JP2018098434A - 載置位置決定装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】ノズル交換に要する時間を短縮する。【解決手段】作業機は、ノズルステーション30を備え、ノズルステーションにおいて吸着ノズルの交換が実行されることで、複数の吸着ノズルを用いた作業が実行される。そして、ノズルステーションにおける交換回数が多い吸着ノズルほど、収容部78とパーツカメラ29との間の距離が短くなるように、保持具ステーションにおける複数の吸着ノズルの各々の載置位置が決定される。つまり、例えば、ノズル径1mmの吸着ノズルの交換回数が最も多い場合には、ノズル径1mmの吸着ノズルが、パーツカメラに最も近い収容部78fに収容される。これにより、吸着ノズルが交換された後に、ノズルステーションからパーツカメラに移動するまでの装着ヘッドの移動距離を短くすることが可能となり、ノズル交換に要する時間の短縮を図ることが可能となる。【選択図】図6

Description

本発明は、保持具ステーションにおける保持具の載置位置を決定する載置位置決定装置に関するものである。
作業機には、保持具ステーションを備え、保持具ステーションにおいて保持具の交換が実行されることで、複数の保持具を用いた作業を行うものがある。詳しくは、保持具ステーションは、保持具を載置するための載置部を複数有しており、複数の載置部のうちの任意のものに保持ヘッドに装着されている保持具が載置され、その任意のもの以外のものに載置されている保持具が保持ヘッドに装着されることで、保持ヘッドと保持具ステーションとの間で保持具の交換が行われる。下記特許文献には、そのような作業機の一例が記載されている。
特開2010−010272号公報
保持具の交換を行うことで、複数の保持具を用いた作業を行うことが可能となるが、保持具の交換に要する時間が長くなると、サイクルタイムの短縮を図ることができない。本発明は、そのような実情に鑑みてなされたものであり、保持具の交換に要する時間の短縮を課題とする。
上記課題を解決するために、本明細書は、部品を保持する保持具が着脱可能に装着される保持ヘッドと、前記保持具を載置するための載置部を複数有し、複数の前記載置部のうちの任意のものに前記保持ヘッドに装着されている前記保持具が載置され、前記任意のもの以外のものに載置されている前記保持具が前記保持ヘッドに装着されることで、前記保持ヘッドとの間で前記保持具の交換が行われる保持具ステーションと、前記保持ヘッドに装着された前記保持具を撮像する撮像装置とを備え、前記保持具ステーションにおける前記保持具の交換が実行されることで、複数の前記保持具を用いた作業を行う作業機において、前記保持具ステーションにおける交換回数が多い保持具ほど、前記載置部と前記撮像装置との間の距離が短くなるように、前記保持具ステーションにおける前記複数の保持具の各々の載置位置を決定する載置位置決定装置を開示する。
本開示によれば、保持具の交換回数の多い保持具ほど、保持具ステーションにおいて撮像装置の近くに載置される。これにより、保持具が交換された後に、保持具ステーションから撮像装置に移動するまでの保持ヘッドの移動距離を短くすることが可能となり、保持具交換に要する時間の短縮を図ることが可能となる。
電子部品装着装置を示す斜視図である。 吸着ノズルを示す斜視図である。 ノズルステーションにおける吸着ノズルの収容位置の優先順位を示す概念図である。 ノズルステーションにおける吸着ノズルの収容位置の優先順位を示す概念図である。 ジョブ作成装置を示すブロック図である。 ノズルステーションにおける吸着ノズルの収容位置を示す概念図である。 ノズルステーションにおける吸着ノズルの収容位置を示す概念図である。
以下、本発明を実施するための形態として、本発明の実施例を、図を参照しつつ詳しく説明する。
(A)電子部品装着装置の構成
図1に、電子部品装着装置10を示す。電子部品装着装置10は、1つのシステムベース12と、そのシステムベース12の上に隣接された2台の電子部品装着機(以下、「装着機」と略す場合がある)14とを有している。なお、装着機14の並ぶ方向をX軸方向と称し、その方向に直角な水平の方向をY軸方向と称する。
