JP6525502B2 - 通信装置及びその制御方法、並びにプログラム - Google Patents

通信装置及びその制御方法、並びにプログラム Download PDF

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Description

本発明は、通信装置及びその制御方法、並びにプログラムに関する。
回線交換式の電話回線網(以下、「PTSN」という)に対応したFAXが可能な通信装置の場合、PSTNをFAXモデムのみで使用するだけではなく、PSTN対応の電話やハンドセットに回線を切り替え、通話が可能なように構成されているものがある(例えば、特許文献1参照)。
このような通信装置ではPSTNに接続するモジュラージャックに加えて、同形状の電話やハンドセットを接続するモジュラージャックを持つ。
また、上述した通信装置の場合、FAXや電話の待ち受けのモードを複数持っていることが一般的である。
そのモードとして、FAXを自動的に受信する自動受信モード、FAXか電話かを判断しFAXであればFAX受信、電話であれば電話機を呼び出すFAX/TEL切り替えモード、及び電話を鳴らしてユーザにFAXか電話か判断させる鳴動設定モードなどが挙げられる。
これらのモードのうち、自動受信モードや、FAX/TEL切り替えモードの場合、電話やハンドセットのインターフェースはPSTNやTAからの給電が切り離されてしまう。
そのような場合に、電話やハンドセットがオフフックされたことの検知や、電話の呼出し信号を出力するため、通信装置から電話やハンドセットのインタフェースに対して電源を供給する技術がある(例えば、特許文献2参照)。
また近年、従来のPSTNをIP(Internet Protocol)技術をベースにしたネットワークに置き換え、LANまたは次世代ネットワーク(NGN:Next Generation Network)でサービスを提供する技術であるIP−FAXが幅広く普及している。
この技術を使用した画像通信装置であるIP−FAX機では、LANやNGNとの接続にRJ45というイーサネット(登録商標)ケーブルが使用される。
このような場合でも、PSTNで使用していた電話やハンドセットを使用できるように、モジュラージャックを設け、電話やハンドセットへ回線の電圧の供給や、電話の呼出し信号を出力する回路が設けられる。
そして、電話やハンドセットで扱うアナログ音声データ、及びLANやNGNで扱うデジタル音声データをIP−FAX機で変換して通話を可能としている。
特開平3−22747号公報 特開平6−150396号公報
PSTNで使用する通信装置の場合、同形状のモジュラージャック2種(PSTN/TA用、電話/ハンドセット用)を持つ。
そのため、PSTNやTAと接続するモジュラーケーブルを、PSTN/TA用のモジュラージャックではなく、電話/ハンドセット用のモジュラージャックに誤接続する可能性がある。
また、IP−FAX機でのIP−FAXのインタフェースは、RJ45であるが、電話やハンドセットを接続するコネクタとして従来からのモジュラージャックも持っている。
このモジュラージャックに対して、PSTNやTAと接続するモジュラーケーブルが誤接続される可能性もある。
電話やハンドセットのインタフェースに対してPSTNやTAと接続するモジュラーケーブルが誤接続された場合、想定しないDC48Vの電圧や、電話の呼出し信号のAC100V以上の電圧が印加されることになる。
また、電話やハンドセットのインタフェースに対し、通信装置が給電していた場合には、PSTNやTAからの給電と、通信装置から電話やハンドセットに対する給電がぶつかってしまう。
このような状況が発生してしまうと、PSTNやTAの給電回路、通信装置の電話やハンドセットの給電回路が故障してしまう恐れがある。
このように、従来の技術では、誤接続によって障害や故障などの事象が生じる可能性があった。
本発明の目的は、誤接続により生じる事象を予防可能な通信装置及びその制御方法、並びにプログラムを提供することにある。
上記目的を達成するために、請求項1の通信装置は、通信装置であって、電話機を接続するためのインタフェースと、前記インタフェースに給電する給電部と、前記給電部からの間欠給電を開始させる間欠給電開始手段と、前記間欠給電開始手段からの前記間欠給電が開始された後に、前記給電部による給電が行われていないタイミングで前記インタフェースへの電圧を検知する検知手段と、前記検知手段により検知された電圧の値が予め定められた値以上であるか否かを判別する判別手段と、前記判別手段により、前記検知された電圧の値が前記予め定められた値以上ではないと判別された場合に、前記給電部から供給されている電流の値が予め定められた値以上か否かを判別する他の判別手段と、前記他の判別手段により、前記給電部から供給されている電流の値が前記予め定められた値以上ではないと判別された場合に、前記給電部からの給電を継続させる継続給電手段と、前記継続給電手段により給電が継続されている状態で、前記インタフェースにおいて予め定められた正弦波を検知する他の検知手段と、前記判別手段により、前記検知された電圧の値が前記予め定められた値以上であると判別され、前記他の判別手段により、前記給電部から供給されている電流の値が前記予め定められた値以上であると判別され、且つ前記他の検知手段により、前記予め定められた正弦波が検知された場合に、前記給電部による前記インタフェースへの給電を停止するよう制御し、誤接続に関する通知を行うよう制御する制御手段とを有することを特徴とする。
