JP6420555B2 - 擬似接着ラベル及び擬似接着ラベルの製造方法 - Google Patents

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Description

本発明は、擬似接着ラベルに関し、特に、感熱式プリンター等により印字可能で、配送伝票等として使用可能な擬似接着ラベルに関する。
従来、表面基材、熱可塑性樹脂層、中間基材、粘着剤層、及び剥離シートがこの順に積層され、熱可塑性樹脂層と中間基材との間が擬似接着性を有するように積層された擬似接着ラベルが知られている(例えば、特許文献1参照)。この擬似接着ラベルは、剥離シートが剥がされて粘着剤層により被着物に貼付されて使用されるが、被着物に貼付されたラベルにおいて、表面基材が熱可塑性樹脂層とともに中間基材から人手により容易に剥離可能となるものである。また、表面基材には、各種情報が印字されるのが一般的であり、サーマル紙が使用されることがある。
近年、擬似接着ラベルは、配送伝票としての使用が実用化されており、配送伝票として使用される擬似接着ラベルは、表面基材にハーフカット線が入れられ、表面基材が複数片に分離して剥離可能としたものが一般的である。この擬似接着ラベルでは、例えば、ハーフカット線で分離された一片の表面基材が配達票として使用されると共に、他の一片の表面基材が受領票として使用される。受領票は、通常、捺印又はサイン後に剥がされ、配達業者によって持ち帰られ、伝票整理等に使用される。このように配送伝票においては、表面基材は、配達票と受領票に分離されて使用されることから、これら両方に依頼人、配達先、配送品名等の同じ配達情報が印字されることが望まれている。
実用新案登録第3178208号公報
しかし、上記のように配達票と受領票が、一枚の表面基材により構成される場合には、同じ配達情報を2度印字しなければならず、印字に手間が掛かるという問題がある。また、表面基材に配達票と受領票を設けるために必然的にラベル面積が大きくなるという問題もある。
さらに、擬似接着ラベルを工業的に製造する際、ホットメルトコータ等により加熱した樹脂をサーマル紙上に塗工等する必要があるため、擬似接着ラベルにサーマル紙を用いると製造過程で発色することがある。したがって、サーマル紙を使用した際には、擬似接着ラベルの製造が工業的に困難になることがある。
本発明は、以上の問題点に鑑みてなされたものであり、本発明の課題は、工業的に容易に製造可能で、感熱式プリンター等で印字を効率的に行うことができ、かつ、配送伝票に配達票と受領票を設けるような場合に、印字する情報量を減らすことなくラベルサイズを小さくできる擬似接着ラベルを提供することである。
本発明者らは、鋭意検討の結果、中間基材にサーマル紙等のサーマル基材を用いるとともに、擬似接着ラベルの層構成を特定のものとすることで上記課題を解決できることを見出し以下の本発明を完成させた。
すなわち、本発明は、以下の(1)〜(9)を提供するものである。
(1)第1のサーマル基材、熱可塑性樹脂を含有するホットメルト接着剤からなる樹脂層、第2のサーマル基材、粘着剤層、及び剥離シートがこの順に積層され、前記樹脂層と前記第2のサーマル基材との間が擬似接着性を有するように積層されており、
前記第1のサーマル基材が、第1の基材と、前記第1の基材の樹脂層側の面とは反対側の面に設けられる第1の感熱発色層とを有し、
前記第2のサーマル基材が、第2の基材と、前記第2の基材の樹脂層側の面に設けられる第2の感熱発色層とを有する擬似接着ラベル。
(2)前記ホットメルト接着剤の軟化点が90〜150℃である上記(1)に記載の擬似接着ラベル。
(3)前記ホットメルト接着剤の溶融粘度が、160℃において2000〜13000mPa・sである上記(1)又は(2)に記載の擬似接着ラベル。
(4)前記熱可塑性樹脂が、ポリオレフィン樹脂である上記(1)〜(3)のいずれかに記載の擬似接着ラベル。
(5)前記樹脂層と第2のサーマル基材の間の剥離力が、100〜1400mN/50mmである上記(1)〜(4)のいずれかに記載の擬似接着ラベル。
(6)前記第1のサーマル基材側の表面から前記第1及び第2のサーマル基材に同一の情報を印字可能である上記(1)〜(5)のいずれかに記載の擬似接着ラベル。
(7)配送伝票ラベルとして使用される上記(1)〜(6)のいずれかに記載の擬似接着ラベル。
