JP2003198754A - 端末網制御装置 - Google Patents

端末網制御装置

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JP2003198754A
JP2003198754A JP2001390193A JP2001390193A JP2003198754A JP 2003198754 A JP2003198754 A JP 2003198754A JP 2001390193 A JP2001390193 A JP 2001390193A JP 2001390193 A JP2001390193 A JP 2001390193A JP 2003198754 A JP2003198754 A JP 2003198754A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 発信者番号通知機能を利用して、センター側
装置からの発信に応じて通信するが、TAのリセット、
TAの交換のように設定が変更されて、通信できなくな
ったとき、手間をかけずに再設定を行えるようにする。 【解決手段】 端末網制御装置は、TAから送出される
信号を検出して、プレリンガー信号かどうか判断する。
TAの設定が変更されているとき、プレリンガー信号は
送出されないので、端末網制御装置からTAに設定コマ
ンドを出力する。TAのリセットの場合、TAは再設定
される。TAが交換されている場合、再設定されない。
このとき、端末網制御装置からセンター側装置に通報し
て、指示を受ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ISDN回線とい
ったデジタル回線網を利用してデータ通信を行う通信シ
ステムにおいて、ターミナルアダプタ(TA)等の接続
機器を介してデジタル回線網に接続され、発信者番号通
知機能を利用してセンター側装置からの発信であるとき
に通信を行う端末綱制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般的に、電話回線としてデジタル回線
網を利用してセンター側と端末側との間でデータ通信を
行う通信システムでは、図11に示すように、端末網制
御装置1は、TA2のアナログポートに接続され、IS
DN回線3でセンター側装置4と結ばれる。端末網制御
装置1に、電話機5あるいはファクシミリ装置、メータ
6、さらにセンサ等の接点機器7が接続される。なお、
図中、8はセンター側交換局、9は端末側交換局であ
る。また、図示していないが、TA2の電話回線側には
回線終端装置(DSU)が存在しており、それぞれ個別
に設置されたり、あるいはTA2にDSUを内蔵させて
もよい。
【0003】端末網制御装置1の主制御部は、交換局9
から送出される発信者番号信号、リンガー信号を検出す
る手段と、検出された発信者番号信号により特定のセン
ター側装置4からの発信であると識別する手段と、識別
したとき回線に対して電話機5を切り離し、オフフック
して通信する手段と、特定の発信者でない場合、回線と
電話機5を接続して電話機5にリンガー信号を送信する
手段とを備えている。
【0004】そして、この端末網制御装置1は、各家庭
より発呼する端末発呼およびセンター側装置より随時検
針するセンター起動の二種類の起動方法を有している。
センター起動の場合、センター側装置4とセンター側交
換局8が接続され、ダイヤルを行うと、ダイヤルされた
相手番号は端末側交換局9に伝えられる。端末側交換局
9から端末網制御装置1に対して、呼び出し信号を送出
する。このとき、図10に示すように、プレリンガー信
号とリンガー信号の間に発信者番号信号が挿入されてい
る。
【0005】センター側装置4からの発信により起動し
て通信を行うには、TA2が発信者番号を通知するよう
に設定されていなければならない。そのため、ISDN
回線3を利用する場合、端末網制御装置1を設置する際
に、TA2を上記のように設定する必要がある。
【0006】端末網制御装置1がセンター起動によりセ
ンター側装置4と通信を行うときの通信フローチャート
を図12に示す。ISDN回線3において、センター側
装置4が端末網制御装置1を呼び出しするとき、TA2
から極反とリンガー信号が送出される(ステップS
1)。端末網制御装置1では、受信したリンガー信号が
プレリンガー信号かどうか判定する(ステップS2)。
プレリンガー信号の判定としては、図10に示すT1が
約0.5秒であれば、プレリンガー信号であると判定す
る。あるいは確実に判定する方法として、T1が約0.