本発明によれば、電話機を接続するためのインタフェースへの電圧の値が予め定められた電圧以上の場合に、誤接続に関する通知を行うので、誤接続により生じる事象を予防可能となる。
本発明の実施の形態に係るファクシミリシステムの概略構成を示す図である。 図1におけるファクシミリ装置の概略構成を示す図である。 図1におけるIP−FAX装置の概略構成を示す図である。 図4(A)は、図2におけるCPU200,1200により実行される誤接続制御処理の手順を示すフローチャートであり、図4(B)は、図4(A)の変形例を示すフローチャートである。 図2におけるCPUにより実行される誤接続制御処理の手順を示すフローチャートである。 図2におけるCPUにより実行される誤接続制御処理の手順を示すフローチャートである。 図2におけるCPUにより実行される誤接続制御処理の手順を示すフローチャートである。 図8(A)は、間欠給電を説明するための図であり、(B)は電圧の値を確認するタイミングを示す図であり、(C)は電流の確認及びダイヤルトーンを検出するタイミングを示す図である。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら詳述する。
図1は、本発明の実施の形態に係るファクシミリシステム10の概略構成を示す図である。
図1において、ファクシミリシステム10は、ファクシミリ装置100、IP−FAX装置1100、及びVoIPゲートウェイ302で構成される。そして、ファクシミリ装置100は、PSTN網210に接続され、IP−FAX装置1100は、IP網301に接続されている。さらに、VoIPゲートウェイ302は、IP網301及びPSTN網210に接続されている。
ファクシミリ装置100は、PSTN網210を介して画像の送受信や電話での通話が可能である。
IP−FAX装置1100は、IP網301を介して画像の送受信や電話での通話が可能である。
VoIPゲートウェイ302は、IP網301で扱うデジタルの音声データと、PSTN網210で扱うアナログ音声データの変換を行っている。このVoIPゲートウェイ302により、PSTN網210とIP網301との間で画像データのやりとりや通話が行える。
また、図示されていないが、ファクシミリ装置100をISDNなど他の回線で使用するために、ファクシミリ装置100をISDN網に接続するTAが用いられることもある。本実施の形態では、上述したファクシミリ装置100、及びIP−FAX装置1100が通信装置に対応する。
図2は、図1におけるファクシミリ装置100の概略構成を示す図である。
図2において、ファクシミリ装置100は、通信回線130を介してPSTN網210に接続され、また外付けの電話機128が接続されている。
SOC(システム・オン・チップ)101は、CPU200を備え、ファクシミリ装置100のシステム全体を制御する。
SOC101に接続されたメモリ140は、主記憶装置であり、SOC101のCPU200のシステムワークメモリや、後述するフローチャートをCPU200が実行するためのプログラムを記憶する。
また、メモリ140は、ファクシミリ送信、またはファクシミリ受信等の際に、画像データや各種情報を一時的に記憶したり、ユーザが設定した情報を記憶する。
SOC101には、操作パネル118、読み取り部121、記録部122、及びインタフェース部123がさらに接続されている。
このうち、操作パネル118は、表示器119及びキーボード類120を備え、これらはユーザインタフェースとして機能する。
表示器119は、ファクシミリ装置100の状態やメニューなどを表示する。また、キーボード類120は、ユーザからの各種指示入力を受け付けるボタンやテンキー等のキーボードである。ユーザは、このキーボードを用いて、例えばユーザ設定情報などの各種情報を入力することができる。
また、読み取り部121は、原稿から画像を読み取って、画像データを生成する。生成された画像データは、通信回線130を介して相手側装置に対してファクシミリ送信されたり、記録部122で印刷されたりする。インタフェース部123は、各種の外部機器を接続するためのインタフェースである。
SOC101には、モデム102が接続されており、モデム102は、SOC101による制御に基づいて動作する変復調器である。
モデム102は、ファクシミリ送信の対象となる、読み取り部121で読み取られた画像データを用いた変調処理と、通信回線130を介して受信した信号の復調処理とを行う。また、モデム102は、絶縁素子103を介してSDAA(シリコン・データ・アクセス・アレンジメント)104と接続されている。
さらに、モデム102は、ROM203、RAM204、DSP205、及びレジスタ206を備えている。
ROM203は、DSP205に実行されるプログラムを記憶する。RAM204は、ホストから転送されるプログラム202や、ROM203に記憶されたプログラムが展開される。
