JP2019062358A - 中継装置およびそれを備えた遠隔監視システム - Google Patents

中継装置およびそれを備えた遠隔監視システム Download PDF

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Abstract

【課題】 中継装置と管理装置との間の通信品質を簡単な構成で管理装置に伝えることができる中継装置およびそれを備えた遠隔監視システムを提供する。【解決手段】 温水利用設備における運転状態を示す第1情報を取得し、第1情報を第1期間ごとに管理装置に送信するための第1通信を実行する通信実行部と、第1通信を実行する前に行われた、管理装置に対して所定の応答信号を要求するための応答要求信号が管理装置に送信されてから応答要求信号に対する応答信号を受信するまでのラウンドトリップタイムを計測するラウンドトリップタイム計測部と、を備え、通信実行部は、計測されたラウンドトリップタイムの情報を第1通信により管理装置に送信する。【選択図】 図2

Description

本発明は、給湯器等の温水利用設備の遠隔監視等を行うための遠隔監視システムのための中継装置およびそれを備えた遠隔監視システムに関する。
従来から、携帯電話等の通信端末を用いて設備機器を遠隔から監視および操作する遠隔監視システムが知られている。例えば、特許文献1には、携帯電話等の外部端末を用いて、住宅内の電気機器やガス機器を遠隔制御する技術が開示されている。また、特許文献2,3には、通信網を介して設備機器とセンター装置とがデータ通信を行い、設備機器の遠隔操作を行う端末装置が通信網を介してセンター装置とデータ通信を行い、センター装置が端末装置と設備機器との間のデータの受け渡しを行う構成が開示されている。
特許5046416号公報 特許4441430号公報 特許4695423号公報
このように、遠隔監視システムにおいては、設備機器に接続される中継装置と、遠隔監視システムの管理装置(サーバ装置)との間で通信網を介した通信が行われる。このため、中継装置と管理装置との間の通信品質が悪いと、中継装置から送信されたデータが管理装置に届くまでに時間がかかったり、最悪の場合、中継装置と管理装置との間の通信が行えなくなったりする問題がある。
例えば、中継装置と管理装置との間にユーザ所有の無線LANルータを介した通信経路が存在する場合があるが、当該無線LANルータは中継装置に対して必ずしも電波環境の良いところに設置される保証はない。また、中継装置の設置後に電波環境が悪くなる可能性もある。これに関し、中継装置は、このような無線通信において受信信号強度(RSSI)を計測し、それを管理装置に送信することが可能である。しかしながら、受信信号強度が良好でも、信号対雑音比(SN比)が悪いと無線の通信品質は低下する。また、無線通信以外の通信経路の通信品質は、受信信号強度では判断することができない。
本発明は上記のような課題を解決するためになされたもので、中継装置と管理装置との間の通信品質を簡単な構成で管理装置に伝えることができる中継装置およびそれを備えた遠隔監視システムを提供することを目的としている。
上記目的を達成するために、本発明の一態様に係る中継装置は、温水利用設備に接続されるとともに、通信網を介して遠隔監視システムの管理装置と通信を行う中継装置であって、前記温水利用設備から当該温水利用設備における運転状態を示す第1情報を取得し、前記第1情報を第1期間ごとに前記管理装置に送信するための第1通信を実行する通信実行部と、前記第1通信を実行する前に行われた、前記管理装置に対して所定の応答信号を要求するための応答要求信号が前記管理装置に送信されてから前記応答要求信号に対する前記応答信号を受信するまでのラウンドトリップタイムを計測するラウンドトリップタイム計測部と、を備え、前記通信実行部は、計測された前記ラウンドトリップタイムの情報を前記第1通信により前記管理装置に送信するよう構成される。
上記構成によれば、温水利用設備における運転状態を示す第1情報を管理装置に定期的に送信する第1通信を実行する前に、管理装置に対して所定の応答信号を要求するための応答要求信号が送信される。応答要求信号に対する応答信号が管理装置から中継装置に送られてきた場合、中継装置は、応答要求信号が送信されてから応答信号を受信するまでのラウンドトリップタイムを計測する。このラウンドトリップタイムは、中継装置と管理装置の間の実際の通信において伝送にかかる時間を表すため、中継装置と管理装置との間の通信経路における通信品質を好適に表すものである。計測されたラウンドトリップタイムの情報は、当該第1通信において第1情報ととともに管理装置に送信される。これにより、管理装置は、第1通信を実行する前の通信におけるラウンドトリップタイムの情報を定期的に取得することができる。したがって、中継装置と管理装置との間の通信品質を簡単な構成で管理装置に伝えることができる。
