JP6136603B2 - カートリッジ - Google Patents

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Description

本発明は、電子写真方式が採用される画像形成装置に用いられるカートリッジに関する。
画像形成装置として、現像ローラを有するカートリッジを、着脱可能に備えるプリンタが知られている。
このようなプリンタに着脱可能に設けられるカートリッジとして、現像ローラに現像バイアスを印加するために、本体ケーシングの本体側接点部と電気的に接続される導電部材を備える現像カートリッジが知られている(例えば、特許文献1参照)。
そして、このような現像カートリッジでは、現像カートリッジを本体ケーシング内に挿入していくことにより、導電部材を、その弾性力によって、本体側接点部に押圧するようにして、導電部材と本体側接点部とを接続している。
特開2004−077565号公報
しかるに、上記した特許文献1に記載の現像カートリッジでは、導電部材として、金属や導電性樹脂などからなる板ばねを用いている。板ばねは、現像カートリッジに対する組付性が良く、導電部材の姿勢が安定するというメリットがある。その一方、形状が複雑であるために高コストであり、また、ばね定数が高いために、所定の接触位置とずれた位置で本体側接点部と接触した場合に、荷重の変化が大きいなどの不具合がある。
そこで、本発明の目的は、コストを低減することができながら、確実に回転体に電力を供給することのできるカートリッジを提供することにある。
(1)上記した目的を達成するために、本発明のカートリッジは、回転軸を有する回転体と、外部電極からの電力を回転体に供給するための電極部材とを備え、電極部材は、外部電極と接触するように構成される接点部と、線材が巻回されることにより構成されるコイルからなる付勢部とを有し、付勢部を支点として接点部を回動させ、接点部を外部電極に向けて付勢するように構成されている。
このような構成によれば、接点部を、コイルからなる付勢部を支点として、外部電極に向けて付勢することにより、外部電極と接触させて、外部電極の電力を回転体に供給することができる。
そのため、板ばねと比較してばね定数の小さいコイルからなる付勢部の付勢力を利用して、接点部を外部電極に対して、確実に接触させることができる。
その結果、コイルを用いることで電極部材の製造コストを低減することができながら、確実に回転体に電力を供給することができる。
(2)また、接点部は、線材が巻回されることにより構成されるコイルからなっていてもよい。
このような構成によれば、接点部は、線材が巻回されることにより構成されるコイルであるために、高い剛性を有している。
そのため、外部電極と繰り返し接触しても、接点部が損傷することを抑制することができる。
その結果、長期にわたり、接点部と外部電極とを確実に接触させることができる。
(3)また、電極部材は、付勢部の線材の巻回中心である第1軸線と、接点部の線材の巻回中心であり、第1軸線と平行な第2軸線とを備え、接点部は、第1軸線および第2軸線の両方と直交する方向に回動するように構成されていてもよい。
このような構成によれば、電極部材において、付勢部と接点部とは、平行な軸線を有するコイルから構成される。
そのため、付勢部の第1軸線まわりに発生するねじりによる付勢力によって、接点部を外部電極に向けて付勢し、接触させることができる。また、接点部の巻回される線材の周縁を外部電極に接触させることができるので、接点部を外部電極に対して一定の面圧で接触させることができる。
その結果、接点部を付勢部のねじりによる付勢力により付勢して、外部電極に対して、安定して接触させることができる。
(4)また、回転体を有する第1フレームと、電極部材を支持し、回転体の回転軸方向における第1フレームの一方側に取り付けられる第2フレームとをさらに備え、第2フレームは、接点部の回動をガイドするように構成されるガイド部を備えていてもよい。
このような構成によれば、第2フレームによって電極部材を支持しながら、ガイド部によって、接点部を安定して回動させることができる。
(5)また、第2フレームは、付勢部を支持する支持部を備えていてもよい。
このような構成によれば、第1フレームと第2フレームが離脱されている状態であっても、支持部で付勢部を支持することができる。
そのため、第2フレームが第1フレームから離脱された状態で、第2フレームに対して電極部材を組み付けておくことができる。
その結果、第2フレームに電極部材をあらかじめ組み付けておくことで、第2フレームを第1フレームに対して組み付けるだけで、第1フレームに対して、電極部材を容易に組み付けることができるので、カートリッジの組付性の向上を図ることができる。
(6)また、電極部材は、付勢部における線材の一端部と接点部における線材の一端部とを連結する連結部を備えていてもよい。
このような構成によれば、連結部により、付勢部と接点部とが連結されているので、連結部を介して、付勢部によって接点部を付勢することができる。
また、付勢部と接点部とを連続する線材から形成することができる。
そのため、電極部材を一本の線材から、容易に形成することができる。
(7)また、電極部材は、付勢部における線材の他端部から延び、第1フレームと第2フレームとによって挟まれる第1腕部を備えていてもよい。
