JP4220036B2 - 実装機におけるフィーダー交換装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、実装用のヘッドにより部品供給部から電子部品を吸着してプリント基板やセラミック基板等の基板に装着する実装機において、部品供給部に配設されるフィーダーの交換を能率良く行なうためのフィーダー交換装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来から、吸着ノズルを有するヘッドにより、IC等の電子部品を部品供給部から吸着して、部品装着部に設置されている基板上に移送し、基板の所定位置に装着するようにした実装機は一般に知られている。この実装機は、通常、1乃至複数のヘッドを具備したヘッドユニットがX軸方向およびY軸方向に移動可能となっている。また、部品供給部には、各種部品を供給可能とすべく多数のフィーダーが配設され、例えば多数のテープフィーダーが並列に配設されている。
【0003】
この種の実装機において、実装対象となる基板の種類が変わったときには、基板に実装される部品の種類や個数が変わることから、それに応じて部品供給部に配設されたフィーダーを交換する、所謂段取り替えが必要となり、このような場合、多数のフィーダーを個々に交換すると非常に手間がかかり、段取り替えに長時間を要する。
【0004】
このため、移動可能な一括交換台車を用いて多数のフィーダーを一括に交換することにより、フィーダー交換作業の簡略化及び時間短縮を図るようにする方法は従来から知られている。すなわち、上記一括台車を用いる場合、予め複数の一括交換台車にそれぞれ各種基板に応じた配列で多数のフィーダーが搭載され、実装対象基板の種類に応じて選択された一括交換台車を部品供給部にセットする。そして、実装対象基板の種類の変更等に応じて段取り替えを行なうときは、部品供給部にセットされている一括交換台車を取り外して外部に移動させた後、交換すべき別の一括交換台車を外部から部品供給部に対応する位置へ移動させて、部品供給部に嵌め込み、固定する。このようにして、個別にフィーダーを交換するよりは簡単に短時間で段取り替えを行なうことができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
上記のように一括交換台車を用いてフィーダーの交換を行なうようにした場合でも、一括交換台車を部品供給部から取り外して外部に移動させる作業や別の一括交換台車を部品供給部に対応する位置へ移動させて部品供給部にセットする作業には人手を要するため、作業の簡略化及び能率向上には限界があった。
【0006】
本発明はこのような事情に鑑み、部品供給部に配設される多数のフィーダーの交換作業を自動化し、大幅に作業者の手間を省くことができる実装機におけるフィーダー交換装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明は、部品供給用の多数のフィーダーが配設される部品供給部と、基板が設置される部品装着部と、上記部品供給部に設置されたフィーダーから部品を吸着して上記部品装着部の基板上に装着するヘッドとを備えた実装機において、複数のフィーダーを一括に保有するフィーダーユニットと、上記部品供給部の外方に設けられたフィーダー交換用外部装置と、このフィーダー交換用外部装置と上記部品供給部との間でフィーダーユニットを移載する移載装置とを備え、上記フィーダー交換用外部装置に、上記フィーダーユニットを支持する第1,第2のフィーダーユニット支持部と、上記2つのフィーダーユニット支持部を、それぞれフィーダーユニットを支持した状態で、部品供給部に対応する移載用位置からその側方の待機位置にわたって、互いに位置変更可能とする位置変更手段とを設けるとともに、上記フィーダーユニットを、上記移載用位置にあるフィーダーユニット支持部上の所定位置と部品供給部とにわたって移動可能とするガイド手段を設け、上記移載装置には、フィーダーユニットに着脱可能に連結される可動部材と、フィーダーユニットを部品供給部の所定位置と上記移載用位置にあるフィーダーユニット支持部上の所定位置とにわたって移動させるべく、上記可動部材を上記ガイド手段により移動可能とされた所定範囲にわたり往復動させる移載用駆動手段とを設けたものである。
【0008】
