JP6129888B2 - 鞍乗り型車両の前部構造 - Google Patents

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Description

本発明は、スクリーンを備えた鞍乗り型車両の前部構造に関する。
自動二輪車等の鞍乗り型車両には、スクリーン(ウインドスクリーン、風防とも称する)を備えた車両がある。この種のスクリーンには、車体前部を覆うカバーを構成するフロントカウルの基本曲面形状の一部をなす形状に形成され、且つ、スクリーンの上方位置に、上記基本曲面形状とは異なる曲面形状の***面が形成されたものがある(例えば、特許文献1参照)。
特開平5−201368号公報
しかし、上記従来技術は、フロントカウルとスクリーンとが連続する形状に形成された車両、例えば、前面投影面積を小さくするレース車両等に適用することによって、走行時にスクリーンの表面からヘルメットの上面へ空気の流線をスムーズにするものである。
一方、自動二輪車には、フロントカウルの上部に前方に間隔を空けてスクリーンを設けることでフロントカウルよりもスクリーンを立ち上げた車両、例えば、ツアラー車両がある。このような車両でも、空力特性を更に向上させたい要望があり、近年では風切り音の更なる低減についても求められている。
本発明は、上述した事情を鑑みてなされたものであり、フロントカウルの上部に間隔を空けてスクリーンを設けた構成で、風切り音を抑えることが可能な鞍乗り型車両の前部構造を提供することを目的としている。
上述した課題を解決するため、本発明は、車体前部を覆うカバーと、前記カバーの上部に間隔を空けて設けられたスクリーンとを備えた鞍乗り型車両の前部構造において、前記スクリーン(61)は、走行時の風を車体左右に流す基本曲面(61W)に沿って形成され、前記スクリーン(61)の左右の側縁に、前記基本曲面(61W)に対して凹むとともに車幅方向外側が開放された凹部(61X)を設けており、前記スクリーン(61)には、車幅方向内側に切り欠いた切り欠き部(61A)によって車幅方向に沿う幅の間隔が狭まる幅狭部(61S)が設けられ、前記凹部(61X)は、前記切り欠き部(61A)の上部に位置することを特徴とする。
また、本発明は、車体前部を覆うカバー(54)と、前記カバー(54)の上部に間隔を空けて設けられたスクリーン(61)とを備えた鞍乗り型車両の前部構造において、前記スクリーン(61)は、走行時の風を車体左右に流す基本曲面(61W)に沿って形成され、前記スクリーン(61)の左右の側縁に、前記基本曲面(61W)に対して凹むとともに車幅方向外側が開放された凹部(61X)を設けており、前記凹部(61X)は、前記スクリーン(61)の左右側縁の前側角部を斜めにカットした形状であって、車幅方向外側ほど後方に深くなり、かつ、車幅方向外側が開放する開放溝形状に形成されていることを特徴とする。
記構成において、前記スクリーン(61)は、前記幅狭部(61S)の車幅中央にて開口するスクリーン開口部(61Y)を有するようにしても良い。
また、上記構成において、前記スクリーン(61)は、メーター(110)を支持するメーターステー(101)に支持され、前記メーターステー(101)は、前記メーター(110)を上方から覆うメーターバイザー(106)を一体に備えるようにしても良い。
また、上記構成において、前記メーターステー(101)は、前記スクリーン開口部(61Y)の後方に位置し、前記メーターステー(101)の上面は、前記スクリーン開口部(61Y)から流入した風を上方に向けて流す形状に形成されるようにしても良い。
また、上記構成において、前記メーターステー(101)の左右に、前記スクリーン開口部(61Y)から流入した風を左右に流すステー側開口部(61Z)を設けるようにしても良い。
本発明では、車体前部を覆うカバーの上部に間隔を空けて設けられたスクリーンは、走行時の風を車体左右に流す基本曲面に沿って形成され、前記スクリーンの左右に、前記基本曲面に対して凹んだ凹部を設けているので、スクリーンの左右にて上下で流速差が生じている走行風の交わりを抑制し、風切り音を抑え易くなる。
また、前記スクリーンには、車幅方向内側に切り欠いた切り欠き部によって車幅方向に沿う幅の間隔が狭まる幅狭部が設けられ、前記凹部は、前記切り欠き部の上部に位置するようにすれば、切り欠き部の左右にて上下で流速差が生じている走行風の交わりを抑制することができ、相対的に高い位置での風切り音を抑え易くなる。
