JP6432838B2 - 設定端末、通信システム、およびプログラム - Google Patents

設定端末、通信システム、およびプログラム Download PDF

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Description

本発明は、一般に、設定端末、通信システム、およびプログラムに関し、より詳細には、機器を制御するコントローラに対して設定を行う設定端末、この設定端末を備えた通信システム、および設定端末で用いられるプログラムに関する。
従来、負荷制御コントローラと、負荷機器や操作スイッチなどの端末器とを備えて、負荷制御コントローラが負荷制御を行う負荷制御システムがある。負荷制御システムは、さらに外部設定器を備えており、外部設定器は、負荷制御コントローラが記憶している制御データの書換えを行うことができる(例えば、特許文献1参照)。
特開平8−16210号公報
上述の外部設定器は、負荷制御コントローラに対して制御データの書換えを行う。すなわち、外部設定器は、負荷制御コントローラに対して、負荷制御のための設定情報を設定する機能を備えている。
そして、外部設定器が複数の設定情報を設定する場合に、設定処理に要する時間の短縮、および設定処理に要する通信量の抑制が求められている。
本発明は、上記事由に鑑みてなされたものであり、その目的は、設定情報の設定処理に要する時間を短縮させることができ、さらには設定情報の設定処理に要する通信量を抑制することができる設定端末、通信システム、およびプログラムを提供することにある。
本発明の設定端末は、機器を制御するコントローラとの間で通信して信号を送受信する通信部と、前記コントローラの設定を行うためにユーザによって操作される操作部と、前記操作部の操作に応じて、前記コントローラの設定に関する情報である設定情報を生成し、前記通信部の通信を制御する制御部と、前記設定情報を記憶する記憶部とを備え、前記制御部は、前記操作部による前記コントローラの設定が開始されてから完了するまでの間に生成した複数の前記設定情報を1つの設定情報群として前記記憶部に記憶させた後に、前記通信部が前記コントローラから要求信号を受信した場合、前記要求信号の受信時に前記記憶部が記憶している前記設定情報群を前記通信部から前記コントローラへ送信させることを特徴とする。
本発明の通信システムは、上述の設定端末と、機器を制御するコントローラとを備えて、前記コントローラが、前記設定端末へ前記要求信号を定期的に送信することを特徴とする。
本発明のプログラムは、コンピュータを、上述の設定端末の前記制御部として機能させることを特徴とする。
以上説明したように、本発明では、設定情報の設定処理に要する時間を短縮させることができ、さらには設定情報の設定処理に要する通信量を抑制することができるという効果がある。
実施形態の通信システムの構成を示す図である。 実施形態の設定端末を示す正面図である。 実施形態の通信システムにおける設定変更処理を示すシーケンス図である。 実施形態の通信システムにおける設定変更の優先処理を示すシーケンス図である。 実施形態の通信システムにおける設定変更の別の優先処理を示すシーケンス図である。 実施形態の通信システムにおける設定変更の別の優先処理を示すシーケンス図である。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
(実施形態)
本実施形態の通信システムは、図1に示すように、設定端末1、コントローラ2、サーバ3(通信装置)を主構成として備えており、オフィスビル、商業ビルのような建物100内の機器9を制御する制御システムに用いることを想定している。機器9は、空調機器、照明機器などを想定している。
コントローラ2は、サブコントローラ8を介して機器9を制御する機器制御機能と、電力データの収集機能とを備える。
サブコントローラ8のそれぞれは、機器9が接続された1つ以上の接点出力を備えている。そして、コントローラ2が、サブコントローラ8に対して接点出力のオン、オフを指示することで、機器9の運転、停止が制御される。
また、コントローラ2は、設定端末1、エネルギーモニタ4から電力データを収集する。
