピン挿通孔44と第1固定ピン受け孔17Cとが一致する。そこで、第1固定ピン挿抜機構46を第1操作レバー46Aによって操作し、第1固定ピン45を第1固定ピン挿通孔44に挿入し、第1固定ピン受け孔17Cを挿通させる。これにより、第1操作レバー46Aのピン挿入操作だけで、着脱フレーム53と旋回フレーム17の後端部17Aを結合することができる。
また、本実施形態は、前記カウンタウエイト着脱装置(カウンタウエイト装置)19において、第1操作レバー46Aが、ベースプレート33上から操作可能な位置に配置され、第1固定ピン挿抜機構46は、第1操作レバー46Aからの遠隔操作により第1固定ピン挿通孔44と第1固定ピン受け孔17Cに第1固定ピン45を挿抜させることを特徴とする。このように構成すると、作業者90はベースプレート33上で着脱フレーム53と旋回フレーム17の後端部17Aを結合させることができる。
また、本実施形態は、前記カウンタウエイト着脱装置(カウンタウエイト装置)19において、第2の結合機構が、着脱フレーム53に形成された第2固定ピン挿通孔(第2の挿通孔)63と、後端部17Aに形成された第2固定ピン受け孔17Dと、位置決め溝17Eが支持ブラケット連結ピン(嵌合部材)43に嵌合し、着脱フレーム53の第2固定ピン挿通孔63、及び後端部17Aの第2固定ピン受け孔17Dが一致するように位置決めされたとき、第2操作レバー62Aの操作により第2固定ピン挿通孔63から第2固定ピン受け孔17Dに第2固定ピン(第2のピン)61を挿通して、支持ブラケット41と後端部17Aとを結合する第2固定ピン挿抜機構(第2のピン駆動部)62と、を備えたことを特徴としている。
このように構成すると、位置決め溝17Eが支持ブラケット連結ピン43に嵌合すると、着脱フレーム53の第2固定ピン挿通孔63、及び後端部17Aの第2固定ピン受け孔17Dが一致するように位置決めされる。この位置決めされた位置で、第2操作レバー62Aを操作し、第2固定ピン挿通孔63から第2固定ピン受け孔17Dに第2固定ピン61を挿通させる。これにより、第2操作レバーのピン挿入操作だけで、支持ブラケット41と後端部17Aとを結合することができる。
また、本実施形態は、前記カウンタウエイト着脱装置(カウンタウエイト装置)19において、第2操作レバー62Aが、ベースプレート33を上昇させたときに地上から作業者90が操作可能なベースプレート33の予め設定された位置、例えば後端部に配置され、第2固定ピン挿抜機構62(第2のピン駆動部)は、第2操作レバー62Aからの遠隔操作により第2固定ピン挿通孔63と第2固定ピン受け孔17Dに第2固定ピン61を挿抜させることを特徴とする。このように構成すると、作業者90が操作可能な位置まで上昇したベースプレート33の第2操作レバー62Aを地上での操作で支持ブラケット41と旋回フレーム17の後端部17Aを結合させることができる。
また、本実施形態は、前記カウンタウエイト着脱装置(カウンタウエイト装置)19において、遠隔操作を第1又は第2プッシュプルワイヤ46B,62B、第1又は第2固定ピン駆動油圧シリンダ(油圧シリンダ)46E,46F又は電動モータを介して行うことを特徴としている。このように構成すると、従来のように固定用のピンを作業者90が持ち上げて、所定の挿入孔に挿入する作業が不要となり、作業の効率化と、高所作業が不要になることによる作業の安全性の向上を図ることができる。
また、前記実施形態に係るカウンタウエイト着脱装置(カウンタウエイト装置)19を備えたクローラクレーン(建設機械)100によれば、前記各実施形態の効果を奏するクローラクレーン100を提供することができる。
また、前記実施形態に係るカウンタウエイト着脱装置(カウンタウエイト装置)を備えたクローラクレーン100において、当該クローラクレーン100がマスト7を備え、輸送時にマスト7を折り畳んだとき、カウンタウエイト着脱装置19及び旋回フレーム17の輸送高さが折り畳まれたマスト7の輸送高さよりも低いことを特徴としている。このように構成すると、輸送高さの最大高さは、折り畳んだマスト7の最大輸送高さに相当するので、カウンタウエイト着脱装置19あるいは旋回フレームの最大輸送高さを考慮する必要がなくなる。
なお、本発明は前述した実施形態に限定されず、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の変形が可能であり、特許請求の範囲に記載された技術思想に含まれる技術的事項の全てが本発明の対象となる。前記実施形態は、好適な例を示したものであるが、当業者ならば、本明細書に開示の内容から、各種の代替例、修正例、変形例あるいは改良例を実現することができ、これらは添付の特許請求の範囲に記載された技術的範囲に含まれる。