また、前記スクリーンは、前記幅狭部の車幅中央にて開口するスクリーン開口部を有するようにすれば、幅狭部左右に流れる走行風の風量が減る分、走行風の交わりをより抑制し、風切り音を抑え易くなる。また、スクリーン上方を流れる走行風と、スクリーン前面に沿って上方に流れる走行風との流速差を減らし、乗員への風当たりを軽減し易くなる。
また、前記スクリーンは、メーターを支持するメーターステーに支持され、前記メーターステーは、前記メーターを上方から覆うメーターバイザーを一体に備えるようにすれば、メーターを支持する機能と、メーターバイザーの機能と、スクリーンを支持する機能とを一部品が備えることとなり、部品点数の削減することができる。
また、上記構成において、前記スクリーン(61)は、当該スクリーン(61)の車幅中央にて開口するスクリーン開口部(61Y)を有するとともに、メーター(110)を支持するメーターステー(101)に支持され、前記メーターステーは、前記スクリーン開口部の後方に位置し、前記メーターステーの上面は、前記スクリーン開口部から流入した風を上方に向けて流す形状に形成されるようにすれば、スクリーン上方の走行風の押し上げ効果をより高め、より高さのあるスクリーンと同等の防風効果を得ることができる。
また、上記構成において、前記スクリーン(61)は、当該スクリーン(61)の車幅中央にて開口するスクリーン開口部(61Y)を有するとともに、メーター(110)を支持するメーターステー(101)に支持され、前記メーターステーの左右に、前記スクリーン開口部から流入した風を左右に流すステー側開口部を設けるようにすれば、乗員の腕周り等への風当たりを軽減し、且つ旋回性を向上できる。これらにより、より高さのあるスクリーンと同等の防風効果を得ながら旋回性能を確保することができる。
本発明の実施の形態に係る自動二輪車の右側面図である。 自動二輪車の前部の右側面図である。 スクリーンを周辺構成と共に車体前方から見た図であり、図3(A)は本構成のスクリーンを示した図であり、図3(B)は参考例に係るスクリーンを示した図である。 スクリーンの断面を示す図であり、図4(A)は図3(A)のIV−IV断面図であり、図4(B)はスクリーン凹部の断面を拡大した図である。 スクリーンを周辺構成と共に右前方から見た斜視図である。 スクリーンを周辺構成と共に示した側断面図である。 ステー部材を周辺構成と共に上方から見た図である。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態について説明する。なお、説明中、前後左右および上下といった方向の記載は、特に記載がなければ車体に対する方向と同一とする。また、各図に示す符号FRは車体前方を示し、符号UPは車体上方を示し、符号LHは車体左方を示している。
図1は本発明の実施の形態に係る自動二輪車の右側面図である。なお、図1では、左右一対で設けられるものは右側のものだけが図示されている。
自動二輪車1は、車体フレームFにパワーユニットとしてのエンジン10が支持され、前輪2を支持する左右一対のフロントフォーク11,11が車体フレームFの前端に操舵可能に支持され、後輪3を支持するスイングアーム12が車体フレームFの後部側に設けられた車両である。自動二輪車1は、乗員が跨るようにして着座するシート13が車体フレームFの後部の上方に設けられた鞍乗り型の車両である。
車体フレームFは、前端に設けられるヘッドパイプ14と、ヘッドパイプ14の下部から後下がりに延出する左右一対のメインフレーム15,15と、メインフレーム15,15の前端部から後ろ下方に延びる左右一対のダウンフレーム16,16と、メインフレーム15,15の後端から下方に延出する左右一対のピボットフレーム17,17と、ピボットフレーム17,17の上端から後上がりに車両後端部まで延びる左右一対のシートフレーム18,18と、ピボットフレーム17,17の上部から後上がりに延びてシートフレーム18,18の後部に接続される左右一対のサブフレーム19,19とを備えている。
各メインフレーム15は、ヘッドパイプ14の下部から比較的緩い傾斜で後ろ下がりに延びるメインフレーム本体部15aと、ヘッドパイプ14の上部とメインフレーム本体部15aの中間部とを連結する補強フレーム部15bとを備える。また、車体フレームFは、メインフレーム本体部15a,15aの中間部とダウンフレーム16,16とを連結する左右一対の連結フレーム20,20を備えている。