5秒であることを確認後、プレリンガー休止期間T2が
約0.5秒であることを確認し、2回目のプレリンガー
信号のT3を確認することで確定としてもよい。
【0007】プレリンガー信号であれば、発信者番号信
号を受信して、読み取る(ステップS3)。プレリンガ
ー信号でなければ、後方に接続された電話機5ヘリンガ
ー信号を送出する(ステップS4)。検出された発信者
番号によってセンター側装置4からの発信であるか否か
を識別する(ステップS5)。
【0008】識別した番号がセンター側装置4からのも
のであるとき、リンガー信号待ちとなる(ステップS
6)。リンガー信号を検知すると、センター側装置4か
らの電文を待つ状態となり、通信を行える(ステップS
8)。端末網制御装置1は、センター側装置4からの電
文を受信すると、その指示に従って、例えばメータ6ヘ
の検針等を行い、その検針データをセンター側装置4に
送信する。
【0009】また、識別した番号がセンター側装置4か
らのものでないとき、電話機5と回線を接続して、後方
の電話機5にリンガー信号を伝送し、電話機5のリンガ
ーが鳴動する(ステップS7)。
【0010】端末網制御装置1に発信者番号を表示する
機能を持つ電話機5が接続されている場合、図13に示
すように、センター側装置4が端末網制御装置1を呼び
出しすると、TA2から極反とリンガー信号が送出され
る(ステップS31)。端末網制御装置1の後方に発信
者番号を表示する機能を持つ電話機5が接続されている
ため、端末網制御装置1はプレリンガー信号をそのまま
電話機5へ流す。電話機5は、プレリンガー信号を受信
すると、発信者番号を受信するためオフフックするの
で、端末網制御装置1は、そのオフフックを検出する
(ステップS32)。検出すれば発信者番号信号を受信
し(ステップS33)、検出しなければ、電話機5ヘリ
ンガー信号を送出する(ステップS34)。
【0011】検出された発信者番号がセンター側装置4
からの発信であるか否かを識別する(ステップS3
5)。識別した番号がセンター側装置4からのものであ
るとき、リンガー信号待ちとなる(ステップS36)。
リンガー信号を検知すると、センター側装置4からの電
文を待つ状態となる(ステップS38)。端末網制御装
置1は、センター側装置4からの電文を受信すると、そ
の指示に従って、例えばメータ6ヘの検針等を行って、
データ通信を行う。
【0012】識別した番号がセンター側装置4からのも
のでないとき、電話機5と回線を接続して、電話機5に
リンガー信号を伝送し、電話機5のリンガーが鳴動する
(ステップS37)。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】ところで、TAの設置
後に設定がユーザによって変更されたり、リセットされ
たりすると、発信者番号通知機能が解除される。する
と、端末網制御装置に対して、センター側装置からの発
信によるセンター起動が行えなくなる。
【0014】この対策として、特開2001−1972
16号公報では、設置後にユーザがTAの設定を工場出
荷時の設定に戻してしまったとき、端末網制御装置に記
憶している設定コマンドをPB信号により出力して、T
Aの再設定を行う。また、周期的にPB信号を出力する
ことにより、TAの再設定を行うことが記載されてい
る。
【0015】上記の手段では、交換等によってTAの機
種が変更された場合に対して、複数の設定コマンドを記
憶しておくことにより対応しようとしている。しかし、
TAが新製品に交換されたときのように、設定コマンド
が未知の場合には、設定コマンドが記憶されていないの
で、端末網制御装置では対応することができない。
【0016】このように、端末網制御装置の設置後、ユ
ーザがTA等の接続機器を変更したり、TAの設定を工
場出荷時の設定に戻してしまう等によって、端末網制御
装置が正常に動作しなくなることがある。そのため、シ
ステム運営者がユーザ宅まで出向き、TAの設定を再度
行うなどの処置が必要となり、この間システム運営に弊
害をきたす。
【0017】本発明は、上記に鑑み、TA等の接続機器
における交換、リセットといった設定の変更に対して、
人手をかけずに対処することができる端末網制御装置の
提供を目的とする。
【0018】
【課題を解決するための手段】本発明による課題解決手
段は、デジタル回線網に接続機器を介して接続され、デ
ジタル回線網を通じてセンター側装置との間でデータ通
信を行う端末網制御装置であって、前記接続機器におけ
る設定の変更を検出する検出手段と、変更されていたと
き再設定を行う設定手段と、再設定を行うことができな
いとき前記センター側装置に通報する通報手段とを備え
たものである。
【0019】端末網制御装置は、発信者番号通知機能を
利用して、センター側装置からの発信であるときにセン
ター側装置との間でデータ通信を行うものであり、接続
機器における設定の変更とは、接続機器のリセットによ
る設定変更、あるいは接続機器の交換によって生じる設
定変更のことである。ここで、接続機器としては、TA
とされ、これ以外にもDSUとTAが一体になったも
の、TAの機能を備えたルータがあげられる。
【0020】そして、接続機器は、発信者番号通知機能
が設定されていると、外部から呼び出し信号を着信した
とき、所定のシーケンスにしたがって信号を送出するよ
うになっている。しかし、発信者番号を通知しないよう
に接続機器の設定が変更されていると、上記の信号が送
