JP2016225936A - ファクシミリ装置、ファクシミリ装置の制御方法、及びプログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】 電話機が接続されたファクシミリ装置が通信回線に接続されていない状態に移行した場合に消費される電力を削減する。
【解決手段】
通信回線に接続してデータ送受信を行うファクシミリ装置であって、接続される電話機に直流電源を印加する電源手段と、前記通信回線と接続されているかどうかを検知する第1の検知手段と、前記第1の検知手段が通信回線と接続されていないことを検知することに応じて、前記電源手段から前記電話機に対する直流電源の供給状態を制御する第1の制御手段と、を備えることを特徴とする。
【選択図】 図2

Description

本発明は、ファクシミリ装置、ファクシミリ装置の制御方法、及びプログラムに関するものである。
従来のファクシミリ装置は、例えば特許文献1のように、通信回線抜き差し検知を行い、それに応じて回線抜けを表示する等の制御を行うものが存在していた。
特開2001−16352号公報
従来ファクシミリ装置の無鳴動着信モード設定時には、外付け電話機は、回線から切り離され、電話機側と絶縁の取られた直流印加回路(VH回路)から電話機への直流印加が行われていた。また、通信回線が抜かれた時にも、この直流印加は行われていた。
この直流印加は、ファクシミリ装置が省エネモード時であっても、無鳴動着信時にはオフできなかった。また、例えば、電気通信事業法第四章電話用設備に接続される端末設備第一節アナログ電話端末第十三条直流回路の電気的条件等の規格を根拠に行われていた。
ここで、直流回路の直流抵抗値は、20mA以上120mA以下の電流で測定した値で50Ω以上300Ω以下であることと記載されている。
言い換えると、ファクシミリに接続されるアナログ電話機のインピーダンスが300Ωである時に20mA以上電流を流す事が必要であった。これを単純に計算すると120mWの電力が必要であった。この直流印加は、直接 通信回線側に行われるわけではなく、通信回線側と絶縁を取りつつ行う必要があった。そのため、エネルギー変換率が低く、実際には120mWの数倍のエネルギーを消費しつつ行われた。
また、通信回線抜け時には、電話機がオフフックされても電話はかけられない。また、相手から呼び出し信号が来ることはない。それにもかかわらず、電話機のオフフック検知のための直流印加回路への給電が行われていた。それにより、無駄なエネルギーを消費していた。
本発明は、上記の課題を解決するためになされたもので、本発明の目的は、電話機が接続されたファクシミリ装置が通信回線に接続されていない状態に移行した場合に消費される電力を削減できる仕組みを提供することである。
上記目的を達成する本発明のファクシミリ装置は以下に示す構成を備える。
通信回線に接続してデータ送受信を行うファクシミリ装置であって、接続される電話機に直流電源を印加する電源手段と、前記通信回線と接続されているかどうかを検知する第1の検知手段と、前記第1の検知手段が通信回線と接続されていないことを検知することに応じて、前記電源手段から前記電話機に対する直流電源の供給状態を制御する第1の制御手段と、を備えることを特徴とする。
本発明によれば、電話機が接続されたファクシミリ装置が通信回線に接続されていない状態に移行した場合に消費される電力を削減できる。
ファクシミリ装置の構成を説明するブロック図である。 ファクシミリ装置の制御方法を説明するフローチャートである。 ファクシミリ装置の制御方法を説明するフローチャートである。 ファクシミリ装置の電話機のフック検知状態を示すブロック図である。 ファクシミリ装置の電話機のフック検知状態を示すブロック図である。 ファクシミリ装置の電話機のフック検知状態を示すブロック図である。
次に本発明を実施するための最良の形態について図面を参照して説明する。
<システム構成の説明>
〔第1実施形態〕
図1は、本実施形態を示すファクシミリ装置の構成を説明するブロック図である。本例に示すファクシミリ装置では、後述するように、外付け電話機128に対する動作モードとして、着信でスピーカが鳴動する鳴動着信モードとスピーカが鳴動しない無鳴動着信モードが存在する。以下、通信回線に接続してデータ送受信を行うファクシミリ装置を例として実施形態を説明する。