ヘッドパイプ14にはステアリングシャフト(不図示)が回動自在に軸支され、ステアリングシャフトの下端部及び上端部には、車幅方向に延びるボトムブリッジ22及びトップブリッジ23が固定される。フロントフォーク11,11は、ボトムブリッジ22及びトップブリッジ23に支持され、前輪2は、フロントフォーク11,11の下端に設けられる前輪車軸24に軸支される。トップブリッジ23は、上面から上方に延びるハンドルホルダ25を備え、車幅方向に延びる操舵用のハンドル26は、ハンドルホルダ25に支持される。ハンドル26には、ナックルガード27,27やバックミラー68,68等が取り付けられる。
スイングアーム12は、左右のピボットフレーム17,17を連結するピボット軸28に前端部を軸支され、ピボット軸28を中心に上下に揺動する。後輪3は、スイングアーム12の後端部に挿通される後輪車軸29に軸支される。
スイングアーム12と車体フレームFとの間にはリアサスペンション(不図示)が設けられる。
エンジン10は、車幅方向に延びるクランク軸30を支持するクランクケース31と、クランクケース31の前部から前上方に延びるシリンダ部32とを備えている。エンジン10は、シリンダ部32のシリンダ軸線Cが鉛直よりも水平側に近くなるように前傾しているエンジンであり、エンジン10の上方には部品の配置スペースが確保される。エンジン10の出力は、エンジン10の出力軸(不図示)と後輪3との間に設けられる不図示のチェーンによって後輪3に伝達される。なお、図1中、符号37は触媒コンバータである。
シリンダ部32の背面には、不図示のスロットルボディを介してエアクリーナーボックス38が接続される。エアクリーナーボックス38は、メインフレーム15,15の前部の上方、且つ、ヘッドパイプ14の後方に配置されることによってシリンダ部32の上方に配置される。エアクリーナーボックス38は、エンジン10の吸気圧を利用して外気を取り込み、内部のフィルタによって空気を清浄化する。エアクリーナーボックス38で清浄化された空気は、エンジン10の吸気圧でシリンダ部32に向かって下方に流れ、スロットルボディで流量を調整されてシリンダ部32に供給される。
また、エアクリーナーボックス38とメインフレーム本体部15aとの間には、車体の各部に電力を供給するバッテリ39が配置される。このエンジン10は水冷式のエンジンであり、エンジン10の冷却水を空冷するラジエータ40は、ヘッドパイプ14の下方、且つ、シリンダ部32の前方に配置される。
シート13は、運転者用の前側シート41と、前側シート41よりも一段高い同乗者用の後側シート42とを備えている。前側シート41は、ピボットフレーム17,17及びシートフレーム18,18の前部の上方に配置され、後側シート42は、シートフレーム18,18の上方に配置される。後側シート42の左右の側方には、後側シート42に着座した同乗者が把持するグリップ43,43がそれぞれ設けられる。
燃料タンク45は、前側シート41及び後側シート42の下方、且つ、シートフレーム18,18間のスペースを利用して配置される。
ピボットフレーム17,17の車幅方向外側には、ステップホルダ46,46が左右一対で設けられ、左右のステップホルダ46,46の前部に運転者用のステップ47,47が固定され、左右のステップホルダ46,46の後部に同乗者用のタンデムステップ48,48が固定される。
メインフレーム15,15の後部上方において前側シート41とヘッドパイプ14との間には、収納ボックス50が設けられる。収納ボックス50は、上面が開口したボックス本体51と、上面の開口を開閉自在に塞ぐボックスリッド52とを備える。
ボックス本体51は、フルフェイス型のヘルメットを1個収納可能な容量を備える。エアクリーナーボックス38及びバッテリ39は、ボックス本体51とヘッドパイプ14との間に配置される。
自動二輪車1は、車体を覆う樹脂製の車体カバー53を備えている。車体カバー53は、車体前部を覆うカバーであるフロントカウル54と、車体前部の側方を覆う左右一対のサイドカバー55,55と、ボックス本体51を覆う左右一対のボックスサイドカバー56,56と、サイドカバー55,55後方における車体の側方を左右一対のミドルカバー57,57と、ミドルカバー57,57後方で車体後部を覆うリアカウル58とを備えている。