この発明によると、実装される基板の種類の変更等によってフィーダーの交換が必要となったとき、上記移載装置によって部品供給部からフィーダーユニットがフィーダー交換用外部装置の移載用位置にあるフィーダーユニット支持部へ移し替えられた後、フィーダー交換用外部装置の位置変更手段によりフィーダーユニット支持部の位置が変更されて、待機位置にあった別のフィーダーユニットが載置用位置に配置され、それからこのフィーダーユニットが上記移載手段により部品供給部に引き込まれる。こうして、フィーダーユニットの交換が全て自動的に行なわれる。
【0009】
また、その後の段取り替えのための準備作業としてフィーダーユニット内のフィーダーを取り替えるといった作業は、実装作業中でもフィーダー交換用外部装置において待機位置にあるフィーダーユニット支持部上のフィーダーユニットについて行うことができる。
【0010】
この発明において、上記フィーダー交換用外部装置は、中心部が軸支された回動可能なアームを有し、このアームの両側に第1,第2のフィーダーユニット支持部を装備し、このアームの回動により各フィーダーユニット支持部が移載用位置と待機位置とにわたって位置変更可能となるようにし、このアームとこれを駆動するアーム駆動手段とで位置変更手段を構成していることが好ましい。
【0011】
このようにすると、フィーダー交換用外部装置において、アームの回転によりフィーダーユニット支持部の位置変更が容易に行なわれる。
【0012】
上記各フィーダーユニット支持部は上記アームに対して相対回転可能に軸支され、この各フィーダーユニット支持部に対し、アーム回動時にフィーダーユニットを一定姿勢に維持する姿勢維持手段を設けたものであることが好ましい。
【0013】
上記姿勢維持手段は、例えばアームの回動中心と同心状に設けられた固定軸部とアームに軸支されるフィーダーユニット支持部の軸部とを巻き掛け部材を介して連結するようになってればよい。
【0014】
このようにすると、フィーダー交換用外部装置においてフィーダーユニット支持部の位置変更のため上記アームが回動しても、フィーダーユニット支持部上のフィーダーユニットが反転したり傾いたりすることがなく、フィーダーユニット内のフィーダーの脱落等が防止される。
【0015】
また、上記移載装置は、移載用駆動手段として移載用シリンダを備えるとともに、この移載用シリンダにより往復動される可動部材に、フィーダーユニットに対して係脱可能な係止ピンと、この係止ピンを作動する連結用シリンダとを設けたものであることが好ましい。
【0016】
このようにすると、フィーダーと可動部材との連結及び連結解除も上記連結用シリンダの作動によって自動的に行なわれる。
【0017】
【発明の実施の形態】
本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
【0018】
図1は本発明のフィーダー交換装置を備えた実装機の一例を概略的に示している。この図において、実装機本体1の基台上には、基板搬送用のコンベア2が配置され、プリント基板等の基板3が上記コンベア2上を搬送され、所定の装着作業用位置で停止されるようになっている。
【0019】
上記コンベア2の両側にはそれぞれ部品供給部4が設けられている。この部品供給部には多数のフィーダーが配設され、例えば多数列のテープフィーダーが配設される。
【0020】
また、実装機本体1の基台の上方には、部品装着用のヘッドユニット5がX軸方向(コンベア2の方向)およびY軸方向(水平面上でX軸と直交する方向)に移動可能に装備されている。ヘッドユニット5を移動させる機構は図示を省略するが、例えば、X軸方向に延びるヘッドユニット支持部材を上記基台上の固定レールによってY軸方向に移動可能に保持するとともに、ヘッドユニット支持部材にガイド部材を介してヘッドユニット5をX軸方向に移動可能に取付け、Y軸サーボモータでボールネジを介してヘッドユニット支持部材をY軸方向に作動するとともに、X軸サーボモータでボールネジを介してヘッドユニットをヘッドユニット支持部材に対してX軸方向に作動するようにしておけばよい。
【0021】
上記ヘッドユニット5には、一乃至複数のヘッド(図示せず)が昇降及び回転可能に装備され、サーボモータ等からなるZ軸駆動機構及びR軸駆動機構によりヘッドの昇降及び回転が行なわれるようになっており、ヘッドの先端には部品吸着用のノズルが設けられ、実装動作時に負圧供給手段からヘッドに負圧が供給されることにより、吸引力でノズルに部品が吸着されるようになっている。
