JP7275625B2 - ストラットバックストップ装置 - Google Patents
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Description
鉛直方向を上下方向Z(上側Z1、下側Z2)とする。上部旋回体13に対するブーム15の回転軸が延びる方向を、横方向Yとする。上下方向Zおよび横方向Yに直交する方向を前後方向X(前側X1、後側X2)とする。ブーム15の中心軸が延びる方向(長手方向)を「ブーム15軸方向」とする。ブーム15軸方向において、ブーム15の基端部(上部旋回体13に取り付けられる部分)から先端部に向かう側を「ブーム15先端側」とし、その逆側を「ブーム15基端側」とする。図2に示すように、ブーム15は、倒伏状態になる場合がある。ブーム15が倒伏状態のとき、ブーム15軸方向は、前後方向Xまたはほぼ前後方向Xである。ブーム15が倒伏状態のとき、ブーム15先端側は、前側X1であり、ブーム15基端側は後側X2である。なお、図2~図7では、図2に示すブーム15が倒伏状態のときに、ブーム15軸方向が前後方向Xと一致する場合を図示した。また、図1に示すように、クレーン1が作業姿勢(作業可能な姿勢)のとき、上部旋回体13の長手方向は、前後方向Xである。前後方向Xにおいて、カウンタウエイト13cからブーム取付部13bに向かう側(向き)は前側X1であり、その逆側は後側X2である。
図1に示すクレーン1の組立は、次のように行われる。以下ではクレーン1の組立の手順に沿って説明するが、手順は適宜変更されてもよい。また、クレーン1の分解は、下記のクレーン1の組立とは逆(または略逆)の手順により行われる。
図3に示すようにリアストラット23が後側X2に回転させられるときにバックストップ先端部42をガイドする部材(本実施形態ではガイド部材51)が設けられない場合(この場合を[例A]とする)について検討する。この[例A]では、バックストップ40の固縛および解除が必要である(下記の[作業A1]および[作業A3])。また、リアストラット23の起伏を2往復する必要がある(下記の[作業A2]および[作業A4])。
図1に示すクレーン1に設けられるストラットバックストップ装置30による効果は次の通りである。
クレーン1は、ブーム15と、ジブ17と、リアストラット23(ストラット20)と、を備える。ブーム15は、上部旋回体13に起伏可能に取り付けられる。ジブ17は、ブーム15に起伏可能に取り付けられる。リアストラット23は、ブーム15に起伏可能に取り付けられ、ブーム15に対してジブ17を起伏させる。ストラットバックストップ装置30は、バックストップ40と、傾斜部51a(図6参照)と、を備える。バックストップ40は、リアストラット23に回転可能に取り付けられる。
[構成2]図6に示すように、バックストップ40は、ローラ47を備える。ローラ47は、バックストップ先端部42に設けられ、傾斜部51aに接触可能である。
ストラットバックストップ装置30は、ブーム15に固定されるブーム側取付部55を備える。バックストップ40は、ブーム側取付部55に着脱可能なバックストップ側取付部45を備える。
[構成4]ストラットバックストップ装置30は、傾斜部51aの後側X2(ブーム15基端側)の端部から上側Z1に突出する壁部51bを備える。
[構成5]ストラットバックストップ装置30は、横方向ガイド部60を備える。横方向ガイド部60は、傾斜部51aに対する、バックストップ先端部42の、横方向Yの移動を制限する。
上記実施形態は様々に変形されてもよい。例えば、上記実施形態の各構成要素の配置や形状が変更されてもよい。例えば、構成要素の数が変更されてもよく、構成要素の一部が設けられなくてもよい。例えば、構成要素どうしの固定や連結などは、直接的でも間接的でもよい。例えば、互いに異なる複数の構成要素として説明したものが、一つの部材や部分とされてもよい。例えば、一つの部材や部分として説明したものが、互いに異なる複数の部材や部分に分けて設けられてもよい。
13 上部旋回体
15 ブーム
17 ジブ
20 ストラット
30 ストラットバックストップ装置
40 バックストップ
45 バックストップ側取付部
47 ローラ
51a 傾斜部
51b 壁部
55 ブーム側取付部
60、160 横方向ガイド部
X 前後方向(ブームが倒伏状態のときのブーム軸方向)
X1 前側(ブームが倒伏状態のときのブーム先端側)
X2 後側(ブームが倒伏状態のときのブーム基端側)
Claims (6)
- 上部旋回体に起伏可能に取り付けられるブームと、
前記ブームに起伏可能に取り付けられるジブと、
