JP2008299124A - トナーカートリッジ - Google Patents

Abstract

【課題】リサイクル品のトナーカートリッジの作製を困難なものとして、非純正のトナーが再充填されることを防ぐ。
【解決手段】ＩＣメモリカード４９を、トナーカートリッジ２５のケース本体２６とカバー部材４３の両者に接合する。カバー部材４３をケース本体２６から分離させた場合に、ＩＣメモリカード４９が損壊される。
【選択図】図１

Description

本発明は、電子写真方式の画像形成装置内に着脱自在に装着され、現像部にトナーを供給するトナーカートリッジに関する。

従来より、この種の電子写真方式の画像形成装置においては、トナーカートリッジを交換することでトナーを補給することができる、所謂カートリッジ交換方式と称されるトナー補給システムが広く採用されている。かかる方式のトナーカートリッジの筐体には、トナー室にトナーを充填するための充填口が開設されており、工場からの出荷時においては、トナーの充填後に充填口にキャップを圧入することにより充填口は密閉封止されている。トナー室にトナーを再充填することも可能であり、その場合にはキャップを外してから、充填口からトナーを投入すればよく、また、再びキャップを装着することで、充填口を再び密閉封止状態とすることができる。

近年、省資源化が進められる中でサプライ品の回収、再利用が積極的に進められており、これに伴って、製造業者やその正規代理店等以外の所謂リサイクル業者により、使用済のサプライ品が再使用される事態が見受けられる。つまり、リサイクル業者が使用済のトナーカートリッジを回収したうえで、回収されたトナーカートリッジにトナーを再充填し、それを安価なリサイクル品としてユーザが利用するようなケースが見受けられる。

しかし、リサイクル業者によって、純正品とは異なるトナーが再充填された場合には、画像形成装置で形成される画像品質が低下しやすい。つまり、この種の画像形成装置に使用されるトナーは、画像形成装置の特性に合わせて、製造業者が厳密に調合・調整した純正のトナーを用いることが望ましく、純正ではないトナーを再充填した場合には、画像形成装置の性能が十分に発揮されず、画像品質が低下することが避けられない。

このように非純正のトナーが充填されることを防止し得る公知の手段としては、例えば特許文献１を挙げることができる。そこでは、トナー充填口を密閉封止するキャップを、充填口に係合するキャップ部と、充填口からトナー室内に押し込まれて、分離可能な分離片のツーピース構造としており、キャップを充填口から引き抜くと、分離片がキャップ部から脱落してトナー室内に残り、アジテータによるトナー攪拌動作やトナー供給動作が妨げられるようになっている。

特開２００４−８５５９７号公報

特許文献１に記載のトナーカートリッジの問題は、分離片を回収することができれば、リサイクル品のトナーカートリッジを容易に作製できることにある。つまり、トナーカートリッジを分解するなどして、分離片を回収することができれば、別のキャップ（例えば、汎用の断面ハット形のキャップ）を充填口に取り付けるだけでトナーカートリッジを再利用することが可能であり、リサイクル業者等により非純正のトナーが充填されるおそれが残る。

本発明は、以上のような問題点を解決するためになされたものであり、リサイクル品のトナーカートリッジの作製をより困難なものとして、非純正のトナーが再充填されることをより確実に防ぐことを目的とする。

請求項１記載の本発明は、ケース本体内にトナーが収容されるトナー室を有し、該ケース本体の側面に、該トナー室と隔壁で仕切られて外方向に開口する凹入空間が形成されており、該凹入空間の開口を封止するように、カバー部材が着脱可能に装着されており、隔壁には、トナー室内にトナーを充填するための充填口が開設されており、この充填口がキャップにより密閉封止されているトナーカートリッジを対象とする。凹入空間に、カートリッジの使用の履歴情報を記憶するＩＣメモリカードが組み付けられている。そして、ＩＣメモリカードが、ケース本体とカバー部材の両者に接合されており、カバー部材をケース本体から分離させた場合に、ＩＣメモリカードが損壊されるように構成されていることを特徴とする。

