JP2008299123A - トナーカートリッジ - Google Patents

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Abstract

【課題】リサイクル品のトナーカートリッジの作製を困難なものとして、非純正のトナーが再充填されることを防ぐ。
【解決手段】トナー室28の内部に、アジテータ53の攪拌部55を損壊するための損壊要素59を組み付ける。この損壊要素59は、連結部材43を介してキャップ39と連結されており、キャップ39を充填口37から引き抜くと、損壊要素59が位置変位して、アジテータ53の攪拌部55が損壊される。
【選択図】図1

Description

本発明は、電子写真方式の画像形成装置内に着脱自在に装着され、現像部にトナーを供給するトナーカートリッジに関する。
従来より、この種の電子写真方式の画像形成装置においては、トナーカートリッジを交換することでトナーを補給することができる、所謂カートリッジ交換方式と称されるトナー補給システムが広く採用されている。かかる方式のトナーカートリッジの筐体には、トナー室にトナーを充填するための充填口が開設されており、工場からの出荷時においては、トナーの充填後に充填口にキャップを圧入することにより充填口は密閉封止されている。トナー室にトナーを再充填することも可能であり、その場合にはキャップを外してから、充填口からトナーを投入すればよく、また、再びキャップを装着することで、充填口を再び密閉封止状態とすることができる。
近年、省資源化が進められる中でサプライ品の回収、再利用が積極的に進められており、これに伴って、製造業者やその正規代理店等以外の所謂リサイクル業者により、使用済のサプライ品が再使用される事態が見受けられる。つまり、リサイクル業者が使用済のトナーカートリッジを回収したうえで、回収されたトナーカートリッジにトナーを再充填し、それを安価なリサイクル品としてユーザが利用するようなケースが見受けられる。
しかし、リサイクル業者によって、純正品とは異なるトナーが再充填された場合には、画像形成装置で形成される画像品質が低下しやすい。つまり、この種の画像形成装置に使用されるトナーは、画像形成装置の特性に合わせて、製造業者が厳密に調合・調整した純正のトナーを用いることが望ましく、純正ではないトナーを再充填した場合には、画像形成装置の性能が十分に発揮されず、画像品質が低下することが避けられない。
このように非純正のトナーが充填されることを防止し得る公知の手段としては、例えば特許文献1を挙げることができる。そこでは、トナー充填口を密閉封止するキャップを、充填口に係合するキャップ部と、充填口からトナー室内に押し込まれて、分離可能な分離片のツーピース構造としており、キャップを充填口から引き抜くと、分離片がキャップ部から脱落してトナー室内に残り、アジテータによるトナー攪拌動作やトナー供給動作が妨げられるようになっている。
特開2004−85597号公報
特許文献1に記載のトナーカートリッジの問題は、分離片を回収することができれば、リサイクル品のトナーカートリッジを容易に作製できることにある。つまり、トナーカートリッジを分解するなどして、分離片を回収することができれば、別のキャップ(例えば、汎用の断面ハット形のキャップ)を充填口に取り付けるだけでトナーカートリッジを再利用することが可能であり、リサイクル業者等により非純正のトナーが充填されるおそれが残る。
本発明は、以上のような問題点を解決するためになされたものであり、リサイクル品のトナーカートリッジの作製をより困難なものとして、非純正のトナーが再充填されることをより確実に防ぐことを目的とする。
請求項1記載の本発明は、ケース本体内にトナーが収容されるトナー室を有し、該ケース本体の外面には、該トナー室内にトナーを充填するための充填口が開設されており、この充填口がキャップにより密閉封止されているトナーカートリッジを対象とする。トナー室の内部には、回転動力を受けて回転駆動される回転軸と、該回転軸の外周面から張り出し形成されたシート状の攪拌部とを含み、該攪拌部でトナーを攪拌するアジテータが組み付けられている。トナー室の内部には、アジテータの攪拌部を損壊するための損壊要素が組み付けられる。そして、損壊要素とキャップとは連結部材により連結されており、該キャップを充填口から引き抜くと、損壊要素が位置変位し、アジテータの攪拌部が損壊されるように構成されていることを特徴とする。