前記ラウンドトリップタイム計測部は、前記第1通信実行後からの前記第1期間において実行された前記管理装置との通信のうち、前記応答要求信号を含む、少なくとも1つの通信における前記ラウンドトリップタイムを計測し、次回の第1通信において送信する前記ラウンドトリップタイムの情報としてもよい。これによれば、ある回の第1通信の実行後から次回の第1通信が実行されるまでの期間(第1期間)において実行された、応答要求信号を含む少なくとも1つの通信(既存の通信)を利用してラウンドトリップタイムが計測される。したがって、ラウンドトリップタイムを計測するための応答要求信号を含む通信を新たに行うことなく、ラウンドトリップタイムを計測し、定期的に管理装置に送信することができる。これにより、中継装置と管理装置との間の通信量を増大させることなく、当該間の通信品質を管理装置に伝えることができる。
前記通信実行部は、前記応答要求信号を含み、前記第1期間より短い所定の第2期間ごとに前記中継装置が正常動作していることを示す第2通信を前記管理装置に対して実行し、前記ラウンドトリップタイム計測部は、前記第2通信における前記ラウンドトリップタイムを計測し、次回の第1通信において送信する前記ラウンドトリップタイムの情報としてもよい。中継装置が正常動作していることを示す第2通信(いわゆるハートビート通信)は、データ容量が少なく、かつ、一定であるため、ラウンドトリップタイムのデータ容量の多寡による影響が少ない。したがって、当該第2通信におけるラウンドトリップタイムを定期的に計測することにより、通信品質の良否判定のための高精度な指標を既存の通信を用いて簡単に取得することができる。
前記第1通信は、前記応答要求信号を含み、前記ラウンドトリップタイム計測部は、前記第1通信における前記ラウンドトリップタイムを計測し、次回の第1通信において送信する前記ラウンドトリップタイムの情報としてもよい。これによれば、第1通信におけるラウンドトリップタイムが計測され、計測されたラウンドトリップタイムの情報が次回の第1通信によって管理装置に送信される。したがって、第1通信のみでラウンドトリップタイムの計測および管理装置への伝送を行うことができるため、定期的なラウンドトリップタイムの取得を安定的に行うことができる。
前記通信実行部は、前記第1情報を取得後、かつ、取得した前記第1情報を含む前記第1通信を実行する前に、通信速度を検出するための前記応答要求信号を含む速度検出通信を実行し、前記ラウンドトリップタイム計測部は、前記速度検出通信における前記ラウンドトリップタイムを計測してもよい。これによれば、第1通信のための第1情報を取得後、通信速度を検出するための速度検出通信を実行することにより、ラウンドトリップタイムが計測され、計測されたラウンドトリップタイムが取得した第1情報とともに第1通信により管理装置に送信される。これにより、第1通信の直近のラウンドトリップタイムを安定的に計測することができるため、第1通信時の通信品質をより高精度に取得することができる。
本発明の他の態様に係る遠隔監視システムは、温水利用設備と、前記温水利用設備と通信を行う中継装置と、通信網を介して前記中継装置と通信を行う管理装置と、を備え、前記中継装置は、前記温水利用設備から当該温水利用設備における運転状態を示す第1情報を取得し、前記第1情報を第1期間ごとに前記管理装置に送信するための第1通信を実行する通信実行部と、前記第1通信を実行する前に行われた、前記管理装置に対して所定の応答信号を要求するための応答要求信号が前記管理装置に送信されてから前記応答要求信号に対する前記応答信号を受信するまでのラウンドトリップタイムを計測するラウンドトリップタイム計測部と、を備え、前記通信実行部は、計測された前記ラウンドトリップタイムの情報を前記第1通信により前記管理装置に送信するよう構成される。
上記構成によれば、温水利用設備における運転状態を示す第1情報を管理装置に定期的に送信する第1通信を実行する前に、管理装置に対して所定の応答信号を要求するための応答要求信号が送信される。応答要求信号に対する応答信号が管理装置から中継装置に送られてきた場合、中継装置は、応答要求信号が送信されてから応答信号を受信するまでのラウンドトリップタイムを計測する。このラウンドトリップタイムは、中継装置と管理装置の間の実際の通信において伝送にかかる時間を表すため、中継装置と管理装置との間の通信経路における通信品質を好適に表すものである。計測されたラウンドトリップタイムの情報は、当該第1通信において第1情報ととともに管理装置に送信される。これにより、管理装置は、第1通信を実行する前の通信におけるラウンドトリップタイムの情報を定期的に取得することができる。したがって、中継装置と管理装置との間の通信品質を簡単な構成で管理装置に伝えることができる。
前記管理装置は、前記中継装置から送信された前記ラウンドトリップタイムの情報を蓄積し、前記遠隔監視システムは、前記通信網を介して前記管理装置と通信を行う通信端末において、前記管理装置に蓄積された前記ラウンドトリップタイムの情報を取得可能に構成されてもよい。これにより、ユーザまたは遠隔管理システムの管理者は、通信端末を介して、中継装置と管理装置との間の通信品質を遠隔から容易に把握することができる。
