JP6267127B2 - 段取り替え方法および段取り替え装置 - Google Patents

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Description

本発明は、生産する基板の種類の変更に伴う部品フィーダの段取り替えによる装置の停止を抑制できる段取り替え方法および段取り替え装置に関するものである。
電子部品をプリント基板に実装する部品実装機においては、テーピングされた電子部品を供給する複数のテープフィーダを、フィーダ装着部に着脱可能に装着する部品供給装置が備えられる。部品供給装置によって所定位置に供給された電子部品は、実装ヘッドに設けた吸着ノズルによって吸着され、基板搬送装置によって所定位置に搬送されたプリント基板上に実装される。
この種の部品実装機においては、実装するプリント基板の種類が変更になると、当該プリント基板に実装する電子部品も変更になるため、新たなプリント基板を生産するに必要な電子部品を収容した部品フィーダを部品供給装置のスロットに装着する段取り替え作業が行われる。この段取り替え作業に多くの時間を取られると、装置の停止時間が長くなり、装置の稼働率が低下する。このため、従来より、段取り替えによる装置停止時間を削減するための取組みが行われている。この種の部品実装装置として、特許文献1に記載のものが知られている。
特開2006−253184号公報
特許文献1に記載のものは、部品供給装置の配設ステージを共有化できる複数機種の基板をグループ化し、グループ間で同一の部品については部品の配置位置をプログラム作成時に引き継ぐようにすることにより、段取り作業を短縮できるようにしているが、段取り作業の短縮には限界を生ずる問題がある。
本発明は上記した従来の問題に鑑みてなされたもので、現在生産中の生産ジョブの実行中に、次に生産する生産ジョブで使用する部品を収容した部品フィーダを部品供給装置に配置することにより、段取り替えによる装置の停止を抑制できるようにした段取り替え方法および段取り替え装置を提供することを目的とするものである。
請求項1に係る発明の特徴は、部品を収容した複数の部品フィーダを備え、これら部品フィーダを部品供給装置のフィーダ装着部に着脱可能に装着できるようにした部品実装機に用いる段取り替え方法であって、前記フィーダ装着部は、少なくともN+1番目およびN+2番目の生産ジョブで使用する前記部品を収容した複数の前記部品フィーダを装着可能とし、生産計画に基づいて、前記N+2番目の生産ジョブとは使用する前記部品に相違があるN番目の生産ジョブで使用した前記部品を収容した前記部品フィーダのうち前記N+1番目の生産ジョブで使用する前記部品を収容した前記部品フィーダと共通しない前記部品フィーダに替えて前記N+2番目の生産ジョブで使用する前記部品を収容した前記部品フィーダのうち前記N+1番目の生産ジョブで使用する前記部品を収容した前記部品フィーダと共通しない前記部品フィーダを前記フィーダ装着部に配置するように前記N+2番目の生産ジョブの部品配置を決定し、前記N+1番目の生産ジョブで使用する前記部品を収容した前記部品フィーダを使用する前記N+1番目の生産ジョブの実行中に、前記N+2番目の生産ジョブで使用する前記部品を収容した前記部品フィーダのうち前記N+1番目で使用する前記部品を収容した前記部品フィーダと共通しない前記部品フィーダの交換配置をすることを繰り返し、前記フィーダ装着部に共通して配置される前記部品フィーダを変化させながら3種以上の生産ジョブの生産を連続して行うことである。
請求項2に係る発明の特徴は、請求項1において、前記N+1番目の生産ジョブで使用する前記部品を収容した前記部品フィーダを前記フィーダ装着部に配置した際に、前記フィーダ装着部に空きスロットがある場合には、前記N+2番目の生産ジョブで使用する前記部品を収容した前記部品フィーダのうち前記N+1番目の生産ジョブで使用する前記部品を収容した前記部品フィーダと共通しない前記部品フィーダを前記フィーダ装着部に配置することである。
請求項3に係る発明の特徴は、請求項1において、前記N+1番目の生産ジョブを実行する際に、該N+1番目の生産ジョブで使用する前記部品と、前記N+2番目の生産ジョブで使用する前記部品との差分を求め、前記N+2番目の生産ジョブのうち前記N+1番目の生産ジョブで使用する前記部品を収容した前記部品フィーダと共通しない前記部品フィーダを前記フィーダ装着部に配置することである。
請求項4に係る発明の特徴は、請求項1ないし請求項3のいずれか1項において、生産計画に基づいて、前記N番目と前記N+1番目の2つの生産ジョブを選択し、これら2つの生産ジョブで使用する前記部品を収容した前記部品フィーダの配置位置を決定し、次いで前記N+2番目の生産ジョブを選択し、該N+2番目の生産ジョブで使用する前記部品のうち、前記N+1番目の生産ジョブで使用する前記部品と共通しない前記部品を収容した前記部品フィーダの配置位置を決定し、これらを繰り返すことである。