請求項2記載の本発明のように、損壊要素は、盤面中央にアジテータの回転軸の挿入を許す通孔を有し、該回転軸に沿って位置変位可能に構成された板体であり、損壊要素が位置変位することで、攪拌部と回転軸との連結部分が分断されるような形態を採ることができる。
請求項3記載の本発明のように、充填口に臨むキャップの一面には、一対の通孔が開設されており、連結部材の遊端部を、キャップの一方の通孔から差し込まれて、他方の通孔に至るコ字状に形成することができる。
請求項4記載の本発明のように、連結部材は、損壊要素から連出されるリンク棒と、リンク棒の遊端部に装着されるリンクピースとを含むツーピース構造とすることが望ましい。この場合のリンクピースは、リンク棒の遊端部の圧嵌挿入を許す係合凹部を有する本体部と、該本体部から突出する嵌合凸部とを有する。そして、リンク棒の遊端部が、キャップの一方の通孔を介してリンクピースの係合凹部に圧嵌挿入されるとともに、該リンクピースの嵌合凸部がキャップの他方の通孔に圧嵌挿入されることで、リンク棒とキャップとがリンクピースを介して連結される。
請求項1記載の本発明に係るトナーカートリッジでは、キャップを充填口から引き抜くと、損壊要素が位置変位して、アジテータの攪拌部が損壊されるように構成したので、キャップの引き抜き後は、トナーの供給機能や攪拌機能に支障が生じて、トナーカートリッジとしての用をなさなくなる。したがって、リサイクル業者等が使用済のトナーカートリッジにトナーを再充填しても、該カートリッジにはトナー供給機能等に障害があるため、これをリサイクル品として再利用することはできず、リサイクル業者等によりリサイクル品のトナーカートリッジが作製されることを確実に阻止することができる。このことは、非純正のトナーが再充填された非正規のリサイクルカートリッジを市場から排除できることを意味し、結果として、トナーカートリッジが適用される画像形成装置の画像品質の低下を防いで、画像形成装置の信頼性向上に貢献できる。
請求項2記載の本発明においては、損壊要素を回転軸に沿って位置変位可能に構成された板体として、キャップの引き抜き動作に伴って損壊要素が位置変位して、シート状の攪拌部と回転軸との連結部分が分断されるように構成した。これによれば、シート状の攪拌部と回転軸との連結部分が分断されることで、アジテータのトナー供給機能や攪拌機能が完全に失われるため、キャップの引き抜き後は、トナーカートリッジは用をなさなくなる。これにて、リサイクル業者が、使用済のトナーカートリッジにトナーを再充填して、リサイクル品として再生することを確実に防ぐことができる。
連結部材とキャップとを一点のみで係合或いは固着させた場合には、これら連結部材とキャップとの間の連結強度が弱く、キャップを充填口から引き抜く際に両者が不用意に分離するおそれがある。そこで請求項3記載の本発明のように、連結部材の遊端部を、キャップの一方の通孔から差し込まれて、他方の通孔に至るコ字状に形成していると、連結部材とキャップとの連結状態を確固たるものとして、両者が分離することを確実に防止できる。
上述のように連結部材の遊端部をコ字状に形成した場合において、キャップの通孔に遊端部を係合させるためには、該遊端部を充填口からある程度引き出して、係合作業を行う必要がある。このため、損壊要素が位置変位して、アジテータの攪拌部が不用意に損壊されるおそれがある。
そこで請求項4記載の本発明のように、連結部材を、損壊要素から連出されるリンク棒と、該リンク棒の遊端部に装着されるリンクピースとを含むツーピース構造としていると、リンク棒および損壊要素を動かすことなく、リンク棒とキャップとの連結作業を行うことができる。詳しくは、リンク棒の遊端部を、キャップの一方の通孔を介してリンクピースの係合凹部に圧嵌挿入させ、同時に、リンクピースの嵌合凸部をキャップの他方の通孔に圧嵌挿入させることで、リンク棒とキャップとを連結することができる。これにて、損壊要素を動かすことなくリンク棒とキャップとの連結作業を行うことができるので、アジテータの攪拌部が損壊される問題を確実に解消できる。
充填口を大きく開いた状態でトナーの充填作業を進めることができるので、作業効率が低下するおそれがない点でも優れている。簡単な構成で以って、確実にリンク棒とキャップとを連結することができるので、コ字状の抜け止め構造を採用したことに伴うトナーカートリッジの製造コストの増加を抑えることができる点でも優れている。