建物100が高圧受電契約の対象である場合、建物100の屋上、駐車場などにキュービクルなどの受電設備が設置されており、この受電設備内に建物100へ電力系統から供給される総電力量(主幹電力量)を測定する電力量計71が設置されている。電力量計71は、主幹電力量の単位量毎に所定数のパルス信号(サービスパルス)を発生して、設定端末1へパルス信号を出力する。設定端末1は、パルス信号のパルス数をカウントして主幹電力データを生成する。そして、設定端末1は、コントローラ2との通信を行い、主幹電力データをコントローラ2へ送信する。
エネルギーモニタ4は、コントローラ2との間で通信を行い、電流センサ72の計測結果に基づく分岐回路の電力データ(分岐電力データ)をコントローラ2へ送信する。受電設備を介して電力系統から受電した電力は、複数系統の分岐回路のそれぞれを介して機器9へ供給されており、電流センサ72は、分岐回路のそれぞれの電流を計測する。
コントローラ2は、主幹電力データおよび分岐電力データに基づいて、機器9のデマンド制御を実行し、建物100内の電力消費量を削減させることができる。
なお、設定端末1、コントローラ2、エネルギーモニタ4、サブコントローラ8の相互間の通信は、例えばRS485などの通信規格に沿った通信が行われており、用いられる通信規格は限定されない。
設定端末1は、上述の主幹電力データの送信機能以外に、システム内の各種設定機能、表示機能を備えている。
設定端末1は、図1、図2に示すように、通信部11と、操作部12と、制御部13と、記憶部14と、表示部15とを備える。
通信部11は、コントローラ2との間でRS485などの通信規格に沿った通信を行うことで、コントローラ2との間で信号を送信、受信する。
操作部12は、操作ボタン、スライドスイッチなどを備えており、建物100内のユーザによって操作されると、操作内容に応じた信号(操作信号)を制御部13へ出力する。
表示部15は、液晶画面などを備えて、各種画面が表示される。
制御部13は、通信制御機能と、設定機能とを備える。制御部13は、CPU(Central Processing Unit)、MPU(Micro Processing Unit)、マイコン(Micro Controller)などのいずれかのコンピュータで構成されており、このコンピュータがプログラムを実行することによって、制御部13の機能が実現されている。
設定端末1とコントローラ2との間の通信は、コントローラ2をマスターとし、設定端末1をスレーブとするポーリングによって行われる。すなわち図3に示すように、コントローラ2は、設定端末1に対して定期的に要求信号Xを送信する。設定端末1において、通信部11が要求信号Xを受信すると、制御部13は、通信部11からコントローラ2へ応答信号Yを送信させる。制御部13は、要求信号Xの受信時に送信すべき情報があれば、この情報を応答信号Yに含めておく。応答信号Yに含まれる情報には、上述の電力データや、後述する設定情報などがある。
さらに制御部13は、電力量計71からのパルス信号に基づいて主幹電力量を算出して、通信部11からコントローラ2へ主幹電力データを送信させる。また、制御部13は、操作部12の操作に応じて、コントローラ2の設定に関する情報である設定情報を生成する。以下、制御部13の設定機能について、図3を用いて説明する。なお、要求信号Xを区別する場合、X1,X2,...の符号を付し、応答信号Yを区別する場合、Y1,Y2,...の符号を付す。
設定開始ボタンなどの操作部12の操作によって設定処理が開始されると(時間t0)、制御部13は、通常モードから設定モードに移行して、表示部15に設定画面を表示する。操作部12の操作による設定項目は、「電流センサ72が計測可能な一次電流の定格値」、「電力データの収集日」、「現在時刻」、「サブコントローラ8の登録」、「デマンド制御の制御方式、制御内容」、「デマンド制御の目標電力、警報を報知する警報電力」などがある。1回の設定処理で設定される設定項目は1つに限らず、1回の設定処理で複数の設定項目が設定される場合がある。図3は、1回の設定処理でN個(複数個)の設定項目が設定される場合を示す。