各装着機14は、主に、装着機本体20、搬送装置22、装着ヘッド移動装置(以下、「移動装置」と略す場合がある)24、装着ヘッド26、供給装置28、パーツカメラ29、ノズルステーション30を備えている。装着機本体20は、フレーム部32と、そのフレーム部32に上架されたビーム部34とによって構成されている。
搬送装置22は、2つのコンベア装置40,42を備えている。それら2つのコンベア装置40,42は、互いに平行、かつ、X軸方向に延びるようにフレーム部32に配設されている。2つのコンベア装置40,42の各々は、電磁モータ(図示省略)によって各コンベア装置40,42に支持される回路基板をX軸方向に搬送する。また、回路基板は、所定の位置において、基板保持装置(図示省略)によって固定的に保持される。
移動装置24は、XYロボット型の移動装置である。移動装置24は、スライダ50をX軸方向にスライドさせる電磁モータ(図示省略)と、Y軸方向にスライドさせる電磁モータ(図示省略)とを備えている。スライダ50には、装着ヘッド26が取り付けられており、その装着ヘッド26は、2つの電磁モータの作動によって、フレーム部32上の任意の位置に移動させられる。
装着ヘッド26は、回路基板に対して電子部品を装着するものである。装着ヘッド26は、1つの装着ユニット(図示省略)を備えており、装着ユニットの先端部に、吸着ノズル60が装着される。つまり、装着ヘッド26は、1個の吸着ノズル60を保持するタイプのヘッドである。吸着ノズル60は、図2に示すように、胴体筒62とフランジ部64と吸着管66と掛止ピン68とによって構成されている。胴体筒62は、円筒状をなし、フランジ部64は、胴体筒62の外周面に張り出すようにして固定されている。吸着管66は、細いパイプ状をなし、胴体筒62の下端部から下方に向かって延び出した状態で、胴体筒62に軸線方向に移動可能に保持されている。掛止ピン68は、胴体筒62の径方向に延びるように、胴体筒62の上端部に設けられている。吸着ノズル60は、掛止ピン68を利用して、装着ユニットにワンタッチで着脱可能に装着される。そして、装着ユニットに装着された吸着ノズル60は、負圧エア,正圧エア通路を介して、正負圧供給装置(図示省略)に連通する。これにより、吸着ノズル60は、負圧によって電子部品を吸着保持し、保持した電子部品を正圧によって離脱する。
供給装置28は、フィーダ型の供給装置であり、図1に示すように、複数のテープフィーダ70を有している。テープフィーダ70は、テープ化部品を巻回させた状態で収容している。テープ化部品は、電子部品がテーピング化されたものである。そして、テープフィーダ70は、送り装置(図示省略)によって、テープ化部品を送り出す。これにより、フィーダ型の供給装置28は、テープ化部品の送り出しによって、電子部品を供給位置において供給する。
パーツカメラ29は、フレーム部32の上面において、搬送装置22と供給装置28との間に、上を向いた状態で配設されている。これにより、パーツカメラ29は、装着ヘッド26に装着された吸着ノズル60,吸着ノズル60に保持された部品などを撮像する。
ノズルステーション30は、ノズルトレイ76を有している。ノズルトレイ76には、吸着ノズル60を収容するための収容部78が複数、形成されている。このノズルステーション30では、装着ヘッド26に装着されている吸着ノズル60と、ノズルトレイ76の収容部78に収容されている吸着ノズル60との交換等が、自動で行われる。また、ノズルトレイ76は、ノズルステーション30に着脱可能であり、ノズルトレイ76に収容された吸着ノズル60の交換等を装着機14の外部において行うことが可能である。
(B)装着機による装着作業
装着機14では、上述した構成によって、搬送装置22に保持された回路基板に対して、装着ヘッド26によって装着作業を行うことが可能である。具体的には、制御装置(図示省略)の指令により、回路基板が作業位置まで搬送され、その位置において、回路基板が、基板保持装置によって固定的に保持される。また、テープフィーダ70は、制御装置の指令により、テープ化部品を送り出し、電子部品を供給位置において供給する。そして、装着ヘッド26が、制御装置の指令により、電子部品の供給位置の上方に移動し、吸着ノズル60によって電子部品を吸着保持する。続いて、装着ヘッド26が、パーツカメラ29の上方に移動し、吸着ノズル60によって保持された電子部品が、パーツカメラ29によって撮像される。これにより、部品の保持姿勢等に関する情報が得られる。そして、装着ヘッド26が、回路基板の上方に移動し、電子部品の保持姿勢等を補正した後に、電子部品を回路基板上に装着する。