出されない。そこで、検出手段は、接続機器から送出さ
れる信号に基づいて設定の変更を検出する。
【0021】具体的には、検出手段は、接続機器から送
出された信号がプレリンガー信号であるか否かの判定を
行い、プレリンガー信号でないとき設定の変更があった
と判断する。あるいは、接続機器から送出された信号が
リンガー信号であるか否かの判定を行い、リンガー信号
であるとき設定の変更があったと判断する。
【0022】また、発信者番号を表示する機能を有する
電話機等の端末機器が接続されている場合、端末網制御
装置は、接続機器からの信号を後方に接続された端末機
器に送る。このとき、検出手段は、端末機器のオフフッ
クの有無を検出して、設定の変更を検出する。すなわ
ち、オフフックがないとき、設定の変更、あるいは端末
機器の電源切断、未接続があると判断する。オフフック
があれば、設定の変更はないと判断する。
【0023】他の検出手段として、接続機器から送出さ
れる信号による起動の有無を検出する。すなわち、呼び
出し信号を着信した接続機器から起動要求の信号が送出
されると、端末網制御装置は起動するようになってい
る。特に、センター側装置は、検針等のために定期的に
発信を行う。このことを利用して、一定時間内に起動が
あるか否かを検出することにより、設定の変更を検出で
きる。起動が一定時間されていないとき、設定の変更が
あったと判断する。また、一般の電話によっても端末網
制御装置は起動するので、接続機器が信号を送出しない
といった異常があれば、起動しなくなる。したがって、
接続機器の設定の変更だけでなく、異常が発生したこと
も検出することが可能となる。
【0024】そして、上記の検出手段によって設定の変
更が検出されたとき、設定手段は、再設定時に設定用デ
ータを接続機器に出力する。なお、接続機器の設定用デ
ータは、記憶手段にあらかじめ記憶されている。接続機
器を再設定できたとき、接続機器はリセットされていた
ことになる。再設定できないとき、接続機器が交換され
たか、あるいは接続機器、端末機器に異常が発生したこ
とが考えられる。このような場合には、センター側装置
に通報して、センター側において、人の派遣等の対処を
する。
【0025】以上では、接続機器の動作に基づいて設定
の変更を検出するものであり、受動的な検出手段であ
る。このような検出手段の代わりに、接続機器の設定用
データを記憶しておく記憶手段と、周期的に設定用デー
タを出力して再設定を行う設定手段と、再設定を行うこ
とができないときセンター側装置に通報する通報手段と
を備えたものとしてもよい。
【0026】周期的に接続機器を再設定することによ
り、接続機器がリセットされて、変更されていれば、設
定を復帰させることができる。接続機器が交換されてい
れば、再設定できないので、接続機器の交換が判明し
て、これに対してセンター側では迅速に対処することが
できる。
【0027】また、複数種類の接続機器の設定用データ
を記憶しておく記憶手段と、1つの設定用データを出力
して再設定を行っても、再設定を行うことができないと
き、別の設定用データを出力する再出力手段と、全ての
設定用データを出力しても再設定を行うことができない
ときセンター側装置に通報する通報手段とを備えたもの
とする。
【0028】このように、設定を繰り返して行うことに
より、接続機器が交換されている場合、交換された接続
機器に対応する設定用データが出力されれば、設定でき
る。そのため、センター側装置に通報する必要がなくな
り、端末網制御装置において自動的に対処でき、人手を
煩わすことがない。
【0029】端末網制御装置において、設定用データを
記憶しておいてもよいが、通報したときに、センター側
装置から設定用データを受信して記憶する更新手段を備
えておく。受信する設定用データは、1つに限らず複数
であってもよい。センター側装置では、新機種に対応す
る最新の設定用データを常に収集しておくことにより、
接続機器が新機種に交換されていても、最新の設定用デ
ータに基づいて設定を行うことが可能となる。しかも、
設定できるまで繰り返しセンター側装置に通報して、設
定用データを受信することにより、確実に接続機器を設
定することができる。
【0030】さらに、センター側装置から設定用データ
とともに通報可能な時刻を受信して記憶するようにして
おくとよい。センター側装置から受信した設定用データ
に基づいて設定を行っても、設定が不可のとき、指定さ
れた時刻に通報することになる。このように、通報の時
刻が決まっている場合、センター側において設定用デー
タを調査収集するための時間を確保することができるの
で、交換された接続機器に対応する設定用データを送信
することが可能となる。したがって、設定が不可となる
回数が減り、端末網制御装置からの通報回数を少なくす
ることができる。
【0031】
【発明の実施の形態】(第1実施形態)第1実施形態の
センター側システムとの間でデータ伝送を行う通信シス
テムにおける端末網制御装置1を図1に示す。通信シス
テムの構成は、従来の図11に示したものと同じであ
る。端末網制御装置1は、メモリ部10およびCPU等
を有するマイクロコンピュータからなる主制御部11
と、センター側装置4とデータを送受信するモデム部1
2と、通信時にデータを送信する局線部13と、各部に
電源を供給する電源部14と、メータ6から主制御部1
1へ信号を送信するメータ用インターフェィス部15