このような構成によれば、付勢部における線材の他端部から延びる第1腕部を、第1フレームと第2フレームとによって挟むことにより、電極部材を第1フレームと第2フレームとに対して確実に固定することができる。
(8)また、電極部材は、第1腕部における付勢部と反対側の端部から延び、第2フレームと係合する係合部を備えていてもよい。
このような構成によれば、第2フレームが第1フレームから離脱された状態で、第2フレームに対して、係合部を係合させることにより、電極部材を組み付けておくことができる。
そのため、第2フレームに電極部材をあらかじめ組み付けておくことで、第2フレームを第1フレームに対して組み付けるだけで、第1フレームに対して、電極部材を容易に組み付けることができるので、よりカートリッジの組付性の向上を図ることができる。
(9)また、電極部材は、接点部における線材の他端部から延びる第2腕部を備え、第2フレームは、第2腕部が当接されることにより、第2軸線が、第1軸線に対して傾斜することを規制する規制部を備えていてもよい。
このような構成によれば、第2軸線の第1軸線に対する傾斜が規制部により規制されるので、第2フレームに対する接点部の位置を安定させることができる。
そのため、接点部を外部電極に対して安定して接触させることができる。
(10)また、第2フレームは、導電性を有し、回転軸の回転軸方向における一方側の端部を支持し、電極部材は、第2フレームを介して、回転体に電力を供給していてもよい。
このような構成によれば、電極部材は、回転軸の回転軸方向における一方側の端部を支持する第2フレームに支持されている。また、第2フレームは、導電性を有している。
そのため、接点部を外部電極に接触させることにより、確実に回転体に電力を供給することができる。
本発明のカートリッジでは、コストを低減することができながら、確実に回転体に電力を供給することができる。
図1は、プリンタの一実施形態を示す中央断面図である。 図2は、図1に示す現像カートリッジを右上側から見た斜視図である。 図3は、図1に示す現像カートリッジを右上側からみた拡大分解斜視図である。 図4Aは、図3に示すコイル電極を右上側から見た斜視図であり、図4Bは、図3に示すコイル電極を左下側から見た斜視図であり、図4Cは、図3に示すコイル電極の平面図であり、図4Dは、図3に示すコイル電極の左側面図である。 図5Aは、図3に示す電極カバーを左前側から見た斜視図であり、図5Bは、図3に示す電極カバーを右前側から見た斜視図である。 図6Aは、電極ユニットの組み付けを説明するための説明図であり、コイル電極の係合部を電極カバーの係合溝に挿入した状態を示し、図6Bは、電極ユニットの組み付けを説明するための説明図であり、電極カバーに対してコイル電極を揺動させている状態を示し、図6Cは、電極ユニットの組み付けを説明するための説明図であり、電極カバーに対するコイル電極の組み付けが完了した状態を示す。 図7Aは、電極ユニットの左側面図であり、図7Bは、図7AのA−A断面図を示す。 図8Aは、現像カートリッジの右側面図であり、図8Bは、図8AのB−B断面図を示す。 図9は、プロセスフレームに対する現像カートリッジの着脱を説明するための説明図であって、図9Aは、現像カートリッジの着脱途中の状態を示し、図9Bは、現像カートリッジが装着された状態を示す。
1.プリンタの全体構成
図1に示すように、画像形成装置の一例としてのプリンタ1は、ダイレクトタンデム型カラーレーザプリンタである。プリンタ1は、本体ケーシング2内に、用紙Pを給紙するための給紙部3と、給紙された用紙Pに画像を形成するための画像形成部4とを備えている。
なお、以下の説明において、プリンタ1の方向に言及するときには、プリンタ1を水平に載置した状態を上下の基準とする。すなわち、図1の紙面左方が前方であり、図1の紙面右方が後方である。また、図1の紙面上方が上方であり、紙面下方が下方である。また、プリンタ1を前側から見たときを左右の基準とする。すなわち、図1の紙面奥が左方であり、紙面手前が右方である。なお、前後方向は第1方向の一例であり、上下方向は第2方向の一例であり、左右方向は第3方向の一例である。また、前側は第1方向の一方側の一例であり、後側は第1方向の他方側の一例である。また、上側は第2方向の一方側の一例であり、下側は第2方向の他方側の一例である。また、左側は第3方向の一方側の一例であり、右側は第3方向の他方側の一例である。
(1)本体ケーシング
本体ケーシング2は、略ボックス形状を有している。本体ケーシング2は、フロントカバー5を備えている。
フロントカバー5は、本体ケーシング2の一方壁に、後述するプロセスユニット9を着脱させるために、その下端部を支点として、開閉するように揺動可能である。
(2)給紙部
給紙部3は、給紙トレイ6と、1対のレジストローラ7とを備えている。
給紙トレイ6は、本体ケーシング2の下端部内に配置されている。給紙トレイ6は、用紙Pを収容する。
レジストローラ7は、給紙トレイ6の前上方に配置されている。レジストローラ7は、用紙Pを画像形成部4へ搬送する。
(3)画像形成部
画像形成部4は、スキャナユニット8と、プロセスユニット9と、転写ユニット10と、定着ユニット11とを備えている。
(3−1)スキャナユニット