本発明は、以上に説明した構成を有し、中継装置と管理装置との間の通信品質を簡単な構成で管理装置に伝えることができる中継装置およびそれを備えた遠隔監視システムを提供することができるという効果を奏する。
図1は、本発明の実施の形態の一例の遠隔監視システムの概略構成図である。 図2は、本実施の形態におけるラウンドトリップタイムの計測および送信に関する信号送信シーケンスの一例を示す図である。 図3は、本実施の形態におけるラウンドトリップタイムの計測および送信に関する信号送信シーケンスの他の例を示す図である。
以下、好ましい実施の形態を、図面を参照しながら説明する。なお、以下では全ての図面を通じて同一または相当する要素には同一の参照符号を付して、その重複する説明を省略する。また、本発明は、以下の実施の形態に限定されない。
図1は、本発明の実施の形態の一例の遠隔監視システムの概略構成図である。この遠隔監視システムは、温水利用設備の一例である給湯器1(例えば、燃焼加熱式の給湯器)と、給湯器1に内蔵されているコントローラ1aと通信可能に接続された給湯器専用の中継装置2と、インターネット等の通信網4に接続されたコンピュータからなる管理装置5とを備えている。管理装置5は、通信網4およびこの通信網4に接続された無線LANルータ3(アクセスポイント)を介して中継装置2と通信を行う。また、携帯電話等からなる通信端末6は、通信網4等を介して管理装置5と通信を行う。この遠隔監視システムは、通信網4、無線LANルータ3および通信端末6を利用するものである。無線LANルータ3および通信端末6は、給湯器1が設置されている住宅の入居者(使用者)が所有しているものである。
なお、給湯器1が設置されている住宅は1つでもよいが通常多数存在し、遠隔監視システムを構成する給湯器1も1つでもよいが通常多数存在する。ここでは、代表して、1台の給湯器1のみを図示し、また、その給湯器1のみに対応する中継装置2、無線LANルータ3および通信端末6を図示している。以下では、図示されたものについて説明する。
給湯器1は、住宅の屋外または屋内の所定の場所に設置され、台所や浴槽等に湯水を供給する給湯機能を備えている。給湯器1は、外部交流電源(商用電源)から供給される交流電圧を変換して所定の直流電圧を生成する電源部(図示せず)を有し、この電源部で生成した直流電圧を内部で使用するとともに、2心ケーブルC1を介して中継装置2へその動作用電源電圧として供給する。
中継装置2は、住宅の屋外または屋内の所定の場所に設置され、2心ケーブルC1によって給湯器1のコントローラ1aと接続されている。これにより、2心ケーブルC1を介して中継装置2と給湯器1のコントローラ1aとの間で相互に通信(双方向通信)が行われる。ここで、2心ケーブルC1には、前述の電源部から中継装置2へ供給される動作用電源電圧に通信の情報が重畳される。
また、中継装置2は、無線LANルータ3と無線LANの接続設定が行われると、無線LANルータ3との間で無線LANによる無線通信が可能である。この中継装置2は、給湯器1のコントローラ1aとの間の通信処理を実行するとともに、無線LANルータ3および通信網4を介して行う管理装置5との間の通信処理を実行する。中継装置2は、例えば、給湯器1のコントローラ1aから送信されてきた機器情報を、通信形式を変換して無線LANルータ3および通信網4を介して管理装置5へ送信する。また、管理装置5から通信網4および無線LANルータ3を介して送信されてきた情報を、通信形式を変換して給湯器1のコントローラ1aへ送信する。
中継装置2は、図示しないが、マイクロコントローラ等の演算器、データの一時記憶等を行う記憶器、給湯器1のコントローラ1aと2心ケーブルC1を介して接続される入出力インターフェイス、および無線LANルータ3と無線LANによってデータ通信を行うための通信モジュール等から構成され、これらの構成により、中継装置2は、通信実行部21およびラウンドトリップタイム計測部22(以下、RTT計測部22と省略する場合がある)等といった機能を発揮する。
通信実行部21は、管理装置5との間で各種の通信を行う。RTT計測部22は、後述するラウンドトリップタイム(Round Trip Time)を計測する。
管理装置5は、関連付け情報を記憶する記憶部5aを備えている。関連付け情報は、中継装置2のシリアル番号(中継装置2の識別情報)に、通信端末6から送信されたユーザアカウント(使用者識別情報)が関連付けされてなる情報である。さらに、本実施の形態では、無線LANルータ3の識別情報(BSSID)が関連付け情報に含まれている。
また、管理装置5は、中継装置2から送信された種々の機器情報を記憶する記憶部5bを備えている。これらの機器情報は、中継装置2から中継装置2のシリアル番号とともに管理装置5へ送信される。そして管理装置5では、受信した機器情報を、中継装置2のシリアル番号と関連付けて記憶部5bに記憶している。