そして、操作部12によって[設定項目1]の設定操作がなされると、制御部13は、[設定項目1]の設定情報を今回の設定処理に対応付けて記憶部14に記憶させる(時間t1)。コントローラ2は、設定端末1に対して要求信号Xを定期的に送信している。そして、設定端末1の状態に関する情報の返送を要求する設定取得要求である要求信号X1をコントローラ2が送信し、通信部11が要求信号X1を受信すると、制御部13は、応答信号Y1の送信処理を行う。この場合、応答信号Y1の受信時において、最後の[設定項目N]の設定操作が完了しておらず、送信すべき後述の設定情報群が記憶部14にまだ記憶されていない。したがって、応答信号Y1には設定情報群が含まれていない。なお、応答信号Y1には、制御部13の現在のモード情報(通常モード、設定モード)が含まれていてもよい。
次に、操作部12によって[設定項目2]の設定操作がなされると、制御部13は、[設定項目2]の設定情報を今回の設定処理に対応付けて記憶部14に記憶させる(時間t2)。その後、通信部11が要求信号X1を受信すると、制御部13は、応答信号Y1の送信処理を行う。以降、同様に、操作部12による設定操作が順次行われて、操作部12による操作に応じた設定情報が記憶部14に記憶される。
そして、今回の設定処理における最後の[設定項目N]の設定操作が操作部12によってなされると、制御部13は、[設定項目N]の設定情報を今回の設定処理に対応付けて記憶部14に記憶させる(時間tn)。
今回の設定処理における最後の[設定項目N]の設定操作が完了すると、制御部13は、今回の設定処理に対応付けられている[設定項目1]〜[設定項目N]の各設定情報を1つの設定情報群とする。すなわち、制御部13は、[設定項目1]〜[設定項目N]の各設定情報を1つの設定情報群とし、記憶部14は、[設定項目1]〜[設定項目N]の各設定情報を1つの設定情報群として記憶する。
なお、制御部13は、最後の[設定項目N]の設定によって今回の設定操作の完了を検知しているが、操作部12の完了操作によって今回の設定操作の完了を検知してもよい。
そして、最後の[設定項目N]の設定操作が完了し、[設定項目1]〜[設定項目N]の各設定情報からなる設定情報群が記憶部14に記憶されている場合に、通信部11が要求信号X1を受信したとする。この場合、最後の[設定項目N]の設定操作が完了しており、送信すべき設定情報群が記憶部14に記憶されている。そこで、制御部13は、[設定項目1]〜[設定項目N]の各設定情報からなる設定情報群を含む応答信号Y2を生成し、この応答信号Y2を通信部11からコントローラ2へ送信させる。すなわち、応答信号Y2は、設定情報群を含む設定通知となる。
応答信号Y2を受信したコントローラ2は、[設定項目1]〜[設定項目N]の各設定情報に基づいて設定変更処理を行う。コントローラ2は、次のポーリング時に、設定変更処理の結果(正常終了、設定失敗など)を含む要求信号X2を設定端末1へ送信する。すなわち、要求信号X2は、設定変更処理の結果を含む処理結果通知となる。
要求信号X2を受信した設定端末1では、制御部13が、設定変更処理の結果に基づく画面を表示部15に表示させる。表示部15には、設定変更処理の結果、設定内容などを示す画面が表示される。そして、制御部13が、通信部11からコントローラ2へ応答信号Y3を送信させて、制御部13は設定モードから通常モードに移行する。応答信号Y3は、設定操作の完了を通知する操作完了通知となる。制御部13が設定モードに移行してから通常モードに戻るまでの期間が、設定モード期間T1となる。
上述のように、設定端末1は、通信部11と、操作部12と、制御部13と、記憶部14とを備える。通信部11は、機器9を制御するコントローラ2との間で通信して信号を送受信する。操作部12は、コントローラ2の設定を行うためにユーザによって操作される。制御部13は、操作部12の操作に応じて、コントローラ2の設定に関する情報である設定情報を生成し、通信部11の通信を制御する。記憶部14は、設定情報を記憶する。そして、制御部13は、操作部12によるコントローラ2の設定が開始されてから完了するまでの間に生成した複数の設定情報を1つの設定情報群として記憶部14に記憶させる。1つの設定情報群を記憶部14に記憶させた後に、制御部13は、通信部11がコントローラ2から要求信号Xを受信した場合、要求信号Xの受信時に記憶部14が記憶している設定情報群を通信部11からコントローラ2へ送信させる。
上述の設定端末1は、1回の設定処理で複数の設定項目を設定する場合、複数の設定項目を設定する一連の設定操作が完了したときに、複数の設定情報を設定情報群として保持する。そして、設定端末1は、コントローラ2からの定期ポーリングに対して、設定情報群を含む応答信号Y2をコントローラ2に送信する。すなわち、1つの設定項目が設定される度に設定端末1がコントローラ2からの要求信号Xの定期送信を待って、要求信号Xに対する応答として1つの設定情報のみが含まれる応答信号Yを設定端末1がコントローラ2へ送信することはしない。