請求項２記載の本発明のように、ケース本体とＩＣメモリカード、およびカバー部材とＩＣメモリカードとを、接着剤により固定することができる。

請求項３記載の本発明のように、カバー部材およびＩＣメモリカードには、ねじ用の通孔が形成されており、ケース本体の隔壁には、ねじボスが突設されている。カバー部材の外面側から通孔に挿通したねじが、ＩＣメモリカードの通孔に挿通したうえで、ねじボスにねじ込まれている。そして、ねじボスとＩＣメモリカード、およびカバー部材とＩＣメモリカードとを、接着剤により固定することができる。

この種の画像形成装置には、画像形成動作に先立って、トナーカートリッジ内に組み込まれたＩＣメモリカードとの間で、カートリッジの種別情報や真贋判別のための識別情報などに関する信号を送受信し、その結果、装着されたカートリッジが適正品であると判断された場合にのみ、画像形成動作を行うものがある。
そこで、請求項１記載の本発明に係るトナーカートリッジのように、カバー部材をケース本体から分離させた場合に、ＩＣメモリカードが損壊されるように構成してあると、トナーの再充填を行うことを目的としてカバー部材を分離すると、ＩＣメモリカードが損壊されて、種別情報や識別番号の送受信ができなくなるため、画像形成動作が不可能となり、トナーカートリッジは用をなさなくなる。
したがって、リサイクル業者等が使用済のトナーカートリッジにトナーを再充填しても、該カートリッジのＩＣメモリカードは損壊されているため、これをリサイクル品として再利用することはできず、リサイクル業者等によりリサイクル品のトナーカートリッジが作製されることを確実に阻止することができる。このことは、非純正のトナーが再充填された非正規のリサイクルカートリッジを市場から排除できることを意味し、結果として、トナーカートリッジが適用される画像形成装置の画像品質の低下を防いで、画像形成装置の信頼性向上に貢献できる。

請求項２記載の本発明のように、ケース本体とＩＣメモリカード、およびカバー部材とＩＣメモリカードとを接着剤により固定してあると、係合構造等でＩＣメモリカードを固定する場合に比べて、簡単な構成でケース本体とＩＣメモリカード、カバー部材とＩＣメモリカードとを不離一体的に固定することができるので、ＩＣメモリカードの損壊機能を付加したことに伴うトナーカートリッジの製造コストの増加を抑えて、安価にトナーカートリッジを製造できる。具体的には、請求項３記載の本発明のように、外面側から通孔に挿通したねじを、ＩＣメモリカードの通孔に挿通したうえで、隔壁に突設されたねじボスにねじ込むとともに、ケース本体とＩＣメモリカードとの間、およびカバー部材とＩＣメモリカードとの間を接着剤で固定する形態を採ることができる。

（第１実施形態）
図１ないし図５に、本発明に係るトナーカートリッジを、コピー機能とファクシミリ機能とを備えた複合機のトナーカートリッジに適用した実施形態を示す。図２に示すように、複合機（画像形成装置）１は、記録紙Ｐが堆積状に載置される給紙カセット２と、該給紙カセット２から送られてきた記録紙Ｐに対して画像形成を行う画像記録部３と、画像を読み取って画像記録部３などに送信するためのデータに変換する画像読取部４と、各種操作ボタンを有する操作パネル５と、自動原稿搬送装置（ＡＤＦ）６とを備える。また、複合機１の内部には、給紙カセット２から画像記録部３を経て排紙部７に至る用紙搬送路Ｒが形成されている。
なお、本実施形態においては、説明の便宜上、操作パネル５の伸び方向を左右方向と規定する（図２参照）。また、当該左右方向と水平方向で直交する方向を前後方向と規定する（図１参照）。

複合機１が画像形成命令を受けると、給紙カセット２の給紙ローラ８が回転駆動し、記録紙Ｐが搬送路Ｒに１枚ずつ繰り出されて、画像記録部３に搬送される。画像記録部３は、記録紙Ｐにトナー画像を転写するプロセスユニット１０と、該トナー画像を記録紙Ｐに固着させる定着器１１とを含んで構成され、プロセスユニット１０および定着器１１を経て画像を形成された記録紙Ｐは、排紙部７に排出される。