請求項5に係る発明の特徴は、請求項1において、前記部品実装機を複数備え、これら複数の部品実装機の各前記フィーダ装着部への前記部品フィーダへの配置位置を決定した後に、前記各部品実装機におけるサイクルタイムをバランスさせるように、前記各部品実装機間で前記部品フィーダの配置位置を入れ替えることである。
請求項6に係る発明の特徴は、部品を収容した複数の部品フィーダを備え、これら部品フィーダを部品供給装置のフィーダ装着部に着脱可能に装着できるようにした部品実装機に用いる段取り替え装置であって、現在生産中の生産ジョブで使用する前記部品と、次に生産する生産ジョブで使用する前記部品との差分を求める差分算出手段と、該差分算出手段により求められた差分に基づいて、前記次に生産する生産ジョブのみで使用する前記部品を収容した前記部品フィーダを検索する検索手段と、該検索手段によって検索された前記部品フィーダを、前記現在生産中の生産ジョブで使用しない前記部品フィーダに替えて前記フィーダ装着部に配置するように配置位置を決定する配置位置決定手段とを備えたことである。
請求項7に係る発明の特徴は、請求項6において、前記部品実装機を複数備え、前記配置位置決定手段によって前記部品フィーダの配置位置を決定した後に、前記複数の部品実装機における生産時間をバランスさせるように、前記各部品実装機間で前記部品フィーダの配置位置を入れ替える配置位置入れ替え手段を設けたことである。
上記した発明によれば、現在生産中の生産ジョブの実行中に、前に生産した生産ジョブで使用した部品を収容した部品フィーダのうち現在生産中の生産ジョブで使用する部品を収容した部品フィーダと共通しない部品フィーダに替えて次に生産する生産ジョブで使用する部品を収容した部品フィーダのうち現在生産中の生産ジョブで使用する部品を収容した部品フィーダと共通しない部品フィーダを前記フィーダ装着部に配置するようにしたので、生産ジョブ変更時の部品フィーダの段取り替えによる部品実装機の停止を抑制できるとともに、現在生産中の生産ジョブの実行中に、前に生産した生産ジョブで使用した部品フィーダと共通の部品フィーダを取り替える必要がなくなり、部品実装の生産性を向上することができる。
本発明の第1の実施の形態に係る部品実装機を示す平面図である。 第1の実施の形態に係る部品供給装置を示す図である。 部品実装機を制御する制御装置を示すブロック図である。 部品の配置を示す部品配置データを示す図である。 第1の実施の形態に係る部品配置データを作成するためのフローチャートを示す図である。 部品フィーダの段取り替えの手順を示す図である。 本発明の第2の実施の形態に係る実装システムを示す平面図である。 第2の実施の形態に係る部品配置データを示す図である。 第2の実施の形態に係る部品配置データを作成するためのフローチャートを示す図である。
以下本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。図1は、部品実装機10を示すもので、部品実装機10は、部品供給装置12と、基板搬送装置13と、基板保持装置14と、部品移載装置15を備えている。
基板搬送装置13は、部品実装機10の基台21上に設けられ、プリント基板(以下、単に基板と称する)Bを搬送レール22に沿って搬送する図略のベルトコンベヤを備え、基板Bを基板保持装置14上に搬入するとともに、基板保持装置14より搬出するものである。図1においては、基板Bの搬送方向をX軸方向とし、それと直交する方向をY軸方向としている。基板保持装置14は、図示を省略するが、基板Bを支持する基板支持装置と、基板Bをクランプするクランプ装置とを含んでいる。
部品移載装置15はXYロボットからなり、基台21の上方位置にY軸方向に移動可能に支持されたY軸移動台23と、Y軸移動台23上にX軸方向に移動可能に支持されたX軸移動台24と、X軸移動台24上に取付けられた実装ヘッド25とを備えている。X軸移動台24およびY軸移動台23は、図略のX軸サーボモータおよびY軸サーボモータにより、X軸方向およびY軸方向へ移動制御されるようになっている。
実装ヘッド25には、図示してないが、ノズル軸がX軸およびY軸方向と直交する上下方向(Z軸方向)に昇降可能に、かつZ軸線の回りに回転可能に支持されている。ノズル軸には、電子部品(以下、単に部品と称する)を吸着する吸着ノズルが着脱可能に装着されている。
X軸移動台24上には、CCDカメラからなる基板撮像装置35が取付けられ、基板撮像装置35は、基板保持装置14上に位置決めされた基板Bに設けられた基準マークおよび基板IDマークを撮像し、基板位置基準情報および基板ID情報を取得するようになっている。そして、基板撮像装置35によって取得された基板位置基準情報に基づいて、実装ヘッド25を基板Bに対してXY方向に位置補正するとともに、基板ID情報に基づいて、部品の実装作業を制御するようになっている。
また、基台21上には、吸着ノズルに吸着された部品を下方より撮像するCCDカメラからなる部品撮像装置36が設けられている。部品撮像装置36は、吸着ノズルに吸着した部品を、部品供給装置12から基板B上に移動する途中で撮像し、吸着ノズルの中心に対する部品の芯ずれおよび角度ずれを検出し、これらに基づいて実装ヘッド25のXY方向等の移動量を補正するようになっている。