と、センサ、スイッチ等の接点機器7から主制御部11
へ信号を送信する接点機器用インターフェィス部16と
を備えている。そして、主制御部11には、モデム部1
2、電源部14、メータ用インターフェィス部15、接
点機器用インターフェィス部16が接続され、電話機5
は局線部13に接続され、ISDN回線3には、TA2
を介して局線部13およびモデム部12が接続されてい
る。
【0032】ISDN回線3においては、交換局9から
の呼び出し信号に応じてTA2から信号が送出される。
この信号では、図10に示すようにプレリンガー信号と
リンガー信号との間に発信者番号信号が挿入されるよう
に設定されている。
【0033】端末網制御装置1の主制御部11は、交換
局9から送出されるプレリンガー信号、発信者番号信
号、リンガー信号を検出する手段と、検出した発信者番
号により特定のセンター側装置4からの発信であるとか
判別する手段と、センター側装置4からの発信者番号を
識別したとき、接続されている後方接続機器である電話
機5を回線から切り離したままオフフックして通信する
手段と、特定の発信者でないとき、回線と電話機5との
間を接続し、電話機5に呼び出し信号を回線から送信す
る手段とを備えている。したがって、ISDN回線3に
おける発信者番号通知機能を利用して、端末網制御装置
1は、センター側装置4を認識して、通信を行うように
なっている。すなわち、発信者番号が付加された着信に
より発信者番号を検出し、この検出された発信者番号が
センター側装置4からの発信であるときにノーリンギン
グによる通信が行われる。
【0034】さらに、主制御部11は、TA2の交換あ
るいはリセットといったTA2における設定の変更を検
出する検出手段と、変更されていたとき再設定を行う設
定手段と、設定できたかを検出する確認手段と、再設定
を行うことができないときセンター側装置4に通報する
通報手段と、TA2の設定用データを記憶しておく記憶
手段とを備えている。
【0035】検出手段では、着信時にTA2から送出さ
れる信号が所定のシーケンスに基づいて送出されるかを
検出して、TA2の設定が変更されていないかを判断す
る。設定手段では、記憶手段に記憶されている設定用デ
ータである設定コマンドを所定の信号、例えばPB信号
によってTA2に出力する。確認手段では、TA2から
の応答によって設定が正しく完了したかを判断する。す
なわち、PB信号を出力するたびにTA2からの応答を
チェックして、最終的にすべてのPB信号に対する応答
があれば、正しく設定されたと判断する。あるいは、設
定コマンドに対応するすべてのPB信号を出力した後、
TA2からの応答によって判断する。通報手段では、あ
らかじめ記憶されているセンター側装置4の電話番号を
ダイヤルして、TA2の再設定が不可である旨を知らせ
る。記憶手段では、TA2の機種に応じた設定コマンド
をEEPROM、フラッシュメモリ等の不揮発性メモリ
に保存するようになっている。設定コマンドはTA2の
機種によって異なり、TA2の設置時に端末網制御装置
1に接続された設定器あるいはパソコンを通じて設定用
データが入力される。あるいは、設置時にセンター側装
置4から設定用データを送信して、これを受信して、記
憶してもよい。さらに、複数種類のTA2に対応して、
それぞれの設定用データを記憶しておくとよい。
【0036】端末網制御装置1とセンター側装置4との
間でのデータ伝送は、従来と同様、端末発呼あるいはセ
ンター起動によって開始される。このデータ伝送の手順
は従来と同じであるので、説明は省略する。
【0037】ところで、TA2に対して、ユーザが誤っ
てリセットして、初期設定に戻したり、設定を勝手に変
更してしまうことがある。あるいは、TA2を別の機種
に交換することもある。このような場合、TA2では、
発信者番号通知機能の設定が解除されてしまう。する
と、発信者番号通知機能を利用して、センター側装置4
からの発信により通信を行う通信システムにおいて、端
末網制御装置1はセンター側装置4を認識できず、セン
ター起動を行えなくなる。
【0038】端末網制御装置1では、上記のような状況
になったときでも対処できるように動作する。このとき
の手順を図2に基づいて説明する。センター側装置4
は、センター側交換局8に対してオフフックし、ダイヤ
ルを行う。ダイヤルされた相手番号は、端末側交換局9
に伝えられ、TA2から端末網制御装置1に対し呼び出
し信号としてリンガー信号を送出する。
【0039】まず、TA2から極反とリンガー信号が端
末網制御装置1に送出される(ステップS11)。受信
した信号がプレリンガー信号かどうか判定する(ステッ
プS12)。ここで、TA2が所定のシーケンスで信号
を送出しなければ、プレリンガー信号は送出されないの
で、端末網制御装置1はプレリンガー信号を検出するこ
とができない。したがって、TA2のリセット、交換等
の設定の変更があったと考えられる。そこで、予め記憶
されている設定コマンド(PB信号)をTA2へ出力す
る(ステップS13)。
【0040】プレリンガー信号であれば、TA2の設定
が変更されていないことになり、通常どおり発信者番号
信号を読み取り(ステップS14)、発信者に応じてデ
ータ伝送を行うか、電話機5にリンガー信号を伝送す
る。
【0041】TA2に設定コマンドを出力したとき、T
A2を再設定できたかどうか判定する(ステップS1
5)。TA2の再設定ができれば、TA2がリセットさ
れていたということになり、通常処理に戻る(ステップ