図1ないし図6に、本発明に係るトナーカートリッジを、コピー機能とファクシミリ機能とを備えた複合機のトナーカートリッジに適用した実施形態を示す。図2に示すように、複合機(画像形成装置)1は、記録紙Pが堆積状に載置される給紙カセット2と、該給紙カセット2から送られてきた記録紙Pに対して画像形成を行う画像記録部3と、画像を読み取って画像記録部3などに送信するためのデータに変換する画像読取部4と、各種操作ボタンを有する操作パネル5と、自動原稿搬送装置(ADF)6とを備える。また、複合機1の内部には、給紙カセット2から画像記録部3を経て排紙部7に至る用紙搬送路Rが形成されている。
なお、本実施形態においては、説明の便宜上、操作パネル5の伸び方向を左右方向と規定する(図2参照)。また、当該左右方向と水平方向で直交する方向を前後方向と規定する(図1参照)。
複合機1が画像形成命令を受けると、給紙カセット2の給紙ローラ8が回転駆動し、記録紙Pが搬送路Rに1枚ずつ繰り出されて、画像記録部3に搬送される。画像記録部3は、記録紙Pにトナー画像を転写するプロセスユニット10と、該トナー画像を記録紙Pに固着させる定着器11とを含んで構成され、プロセスユニット10および定着器11を経て画像を形成された記録紙Pは、排紙部7に排出される。
図3に示すようにプロセスユニット10は、感光体ユニット15と、感光体ユニット15にトナーを供給するトナーカートリッジ25とを有する。感光体ユニット15は、前後横長の角箱状のケース本体16の内部に、記録紙Pに接触してトナーを転写する感光体ドラム(以下、単にドラムと記す)17、ドラム17の表面を所定の電位に帯電させる帯電ローラ18、ドラム17の電荷や残留トナーを除去するクリーニング部材19などを備える。符号20は、ドラム17の表面を露光して静電潜像を形成するLEDヘッドを、符号21は、ドラム17に形成されたトナー画像を記録紙Pに転写させるための転写ローラを示す。
図2および図3に示すようにトナーカートリッジ(以下、単にカートリッジと記す)25は、前後横長で上方開口を有するケース本体26と、該ケース本体26の上方開口を封止する上カバー27とで構成されており、複合機1の内部の所定位置に着脱自在に装着される。ケース本体26の内部には、トナーが収容されるトナー室28、ドラム17にトナーを供給する現像ローラ29、現像ローラ29にトナー室28内のトナーを供給する供給ローラ30、現像ローラ29上のトナーを均一な付着状態にするブレード31などが設けられている。トナー室28の左面には開口部32が開設されており、この開口部32と、供給ローラ30および現像ローラ29を介して、トナー室28内のトナーがドラム17に供給される。これにて、ドラム17上の静電潜像にトナーが付着して、該静電潜像に応じたトナー画像が形成される。
図1に示すようにケース本体26の前面には、トナー室28と隔壁35で仕切られて前方向に開口する凹入空間36が形成され、隔壁35の下寄りの個所には、トナー室28内にトナーを充填するための充填口37が開設される。充填口37は円形状を呈しており、凹入空間36の側における充填口37の周縁には、円筒状の開口壁38が前方向に突設される。
この充填口37を密閉封止するように、ケース本体26の外面側から、キャップ39が着脱可能に装着される。キャップ39は、有底円筒状の本体部40と、該本体部40の筒壁の前端から外向きに張り出し形成された円環状のフランジ部41とからなり、開口壁38内に本体部40が圧入装着されることで、充填口37を密閉封止する。かかる装着状態において、フランジ部41が開口壁38の突端で受け止められることで、本体部40のトナー室28内への挿入限界が規制される。また、フランジ部41に指等を掛けて、これを手前に引くことで、キャップ39を充填口37から引き抜くことができる。本体部40の円筒内部には、連結部材43を構成するリンクピース44と、前方開口を封止する封口部材45とが装着される。これらの詳細については後述する。
ケース本体26の前面には、凹入空間36の開口を封止して、充填口37およびキャップ39がカートリッジ25の外面に露出することを防ぐため、カバー部材47が着脱可能に装着される。カバー部材47は、装着状態において凹入空間36の側に突出する複数の有底円筒状の凹部48を有し、各凹部48の中央には、ねじ49を挿通するための通孔50が開設される。一方、隔壁35の凹入空間36側には、凹部48に対応してねじボス51が突設される。図1に示すように、ねじ49を凹部48の通孔50からねじボス51内にねじ込むことにより、カバー部材47はケース本体26に不離一体的に締結固定される。このとき、各凹部48のカバー部材47からの突端面は、対応するねじボス51の突端面に当接している。つまり、各ねじボス51が、対応する凹部48を受け止めることで、カバー部材47の凹入空間36に対する進入限界が規制される。