したがって、設定端末1は、設定項目毎にコントローラ2からの要求信号Xの定期送信を待つ必要がなく、設定項目毎の送信待ち時間が生じないので、設定処理に要する時間を短縮させることができる。さらに、設定端末1は、複数の設定情報からなる設定情報群を1つの応答信号Yに含めて送信するので、1つの設定情報のみが含まれる応答信号Yを複数回送信する場合に比べて、1回の設定処理に要する通信量を抑制することができる。
すなわち、設定端末1は、設定情報の設定処理に要する時間を短縮させることができ、さらには設定情報の設定処理に要する通信量を抑制することができる。
また、通信部11は、要求信号Xを定期的に受信することが好ましい。すなわち、コントローラ2をマスターとし、設定端末1をスレーブとするポーリングによって、設定端末1によるコントローラ2の設定処理を行うことができる。
また、上述の通信システムは、設定端末1と、機器9を制御するコントローラ2とを備えて、コントローラ2が、設定端末1へ要求信号Xを定期的に送信する。
ここで、コントローラ2は、設定端末1以外にエネルギーモニタ4との間でも通信して、データ処理を行う。そこで本実施形態では、コントローラ2がポーリング通信のマスターになることで、コントローラ2は、設定端末1およびエネルギーモニタ4との通信経路を共通化できる。
また、要求信号X2の通知内容が「設定失敗」である場合、または応答信号Y2を送信してからタイムアウト時間が経過するまでに要求信号X2の返信がなかった場合、制御部13は、[設定項目1]〜[設定項目N]の各設定情報からなる設定情報群の再送信を行う。制御部13は、設定情報群の生成時に、この設定情報群の再送信の最大回数(最大再送回数)を設定しており、最大再送回数のデータを設定情報群に対応させて記憶部14に記憶させている。
設定情報群を生成するために要する操作回数が多いほど、操作に要する手間がかかるため、制御部13は、この設定情報群の最大再送回数を多く設定する。また、設定情報群を生成するために要する操作回数が少ないほど、操作に要する手間がかからないため、制御部13は、この設定情報群の最大再送回数を少なく設定する。例えば、設定情報群に含まれる設定情報の数が多い場合、操作回数も増えるので、この設定情報群の最大再送回数は多くなる。設定情報群に含まれる設定情報の数が少ない場合、操作回数も減るので、この設定情報群の最大再送回数は少なくなる。
そして、通信部11が次の要求信号Xを受信した場合、制御部13は、[設定項目1]〜[設定項目N]の各設定情報からなる設定情報群を含む応答信号Y2を再送信し、記憶部14に記憶させている最大再送回数をデクリメントする。制御部13は、コントローラ2から「正常終了」を通知する要求信号X2を受信するまで、応答信号Y2を再送信する。そして、制御部13は、記憶部14に記憶させている最大再送回数がゼロになると、[設定項目1]〜[設定項目N]の各設定情報からなる設定情報群を記憶部14から消去する。
すなわち、制御部13は、設定情報群が生成されるために必要な操作部12の操作回数が多いほど、この設定情報群を再送可能な最大回数(最大再送回数)を多く設定することが好ましい。そして、制御部13は、通信部11による設定情報群の再送回数が最大回数に達した場合、設定情報群を記憶部14から消去する。
したがって、操作回数が多い(操作時間が長い)設定処理は、最大再送回数を多くすることで、設定処理に必要な操作を繰り返すことを抑制できる。また、操作回数が少ない(操作時間が短い)設定処理は、最大再送回数を少なくすることで、設定情報群を記憶するために必要な記憶部14の容量を低減させることができ、記憶部14は、リソースを有効に用いることができる。
また、制御部13は、設定情報群を含む応答信号Y2を送信した後、操作部12の操作を無効にする操作無効期間T2を開始する(図3参照)。制御部13は、操作無効期間T2において操作部12の操作がなされたとしても、その操作による処理を実行しない。すなわち、ユーザは、応答信号Y2を送信した後に操作部12を用いた操作ができなくなる。そして、制御部13は、設定結果を含む要求信号X2を通信部11がコントローラ2から受信すると、操作部12の操作無効状態を解除して、操作部12の操作を有効にする。