S17)。TA2の再設定ができなければ、TA2が交
換されたことが考えられる。そこで、センター側装置4
へ発呼して、通報する(ステップS16)。端末網制御
装置1は、センター側装置4への通報後、センター側装
置4からの指示待ちとなる(ステップS18)。例え
ば、システム運営者がユーザ宅まで出向き、TA2の設
定を行う。あるいは、電話機5を利用してTA2の設定
を行うよう、ユーザに指示を与える。
【0042】このように、TA2を設定できない場合、
TA2が交換されていることが判明する。したがって、
センター側装置4に通報することにより、迅速な対応が
可能となり、通信不能になってシステム運営に支障をき
たすといったことを防止できる。
【0043】(第2実施形態)本実施形態では、検出手
段として、着信時にTA2から送出される信号がリンガ
ー信号であるか否かを検出する。すなわち、TA2の設
定が変更されていると、所定のシーケンスで信号が送出
されず、リンガー信号が送出されることになる。リンガ
ー信号を検出すれば、TA2の設定が変更されていると
判断し、リンガー信号でなく、プレリンガー信号であれ
ば、設定が変更されていないと判断する。その他の構成
は、第1実施形態と同じである。
【0044】図3に示すように、センター側装置4が端
末網制御装置1を呼び出すとき、TA2から極反とリン
ガー信号が送出される(ステップS21)。端末網制御
装置1は、受信した信号がリンガー信号かどうか判定す
る(ステップS22)。リンガー信号の判定は、信号の
送出されるタイミングを計測する。図10に示すよう
に、T4が約1秒であれば、リンガー信号となる。さら
に確実に判定する方法として、T4が約1秒であること
を確認後、リンガー休止期間T5が約2秒であることを
確認し、2回目のリンガー信号のT6を確認することで
判定してもよい。
【0045】TA2からの信号がリンガー信号であれ
ば、TA2の設定が変更されていることになり、TA2
のリセットまたはTA2の交換が考えられる。そこで、
予め記憶されている設定コマンド(PB信号)をTA2
に出力する(ステップS23)。プレリンガー信号であ
れば、発信者番号信号を読み取り(ステップS24)、
通常の処理を行う。
【0046】TA2を再設定できたかどうか判定する
(ステップS25)。TA2を再設定できなければ、T
A2が交換されたことが考えられるので、センター側装
置4に通報する(ステップS26)。端末網制御装置1
は、センター側装置4に通報後、センター側装置4から
の指示待ちとなる(ステップS28)。TA2を再設定
できれば、TA2がリセットされていたということであ
り、通常処理へ戻る(ステップS27)。
【0047】(第3実施形態)端末網制御装置1に発信
者番号を表示する機能を持つ電話機5、ファクシミリ装
置等の端末機器が接続されている場合、端末網制御装置
1は、TA2から送出された信号を後方の端末機器に送
るようになっている。この場合、検出手段として、TA
2からの信号に基づいて設定の変更を直接検出するので
はなく、端末機器のオフフックの有無によって設定の変
更の判断を行う。その他の構成は、第1実施形態と同じ
である。
【0048】端末網制御装置1に、発信者番号を表示す
る機能を持つ電話機5が接続されている場合、図4に示
すように、センター側装置4が端末網制御装置1を呼び
出すと、TA2から極反とリンガー信号が送出される
(ステップS41)。端末網制御装置1はリンガー信号
をそのまま後方の電話機5へ流す。電話機5は、リンガ
ー信号を受信すると、発信者番号を受信するためオフフ
ックする。端末網制御装置1は、電話機5からのオフフ
ック信号を検出することにより、オフフックの有無を検
出する(ステップS42)。
【0049】ここで、端末網制御装置1が電話機5のオ
フフックを検出しなければ、TA2からの信号がプレリ
ンガー信号ではないということになり、TA2のリセッ
トやTA2の交換が考えられる。あるいは、電話機5の
電源切断や未接続なども考えられる。そこで、予め記憶
されている設定コマンドをPB信号によりTA2に出力
する(ステップS43)。電話機5のオフフックを検出
すれば、TA2の設定は変更されていないということに
なり、発信者番号信号を読み取る(ステップS44)。
【0050】端末網制御装置1は、TA2の再設定をで
きたかどうか判定する(ステップS45)。TA2の再
設定ができなければ、TA2の交換や後方の電話機5の
異常等が考えられるため、センター側装置4に通報する
(ステップS46)。TA2の再設定をできれば、TA
2がリセットされていたということであり、通常処理へ
戻る(ステップS47)。端末網制御装置1は、センタ
ー側装置4に通報後、センター側装置4からの指示待ち
となる(ステップS48)。
【0051】このように、TA2を設定できない場合、
TA2が交換されている、あるいは後方の電話機5に異
常があることが判明する。したがって、センター側装置
4に通報することにより、迅速な対応が可能となり、通
信不能になってシステム運営に支障をきたすといったこ
とを防止できる。
【0052】(第4実施形態)本実施形態の端末網制御
装置1では、設定手段は、TA2から送出される信号の
有無に関係なく、周期的に設定用データをTA2に出力
して、再設定を行うようになっている。その他の構成
は、上記の各実施形態と同じである。
【0053】図5に示すように、端末網制御装置1から