DSP205は、RAM204に展開されたプログラムを実行する。レジスタ206は、SDAA104の状態を記憶したり、SOC101からの指示を記憶する。
SDAA104は、網を制御するための半導体NCU(ネットワーク制御ユニット)である。
SDAA104は、絶縁素子103、直流捕捉回路154、受信インタフェース回路155、及び交流インピーダンス整合回路156と接続している。さらに、SDAA104は、通信回線130に接続されており、ファクシミリ装置100と通信回線130とのインタフェースである。また、SDAA104は、通信回線130を介して相手側装置との間で通信を行う際に、通信回線130の接続状態を制御する。SDAA104は、これらの制御をSOC101の制御に基づいて実行する。
また、SDAA104は回線捕捉部105を備え、回線捕捉部105を使用して回線の直流捕捉状態を制御する。
電話機128は、Hリレー110を介して通信回線130に接続されており、SDAA104は、電話機128と並列に通信回線130に接続されている。
直流捕捉回路154は、SDAA104及び整流回路157に接続し、トランジスタなどの電流源により構成され、電流源の電流を調整することにより、直流捕捉を行いながら、SDAA104の制御に基づいて直流インピーダンスの調整に用いられる回路である。
また、直流捕捉回路154は、回線開放状態を作り出したり、通信回線130に対する選択信号の1種であるダイヤルパルス送出にも使用される。
整流回路157は、直流捕捉回路154、受信インタフェース回路155、交流インピーダンス整合回路156、及び保護素子230と接続している。この整流回路157は、ダイオードブリッジ等からなり、通信回線130からの信号を整流してSDAA104側へと伝える。保護素子230は、ヒューズ等で構成される電流保護素子である。
受信インタフェース回路155は、通信回線130を介して受信されるファクシミリの受信信号などを受信するための回路である。
交流インピーダンス整合回路156は、通信中の交流インピーダンスを合わせるための回路であり、日本の場合は、交流インピーダンスを600オームに合わせる。
CI検知回路108は、通信回線130に接続されており、通信回線130から受信した呼び出し信号(以下、「CI信号」という)を検知する。CI検知回路108は、通信回線130からのCI信号を検知すると、CI検知信号109をSOC101に対して送信する。SOC101は、CI検知信号109に基づいて、通信回線130からCI信号の着信があったか否かを判別する。
Hリレー110は、フック検知回路117を介して接続される外付けの電話機128をDC電源113、または通信回線130に接続する。具体的に、Hリレー110は、外付けの電話機128を通信回線130へ接続した接続状態と、通信回線130から切断した切断状態との間の切り替えを行う。
また、Hリレー110は、Hリレー駆動信号111を用いて、SOC101によって制御される。
なお、図1に示すようにHリレー110で電話機128が通信回線130から切り離されている場合、CI信号が着信しても電話機は鳴動しない。この状態は、ファクシミリ装置100の無鳴動着信状態といわれる。
DC電源113は、電話用インタフェース129に給電する給電部に対応し、電話用インタフェース129に給電することで、電話機128に対して電流供給する。上述した無鳴動着信状態の際にDC電源113は電話機128に電流を供給する。また、DC電源113は自身の出力した電流を確認することも可能である。また、DC電源113は、電流検知信号112により、DC電源113で確認した電流値をSOC101に通知する。
フック検知回路117は、電話機128と接続されており、電話機128のオフフックまたはオンフックを検知する。フック検知回路117は、電話機128のオフフックまたはオンフックの検知結果を、フック検知信号114を用いてSOC101へ伝達する。SOC101は、フック検知信号114により、電話機128におけるフックの状態を判別することができる。
また、フック検知回路117は、Hリレー110によって、通信回線130に直接接続された場合、及びDC電源113に接続された場合のいずれも、電話機128に流れる電流を検知する。
このよう電話機128に流れる電流を検知することで、フック検知回路117は、電話機128におけるオフフック又はオンフックの状態を検知する。
電話用インタフェース129はファクシミリ装置100に電話機128を接続するためのモジュラーコネクタである。この電話用インタフェース129に接続される機器は、電話機128に限らず、接続先をPSTNとする機器であり、例えばハンドセットなども含まれる。
擬似CI送出回路116は、SOC101からの擬似CI駆動信号115に応じて、擬似CI信号を電話機128に対して送出する回路である。疑似CI信号とは、通信回線130を介して相手側装置からのCI着信があった場合に、回線から切断された状態にある電話機128を鳴動させるために、電話機128に対して送信される信号である。
電圧検知部150は、電話用インタフェース129での電圧を検知する。電圧検知部150は、電圧を検知したことを、電圧検知信号151を用いてSOC101へ伝達する。