図3に示すように、トナー室28の内部には、トナーを攪拌してトナー室28の外部に送り出すアジテータ53が組み付けられている。アジテータ53は、図1および図4に示すように、回転動力を受けて回転駆動される回転軸54と、回転軸54の外周面から張り出し形成された多数の攪拌羽根(攪拌部)55とを含んで構成される。回転軸54は、前後に長い断面円形の中心軸56と、中心軸56の外周面から周方向の等間隔位置に放射状に張り出し形成された四本の突出片57とからなり、各突出片57に攪拌羽根55が固定されている。各攪拌羽根55は、アジテータ53におけるトナーの攪拌機能を担うものであり、可撓性を有するプラスチック製のシート片で構成される。回転軸54が複合機1から回転動力を受けて回転駆動されると、各攪拌羽根55は、回転軸54と一体に回転して、トナーを攪拌する。
また、トナー室28の後端部には、アジテータ53の各攪拌羽根55を損壊するための損壊要素59が組み付けられる。この損壊要素は、盤面中央にアジテータ53の回転軸54の挿入を許す通孔60を有し、該回転軸54に沿って、前後方向に位置変位可能に構成された円盤状の板体であり、図4に示すように、盤面が回転軸54に直交する垂直姿勢で回転軸54に組み付けられる。
図1および図5に示すように、損壊要素である板体59とキャップ39とは、連結部材43により連結される。連結部材43は、板体59の前面から連出されるリンク棒62と、リンク棒62の遊端部63に装着されるリンクピース44とを含むツーピース構造とされている。リンクピース44は、上下方向に走る本体部64と、該本体部64の後面から突出してキャップ39の本体部40の底面に開設された通孔65内に抜け止め不能に圧嵌挿入される嵌合凸部66とからなり、本体部64には、リンク棒62の遊端部63の圧嵌挿入を許す係合孔(係合凹部)67が通設されている。キャップ39の本体部40の底面には、係合孔67に対応して、リンク棒62の遊端部63の挿通を許す通孔68が通設されている。
本実施形態に係るカートリッジ25は、例えば以下の手順によって作製できる。まず、上ケース27を除いたケース本体26内に、板体59とアジテータ53とを配設する。より詳しくは、板体59の通孔60に回転軸54を挿通させた状態で、該板体59とともにアジテータ53をトナー室28内に配設する。次に、上ケース27をケース本体26に組み付けたうえで、充填口37からトナー室28内にトナーを充填する。
トナーの充填作業が終了すると、損壊要素である板体59とキャップ39とを連結部材43で連結する。具体的には、充填口37に臨むリンク棒62の遊端部63にキャップ39の通孔68を位置合わせして、キャップ39の本体部40を開口壁38内に押し込む。次に、キャップ39の通孔68に挿通して本体部40の円筒内部に露出するリンク棒62の遊端部63と、リンクピース44の係合孔67とを位置合わせして、該遊端部63を係合孔67に圧嵌挿入し、同時に、キャップ39の通孔65内にリンクピース44の嵌合凸部66を圧嵌挿入する。以上より、リンク棒62とキャップ39とをリンクピース44を介して連結することができる。最後に、キャップ39の本体部40の円筒内部に封口部材45を押し込み、リンクピース44を覆い隠す。
使用済のカートリッジ25をリサイクル業者等が回収し、これにトナーを再充填することを目的としてキャップ39を引き抜いた場合には、図6に示すように、板体59が回転軸54に沿って前方に位置変位する。かかる板体59の位置変位に伴って、板体59が攪拌羽根55に接触し、攪拌羽根55を変形、或いは回転軸54との連結部分から分断して損壊させる。このようにトナーの攪拌機能を担う攪拌羽根55が損壊すると、アジテータ53のトナー供給機能やトナー攪拌機能が完全に失われる。