周期的に予め記憶されている設定コマンドをTA2に出
力する(ステップS51)。その都度、端末網制御装置
1は、TA2を再設定できたかどうか判定する(ステッ
プS52)。TA2を再設定できなければ、TA2が交
換されたことが考えられる。そこで、センター側装置4
に通報する(ステップS53)。端末網制御装置1は、
センター側装置4への通報後、センター側装置4からの
指示待ちとなる(ステップS55)。TA2を再設定で
きれば、TA2がリセットされていたということであ
り、通常処理ヘ戻る(ステップS54)。
【0054】このように、周期的にTA2を再設定する
ようにすれば、TA2の設定の変更を常に確認すること
ができる。特に、TA2が単にリセットされていた場
合、自動的に設定を修復できるので、センター側装置4
からの呼び出しに対して応答に失敗する確率を激減でき
る。なお、設定用データを出力する周期は、センター側
装置4からの定期的な呼び出しの周期よりも短く設定し
ておくことが好ましく、呼び出し前に必ずTA2を正常
な設定にすることが可能となる。
【0055】(第5実施形態)本実施形態の端末網制御
装置1では、複数種類のTA2に対応可能なように複数
の設定用データを記憶している。そして、第4実施形態
と同様、周期的に設定用データを出力するが、再設定を
行うことができないとき、別の設定用データを出力する
再出力手段を備えている。このとき、通報手段では、全
ての設定用データを出力してもTA2を再設定できない
とき、センター側装置4に通報する。
【0056】図6に示すように、端末網制御装置1は、
TA2に設定コマンドを出力するために、送る周期を測
定している(ステップS61)。設定コマンドを送るタ
イミングがくるたびに、周期的に予め記憶している1つ
の設定コマンドを出力する(ステップS62)。その都
度、端末網制御装置1は、TA2を再設定できたかどう
か判定する(ステップS63)。TA2を再設定できれ
ば、TA2がリセットされていたということであるの
で、通常処理へ戻る(ステップS64)。TA2を再設
定できないとき、TA2が交換されている可能性がある
ので、別の設定コマンドを出力する(ステップS6
5)。この設定コマンドによりTA2を設定できれば、
TA2は別の機種に交換されていたことになり、以後こ
の設定コマンドを使用中のTA2の設定コマンドとして
記憶しておく。
【0057】記憶されている設定コマンドを全て出力し
ても、TA2を設定できなければ、センター側装置4に
通報する(ステップS66)。端末網制御装置1は、セ
ンター側装置4への通報後、センター側装置4からの指
示待ちとなる(ステップS67)。この場合、新機種の
TA2に交換されていると考えられる。そこで、システ
ム運営者がユーザ宅まで出向き、TA2の機種を調査し
て、これに対応した設定コマンドによりTA2の設定を
行う。端末網制御装置4から通報するとき、同時にTA
2の機種を通知するようにすればよく、調査する手間が
省ける。
【0058】このように、異なる設定コマンドで設定を
試みることにより、TA2が交換されていたとしても、
設定できる確率が高まる。したがって、センター側装置
4に通報する回数が少なくなって、通信不能になる時間
を短縮することができ、効率のよいシステム運営を行え
る。
【0059】(第6実施形態)本実施形態の端末網制御
装置1では、検出手段として、TA2から送出される信
号による起動の有無を検出して、起動が一定時間ないと
き、TA2の設定の変更があったと判断している。すな
わち、端末網制御装置1は、一般の電話やセンター側装
置4からの呼び出しによって起動するが、TA2から信
号が送出されないとき、端末網制御装置1は起動しな
い。端末網制御装置1に一定時間起動要求がないという
ことは、TA2からリンガー信号を送出しない設定に変
更された等の何らかの異常があったと考えられる。この
ような場合に、TA2の再設定を行う。その他の構成
は、第1実施形態と同じである。
【0060】図7に示すように、端末網制御装置1は、
一般の電話やセンター側装置4からの通信によって起動
するので、起動してから次の起動までの周期を測定する
(ステップS71)。そして、この起動が一定時間ない
かどうかを判定する(ステップS72)。一定時間起動
していなければ、TA2から信号を送出しないような設
定への変更、あるいはTA2の故障等が考えられる。そ
こで、予め記憶されている設定コマンドを出力する(ス
テップS73)。一定時間経過するまでに起動があれ
ば、TA2に問題はないので、通常処理を行う(ステッ
プS74)。
【0061】端末網制御装置1は、TA2を再設定でき
たかどうか判定する(ステップS75)。TA2を再設
定できれば、TA2がリセットされたということである
ので、通常処理へ戻る(ステップS77)。TA2を再
設定できなければ、TA2が交換された等の何らかの異
常発生が考えられるため、センター側装置4に通報する
(ステップS76)。端末網制御装置1は、センター側
装置4への通報後、センター側装置4からの指示待ちと
なる(ステップS78)。例えば、新機種のTA2に交
換されていたとき、システム運営者がユーザ宅まで出向
き、TA2の機種を調査して、これに対応した設定コマ
ンドによりTA2の設定を行う。また、TA2の異常で
あれば、異常の原因を見つけて、TA2の修理を行うよ
うにする。
【0062】このように、TA2に何らかの異常があっ