また、回路基板に装着される電子部品のサイズ,形状等に応じて、装着ヘッド26に装着される吸着ノズル60が交換される。具体的には、例えば、小さな電子部品の装着作業時には、小さなノズル径、つまり、小径の吸着ノズル60が用いられ、大きな電子部品の装着作業時には、大きなノズル径、つまり、大径の吸着ノズル60が用いられる。このため、装着ヘッド26に小径の吸着ノズル60が装着されており、その小径の吸着ノズル60による装着作業が完了すると、装着ヘッド26は、ノズルステーション30の上方に移動する。なお、ノズルステーション30のノズルトレイ76では、複数の収容部78のうちの1の収容部78に、大径の吸着ノズル60が収容されており、別の1の収容部78は空の状態、つまり、吸着ノズル60が収容されていない状態とされている。
そして、ノズルステーション30の上に移動した装着ヘッド26に装着されている吸着ノズル60が、ノズルトレイ76の空の状態の収容部78に収容される。これにより、装着ヘッド26は、吸着ノズル60が装着されていない状態とされる。続いて、収容部78に収容されている大径の吸着ノズル60が、装着ヘッド26に装着される。これにより、ノズルステーション30における吸着ノズル60の交換作業が完了する。そして、吸着ノズル60の交換作業が完了すると、装着ヘッド26が、パーツカメラ29の上方に移動し、装着ヘッド26に装着されている吸着ノズル60が、パーツカメラ29によって撮像される。これにより、装着ヘッド26に装着されている吸着ノズル60に関する情報が得られ、装着ヘッド26に適切な吸着ノズル60、つまり、大径の吸着ノズル60が装着されているか否かが確認される。この際、装着ヘッド26に適切な吸着ノズル60が装着されていることが確認されると、その吸着ノズル60を用いた装着作業が実行される。このように、装着対象の電子部品に応じて吸着ノズル60を交換することで、種々のサイズ,形状の電子部品を回路基板に装着することが可能となる。
(C)吸着ノズルのノズルトレイへの収容位置
上述したように、ノズルステーション30において吸着ノズル60の交換作業が完了した後に、装着ヘッド26に装着されている吸着ノズル60がパーツカメラ29によって撮像され、適切な吸着ノズル60が装着ヘッド26に装着されているか否かが確認される。この際、装着ヘッド26の移動距離、つまり、吸着ノズル60の交換位置とパーツカメラ29の配設位置との間の距離を少なくすることで、サイクルタイムの短縮を図ることが可能となる。
詳しくは、ノズルステーション30のノズルトレイ76には、図3に示すように、3行3列に並べられた状態で、9個の収容部78が形成されている。ちなみに、それら9個の収容部78を区別する場合には、収容部78a〜78iと記載する。そして、吸着ノズルのノズルトレイへの収容位置は、従来の手法では、収容部78の並び順に応じて決定されていた。具体的には、9個の収容部78のうちの下段の左に位置する収容部78aから右に向かって、優先順が付けられ、次に、中段の左に位置する収容部78dから右に向かって、優先順が付けられ、さらに、上段の左に位置する収容部78gから右に向かって、優先順が設定される。つまり、収容部78a,収容部78b,収容部78c,収容部78d,収容部78e,収容部78f,収容部78g,収容部78h,収容部78iの順に、優先順が設定される。なお、図3には、各収容部78の内部に、優先順の番号が記載されているが、実際の収容部78に優先順の番号は記載されていない。