図1において、システム・オン・チップ(SOC)101は、ファクシミリ装置100のシステム全体を制御する。ファクシミリ装置100におけるCPU200は、SOC101上に実装されている。SOC101に接続されたメモリ140は、主記憶装置であり、SOC101のCPU200のシステムワークメモリ、本発明処理を実行するための制御プログラムを格納するメモリとして機能する。また、メモリ140は、ファクシミリ送信又はファクシミリ受信等の際に、画像データや各種情報を一時的に記憶するためのメモリとしても機能する。また、ユーザが設定した情報を格納する。
SDAAプログラム202は、モデム102に転送され、RAM204に展開された後に、DSP205で実行されるプログラムである。SOC101には、操作パネル118、読取部121、記録部122、インタフェース(IF)部123が接続されている。操作パネル118は、表示器119及びキーボード類120を備え、これらはユーザ・インタフェースとして機能する。表示器119は、装置の状態やメニューに関する表示を行う。
また、キーボード類120は、ユーザからの各種の指示の入力を受け付けるボタンやテンキー等のキーボードである。ユーザがこのキーボードを用いて、ユーザ設定情報を入力する事が可能である。読取部121は、原稿から画像を読み取って、画像データを生成する。生成された画像データは、通信回線130を介して相手側装置に対してファクシミリ送信されてもよいし、記録部122で印刷されても良い。インタフェース(IF)部123は、各種の情報機器が外部から接続される場合のインタフェースとして機能する。
250は、スピーカ回路である。PSTN210からの呼び出し信号すなわちCI信号を受け、疑似ベル音、すなわち疑似的な電話機の鳴動音を、出力することが可能である。
モデム102は、SOC101に接続されており、SOC101による制御に基づいて動作する変復調器である。モデム102は、ファクシミリ送信の対象となる、読取部121で読み取られた画像データを用いた変調処理と、通信回線130を介して受信した信号の復調処理を行う。モデム102は、絶縁素子103を介してSDAA(すなわちシリコンDAA)104と接続されている。
ROM203は、RAM204に展開され、DSP205に実行されるプログラムを格納しているROMである。RAM204は、ホストから転送されるSDAAプログラム202とROM203の内容を展開し、DSP205に実行させるためのRAMである。205のDSPは、RAM204の内容に基づいてモデム102の動作を行う。206は、SDAA104の状態を格納、あるいは、SOC101からの指示を格納するためのレジスタである。
SDAA104は、網制御手段の一例であって、半導体NCU(ネットワーク制御ユニット)である。SDAA104は、通信回線130と接続されており、ファクシミリ装置100と外部の公衆回線(通信回線)130とのインタフェースとして機能する網制御装置である。
また、SDAA104は、通信回線130を介して相手側装置との間で通信を行う際に、回線の接続(捕捉)状態を制御する。通信回線130には、ファクシミリ装置100に外付けされた電話機128も接続される。電話機128は、Hリレー110を介して通信回線130に接続されており、SDAA104は、電話機128と並列に通信回線130に接続されている。
SDAA104は、ファクシミリ送受信を行う場合に、回線を捕捉してその通信を制御するだけでなく、電話機128が通信回線130を介して相手側装置との間で音声通信を行う場合にも、回線の捕捉状態を制御する。SDAA104は、これらの制御をSOC101の制御に基づいて実行する。
SDAA104は、回線捕捉手段105を使用して回線の直流捕捉状態を制御する。この回線捕捉手段により直流捕捉される場合の直流インピーダンスは可変である。このインピーダンスは、あらかじめ設定された、直流的な電圧に対する電流特性(以下、DC−VI特性)により制御される事により得られる。電圧検知手段150は、回線上の電圧をモニタする手段である。電流検知手段151は、回線上の電流をモニタする手段である。
ACフィルタ手段201は、電圧検知手段150あるいは電流検知手段151の前段に接続され、電圧検知手段150あるいは電流検知手段151でDC電圧あるいは、電流を検知する場合に、AC成分による誤検知を防ぐためのものである。直流捕捉回路152は、トランジスタなどにより構成されるSDAA104の周辺回路であり、直流捕捉を行いながら、SDAA104の制御で直流インピーダンスの調整を行うことに供される回路である。回線開放状態を作り出したり、回線に対する選択信号の1種であるダイヤルパルス送出にも使用されたりする。線230は、電流がPSTN210から流れこむ線で、線240は、電流がPSTN210へと帰還する線である。SDAA104は、この線230あるいは線240の電流値と線230と線240間の電圧値を検知可能である。