ここで、中継装置2の通信実行部21が管理装置5に対して実行する通信には、構成情報通信、運転状態情報通信(第1通信)、ハートビート通信(第2通信)、エラー情報通信等が含まれる。構成情報通信は、給湯器1の電源投入後または無線LANルータ3の切り替え時に最初にコントローラ1aまたは無線LANルータ3から中継装置2へ送信される機器構成情報を管理装置5に送信する通信である。機器構成情報は、給湯器1の種類、数等を示す情報である。運転状態情報通信は、給湯器1のコントローラ1aから所定の第1期間ごと(例えば1時間間隔)に定期的に中継装置2へ送信される給湯器1の運転状態を示す運転状態情報(第1情報)を管理装置5に送信する通信である。運転状態情報は、給湯器1の給湯設定温度、燃焼運転回数、燃焼運転時間、燃焼運転で消費された燃料(ガス)または水の消費量等を含む情報である。
ハートビート通信は、第1期間より短い所定の第2期間(例えば3分間隔)ごとに中継装置2が正常動作していることを示すハートビート信号を管理装置5に送信する通信である。中継装置2は、中継装置2と管理装置5との間で通信が行われたか否かによらず、定期的にハートビート信号を管理装置5に送信してもよい。これに代えて、中継装置2は、第2期間において中継装置2と管理装置5との間で通信が行われなかった場合に(通信が行われなくなってから第2期間経過後に)、管理装置5にハートビート信号を送信してもよい。
エラー情報通信は、給湯器1に何らかの異常が発生したときに、その異常を示す情報を管理装置5に送信する通信である。運転状態情報およびエラー情報は、給湯器1のリモコン(図示せず)にも表示される情報である。このリモコンは、2心ケーブルでコントローラ1aと接続されている。
これらの通信には、管理装置5に対して所定の応答信号を要求するための応答要求信号が含まれている。したがって、管理装置5は、通信実行部21からの上記通信のための信号を受信した場合、中継装置2に対して何らかの応答信号を送信するように構成されている。
通信端末6は、スマートフォン等の携帯端末であり、3G(第3世代)あるいは4G(第4世代)携帯電話網の基地局等を介して通信網4に接続可能である。また、通信端末6は、無線LAN接続が可能である。
この通信端末6は、遠隔監視システム専用のアプリケーションプログラム(以下、「システム専用アプリ」という)がインストールされて、管理装置5の記憶部5aに関連付け情報が記憶されていれば、中継装置2のシリアル番号と関連付けられているユーザアカウントを用いて、管理装置5等を介して給湯器1の遠隔操作および状態確認を行うことができる。
例えば、給湯器1の遠隔操作を行う場合、入居者は通信端末6を操作して、管理装置5が提供しているユーザ管理サイトにログインし、給湯器1を遠隔操作するための遠隔操作情報(指令)を管理装置5へ送信する。すると、管理装置5は、ログイン時に取得したユーザアカウントが含まれる関連付け情報を参照し、この関連付け情報に含まれるシリアル番号を有する中継装置2へ遠隔操作情報を送信する。中継装置2では、受信した遠隔操作情報をコントローラ1aへ送信する。コントローラ1aは、受信した遠隔操作情報に基づいて給湯器1を制御する。遠隔操作情報としては、給湯器1のリモコンの運転スイッチのオン指令、運転スイッチのオフ指令、給湯温度の設定情報等がある。
また、給湯器1の状態確認を行う場合、入居者は通信端末6を操作して、管理装置5が提供しているユーザ管理サイトにログインし、給湯器1の状態の情報を要求するための機器状態要求情報を管理装置5へ送信する。すると、管理装置5は、ログイン時に取得したユーザアカウントが含まれる関連付け情報を参照し、この関連付け情報に含まれるシリアル番号を有する中継装置2から受信して記憶部5bに記憶している運転状態情報を通信端末6へ送信する。ここで、運転状態情報とは、前述の運転状態情報を含む情報であり、例えば、運転状態情報のみで構成されてもよいし、運転状態情報とエラー情報とで構成されてもよい。
ここで、中継装置2のRTT計測部22は、第1通信を実行する前に行われた、管理装置5に対して所定の応答信号を要求するための応答要求信号が管理装置5に送信されてから当該応答要求信号に対する応答信号を受信するまでのラウンドトリップタイムを計測する。
図2は、本実施の形態におけるラウンドトリップタイムの計測および送信に関する信号送信シーケンスの一例を示す図である。図2の例において、通信実行部21は、第1通信のための第1情報を取得後、通信速度を検出するための応答要求信号を含む速度検出通信を実行する。第1通信を行う時刻は、予め定められており、中継装置2に記憶されている。このために、中継装置2は、時計機能を有している。通信実行部21は、第1通信を行う時刻になると、給湯器1に対して運転状態情報を取得すべく運転状態情報取得要求を送信する(ステップS1)。
これに応答して、給湯器1のコントローラ1aは、給湯器1の運転状態情報を含む運転状態情報取得応答を中継装置2に送信する(ステップS2)。運転状態情報(第1情報)の取得後、かつ、取得した第1情報を含む第1通信を実行する前に、通信実行部21は、管理装置5に対して速度検出通信を実行する。すなわち、通信実行部21は、管理装置5に対して速度検出要求を送信する(ステップS3)。例えば、速度検出通信は、ICMP(Internet Control Message Protocol)のpingコマンドが用いられる。この場合、通信実行部21は、速度検出要求としてping要求(ICMPエコー要求とも称される)を管理装置5に対して送信する。RTT計測部22は、速度検出要求送信時から時間(ラウンドトリップタイム)の計測を開始する。例えば、RTT計測部22は、中継装置2の演算器に含まれるタイマのカウントを開始する。