分離/接続部152は、SOC101からの分離/接続信号153に応じて、電話用インタフェース129を分離または接続する。分離/接続部152はメカリレーを用いてもよいし、FET等を用いてもよい。
図3は、図1におけるIP−FAX装置1100の概略構成を示す図である。
図3において、IP−FAX装置1100は、IP網301に接続され、また外付けの電話機1128が接続されている。
SOC(システム・オン・チップ)1101は、CPU1200を備え、IP−FAX装置1100のシステム全体を制御する。
SOC1101に接続されたメモリ1140は、主記憶装置であり、SOC1101のCPU200のシステムワークメモリや、後述するフローチャートをCPU1200が実行するためのプログラムを記憶する。
また、メモリ1140は、IP−FAX送信、またはIP−FAX受信等の際に、画像データや各種情報を一時的に記憶したり、ユーザが設定した情報を記憶する。
SOC1101には、操作パネル1118、読み取り部1121、記録部1122、及びネットワークインタフェース部1123がさらに接続されている。
このうち、操作パネル1118は、表示器1119及びキーボード類1120を備え、これらはユーザインタフェースとして機能する。
表示器1119は、IP−FAX装置1100の状態やメニューなどを表示する。また、キーボード類1120は、ユーザからの各種指示入力を受け付けるボタンやテンキー等のキーボードである。ユーザは、このキーボードを用いて、例えばユーザ設定情報などの各種情報を入力することができる。
また、読み取り部1121は、原稿から画像を読み取って、画像データを生成する。生成された画像データは、ネットワークインタフェース部1123を介して相手側装置に対してIP−FAX送信されたり、記録部1122で印刷されたりする。
SOC1101には、モデム1102が接続されており、モデム1102は、SOC1101による制御に基づいて動作する変復調器である。
モデム1102は、IP−FAXのうちのネットワーク経由でT.30のプロトコルで通信を行う。そして、モデム1102は、読み取り部1121で読み取られた画像データをデジタル音声データに変換したり、ネットワークインタフェース部1123で受信したT.30に対応したデジタル音声データを画像データに変換する。
さらに、モデム1102は、ROM1203、RAM1204、DSP1205、及びレジスタ1206を備えている。
ROM1203は、DSP1205に実行されるプログラムを記憶する。RAM1204は、ホストから転送される不図示のプログラムや、ROM1203に記憶されたプログラムが展開される。
DSP1205は、RAM1204に展開されたプログラムを実行する。レジスタ1206は、SOC1101からの指示を記憶する。
DC電源1113は電話機1128に対して電流供給する。また、DC電源1113は自身の出力した電流を確認することも可能である。また、DC電源1113は、電流検知信号1112により、DC電源1113で確認した電流値をSOC1101に通知する。
フック検知回路1117は、電話機1128と接続されており、DC電源1113から供給される電流をもとに、電話機128のオフフックまたはオンフックを検知する。フック検知回路1117は、電話機128のオフフックまたはオンフックの検知結果を、フック検知信号1114を用いてSOC1101へ伝達する。SOC1101は、フック検知信号1114により、電話機1128におけるフックの状態を判別することができる。
電話用インタフェース1129はIP−FAX装置1100に電話機1128を取りつけるモジュラーコネクタである。
擬似CI送出回路1116は、SOC1101からの擬似CI駆動信号1115に応じて、擬似CI信号を電話機1128に対して送出する回路である。疑似CI信号とは、電話機1128を鳴動させるために、電話機1128に対して送信される信号である。
電圧検知部1150は、電話用インタフェース1129での電圧を検知する。電圧検知部1150は、電圧を検知したことを、電圧検知信号1151を用いてSOC1101へ伝達する。
アナログデジタル音声変換部1301は、電話機1128のアナログ音声信号をネットワークに送信するデジタル音声信号1302に変換したり、ネットワークから受信したデジタル音声信号1302を電話機1128で聞くことができるアナログ音声信号に変換する。
分離/接続部1152は、SOC1101からの分離/接続信号1153に応じて、電話用インタフェース1129を分離または接続する。分離/接続部1152はメカリレーを用いてもよいし、FET等を用いてもよい。
以下、フローチャートについて説明するが、いずれのフローチャートもファクシミリ装置100及びIP−FAX装置1100に共通する処理である。そのため、各フローチャートにおける説明では、各々の構成要素が用いられるが、その場合、「CPU200,1200」のように、「ファクシミリ装置100の構成要素の符号、IP−FAX装置1100の構成要素の符号」という順番で記載する。
図4(A)は、図2CPU200及び図3のCPU1200により実行される誤接続制御処理の手順を示すフローチャートである。