整流回路155は、ダイオードブリッジ等からなり、回線からの信号を整流して104側へと伝えるものである。受信IF回路153は、通信回線130を介して受信されるファクシミリの受信信号などを受信するためのインタフェース回路である。交流インピーダンス整合回路154は、通信中の交流インピーダンスを合わせるための回路である。
例えば、日本の場合は、交流インピーダンスを600オームに合わせる。ノイズ除去回路156は、通信回線130からの雷サージ、電磁ノイズなどを抑制し、逆に通信回線130を介して、ファクシミリ装置100のノイズが送出されることを防ぐ回路である。CI検知回路108は、通信回線130に接続されており、通信回線130から受信した呼び出し信号(以下では、「CI信号」と称する。)を検知する。CI検知回路108は、通信回線130からのCI信号を検知すると、そのことを示すCI検知信号109をSOC101に対して送信する。SOC101は、CI検知信号109に基づいて、通信回線130からCI信号の着信があったか否かを判断することができる。
絶縁素子1080は、108に含有される絶縁素子である。高圧電圧の印加されるPSTN210側と低圧電圧で駆動されるSOC101側の絶縁を取るためのものである。Hリレー110は、外付けの電話機128を、整流/平滑回路256、あるいは通信回線130に接続するための回路である。
Hリレー110は、切替手段の一例であって、外付けの電話機128を通信回線130へ接続した接続状態と、通信回線130から切断した切断状態との間の切り替えを行う。また、Hリレー110は、Hリレー駆動信号251を用いて、SOC101によって制御される。なお、図1に示すようにHリレー110で外付けの電話機128がPSTN回線である通信回線130から切り離されている場合、CI着信しても外付けの電話機128は鳴動しない。いわゆるファクシミリ装置100の無鳴動着信状態となる。
1101は、Hリレー110に含有されるリレー接点である。Hリレー駆動信号251の制御によりリレー接点1103と接続されるか、もしくは、切り離されるか、どちらかの状態となる。1102は、Hリレー110に含有されるリレー接点である。Hリレー駆動信号251の制御によりリレー接点1103と接続されるか、もしくは、切り離されるか、どちらかの状態となる。
リレー接点1103は、Hリレー110に含有されるリレー接点である。外付け電話機128と接続される接点である。1104は、Hリレー110に含有されるリレー接点である。Hリレー駆動信号251の制御によりリレー接点1106と接続されるか、もしくは、切り離されるか、どちらかの状態となる。
1105は、Hリレー110に含有されるリレー接点である。リレー接点1105は、Hリレー駆動信号251の制御によりリレー接点1106と接続されるか、もしくは、切り離されるか、どちらかの状態となる。リレー接点1106は、Hリレー110に含有されるリレー接点である。外付け電話機128と接続される接点である。
1107はコイルで、通電する事によりリレー接点1103をリレー接点1101に接続し、リレー接点1106をリレー接点1104に接続する。252は、直流印加回路253から供給する直流電源の印加をONあるいはOFFするためのON/OFF制御信号である。253は直流印加回路である。254はDC/AC変換回路で、直流印加回路253からの直流を交流に変換する。255は、DC/AC変換回路254に含有される絶縁素子である。絶縁素子255は、高電圧の印加されるPSTN210側と低電圧で駆動されるSOC101側の絶縁を取るためのものである。
256は整流/平滑回路で、DC/AC変換回路254の出力信号である交流信号を直流信号に変換する。257はフック検知信号で、外付け電話機128が、オンフックすなわちインピーダンスが高い場合と、オフフックすなわちインピーダンスが低い場合により電圧が変化する信号である。