フロントカウル54は、ヘッドパイプ14の前方に配置され、ヘッドライト60、スクリーン61(ウインドスクリーンとも称する)、及び左右一対のフロントウインカ66,66が取り付けられる。サイドカバー55,55は、フロントカウル54の左右に取り付けられ、ヘッドパイプ14及びメインフレーム15,15の前部を側方から覆う。
ボックスサイドカバー56,56は、サイドカバー55,55と前側シート41との間に配置されてボックス本体51の上部を側方から覆う。このボックスサイドカバー56,56は、運転者がニーグリップする部分でもある。ミドルカバー57,57は、車体フレームFに取り付けられ、メインフレーム15,15の上方でボックス本体51の下部及び前側シート41の下方の部分を覆う。リアカウル58は、シートフレーム18,18に取り付けられ、後側シート42の下方でシートフレーム18,18及びサブフレーム19,19を覆う。リアカウル58の後端部にはテールランプ64が設けられる。
この自動二輪車1は、車体カバー53として、更に、エンジン10を下方から覆うアンダーカバー59と、前輪2の上方を覆うフロントフェンダ62と、後輪3の上方に設けられ、燃料タンク45を下方から覆うリアフェンダ63と、フロントカウル54の下方からくちばし状に前下がりに突出するくちばし状カウル70を備えている。リアフェンダ63には、左右一対のテールランプ64と、ライセンスプレートホルダー65と、リアウインカ67,67とが取り付けられる。くちばし状カウル70は、上下方向及び車幅方向において、前端側ほど先細るように形成されている。
図2は自動二輪車1の前部の右側面図である。また、図3(A)はスクリーン61を周辺構成と共に車体前方から見た図である。
フロントカウル54は、車体フレームFの前部を構成するヘッドパイプ14に不図示のブラケットを介して支持され、図2及び図3(A)に示すように、ヘッドパイプ14の前方、且つ、ハンドル26の下方にて車体前部を前方から覆うカバーに形成されている。
このフロントカウル54の前面は、前方からの走行風をスムーズに流す基本曲面に形成されている。この基本曲面は、車幅中心に設定された前端位置(図2中、符号αで示す)を基準にして上下及び左右に離れるほど後方になる前方凸の湾曲面とされている。上記前端位置αは、ヘッドライト60の前端と一致し、このヘッドライト60の前面を含めてフロントカウル54の前面が上記基本曲面に形成されている。つまり、ヘッドライト60はフロントカウル54の前面の一部を構成するように埋設され、ヘッドライト60とフロントカウル54とによって基本曲面が形成されている。
スクリーン61は、後述するステー部材101(後述する図5)を介してフロントカウル54の上部に取り付けられる。なお、図3(A)中、符号102は、スクリーン61をステー部材101に締結固定するための締結部材(本構成では4本の締結ボルト)である。
図2に示すように、スクリーン61は、フロントカウル54の上部に前方に間隔を空けて支持されている。このため、スクリーン61はフロントカウル54の基本曲面から離間しており、基本曲面の一部を形成していない。
このスクリーン61は、左右に行くほど後方となる湾曲形状であって、後ろ下がりに傾斜する傾斜形状に形成され、走行時の風を車体左右に流す曲面(以下、「スクリーン61の基本曲面61W」と言う)に形成されている。このスクリーン61の基本曲面61Wは、上面視で、前方凸の湾曲面を形成する点でフロントカウル54と似ているが(後述する図4(A))、側断面視ではフロントカウル54のような前方凸の湾曲形状ではなく、後ろ上がりに延びる直線形状に形成されている。なお、スクリーン61及びフロントカウル54は車幅中心に対して左右対称形状に形成されている。
スクリーン61がフロントカウル54の基本曲面61Wから離れて後ろ上がりに傾斜するので、スクリーン61を高い位置まで配置することができる。このため、フロントカウル54後方に着座する運転者が大きく伏せなくても運転者の前方をスクリーン61で覆うことができ、高い防風効果を確保し易くなり、長距離走行に好適である。
より具体的には、このスクリーン61は、図3(A)に示すように、車体正面視で、車幅方向に沿う左右長に比して上下長が長い比較的大型のスクリーン61に形成されている。図2に示すように、スクリーン61の下縁は、フロントカウル54の上縁及びハンドル26よりも下方に位置し、スクリーン61の上縁は、ハンドル26よりも上方に位置し、スクリーン61後方の乗員の上半身を広くカバーすることができる。なお、このスクリーン61の素材には透明樹脂材料が使用される。