図4(A)において、電圧検知部150,1150は、電話用インタフェース129,1129に印加されている電圧を検知し、その値確認する(ステップS401)。このステップS401と後述するステップS601,702は、本発明の検知手段に対応する。
次いで、電圧検知部150,1150により確認された電圧の値が、予め定められた以上であるか否か判別する(ステップS402)。このステップS402と後述するステップS602,703は、本発明の判別手段に対応する。
ステップS402の判別の結果、確認された電圧の値が、予め定められた以上の場合には(ステップS402でYES)、ユーザに対して誤接続の可能性があること示す画面を表示器119,1119表示し(ステップS403)、ステップS402に戻る。このステップS403と、後述するステップS604,704は、本発明の通知手段に対応する。
一方、ステップS402の判別の結果、確認された電圧の値が、予め定められた以上ではない場合には(ステップS402でNO)、上記ステップS403で誤接続の可能性があることを示す画面を表示したか否か判別する(ステップS404)。
ステップS404の判別の結果、誤接続の可能性があることを示す画面を表示していない場合には(ステップS404でNO)、DC113,1114は電話用インタフェース129,1129に給電を開始し(ステップS406)、本処理を終了する。このステップS406と後述するステップS608,708は、本発明の給電開始手段に対応する。
一方、ステップS404の判別の結果、画面を表示した場合には(ステップS404でYES)、画面を消去して(ステップS405)、上記ステップS406に進む。
図4(A)の誤接続制御処理により、電話用インタフェース129,1129に公衆電話網やTAに接続されたモジュラーケーブルが誤接続された場合でも、公衆電話網やTAの給電回路と、ファクシミリ装置100、IP−FAX装置1100の給電回路の衝突がなくなるので、故障を防止することができる。
また、ファクシミリ装置100、IP−FAX装置1100にてDC電源113,1113からの給電が必要なケースでは、電話機128,1128がフックアップされたのを検出するために給電は継続して行う必要がある。
図4(A)の誤接続制御処理は、ファクシミリ装置100、IP−FAX装置1100に電源が投入され、ファクシミリ装置100、IP−FAX装置1100が起動時に実行するようにしてもよい。
図4(B)は、図4(A)の変形例を示すフローチャートである。
この図4(B)のフローチャートは、図4(A)のステップS403とステップS402との間に挿入される。
まず上記ステップS403で、ユーザに対して誤接続の可能性があること示す画面を表示器119,1119で表示すると、次に電話用インタフェース129,1129に印加されている電圧の電流を流す(ステップS504)。このように、本実施の形態では、検知された電圧が予め定められた電圧以上と判別された場合に、電話用インタフェース129,1129に印加されている電圧の電流を流すようになっている。
ここでの電流の流し方は、DC電源113,1113を用いて抵抗値を下げる方法や、別途抵抗値を下げるような仕組みを設けて電流を流す方法でもよい。
次いで、誤接続が回避されると(ステップS505でYES)、上記ステップS402に戻る。誤接続が回避されたことは、画面を見て誤接続を回避したユーザにより入力される。従って、ユーザにより誤接続が回避されたことが入力された場合にステップS505で肯定判別される。
図4(B)の誤接続制御処理によれば、電流を流すことで、公衆電話網やTAは電話回線が使用中であると判別されることとなる。この場合、公衆電話網やTAからのDC48Vが印加されることによる故障を予防することにはならないが、電話のベルを鳴らす呼出し信号の電圧であるAC100V以上の電圧が印加されなくなるので、故障を予防することができる。

図5は、図2CPU200及び図3のCPU1200により実行される誤接続制御処理の手順を示すフローチャートである。
図5において、まず、電圧検知部150,1150は、電話用インタフェース129,1129に印加されている電圧を検知することにより、電圧の値を確認する(ステップS601)。
次いで、電圧検知部150,1150により確認された電圧の値が、予め定められた以上であるか否か判別する(ステップS602)。
ステップS602の判別の結果、確認された電圧の値が、予め定められた以上の場合には(ステップS602でYES)、分離/接続部152、1152は、電話用インタフェース129,1129を分離する(ステップS603)。このように本実施の形態では、検知された電圧が、予め定められた電圧以上の場合に、電話用インタフェース129,1129を電気的に分離するようになっている。
そして、ユーザに対して誤接続の可能性があること示す画面を表示器119,1119で表示し(ステップS604)、ステップS602に戻る。
一方、ステップS602の判別の結果、確認された電圧の値が、予め定められた以上ではない場合には(ステップS602でNO)、上記ステップS604で誤接続の可能性があることを示す画面を表示したか否か判別する(ステップS605)。