以上のように本実施形態に係るカートリッジ25によれば、キャップ39の引き抜き後は、トナーの供給機能や攪拌機能に支障が生じて、カートリッジとしての用をなさなくなる。したがって、リサイクル業者等が使用済のカートリッジ25にトナーを再充填しても、該カートリッジ25にはトナー供給機能等に障害があるため、これをリサイクル品として再利用することはできず、リサイクル業者等によりリサイクル品のトナーカートリッジが作製されることを確実に阻止することができる。このことは、非純正のトナーが再充填された非正規のリサイクルカートリッジを市場から排除できることを意味し、結果として、トナーカートリッジが適用される画像形成装置の画像品質の低下を防いで、画像形成装置の信頼性向上に貢献できる。
連結部材40を、板体59から連出されるリンク棒62と、該リンク棒62の遊端部63に装着されるリンクピース44とを含むツーピース構造としていると、リンク棒62および板体59を動かすことなく、リンク棒62とキャップ37との連結作業を行うことができる。これにて、アジテータ53の攪拌羽根55が不用意に損壊される問題を確実に解消できる。また、キャップ37の通孔68に挿通して本体部38の円筒内部に露出するリンク棒62の遊端部63を、リンクピース44の係合孔67に圧嵌挿入し、同時に、キャップ37の通孔55内にリンクピース41の嵌合凸部56を圧嵌挿入した、所謂抜け止め構造にしていると、キャップ37を充填口36から引き抜く際に、リンク棒52とキャップ37とが分離することを確実に防止できる。
連結部材43や損壊要素59の形態は上記のものに限られず、要は、キャップ39の引き抜き動作に伴って損壊要素59が位置変位し、アジテータ53の攪拌部55の少なくとも一部が損壊されるように構成していればよい。
本発明の実施形態に係るトナーカートリッジの要部の縦断面図である。 本発明の実施形態に係るトナーカートリッジが適用される画像形成装置を示す図である。 プロセスユニットの全体構成図である。 アジテータと損壊要素との位置関係を示す斜視図である。 トナーの充填口を封止するキャップの分解図である。 キャップが充填口から分離した状態を示す図である。
符号の説明
25 トナーカートリッジ
26 ケース本体
28 トナー室
37 充填口
39 キャップ
43 連結部材
44 リンクピース
53 アジテータ
54 回転軸
55 攪拌部(攪拌羽根)
59 損壊要素(板体)
60 通孔
62 リンク棒

Claims (4)

  1. ケース本体内にトナーが収容されるトナー室を有し、該ケース本体の外面には、該トナー室内にトナーを充填するための充填口が開設されており、この充填口がキャップにより密閉封止されているトナーカートリッジにおいて、
    前記トナー室の内部には、回転動力を受けて回転駆動される回転軸と、該回転軸の外周面から張り出し形成されたシート状の攪拌部とを含み、該攪拌部でトナーを攪拌するアジテータが組み付けられており、
    前記トナー室の内部には、前記アジテータの攪拌部を損壊するための損壊要素が組み付けられており、
    前記損壊要素と前記キャップとは連結部材により連結されており、該キャップを充填口から引き抜くと、前記損壊要素が位置変位し、前記アジテータの攪拌部が損壊されるように構成されていることを特徴とするトナーカートリッジ。
  2. 前記損壊要素は、盤面中央に前記アジテータの回転軸の挿入を許す通孔を有し、該回転軸に沿って位置変位可能に構成された板体であり、
    前記損壊要素が位置変位することで、前記攪拌部と前記回転軸との連結部分が分断される請求項1記載のトナーカートリッジ。
  3. 前記充填口に臨む前記キャップの一面には、一対の通孔が開設されており、
    前記連結部材の遊端部が、前記キャップの一方の通孔から差し込まれて、他方の通孔に至るコ字状に形成されている請求項1または2記載のトナーカートリッジ。
  4. 前記連結部材は、前記損壊要素から連出されるリンク棒と、該リンク棒の遊端部に装着されるリンクピースとを含むツーピース構造とされており、
    前記リンクピースは、前記リンク棒の遊端部の圧嵌挿入を許す係合凹部を有する本体部と、該本体部から突出する嵌合凸部とを有し、
    前記リンク棒の遊端部が、前記キャップの一方の通孔を介して前記リンクピースの係合凹部に圧嵌挿入されるとともに、該リンクピースの嵌合凸部が前記キャップの他方の通孔に圧嵌挿入されることで、前記リンク棒と前記キャップとが前記リンクピースを介して連結されている請求項3記載のトナーカートリッジ。
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