図2及び図3(A)に示すように、このスクリーン61の左右の側縁には、上下の略中間位置において車幅方向内側に切り欠いた切り欠き部61Aが形成され、この左右の切り欠き部61Aによって車幅方向に沿う幅が最も狭いスクリーン幅狭部61Sが形成される。
このスクリーン61は、スクリーン幅狭部61Sに対して下方部分を構成するスクリーン下部61Lが、最も幅広の第1幅広部に形成されており、スクリーン幅狭部61Sに対して上方部分のスクリーン上部61Hが、スクリーン下部61Lの次に幅広の第2幅広部に形成されている。
上記スクリーン幅狭部61Sを備えるので、ハンドル26の操舵量を大きくしてもハンドル26とスクリーン61との離間距離を十分に確保できるとともに、スクリーン61の前面投影面積を抑えることができる。
ところで、走行時には前方からの走行風がスクリーン61に沿って流れるので、スクリーン61前面には、スクリーン61左右に向かって流れる走行風と、スクリーン61上方に向かって流れる走行風とが生じる。
図3(B)は参考例に係るスクリーン161を示している。この図3(B)には、スクリーン61左右に向かって流れる走行風を示している。このスクリーン161は、本構成のスクリーン61から以下に説明するスクリーン凹部61Xを除いたスクリーンである。
スクリーン61左右に向かって流れる走行風に着目すると、図3(B)に示すように、スクリーン61沿いの走行風には上下に流速差があり、スクリーン61の下方ほど相対的に早い走行風W1が生じ、スクリーン61の上方ほど相対的に遅い走行風W2が生じる。この流速差のある走行風W1、W2が交わると渦W3の発生を招く。この渦W3は風切り音や空気抵抗増大の原因となる。
これに対し、本実施形態のスクリーン61は、図3(A)に示すように、スクリーン61の左右に、スクリーン61の基本曲面に対して凹む凹部61X(以下、「スクリーン凹部61X」と言う)を備えている。このスクリーン凹部61Xは、スクリーン61の基本曲面61Wに沿って流れる走行風の一部を、流速差のある走行風W1、W2間に導くことにより走行風W1、W2の交わりを抑制し、渦W3の発生を抑えることができる。
詳述すると、スクリーン凹部61Xは、スクリーン上部61Hの左右の側縁に設けられ、つまり、スクリーン上部61Hとスクリーン幅狭部61Sとの間にできる左右の角部近傍の領域に設けられる。また、スクリーン凹部61Xは、スクリーン61の左右の側縁に沿って上方方向に延びる縦長形状であって、車幅方向外側に行くほど上下方向に拡がる後方凸の凹形状に形成されている。
図4(A)は図3(A)のIV−IV断面図であり、図4(B)は図4(A)に示すスクリーン凹部61Xの断面を拡大した図である。
図4(A)に示すように、スクリーン凹部61Xは、スクリーン61の左右両端においてスクリーン61の基本曲面61Wに対して後方に凹んだ凹部(61X)であり、図4(B)に示すように、スクリーン61の左右側縁の前側角部を斜めにカットした断面形状とされている。このため、車幅方向外側ほど後方に深くなり、かつ、車幅方向外側が開放する開放溝形状に形成されている。なお、図4(A)及び図4(B)中、二点鎖線はスクリーン凹部61Xを設けない場合の外形線を示している。
このように、スクリーン凹部61Xを、車幅方向外側に行くほど上下方向に拡がる凹形状にしたので、スクリーン凹部61Xに沿って流れる走行風を上下方向に拡げて流し易くなり、上下の走行風W1,W2間に走行風を効率良く導くことができる。これにより、走行風W1,W2の交わりを効率良く抑制することができる。
しかも、スクリーン凹部61Xを、車幅方向外側に開放する開放溝形状にしているので、スクリーン凹部61Xに沿って流れる走行風の車幅方向外側への流れを妨げない。これにより、走行風W1,W2の交わりをより抑制することができる。このようにして走行風W1,W2間の渦W3の発生を抑制して走行風の整流効果を高める。従って、風切り音を抑え、且つ、空気抵抗の増大を抑えることが可能である。続いて、スクリーン61を周辺構成と共にさらに詳述する。