管理装置5は、速度検出要求を受信すると速度検出要求の送信元である中継装置2に対して速度検出応答を送信する(ステップS4)。pingコマンドが用いられる場合、管理装置5は、速度検出応答としてping応答(ICMPエコー応答とも称される)を中継装置2に対して送信する。RTT計測部22は、中継装置2が速度検出応答を受信時に時間の計測を終了する。RTT計測部22は、計測された時間を今回の第1通信におけるラウンドトリップタイムとして設定し、記憶器に記憶させる。
なお、RTT計測部22は、中継装置2から速度検出要求(ping要求)を送信した時刻と、速度検出応答(ping応答)を受信した時刻とを記憶器に記憶させ、当該時刻の差を計算することにより、ラウンドトリップタイムを計測してもよい。また、中継装置2ではラウンドトリップタイムを計算せずに、送信時刻および受信時刻をラウンドトリップタイムの情報として記憶器に記憶させてもよい。
通信実行部21は、計測されたラウンドトリップタイムの情報を第1通信により管理装置5に送信する。すなわち、通信実行部21は、給湯器1から取得した運転状態情報と、RTT計測部22により計測されたラウンドトリップタイムの情報とを含む情報を、中継装置2のシリアル番号とともに、第1通信要求によって管理装置5に送信する(ステップS5)。管理装置5は、中継装置2から送信された運転状態情報およびラウンドトリップタイムの情報を、中継装置2のシリアル番号と関連付けて記憶部5bに記憶する。管理装置5は、上記情報の記憶後、第1通信応答を中継装置2に送信する(ステップS6)。
このように、本実施の形態における遠隔監視システムによれば、給湯器1における運転状態を示す第1情報を管理装置5に定期的に送信する第1通信を実行する前に、管理装置5に対して所定の応答信号を要求するための応答要求信号が送信される。応答要求信号に対する応答信号が管理装置5から中継装置2に送られてきた場合、中継装置2は、応答要求信号が送信されてから応答信号を受信するまでのラウンドトリップタイムを計測する。このラウンドトリップタイムは、中継装置2と管理装置5の間の実際の通信において伝送にかかる時間を表すため、中継装置2と管理装置5との間の通信経路における通信品質を好適に表すものである。計測されたラウンドトリップタイムの情報は、当該第1通信において第1情報ととともに管理装置5に送信される。これにより、管理装置5は、第1通信を実行する前の通信におけるラウンドトリップタイムの情報を定期的に取得することができる。したがって、中継装置2と管理装置5との間の通信品質を簡単な構成で管理装置5に伝えることができる。
また、上記例において、RTT計測部22は、pingプロトコル等を用いた速度検出通信におけるラウンドトリップタイムを計測する。これにより、第1通信の直近のラウンドトリップタイムを安定的に計測することができるため、第1通信時の通信品質をより高精度に取得することができる。
なお、中継装置2は、無線LANルータ3から送られる信号の受信信号強度(RSSI)を計測し、当該受信信号強度の情報を、第1通信において送信される情報に含めてもよい。これにより、管理装置5において、中継装置2と管理装置5との間の通信経路の通信品質をより詳細に把握することができる。
1つの管理装置5と複数の中継装置2とが通信を行う遠隔監視システムにおいては、複数の中継装置2が同じ時間に一度に第1通信を行うと、管理装置5への負荷が過大になってしまう恐れがある。このため、複数の中継装置2のそれぞれは、管理装置5に対して第1通信要求を送信するタイミングが互いにずれるように構成されている。
具体的には、各中継装置2に対して互いに異なるオフセット時間が設定されるとともに、各中継装置2には、共通の第1通信送信時刻(例えば毎時ちょうど)からそれぞれのオフセット時間経過後に第1通信を実行する動作プログラムが記憶される。すなわち、複数の中継装置2のそれぞれには第1通信のための共通の動作プログラムが記憶されるとともに、中継装置2ごとに異なるオフセット時間が記憶される。これにより、動作プログラムを中継装置2ごとに変えることなく中継装置2が互いに異なるタイミングで第1通信を実行することができる。
このようなオフセット時間が設定されている場合、中継装置2は、共通の第1通信送信時刻に運転状態情報取得要求を送信し、運転状態情報取得応答を受信後、速度検出要求を送信してもよい。すなわち、ステップS1からステップS4までをオフセット時間の経過を待たずに実行してもよい。