部品供給装置12は、フィーダ型部品供給装置からなり、部品供給装置12には、テーピングされた部品を供給する複数の部品フィーダ40が、フィーダ装着部41に設けた複数のスロット42(図2参照)に着脱可能に装着されており、複数の部品フィーダ40はX軸方向に並設されている。
部品フィーダ40は、多数の部品を間隔を有して収容したテープを巻回した部品リール(図示せず)を有しており、部品リールに巻回したテープを、部品フィーダ40に内蔵された図略のモータにより駆動されるスプロケットによって間歇的に送り出すことにより、テープに収容された部品を所定の部品供給位置に順次供給できるようになっている。部品フィーダ40には、固有のIDが付与され、このIDを認識することにより、それに収容された部品の種類を特定できるようにしている。
部品フィーダ40の先端部には、図2に示すように、フィーダ装着部41に設けられた通信コネクタ43に接続可能な通信コネクタ44が設けられている。部品フィーダ40の通信コネクタ44は、部品フィーダ40がフィーダ装着部41のスロット42に沿って所定位置に位置決めされることにより、フィーダ装着部41側の通信コネクタ43に接続される。これにより、フィーダ装着部41側、すなわち、部品実装機10の本体側から部品フィーダ40側に電力が供給されるとともに、部品フィーダ40の制御部とフィーダ装着部41の制御部との間で必要な制御信号(部品要求信号、部品供給完了信号等)や部品フィーダ40のID等の管理情報が送信されるようになっている。
部品実装機10は、図3に示す制御装置50によって制御されるようになっている。制御装置50は、中央処理装置としてのCPU51、記憶装置としてのROM52およびRAM53ならびに入出力インターフェース55を備えている。入出力インターフェース55には、部品供給装置12、基板搬送装置13および部品移載装置15等を制御する実装機制御部56、ならびに基板撮像装置35および部品撮像装置36によって撮像された画像データを画像処理する画像処理装置58等が接続されている。
また、入出力インターフェース55には、LCDやCRT等の表示装置61およびキーボードやマウス等の操作によってデータを入力する入力装置62を備えた操作パネル63が接続されている。表示装置61には、基板種の変更に伴う段取り替え時に、部品供給装置12に配置すべき部品(部品フィーダ40)等が表示されるようになっている。
ROM52には、基板Bに部品を実装するための基本プログラムを始め、実装ヘッド25等のシーケンス動作を制御するプログラムが格納されている。また、RAM53には、部品および部品と部品フィーダ40との関係を示す部品データや、後述する部品配置データ等が記憶されるようになっている。
図4は、複数の基板種を生産するに必要な部品(部品フィーダ40)の配置データPDを示すもので、図4においては、最初に生産する基板種の基板の生産(以下、生産ジョブNという)においては、部品a、b、c、dを使用して基板の生産を行い、次に生産する基板種の基板の生産(以下、生産ジョブN+1という)においては、a、b、d、eを使用して基板の生産を行い、次の次に生産する基板種の基板の生産(以下、生産ジョブN+2という)においては、部品a、b、fを使用して基板の生産を行う例で示している。
まず初めに、部品実装機10のスロット42A〜42Eのうち、4つのスロット(例えば、42A〜42D)に、最初の生産ジョブNで使用する部品a、b、c、dを収容した部品フィーダ40を配置することが決定される。次の生産ジョブN+1においては、使用する部品のうちa、b、dが生産ジョブNと共通であり、異なる部品はeだけであるので、部品eを収容した部品フィーダ40を空きのスロット(例えば、42E)に配置することが決定される。同様にして、生産ジョブN+2においては、生産ジョブN+1で使用する部品と部品fだけが異なるため、部品fを収容した部品フィーダ40をスロット42Cに配置することが決定される。
すなわち、生産ジョブN+1の実行中においては、空きスロットが存在しないが、それ時点で既に生産を完了した生産ジョブNでのみ使用した部品cを収容する部品フィーダ40を取り外すことが可能であるので、部品cを収容する部品フィーダ40を取り外したスロット42Cに、部品fを収容した部品フィーダ40を配置するように決定される。
このようにして、生産計画に基づいて、各生産ジョブN〜N+2における部品フィーダ40の配置位置が決定され、図4に示すような部品配置データPDが作成される。かかる部品配置データPDに基づいて、現在生産中の生産ジョブの実行中に、次の生産ジョブで使用する部品を収容した部品フィーダ40を配置するよう、制御装置50によって指示され、その指示に従って作業者は定められたスロット位置に定められた部品フィーダ40を装着する。