【0022】
このような実装機の部品供給部4に対してフィーダー交換装置が設けられ、このフィーダー交換装置は、複数のフィーダーを保有するフィーダーユニット6と、部品供給部4の外方に設けられたフィーダー交換用外部装置7と、このフィーダー交換用外部装置7と部品供給部4との間でフィーダーユニット6を移載する移載装置8とを備えている。図1に示す例では、実装機本体1の片側(図で下側)の部品供給部4に対して2組の部品交換装置が設けられており、部品供給部4の左半部及び右半部に2つのフィーダーユニット6がセットされるとともに、各フィーダー交換用外部装置7に予備のフィーダーユニット6が装備されている。
【0023】
図2〜図9に基づいてフィーダー交換装置の構造を具体的に説明する。上記フィーダーユニット6は、複数列のテープフィーダー10を有し、これらのテープフィーダー10がフィーダープレート11に取り付けられて一括に結合された状態で、フレーム12内に収容された構造となっている(図3〜図6参照)。上記フレーム12は、両側壁及び底壁を有し、両側壁上端がフィーダープレート11に固着されている。
【0024】
なお、テープフィーダー10は一般に知られているため詳細な構造の図示及び説明は省略するが、簡単に説明すると、IC、トランジスタ、コンデンサ等の小片状の電子部品を所定間隔おきに収納、保持したテープがリール14から導出されるとともに、エアシリンダ等によって駆動されるテープ繰り出し機構により、ヘッドで部品がピックアップされるにつれてテープが間欠的に繰り出されるように構成されている。
【0025】
フィーダー交換用外部装置7は、図2〜図5に示すように、フィーダーユニット6を支持する第1,第2のフィーダーユニット支持部16A,16Bと、各フィーダーユニット支持部16A,16Bを部品供給部4に対応する移載用位置とその側方の待機位置とにわたって位置変更可能とする位置変更手段とを備えている。位置変更手段は、中心部の回動軸が軸支された回動可能なアーム17と、このアーム17を駆動するアーム駆動手段18とで構成されており、アーム17の両端部に第1,第2のフィーダーユニット支持部16A,16Bが取り付けられ、アーム17の回動により上記移載用位置と待機位置とにわたって各フィーダーユニット支持部16A,16Bの位置が変更されるようになっている。
【0026】
フィーダー交換用外部装置7の構造をより具体的に説明すると、フィーダー交換用外部装置7のベース部19は、実装機本体1の側面部にブラケット20を介して取付けられており、このベース部19に固着された筒状固定枠21内に回動軸22が回転自在に支承され、この回動軸22にアーム17の中心部が連結されている。また、ベース部19には減速機付モータ等の駆動手段18が内蔵され、この駆動手段18に上記回動軸22が連結されている。そして、図3に実線で示す位置にあるときには第1のフィーダーユニット支持部16Aが移載用位置、第2のフィーダーユニット支持部16Bが待機位置となり、この状態からアーム17が180°回動すると第2のフィーダーユニット支持部16Bが移載用位置、第1のフィーダーユニット支持部16Aが待機位置となるように構成されている。
【0027】
上記各フィーダーユニット支持部16A,16Bは、フィーダーユニット6を保持し得るように両側部及び底部を有する枠状に形成され、その底部の下方には軸部23が固着されており、この軸部23がアーム17の先端部に軸支されることにより、アーム17に対してフィーダーユニット支持部16A,16Bが相対回転可能に取り付けられている。
【0028】
上記各フィーダーユニット支持部16A,16Bに対して姿勢維持手段が設けられている。図示の実施形態では、上記筒状固定枠21(アームの回動中心と同心状の固定軸部)に設けた固定プーリ24と、フィーダーユニット支持部16A,16Bの軸部23に設けたプーリ25と、これらのプーリ24,25に巻き掛けたベルト26(巻き掛け部材)とで姿勢維持手段が構成されている。この姿勢維持手段により、アーム17が回動してもフィーダーユニット支持部16A,16Bが一定姿勢に維持されて、フィーダーユニット6のフィーダープレート11が略水平となる状態が保たれるようになっている。27はベルト26に対するテンショナーである。なお、ベルト26及びプーリ24,25の替わりにチェーン及びスプロケットを用いてもよい。
【0029】