そして、装着機14における装着作業で用いられる複数の吸着ノズル60の収容位置が、優先順に従って決定される。例えば、4種類の吸着ノズル60が装着作業で用いられる場合には、優先順の高い収容部78から順番に、4種類の吸着ノズル60の収容位置がランダムに決定される。つまり、優先順が1番目から4番目の収容部78、具体的には、収容部78a,収容部78b,収容部78c,収容部78d(図中黒色で示す収容部78)が、4種類の吸着ノズル60の収容位置として決定される。しかしながら、この手法により吸着ノズル60の収容位置が決定されると、パーツカメラ29に比較的近い収容部78f,78iは、吸着ノズル60の収容位置として決定されず、パーツカメラ29から比較的遠い収容部78a,78dが、吸着ノズル60の収容位置として決定される。
このように、パーツカメラ29から遠い収容部78a,78dが、吸着ノズル60の収容位置として決定されると、その収容部78a,78dに収容されている吸着ノズル60が装着ヘッド26に装着された後に、装着ヘッド26がパーツカメラ29の上方まで移動する際に、装着ヘッド26の移動距離が長くなり、サイクルタイムが長くなる。このようなことに鑑みて、収容部78とパーツカメラ29との間の距離が短いほど、優先順が高くなるように、優先順が設定される。つまり、図4に示すように、9個の収容部78のうちの中段の右に位置する収容部78fに、優先順の1番が設定され、下段及び上段の右に位置する収容部78c,78iに、優先順の2番が設定される。次に、中段の中央に位置する収容部78eに、優先順の3番が設定され、下段及び上段の中央に位置する収容部78b,78hに、優先順の4番が設定される。そして、中段の左に位置する収容部78dに、優先順の5番が設定され、下段及び上段の左に位置する収容部78a,78gに、優先順の5番が設定される。なお、図4には、各収容部78の内部に、優先順の番号が記載されているが、実際の収容部78に優先順の番号は記載されていない。
このように、優先順が設定されると、4種類の吸着ノズル60が装着作業で用いられる場合には、優先順が1番目から3番目の収容部78、具体的には、収容部78c,収容部78e,収容部78f,収容部78i(図中黒色で示す収容部78)が、4種類の吸着ノズル60の収容位置として決定される。つまり、パーツカメラ29に比較的近い収容部78c,78f,78iが、吸着ノズル60の収容位置として決定され、パーツカメラ29から比較的遠い収容部78a,78d,78gは、吸着ノズル60の収容位置として決定されない。これにより、収容部78c,78f,78iに収容されている吸着ノズル60が装着ヘッド26に装着された後に、装着ヘッド26がパーツカメラ29の上方まで移動する際に、装着ヘッド26の移動距離を短くすることが可能となり、サイクルタイムが短くなる。
そして、このように設定された優先順に従って、装着作業で用いられる複数の吸着ノズル60の各々の収容位置が決定されるが、吸着ノズル60の交換回数を考慮することで、更なるサイクルタイムの短縮を図ることが可能となる。詳しくは、装着ヘッド26に新たに吸着ノズル60が装着された後には、装着ヘッド26は、ノズルステーション30の上方からパーツカメラ29の上方に移動するため、吸着ノズル60の交換回数が多いほど、装着ヘッド26のノズルステーション30からパーツカメラ29への移動回数も多くなる。このため、交換回数が多い吸着ノズル60ほど、収容部78とパーツカメラ29との間の距離が短くなるように、複数の吸着ノズル60の各々の収容位置を決定することで、装着ヘッド26の移動距離を更に短くし、更なるサイクルタイムの短縮を図ることが可能となる。つまり、複数の吸着ノズル60の各々の収容位置を、交換回数が多いほど、優先順の高い収容部78に決定することで、装着ヘッド26の移動距離を更に短くし、更なるサイクルタイムの短縮を図ることが可能となる。なお、吸着ノズル60の収容位置は、ジョブ作成装置(図5参照)100により決定される。
ジョブ作成装置100は、装着機14において装着作業を実行するためのプログラムを作成する装置であり、図5に示すように、入力装置110と表示装置112とコントローラ114と制御回路116とを備えている。入力装置110は、各種情報を入力するための装置であり、表示装置112は、各種情報を表示する装置である。また、コントローラ114は、CPU,ROM,RAM等を備え、コンピュータを主体とするものであり、入力装置110に接続され、制御回路116を介して、表示装置112に接続されている。これにより、コントローラ114は、入力装置110により入力された情報に基づいて演算処理を行って、その処理結果を表示装置112に表示する。なお、コントローラ114は、記憶領域118を有しており、記憶領域118には、演算処理に必要な情報が記憶されている。