260は、SOC101に含有されるA/D変換器で、アナログ信号であるフック検知信号257をデジタル値に変換するための回路である。なお、閾値が固定の場合は、通常の入力ポートで構成してもよい。262はスイッチ回路で、電源回路261を直流印加回路253に供給するか否かを制御する。264はフック検知回路で、外付け電話機128のオンフック状態またはオフフック状態に対応づけられる接続情報を検知する。
図2は、本実施形態を示すファクシミリ装置の制御方法を説明するフローチャートである。なお、各ステップは、SOC101のCPU200が記憶される制御プログラムを実行することで実現される。
S101で、SOC101は、通信回線抜き差し検知タスクを開始し、S102で、無鳴動着信モードか否か判定する。ここで、無鳴動着信モードでないとSOC101が判断した場合、S103へ進む。
S103では、無鳴動着信モードでないとSOC101が判断した場合なので、図1に示したSOC101からON/OFF制御信号252によりスイッチ回路262をオフし、電源回路261からの電源を、直流印加回路253へ通電しないようにする。これにより、直流印加回路253での電力消費がなくなる。
S104では、SOC101がHリレー駆動信号251の出力を制御して、Hリレー駆動回路263をオフし、コイル1107への通電を中止する。これによりリレー接点1103、1106がリレー接点1102、1105に接続し、電話機128を、通信回線130側に接続するので、コイル1107の電力消費がなくなる。S105では、外付け電話機128のオフフックをフック検知回路264で検知して、S115へ進み、本タスクを終了する。
一方、S106は、通信回線130がファクシミリ装置100に接続されていることを検知しているかどうかを判断する。本実施形態では、SDAA104の電圧検知手段150で検知した電圧値が、ある一定値以下である場合に、通信回線130が接続されていないと判断する。電圧検知手段150の値あるいは、あらかじめ設定された閾値以下であることの判定結果は、モデム102のレジスタ206に絶縁素子103を介して転送される。SOC101は、レジスタ206の値を見て、通信回線130が接続されていないと判断することができる。また、電流検知手段151を用いても同様の動作が可能である。この場合、ある一定の電流値以下の場合に、通信回線130が抜けていると判断する。
S107では、フック検知回路264のフック検知信号257を、AD変換器260で検知する事により、SOC101が外付け電話機128のオフフックを検出しているかどうかを判断する。ここで、SOC101が外付け電話機128のオフフックを検出していると判断した場合、S108は、ON/OFF制御信号252によりスイッチ回路262をオフし、電源回路261からの電源を、直流印加回路253へ通電しないようにする。これにより、直流印加回路253での電力消費がなくなる。
S109では、SOC101がHリレー駆動信号251を制御して、Hリレー駆動回路263をオフしコイル1107への通電を中止する。これにより、リレー接点1103、1106がリレー接点1102、1105に接続し外付け電話機128を、通信回線130側に接続する。これにより、コイル1107の電力消費がなくなる。
一方、S107で外付け電話機128がオフフックされていないと判断された場合に、S110で、SOC101のON/OFF制御信号252によりスイッチ回路262をオンし、電源回路261からの電源を、直流印加回路253へ通電する。これにより、直流印加回路253での電力消費が発生する。
S111では、SOC101がHリレー駆動信号251を制御して、Hリレー駆動回路263をオンしコイル1107への通電を行う。これにより、リレー接点1103、1106がリレー接点1101、1104に接続し電話機128を、通信回線130側から切り離す。これにより、コイル1107の電力消費がなされる。
一方、S106で、通信回線が抜かれているとSOC101が判断した場合、S112に処理を進める。S112で、SOC101のON/OFF制御信号252によりスイッチ回路262をオフし、電源回路261からの直流電源の供給状態を、直流印加回路253へ通電しないようにする。これにより、直流印加回路253での電力消費がなくなる。
S113では、SOC101がHリレー駆動信号251を制御して、Hリレー駆動回路263をオフし、コイル1107への通電を停止する。これによりリレー接点1103、1106がリレー接点1102、1105に接続し、外付け電話機128を、通信回線130側に接続する。これにより、コイル1107の電力消費がなくなる。