フィーダーユニット支持部16A,16Bとフィーダーユニット6との間にはガイド手段が設けられている。このガイド手段は、例えば、上記フィーダーユニット支持部16A,16Bの両側部上端に設けられた固定レール28と、この固定レール28にローラを介して摺動可能に結合された可動レール29と、フィーダーユニット6の両側面に設けられて上記可動レール29にローラを介して摺動可能に結合された被ガイド部30とからなっており、このガイド手段の伸縮によりフィーダーユニット6がフィーダーユニット支持部上の所定位置(以下、外部装置側所定位置と呼ぶ)と部品供給部上の所定位置(以下、部品供給部側所定位置と呼ぶ)とにわたって移動可能となるように構成されている。
【0030】
さらに、上記フィーダーユニット6の一側面部とこれに対応するフィーダーユニット支持部16A,16Bの一側部とには相対応するロック部31が設けられ、フィーダーユニット6が上記外部装置側所定位置に達したときにフィーダーユニット側のロック部がスプリング等の付勢手段による付勢力でフィーダーユニット支持部側のロック部に係着することにより、フィーダーユニット支持部にフィーダーユニット6が固定されるようになっている。
【0031】
上記移載装置8は、移載用駆動手段と、この移載用駆動手段により移載方向に往復動される可動部材と、この可動部材とフィーダーユニットとを着脱可能に連結する連結手段とを備え、部品供給部4のフィーダーユニット設置部の側方に装備されている。
【0032】
すなわち、図7及び図8に示すように、部品供給部におけるフィーダーユニット設置部の側方部には、移載用駆動手段として、フィーダーユニット出入方向(移載方向)に延びるロッドレスシリンダからなる移載用シリンダ33が設けられ、この移載用シリンダ33の上面側に移載用シリンダ33によって往復作動されるプレート状の可動部材34が設けられている。この可動部材34の先端部上面には、縦軸を中心に揺動可能な屈曲形状のレバー35と、このレバー35の一端に枢着された係止ピン36と、上記レバー35の他端にピストンロッドが連結された連結用シリンダ37とからなる連結手段が設けられている。
【0033】
フィーダーユニット6の側面には上記係止ピン36に対応する係合孔38が形成されており、係合孔38に対して係止ピン36が係脱可能とされ、上記連結シリンダ37によりレバー35を介して上記係止ピン36の係脱動作が行われるようになっている。そして、係止ピン36が係合孔38に係合した状態では可動部材34がフィーダーユニット6に連結されることにより、上記移載用シリンダ33の作動に応じてフィーダーユニット6が移載方向に移動するようになっている。
【0034】
上記可動部材34の先端部下面には、ロック解除レバー39が設けられている。このロック解除レバー39は、フィーダーユニット6が上記外部装置側所定位置にあって上記ロック部31がロックされている状態で、可動部材34がフィーダーユニット6に対して連結可能な位置まで前進したとき、上記ロック部31に当接して自動的にロックを解除するようになっている。
【0035】
さらに部品供給部4には、フィーダーユニット6が部品供給部側所定位置にある状態においてそのフィーダープレート11をクランプするクランプ装置が設けられ、このクランプ装置は図9に示すような構造となっている。すなわち、実装機本体に設けられた台枠41の両側上部に、フィーダーユニット6のフィーダープレート11の両側端部をガイドするように凹部43を有するガイド部材42と、フィーダープレート11の左右方向の位置決めを行う位置決めピン44とが設けられるとともに、フィーダープレート11の下方となる位置にクランププレート25が設けられ、さらにクランププレート25の下方にクランプ用シリンダ46が設けられている。このシリンダ46のシリンダ本体側とピストン側とに一対のロッド47,48が連結され、各ロッド47,48の先端がプレート押し上げ用のリンク49,50に連結されている。
【0036】
そして、図9に示す状態からクランプ用シリンダ46が伸長方向に作動されると、ロッド47,48及びレバー49,50を介してクランププレート45が上昇方向に作動されることにより、フィーダープレート11を押し上げ、上記ガイド部材42の凹部43の上面からなる基準面51にフィーダープレート11を押し付けた状態にクランプし、この状態から上記クランプ用シリンダ46が短縮方向に作動されるとクランプを解除するようになっている。