前記ブームに起伏可能に取り付けられ、前記ブームに対して前記ジブを起伏させるストラットと、
を備えるクレーンに設けられるストラットバックストップ装置であって、
前記ストラットに回転可能に取り付けられるバックストップと、
前記ブームに設けられる傾斜部と、
を備え、
前記ブームが倒伏状態のときに、前記傾斜部は、前記ストラットから垂下させた前記バックストップの先端部が接触可能な位置に配置され、ブーム先端側ほど下側に配置されるようにブーム軸方向に対して傾斜する、
ストラットバックストップ装置。 - 上部旋回体に起伏可能に取り付けられるブームと、
前記ブームに起伏可能に取り付けられるジブと、
前記ブームに起伏可能に取り付けられ、前記ブームに対して前記ジブを起伏させるストラットと、
を備えるクレーンに設けられるストラットバックストップ装置であって、
前記ストラットに回転可能に取り付けられるバックストップと、
前記ブームに設けられる傾斜部と、
を備え、
前記ブームが倒伏状態のときに、前記傾斜部は、前記ストラットから垂下させた前記バックストップの先端部が接触可能な位置に配置され、ブーム先端側ほど下側に配置されるようにブーム軸方向に対して傾斜し、
前記ブームが倒伏状態のときに、前記ストラットのブーム基端側への回転に伴って、前記バックストップの先端部が、前記傾斜部に沿ってブーム先端側および下側に移動するように、前記傾斜部が構成される、
ストラットバックストップ装置。 - 請求項1または2に記載のストラットバックストップ装置であって、
前記バックストップは、前記バックストップの先端部に設けられるとともに前記傾斜部に接触可能であるローラを備える、
ストラットバックストップ装置。 - 請求項1~3のいずれか1項に記載のストラットバックストップ装置であって、
前記ブームに固定されるブーム側取付部を備え、
前記バックストップは、前記ブーム側取付部に着脱可能なバックストップ側取付部を備え、
前記ブーム側取付部および前記バックストップ側取付部は、前記バックストップの先端部を前記傾斜部に沿って移動させたときに互いに位置が合うように配置される、
ストラットバックストップ装置。 - 請求項1~4のいずれか1項に記載のストラットバックストップ装置であって、
前記傾斜部のブーム基端側の端部から上側に突出する壁部を備える、
ストラットバックストップ装置。 - 請求項1~5のいずれか1項に記載のストラットバックストップ装置であって、
前記傾斜部に対する、前記バックストップの先端部の、横方向の移動を制限する横方向ガイド部を備える、
ストラットバックストップ装置。
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2019023808A JP7275625B2 (ja) | 2019-02-13 | 2019-02-13 | ストラットバックストップ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2019023808A JP7275625B2 (ja) | 2019-02-13 | 2019-02-13 | ストラットバックストップ装置 |
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JP7275625B2 true JP7275625B2 (ja) | 2023-05-18 |
Family
ID=72262247
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2019023808A Active JP7275625B2 (ja) | 2019-02-13 | 2019-02-13 | ストラットバックストップ装置 |
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Family Cites Families (2)
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JP2879716B2 (ja) * | 1991-07-29 | 1999-04-05 | 日立建機株式会社 | タワークレーンのバックストップ装置 |
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2019
- 2019-02-13 JP JP2019023808A patent/JP7275625B2/ja active Active
Patent Citations (3)
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