S114は、SOC101は、通信回線130が抜かれた後に、ファクシミリ装置100に再接続されているかどうかを検知する。回線接続は、電圧検知手段150で検知した電圧値が、ある一定値以下である場合に、通信回線130が接続されていないと判断する。ここで、電圧検知手段150の値あるいは、あらかじめ設定された閾値以下であることの判定結果は、レジスタ206に絶縁素子103を介して転送される。SOC101は、レジスタ206の値を見て、通信回線130が接続されていないと判断する。また、電流検知手段151を用いても同様の動作が可能である。この場合、ある一定の電流値以下の場合に、通信回線130が抜けていると判断する。そして、S115で、本タスクを終了する。
本実施形態におけるファクシミリ装置では、S106で通信回線が接続されていないと判断されると、S112で直流印加をオフする。この様子を示したのが、図6である。電源回路6261からの電圧は、スイッチ回路6262をオフする事により、直流印加回路6253へと伝達されない。なお、図3に示す符号6XXXで、図1の符号XXXと同じ符号は、同一の機能または対応するものとして、説明を省略する。
図3は、本実施形態を示すファクシミリ装置の制御方法を説明するフローチャートである。本処理は、S114の回線再接続のステップの詳細手順に対応する。なお、各ステップは、SOC101のCPU200が記憶される制御プログラムを実行することで実現される。
S201で、回線再接続検知タスクが開始されると、S202は、SOC101は、回線再接続しているかどうかを判断する。S203では、外付け電話機128がオフフックされているかどうかを検知する。S204では、SOC101は、直流印加をオンに遷移させる。具体的には、SOC101がON/OFF制御信号252を制御することによりスイッチ回路262をオンし、電源回路261からの電源を、直流印加回路253へ通電する。
S205では、SOC101が出力するHリレー駆動信号251を制御して、Hリレー駆動回路263をオンしコイル1107への通電を行う。これにより、リレー接点1103、1106がリレー接点1101、1104に接続し電話機128を、通信回線130側から切り離す。
S207では、SOC101が直流印加をオフする。具体的にはSOC101がON/OFF制御信号252することにより、スイッチ回路262をオフし、電源回路261からの電源を、直流印加回路253へ通電しないようにする。
S208は、SOC101が出力するHリレー駆動信251号を制御して、Hリレー駆動回路263をオフしコイル1107への通電を行わない。これによりリレー接点1103、1106がリレー接点1102、1105に接続し電話機128を、通信回線130側に接続する。そして、S206では、SOC101がS205またはS208で設定された外付け電話機128のフック状態を検知する。そして、S209で、本タスクを終了する。
これにより、通信回線133の抜け時には、無鳴動状態を保持しつつ、直流印加回路をオフする事により、数百mWの電力を削減できる。
〔鳴動着信モードと無鳴動着信モードの処理〕
以下、図4〜図6を参照して鳴動着信モードと無鳴動着信モード時の動作状態について説明する。
図4は、本実施形態を示すファクシミリ装置の電話機のフック検知状態を説明するブロック図である。本例は、鳴動着信時の外付け電話機128のオフフック検知のための印加電流の流れと通信回線着脱検知とオフフフック検知の信号の流れに対応する。なお、図3に示す符号4XXXで、図1の符号XXXと同じ符号は、同一の機能または対応するものとして、説明を省略する。
図4において、実線の矢印は外付け電話機128への印加電流あるいはリレーの駆動電流の流れ、破線の矢印は検知信号の流れを表している。
4000は、通信回線4130との接続用モジュラージャックコネクタである。
図5は、本実施形態を示すファクシミリ装置の電話機のフック検知状態を説明するブロック図である。本例は、無鳴動着信時の外付け電話機128のオフフック検知に対応する。なお、図5に示す符号5XXXで、図1の符号XXXと同じ符号は、同一の機能または対応するものとして、説明を省略する。
図5において、実線の矢印は外付け電話機128への印加電流あるいはリレーの駆動電流の流れ、破線の矢印は検知信号の流れ、一点鎖線の矢印は制御信号の流れを表している。5000は、通信回線5130との接続用モジュラージャックコネクタを示す。