スキャナユニット8は、本体ケーシング2の上端部内に配置されている。スキャナユニット8は、破線で示すように、後述する4つの感光ドラム14に向けて、画像データに基づいて、レーザービームをそれぞれ出射し、後述する感光ドラム14を露光する。
(3−2)プロセスユニット
プロセスユニット9は、スキャナユニット8の下方において、転写ユニット10の上方に配置されている。プロセスユニット9は、プロセスフレーム12と、複数、すなわち4つのカートリッジの一例としての現像カートリッジ13とを備えている。プロセスフレーム12は、本体ケーシング2に対して、前後方向に沿ってスライドすることにより、着脱可能に構成されている。
プロセスフレーム12は、複数、すなわち4つの感光ドラム14と、複数、すなわち4つのスコロトロン型帯電器15とを備えている。
4つの感光ドラム14は、互いに前後方向に間隔を隔てて、並列配置されている。4つの感光ドラム14のそれぞれは、左右方向に延びる略円筒形状を有している。
4つのスコロトロン型帯電器15のそれぞれは、対応する感光ドラム14の後上方に、感光ドラム14と間隔を隔てて位置している。
4つの現像カートリッジ13のそれぞれは、4つの感光ドラム14のそれぞれに対応して、対応する感光ドラム14の前上方に配置されている。すなわち、4つの現像カートリッジ13は、前後方向に沿って並列配置されている。現像カートリッジ13は、プロセスフレーム12に着脱可能に支持されている。
また、現像カートリッジ13は、回転体の一例としての現像ローラ17と、回転体の一例としての供給ローラ18と、層厚規制ブレード19とを備えている。
現像ローラ17は、後述するが、現像カートリッジ13の下端部において、後方へ向かって露出されるように、回転可能に支持されている。現像ローラ17は、感光ドラム14の前上端部に対して接触している。なお、現像ローラ17は、回転軸の一例としての現像ローラ軸54を備えている。
供給ローラ18は、現像ローラ17の前上端部に対して接触している。なお、供給ローラ18は、回転軸の一例としての供給ローラ軸55を備えている。
層厚規制ブレード19は、現像ローラ17の上端部に対して接触している。
なお、現像カートリッジ13は、供給ローラ18および層厚規制ブレード19の上方の空間において、トナーを収容している。
(3−3)転写ユニット
転写ユニット10は、給紙部3の上方において、プロセスユニット9の下方に配置されている。転写ユニット10は、駆動ローラ20と、従動ローラ21と、搬送ベルト22と、複数、すなわち4つの転写ローラ23とを備えている。
駆動ローラ20および従動ローラ21は、前後方向に間隔を隔てて向かい合うように配置されている。
搬送ベルト22は、その上方部分が4つの感光ドラム14の下方に対して接触するように、駆動ローラ20および従動ローラ21の周りに巻回されている。
4つの転写ローラ23のそれぞれは、4つの感光ドラム14のそれぞれに対応して備えられている。
(3−4)定着ユニット
定着ユニット11は、転写ユニット10の後方に配置されている。定着ユニット11は、加熱ローラ24と、加熱ローラ24に後下端部に対して圧接する加圧ローラ25とを備えている。
(4)画像形成動作
画像形成動作が実施されると、供給ローラ18は、現像カートリッジ13内のトナーを、その回転によって、供給ローラ18と現像ローラ17との間で摩擦帯電しながら現像ローラ17に供給する。
層厚規制ブレード19は、現像ローラ17の回転に伴って、現像ローラ17に供給されたトナーの厚さを規制する。これにより、現像ローラ17は、トナーを一定厚さの薄層として、その表面に担持する。
また、感光ドラム14の表面は、スコロトロン型帯電器15により一様に帯電された後、スキャナユニット8によって露光される。これにより、スキャナユニット8は、画像データに基づく静電潜像を、感光ドラム14の表面に形成する。
そして、現像ローラ17は、その表面に担持するトナーを、感光ドラム14表面上の静電潜像に供給する。これにより、感光ドラム14は、トナー像をその表面に担持する。
レジストローラ7は、その回転により、給紙トレイ6に収容されている用紙Pを、後上方へ向かってUターンするように搬送し、所定のタイミングで1枚ずつ、感光ドラム14と搬送ベルト22との間に向けて給紙する。
そして、搬送ベルト22は、用紙Pを感光ドラム14と転写ローラ23との間を順次通過するように、前方から後方に向かって搬送する。このとき、感光ドラム14に担持されているトナー像は、用紙Pに転写される。
そして、定着ユニット11は、用紙Pが加熱ローラ24と加圧ローラ25との間を通過するときに、用紙Pを加熱および加圧する。このとき、画像が用紙Pに熱定着される。
その後、各排紙ローラ26は、用紙Pを、前上方に向かってUターンするように搬送し、本体ケーシング2の上面の排紙トレイ27上に排紙する。
2.プロセスユニットの詳細
(1)プロセスフレーム
プロセスフレーム12は、平面視略矩形枠形状を有している。プロセスフレーム12は、左壁31と、図9に示す右壁32とを備えている。
左壁31は、図1に示すように、プロセスフレーム12の左端部に配置されている。左壁31は前後方向に延びる側面視略矩形状を有している。