ステップS605の判別の結果、画面を表示していない場合には(ステップS605でNO)、電話用インタフェース129,1129にDC電源113,1113が給電を開始して(ステップS608)、本処理を終了する。
一方、ステップS605の判別の結果、画面を表示した場合には(ステップS605でYES)、分離/接続部152、1152は、電話用インタフェース129,1129を接続して(ステップS606)、画面を消去して(ステップS607)、上記ステップS608に進む。
図5の誤接続制御処理によれば、電話用インタフェース129,1129に公衆電話網やTAに接続されたモジュラーケーブルが誤接続された場合でも、電話用インタフェース129,1129を分離することで、公衆電話網やTAからDC48Vが印加される期間を短くし、電話のベルを鳴らす呼出し信号の電圧であるAC100V以上の電圧が印加されなくなるので、故障を予防することができる。
図6は、図2CPU200及び図3のCPU1200により実行される誤接続制御処理の手順を示すフローチャートである。
図6において、分離/接続部152、1152は、電話用インタフェース129,1129を分離する(ステップS701)。このように、本実施の形態では、電話用インタフェース129,1129に印加されている電圧を検知する前に、予め電話用インタフェース129,1129を電気的に分離するようになっている。
次いで、電圧検知部150,1150は、電話用インタフェース129,1129に印加されている電圧を検知し、その電圧の値を確認する(ステップS702)。
次いで、電圧検知部150,1150により確認された電圧の値が、予め定められた以上であるか否か判別する(ステップS703)。
ステップS703の判別の結果、確認された電圧の値が、予め定められた以上の場合には(ステップS703でYES)、ユーザに対して誤接続の可能性があること示す画面を表示器119,1119表示し(ステップS704)、ステップS703に戻る。
一方、ステップS703の判別の結果、確認された電圧の値が、予め定められた以上ではない場合には(ステップS703でNO)、上記ステップS704で誤接続の可能性があること示す画面を表示したか否か判別する(ステップS705)。
ステップS705の判別の結果、画面を表示していない場合には(ステップS705でNO)、電話用インタフェース129,1129にDC電源113,1113が給電を開始して(ステップS708)、本処理を終了する。
一方、ステップS705の判別の結果、画面を表示した場合には(ステップS705でYES)、分離/接続部152、1152は、電話用インタフェース129,1129を接続して(ステップS706)、画面を消去して(ステップS707)、上記ステップS708に進む。
図6の誤接続制御処理によれば、電話用インタフェース129,1129を予め分離することで、電話用インタフェース129,1129に公衆電話網やTAに接続されたモジュラーケーブルが誤接続された場合でも、電話用インタフェース129,1129に対して、公衆電話網やTAからDC48Vが印加されることもなく、電話のベルを鳴らす呼出し信号の電圧であるAC100V以上の電圧が印加されなくなるので、故障を予防することができる。
図7は、図2CPU200及び図3の1200により実行される誤接続制御処理の手順を示すフローチャートである。
この図7の誤接続制御処理は、電話用インタフェース129,1129に給電を開始した後に、電話用インタフェース129,1129に公衆電話網やTAに接続されたモジュラーケーブルが誤接続され、DC48Vが印加された場合の処理を示している。
図7において、DC電源113、1113が間欠給電を開始する(ステップS801)。この間欠給電については後述する。このステップS801は、本発明の間欠給電開始手段に対応する。
次いで、電圧検知部150,1150は、電話用インタフェース129,1129に対して給電が行われていないタイミングで電話用インタフェース129,1129に印加されている電圧を検知し、その電圧の値を確認する(ステップS802)。このステップS802は、本発明の検知手段に対応する。
次いで、電圧検知部150,1150により確認された電圧の値が、予め定められた以上であるか否か判別する(ステップS803)。このステップS803は、本発明の判別手段に対応する。
ステップS803の判別の結果、確認された電圧が、予め定められた電圧以上の場合には(ステップS803でYES)、ユーザに対して誤接続の可能性があること示す画面を表示器119,1119表示し、さらにDC電源113、1113からの給電を停止する(ステップS804)。このステップS804は、本発明の通知手段に対応する。
次いで、誤接続が回避されると(ステップS805でYES)、画面を消去して(ステップS806)、上記ステップS801に進む。誤接続が回避されたことは、画面を見て誤接続を回避したユーザにより入力される。従って、ユーザにより誤接続が回避されたことが入力された場合にステップS805で肯定判別される。