7 マスト
11 カウンタウエイト
17 旋回フレーム(機体フレーム)
17A 後端部
17B ガイドピン(ガイド部材)
17C 第1固定ピン受け孔(第1の受け孔)
17D 第2固定ピン受け孔
17E 位置決め溝
17H ストッパピン(位置決め部材)
19 カウンタウエイト着脱装置(カウンタウエイト装置)
33 ベースプレート(載置台)
39 油圧シリンダ
39A シリンダロッド
39C シリンダトップ(着脱フレームの上端)
41 支持ブラケット(支持部材)
41A 支持溝
43 支持ブラケット連結ピン(嵌合部材)
44 第1固定ピン挿通孔(第1の挿通孔)
45 第1固定ピン(第1のピン)
46 第1固定ピン挿抜機構(第1のピン駆動部)
46A 第1操作レバー(第1の操作部)
46B 第1プッシュプルワイヤ
46E 第1固定ピン駆動油圧シリンダ
46F 第2固定ピン駆動油圧シリンダ
47 トラニオン(揺動支軸)
53 着脱フレーム(接続構造体)
53C ガイド面
53C1 上部ガイド面
53C2 下部ガイド面
53D ガイド溝
61 第2固定ピン(第2のピン)
62 第2ピン挿抜機構(第2のピン駆動部)
62A 第2操作レバー(第2の操作部)
62B 第2プッシュプルワイヤ
63 第2固定ピン挿通孔(第2の挿通孔)
90 作業者
100 クローラクレーン(建設機械)
L 鉛直線

Claims (10)

  1. 建設機械の機体フレームに取り付けられるカウンタウエイトを載置する載置台と、
    前記載置台に載置されたカウンタウエイトを前記載置台とともに昇降させる油圧シリンダと、
    前記機体フレームと前記油圧シリンダのシリンダロッドとを前記油圧シリンダより前記機体フレーム側で接続する接続構造体と、
    を有し、前記シリンダロッドの伸長、収縮動作によって前記カウンタウエイトが載置された載置台を前記機体フレームの後端部に支持させるカウンタウエイト装置において、
    前記油圧シリンダを揺動支軸を介して前記載置台上で支持する支持部材と、
    前記シリンダロッドの伸長時に前記接続構造体と前記機体フレームの後端部とを、当該後端部の上端が前記接続構造体の上端よりも低くなる位置で結合する第1の結合機構と、
    前記シリンダロッドの収縮時に前記支持部材と前記機体フレームの後端部とを直接結合して前記載置台を支持する第2の結合機構と、
    前記第1の結合機構を動作させる第1の操作部と、
    前記第2の結合機構を動作させる第2の操作部と、
    を備え、
    前記第1の結合機構は、前記接続構造体と前記油圧シリンダを一体化したときの重心位置が前記揺動支軸の中心を通る鉛直線よりも前記機体フレーム側から遠い側に位置する後側重心の状態で前記結合を行うことを特徴とするカウンタウエイト装置。
  2. 建設機械の機体フレームに取り付けられるカウンタウエイトを載置する載置台と、
    前記載置台に載置されたカウンタウエイトを前記載置台とともに昇降させる油圧シリンダと、
    前記機体フレームと前記油圧シリンダのシリンダロッドとを接続する接続構造体と、
    を有し、前記シリンダロッドの伸長、収縮動作によって前記カウンタウエイトが載置された載置台を前記機体フレームの後端部に支持させるカウンタウエイト装置において、
    前記油圧シリンダを揺動支軸を介して前記載置台上で支持する支持部材と、
    前記シリンダロッドの伸長時に前記接続構造体と前記機体フレームの後端部とを、当該後端部の上端が前記接続構造体の上端よりも低くなる位置で結合する第1の結合機構と、
    前記シリンダロッドの収縮時に前記支持部材と前記機体フレームの後端部とを結合する第2の結合機構と、
    前記第1の結合機構を動作させる第1の操作部と、
    前記第2の結合機構を動作させる第2の操作部と、
    を備え、
    前記第1の結合機構は、前記接続構造体と前記油圧シリンダを一体化したときの重心位置が前記揺動支軸の中心を通る鉛直線よりも前記機体フレーム側から遠い側に位置する後側重心の状態で前記結合を行い、
    前記接続構造体の前記機体フレームに対向する端面に形成されたガイド面と、
    前記ガイド面の下端に設けられ、前記機体フレームの後端部に設けられたガイド部材が係合するガイド溝と、
    前記支持部材に設けられ、前記ガイド部材からの荷重を受ける支持溝と、
    前記支持部材に設けられ、前記機体フレームの後端部に形成された位置決め溝が嵌合する嵌合部材と、