右壁32は、左壁31から右方に間隔を隔てるようにして、プロセスフレーム12の右端部に配置されている。右壁32は、前後方向に延びる側面視略矩形状を有している。右壁32は、複数、すなわち4つの外部電極の一例としてのプロセス側電極34を備えている。
4つのプロセス側電極34は、後述する4つの現像カートリッジ13のコイル電極65のそれぞれに対応して、4つの感光ドラム14のそれぞれの前上方に配置されている。プロセス側電極34は、図9に示すように、右壁32の左面から左方に向かって突出する略角柱形状を有している。
なお、プロセス側電極34は、右壁32の右面から露出される図示しない電力受給部を一体的に備えている。そして、プロセスユニット9が本体ケーシング2に装着されたときに、図9に仮想線で示すように、プロセス側電極34は、図示しない電力受給部を備えており、図示しない電力受給部が、本体ケーシング2に配置される図示しない本体側電極と接触することで、本体ケーシング2の電源30に電気的に接続される。
(2)現像カートリッジ
(2−1)現像カートリッジの構成
現像カートリッジ13は、図2に示すように、第1フレームの一例としての現像フレーム36と、電極ユニット37と、駆動ユニット38とを備えている。
なお、以下の説明において、現像カートリッジ13の方向に言及するときには、後述するコイル電極65の第1軸線77および第2軸線78の延びる方向を上下の基準とする。具体的には、図中の矢印方向を基準とする。すなわち、現像カートリッジ13に関する上下前後方向は、プリンタ1に関する上下前後方向と若干異なり、現像カートリッジ13は、その後方がプリンタ1の後下方、その前方がプリンタ1の前上方となるように、プリンタ1に装着されている。
現像フレーム36は、左右方向に延び、後下方に向かう頂角を有する側面視略二等辺三角形状のボックス形状を有している。現像フレーム36は、取っ手39と、開口部40とを備えている。
取っ手39は、現像フレーム36の前上端部に配置されている。取っ手39は、後上方から見て略コ字状の平板形状を有している。
開口部40は、現像フレーム36の後下端部において、現像フレーム36の内外を連通するように、現像フレーム36の左右方向すべてにわたって、貫通している。
また、現像フレーム36は、図3に示すように、その右壁に、現像ローラ軸挿通溝47と、連通溝49と、供給軸受嵌合部50と、1対の位置決めボス43と、係止穴44と、ねじ穴42とを備えている。
現像ローラ軸挿通溝47は、現像フレーム36の下端部において、現像フレーム36の後端縁から前側に向かって切り欠かれ、後方に向かって開放される側面視略U字形状を有している。
連通溝49は、現像ローラ軸挿通溝47の前端部から連続して、後方に延びる側面視略長方形状を有している。
供給軸受嵌合部50は、連通溝49の前端部から連続して、上下方向に広がり、前方に向かって延びる側面視略矩形状を有している。
カバー係止穴44は、下方の位置決めボス43の前方に位置し、現像フレーム36の右壁を左右方向に貫通する側面視略矩形状を有している。
ねじ穴42は、供給軸受嵌合部50の上方に後下方に配置されている。
電極ユニット37は、図2に示すように、現像カートリッジ13の右端部に配置されている。電極ユニット37は、電極部材の一例としてのコイル電極65と、第2フレームの一例としての電極カバー66とを備えている。
コイル電極65は、ステンレスなどの線材からなる。コイル電極65は、図4に示すように、付勢部69と、接点部70と、連結部71と、第1腕部72と、係合部74と、第2腕部73とから構成されている。
付勢部69は、上下方向に沿って延びる第1軸線77を中心軸として、線材が螺旋状に巻回されるコイル形状を有している。
接点部70は、付勢部69から後右方に間隔を隔てて配置されている。接点部70は、上下方向に沿って延びる第2軸線78を中心軸として、線材が螺旋状に巻回されるコイル形状を有している。なお、第2軸線78は、第1軸線77と平行である。接点部70のコイルの半径は、付勢部69のコイルの半径よりも大きい。
連結部71は、付勢部69の上端部、すなわち付勢部69の線材の一端部と、接点部70の下端部、すなわち接点部70の線材の一端部とを連結するように延びる略直線形状を有している。具体的には、付勢部69の上端部における右前端部から、接線方向に沿って右後方に向かって延び、接点部70の下端部における左後端部に対して、接線方向に沿うように連結されている。
第1腕部72は、付勢部69の下端部、すなわち付勢部69の線材の他端部から、後方に向かって延びる略直線形状を有している。具体的には、付勢部69の下端部における左端部から、接線方向に沿って後方に向かって延びている。
係合部74は、第1腕部72の後端部、すなわち第1腕部72における付勢部69と反対側の端部から右方に屈曲し、その右端部から後方に屈曲する略L字形状を有している。
第2腕部73は、接点部70の上端部、すなわち接点部70の線材の他端部から、前左方に向かって屈曲する略L字形状を有している。具体的には、接点部70の上端部における左前端部から、接線方向に沿って左後方に向かって延び、その左後端部から、接点部70の左後端部における接線方向に沿って、前左方に向かって屈曲している。第2腕部73は、図4Cに示すように、上方から見たときに、連結部71と重なっている。また、第2腕部73は、図4Dに示すように、連結部71と平行である。