(8)擬似接着ラベルは、前記剥離シートを剥離除去した後、配送物品に前記粘着剤層を介して接着されるものであり、前記第1のサーマル基材が前記樹脂層とともに、前記第2のサーマル基材から剥離されて持ち帰られる受領票として使用される上記(7)に記載の擬似接着ラベル。
(9)上記(1)〜(8)のいずれかに記載の擬似接着ラベルを製造する擬似接着ラベルの製造方法であって、
前記第1のサーマル基材の第1の感熱発色層が設けられる面とは反対側の面に、加熱され、かつ熱可塑性樹脂を含有するホットメルト接着剤を塗工する塗工工程と、その塗工されたホットメルト接着剤を冷却し、冷却されたホットメルト接着剤に、前記第2のサーマル基材の第2の感熱発色層が設けられる面を貼り合わせる貼合工程とを備える擬似接着ラベルの製造方法。
本発明では、工業的に容易に製造可能で、感熱式プリンター等で印字を効率的に行うことができ、さらには印字する情報量を減らすことなくラベルサイズを小さくできる擬似接着ラベルを提供する。
本発明の擬似接着ラベルの一例を示す模式的な断面図である。 本発明の擬似接着ラベル製造装置の一例を示す模式図である。 本発明の擬似接着ラベルが製造される工程を示す模式図である。
以下、本発明について実施形態を用いて詳細に説明する。
[擬似接着ラベル]
図1に示すように、本発明の擬似接着ラベル10は、第1のサーマル基材11、熱可塑性樹脂を含有するホットメルト接着剤からなる樹脂層12、第2のサーマル基材13、粘着剤層14、及び剥離シート15がこの順に積層されたものであり、樹脂層12と第2のサーマル基材13との間が擬似接着性を有するように積層されたものである。なお、擬似接着性とは、積層された2層の界面で剥離が容易であり、剥離された後では、剥離された層間で容易に再接着ができない性質をいう。以下、各部材についてより詳細に説明する。
[第1及び第2のサーマル基材]
第1のサーマル基材11は、第1の基材11Aと、第1の基材11Aの樹脂層12側の面とは反対側の面に積層される第1の感熱発色層11Bを有する。また、第2のサーマル基材13は、第2の基材13Aと、第2の基材13Aの樹脂層12側の面に積層される第2の感熱発色層13Bとを有する。
本発明の擬似接着ラベル10は、樹脂層12を介して2枚のサーマル基材11、13が設けられるとともに、これらサーマル基材11、13の感熱発色層11B、13Bは、それぞれラベルの表面側(図1の上側)にある。このような構成により、第1のサーマル基材11の表面からの一度の印刷で、同一の情報が2枚のサーマル基材11、13それぞれに同時に印字可能になる。なお、これらサーマル基材11、13への印刷は、通常、感熱式プリンターが使用される。
また、通常、第1のサーマル基材11には加熱されたホットメルト接着剤が積層されて樹脂層12が形成されるが、第1の感熱発色層11Bは、樹脂層12とは反対側の面に設けられ、ホットメルト接着剤には直接接触しない。そのため、第1の感熱発色層11Bは、第1のサーマル基材11上に樹脂層12が形成される際、高温にはならず発色が防止される。
一方で、第2のサーマル基材13では、第2の感熱発色層13Bが樹脂層12側に設けられ樹脂層12に接触するが、第2のサーマル基材13は、樹脂層12との間に擬似接着性を有するものである。第2のサーマル基材13は、上記擬似接着性確保のために、通常、樹脂層12は厚みが薄く高温で塗布されてもすぐに冷却できるので、第2のサーマル基材13は、樹脂層12に貼り合わされる際の発色が防止される。すなわち、擬似接着ラベル10では、サーマル基材11、13の感熱発色層11B,13Bのいずれもがラベル製造時に発色しにくい構造となっている。
第1及び第2の感熱発色層11B、13Bとしては、加熱することにより発色される従来公知の感熱発色層を使用でき、例えばロイコ染料と、ロイコ染料に反応する顕色剤とを含有するものが挙げられる。第1及び第2の感熱発色層11B、13Bは、例えば、上記のロイコ色素、顕色剤に加えて、適宜バインダー、ワックス、溶剤等を含有する塗工液を第1及び第2のサーマル基材11A、13Aそれぞれの一方の面に塗工することで形成される。