図5はスクリーン61を周辺構成と共に右前方から見た斜視図である。なお、図5は説明の便宜用、スクリーン61を二点鎖線で示している。また、図6はスクリーン61を周辺構成と共に示した側断面図である。この図6は車幅方向中央の側断面である。
図5及び図6に示すように、フロントカウル54とスクリーン61との間には、フロントカウル54の上部から上方に立ち上がるコの字断面のステー部材101が取り付けられる。このステー部材101は、フロントカウル54の上部から車幅方向に間隔を空けて上方に立ち上がる左右一対の立ち上がり部103と、左右一対の立ち上がり部103の上部間を架橋する架橋板部105とを一体に備えており、左右一対の立ち上がり部103と架橋板部105とで囲まれる領域にメーター110が支持されている。これによって、メーター110は、フロントカウル54とステー部材101とによって囲まれる。
メーター110は、車速やエンジン回転数などの車両情報を表示するユニットでありメーター110の表示面110Aを後ろ斜めに向けて、つまり、運転者に向けて配置される。
架橋板部105は、左右一対の立ち上がり部103間にて後ろ上がりに延在する傾斜板部106と、傾斜板部106の左右にて傾斜板部106よりも前上方に張り出すとともに後ろ上がりに延びる左右一対のスクリーン支持部107とを一体に備え、左右一対のスクリーン支持部107の前面に、スクリーン61が複数の締結部材102によって締結されている。
すなわち、ステー部材101は、メーター110を覆うと共にメーター110を支持するメーターカバーやメーターステーとして機能するとともに、スクリーン61を支持するスクリーンステーとして機能している。
傾斜板部106は、メーター110の上方を覆うとともにメーター110よりも後ろ上方に延在し、メーター110の日除けとなるメーターバイザーとして機能する。さらに、傾斜板部106は、スクリーン61に設けられたスクリーン開口部61Yの後方を覆うように前下がりに延在し、図6に示すように、スクリーン開口部61Yから導入された走行風WCを、後ろ上方に向けて案内する走行風ガイドとしても機能する。
スクリーン開口部61Yは、スクリーン61の中央に設けられた開口部であり、より具体的には、スクリーン61の車幅中央、且つ、上下の略中間位置に設けられ、傾斜板部106の幅全体に渡って前後方向に開口する横長の開口部に形成されている。
なお、図6中、符号WDは、スクリーン開口部61Yよりも上方にてスクリーン61に向かい、スクリーン61の前面に沿って斜め上方に流れる走行風を示し、符号WEは、スクリーン61よりも上方の走行風を示している。
仮にスクリーン61に上記スクリーン開口部61Yを設けない場合、空気抵抗が増えて燃費向上に不利である。これに対し、本構成では、スクリーン61にスクリーン開口部61Yを設けるので、前方からの走行風の一部(走行風WCに相当)がスクリーン開口部61Yを通過する分、空気抵抗を下げることができ、燃費向上に有利である。
スクリーン61に上記スクリーン開口部61Yを設けない場合には、スクリーン61の上面に沿って上方に流れる走行風WDによって、スクリーン61上方を流れる走行風WEの流線を押し上げる効果(図6中、符号Yで示す走行風の押し上げ効果)を得ることができる。これに対し、本構成では、図6に示すように、上記走行風WDに加えて、スクリーン開口部61Yに進入し、メーターバイザーとなる傾斜板部106の上面に沿って流れる走行風WCによっても、スクリーン61上方を流れる走行風WEの流線を押し上げることができる。これにより、前方からの走行風の一部がスクリーン開口部61Yを通過する分、空気抵抗を下げることができ、燃費向上を図りつつ、走行風の押し上げ効果をより高めることができ、運転者等の乗員の風当たりの軽減にも有利な構造となる。
しかも、上記スクリーン開口部61Yによって、スクリーン幅狭部61Sを左右に流れる走行風W1の風量が減るので、走行風W1,W2の交わりをより抑制でき、風切り音等をより抑えることもできる。また、上記スクリーン開口部61Yに進入した走行風WCを、メーターバイザーとなる傾斜板部106の車幅方向に間隔を空けて設けられた左右一対の開口部61Zにより、左右に分散させることもできる。これらにより、本構成では、より高さのあるスクリーンと同等の防風効果を得ながら旋回性能を確保することが可能になる。