図5は、上記した部品配置データPDを作成するためのCPU51にて実行されるフローチャートを示すもので、当該フローチャートは、生産計画に基づいて、最初の生産ジョブNを実行するに先立って処理される。なお、制御装置50のRAM53には、部品供給装置12のどのスロット42に、どの種類の部品を収容した部品フィーダ40が装着されているかを表わす装着位置データが記憶され、かかる装着位置データは、スロット42より部品フィーダ40が取り除かれ、あるいはスロット42に部品フィーダ40が装着される毎に書き替えられる。
まず、ステップ100において、制御装置50のROM52に記憶された部品データに基づいて、現在生産中の生産ジョブNで使用する部品と、次に生産する生産ジョブN+1で使用する部品の差分が求められ、次に生産する生産ジョブN+1のみで使用する部品(図4中の部品e)が算出される。次いで、ステップ102において、次に生産する生産ジョブN+1のみで使用する部品を収容した部品フィーダ40が検索される。
次いで、ステップ104において、生産ジョブNで使用する部品を収容した部品フィーダ40を配置できる空きスロットがあるか否かが判別される。最初の生産ジョブNにおいては、部品フィーダ40のスロット42A〜42Eが全て空になっているため、ステップ104の判別結果がYESとなり、次のステップ106において、生産ジョブNで使用する部品a〜dを収容した部品フィーダ40(ステップ102で検索された部品フィーダ40)の配置位置を空きスロット42A〜42Dに配置するよう決定する。
次いで、ステップ108において、生産ジョブNは最後の生産ジョブであるか否かが判別され、判別結果がYESの場合には、処理は終了するが、この場合には判別結果がNOとなるので、生産ジョブNに1を加算(N=N+1)した後、ステップ100に戻り、上記したステップ100の処理を実行する。
この場合、生産ジョブNに1が加算されたことにより、ステップ100では、次の生産ジョブN+1で使用する部品と、次の次の生産ジョブN+2で使用する部品の差分が求められ、次の次の生産ジョブN+2のみで使用する部品(図4中の部品e)が算出され、ステップ102において、次の次の生産ジョブN+2のみで使用する部品を収容した部品フィーダ40が検索される。
次いで、ステップ104において、生産ジョブN+1で使用する部品eを収容した部品フィーダ40を配置できる空きスロットがあるか否かが判別される。この場合、スロット42Eが空きの状態となっているので、ステップ104の判別結果がYESとなり、次のステップ106において、生産ジョブN+1で使用する部品eを収容した部品フィーダ40を空きスロット42Eに配置するよう決定する。
このようにして、各生産ジョブにおける部品フィーダ40の配置位置を決定するが、生産ジョブN+2で使用する部品fを収容した部品フィーダ40の配置を決定する場合には、空きスロットが存在しなくなるため、ステップ104における判別結果がNOとなり、ステップ110に移行する。ステップ110においては、生産ジョブ(N+1)で使用している部品フィーダ40を残して、使用しない部品を収容した部品フィーダ40を取り除いた場合に、生産ジョブN+2で使用する部品フィーダ40を配置できるか否かが判別され、判別結果がYESの場合には、ステップ112に進み、判別結果がNOの場合には、ステップ114に進む。
すなわち、生産ジョブN+2で使用する部品フィーダ40を実際に部品供給装置12に空きスロットに配置する時点は、生産ジョブN+1の実行中である。このため、既に生産が完了した生産ジョブ(N以前)で使用した部品(c)を収容した部品フィーダ40を取り除けば、生産ジョブN+2で使用する部品フィーダ40を配置できるのであれば、ステップ112で、生産ジョブN+1で使用しない部品フィーダ40をスロット42Cより取り除いて、生産ジョブN+2で使用する部品フィーダ40と入れ替えるように決定し、ステップ108に移行する。
言い換えれば、生産ジョブNで使用した部品を収容した部品フィーダ40のうち、生産ジョブN+1で使用する部品を収容した部品フィーダ40と共通しない部品フィーダ40に替えて、生産ジョブN+2で使用する部品を収容した部品フィーダ40のうち、生産ジョブN+1で使用する部品を収容した部品フィーダ40と共通しない部品フィーダ40をフィーダ装着部41に配置するようにする。
しかるに、ステップ110の判別結果がNOの場合には、ステップ114において、生産ジョブN+2で使用する部品フィーダ40のうち、配置可能な部品フィーダ40のみを配置するように決定した後、ステップ108に移行する。なお、生産ジョブN+2で使用する部品フィーダ40のうち配置できなかった部品フィーダ40については、やむを得ず、生産ジョブN+1の完了後に配置するようにする。
上記したステップ100により、現在生産中の生産ジョブ(N)で使用する部品と、次に生産する生産ジョブ(N+1)で使用する部品との差分を求める差分算出手段を構成し、上記したステップ102により、差分算出手段100により求められた差分に基づいて次に生産する生産ジョブ(N+1)のみで使用する部品を収容した部品フィーダ40を検索する検索手段を構成し、上記したステップ106により、検索手段102によって検索された部品フィーダ40を部品供給装置12のスロット42に配置するように配置位置を決定する配置位置決定手段を構成している。