また、第1及び第2の基材11A,13Aとしては、クラフト紙、上質紙、グラシン紙、パーチメント紙、レーヨン紙、コート紙、合成繊維紙等の紙基材、ポリエステル系樹脂、ポリ塩化ビニル系樹脂、ポリ塩化ビニリデン系樹脂、ポリオレフィン系樹脂等の樹脂フィルム、及びこれらの樹脂フィルムからなる合成紙等が挙げられるが、印字性を良好にする観点や、ホットメルト接着剤の余熱を第1の感熱発色層11Bに伝熱しにくくする観点から、紙基材であることが好ましい。
第1のサーマル基材11の厚みは、10〜100μmであることが好ましい。第1のサーマル基材11の厚みを100μm以下とすることで、第1のサーマル基材11の表面側からの印刷により、優れた印字性で第2のサーマル基材13にも印字可能になる。また、10μm以上とすることで、加熱したホットメルト接着剤を第1のサーマル基材11に塗工しても、その余熱が第1の感熱発色層11Bに伝わりにくくなり、第1の感熱発色層11Bが発色されにくくなる。これらの観点から、第1のサーマル基材11の厚みは、15〜80μmであることがより好ましく、20〜70μmであることがさらに好ましい。
なお、第1のサーマル基材11は、上記したように第2のサーマル基材13への印字性を確保する観点から比較的薄くされるものであり、好ましくは第2のサーマル基材13よりも薄くなるものである。第2のサーマル基材13の厚みは、特に限定されないが、10〜200μmであることが好ましく、15〜150μmであることがより好ましい。
[樹脂層]
樹脂層12は、熱可塑性樹脂を含有するホットメルト接着剤から形成されるものである。
熱可塑性樹脂は、ポリオレフィン樹脂であることが好ましく、ポリオレフィン樹脂としては、具体的には、ポリエチレン、ポリプロピレン、プロピレン・エチレン共重合体、プロピレン・エチレン・ブテン共重合体、エチレン・酢酸ビニル共重合体、エチレンと炭素数4〜10のα−オレフィンとの共重合体であるエチレン・α−オレフィン共重合体、又はこれらの混合物等が例示される。
本発明では、樹脂層12にポリオレフィン樹脂を使用することで、適切な擬似接着性を発現しやすくなる。また、水不溶性であるから、例えば配達伝票として使用される場合に長時間雨中に晒されても、擬似接着性が失われることが防止される。
これらの中では、プロピレン・エチレン共重合体、プロピレン・エチレン・ブテン共重合体、エチレン・酢酸ビニル共重合体、若しくはこれらの混合物が好ましい例として挙げられ、プロピレン・エチレン共重合体がより好ましい。また、プロピレン・エチレン共重合体を主成分とし、上記エチレン・α−オレフィン共重合体を加えたものも好ましい例として挙げられる。この際、エチレン・α−オレフィン共重合体としては、エチレン・1−オクテン共重合体が好ましい。
以上の樹脂を使用すると、低温でも溶融粘度が下がり、比較的低い温度でホットメルト接着剤を塗工可能になり、ラベル製造時のホットメルト接着剤の加熱に起因する感熱発色層11B,13Bの発色を防止しやすくなる。また、樹脂層12と第2のサーマル基材13の間の擬似接着性を優れたものとしやすくなる。
なお、ホットメルト接着剤においてポリオレフィン樹脂は、通常、主成分となるものであり、特に限定されないが、ホットメルト接着剤全量に対して、通常50質量%以上、好ましくは70質量%以上、より好ましくは85質量%以上含まれる。
また、ホットメルト接着剤は、上記したポリオレフィン樹脂に加えて、酸変性ポリオレフィン、又は固形パラフィン等を含有してもいてもよい。
酸変性ポリオレフィンとしては、例えば無水マレイン酸変性ポリプロピレンが挙げられ、具体的には、無水マレイン酸でポリプロピレン系樹脂の末端を変性したもの、又は無水マレイン酸でグラフト変性したポリプロピレン系樹脂が挙げられる。酸変性ポリオレフィンは、ホットメルト接着剤全量に対して、好ましくは2〜40質量%含有され、より好ましくは5〜30質量%含有される。ホットメルト接着剤が、無水マレイン酸変性ポリプロピレン等の酸変性ポリオレフィンを含有すると、サーマル基材が発色しない程度の比較的低い加熱温度で、高いタック性を有するものにしやすくなる。そのため、サーマル基材を発色させることなく、安定した擬似接着性を得やすくなる。