【0037】
なお、フィーダープレート11及びクランププレート45にはエア通路が形成され、クランプ時にこれらのエア通路が連通し、各テープフィーダーに設けられているエアシリンダに圧縮エアを供給し得るようになっている。
【0038】
以上のような当実施形態の装置の装置の動作を、次に説明する。
【0039】
実装機の実装動作中は、外部装置7において移載用位置にあるフィーダーユニット支持部(例えば第1のフィーダーユニット支持部16A)から導出されたフィーダーユニット6が部品供給部側所定位置にセットされて、上記クランプ装置によりクランプされた状態で、フィーダーユニット6が実装に供せられ、つまり実装機本体のヘッドユニット5によりこのフィーダーユニット6のフィーダー10から部品が吸着される。
【0040】
この部品実装中に、その後のフィーダー交換のための準備作業として、待機位置にあるフィーダーユニット支持部(例えば第2のフィーダーユニット支持部16B)に支持されているフィーダーユニット6に要求に応じたフィーダーを取付けておくようにすればよい。
【0041】
特定種類の基板に対する実装を終えた後、別の種類の基板の実装に際し、フィーダーユニット6の交換を要するときには、先ず上記クランプ装置のクランプが解除された後、上記移載装置8の可動部材34とフィーダーユニット6とが連結されている状態で、上記移載用シリンダ33が作動されることにより、フィーダーユニット6が部品供給部4から押し出されて外部装置側所定位置に移動する。それから、連結手段による可動部材34とフィーダーユニット6との連結が解除された後、一旦可動部材34を部品供給部側に後退させるように移載用シリンダ33が作動される。これにより、ロック解除レバー39が後退することでロック部31が自動的にロック状態となって、フィーダーユニット6がフィーダーユニット支持部16Aに固定される。
【0042】
続いて、フィーダー交換用外部装置のアーム17が図3中に矢印で示すように180°回動されることにより、第1のフィーダーユニット支持部16Aが待機位置、第2のフィーダーユニット支持部16Bが移載用位置となるように位置変更される。そして、再び移載装置8の移載用シリンダ33が作動されることで可動部材34がフィーダーユニット6に対応する位置まで前進し、可動部材34に設けられたロック解除用レバー39でロック部31のロックが解除されるとともに、連結手段により可動部材34とフィーダーユニット6とが連結される。それから、移載用シリンダ33が引込み方向に作動されることにより、第2のフィーダーユニット支持部16B上のフィーダーユニット6が部品供給部側所定位置まで引き込まれ、上記クランプ装置によりクランプされて実装に供し得る状態となる。
【0043】
こうして、フィーダーユニット6の交換が全て自動で行われる。従って、従来の一括交換台車を用いた場合と比べても、より簡単に、且つ短時間で能率良く段取り替えを行うことができる。また、その後の段取り替えのための準備作業としてフィーダーユニット6内のフィーダー10を取り替えるといった作業は、実装作業中でもフィーダー交換用外部装置7において待機位置にあるフィーダーユニット支持部上のフィーダーユニット6について行うことができるので、準備作業によって実装作業が中断されるようなことはなく、効率良く作業を行うことができる。
【0044】
なお、上記実施形態では実装機本体1の片側の部品供給部4に対して2組のフィーダー交換装置が設けられているが、部品供給部4の半分に対して1組のフィーダー交換装置を設け、残りの半分のスペースにはトレイフィーダー等を装備しておくようにしてもよい。あるいはまた、実装機本体の両側の部品供給部4に対してそれぞれ1組あるいは2組のフィーダー交換装置を設けておくようにしてもよい。
【0045】
【発明の効果】
以上のように本発明は、複数のフィーダーを一括に保有するフィーダーユニットと、フィーダー交換用外部装置と、移載装置とを備え、上記フィーダー交換用外部装置に、第1,第2のフィーダーユニット支持部と、これらを移載用位置と待機位置とにわたって位置変更可能とする位置変更手段とを設け、上記移載装置には、フィーダーユニットに着脱可能に連結される可動部材とこの可動部材を所定範囲にわたり往復動させる移載用駆動手段とを設けているため、フィーダー交換時に、部品供給部からフィーダーユニットを取り出して別のフィーダーユニットを取り付ける作業を、上記移載装置及びフィーダー交換用外部装置の作動によって自動的に行なうことができる。また、実装中にもフィーダー交換用外部装置の待機位置にあるフィーダーユニット支持部上のフィーダーユニットに対して板の取替え等の準備作業を行なうことができる。