た場合、自動的に異常を認識することができる。したが
って、異常に気づかずに放置されて、一般の電話も使用
できないといったことを防止でき、通信システムの信頼
性の向上を図れる。
【0063】(第7実施形態)上記の第1〜第6実施形
態では、TA2を再設定できないとき、端末網制御装置
1は、センター側装置4に通報して、指示待ちの状態と
なる。ここでは、その後のセンター側装置4からの指示
として、通報されたときに別の設定用データをセンター
側装置4から返信するものとする。端末網制御装置1で
は、通報時にこの設定用データを受信して記憶する更新
手段を備え、この設定用データによりTA2の設定を行
うようにする。なお、センター側装置4は、各端末網制
御装置1に接続されているTA2の機種を把握してお
り、異なる機種の設定用データを送信する。
【0064】図8に示すように、端末網制御装置1が、
TA2の交換によってTA2を再設定できないとき、セ
ンター側装置4に通報する(ステップS81)。センタ
ー側装置4は、この通報に対する応答として、端末網制
御装置1に記憶されている設定コマンド以外の設定コマ
ンドを送信する。端末網制御装置1は、これを受信して
記憶し、TA2の設定を行う(ステップS82)。そし
て、TA2を設定できたかどうか判定する(ステップS
83)。TA2を設定できなければ、繰り返しセンター
側装置4に通報する(ステップS84)。TA2を設定
できれば、この設定コマンドを記憶しておき、通常処理
へ戻る(ステップS85)。
【0065】このように、TA2を設定できない場合で
あっても、センター側装置4から繰り返し設定コマンド
を受信することにより、確実にTA2を設定することが
できる。したがって、人手を介さずにメンテナンスする
ことが可能となり、メンテナンスの効率化を図れる。
【0066】(第8実施形態)本実施形態の端末網制御
装置1では、第7実施形態と同様、通報後にセンター側
装置4から設定用データを受信するとともに、さらに次
回の通報可能な時刻を受信する。すなわち、受信した設
定用データによってTA2を設定できないとき、センタ
ー側装置4に再度通報するが、この通報は指定された時
刻に行われる。
【0067】図9に示すように、端末網制御装置1が、
TA2の交換で再設定できないとき、センター側装置4
に通報する(ステップS91)。センター側装置4は、
端末網制御装置1に記憶されている設定コマンド以外の
設定コマンドおよび設定できなかったときのために次回
の発呼時刻データを送信する。端末網制御装置1は、こ
れを受信して、TA2の設定を行う(ステップS9
2)。そして、TA2を設定できたかどうか判定する
(ステップS93)。
【0068】TA2を設定できれば、通常処理へ戻る
(ステップS95)。TA2を設定できなければ、セン
ター側装置4から指示された時刻にセンター側装置4に
通報する(ステップS94)。センター側装置4は、再
び別の設定コマンドを送信し、端末網制御装置1は、こ
の設定コマンドでTA2を設定する。
【0069】このように、TA2を設定できず、端末網
制御装置1からセンター側装置4に繰り返し通報すると
き、センター側装置4が指定した時刻に通報するように
すれば、センター側装置4において、新機種のTA2に
対応する設定コマンドを調査するための時間を取ること
ができる。したがって、端末網制御装置1に接続された
TA2に対応する設定コマンドを送信できるようにな
り、最小の通信回数でTA2の再設定を行うことがで
き、通信コストを減らすことができる。
【0070】なお、本発明は、上記実施形態に限定され
るものではなく、本発明の範囲内で上記実施形態に多く
の修正および変更を加え得ることは勿論である。設定コ
マンドの出力はPB信号を使用しているが、PB信号以
外にトーン信号を使用してもよい。
【0071】各実施形態において、端末網制御装置に設
定用データ(設定コマンド)が記憶されているが、セン
ター側装置から新機種のTAに対応した設定コマンドを
随時送信して、端末網制御装置では、これを記憶してい
くようにする。これによって、端末網制御装置は、常に
最新の設定コマンドを保有することになり、TAの再設
定が必要なとき、設定コマンドを順に出力していけば、
TAを設定することができる。したがって、TAを新機
種に交換した場合でも、センター側装置に通報する必要
がなくなる。
【0072】また、第1〜第3実施形態において、第5
実施形態を組み合わせて、複数の設定用データを記憶す
るようにして、1つの設定用データで再設定できないと
き、別の設定用データを出力して、再設定を試みるよう
にする。
【0073】
【発明の効果】以上の説明から明らかな通り、本発明に
よると、TA等の接続機器の設定の変更を検出すると、
即座に設定用データ(設定コマンド)を出力して、接続
機器の再設定を行うことができる。これにより、容易に
接続機器のリセットに対応でき、人手を煩わすことなく
自動的に復旧できる。また、接続機器が交換されている
場合には、再設定できないことから接続機器の交換が判
明するので、センター側装置に通報することにより、迅
速な対応を図れ、システムの安定化を図ることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の端末網制御装置の構成図
【図2】 第1実施形態のTA設定時のフローチャ
ート
【図3】 第2実施形態のTA設定時のフローチャ
ート
【図4】 第3実施形態のTA設定時のフローチャ