一方、ステップS803の判別の結果、確認された電圧が、予め定められた電圧以上ではない場合には(ステップS803でNO)、DC電源113、1113から供給されている電流の値が、予め定められた以上であるか否か判別する(ステップS807)。電流の値を確認するタイミングについては後述する。このステップS807は、本発明の他の判別手段に対応する。
ステップS807の判別の結果、DC電源113、1113から供給されている電流の値が、予め定められた以上の場合には(ステップS807でYES)、上記ステップS804に進む。
一方、ステップS807の判別の結果、DC電源113、1113から供給されている電流の値が、予め定められた以上ではない場合には(ステップS807でNO)、DC電源113、1113から継続して給電を行う(ステップS808)。このステップS808は、本発明の継続給電手段に対応する。
次いで、ダイヤルトーンが検知されたか否か判別する(ステップS809)。ダイヤルトーンとは、公衆電話網やTAが出力している正弦波である。ダイヤルトーンが検知された場合は、誤接続があると判別し、上記ステップS804に進む。一方、ダイヤルトーンが検知されない場合は、電話機が正しく接続されていると判別し、本処理を終了する。ダイヤルトーンを検出するタイミングについては後述する。このステップS809は、本発明の他の検知手段に対応する。
ステップS809の判別の結果、ダイヤルトーンが検知された場合には(ステップS809でYES)、上記ステップS804に進む。
一方、ステップS809の判別の結果、ダイヤルトーンが検知されなかった場合には(ステップS809でNO)、本処理を終了する。
図8(A)は、間欠給電を説明するための図であり、(B)は電圧の値を確認するタイミングを示す図であり、(C)は電流の値の確認及びダイヤルトーンを検出するタイミングを示す図である。
図8に示されるグラフの横軸は、時間を示している。また図8に示されるグラフのうち、(A)(B)のグラフの縦軸は、電圧を示し、(C)のグラフの縦軸は、電流を示している。
図8(A)では、一定時間ごとに約48Vで間欠給電する様子が示されている。上記ステップS801では、このような間欠給電が行われる。
図8(B)では、給電が行われていないタイミングで電圧の値を確認することが示されている。上記ステップS802では、このような給電が行われていないタイミングで電圧の値を確認する。
図8(C)では、時間T0〜T1で電流の値を確認し、T2以降にダイヤルトーンを検知することが示されている。
このように、ステップS807では、T0〜T1のタイミングでDC電源113、1113から供給されている電流の値を確認し、ステップS809では、T2以降のタイミングでダイヤルトーンを検知する。
図7の誤接続制御処理によれば、電話用インタフェース129,1129に給電し、ダイヤルトーンの検知を行いながら、電話用インタフェース129,1129に公衆電話網やTAに接続されたモジュラーケーブルが誤接続されたことを認識することで、故障を予防することができる。
以上説明した実施の形態では、誤接続の可能性があること示す画面を表示器119,1119で表示することでユーザに通知しているが、これに代えて、例えば誤接続の可能性がある場合に点灯するLEDを用いるようにしてもよい。
本実施の形態によれば、電話用インタフェース129,1129に印加されている電圧を検知し(ステップS401)、検知された電圧の値が予め定められた以上であるか否か判別する(ステップS402)。
そして、検知された電圧の値が予め定められた以上であると判別された場合に(ステップS402でYES)、ユーザに誤接続の可能性があることを通知するので(ステップS403)、従来技術と比較して、誤接続により生じる故障等の事象を予防可能となる。
こうしてユーザに誤接続の可能性があることを通知することにより、故障、または故障し難くすることが可能となる。
(他の実施の形態)
本発明は、以下の処理を実行することによっても実現される。即ち、上述した実施形態の機能を実現するソフトウェア(プログラム)をネットワーク又は各種記憶媒体を介してシステム或いは装置に供給し、そのシステム或いは装置のコンピュータ(又はCPUやMPU等)がプログラムコードを読み出して実行する処理である。この場合、そのプログラム、及び該プログラムを記憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。
10 ファクシミリシステム
100 ファクシミリ装置
102,1102 モデム
110 Hリレー
113,1113 DC電源
11,1119 表示器
129,1129 電話用インタフェース
203,1203 モデム
204,1204 ROM
205,1205 RAM
140,1140 メモリ
152,1152 分離/接続部
150,1150 電圧検知部
200,1200 CPU

Claims (5)

  1. 通信装置であって、
    電話機を接続するためのインタフェースと、
    前記インタフェースに給電する給電部と、
    前記給電部からの間欠給電を開始させる間欠給電開始手段と、
    前記間欠給電開始手段からの前記間欠給電が開始された後に、前記給電部による給電が行われていないタイミングで前記インタフェースへの電圧を検知する検知手段と、