電極カバー66は、図5に示すように、導電性樹脂などの導電性材料からなり、軸受部81と、コイル支持部82とを一体的に備えている。
軸受部81は、側面視略矩形状の平板形状を有し、電極カバー66の下方部分を形成している。軸受部81は、電極側現像軸受部83と、電極側供給軸受部84と、1対のカバー位置決め凹部90と、係止爪94とを備えている。
電極側現像軸受部83は、軸受部81の後端部に配置されている。電極側現像軸受部83は、現像ローラ軸挿通穴85と、現像ローラ軸支持部86とを備えている。
現像ローラ軸挿通穴85は、側面視略円形状を有しており、軸受部81を左右方向に貫通している。
現像ローラ軸支持部86は、略円筒形状を有しており、現像ローラ軸挿通穴85の周縁部において、軸受部81の左面から左方に向かって延びている。なお、現像ローラ軸支持部86の内径は、現像ローラ軸挿通穴85の直径と略同じである。また、現像ローラ軸支持部86の外径は、現像フレーム36の現像ローラ軸挿通溝47の上下方向長さよりもわずかに小さい。
電極側供給軸受部84は、軸受部81の前後方向略中央であって、電極側現像軸受部83の前方に間隔を隔てて配置されている。電極側供給軸受部84は、供給ローラ軸支持部87と、供給ローラ軸挿通穴88と、供給ローラ軸カラー部89とを備えている。
供給ローラ軸支持部87は、軸受部81の左面から左方へ向かって突出する略角柱形状を有している。また、供給ローラ軸支持部87の左側面視における外側形状は、現像フレーム36の供給軸受嵌合部50の右側面視における内側形状よりもわずかに小さい。
供給ローラ軸挿通穴88は、供給ローラ軸支持部87の上下前後方向略中央部を、左右方向に貫通している。供給ローラ軸挿通穴88は、側面視略円形状を有している。
供給ローラ軸カラー部89は、略円筒形状を有しており、供給ローラ軸挿通穴88の周縁部において、軸受部81の右面から右方へ延びている。なお、供給ローラ軸カラー部89の内径は、供給ローラ軸挿通穴88の直径と略同じである。
1対のカバー位置決め凹部90は、現像ローラ軸挿通穴85を上下から挟むように配置されている。また、1対のカバー位置決め凹部90は、現像フレーム36の位置決めボス43を受け入れるように、軸受部81の左面から右方に向かって窪んでいる。カバー位置決め凹部90は、側面視略矩形状を有している。
係止爪94は、下方のカバー位置決め凹部90の前方に配置されている。係止爪94は、軸受部81の左面から左方に向かって突出し、その左端部において前下方に向かって屈曲する鉤状を有している。
コイル支持部82は、側面視略矩形の平板形状を有し、電極カバー66の上方部分を形成している。コイル支持部82は、第1被覆部91と、第2被覆部92と、ねじ止め部93とを備えている。
第1被覆部91は、コイル支持部82の前方部分に配置されている。第1被覆部91は、右方が閉鎖され、左方が開放された略矩形枠形状を有している。第1被覆部91は、第1露出穴95と、延設部100と、支持部101とを備えている。
第1露出穴95は、第1被覆部91の前下端部を左右方向に貫通している。第1露出穴95は、側面視略矩形状を有している。
延設部100は、第1露出穴95の上方の周縁部において、第1被覆部91の左面から左方へ延びている。延設部100は、平面視略矩形の平板形状を有している。
支持部101は、略円柱形状を有しており、延設部100の下面から下方に向かって突出している。支持部101の外径は、コイル電極65の付勢部69の内径よりもわずかに大きい。
第2被覆部92は、コイル支持部82の後方部分に配置されている。第2被覆部92は、第1被覆部91の後下端縁から、後方に向かって延びている。第2被覆部92は、右方が閉鎖され、左方が開放された略矩形枠形状を有している。第2被覆部92は、前後方向に長手である。第2被覆部92は、ガイド部の一例としての第2露出穴96と、係合溝104と、係合リブ105とを備えている。
第2露出穴96は、第2被覆部92の上下前後方向略中央を、左右方向に貫通している。第2露出穴96は、側面視略矩形状を有している。第2露出穴96の前後左右方向長さは、コイル電極65の接点部70の上下左右方向長さよりもわずかに長い。
なお、第2被覆部92における第2露出穴96の前方の周縁部を、規制部103とする。
係合溝104は、第2被覆部92の下端部を、左右方向に貫通している。係合溝104は、側面視略矩形状を有している。係合溝104の前後方向長さは、コイル電極65の係合部74の前後方向長さよりも長い。係合溝104の上下方向長さは、コイル電極65を構成する線材の直径よりもわずかに長い。
係合リブ105は、係合溝104の後方に配置されている。係合リブ105は、第2被覆部92の右面から右方に向かって突出している。係合リブ105は、上下方向に延びる突条である。
ねじ止め部93は、コイル支持部82の前後方向略中央における下方部分に配置されている。ねじ止め部93は、第1被覆部91の後下端縁および第2被覆部92の前下端縁から連続し、左方に向かって窪んでいる。ねじ止め部93は、側面視略円形状を有している。ねじ止め部93は、ねじ挿通穴98と、複数、すなわち2つのつぶしリブ97とを備えている。
ねじ挿通穴98は、ねじ止め部93の上下前後方向略中央を、左右方向に貫通している。ねじ挿通穴98は、略円形状を有している。