また、ホットメルト接着剤は、固形パラフィンワックスを含有することで、第2のサーマル基材13との貼合温度が変化しても樹脂層12と第2のサーマル基材13との界面で安定した剥離力を示し、広い温度領域での貼合条件で良好な擬似接着性を確保できるようになる。上記固形パラフィンワックスは、CAS No.8002−74−2の固形パラフィンであり、その融点が90〜130℃であることが好ましく、100〜125℃であることがより好ましい。また、ホットメルト接着剤は、固形パラフィンの融点を130℃以下とすることで、サーマル基材11、13が発色しない低い貼合温度で、適切な擬似接着性を示す剥離力を確保しやすくなる。
固形パラフィンワックスは、上記ポリオレフィン樹脂がプロピレン・エチレン共重合体である場合に使用されることが好ましい。その際、固形パラフィンワックスの融点は、プロピレン・エチレン共重合体よりも高いことが好ましい。
固形パラフィンは、ホットメルト接着剤全量に対して、1〜20質量%含有されることが好ましく、3〜15質量%含有されることがより好ましい。
また、ホットメルト接着剤は、必要に応じて、酸化防止剤、紫外線吸収剤、光安定剤、柔軟性付与剤、難燃剤、帯電防止剤、滑剤、充填剤、着色剤などの各種添加剤を含有してもよい。
また、ホットメルト接着剤の軟化点は、90〜150℃であることが好ましい。ホットメルト接着剤は、軟化点が90℃以上となることで、夏場であっても樹脂層12が軟化することが防止され、接着安定性が良好になる。また、150℃以下とすることで塗工温度を下げることができ、ラベル製造時のサーマル基材11、13の発色を抑えやすくなる。これらの観点から、軟化点は100〜150℃であることがより好ましい。
ホットメルト接着剤の160℃における溶融粘度は、2000〜13000mPa・sであることが好ましい。溶融粘度を2000mPa・s以上とすることで、ホットメルト接着剤をホットメルトコータを用いて塗工する際、液だれ等が発生しにくくなる。また、13000mPa・s以下とすることで、ホットメルト接着剤を第1のサーマル基材11が発色しない程度の低い温度で、第1のサーマル基材11上に塗工することが可能になる。これらの観点から、上記の溶融粘度は、4000〜12000mPa・sであることがより好ましい。
樹脂層12は、上記したように、第2のサーマル基材13に擬似接着性を有するように積層されるものであり、樹脂層12と第2のサーマル基材13との間は、容易に剥離される程度の剥離力で密着している。具体的には、樹脂層12と第2のサーマル基材13の間の剥離力は、100〜1400mN/50mmであることが好ましい。なお、この剥離力の測定方法は、後述する実施例のとおりである。剥離力が100mN/50mm以上であると第1のサーマル基材11と樹脂層12の積層体が第2のサーマル基材13から不意に剥がれることが防止される。また、1400mN/50mm以下であると、上記積層体を比較的小さい剥離抵抗で円滑に剥離することが可能となる。これらの観点から上記剥離力は、200〜1000mN/50mmであることがより好ましい。
一方で、樹脂層12と第1のサーマル基材11の間は、樹脂層12と第2のサーマル基材13との間の剥離力よりも強固に接着する。したがって、剥離シート15が剥がされた、擬似接着ラベル10が粘着剤層14により被着物に貼付された状態では、第1のサーマル基材11側を人手により引き剥がすと、サーマル基材11は、樹脂層12とともに第2のサーマル基材13から剥離されることなる。
樹脂層12の厚みは、特に限定されないが、例えば5〜40μm、好ましくは10〜30μmである。
[粘着剤層]
粘着剤層14は、擬似接着ラベル10を被着物に接着するための層である。粘着剤層14は、アクリル系粘着剤、天然ゴム系粘着剤、合成ゴム系粘着剤、シリコーン系粘着剤等の従来公知の粘着剤から形成されるが、耐候性、価格の点からアクリル系粘着剤が好適に用いられる。粘着剤層13の厚みは、特に限定されないが、例えば5〜50μm、好ましくは10〜40μmである。
[剥離シート]
剥離シート15としては、特に制限なく従来公知のものが使用可能である。例えば、ポリエチレンテレフタレート、ポリブチレンテレフタレート、ポリエチレンナフタレート等のポリエステルフィルム、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリメチルペンテン等のポリオレフィンフィルム、クレーコート紙、グラシン紙、再生紙等の紙基材、これらの紙基材にポリエチレンなどの熱可塑性樹脂がラミネートされたラミネート紙などの片面が剥離処理剤で剥離処理されたものが使用される。剥離処理剤としては、シリコーン系樹脂、長鎖アルキル系樹脂、フッ素系樹脂等が例示されるが、コストや剥離性の観点からシリコーン系樹脂が好ましい。剥離シート15の厚みは、特に限定されないが、例えば20〜200μm、好ましくは40〜100μmである。