【0046】
従って、簡単に、且つ短時間で能率よく段取り替えを行なうことかできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の部品交換装置を備えた実装機の一例を示す平面図である。
【図2】上記実装機における部品交換装置の平面図である。
【図3】上記部品交換装置の正面図である。
【図4】上記部品交換装置の一部の拡大正面図である。
【図5】上記部品交換装置の縦断側面図である。
【図6】フィーダーユニットの側面図である。
【図7】移載装置配設部分の一部切欠拡大平面図である。
【図8】移載装置配設部分の一部切欠拡大側面図である。
【図9】クランプ装置の正面図である。
【符号の説明】
1 実装機本体
3 基板
4 部品供給部
5 ヘッドユニット
6 フィーダーユニット
7 フィーダー交換用外部装置
8 移載装置
10 テープフィーダー
16A,16B フィーダーユニット支持部
17 アーム
18 アーム駆動手段
26 姿勢維持用のベルト
33 移載用シリンダ
36 ピン
37 連結用シリンダ

Claims (5)

  1. 部品供給用の多数のフィーダーが配設される部品供給部と、基板が設置される部品装着部と、上記部品供給部に設置されたフィーダーから部品を吸着して上記部品装着部の基板上に装着するヘッドとを備えた実装機において、複数のフィーダーを一括に保有するフィーダーユニットと、上記部品供給部の外方に設けられたフィーダー交換用外部装置と、このフィーダー交換用外部装置と上記部品供給部との間でフィーダーユニットを移載する移載装置とを備え、上記フィーダー交換用外部装置に、上記フィーダーユニットを支持する第1,第2のフィーダーユニット支持部と、上記2つのフィーダーユニット支持部を、それぞれフィーダーユニットを支持した状態で、部品供給部に対応する移載用位置からその側方の待機位置にわたって、互いに位置変更可能とする位置変更手段とを設けるとともに、上記フィーダーユニットを、上記移載用位置にあるフィーダーユニット支持部上の所定位置と部品供給部とにわたって移動可能とするガイド手段を設け、上記移載装置には、フィーダーユニットに着脱可能に連結される可動部材と、フィーダーユニットを部品供給部の所定位置と上記移載用位置にあるフィーダーユニット支持部上の所定位置とにわたって移動させるべく、上記可動部材を上記ガイド手段により移動可能とされた所定範囲にわたり往復動させる移載用駆動手段とを設けたことを特徴とする実装機におけるフィーダー交換装置。
  2. 上記フィーダー交換用外部装置は、中心部が軸支された回動可能なアームを有し、このアームの両側に第1,第2のフィーダーユニット支持部を装備し、このアームの回動により各フィーダーユニット支持部が移載用位置と待機位置とにわたって位置変更可能となるようにし、このアームとこれを駆動するアーム駆動手段とで位置変更手段を構成したことを特徴とする請求項1記載の実装機におけるフィーダー交換装置。
  3. 上記各フィーダーユニット支持部は上記アームに対して相対回転可能に軸支され、この各フィーダーユニット支持部に対し、アーム回動時にフィーダーユニットを一定姿勢に維持する姿勢維持手段を設けたことを特徴とする請求項2記載の実装機におけるフィーダー交換装置。
  4. 上記姿勢維持手段は、アームの回動中心に同心状に設けられた固定軸部とアームに軸支されるフィーダーユニット支持部の軸部とを巻き掛け部材を介して連結したものであることを特徴する請求項3記載の実装機におけるフィーダー交換装置。
  5. 上記移載装置は、移載用駆動手段として移載用シリンダを備えるとともに、この移載用シリンダにより往復動される可動部材に、フィーダーユニットに対して
    係脱可能な係止ピンと、この係止ピンを作動する連結用シリンダとを設けたことを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載の実装機におけるフィーダー交換装置。
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