また、上記したステップ210により、部品フィーダ40の配置位置を決定した後に、複数の部品実装機10A〜10Cにおける生産時間をバランスさせるように、部品実装機10A〜10C間で部品フィーダ40の配置位置を入れ替える配置位置入れ替え手段を構成している。
このような結果、図4に示すように、各生産ジョブN、N+1、N+2における部品(部品フィーダ40)をどのように配置するかの部品配置データPDが作成され、制御装置50のRAM53に記憶される。かかる部品配置データPDに基づいて、生産ジョブの実行時に部品フィーダ40の配置位置が作業者に指示され、部品フィーダ40の段取り替えが実施される。
すなわち、最初の生産ジョブNの実行時に、生産ジョブNで使用する部品a〜dを収容した部品フィーダ40を、図6(A)に示すように、部品供給装置12のスロット42A〜42Dにそれぞれ配置するよう、表示装置61に表示することによって作業者に指示する。そして、最初の生産ジョブNの実行中に、生産ジョブN+1で使用する部品eを収容した部品フィーダ40を、図6(B)に示すように、部品供給装置12のスロット42Eに配置するよう、作業者に指示する。同様に、次の生産ジョブN+1の実行中に、生産ジョブN+2で使用する部品fを収容した部品フィーダ40を、図6(C)に示すように、部品供給装置12のスロット42Cに配置するよう、作業者に指示する。
このような結果、現在生産中の生産ジョブNを実行している間に、次に生産する生産ジョブN+1で使用する部品フィーダ40を段取り替えすることができる。これによって、生産ジョブの切替え時に、部品フィーダ40を段取り替えする必要がなく、実装プログラム等を変更する段取り替えだけで生産ジョブの切替えを行うことができ、段取り替えによる部品実装機10の停止を最小限に抑えることができる。
また、次に生産する生産ジョブN+1(N+2)で使用する部品フィーダ40を全て配置できなかった場合でも、生産ジョブの変更時に、生産ジョブN(N+1)で使用した部品フィーダ40を取り除いた後に、一部の部品フィーダ40のみを補充すればよいので、従来に比べて段取り替えによる部品実装機10の停止を大幅に短縮することができる。
なお、次に生産する生産ジョブ(N+1)で使用する部品を収容した部品フィーダ40を、部品供給装置12のスロット42に配置しても、未だ空きスロットが存在する場合には、さらに、次の次に生産する生産ジョブ(N+2)で使用する部品フィーダ40を配置するようにしてもよい。
上記した第1の実施の形態によれば、現在生産中の生産ジョブの実行中に、前に生産した生産ジョブで使用した部品を収容した部品フィーダ40のうち現在生産中の生産ジョブで使用する部品を収容した部品フィーダ40と共通しない部品フィーダ40に替えて次に生産する生産ジョブで使用する部品を収容した部品フィーダ40のうち現在生産中の生産ジョブで使用する部品を収容した部品フィーダ40と共通しない部品フィーダ40をフィーダ装着部41に配置するようにしたので、生産ジョブ変更時の部品フィーダ40の段取り替えによる部品実装機10の停止を抑制できるとともに、現在生産中の生産ジョブの実行中に、前に生産した生産ジョブで使用した部品フィーダ40と共通の部品フィーダ40を取り替える必要がなくなり、部品実装の生産性を向上することができる。
次に本発明の第2の実施の形態を図7〜図9に基づいて説明する。第2の実施の形態は、現在生産中の生産ジョブNの実行中に、次に生産する生産ジョブN+1で使用する部品を収容した部品フィーダ40を部品供給装置12に配置することは第1の実施の形態と同じであるが、複数の部品実装機を備えた実装ラインにおいて、複数の部品実装機におけるサイクルタイムをバランスした部品フィーダ40の配置を実現できるようにしたものである。
第2の実施の形態においては、図7に示すように、第1の実施の形態で述べたと同様な部品供給装置12をそれぞれ設けた複数の部品実装機10A、10B、10Cを備え、これら部品実装機10A、10B、10Cの各間に基板Bを搬送する基板搬送装置13が配設されている。複数の部品実装機10A、10B、10Cの各部品供給装置12の複数のスロット42には、生産計画に基づいて、部品フィーダ40が順次配置されるが、かかる配置が、各部品実装機10A、10B、10C間での生産時間が最適(最少)となるように考慮されている。
図8(A)は、部品配置データPD1を示すもので、図8(A)においては、3台の部品実装機10A、10B、10Cの各々5つのスロット42A〜42Eに、生産ジョブN、N+1、N+2で使用する部品A〜Mを収容した部品フィーダ40を順次配置する例で示している。すなわち、第1の実施の形態で述べたと同様にして、最初の生産ジョブNで使用する部品A、D、G、Jを収容した部品フィーダ40を、第1の部品実装機10Aのスロット42A〜42Dに配置することが決定される。同様にして、第2および第3の部品実装機10B、10Cにおいても、最初の生産ジョブNで使用する部品B、E、Hおよび部品C、F、Iを収容した部品フィーダ40を、各スロット42A〜42Cに配置することが決定される。