1対のつぶしリブ97は、ねじ挿通穴98の上方に配置されている。1対のつぶしリブ97は、互いに前後方向に間隔を隔てて配置されている。つぶしリブ97は、ねじ止め部93の左面から左方に向かって突出している。つぶしリブ97は、上下方向に延びる突条である。
駆動ユニット38は、図2に示すように、現像カートリッジ13の左端部に配置されている。駆動ユニット38は、図示しないギヤ列を備えており、本体ケーシング2の図示しない駆動源からの駆動力を、図示しないギヤ列を介して、現像ローラ17および供給ローラ18に伝達するように構成されている。
そして、現像ローラ17は、その現像ローラ軸54の左端部が、駆動ユニット38の図示しない駆動側現像軸受部に回転可能に支持されるとともに、その現像ローラ軸54の右端部が、電極ユニット37の電極側電極側現像軸受部83に回転可能に支持されている。これにより、現像ローラ17は、その後端部が、開口部40から露出されるように、現像フレーム36に回転可能に支持されている。
また、供給ローラ18は、その供給ローラ軸55の左端部が、駆動ユニット38の図示しない駆動側供給軸受部に回転可能に支持されるとともに、その供給ローラ18の供給ローラ軸55の右端部が、電極ユニット37の電極側電極側供給軸受部84に回転可能に支持されている。これにより、供給ローラ18は、現像フレーム36に回転可能に支持されている。
(2−2)電極ユニットの組み付け
電極ユニット37を現像フレーム36に組み付けるには、まず、コイル電極65を電極カバー66に組み付ける。
コイル電極65を電極カバー66に組み付けるには、まず、図6Aに示すように、コイル電極65の係合部74を、電極カバー66の係合溝104に対して、右方から挿入する。
そして、図6Bに示すように、付勢部69を支点として、付勢部69の第1軸線77まわりに発生するねじりによる付勢力に抗して、接点部70を平面視反時計回りに回動させる。そうすると、接点部70が、左方から見たときに、第2露出穴96と重なるように配置され、第2露出穴96に係止される。
ついで、図6Cに示すように、係合部74と接点部70とを支点として、付勢部69を平面視反時計回りに回動させる。
そして、支持部101に対して、付勢部69を下方から嵌める。
こうして、係合部74および付勢部69が、コイル支持部82に対して組み付けられることにより、コイル電極65が電極カバー66に対して位置固定される。
その後、接点部70が、付勢部69の付勢力により、付勢部69を支点として、平面視時計回りに回動するように付勢される。
これにより、図7Bに示すように、接点部70の右端部が、第2露出穴96を介して、コイル支持部82の右端部よりも右方に突出する。また、連結部71および第2腕部73が、規制部103に対して、左方から接触される。
つまり、接点部70は、付勢部69を支点として、第2露出穴96にガイドされることにより、第1軸線77および第2軸線78の両方と直交する平面において、回動可能に構成される。
また、図8に示すように、コイル電極65を組み付けた電極カバー66を現像フレーム36に装着した状態で、係合部74が、係合リブ105をつぶすようにして、電極カバー66に接触され、第1腕部72が1対のつぶしリブ97をつぶすようにして、電極カバー66に接触されている。
そのため、コイル電極65は、電極カバー66に対して確実に接触される。
なお、図8において、コイル電極65と電極カバー66とが接触している構成を明確にするために、係合リブ105、および、1対のつぶしリブ97は、つぶれていない状態で図示している。
次いで、図3に示すように、コイル電極65が組み付けられた電極カバー66、すなわち電極ユニット37を、現像フレーム36に組み付ける。
電極ユニット37を現像フレーム36に組み付けるには、カバー位置決め凹部90を、対応する位置決めボス43に嵌め、係止爪94が、係止穴44に係止されるように、軸受部81を現像フレーム36に対して位置決めする。
これにより、電極カバー66が、現像フレーム36に対して、右方から組み付けられる。
このとき、電極カバー66のねじ挿通穴98から現像フレーム36のねじ穴42が露出される。
そして、ねじ58を、電極カバー66のねじ挿通穴98、および、コイル電極65のねじ挿通穴73を介してねじ穴42に螺合する。このように、図8Bに示すように、第1腕部72が電極カバー66と現像フレーム36とに、左右から挟まれることにより、第1腕部72を1対のつぶしリブ97に対して確実に当接されるので、コイル電極65と電極カバー66とを確実に当接させることができる。
また、図3に示すように、現像ローラ軸カラー部60と、付勢部材61とを、現像ローラ軸54に組み付ける。
これにより、現像フレーム36に対する電極ユニット37の組み付けが完了する。
3.現像カートリッジの本体ケーシングへの装着
(1)プロセスユニットに対する現像カートリッジの着脱
本体ケーシング2に現像カートリッジ13を装着するには、図1に示すように、まず、プロセスフレーム12に現像カートリッジ13を装着する。
プロセスフレーム12に現像カートリッジ13を装着するには、まず、現像カートリッジ13を、本体ケーシング2から引き出されたプロセスフレーム12の上方において、現像カートリッジ13の後方が、下方を向くようにして、現像カートリッジ13を下降させて、下端部からプロセスフレーム12内に挿入する。