図6は、本実施形態を示すファクシミリ装置の電話機のフック検知状態を説明するブロック図である。本例は、通信回線130が抜けている場合の通信回線着脱検知とオフフフック検知の信号の流れを説明する図である。破線の矢印は検知信号の流れ、一点鎖線の矢印は制御信号の流れを表している。なお、図5に示す符号6XXXで、図1の符号XXXと同じ符号は、同一の機能または対応するものとして、説明を省略する。
ここで、鳴動着信モードは、PSTN210が、外付け電話機128へ接続される。ここでPSTNは、公衆電話回線網の事である。電話交換機等を含有するものである。PSTN210の相手先のファクシミリ装置220あるいは相手電話機が、選択信号を送出し、ファクシミリ装置を選択すると、日本の場合は、PSTN210から16Hzで、75Vの呼び出し信号が送られてくる。それにより、電話機128が鳴動する。
一方、無鳴動着信モードの時には、外付け電話機128は、PSTN210と切り離されている。そのため、呼び出し信号が送られてきても電話機128は、鳴動しない。
回線捕捉すなわちオフフック状態への移行はSDAA104が行い、相手がファクシミリ装置でないと判断された場合は、スピーカ回路250で疑似ベル音すなわち外付け電話機128の鳴動音の代わりとなる音を発生させることも可能である。
鳴動着信モードの場合、図4に示すように、外付け電話機4128は、通信回線130と接続され、通信回線からの電流でフック検知を行う。この時、直流印加回路4006へは、電源回路4261からの電圧は印加されない。また、コイル41107へも電源回路4261からの駆動電流が流れない。
一方、無鳴動着信モードの場合、図5に示すように、電源回路5261からの電圧が、スイッチ回路5262、直流印加回路5253、DC/AC変換回路5254、整流/平滑回路5256、Hリレー5110を介して外付け電話機5128に伝達される。また、コイル51107へは、電源回路5261からの電流が流れる。
〔第2実施形態〕
本実施形態では、無鳴動着信モードで、回線が抜かれた時に更なる省エネを行う例を説明する。本実施形態では、無鳴動着信時に設定され(図2に示すS102)、回線抜けを検知した場合(図2に示すS106)、次のように制御する。すなわち、外付け電話機128を回線から切り離すリレー(以下、Hリレー駆動回路263)の給電をやめ、外付け電話機128を回線に接続する(図2に示すS113)する構成とする。
具体的には、図2に示したS113で、Hリレーをオフする。この場合、すなわち、図6に示すように通信回線130が抜かれた場合、相手ファクシミリ装置が選択信号を送出して、ファクシミリ装置6100を呼び出そうとしても、呼び出し信号がMJコネクタ6000に印加される事はない。そのため、電話機6128を、S113で通信回線側に接続しても、外付け電話機6128が鳴動する事はない。そのため無鳴動を保持しつつ、省エネを行うことができる。
また、回線が抜かれた状態で、ユーザが外付け電話機6128をオフフックした場合、ユーザは外付け電話機6128のスピーカからのダイヤルトーンがなく無音である事に気づく。この時、ユーザが回線をファクシミリ装置に再接続すると、即座に外付け電話機6128が回線に接続され通話が可能になるという効果もある。
〔第3実施形態〕
本実施形態では、上記第2実施形態におけるファクシミリ装置で、該回線抜け後の回線再接続の検知(図2に示すS202)を行った後に、該外付け電話機128のオフフック検知を行う(図2に示すS203)。そして、該外付け電話機128がオフフックの場合には、該HリレーをONしない(図2に示すS208)。一方、該外付け電話機128がオンフックの場合には、該HリレーをONし(図2に示すS205)、通信回線130から外付け電話機128を切り離す。そして、該外付け電話機128への直流印加を行う直流印加回路253をONする(図2に示すS204)ように構成する。
本実施形態におけるファクシミリ装置では、通信回線130に再接続された時に外付け電話機128がオフフックであるかどうかを検知する。そして、オフフックの場合には無鳴動着信モードであってもHリレーはOFFのままとし、直流印加回路253はOFFのままにする。これにより、無駄な消費電力を抑えると同時に、通信回線を外付け電話機128で回線捕捉する状態を保持し、回線断になる事を防ぐ。
〔第4実施形態〕