擬似接着ラベル10は、打ち抜き加工が施されることが好ましい。打ち抜き加工では、第1のサーマル基材11側から第1のサーマル基材11、樹脂層12、第2のサーマル基材13、及び粘着剤層14が打ち抜き切断された後、カス上げによって不要部分が剥離シート15から取り除かれる。そのため、図1に示すように、剥離シート15の上には、剥離シート15よりも一回り小さい、第1のサーマル基材11、熱可塑性樹脂層12、第2のサーマル基材13、及び粘着剤層14が積層される。
また、擬似接着ラベル10には、ハーフカット線が設けられてもよい。ハーフカット線は、第2のサーマル基材13を切断しないように、第1のサーマル基材11及び樹脂層12を切り込んだものである。ハーフカット線は、ミシン目状に形成されていても良いし、連続的な一条のスリット等によって形成されていても良い。ハーフカット線が設けられると、第1のサーマル基材11は、樹脂層12と共に、ハーフカット線に沿って切断され、複数片のシートとして分離して剥離可能である。
本発明の擬似接着ラベル10は、例えば配送伝票ラベルとして使用されるものである。例えば、擬似接着ラベル10は、剥離シート15が剥離除去された後、配送物品に粘着剤層14を介して接着されるものであり、例えば、第1のサーマル基材11が受領票として使用され、第2のサーマル基材13が配達票として使用されるものである。すなわち、配達が完了すると、第1のサーマル基材11は、捺印又はサイン後に樹脂層12とともに、第2のサーマル基材13から剥離されて、配達業者に持ち帰られる受領票として使用される。一方、第2のサーマル基材12側は配達先に残される配達票となる。
第1及び第2のサーマル基材11、13には、感熱式プリンターによる一度の印刷でいずれにも同じ情報が印字可能である。そのため、第1のサーマル基材11(受領票)が剥離された後も、受領票と同じ情報を配達票上に残すことが可能になる。また、本発明の擬似接着ラベル10では、同じ情報が印字される配達票及び受領票が重ねられて配置されるので、ラベルサイズを小さくすることができ、小さな配送物に使用することも可能になる。なお、これら第1及び第2のサーマル基材11、13に印字される情報は、依頼人、配達先、配送品名等の配達情報が挙げられる。
[擬似接着ラベルの製造方法]
次に、擬似接着ラベルの製造方法について説明する。
本発明の一実施形態における擬似接着ラベルの製造方法は、第1のサーマル基材の第1の感熱発色層が設けられる面とは反対側の面に、加熱されたホットメルト接着剤を塗工する塗工工程と、その塗工されたホットメルト接着剤を冷却し、冷却されたホットメルト接着剤(樹脂層)に、第2のサーマル基材の第2の感熱発色層が設けられる面を貼り合わせる貼合工程とを備えるものである。
以上の製造方法によると、塗工工程において、加熱されたホットメルト接着剤を第1のサーマル基材に塗工することで第1のサーマル基材上に剥離不能に樹脂層を積層することが可能になる。このとき、加熱されたホットメルト接着剤は、第1の感熱発色層に直接接触されず、塗工時の加熱により第1のサーマル基材が発色されにくくなる。
一方で、貼合工程において、第2のサーマル基材の第2の感熱発色層は、樹脂層(ホットメルト接着剤)に直接接触するが、樹脂層は擬似接着性を確保できるように適温まで冷却されて第2のサーマル基材に貼り合わされ、それにより、第2のサーマル基材は発色されにくくなる。
なお、貼合工程において、樹脂層(ホットメルト接着剤)に貼り合わされるのは、第2のサーマル基材単体でもよいが、第2のサーマル基材に、他の層が積層された積層体であってもよい。具体的な積層体としては、剥離シート、粘着剤層、及び第2のサーマル基材がこの順に積層してなる粘着シート等が挙げられる。
以上の製造方法において、ホットメルト接着剤は、第1のサーマル基材上に塗工される際、溶融されるように加熱されていることが好ましく、その塗工時のホットメルト接着剤の温度(塗工温度)は、具体的には、120〜210℃であることが好ましく、130〜190℃であることがより好ましい。これら温度範囲とすることで、塗工性を良好にできるとともに、第1のサーマル基材が発色したり、カールが発生したりすることを防止する。