続いて、次の生産ジョブN+1で使用する部品のうち、前記と異なる部品Mを収容した部品フィーダ40が、第1および第3の部品実装機10A、10Cの各スロット42E、42Dに配置することが決定され、次の次の生産ジョブN+2で使用する部品のうち、部品Kを収容した部品フィーダ40が、第2の部品実装機10Bのスロット42Dに配置することが決定される。
このようにして、生産ジョブN〜N+2で必要な部品フィーダ40の配置が決定されると、続いて、各生産ジョブN〜N+2を実行するに必要な各部品実装機10A〜10Cの生産時間、すなわち、基板1枚当たりのサイクルタイムに基板の生産枚数を掛けた生産時間TA、TB、TCが、各生産ジョブN〜N+2毎に演算される。そして、これらの生産時間TA、TB、TCのうち、最も生産時間が長い最長生産時間T1、T2、T3が各生産ジョブN〜N+2毎に求められ、これら最長生産時間T1、T2、T3が制御装置50のRAM53に記憶される。
すなわち、生産ジョブN(N+1、N+2)を実行するうえで、第1〜第3の部品実装機10A〜10Cのうち、第2の部品実装機10Bの生産時間が最も長くなる場合には、第2の部品実装機10Bの生産時間が最長生産時間T1(T2、T3)として記憶される。その上で、それら最長生産時間T1、T2、T3を最適化(最少化)するための処理が実行される。
図9は、最長生産時間T1、T2、T3を最適化するための処理を示すフローチャートで、この処理は、先に述べたフローチャートのステップ108に引き続いて実行される。なお、ステップ100〜114については、先の実施の形態と同一であるため省略する。
まず、ステップ200においては、上記したように全ての部品実装機10A〜10Cにおける生産時間TA〜TCを、生産ジョブN〜N+2毎にそれぞれ演算し、そのうち最長生産時間T1〜T3を生産ジョブN〜N+2毎に求め、制御装置50のRAM53に記憶する。
次いで、後述するステップ202を経てステップ204に進み、当該ステップ204において、複数の部品実装機10A〜10Cのうち2台の部品実装機(例えば、10Aと10B)を選択し、それら2台の部品実装機の中から1つずつのスロット(例えば、42Aと42A)を選択する。しかる後、ステップ206において、それら2つのスロットへの配置が決定された2つの部品フィーダ40を、図8(B)に示すように入れ替えた場合の最長生産時間T1a、T2aを演算し、生産時間が改善されるか否かを判断する。なお、生産時間が改善されるとは、最長生産時間が短縮され、複数の部品実装機10A〜10Cの各生産時間がバランスすることを意味する。
ステップ206における判別結果がYESの場合には、次のステップ208において、部品配置データPD1を図8(B)に示すように、部品配置データPD2に書き替える。しかしながら、減少しない場合(判別結果がNOの場合)には、部品配置データPD1を書き替えることなく、ステップ202に戻り、ステップ204において、2つのスロットの組み合わせを順次変更(例えば、42Aと42B、42Aと42C・・・)しながら、上記したステップの処理を繰り返す。
このようにして、全ての組み合わせが完了したことがステップ202で判別されると、ステップ210に移行し、そのときの部品配置データPD2が、複数の部品実装機10A〜10Cの各生産時間をバランスするうえで最良の部品配置データとして、制御装置50のRAM53に記憶される。
そして、第1の実施の形態で述べたと同様にして、予め作成された部品配置データPD2に基づいて、現在生産中の生産ジョブNの実行中に、次に生産する生産ジョブN+1で使用する部品を収容した部品フィーダ40が、複数の部品実装機10A〜10Cの各部品供給装置12に配置するよう、作業者に指示される。
上記した第2の実施の形態によれば、現在生産中の生産ジョブの実行中に、前に生産した生産ジョブで使用した部品を収容した部品フィーダ40のうち現在生産中の生産ジョブで使用する部品を収容した部品フィーダ40と共通しない部品フィーダ40に替えて次に生産する生産ジョブで使用する部品を収容した部品フィーダ40のうち現在生産中の生産ジョブで使用する部品を収容した部品フィーダ40と共通しない部品フィーダ40をフィーダ装着部41に配置するようにしたので、部品フィーダ40の段取り替えによる部品実装機10A〜10Cの停止を抑制できる。加えて、複数の部品実装機10A〜10Cにおける生産時間がバランスするように部品フィーダ40を配置できるため、各生産ジョブの生産性を向上でき、全生産ジョブを実行するに必要な生産時間を短縮することができる。