本実施形態では、上記第3実施形態におけるファクシミリ装置で、該回線抜け検知(図2に示すS106)を、SDAA(図1に示す104)、モデム(図1に示す102)で行う構成である。ここで、回線抜け検知は、SDAA104に内蔵された電圧検知手段150あるいは、電流検知手段151により回線上の電圧あるいは電流を検出する事により行う。モデム102内のレジスタ206をSOC101が読み出すことにより回線抜け検知を行う。
こにより、特別なハードウェアの追加なしに、低コストで回線抜け検知処理を実現出来る。
本発明は、上述の実施形態の1以上の機能を実現するプログラムを、ネットワーク又は記憶媒体を介してシステムまたは装置に供給する。そして、そのシステム又は装置のコンピュータにおける1つ以上のプロセッサがプログラムを読み出し実行する処理でも実現可能である。また、1以上の機能を実現する回路(例えばASIC)によっても実現可能である。
110 Hリレー
150 電圧検知手段
151 電流検知手段

Claims (8)

  1. 通信回線に接続してデータ送受信を行うファクシミリ装置であって、
    接続される電話機に直流電源を印加する電源手段と、
    前記通信回線と接続されているかどうかを検知する第1の検知手段と、
    前記第1の検知手段が通信回線と接続されていないことを検知することに応じて、前記電源手段から前記電話機に対する直流電源の供給状態を制御する第1の制御手段と、
    を備えることを特徴とするファクシミリ装置。
  2. 前記通信回線に対して前記電話機を接続している状態、または接続していない状態に切り替える切替手段と、
    前記検知手段が通信回線と接続されていないことを検知することに応じて、前記電源手段から前記切替手段に対する直流電源の供給状態を制御する第2の制御手段と、
    を備えることを特徴とする請求項1記載のファクシミリ装置。
  3. 前記第1の検知手段が前記通信回線に接続されていないことを検知した後、前記通信回線に再接続されたことを検知することに応じて、前記電話機がオフフック状態であるか、オンフック状態であるかを検知する第2の検知手段を備え、
    前記第2の検知手段により前記電話機がオフフック状態であることを検知した場合、前記第1の制御手段が前記電話機に対する直流電源の供給を停止した後、前記切替手段は、前記電話機を前記通信回線と接続されている状態に切替え、前記第2の検知手段により前記電話機がオンフック状態であることを検知した場合、前記電話機に対する直流電源の供給を開始した後、前記切替手段は、前記電話機を前記通信回線と接続されていない状態に切替えることを特徴とする請求項2記載のファクシミリ装置。
  4. 前記電話機に対する着信モードの設定が鳴動着信モードであるか、無鳴動着信モードであるかどうかを判断する判断手段を備え、
    前記電話機に対する着信モードの設定が鳴動着信モードであると判断した場合、前記第1の制御手段が前記電源手段から前記電話機に対する直流電源の供給状態を停止した後、前記切替手段は、前記電話機を通信回線に接続するように切り替えることを特徴とする請求項2記載のファクシミリ装置。
  5. 通信回線に接続してデータ送受信を行うファクシミリ装置であって、
    接続される電話機に直流電源を印加する電源手段と、
    前記通信回線と接続されているかどうかを検知するモデムと、
    前記モデムが通信回線と接続されていないことを検知することに応じて、前記電源手段から前記電話機に対する直流電源の供給状態を制御する第1の制御手段と、
    を備えることを特徴とするファクシミリ装置。
  6. 前記通信回線は、公衆回線であることを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載のファクシミリ装置。
  7. 通信回線に接続してデータ送受信を行うファクシミリ装置の制御方法であって、
    前記通信回線と接続されているかどうかを検知する検知工程と、
    前記検知工程が通信回線と接続されていないことを検知することに応じて、電源手段から電話機に対する直流電源の供給状態を制御する第1の制御工程と、
    を備えることを特徴とするファクシミリ装置の制御方法。
  8. 請求項7に記載のファクシミリ装置の制御方法をコンピュータに実行させることを特徴とするプログラム。
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