図３に示すようにプロセスユニット１０は、感光体ユニット１５と、感光体ユニット１５にトナーを供給するトナーカートリッジ２５とを有する。感光体ユニット１５は、前後横長の角箱状のケース本体１６の内部に、記録紙Ｐに接触してトナーを転写する感光体ドラム（以下、単にドラムと記す）１７、ドラム１７の表面を所定の電位に帯電させる帯電ローラ１８、ドラム１７の電荷や残留トナーを除去するクリーニング部材１９などを備える。符号２０は、ドラム１７の表面を露光して静電潜像を形成するＬＥＤヘッドを、符号２１は、ドラム１７に形成されたトナー画像を記録紙Ｐに転写させるための転写ローラを示す。

図２および図３に示すようにトナーカートリッジ（以下、単にカートリッジと記す）２５は、前後横長で上方開口を有するケース本体２６と、該ケース本体２６の上方開口を封止する上カバー２７とで構成されており、複合機１の内部の所定位置に着脱自在に装着される。ケース本体２６の内部には、トナーが収容されるトナー室２８、ドラム１７にトナーを供給する現像ローラ２９、現像ローラ２９にトナー室２８内のトナーを供給する供給ローラ３０、現像ローラ２９上のトナーを均一な付着状態にするブレード３１などが設けられている。トナー室２８の内部には、トナーを攪拌してトナー室２８の外部に送り出すアジテータ３２が組み付けられており、トナー室２８の左面に開設された開口部３３と、供給ローラ３０および現像ローラ２９を介して、トナー室２８内のトナーがドラム１７に供給される。これにて、ドラム１７上の静電潜像にトナーが付着して、該静電潜像に応じたトナー画像が形成される。

図１に示すようにケース本体２６の前面には、トナー室２８と隔壁３５で仕切られて前方向に開口する凹入空間３６が形成され、隔壁３５の下寄りの個所には、トナー室２８内にトナーを充填するための充填口３７が開設される。充填口３７は円形状を呈しており、凹入空間３６の側における充填口３７の周縁には、円筒状の開口壁３８が前方向に突設される。
この充填口３７を密閉封止するように、ケース本体２６の外面側から、キャップ３９が着脱可能に装着される。キャップ３９は、有底円筒状の本体部４０と、該本体部４０の筒壁の前端から外向きに張り出し形成された円環状のフランジ部４１とからなり、開口壁３８内に本体部４０が圧入装着されることで、充填口３７を密閉封止する。かかる装着状態において、フランジ部４１が開口壁３８の突端で受け止められることで、本体部４０のトナー室２８内への挿入限界が規制される。また、フランジ部４１に指等を掛けて、これを手前に引くことで、キャップ３９を充填口３７から引き抜くことができる。

ケース本体２６の前面には、凹入空間３６の開口を封止して、充填口３７およびキャップ３９がカートリッジ２５の外面に露出することを防ぐため、カバー部材４３が着脱可能に装着される。カバー部材４３は、装着状態において凹入空間３６の側に突出する複数の有底円筒状の凹部４４を有し、各凹部４４の中央には、ねじ４５を挿通するための通孔４６が開設される。一方、隔壁３５の凹入空間３６側には、凹部４４に対応してねじボス４７が突設される。図１に示すように、ねじ４５を凹部４４の通孔４６からねじボス４７内にねじ込むことにより、カバー部材４３はケース本体２６に不離一体的に締結固定される。

本実施形態においては、凹入空間３６内にＩＣメモリカード４９が組み付けられる。かかるＩＣメモリカード（以下、単にメモリカードと記す）４９は、無線通信により情報の送受信を行う非接触タイプのＩＣカードであり、メモリ内には、カートリッジ２５の種別情報や真贋判別のための識別情報などが記憶されている。カートリッジ２５が装着されると、複合機１はこれら種別情報や識別情報などをメモリから読み出し、当該カートリッジ２５が真正品であるか否か、カートリッジ２５の種類が一致するか否かなどを確認する。そして、装着されたカートリッジ２５が適正品であると判断された場合にのみ、画像形成動作を行う。
メモリカード４９は、数ｍｍ程度の厚み寸法を有するものであり、その厚み方向に外力を受けると、容易に折れ曲がる、あるいは分断される（図５参照）。このようにメモリカード４９が折れ曲がり、或いは分断されると、カード内のアンテナが破壊されるため、複合機１との間での適正な情報信号の送受信が困難となる。最悪の場合には、メモリが破壊されて情報信号の送受信が不可能となる。