この場合、中継装置2は、管理装置5からの速度検出応答を受信した時刻がオフセット時間経過前であれば、オフセット時間が経過するまで待機し、オフセット時間経過後に第1通信要求を送信する。また、中継装置2は、管理装置5からの速度検出応答を受信した時刻がオフセット時間経過後であれば、すぐに第1通信要求を送信する。これにより、速度検出通信を行ってもオフセット時間経過後に第1通信要求を送信することができる。なお、オフセット時間は、通常の通信環境における(仕様上、通信不良と判断されない通信状態における)、運転状態情報取得要求の送信から速度検出応答の受信までの期間より長い期間に設定される。
なお、これに代えて、中継装置2は、オフセット時間が経過した後、運転状態情報取得要求を送信してもよい。
管理装置5は、中継装置2から送信されたラウンドトリップタイムの情報を蓄積し、遠隔監視システムは、通信網を介して管理装置5と通信を行う通信端末6から、管理装置5に蓄積されたラウンドトリップタイムの情報を取得可能に構成されてもよい。これにより、ユーザ、遠隔管理システムの管理者、あるいはサービスマンは、通信端末6を介して、中継装置2と管理装置5との間の通信品質を遠隔から容易に把握することができる。
なお、通信端末6におけるラウンドトリップタイムの情報の取得態様については特に限定されない。例えば、通信端末6から所定の管理用ウェブサイトにアクセスしたり、通信端末6にインストールした管理用アプリを起動させたりすることで、通信端末6上でラウンドトリップタイムの履歴、ラウンドトリップタイムに基づく通信速度良否等を閲覧可能としてもよい。また、例えば、通信端末6にラウンドトリップタイムの情報に基づくデータをダウンロード可能としてもよい。ラウンドトリップタイムの情報に基づくデータには、当該ラウンドトリップタイムの情報が含まれた第1通信の日時(受信日時)および/または当該ラウンドトリップタイムを計測した日時が含まれてもよいし、ラウンドトリップタイム、当該ラウンドトリップタイムに基づいて演算される通信速度および/または当該ラウンドトリップタイムに基づいて複数段階の何れかに区分された通信の良好度を示す情報等が含まれていてもよい。
また、例えば、管理装置5が受信したラウンドトリップタイムを所定のしきい値と比較し、当該しきい値を超える場合に、対応する通信における通信速度が不良であると判定してもよい。通信速度が不良であると判定された場合、管理装置5から通信端末6に通信が悪化していることを報知するメールを送信したり、通信端末6にインストールされた管理用アプリを介して通信が悪化していることを報知する通知を行ったりしてもよい。
また、管理装置5は、受信したラウンドトリップタイムの情報を時系列の通信速度データとして解析してもよい。これにより、通信時刻、通信時期(季節)、地域等の変化が通信速度に与える影響等を解析し、遠隔監視システムの通信態様の改善に役立てることができる。
なお、上記のような情報は、給湯器1のリモコンに設けられた表示部に表示されてもよい。
上記例では、中継装置2と管理装置5との間でラウンドトリップタイムを計測するためだけに速度検出通信を実行する態様について説明したが、中継装置2と管理装置5との間の既存の通信を用いてラウンドトリップタイムを計測してもよい。
例えば、RTT計測部22は、第1通信実行後からの第1期間において実行された管理装置5との通信のうち、応答要求信号を含む、少なくとも1つの通信(上述した構成情報通信、運転状態情報通信(第1通信)、ハートビート通信(第2通信)、エラー情報通信等)におけるラウンドトリップタイムを計測し、通信実行部21は、計測したラウンドトリップタイムの情報を次回の第1通信において送信してもよい。
例えば、RTT計測部22は、第1通信実行後初めて送られる応答要求信号を含む通信においてラウンドトリップタイムを計測してもよい。この場合、RTT計測部22は、中継装置2と管理装置5との間で実行される応答要求信号を含む通信のうち、ラウンドトリップタイムを計測する通信群と、ラウンドトリップタイムを計測しない通信群とを区別し、ラウンドトリップタイムを計測する通信群に対してラウンドトリップタイムを計測してもよい。例えば情報量(データ量)の少ない通信または各回の通信において情報量の変化が小さい通信を、ラウンドトリップタイムを計測する通信群とし、情報量の多い通信または各回の通信において情報量の変化が大きい通信を、ラウンドトリップタイムを計測しない通信群としてもよい。情報量の少ない通信または同じ種類の通信でも各回の通信において情報量の変化が小さい通信を用いてラウンドトリップタイムが計測されることにより、中継装置2と管理装置5との間の通信経路において、データ量の多寡による通信速度への影響が少ない通信速度の情報を取得することができる。
さらに、RTT計測部22は、ラウンドトリップタイム計測後、次回の第1通信実行までの間において応答要求信号を含む通信が実行される場合であっても、ラウンドトリップタイムを計測しなくてもよい。この場合、ラウンドトリップタイム計測後の通信において管理装置5に対する応答要求の要否が切り替え可能な通信(例えばハートビート通信)があれば中継装置2は、当該通信を応答不要に切り替えて通信を実行してもよい。これにより、不要な信号送信を減らすことができ、通信経路の負荷の上昇を抑制することができる。なお、この場合でも当該第1期間の経過後においては応答不要に切り替えられた通信は、再度応答要求を行うように切り替えられる。