すると、図9Aに示すように、プロセス側電極34に対して、付勢部69の右端部が、当接される。
さらに、現像カートリッジ13を本体ケーシング2内に挿入していくと、付勢部69は、接点部70の付勢力に抗して、プロセス側電極34に乗り上げるように、接点部70を支点として、第2露出穴96にガイドされるようにして、左方に移動される。
このようにして、プロセス側電極34に対して、接点部70が付勢部69に付勢されることにより、押圧される。
そして、図1に示すように、現像カートリッジ13をプロセスフレーム12に対して、側面視反時計回りに回動させて、現像ローラ17を感光ドラム14に当接させることにより、プロセスフレーム12に対する現像カートリッジ13の組み付けが完了する。
なお、現像カートリッジ13をプロセスフレーム12から離脱させる場合には、現像カートリッジ13をプロセスフレーム12に装着したときと逆の手順で操作する。
(2)本体ケーシングに対するプロセスユニットの着脱
次いで、本体ケーシング2にプロセスユニット9を装着する。本体ケーシング2にプロセスユニット9を装着するには、プロセスユニット9を、後方に向かって、本体ケーシング2内に挿入する。
そして、プロセスユニット9が本体ケーシング2内に完全に挿入されると、4つの感光ドラム14が、搬送ベルト22に対して上から接触される。その後、フロントカバー5を後方に揺動させ、本体ケーシング2を閉鎖する。
このようにして、プロセスユニット9の本体ケーシング2への装着が完了する。
また、本体ケーシング2に装着されたプロセスユニット9を、本体ケーシング2から離脱させる場合には、フロントカバー5を前方に揺動させ、プロセスユニット9を前方へ引き出す。
(3)電力の供給
現像カートリッジ13が本体ケーシング2内に装着されると、図9に示すように、プロセスフレーム12の右壁32の図示しない電力受給部を介して、本体ケーシング2の電源30から、コイル電極65に対して電力が供給される。
なお、コイル電極65に供給された電力は、電極カバー66を介して現像ローラ軸54および供給ローラ軸55に供給される。これにより、現像ローラ17と供給ローラ18とに、同時に同等のバイアスが印加される。
4.作用効果
(1)このプリンタ1によれば、図9に示すように、接点部70を、コイルからなる付勢部69を支点として、プロセス側電極34に向けて付勢することにより、プロセス側電極34と接触させて、図示しない本体ケーシング2の電源30からの電力を現像ローラ17に供給することができる。
コイル電極65が、板ばねと比較してばね定数の小さいコイルからなるため、プロセス側電極34との接触によって、接点部70の変位量が変化しても、プロセス側電極34および接点部70に作用する荷重があまり変化せず、接点部70をプロセス側電極34に対して、一定の荷重で接触させることができる。
その結果、コイルを用いることでコイル電極65の製造コストを低減することができながら、確実に現像ローラ17に電力を供給することができる。
(2)また、このプリンタ1によれば、図4に示すように、接点部70は、線材が巻回されることにより構成されるコイルであるために、高い剛性を有している。
そのため、プロセス側電極34と繰り返し接触しても、接点部70が損傷することを抑制することができる。
その結果、長期にわたり、接点部70とプロセス側電極34とを確実に接触させることができる。
(3)また、このプリンタ1によれば、図4に示すように、コイル電極65において、付勢部69と接点部70とは、平行な軸線を有するコイルから構成される。
そのため、図9に示すように、付勢部69の第1軸線77まわりに発生するねじりによる付勢力によって、接点部70をプロセス側電極34に向けて付勢し、接触させることができる。また、接点部70の第2軸線78を巻回中心とする線材の周縁をプロセス側電極34に接触させることができるので、接点部70をプロセス側電極34に対して一定の面圧で接触させることができる。
その結果、接点部70を付勢部69のねじりによる付勢力により付勢して、プロセス側電極34に対して、安定して接触させることができる。
(4)また、このプリンタ1によれば、図9に示すように、電極カバー66によってコイル電極65を支持しながら、第2露出穴96によって、接点部70をガイドするようにして、安定して回動させることができる。
(5)また、このプリンタ1によれば、図6に示すように、現像フレーム36と電極カバー66が離脱されている状態であっても、支持部101で付勢部69を支持することができる。
そのため、電極カバー66が現像フレーム36から離脱された状態で、電極カバー66に対してコイル電極65の一部を仮組みすることができる。
その結果、電極カバー66にコイル電極65の一部を仮組みしておくことで、コイル電極65を支持する電極カバー66、すなわち電極ユニット37を、現像フレーム36に対して組み付けるだけで、現像フレーム36に対して、コイル電極65を容易に組み付けることができる。
従って、現像カートリッジ13の組付性の向上を図ることができる。
(6)また、このプリンタ1によれば、図4に示すように、連結部71により、付勢部69と接点部70とが連結されているので、連結部71を介して、付勢部69の付勢力によって、接点部70を付勢することができる。