かかるメモリカード４９は、カバー部材４３とケース本体２６との間に介在される。具体的には、メモリカード４９の盤面には、二つの凹部４４・４４の通孔４６・４６に対応して、二つの通孔５０・５０が開設されており、カバー部材４３の外面側から通孔４６・４６に挿通したねじ４５・４５を、メモリカード４９の通孔５０・５０に挿通したうえで、凹部４４・４４に対応するねじボス４７・４７にねじ込むことで、カバー部材４３とメモリカード４９とがケース本体２６に締結固定される。

そのうえで、本実施形態では、メモリカード４９がケース本体２６とカバー部材４３の両者に接合されており、カバー部材４３をケース本体２６から分離させた場合に、メモリカード４９が折れ曲がり或いは分断されて、メモリカード４９が損壊されるように構成している。具体的には、図４に示すように、ねじボス４７の突端とメモリカード４９との間、およびカバー部材４３の凹部４４とメモリカード４９との間に接着剤５１を塗布して、該接着剤５１に由来する固着力により、カバー部材４３をメモリカード４９を介してケース本体２６に不離一体的に接合固定している。

当該形態によれば、各ねじ４５の取り外し後も接着剤５１の固着力が作用する。このため、メモリカード４９を損壊させることなく、カバー部材４３をケース本体２６から取り外すことは不可能であり、したがって、例えばトナーの再充填を行うことを目的としてカバー部材４３をケース本体２６から分離すると、図５に示すようにメモリカード４９が分断される。このようにメモリカード４９が損壊されると、カートリッジ２５の種別情報や識別番号の送受信ができなくなるため、複合機１は画像形成動作が不可能となり、カートリッジ２５は用をなさなくなる。

したがって、リサイクル業者等が使用済のカートリッジ２５にトナーを再充填しても、該カートリッジ２５のメモリカード４９は損壊されているため、これをリサイクル品として再利用することはできず、リサイクル業者等によりリサイクル品のトナーカートリッジが作製されることを確実に阻止することができる。このことは、非純正のトナーが再充填された非正規のリサイクルカートリッジを市場から排除できることを意味し、結果として、トナーカートリッジが適用される画像形成装置の画像品質の低下を防いで、画像形成装置の信頼性向上に貢献できる。

（第２実施形態）
本発明に係るトナーカートリッジの第２実施形態を図６に示す。この第２実施形態では、メモリカード４９の固定方法が、先の第１実施形態と相違する。具体的には、上記の第１実施形態においては、接着剤５１によりメモリカード４９とケース本体２６、およびメモリカード４９とカバー部材４３とが不離一体的に固定されていたのに対して、この第４実施形態では、係合構造によりメモリカード４９とケース本体２６とカバー部材４３とが不離一体的に固定されている点が、先の第１実施形態と相違する。

ケース本体２６側にはねじボス４７が突設されており、これに対応してカバー部材４３には凹部４４が形成されている。そして、カバー部材４３の凹部４４の通孔４６に挿通されたねじ４５を、メモリカード４９の盤面中央部に形成された通孔５０に挿通したうえで、ケース本体２６側のねじボス４７にねじ込むことにより、メモリカード４９を螺合装着している。
メモリカード４９の盤面には、通孔５０を挟んだ上下一対の係合孔５５・５６が開設されており、これら係合孔５５・５６に対応して、ケース本体２６の隔壁３５には、上方側に係合片５７が凸設され、下方側に装着部５８が凹み形成されている。また、下側の係合孔５６および装着部５８に対応して、カバー部材４３には係合片５９が突設されている。これら係合片５７・５９および装着部５８により、先の係合構造が構成される。

係合片５７は、ケース本体２６の隔壁３５から突設されて、メモリカード４９を受け止める円柱状の支持部６１と、該支持部６１の前端から突設された一対の係合爪６２・６２とで構成される。各係合爪６２は、支持部６１の前端面から片持ち状に張出し形成されて、弾性変形可能な係合腕６３と、該係合腕６３の先端に形成された係止部６４とからなり、係止部６４がメモリカード４９の係合孔５５の周縁に係合することで、メモリカード４９の上端部を抜け止め状に保持している。