ジョブ作成装置100では、入力装置110によって、装着作業に関する情報、例えば、回路基板に装着される電子部品の数,種類,装着位置、回路基板の種類等が入力される。また、記憶領域118には、装着機14に関する情報、例えば、装着ヘッド26に装着可能な吸着ノズル60の種類等が記憶されている。そして、入力装置110により入力された情報および、記憶領域118に記憶されている情報に基づいて、装着作業を実行するためのプログラムが作成される。このプログラムには、電子部品の装着時に用いられる吸着ノズル60の種類,装着順等が含まれる。このため、プログラムの作成に伴って、装着作業で用いられる吸着ノズル60の種類、吸着ノズル60の交換回数、及び、吸着ノズル60が使用される順番が特定される。
具体的に、装着作業で用いられる吸着ノズル60として、ノズル径が1mmの吸着ノズル(以下、「吸着ノズル(1mm)」と記載する場合がある)と、ノズル径が2mmの吸着ノズル(以下、「吸着ノズル(2mm)」と記載する場合がある)と、ノズル径が3mmの吸着ノズル(以下、「吸着ノズル(3mm)」と記載する場合がある)と、ノズル径が5mmの吸着ノズル(以下、「吸着ノズル(5mm)」と記載する場合がある)との4種類の吸着ノズル60が特定された場合について説明する。なお、吸着ノズル(1mm)の交換回数は5回であり、吸着ノズル(2mm)の交換回数は4回であり、吸着ノズル(3mm)の交換回数は5回であり、吸着ノズル(5mm)の交換回数は2回である。また、吸着ノズル60が使用される順番は、吸着ノズル(1mm)、吸着ノズル(2mm)、吸着ノズル(5mm)、吸着ノズル(3mm)の順である。
このように特定された条件下では、吸着ノズル(1mm)と吸着ノズル(3mm)とが、交換回数が最も多い吸着ノズルであり、吸着ノズル(2mm)が、次に交換回数が多い吸着ノズルであり、吸着ノズル(5mm)が、交換回数が最も少ない吸着ノズルである。このため、上記4種類の吸着ノズル60の各々の収容位置を、交換回数が多いほど、優先順の高い収容部78に決定すると、各吸着ノズル60の収容パターンが2種類決定される。なお、図4に示す優先順は、記憶領域118に記憶されている。
具体的には、1つの収容パターンでは、図6に示すように、交換回数が5回の吸着ノズル(1mm)の収容位置が中段の右の収容部78fに、交換回数が5回の吸着ノズル(3mm)の収容位置が下段の右の収容部78cに、交換回数が4回の吸着ノズル(2mm)の収容位置が上段の右の収容部78iに、交換回数が2回の吸着ノズル(5mm)の収容位置が中段の中央の収容部78eに決定される。また、もう1つの収容パターンでは、図7に示すように、交換回数が5回の吸着ノズル(3mm)の収容位置が中段の右の収容部78fに、交換回数が5回の吸着ノズル(1mm)の収容位置が下段の右の収容部78cに、交換回数が4回の吸着ノズル(2mm)の収容位置が上段の右の収容部78iに、交換回数が2回の吸着ノズル(5mm)の収容位置が中段の中央の収容部78eに決定される。これは、吸着ノズル(1mm)の交換回数と吸着ノズル(3mm)の交換回数とが同じためである。なお、図6及び図7には、各収容部78の内部に、ノズル径が記載されているが、実際の収容部78にノズル径は記載されていない。
このように、複数の吸着ノズルの交換回数が同じとなり、複数の収容パターンが決定された場合には、吸着ノズル60が使用される順番を考慮して、1の収容パターン、つまり、4種類の吸着ノズル60の各々の収容位置が決定される。詳しくは、吸着ノズル60の交換時には、装着ヘッド26に装着されている吸着ノズル60が収容部78に戻された後に、別の収容部78に収容されている吸着ノズル60が装着ヘッド26に装着される。このため、吸着ノズル60が使用される順番が、吸着ノズル(1mm)、吸着ノズル(2mm)、吸着ノズル(5mm)、吸着ノズル(3mm)の順である場合には、吸着ノズル(1mm)の収容位置から吸着ノズル(2mm)の収容位置に移動し、吸着ノズル(2mm)の収容位置から吸着ノズル(5mm)の収容位置に移動し、吸着ノズル(5mm)の収容位置から吸着ノズル(3mm)の収容位置に移動する。