しかしながら、コントローラ2側の不具合、通信障害などによって要求信号X2の返信がない場合、操作部12の操作無効期間T2が継続されてしまう。そこで、制御部13は、操作無効期間T2の継続時間に上限値を設けており、操作無効期間T2の継続時間が上限値に達した場合、要求信号X2の返信がなくても操作無効状態を解除して、操作部12の操作を有効にする。そして、制御部13は、表示部15にタイムアウト画面を表示させた後に、設定画面に移行させる。なお、設定画面への移行は、操作部12の操作によって実行されてもよい。
すなわち、制御部13は、通信部11が設定情報群を送信した後に操作部12の操作を無効にする。そして、制御部13は、操作部12の操作を無効にした後、設定情報群を用いた処理の結果をコントローラ2から通知された場合、または操作部12の操作を無効にしてから予め決められた所定時間が経過した場合に、操作部12の操作を有効にすることが好ましい。
したがって、操作部12の操作無効期間T2が継続して、ユーザ操作の不能状態が継続することを防ぐことができる。
さらに、コントローラ2は、ルータなどを介して広域通信網6に接続している。広域通信網6にはサーバ3が接続しており、コントローラ2とサーバ3とは、広域通信網6を通して通信することができる。
そして、サーバ3は、コントローラ2に対して各種設定を行うことができる。この場合、図4〜図6に示すように、サーバ3がコントローラ2に対して、設定変更処理の開始を要求する設定変更開始要求P1、設定変更処理の終了を要求する設定変更終了要求P2、設定情報を含む設定変更要求P11を送信する。コントローラ2は、受信した設定変更要求P11に含まれる設定情報に基づいて設定変更処理を行う。
しかし、設定端末1による設定変更処理と、サーバ3による設定変更処理とが重複した場合、コントローラ2はいずれかの設定変更処理を優先させる必要がある。そこで、サーバ3は、サーバ3による今回の設定変更処理の重要レベルのデータを、設定変更開始要求P1に付加しておく。コントローラ2は、サーバ3から受信した設定変更開始要求P1に含まれる重要レベルのデータに基づいて、いずれの設定変更処理を優先させるかを決定する。コントローラ2の基本動作に影響が大きい設定変更処理には、高い重要レベルが設定される。
また、設定端末1の制御部13は、現在の動作モードのデータを応答信号Yに含めておく。したがって、コントローラ2は、受信した応答信号Yに基づいて、設定端末1の動作モードを検知することができる。
そして図4に示すように、コントローラ2は、設定モード期間T1中に設定端末1から送信される応答信号Y1によって、設定端末1が設定モードで動作していることを検知することができる。そして、設定モード期間T1中にサーバ3から設定変更開始要求P1が送信された場合、コントローラ2は、設定変更開始要求P1に含まれる重要レベルのデータを予め決められた所定レベルと比較して、設定変更開始要求P1による設定変更の開始処理を許可するか否かを判定する。この場合、設定変更開始要求P1に含まれる重要レベルが所定レベル未満であるので、コントローラ2は、設定変更開始要求P1による設定変更の開始処理を許可せず、サーバ3に対して受付不可通知Q1を送信する。受付不可通知Q1を受信したサーバ3は、今回の設定変更処理が不許可であることを認識できる。
すなわち、通信システムは、コントローラ2と通信してコントローラ2の設定を行うサーバ3(通信装置)をさらに備えることが好ましい。コントローラ2は、設定端末1がコントローラ2に対して設定を行う設定モードで動作していることを検知した場合、サーバ3による設定の重要レベルが所定レベル未満であれば、このサーバ3による設定を行わない。
したがって、設定端末1による設定変更処理とサーバ3による設定変更処理とが同時に発生した場合に、設定端末1による設定内容と実際の設定内容との不一致状態を防ぐことができる。すなわち、設定端末1の設定操作中に、コントローラ2がサーバ3からの設定変更要求P11を受付けた場合に、設定端末1にて既に変更操作の完了したコントローラ2の設定情報が書き換えられて、設定端末1側のデータとの不一致が発生することを抑制できる。