装着部５８は、メモリカード４９を受け止める円柱状の支持部６６と、該支持部６６の前端に凹み形成された係合凹部６７とで構成される。カバー部材４３の係合片５９は、メモリカード４９を受け止める円柱状の支持部６９と、該支持部６９の後端から突設された一対の係合爪７０とで構成される。各係合爪７０は、支持部６９の後端面から片持ち状に張出し形成されて、弾性変形可能な係合腕７１と、該係合腕７１の先端に形成された係止部７２とからなり、係止部７２がメモリカード４９の係合孔５６の周縁に係合することで、メモリカード４９の下端部を抜け止め状に保持している。かかる係合状態において、係止部７２は、装着部５８の係合凹部６７内に位置している。

当該形態によれば、各ねじ４５の取り外し後も、メモリカード４９は、その上端部が係合片５７で、下端部が係合片５９で、それぞれ抜け止め状に保持される。このため、メモリカード４９を損壊させることなく、カバー部材４３をケース本体２６から取り外すことは不可能であり、したがって、例えばトナーの再充填を行うことを目的としてカバー部材４３をケース本体２６から分離すると、メモリカード４９が折れ曲がり或いは分断される。
それ以外の点は、先の第１実施形態と同様であるので、同様の部材には同一の符号を付して、その説明を省略する。この第２実施形態によっても、先の第１実施形態と同様の作用効果を得ることができる。

上記各実施形態に係る本発明は、感光体ドラムを中心としたドラムカートリッジ（感光体ユニット）に適用することができる。例えば、クリーニング部材を備えるドラムカートリッジにおいて、クリーニング部材の廃トナータンクが満杯になって使用済となった場合に、廃トナーを吸い出してリサイクル品とすべく、カバー部材をケース本体から分離すると、ＩＣメモリカードが損壊されるように構成することができる。

本発明の第１実施形態に係るトナーカートリッジの要部の縦断面図である。 トナーカートリッジが適用される画像形成装置を示す図である。 プロセスユニットの全体構成図である。 トナーカートリッジの要部をさらに拡大して示す縦断面図である。 カバー部材がケース本体から分離した状態を示す図である。 本発明の第２実施形態に係るトナーカートリッジの要部の縦断面図である。

符号の説明

２５ トナーカートリッジ
２６ ケース本体
２８ トナー室
３５ 隔壁
３６ 凹入空間
３７ 充填口
３９ キャップ
４３ カバー部材
４９ ＩＣメモリカード
５１ 接着剤

Claims (3)

1. ケース本体内にトナーが収容されるトナー室を有し、該ケース本体の側面に、該トナー室と隔壁で仕切られて外方向に開口する凹入空間が形成されており、該凹入空間の開口を封止するように、前記カバー部材が着脱可能に装着されており、
   前記隔壁には、前記トナー室内にトナーを充填するための充填口が開設されており、この充填口がキャップにより密閉封止されているトナーカートリッジにおいて、
   前記凹入空間に、カートリッジの使用の履歴情報を記憶するＩＣメモリカードが組み付けられており、
   前記ＩＣメモリカードが、前記ケース本体と前記カバー部材の両者に接合されており、前記カバー部材を前記ケース本体から分離させた場合に、前記ＩＣメモリカードが損壊されるように構成されていることを特徴とするトナーカートリッジ。
2. 前記ケース本体と前記ＩＣメモリカード、および前記カバー部材と前記ＩＣメモリカードとが、接着剤により固定されている請求項１記載のトナーカートリッジ。
3. 前記カバー部材および前記ＩＣメモリカードには、ねじ用の通孔が形成されており、前記ケース本体の前記隔壁には、ねじボスが突設されており、
   前記カバー部材の外面側から前記通孔に挿通したねじが、前記ＩＣメモリカードの通孔に挿通されたうえで、前記ねじボスにねじ込まれており、
   前記ねじボスと前記ＩＣメモリカード、および前記カバー部材とＩＣメモリカードとが、接着剤により固定されている請求項２記載のトナーカートリッジ。

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