    前記検知手段により検知された電圧の値が予め定められた値以上であるか否かを判別する判別手段と、
    前記判別手段により、前記検知された電圧の値が前記予め定められた値以上ではないと判別された場合に、前記給電部から供給されている電流の値が予め定められた値以上か否かを判別する他の判別手段と、
    前記他の判別手段により、前記給電部から供給されている電流の値が前記予め定められた値以上ではないと判別された場合に、前記給電部からの給電を継続させる継続給電手段と、
    前記継続給電手段により給電が継続されている状態で、前記インタフェースにおいて予め定められた正弦波を検知する他の検知手段と、
    前記判別手段により、前記検知された電圧の値が前記予め定められた値以上であると判別され、前記他の判別手段により、前記給電部から供給されている電流の値が前記予め定められた値以上であると判別され、且つ前記他の検知手段により、前記予め定められた正弦波が検知された場合に、前記給電部による前記インタフェースへの給電を停止するよう制御し、誤接続に関する通知を行うよう制御する制御手段とを有することを特徴とする通信装置。
  2. 前記通知手段によって前記通知を行った後、前記検知された電圧の値が前記予め定められた値以上ではないと前記判別手段によってよって判別されたことに基づいて、前記通知手段が前記通知を辞めた後、前記制御手段は前記給電部による給電を開始するよう制御することを特徴とする請求項記載の通信装置。
  3. 前記通信装置は、原稿から画像を読み取る読取部を備えるファクシミリ装置であることを特徴とする請求項1又は2記載の通信装置。
  4. 電話機を接続するためのインタフェースと、前記インタフェースに給電する給電部とを有する通信装置の制御方法であって、
    前記給電部からの間欠給電を開始させる間欠給電開始ステップと、
    前記間欠給電開始ステップにおいて前記間欠給電が開始された後に、前記給電部による給電が行われていないタイミングで前記インタフェースへの電圧を検知する検知ステップと、
    前記検知ステップにおいて検知された電圧の値が予め定められた値以上であるか否かを判別する判別ステップと、
    前記判別ステップにおいて、前記検知された電圧の値が前記予め定められた値以上ではないと判別された場合に、前記給電部から供給されている電流の値が予め定められた値以上であるか否かを判別する他の判別ステップと、
    前記他の判別ステップにおいて、前記給電部から供給されている電流の値が前記予め定められた値以上ではないと判別された場合に、前記給電部からの給電を継続させる継続給電ステップと、
    前記継続給電ステップにおいて給電が継続されている状態で、前記インタフェースにおいて予め定められた正弦波を検知する他の検知ステップと、
    前記判別ステップにおいて、前記検知された電圧の値が前記予め定められた値以上であると判別され、前記他の判別ステップにおいて、前記給電部から供給されている電流の値が前記予め定められた値以上であると判別され、且つ前記他の検知ステップにおいて、前記予め定められた正弦波が検知された場合に、前記給電部による前記インタフェースへの給電を停止するよう制御し、誤接続に関する通知を行うよう制御する制御ステップとを有することを特徴とする制御方法。
  5. 電話機を接続するためのインタフェースと、前記インタフェースに給電する給電部とを有する通信装置の制御方法をコンピュータに実行させるためのプログラムであって、
    前記制御方法は、
    前記給電部からの間欠給電を開始させる間欠給電開始ステップと、
    前記間欠給電開始ステップにおいて前記間欠給電が開始された後に、前記給電部による給電が行われていないタイミングで前記インタフェースへの電圧を検知する検知ステップと、
    前記検知ステップにおいて検知された電圧の値が予め定められた値以上であるか否かを判別する判別ステップと、
    前記判別ステップにおいて、前記検知された電圧の値が前記予め定められた値以上ではないと判別された場合に、前記給電部から供給されている電流の値が予め定められた値以上であるか否かを判別する他の判別ステップと、
    前記他の判別ステップにおいて、前記給電部から供給されている電流の値が前記予め定められた値以上ではないと判別された場合に、前記給電部からの給電を継続させる継続給電ステップと、
    前記継続給電ステップにおいて給電が継続されている状態で、前記インタフェースにおいて予め定められた正弦波を検知する他の検知ステップと、
    前記判別ステップにおいて、前記検知された電圧の値が前記予め定められた値以上であると判別され、前記他の判別ステップにおいて、前記給電部から供給されている電流の値が前記予め定められた値以上であると判別され、且つ前記他の検知ステップにおいて、前記予め定められた正弦波が検知された場合に、前記給電部による前記インタフェースへの給電を停止するよう制御し、誤接続に関する通知を行うよう制御する制御ステップとを有することを特徴とするプログラム。
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