また、図5に示すように、設定端末1が通常モードで動作しているときに、コントローラ2が、サーバ3から設定変更開始要求P1を受信したとする。この場合、設定端末1が通常モードで動作しているので、コントローラ2は、設定変更開始要求P1による設定変更の開始処理を許可したことを通知する肯定通知Q2をサーバ3へ送信する。コントローラ2がサーバ3へ肯定通知Q2を送信した後、サーバ3による設定変更処理を行うことができるサーバ設定期間T3となる。
サーバ設定期間T3中に、設定端末1において操作部12の操作による設定処理が開始されて(t0)、設定端末1が設定モードに移行したとする。コントローラ2は、設定モード期間T1中に設定端末1から送信される応答信号Y1によって、設定端末1が設定モードで動作していることを検知する。すなわち、コントローラ2は、サーバ設定期間T3中に設定端末1が設定モードに移行したことを検知することができる。そこで、コントローラ2は、サーバ3から受信した設定変更開始要求P1に含まれる重要レベルを予め決められた所定レベルと比較する。この場合、設定変更開始要求P1に含まれる重要レベルが所定レベル以上であるので、コントローラ2は、設定端末1による設定変更処理を許可せず、設定端末1に対して設定モード解除要求X11を送信する。設定モード解除要求X11を受信した設定端末1は、設定モードから通常モードに移行して、応答信号Y11をコントローラ2へ送信し、設定モード期間T1が終了する。応答信号Y11は、設定モードから通常モードに移行したことを通知する解除完了通知となる。
サーバ設定期間T3において、サーバ3は、設定情報を含む設定変更要求P11をコントローラ2へ送信し、コントローラ2は、設定変更要求P11による設定変更を実行したことを通知する肯定通知Q3をサーバ3へ送信する。
そして、コントローラ2は、サーバ3から設定変更終了要求P2を受信すると、設定変更終了要求P2を受け付けたことを通知する肯定通知Q4をサーバ3へ送信して、サーバ設定期間T3が終了する。
また、図6に示すように、設定端末1が設定モードで動作しているとき(設定モード期間T1中)に、コントローラ2が、サーバ3から設定変更開始要求P1を受信したとする。この場合、設定端末1が設定モードで動作しているので、コントローラ2は、サーバ3から受信した設定変更開始要求P1に含まれる重要レベルのデータを予め決められた所定レベルと比較する。この場合、設定変更開始要求P1に含まれる重要レベルが所定レベル以上であるので、コントローラ2は、設定端末1による設定変更処理を許可せず、設定端末1に対して設定モード解除要求X11を送信する。設定モード解除要求X11を受信した設定端末1は、設定モードを解除して、応答信号Y11(解除完了通知)をコントローラ2へ送信し、設定モード期間T1が終了する。
その後、コントローラ2は、設定変更開始要求P1による設定変更の開始処理を許可したことを通知する肯定通知Q2をサーバ3へ送信する。コントローラ2がサーバ3へ肯定通知Q2を送信した後、サーバ設定期間T3となる。
サーバ設定期間T3において、サーバ3は、設定情報を含む設定変更要求P11をコントローラ2へ送信し、コントローラ2は、設定変更要求P11による設定変更を実行したことを通知する肯定通知Q3をサーバ3へ送信する。
そして、コントローラ2は、サーバ3から設定変更終了要求P2を受信すると、設定変更終了要求P2を受け付けたことを通知する肯定通知Q4をサーバ3へ送信して、サーバ設定期間T3が終了する。
すなわち、コントローラ2は、設定端末1がコントローラ2に対して設定を行う設定モードで動作していることを検知した場合、サーバ3による設定の重要レベルが所定レベル以上であれば、このサーバ3による設定を行う。さらに、コントローラ2は、設定端末1に対して設定モードの解除を要求する。
すなわち、コントローラ2がサーバ3から重要な設定変更を受け付けている場合に、設定端末1の設定操作が開始されると、設定端末1の設定操作を不許可とすることで、サーバ3による重要な設定変更を優先させることができる。
また、設定端末1は、コンピュータを搭載しており、このコンピュータがプログラムを実行することによって、上述の制御部13の機能が実現されている。コンピュータは、プログラムを実行するプロセッサを備えたデバイスと、他の装置との間でデータを授受するためのインターフェイス用のデバイスと、データを記憶するための記憶用のデバイスとを主な構成要素として備える。プロセッサを備えたデバイスは、半導体メモリと別体であるCPUまたはMPUのほか、半導体メモリを一体に備えるマイコンのいずれであってもよい。記憶用のデバイスは、半導体メモリのようにアクセス時間が短い記憶装置と、ハードディスク装置のような大容量の記憶装置とが併用される。