傾斜板部106には、図5に示すように、スクリーン開口部61Yよりも上方にて車幅方向に間隔を空けて左右一対の開口部61Z(以下、「ステー側開口部61Z」と言う)が設けられている。これらステー側開口部61Zは、スクリーン開口部61Yに進入した走行風W1を車幅方向外側に流す開口部となっている。
図7はステー部材101を周辺構成と共に上方から見た図である。なお、図7もスクリーン61を二点鎖線で示している。
この左右一対のステー側開口部61Zは、傾斜板部106と左右一対のスクリーン支持部107との間の段差をつなぐ左右一対の壁部109に設けられている。この壁部109は、傾斜板部106から前上方に立ち上がるとともに、前上方に行くに従って車幅方向外側に拡がる傾斜壁に形成されている。この傾斜壁である壁部109にステー側開口部61Zを開口させるので、ステー側開口部61Zは、架橋板部105を車幅方向(左右)に開口する開口部となっている。
ステー側開口部61Zが左右に開口するので、図7に示すように、スクリーン開口部61Yに進入した走行風WCを、左右のステー側開口部61Z間を流れる走行風WC1と、左右のステー側開口部61Zを流れる走行風WC2,WC3との3つに分流させることができる。
これにより、上方への流れだけでなく左右方向への流れを積極的に生じさせることができる。この左右方向への流れにより、スクリーン61の左右を流れる走行風との流速差を減らして乗員側方の渦の発生を抑制することができ、運転者の腕周り等への風当たりを軽減することが可能になる。
さらに、スクリーン開口部61Yにより上方へ走行風を流しただけでは、走行風が車幅中心に保持され旋回性能が低下するおそれが生じるが、左右方向へ走行風を分散させるので、旋回性の向上にも有利である、といった効果も得られる。
以上説明したように、本実施の形態によれば、フロントカウル54の上部に間隔を空けて設けられたスクリーン61が、走行時の風を車体左右に流す基本曲面61Wに沿って形成され、スクリーン61の左右に、基本曲面61Wに対して凹んだスクリーン凹部61Xを設けているので、スクリーン61の左右にて上下で流速差が生じている走行風W1,W2の間に走行風を導き、走行風W1,W2の交わりを抑制することができる。これにより、風切り音を抑え、且つ、空気抵抗の増大を抑え易くなる。従って、空力特性を高め易くなる。
また、スクリーン61には、車幅方向内側に切り欠いた切り欠き部61Aによって車幅方向に沿う幅の間隔が狭まる幅狭部61Sが設けられ、スクリーン凹部61Xは切り欠き部61Aの上部に位置するので、切り欠き部61Aの左右にて上下で流速差が生じている走行風W1,W2の交わりを抑制することができる。この場合、相対的に高い位置での風切り音を抑えることができ、乗員に聞こえやすい風切り音を効率良く抑えることができる。
また、スクリーン61はスクリーン幅狭部61Sの車幅中央にて開口するスクリーン開口部61Yを有するので、スクリーン幅狭部61Sから左右に流れる走行風W1の風量が減る分、走行風W1,W2の交わりをより抑制し、風切り音等をより抑え易くなる。また、前方からの走行風の一部がスクリーン開口部61Yを通過する分、空気抵抗を下げることができ、燃費向上を図りつつ、運転者等の乗員の風当たりの軽減にも有利な構造となる。
また、スクリーン61は、メーター110を支持するメーターステー等として機能するステー部材101に支持され、ステー部材101は、メーター110を上方から覆うメーターバイザーとなる傾斜板部106を一体に備えるので、ステー部材101が、メーター110を支持する機能と、メーターバイザーの機能と、スクリーン61を支持する機能とを備えており、別々の部品で構成する場合と比べて部品点数を削減することができる。
また、ステー部材101は、スクリーン開口部61Yの後方に位置し、ステー部材101の上面は、スクリーン開口部61Yから流入した風を上方に向けて流す形状に形成されているので、スクリーン61の上面に沿って上方に流れる走行風WDに加えて、ステー部材101の上面に沿って流れる走行風WCによっても、スクリーン61上方を流れる走行風WEの流線を押し上げることができる。従って、スクリーン61上方の走行風WEの押し上げ効果をより高め、より高さのあるスクリーンと同等の防風効果を得ることができる。
また、ステー部材101の左右に、スクリーン開口部61Yから流入した風を左右に流すステー側開口部61Zを設けているので、スクリーン開口部61Yから流入した風が左右に分散し、運転者の腕周り等への風当たりを軽減し、且つ旋回性を向上できる。これらにより、より高さのあるスクリーンと同等の防風効果を得ながら旋回性能を確保することができる。