    を備えたことを特徴とするカウンタウエイト装置。
  3. 請求項1に記載のカウンタウエイト装置において、
    前記接続構造体の前記機体フレームに対向する端面に形成されたガイド面と、
    前記ガイド面の下端に設けられ、前記機体フレームの後端部に設けられたガイド部材が係合するガイド溝と、
    前記支持部材に設けられ、前記ガイド部材からの荷重を受ける支持溝と、
    前記支持部材に設けられ、前記機体フレームの後端部に形成された位置決め溝が嵌合する嵌合部材と、を備え、
    前記ガイド面が、前記シリンダロッドの軸線が前記鉛直線と一致する位置に前記油圧シリンダが位置したときに下方が前記鉛直線から離れる方向に傾斜した上部ガイド面と、前記鉛直線と平行な下部ガイド面と、を備え、
    前記ガイド溝は前記下部ガイド面の下端部に設けられていることを特徴とするカウンタウエイト装置。
  4. 請求項1に記載のカウンタウエイト装置において、
    前記接続構造体の前記機体フレームに対向する端面に形成されたガイド面と、
    前記ガイド面の下端に設けられ、前記機体フレームの後端部に設けられたガイド部材が係合するガイド溝と、
    前記支持部材に設けられ、前記ガイド部材からの荷重を受ける支持溝と、
    前記支持部材に設けられ、前記機体フレームの後端部に形成された位置決め溝が嵌合する嵌合部材と、を備え、
    前記第1の結合機構が、
    前記接続構造体に形成された第1の挿通孔と、
    前記後端部に形成された第1の受け孔と、
    前記第1の挿通孔と前記第1の受け孔とが一致するように位置決めする位置決め部材と、
    前記ガイド部材が前記ガイド溝に係合し、前記接続構造体の前記第1の挿通孔と、前記後端部の前記第1の受け孔とが前記位置決め部材によって位置決めされたとき、前記第1の操作部の操作により前記第1の挿通孔から前記第1の受け孔とに第1のピンを挿通して前記接続構造体と前記後端部とを結合する第1のピン駆動部と、
    を備えたことを特徴とするカウンタウエイト装置。
  5. 請求項4に記載のカウンタウエイト装置において、
    前記第1の操作部が、前記載置台上から操作可能な位置に配置され、
    前記第1のピン駆動部は、前記第1の操作部からの遠隔操作により前記第1の挿通孔と前記第1の受け孔に前記第1のピンを挿抜させることを特徴とするカウンタウエイト装置。
  6. 請求項1に記載のカウンタウエイト装置において、
    前記接続構造体の前記機体フレームに対向する端面に形成されたガイド面と、
    前記ガイド面の下端に設けられ、前記機体フレームの後端部に設けられたガイド部材が係合するガイド溝と、
    前記支持部材に設けられ、前記ガイド部材からの荷重を受ける支持溝と、
    前記支持部材に設けられ、前記機体フレームの後端部に形成された位置決め溝が嵌合する嵌合部材と、を備え、
    前記第2の結合機構が、
    前記接続構造体に形成された第2の挿通孔と、
    前記後端部に形成された第2の受け孔と、
    前記位置決め溝が前記嵌合部材に嵌合し、前記接続構造体の前記第2の挿通孔、及び前記後端部の前記第2の受け孔が一致するように位置決めされたとき、前記第2の操作部の操作により前記第2の挿通孔から前記第2の受け孔に第2のピンを挿通して、前記支持部材と前記後端部とを結合する第2のピン駆動部と、
    を備えたことを特徴とするカウンタウエイト装置。
  7. 請求項6に記載のカウンタウエイト装置において、
    前記第2の操作部が、前記載置台を上昇させたときに地上から操作可能な前記載置台の予め設定された位置に配置され、
    前記第2のピン駆動部は、前記第2の操作部からの遠隔操作により前記第2の挿通孔と前記第2の受け孔に前記第2のピンを挿抜させることを特徴とするカウンタウエイト装置。
  8. 請求項5又は7に記載のカウンタウエイト装置において、
    前記遠隔操作が、プッシュプルワイヤ、油圧シリンダ又は電動モータを介して行われることを特徴とするカウンタウエイト装置。
  9. 請求項1ないし8のいずれか1項に記載のカウンタウエイト装置を備えたことを特徴とする建設機械。
  10. 請求項9に記載の建設機械において、
    前記建設機械がマストを備え、
    輸送時に前記マストを折り畳んだとき、前記カウンタウエイト装置及び前記機体フレームの輸送高さが折り畳まれた前記マストの輸送高さよりも低いことを特徴とする建設機械。
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