これに代えて、RTT計測部22は、同じ第1期間において複数回のラウンドトリップタイムの計測を許容してもよい。例えば、特定の通信(例えばハートビート通信)が同じ第1期間において複数回通信された場合、RTT計測部22は、そのそれぞれのラウンドトリップタイムを計測してもよい。この場合、RTT計測部22は、計測された複数のラウンドトリップタイムを平均したものを、当該第1期間におけるラウンドトリップタイムの情報としてもよいし、複数のラウンドトリップタイムのうち最も長い時間および/または最も短い時間を、当該第1期間におけるラウンドトリップタイムの情報としてもよいし、複数のラウンドトリップタイムをそのまま当該第1期間におけるラウンドトリップタイムの情報としてもよい。
また、RTT計測部22は、特定の通信を、ラウンドトリップタイムを計測するための通信として用いてもよい。例えば、RTT計測部22は、第1期間において実行されたハートビート通信(第2通信)におけるラウンドトリップタイムを計測し、通信実行部21は、当該ハートビート通信において計測されたラウンドトリップタイムの情報を次回の第1通信において送信してもよい。
中継装置2が正常動作していることを示すハートビート通信は、データ容量が少なく、かつ、一定であるため、ラウンドトリップタイム(通信速度)のデータ容量の多寡による影響が少ない。また、特に、給湯器1において、給湯停止、追い焚き停止等の遠隔操作が行えないと、風呂水があふれたり、湯温が上昇し過ぎたりする可能性があるため、ハートビート通信の通信間隔(第2期間)は、比較的短く設定される(頻繁にハートビート通信が実行される)。したがって、当該ハートビート通信におけるラウンドトリップタイムを定期的に計測することにより、通信品質の良否判定のための高精度な指標を既存の通信を用いて簡単かつ確実に取得することができる。
これに加えて、または、これに代えて、RTT計測部22は、第1通信におけるラウンドトリップタイムを計測し、次回の第1通信において送信するラウンドトリップタイムの情報としてもよい。図3は、本実施の形態におけるラウンドトリップタイムの計測および送信に関する信号送信シーケンスの他の例を示す図である。
図3の例においても、通信実行部21は、第1通信を行う時刻になると、給湯器1に対して運転状態情報を取得すべく運転状態情報取得要求を送信し(ステップSB1)、これに対して、給湯器1のコントローラ1aは、給湯器1の運転状態情報を含む運転状態情報取得応答を中継装置2に送信する(ステップSB2)。オフセット期間の経過後、中継装置2の通信実行部21は、給湯器1から取得した運転状態情報(第1情報)を中継装置2のシリアル番号とともに、第1通信要求によって管理装置5に送信する(ステップSB3)。
この際、RTT計測部22は、第1通信要求送信時から時間(ラウンドトリップタイム)の計測を開始する。管理装置5は、中継装置2から送信された運転状態情報を、中継装置2のシリアル番号と関連付けて記憶部5bに記憶する。管理装置5は、上記情報の記憶後、第1通信応答を中継装置2に送信する(ステップSB4)。
RTT計測部22は、中継装置2が第1通信応答の受信時に時間の計測を終了する。RTT計測部22は、計測された時間を次回の第1通信におけるラウンドトリップタイムとして設定し、記憶器に記憶させる。
通信実行部21は、前回の第1通信の実行後(運転状態情報取得要求送信後)第1期間経過後に再び第1通信を実行する。すなわち、ステップSB1〜SB4と同様の信号の送受信が行われる(ステップSB5〜SB8)。この際、第1通信要求には、その時の運転状態情報と、前回の第1通信の実行時において計測されたラウンドトリップタイムの情報とを含む情報が含まれる。
本変形例によれば、第1通信におけるラウンドトリップタイムが計測され、計測されたラウンドトリップタイムの情報が次回の第1通信によって管理装置5に送信される。したがって、第1通信のみでラウンドトリップタイムの計測および管理装置5への伝送を行うことができるため、定期的なラウンドトリップタイムの取得を安定的に行うことができる。
上記説明から、当業者にとっては、本発明の多くの改良や他の実施の形態が明らかである。従って、上記説明は、例示としてのみ解釈されるべきであり、本発明を実行する最良の態様を当業者に教示する目的で提供されたものである。本発明の精神を逸脱することなく、その構造および/または機能の詳細を実質的に変更できる。
例えば、本実施の形態では、通信端末6を用いて給湯器1の遠隔操作および状態確認の両方を行うことができるよう構成されているが、給湯器1の遠隔操作および状態確認のうちのいずれか一方のみが行えるように構成されていてもよい。
また、管理装置5は、複数の装置に分割され、これら複数の装置が連携して管理装置5として機能するように構成されていてもよい。例えば、管理装置5の記憶部5a,5bは、各種演算を行うコンピュータとは別の装置として構成されてもよい。また、遠隔監視システムは、複数のコンピュータにより、管理装置5の各種演算を行うように構成されてもよい。