上述した実施形態は、あくまでも本発明の一態様を示すものであり、本発明の主旨を逸脱しない範囲で任意に変形および応用が可能である。
例えば、上記実施形態では、図1に示す自動二輪車1に本発明を適用する場合を説明したが、これに限らず、公知の鞍乗り型車両に本発明を適用しても良い。なお、鞍乗り型車両は、車体に跨って乗車する車両全般を含み、自動二輪車(原動機付き自転車も含む)のみならず、ATV(不整地走行車両)等の三輪車両や四輪車両を含む車両である。
10 自動二輪車(鞍乗り型車両)
11 車体フレーム
14 ヘッドパイプ
54 フロントカウル(車体前部を覆うカバー)
61 スクリーン
61A 切り欠き部
61H スクリーン上部
61L スクリーン下部
61S スクリーン幅狭部
61W スクリーンの基本曲面
61X スクリーン凹部
61Y スクリーン開口部
61Z ステー側開口部
101 ステー部材(メーターステー、スクリーンステー)
106 傾斜板部(メーターバイザー)
110 メーター

Claims (6)

  1. 車体前部を覆うカバー(54)と、前記カバー(54)の上部に間隔を空けて設けられたスクリーン(61)とを備えた鞍乗り型車両の前部構造において、
    前記スクリーン(61)は、走行時の風を車体左右に流す基本曲面(61W)に沿って形成され、前記スクリーン(61)の左右の側縁に、前記基本曲面(61W)に対して凹むとともに車幅方向外側が開放された凹部(61X)を設けており、
    前記スクリーン(61)には、車幅方向内側に切り欠いた切り欠き部(61A)によって車幅方向に沿う幅の間隔が狭まる幅狭部(61S)が設けられ、
    前記凹部(61X)は、前記切り欠き部(61A)の上部に位置することを特徴とする鞍乗り型車両の前部構造。
  2. 車体前部を覆うカバー(54)と、前記カバー(54)の上部に間隔を空けて設けられたスクリーン(61)とを備えた鞍乗り型車両の前部構造において、
    前記スクリーン(61)は、走行時の風を車体左右に流す基本曲面(61W)に沿って形成され、前記スクリーン(61)の左右の側縁に、前記基本曲面(61W)に対して凹むとともに車幅方向外側が開放された凹部(61X)を設けており、
    前記凹部(61X)は、前記スクリーン(61)の左右側縁の前側角部を斜めにカットした形状であって、車幅方向外側ほど後方に深くなり、かつ、車幅方向外側が開放する開放溝形状に形成されていることを特徴とする鞍乗り型車両の前部構造。
  3. 前記スクリーン(61)は、当該スクリーン(61)の車幅中央にて開口するスクリーン開口部(61Y)を有することを特徴とする請求項1又は2に記載の鞍乗り型車両の前部構造。
  4. 前記スクリーン(61)は、メーター(110)を支持するメーターステー(101)に支持され、
    前記メーターステー(101)は、前記メーター(110)を上方から覆うメーターバイザー(106)を一体に備えることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一項に記載の鞍乗り型車両の前部構造。
  5. 前記スクリーン(61)は、当該スクリーン(61)の車幅中央にて開口するスクリーン開口部(61Y)を有するとともに、メーター(110)を支持するメーターステー(101)に支持され、
    前記メーターステー(101)は、前記スクリーン開口部(61Y)の後方に位置し、
    前記メーターステー(101)の上面は、前記スクリーン開口部(61Y)から流入した風を上方に向けて流す形状に形成されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の鞍乗り型車両の前部構造。
  6. 前記スクリーン(61)は、当該スクリーン(61)の車幅中央にて開口するスクリーン開口部(61Y)を有するとともに、メーター(110)を支持するメーターステー(101)に支持され、
    前記メーターステー(101)の左右に、前記スクリーン開口部(61Y)から流入した風を左右に流すステー側開口部(61Z)を設けたことを特徴とする請求項1又は2に記載の鞍乗り型車両の前部構造。
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