上記した実施の形態によれば、フィーダ装着部41は、少なくともN+1番目およびN+2番目の生産ジョブで使用する部品を収容した複数の部品フィーダ40を装着可能とし、N+1番目の生産ジョブで使用する部品を収容した部品フィーダ40を使用するN+1番目の生産ジョブの実行中に、N番目の生産ジョブで使用した部品を収容した部品フィーダ40のうちN+1番目の生産ジョブで使用する部品を収容した部品フィーダ40と共通しない部品フィーダ40に替えてN+2番目の生産ジョブで使用する部品を収容した部品フィーダ40のうちN+1番目の生産ジョブで使用する部品を収容した部品フィーダ40と共通しない部品フィーダ40を前記フィーダ装着部41に配置するようにしたので、生産ジョブ変更時の部品フィーダ40の段取り替えによる部品実装機10の停止を抑制できるとともに、部品実装の生産性を向上することができる。
上記した実施の形態によれば、N+1番目の生産ジョブで使用する部品を収容した部品フィーダ40をフィーダ装着部41に配置した際に、フィーダ装着部に空きスペースがある場合には、N+2番目の生産ジョブで使用する部品を収容した部品フィーダ40のうちN+1番目の生産ジョブで使用する部品を収容した部品フィーダ40と共通しない部品フィーダ40をフィーダ装着部41に配置するようにしたので、生産ジョブ切替え時の部品フィーダ40の段取り替えを集約して行うことが可能となる。
上記した実施の形態によれば、N+1番目の生産ジョブを実行する際に、N+1番目の生産ジョブで使用する部品と、N+2番目の生産ジョブで使用する部品との差分を求め、N+2番目の生産ジョブのうちN+1番目の生産ジョブで使用する部品を収容した部品フィーダ40と共通しない部品フィーダ40をフィーダ装着部41に配置するようにしたので、各生産ジョブにおいて共通した部品を使用する場合においても、少ないスロット42数の部品供給装置12で部品フィーダ40を配置することができる。
上記した実施の形態によれば、生産計画に基づいて、N番目とN+1番目の2つの生産ジョブを選択し、これら2つの生産ジョブで使用する部品を収容した部品フィーダ40の配置位置を決定し、次いでN+2番目の生産ジョブを選択し、N+2番目の生産ジョブで使用する部品のうち、N+1番目の生産ジョブで使用する部品と共通しない部品を収容した部品フィーダ40の配置位置を決定し、これらを繰り返すようにしたので、生産計画に基づいて、生産ジョブを開始するに先立って、全生産ジョブに必要な部品を収容した部品フィーダ40の配置位置を決定することができる。
また、上記した実施の形態によれば、部品実装機を複数備え、これら複数の部品実装機10A、10B、10Cの各フィーダ装着部41への部品フィーダ40の配置位置を決定した後に、各部品実装機10A、10B、10Cにおけるサイクルタイムをバランスさせるように、各部品実装機間で部品フィーダの配置位置を入れ替えるようにしたので、上記した生産ジョブ切替え時の部品フィーダ40の段取り替えによる部品実装機10の停止を大幅に短縮することができるばかりでなく、生産ジョブの生産性を向上でき、全生産ジョブを実行するに必要な生産時間を短縮することができる。
また、上記した実施の形態によれば、現在生産中の生産ジョブで使用する部品と、次に生産する生産ジョブで使用する部品との差分を求める差分算出手段100と、差分算出手段100により求められた差分に基づいて次に生産する生産ジョブのみで使用する部品を収容した部品フィーダ40を検索する検索手段102と、検索手段102によって検索された部品フィーダ40をフィーダ装着部41に配置するように配置位置を決定する配置位置決定手段106を備えたので、生産ジョブ切替え時の部品フィーダ40の段取り替えによるロスタイムを抑制することが可能な部品実装機10を実現することができる。
さらに、上記した実施の形態によれば、配置位置決定手段106によって部品フィーダの配置位置を決定した後に、複数の部品実装機10A、10B、10Cにおける生産時間をバランスさせるように、各部品実装機間で部品フィーダ40の配置位置を入れ替える配置位置入れ替え手段210を設けたので、各生産ジョブの生産性を向上でき、全生産ジョブを実行するに必要な生産時間を短縮することができる。
上記した実施の形態においては、部品フィーダ40の段取り替えの手順を単純化して理解しやすくするために、3つの生産ジョブN、N+1、N+2と、5つのスロット42A〜42Eに部品フィーダ40を順次配置する例について述べたが、生産ジョブ数およびスロット数が多くなっても同様に行い得ることは勿論であり、また、部品実装機10の台数についても何ら制限されるものでない。
また、上記した実施の形態で述べた各生産ジョブで使用する部品の形態についても、単なる一例を示したものすぎず、何ら実施の形態で述べたものに限定されるものではない。
なお、実施の形態においては、生産ジョブNを、最初に生産する基板種の基板の生産として述べたが、N番目の生産ジョブとは、文字通り任意の順番の生産ジョブを意味するものである。
斯様に、本発明は実施の形態で述べた構成に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明の主旨を逸脱しない範囲内で種々の形態を採り得ることは勿論である。