ート
【図5】 第4実施形態のTA設定時のフローチャ
ート
【図6】 第5実施形態のTA設定時のフローチャ
ート
【図7】 第6実施形態のTA設定時のフローチャ
ート
【図8】 第7実施形態の通報後におけるTA設定
時のフローチャート
【図9】 第8実施形態の通報後におけるTA設定
時のフローチャート
【図10】 TAから送出される信号の波形を示す図
【図11】 通信システムの構成図
【図12】 端末網制御装置のセンター起動時の通信
フローチャート
【図13】 発信者番号表示機能を有する電話機が接
続されているときの端末網制御装置のセンター起動時の
通信フローチャート
【符号の説明】
1 端末網制御装置 2 ターミナルアダプタ(TA) 3 ISDN回線 4 センター側装置 5 電話機 6 メータ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5K036 AA13 BB01 DD25 EE13 JJ04 JJ05 JJ15 5K101 KK12 KK13 LL03 MM04 MM06 MM07 NN03 NN18 NN21 TT06

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 デジタル回線網に接続機器を介して接続
    され、デジタル回線網を通じてセンター側装置との間で
    データ通信を行う端末網制御装置であって、前記接続機
    器における設定の変更を検出する検出手段と、変更され
    ていたとき再設定を行う設定手段と、再設定を行うこと
    ができないとき前記センター側装置に通報する通報手段
    とを備えたことを特徴とする端末網制御装置。
  2. 【請求項2】 デジタル回線網に接続機器を介して接続
    され、発信者番号通知機能を利用して、センター側装置
    からの発信であるときに前記センター側装置との間でデ
    ータ通信を行う端末網制御装置であって、前記接続機器
    から送出される信号に基づいて接続機器における設定の
    変更を検出する検出手段と、変更されていたとき再設定
    を行う設定手段と、再設定を行うことができないとき前
    記センター側装置に通報する通報手段とを備えたことを
    特徴とする端末網制御装置。
  3. 【請求項3】 検出手段は、接続機器から送出された信
    号がプレリンガー信号であるか否かの判定を行い、プレ
    リンガー信号でないとき設定の変更があったと判断する
    ことを特徴とする請求項1または2記載の端末網制御装
    置。
  4. 【請求項4】 検出手段は、接続機器から送出された信
    号がリンガー信号であるか否かの判定を行い、リンガー
    信号であるとき設定の変更があったと判断することを特
    徴とする請求項1または2記載の端末網制御装置。
  5. 【請求項5】 発信者番号を表示する機能を有する端末
    機器が接続され、検出手段は、接続機器から信号が送出
    されたときに前記端末機器のオフフックの有無を検出し
    て、オフフックがないとき設定の変更があったと判断す
    ることを特徴とする請求項1記載の端末網制御装置。
  6. 【請求項6】 検出手段は、接続機器から送出される信
    号による起動の有無を検出して、起動が一定時間されて
    いないとき設定の変更があったと判断することを特徴と
    する請求項1または2記載の端末網制御装置。
  7. 【請求項7】 接続機器の設定用データを記憶しておく
    記憶手段を備え、設定手段は、再設定時に前記設定用デ
    ータを前記接続機器に出力することを特徴とする請求項
    1〜6のいずれかに記載の端末網制御装置。
  8. 【請求項8】 デジタル回線網に接続機器を介して接続
    され、デジタル回線網を通じてセンター側装置との間で
    データ通信を行う端末網制御装置であって、前記接続機
    器の設定用データを記憶しておく記憶手段と、周期的に
    前記設定用データを出力して再設定を行う設定手段と、
    再設定を行うことができないとき前記センター側装置に
    通報する通報手段とを備えたことを特徴とする端末網制
    御装置。
  9. 【請求項9】 記憶手段に、複数種類の接続機器の設定
    用データが記憶され、再設定を行うことができないとき
    別の設定用データを出力する再出力手段を備え、全ての
    設定用データを出力しても再設定を行うことができない
    ときセンター側装置に通報することを特徴とする請求項
    7または8記載の端末網制御装置。
  10. 【請求項10】 センター側装置から設定用データを受
    信して記憶する更新手段を備え、設定手段は、前記設定
    用データに基づいて再設定を行うことを特徴とする請求
    項1〜9のいずれかに記載の端末網制御装置。
  11. 【請求項11】 センター側装置から設定用データおよ
    び通報可能な時刻を受信して記憶する更新手段を備え、
    前記設定用データに基づいて再設定を行うことができな
    いとき、通報手段は、センター側装置から指定された前
    記時刻に通報することを特徴とする請求項1〜9のいず
    れかに記載の端末網制御装置。
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