また、付勢部69と接点部70とを連続する線材から形成することができる。
そのため、コイル電極65を一本の線材から、容易に形成することができる。
(7)また、このプリンタ1によれば、図8Bに示すように、付勢部69の下端部、すなわち付勢部69の線材の他端部から延びる第1腕部72を、現像フレーム36と電極カバー66とによって挟むことにより、コイル電極65を現像フレーム36と電極カバー66とに対して確実に固定することができる。
また、さらに、電極カバー66が1対のつぶしリブ97を備えているので、第1腕部72を現像フレーム36と電極カバー66とで挟むことにより、つぶしリブ97をつぶすようにして、確実に電極カバー66と接触させることができる。
(8)また、このプリンタ1によれば、図6に示すように、電極カバー66が現像フレーム36から離脱された状態で、電極カバー66に対して、係合部74を係合させることにより、コイル電極65の一部を仮組みすることができる。
そのため、電極カバー66にコイル電極65の一部を仮組みすることで、電極カバー66を現像フレーム36に対して組み付けるだけで、現像フレーム36に対して、コイル電極65を容易に組み付けることができるので、より現像カートリッジ13の組付性の向上を図ることができる。
(9)また、このプリンタ1によれば、図7に示すように、連結部71と第2腕部73とが規制部103に当接することにより、第2軸線78の第1軸線77に対する傾斜が規制されるので、電極カバー66に対する接点部70の位置を安定させることができる。
そのため、接点部70をプロセス側電極34に対して安定して接触させることができる。
(10)また、このプリンタ1によれば、図9に示すように、コイル電極65は、現像ローラ軸54の右端部を支持する電極カバー66に支持されている。また、電極カバー66は、導電性を有している。
そのため、接点部70をプロセス側電極34に接触させることにより、確実に現像ローラ17に電力を供給することができる。
13 現像カートリッジ
17 現像ローラ
18 供給ローラ
34 プロセス側電極
36 現像フレーム
54 現像ローラ軸
55 供給ローラ軸
65 コイル電極
66 電極カバー
69 付勢部
70 接点部
71 連結部
72 第1腕部
73 第2腕部
74 係合部
77 第1軸線
78 第2軸線
96 第2露出穴
101 支持部
103 規制部

Claims (8)

  1. 回転軸を有する回転体と、
    外部電極からの電力を前記回転体に供給するための電極部材と
    前記回転体を有する第1フレームと、
    前記電極部材を支持し前記第1フレームに取り付けられる第2フレームと、
    を備え、
    前記電極部材は、
    前記外部電極と接触するように構成されるコイル状の接点部と、
    線材が巻回されることにより構成されるコイルからなる付勢部と
    前記付勢部における線材の一端部と前記接点部における線材の一端部とを連結する連結部と、
    前記接点部における線材の他端部から延びる第2腕部と、を有し、
    前記付勢部を支点として前記接点部を回動させ、前記接点部を前記外部電極に向けて付勢するように構成され
    前記第2フレームは、前記第2腕部と接触することで、前記接点部が傾斜することを規制する規制部を有する
    ことを特徴とする、カートリッジ。
  2. 前記電極部材は、
    前記付勢部の線材の巻回中心である第1軸線と、
    前記接点部の線材の巻回中心であり、前記第1軸線と平行な第2軸線と
    を備え、
    前記接点部は、前記第1軸線および前記第2軸線の両方と直交する方向に回動するように構成されていることを特徴とする、請求項に記載のカートリッジ。
  3. 前記第2フレームは、
    前記回転体の前記回転軸方向における前記第1フレームの一方側に取り付けられ、
    記接点部の回動をガイドするように構成されるガイド部を備えている
    ことを特徴とする、請求項1または2に記載のカートリッジ。
  4. 前記第2フレームは、前記付勢部を支持する支持部を備えていることを特徴とする、請求項1ないし3のいずれか一項に記載のカートリッジ。
  5. 前記電極部材は、前記付勢部における線材の他端部から延び、前記第1フレームと前記第2フレームとによって挟まれる第1腕部を備えていることを特徴とする、請求項1ないし4のいずれか一項に記載のカートリッジ。
  6. 前記電極部材は、前記第1腕部における前記付勢部と反対側の端部から延び、前記第2フレームと係合する係合部を備えている
    ことを特徴とする、請求項に記載のカートリッジ。
  7. 前記規制部は、前記第2腕部と接触することで、前記第2軸線が、前記第1軸線に対して傾斜することを規制することを特徴とする、請求項2に記載のカートリッジ。
  8. 前記第2フレームは、導電性を有し、前記回転軸の回転軸方向における一方側の端部を支持し、
    前記電極部材は、前記第2フレームを介して、前記回転体に電力を供給していることを特徴とする、請求項ないしのいずれか一項に記載のカートリッジ。
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