また、第2のサーマル基材は、擬似接着性が発現するように樹脂層に貼り合わされるが、その貼り合わせ時の樹脂層表面の温度(貼り合わせ温度)は、例えば30〜90℃程度、好ましくは40〜60℃程度である。
以上の製造方法は、例えば図2に示す擬似接着ラベル製造装置30を用いて行われる。以下、図2に示す擬似接着ラベル製造装置30で擬似接着ラベル10が製造される例を詳細に説明する。
擬似接着ラベル製造装置30は、第1のサーマル基材11の一面に、ホットメルト接着剤を塗工する接着剤塗工装置31と、接着剤塗工装置31に対向して設けられる塗工圧着ロール32と、塗工圧着ロール32に隣接するように設けられ、ホットメルト接着剤によって形成された樹脂層12に、第2のサーマル基材13を貼り合わせるための圧着ロール33とを備える。
本製造装置30では、第1のサーマル基材11は、第1の繰り出しロール35から送り出され、ガイドロール36を経て塗工圧着ロール32へ向かい、塗工圧着ロール32に巻回される。このとき、第1のサーマル基材11は、第1の基材11A側の面(すなわち、第1の感熱発色層11Bが設けられない側の面)が、塗工圧着ロール32の外周側に配置される。
次いで、塗工圧着ロール32に巻回された第1のサーマル基材11の第1の基材11A側の面に、ホットメルト接着剤が接着剤塗工装置31によって、所定の塗工温度で塗工される。接着剤塗工装置31は、例えば、加熱して溶融されたホットメルト接着剤を押し出し塗工するホットメルトコータ等である。
ホットメルト接着剤が塗工された第1のサーマル基材11は、さらに塗工圧着ロール32に巻回されたまま圧着ロール33と塗工圧着ロール32の間に送られる。ここで、塗工圧着ロール32は、内部に冷却水等が通されており、冷却機能を有するものである。そのため、感熱発色層11Bが塗工圧着ロール32に直接接して冷却されることから、塗工温度まで加温されたホットメルト接着剤によって発色することがない。また、ホットメルト接着剤は、圧着ロール33との圧着点に送られるまでの間、塗工圧着ロール32によって冷却されるため、加温されたホットメルト接着剤は、所定温度まで冷却され、第1のサーマル基材11の第1の基材11A側の面に、擬似接着性を発揮するのに適した性状の樹脂層12が積層された状態となる(図3参照)。
また、第2の繰り出しロール37からは、例えば粘着シート20が圧着ロール33と塗工圧着ロール32の間に送られる。図3に示すように、粘着シート20は、剥離シート15、粘着剤層14、及び第2のサーマル基材13がこの順に積層されてなるものであり、第2のサーマル基材13の第2の感熱発色層13Bが、粘着シート20の表面に配置される。
圧着ロール33と塗工圧着ロール32の間において、粘着シート20の第2のサーマル基材13側の面(すなわち、第2の感熱発色層13Bが設けられた面)が、樹脂層12に圧着されて貼り合わせられ、これにより、擬似接着ラベル10が得られ、巻き取りロール38に巻き取られる。
図2による擬似接着ラベル製造装置30によれば、樹脂層の形成と、樹脂層と第2のサーマル基材との貼り合わせが一連の工程で連続的に行うことが可能であるため、少ない工程数で擬似接着ラベルを製造可能になる。
図2に示す擬似接着ラベル製造装置30は、さらに不図示の冷却ロールを備えていてもよい。冷却ロールは、外周面が金属製の筒体で形成され、また、内部に冷却水等が通されることで冷却機能を有するものである。冷却ロールは、塗工圧着ロール32と第1のサーマル基材に接しない位置において塗工圧着ロールの外周面に接触する構造を有する。当該冷却ロールにより冷却を行えば、塗工圧着ロール32を介して間接的にサーマル基材11やホットメルト接着剤を冷却することができる。当該冷却ロールと塗工圧着ロール32の冷却を同時に行ってもよいし、いずれか一方で冷却してもよい。冷却ロールが設けられると、塗工圧着ロール32は、冷却ロールによってさらに効率的に冷却されたり、温度制御された冷却が行えることになる。