また、温水利用設備として、燃焼加熱式の給湯器を例示したが、ヒートポンプ加熱式、電気加熱式等の他の加熱方式の給湯器であってもよい。また、温水利用設備は、給湯器1に限られず、温水濾過装置等、中継装置2および無線LANルータ3を介して管理装置5と通信可能に構成された機器であればよい。また、給湯器1は、給湯機能、風呂の追い焚き機能、温水暖房機能等の機能を少なくとも1つ以上備えた給湯装置であってもよい。
また、本発明の上記構成は、給湯器1(温水利用設備)のリモコンが中継装置2に接続される、または、一体化されている構成においても適用可能である。また、遠隔監視システムに、中継装置2と無線通信を行う無線LANルータ3が設けられる構成を例示したが、管理装置5と通信を行うルータが中継装置2に接続される、または、一体化されている構成としてもよい。すなわち、中継装置2が直接通信網4を介して管理装置5と通信(3G接続または4G接続)可能に構成されていてもよい。
本発明は、中継装置と管理装置との間の通信品質を簡単な構成で管理装置に伝えることができる中継装置およびそれを備えた遠隔監視システムとして有用である。
1 給湯器(温水利用設備)
2 中継装置
4 通信網
5 管理装置
6 通信端末
21 通信実行部
22 ラウンドトリップ計測部(RTT計測部)

Claims (7)

  1. 温水利用設備に接続されるとともに、通信網を介して遠隔監視システムの管理装置と通信を行う中継装置であって、
    前記温水利用設備から当該温水利用設備における運転状態を示す第1情報を取得し、前記第1情報を第1期間ごとに前記管理装置に送信するための第1通信を実行する通信実行部と、
    前記第1通信を実行する前に行われた、前記管理装置に対して所定の応答信号を要求するための応答要求信号が前記管理装置に送信されてから前記応答要求信号に対する前記応答信号を受信するまでのラウンドトリップタイムを計測するラウンドトリップタイム計測部と、を備え、
    前記通信実行部は、計測された前記ラウンドトリップタイムの情報を前記第1通信により前記管理装置に送信する、中継装置。
  2. 前記ラウンドトリップタイム計測部は、前記第1通信実行後からの前記第1期間において実行された前記管理装置との通信のうち、前記応答要求信号を含む、少なくとも1つの通信における前記ラウンドトリップタイムを計測し、次回の第1通信において送信する前記ラウンドトリップタイムの情報とする、請求項1に記載の中継装置。
  3. 前記通信実行部は、前記応答要求信号を含み、前記第1期間より短い所定の第2期間ごとに前記中継装置が正常動作していることを示す第2通信を前記管理装置に対して実行し、
    前記ラウンドトリップタイム計測部は、前記第2通信における前記ラウンドトリップタイムを計測し、次回の第1通信において送信する前記ラウンドトリップタイムの情報とする、請求項1に記載の中継装置。
  4. 前記第1通信は、前記応答要求信号を含み、
    前記ラウンドトリップタイム計測部は、前記第1通信における前記ラウンドトリップタイムを計測し、次回の第1通信において送信する前記ラウンドトリップタイムの情報とする、請求項1または2に記載の中継装置。
  5. 前記通信実行部は、前記第1情報を取得後、かつ、取得した前記第1情報を含む前記第1通信を実行する前に、通信速度を検出するための前記応答要求信号を含む速度検出通信を実行し、
    前記ラウンドトリップタイム計測部は、前記速度検出通信における前記ラウンドトリップタイムを計測する、請求項1に記載の中継装置。
  6. 温水利用設備と、
    前記温水利用設備と通信を行う中継装置と、
    通信網を介して前記中継装置と通信を行う管理装置と、を備え、
    前記中継装置は、
    前記温水利用設備から当該温水利用設備における運転状態を示す第1情報を取得し、前記第1情報を第1期間ごとに前記管理装置に送信するための第1通信を実行する通信実行部と、
    前記第1通信を実行する前に行われた、前記管理装置に対して所定の応答信号を要求するための応答要求信号が前記管理装置に送信されてから前記応答要求信号に対する前記応答信号を受信するまでのラウンドトリップタイムを計測するラウンドトリップタイム計測部と、を備え、
    前記通信実行部は、計測された前記ラウンドトリップタイムの情報を前記第1通信により前記管理装置に送信する、遠隔監視システム。
  7. 前記管理装置は、前記中継装置から送信された前記ラウンドトリップタイムの情報を蓄積し、
    前記遠隔監視システムは、前記通信網を介して前記管理装置と通信を行う通信端末において、前記管理装置に蓄積された前記ラウンドトリップタイムの情報を取得可能に構成される、請求項6に記載の遠隔監視システム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2021004690A (ja) * 2019-06-26 2021-01-14 株式会社ノーリツ 給湯システム、給湯装置、サーバ、およびプログラム

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