本発明に係る段取り替え方法および段取り替え装置は、生産する基板種の変更に応じて部品供給装置に配置する部品フィーダを段取り替えするものに用いるのに適している。
10、10A〜10C…部品実装機、12…部品供給装置、40…部品フィーダ、41…フィーダ装着部、42、42A〜42E…スロット、50…制御装置、61…表示装置、100…差分算出手段、102…検索手段、106…配置位置決定手段、210…配置位置入れ替え手段、PD、PD1、PD2…部品配置データ。

Claims (7)

  1. 部品を収容した複数の部品フィーダを備え、これら部品フィーダを部品供給装置のフィーダ装着部に着脱可能に装着できるようにした部品実装機に用いる段取り替え方法であって、
    前記フィーダ装着部は、少なくともN+1番目およびN+2番目の生産ジョブで使用する前記部品を収容した複数の前記部品フィーダを装着可能とし、
    生産計画に基づいて、前記N+2番目の生産ジョブとは使用する前記部品に相違があるN番目の生産ジョブで使用した前記部品を収容した前記部品フィーダのうち前記N+1番目の生産ジョブで使用する前記部品を収容した前記部品フィーダと共通しない前記部品フィーダに替えて前記N+2番目の生産ジョブで使用する前記部品を収容した前記部品フィーダのうち前記N+1番目の生産ジョブで使用する前記部品を収容した前記部品フィーダと共通しない前記部品フィーダを前記フィーダ装着部に配置するように前記N+2番目の生産ジョブの部品配置を決定し、
    前記N+1番目の生産ジョブで使用する前記部品を収容した前記部品フィーダを使用する前記N+1番目の生産ジョブの実行中に、前記N+2番目の生産ジョブで使用する前記部品を収容した前記部品フィーダのうち前記N+1番目で使用する前記部品を収容した前記部品フィーダと共通しない前記部品フィーダの交換配置をすることを繰り返し、前記フィーダ装着部に共通して配置される前記部品フィーダを変化させながら3種以上の生産ジョブの生産を連続して行うことを特徴とする段取り替え方法。
  2. 請求項1において、前記N+1番目の生産ジョブで使用する前記部品を収容した前記部品フィーダを前記フィーダ装着部に配置した際に、前記フィーダ装着部に空きスロットがある場合には、前記N+2番目の生産ジョブで使用する前記部品を収容した前記部品フィーダのうち前記N+1番目の生産ジョブで使用する前記部品を収容した前記部品フィーダと共通しない前記部品フィーダを前記フィーダ装着部に配置する段取り替え方法。
  3. 請求項1において、前記N+1番目の生産ジョブを実行する際に、該N+1番目の生産ジョブで使用する前記部品と、前記N+2番目の生産ジョブで使用する前記部品との差分を求め、前記N+2番目の生産ジョブのうち前記N+1番目の生産ジョブで使用する前記部品を収容した前記部品フィーダと共通しない前記部品フィーダを前記フィーダ装着部に配置する段取り替え方法。
  4. 請求項1ないし請求項3のいずれか1項において、生産計画に基づいて、前記N番目と前記N+1番目の2つの生産ジョブを選択し、これら2つの生産ジョブで使用する前記部品を収容した前記部品フィーダの配置位置を決定し、次いで前記N+2番目の生産ジョブを選択し、該N+2番目の生産ジョブで使用する前記部品のうち、前記N+1番目の生産ジョブで使用する前記部品と共通しない前記部品を収容した前記部品フィーダの配置位置を決定し、これらを繰り返す段取り替え方法。
  5. 請求項1において、前記部品実装機を複数備え、これら複数の部品実装機の各前記フィーダ装着部への前記部品フィーダへの配置位置を決定した後に、前記各部品実装機におけるサイクルタイムをバランスさせるように、前記各部品実装機間で前記部品フィーダの配置位置を入れ替える段取り替え方法。
  6. 部品を収容した複数の部品フィーダを備え、これら部品フィーダを部品供給装置のフィーダ装着部に着脱可能に装着できるようにした部品実装機に用いる段取り替え装置であって、
    現在生産中の生産ジョブで使用する前記部品と、次に生産する生産ジョブで使用する前記部品との差分を求める差分算出手段と、
    該差分算出手段により求められた差分に基づいて、前記次に生産する生産ジョブのみで使用する前記部品を収容した前記部品フィーダを検索する検索手段と、
    該検索手段によって検索された前記部品フィーダを、前記現在生産中の生産ジョブで使用しない前記部品フィーダに替えて前記フィーダ装着部に配置するように配置位置を決定する配置位置決定手段と、
    を備えたことを特徴とする段取り替え装置。
  7. 請求項6において、前記部品実装機を複数備え、前記配置位置決定手段によって前記部品フィーダの配置位置を決定した後に、前記複数の部品実装機における生産時間をバランスさせるように、前記各部品実装機間で前記部品フィーダの配置位置を入れ替える配置位置入れ替え手段を設けた段取り替え装置。
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