プログラムの提供形態としては、コンピュータに読み取り可能なROM(Read Only Memory)、光ディスク等の記録媒体に予め格納されている形態、インターネット等を含む広域通信網を介して記録媒体に供給される形態等がある。
すなわち、プログラムは、コンピュータを、設定端末1の制御部13として機能させることを特徴とする。
したがって、コンピュータを設定端末1の制御部13として機能させるプログラムも、上記同様の効果を奏し得る。すなわち、このプログラムは、設定処理に要する時間を短縮させることができ、さらには設定処理に要する通信量を抑制することができる。
なお、上述の実施の形態は本発明の一例である。このため、本発明は、上述の実施形態に限定されることはなく、この実施の形態以外であっても、本発明に係る技術的思想を逸脱しない範囲であれば、設計等に応じて種々の変更が可能であることは勿論である。
1 設定端末
11 通信部
12 操作部
13 制御部
14 記憶部
15 表示部
2 コントローラ
3 サーバ(通信装置)
4 エネルギーモニタ
6 広域通信網
71 電力量計
72 電流センサ
8 サブコントローラ
9 機器
100 建物

Claims (8)

  1. 機器を制御するコントローラとの間で通信して信号を送受信する通信部と、
    前記コントローラの設定を行うためにユーザによって操作される操作部と、
    前記操作部の操作に応じて、前記コントローラの設定に関する情報である設定情報を生成し、前記通信部の通信を制御する制御部と、
    前記設定情報を記憶する記憶部とを備え、
    前記制御部は、前記操作部による前記コントローラの設定が開始されてから完了するまでの間に生成した複数の前記設定情報を1つの設定情報群として前記記憶部に記憶させた後に、前記通信部が前記コントローラから要求信号を受信した場合、前記要求信号の受信時に前記記憶部が記憶している前記設定情報群を前記通信部から前記コントローラへ送信させる
    ことを特徴とする設定端末。
  2. 前記通信部は、前記要求信号を定期的に受信することを特徴とする請求項1記載の設定端末。
  3. 前記制御部は、前記設定情報群が生成されるために必要な前記操作部の操作回数が多いほど、この設定情報群を再送可能な最大回数を多く設定し、前記通信部による前記設定情報群の再送回数が前記最大回数に達した場合、前記設定情報群を前記記憶部から消去することを特徴とする請求項1または2記載の設定端末。
  4. 前記制御部は、
    前記通信部が前記設定情報群を送信した後に前記操作部の操作を無効にし、
    前記操作部の操作を無効にした後、前記設定情報群を用いた処理の結果を前記コントローラから通知された場合、または前記操作部の操作を無効にしてから予め決められた所定時間が経過した場合に、前記操作部の操作を有効にする
    ことを特徴とする請求項1乃至3いずれか一項に記載の設定端末。
  5. 請求項1乃至4いずれか一項に記載の設定端末と、機器を制御するコントローラとを備えて、前記コントローラが、前記設定端末へ前記要求信号を定期的に送信することを特徴とする通信システム。
  6. 前記コントローラと通信して前記コントローラの設定を行う通信装置をさらに備え、
    前記コントローラは、前記設定端末が前記コントローラに対して設定を行う設定モードで動作していることを検知した場合、前記通信装置による設定の重要レベルが所定レベル未満であれば、この通信装置による設定を行わない
    ことを特徴とする請求項5記載の通信システム。
  7. 前記コントローラは、前記設定端末が前記コントローラに対して設定を行う設定モードで動作していることを検知した場合、前記通信装置による設定の重要レベルが所定レベル以上であれば、この通信装置による設定を行い、且つ前記設定端末に対して前記設定モードの解除を要求することを特徴とする請求項6記載の通信システム。
  8. コンピュータを、請求項1乃至4いずれか一項に記載の設定端末の前記制御部として機能させることを特徴とするプログラム。
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