図2に示す擬似接着ラベル製造装置30は、必要に応じさらに印刷装置を備えることができる。印刷装置としては擬似接着ラベル製造装置30の任意の位置に単数または複数のユニットを設置することができる。例えば、圧着ロール33と巻取りロール38の間に、図2中の下方からウエブに向かって印刷する印刷ヘッドを設置すれば、受領票となる第1の感熱発色層上に印刷パターンを有する擬似接着ラベルが製造できる。また、第1の繰り出しロール35とガイドロール36の間に、図2中の上方からウエブに向かって印刷する印刷ヘッドを設置すれば、第1の基材と樹脂層12の層間に印刷パターンを有する擬似接着ラベルが製造できる。また、第2の繰り出しロール37と圧着ロール33の間に、図2中の左上方向からウエブに向かって印刷する印刷ヘッドを設置すれば、配達票となる第2の感熱発色層13B上に印刷パターンを有する擬似接着ラベルが製造できる。擬似接着ラベル製造装置30に用いられる印刷装置としてはフレキソ印刷装置などが好ましい。
このような印刷装置は、感熱発色によるような可変情報ではなく、固定されたロゴやデザインなどの図柄、罫線などの印刷パターンあるいは隠蔽のための全面印刷層を擬似接着ラベルに付与するために適用される。
図2に示す擬似接着ラベル製造装置30は、必要に応じ、さらに抜き加工装置やカス取り装置等を備えていてもよい。抜き加工装置としては、ピナクル(登録商標)刃やトムソン刃を備えたダイカット装置やレーザー切断装置などが挙げられる。これらの抜き加工装置により、剥離シート15を残し第1のサーマル基材11から粘着剤層14までの層を切断する抜き加工や、第1のサーマル基材11から樹脂層12までの層をカットするハーフカット、あるいはミシン目加工などを行うことができる。擬似接着ラベル10を外周の閉じた形状に抜き加工を行う場合は、外周より外側をカス取り装置により除去することが好ましい。
以下、実施例に基づき本発明をさらに詳細に説明するが、本発明はこれらの例によって制限されるものではない。
本発明における測定方法、評価方法は以下のとおりである。
(1)溶融粘度
ホットメルト接着剤の160℃における溶融粘度は、ブルックフィールドB型粘度計(ローターNo.27、回転数20rpm)により測定した。
(2)軟化点
ホットメルト接着剤の軟化点は、環球法(JIS K 7234 4.1)により測定した。
(3)製造機テスト
各実施例に示す方法で、図2に示す装置を用いて、図1に示す擬似接着ラベルを製造した際の生産性を評価した。生産性が良好なものを“A”とし、擬似接着力の安定性の点において生産性がやや劣るものの、生産が可能であるものを“B”とし、擬似接着ラベルが生産できないものを“F”とした。
(4)擬似接着性評価
擬似接着ラベルの擬似接着性は、剥離力と剥離状態によって評価した。すなわち、剥離シートを剥離した擬似接着ラベル(長さ:10cm、幅:5cm)を、SUS板に貼付した後、室温(23℃)下、引張試験機を用いて、第1のサーマル基材を樹脂層とともに剥離角度180°、剥離速度0.3m/分の条件で第2のサーマル基材から剥離し、その剥離に要した力を、樹脂層と第2のサーマル基材間の剥離力として測定した。
また、剥離力の測定において、第1サーマル基材も第2サーマル基材にも何のダメージもなく剥離できた場合は、剥離状態が良好であるとして、“A”とし、剥離力の測定において、剥離された第1サーマル基材がカールしているが受領票として使用可能とした場合を“B”とし、剥離力の測定において、剥離された第1サーマル基材がカールが大きく受領票として使用不可能である場合、あるいは、第1サーマル基材か第2サーマル基材のいずれかが引き千切れるなどの使用不可能なダメージをこうむった場合を、“F”と評価した。
(5)印字テスト
擬似接着ラベルの第1のサーマル基材表面側から、ゼブラテクノロジーズ社製「110Xi4」を用いて印字を行った。印字後、第1のサーマル基材を樹脂層とともに第2のサーマル基材から剥離して、第2のサーマル基材の印字状態を目視にて確認して以下の基準で評価した。
A:鮮明に文字を観察でき、印字性が良好であった。
B:印字された文字はやや不鮮明であるものの、文字を認識することができた。
F:印字された文字が見えず、又は認識できなかった。
実施例1
図2に示す擬似接着ラベル製造装置30を用いて以下のように図1に示す擬似接着ラベルを製造した。
まず、第1のサーマル基材11として、日本製紙株式会社製のサーマル紙「TP50KS−HS」(厚み:64μm)を用意した。また、粘着シート20として、第2のサーマル基材13に日本製紙株式会社製のサーマル紙「TP50KS−HS」(厚み:64μm)、粘着剤層14にリンテック株式会社製のアクリル系粘着剤「PW」(厚み:20μm)、剥離シート15にリンテック株式会社製の剥離紙「SP−8Kアオ」からなる粘着シートを用意した。第2のサーマル基材の第2の感熱発色層は粘着剤層側の面とは反対側の面に設けられていた。