このことを考慮した場合に、図6に示す収容パターンでは、交換時に移動する2つの収容位置は全て隣り合っており、2つの収容位置を移動する際の移動距離は短い。一方、図7に示す収容パターンでは、吸着ノズル(1mm)の収容位置と吸着ノズル(2mm)の収容位置とは隣り合っておらず、吸着ノズル(1mm)の収容位置から吸着ノズル(2mm)の収容位置に移動する際の移動距離が長くなる。このため、吸着ノズル60が使用される順番を考慮することで、図6に示す収容パターンが、4種類の吸着ノズル60の各々の収容位置として決定される。これにより、装着ヘッド26の移動距離を更に短くし、更なるサイクルタイムの短縮を図ることが可能となる。
なお、上記手法に従って決定された吸着ノズル60の載置位置は、表示装置112に表示される。作業者は、ノズルトレイ76を装着機14の外部に取り出して、そのノズルトレイ76に、表示装置112に表示されている載置位置に、上記4種類の吸着ノズル60を収容する。そして、作業者が、ノズルトレイ76をノズルステーション30に戻した後に、ジョブ作成装置100により作成されたプログラムに従って、装着機14による装着作業が実行される。
ちなみに、上記実施例において、装着機14は、作業機の一例である。装着ヘッド26は、保持ヘッドの一例である。パーツカメラ29は、撮像装置の一例である。ノズルステーション30は、保持具ステーションの一例である。吸着ノズル60は、保持具の一例である。収容部78は、載置部の一例である。ジョブ作成装置100は、載置位置決定装置の一例である。
なお、本発明は、上記実施例に限定されるものではなく、当業者の知識に基づいて種々の変更、改良を施した種々の態様で実施することが可能である。具体的には、例えば、上記実施例では、ジョブ作成装置100において、吸着ノズル60の収容位置が決定されているが、ジョブ作成装置100と異なる装置で、吸着ノズル60の収容位置が決定されてもよい。
また、上記実施例では、1個の吸着ノズル60を保持するタイプの装着ヘッド26が採用されているが、複数の吸着ノズル60を保持するタイプの装着ヘッドを採用することが可能である。
また、上記実施例では、優先順がコントローラ114に記憶されているが、収容部78とパーツカメラ29との間の距離に基づいて、コントローラ114が優先順を決定してもよい。この際、収容部78とパーツカメラ29との間の距離は、記憶領域118に記憶されていてもよく、入力装置110により入力されてもよい。
14:装着機(作業機) 26:装着ヘッド(保持ヘッド) 29:パーツカメラ(撮像装置) 30:ノズルステーション(保持具ステーション) 60:吸着ノズル(保持具) 78:収容部(載置部) 100:ジョブ作成装置(載置位置決定装置)

Claims (2)

  1. 部品を保持する保持具が着脱可能に装着される保持ヘッドと、
    前記保持具を載置するための載置部を複数有し、複数の前記載置部のうちの任意のものに前記保持ヘッドに装着されている前記保持具が載置され、前記任意のもの以外のものに載置されている前記保持具が前記保持ヘッドに装着されることで、前記保持ヘッドとの間で前記保持具の交換が行われる保持具ステーションと、
    前記保持ヘッドに装着された前記保持具を撮像する撮像装置と
    を備え、前記保持具ステーションにおける前記保持具の交換が実行されることで、複数の前記保持具を用いた作業を行う作業機において、前記保持具ステーションにおける交換回数が多い保持具ほど、前記載置部と前記撮像装置との間の距離が短くなるように、前記保持具ステーションにおける前記複数の保持具の各々の載置位置を決定する載置位置決定装置。
  2. 前記複数の保持具のうちの2以上の保持具の前記保持具ステーションにおける交換回数が同じ場合に、前記作業機における前記複数の保持具の使用順を考慮して、前記保持具ステーションにおける前記2以上の保持具の各々の載置位置を決定する請求項1に記載の載置位置決定装置。
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