第1の繰り出しロール35に第1のサーマル基材11を、第2の繰り出しロール37に粘着シート20をセットした。第1の繰り出しロール35から繰り出された第1のサーマル基材を塗工圧着ロール32に巻回し、第1のサーマル基材の感熱発色層が設けられた面とは反対側の面に、ホットメルトコータによって、オレフィン樹脂系ホットメルト接着剤(MORESCO製、「EP−90」、軟化点:148℃、160℃溶融粘度:11000mPa・s)を樹脂押出温度(塗工温度)160℃で、樹脂層の厚みが20μmになるように押出塗工し、第1のサーマル基材の上に樹脂層を形成した。なお、塗工圧着ロール32の内部には、20℃の水が循環されていた。
次いで、圧着ロール33と塗工圧着ロール32の間で、上記樹脂層に、第2のサーマル基材側の面が接するように粘着シートを50℃(樹脂層表面の温度を赤外線による非接触温度計で測定した。)で貼り合わせ、その後、抜き加工が施されカス取りされることで図1に示す擬似接着ラベルを得た。
実施例2
第1のサーマル基材として三菱製紙株式会社製のサーマル紙「P220AB」(厚み80μm)を使用した点を除いて実施例1と同様に実施した。
実施例3
樹脂押出温度を180℃に変更した点を除いて実施例1と同様に実施した。
実施例4
樹脂押出温度を200℃に変更した点を除いて実施例1と同様に実施した。
Figure 0006420555
10…擬似接着ラベル
11…第1のサーマル基材
11A…第1の基材
11B…第1の感熱発色層
12…樹脂層
13…第2のサーマル基材
13A…第2の基材
13B…第2の感熱発色層
14…粘着剤層
15…剥離シート
20…粘着シート
30…擬似接着ラベル製造装置30
31…接着剤塗工装置
32…塗工圧着ロール
33…圧着ロール

Claims (8)

  1. 第1のサーマル基材、熱可塑性樹脂を含有するホットメルト接着剤からなる樹脂層、第2のサーマル基材、粘着剤層、及び剥離シートがこの順に積層され、前記樹脂層と前記第2のサーマル基材との間が擬似接着性を有するように積層されており、
    前記第1のサーマル基材が、第1の基材と、前記第1の基材の樹脂層側の面とは反対側の面に設けられる第1の感熱発色層とを有し、
    前記第2のサーマル基材が、第2の基材と、前記第2の基材の樹脂層側の面に設けられる第2の感熱発色層とを有しており、
    前記ホットメルト接着剤の溶融粘度が、160℃において2000〜13000mPa・sである、擬似接着ラベル。
  2. 前記ホットメルト接着剤の軟化点が90〜150℃である請求項1に記載の擬似接着ラベル。
  3. 前記熱可塑性樹脂が、ポリオレフィン樹脂である請求項1又は2に記載の擬似接着ラベル。
  4. 前記樹脂層と第2のサーマル基材の間の剥離力が、100〜1400mN/50mmである請求項1〜のいずれかに記載の擬似接着ラベル。
  5. 前記第1のサーマル基材側の表面から前記第1及び第2のサーマル基材に同一の情報を印字可能である請求項1〜のいずれかに記載の擬似接着ラベル。
  6. 配送伝票ラベルとして使用される請求項1〜のいずれかに記載の擬似接着ラベル。
  7. 擬似接着ラベルは、前記剥離シートを剥離除去した後、配送物品に前記粘着剤層を介して接着されるものであり、前記第1のサーマル基材が前記樹脂層とともに、前記第2のサーマル基材から剥離されて持ち帰られる受領票として使用される請求項に記載の擬似接着ラベル。
  8. 請求項1〜のいずれかに記載の擬似接着ラベルを製造する擬似接着ラベルの製造方法であって、
    前記第1のサーマル基材の第1の感熱発色層が設けられる面とは反対側の面に、加熱され、かつ熱可塑性樹脂を含有するホットメルト接着剤を塗工する塗工工程と、その塗工されたホットメルト接着剤を冷却し、冷却されたホットメルト接着剤に、前記第2のサーマル基材の第2の感熱発色層が設けられる面を貼り合わせる貼合工程とを備える擬似接着ラベルの製造方法。
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