JP5910515B2 - 乗物用シート - Google Patents

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Description

本発明は、乗物用シートに関する。詳しくは、シートバックがシートクッションの後部に連結されて支えられており、シートクッションが前後一対の揺動リンクを介してフロア上のベース部材に対して高さ調整可能な状態に連結された乗物用シートに関する。
従来、車両用シートにおいて、シートクッションのフロア面に対する高さを調整可能な左右一対のリフター機構が備えられたものが知られている(特許文献1)。これらリフター機構は、シートクッションとフロアとを連結する前後一対の回転リンクを持つ4節リンク機構により構成されており、これら4節リンク機構の動きを利用して、シートクッションのフロア面に対する高さを調整する構成となっている。また、上記車両用シートには、上述したシートクッションの各サイドフレームの中央部に、各サイドフレームを逆Vの字状に屈曲変形させやすくする変形促進部たる切欠きが形成されている。これら切欠きによって、シートクッションの各サイドフレームは、車両の後突発生時に着座者の背部がシートバックに圧し掛かる大荷重の作用の伝達を受けることで、上記切欠きを中心に積極的に逆Vの字状に屈曲変形して、エネルギー吸収を行うようになっている。
特開2009−166658号公報
しかし、上記従来技術では、上述した車両の後突発生によるシートクッションの各サイドフレームの屈曲変形に伴って、これらサイドフレームの後端部に連結されたシートバックの後傾角度も増大してしまうため、問題である。本発明は、上記問題を解決するものとして創案されたものであって、本発明が解決しようとする課題は、乗物の衝突発生時にシートバックを傾倒させないようにエネルギー吸収を適切に行えるようにすることにある。
上記課題を解決するために、本発明の乗物用シートは次の手段をとる。
第1の発明は、シートバックがシートクッションの後部に連結されて支えられており、シートクッションが前後一対の揺動リンクを介してフロア上のベース部材に対して高さ調整可能な状態に連結された乗物用シートである。シートクッションの骨格には、その各揺動リンクと連結された各連結点の間の中間部に、同骨格が各連結点を支点に強制的に折り曲げられる所定力以上の大荷重が入力された際に率先して屈曲変形を起こす脆弱部が形成されている。更に、上記シートクッションの骨格とベース部材との間には、常時は各揺動リンクのリンク運動に追従して動くが、上記骨格に所定力以上の大荷重が入力された際には、同骨格が各連結点を支点に折り曲げられる荷重に対してベース部材との間で突っ張るように作用して骨格の折れ曲がり変形を抑制する突張り部材が設けられている。
この第1の発明によれば、大荷重入力時に、突張り部材によってシートクッションの骨格の折れ曲がり変形が抑制されることにより、シートクッションの後部に連結されたシートバックの前側或いは後側への傾倒が抑制される。このように、脆弱部においてシートクッションの骨格を適度に率先して屈曲変形させながらも、突張り部材によってその折れ曲がり変形を一定の範囲内に留めるように抑制することができる。したがって、乗物の衝突発生時にシートバックを傾倒させないようにしながらエネルギー吸収を適切に行えるようにすることができる。
第2の発明は、上述した第1の発明において、突張り部材が、一対の揺動リンクと平行なリンク運動をするようにシートクッションとベース部材との間にリンク連結されたリンク部材として構成されているものである。
この第2の発明によれば、突張り部材を上記のようなリンク部材とすることにより、シートクッションの高さ調整を行う前後一対の揺動リンクの動きを邪魔しないように、かつ、大荷重入力時にはシートクッションとベース部材との間で強い突っ張り力を発揮することのできる突張り部材を設定することができる。
第3の発明は、上述した第1又は第2の発明において、次の構成とされているものである。前後一対の揺動リンクは、シートクッションとベース部材との間の左右それぞれの箇所に設けられた一対で構成されており、右側或いは左側のどちらかの側におけるいずれかの連結点が回転止め装置によって回転止めされることにより全ての揺動リンクが回転止めされた状態に保持される構成とされている。突張り部材は、少なくとも上記回転止め装置が設けられている側のシートクッションの骨格とベース部材との間に配設されている。
この第3の発明によれば、回転止め装置が設けられている側では、大荷重入力時にシートクッションの骨格に大きな曲げの負荷が入力されやすく、骨格の折れ曲がり変形が進行しやすくなるが、このような側に突張り部材が配設されることで、シートクッションの骨格の折れ曲がり変形を効果的に抑制して、シートバックの傾倒を効果的に抑えることができる。
実施例1の乗物用シートの概略構成を示した斜視図である。 リフター機構の要部の分解斜視図である。 リフタ機構の要部の組み付け状態を示した斜視図である。 シートクッションの通常状態を示した内部側面図である。 大荷重の入力によってシートクッションの骨格が変形した状態を示した内部側面図である。 シートにかかる曲げモーメントを模式図に表した線図である。 実施例2の乗物用シートの通常状態を示した内部側面図である。 大荷重の入力によってシートクッションの骨格が変形した状態を示した内部側面図である。
以下に、本発明を実施するための形態について図面を用いて説明する。
始めに、実施例1のシート1の構成について、図1〜図6を用いて説明する。本実施例のシート1は、図1に示すように、自動車の運転席として構成されており、着座乗員の背凭れ部となるシートバック2と、着座部となるシートクッション3と、を備えている。シートクッション3は、車両のフロアF上に左右一対のスライドレール4を間に介して設置されており、各スライドレール4の作動によってフロアFに対する前後方向の設置位置を調整することができる構成とされている。また、シートクッション3は、上述した各スライドレール4との間に、左右一対の4節リンク機構から成るリフター機構10が間に介在して設けられており、これらリフター機構10の作動によってフロアFに対する設置高さも調整することができる構成とされている。
シートバック2は、シートクッション3の後端部に図示しないリクライナーを間に介して連結されており、これらリクライナーの作動によってシートクッション3に対する起立角度(背凭れ角度)をシート前後方向に調整することができる構成とされている。なお、上述した各スライドレール4や図示しないリクライナーの構成は、特開2010−221935号や特開2010−221935号公報等の文献に開示された公知の構成と同じものとなっているため、これらの具体的な構成についての説明は省略することとする。
上述したシートクッション3は、その内部骨格を成すクッションフレーム3Fが、左右一対のシート前後方向に長尺な鋼板材より成るサイドフレーム3F1と、これらサイドフレーム3F1の前端部間に一体的に架橋されて設けられた鋼板製のフロントパネル3F2と、両サイドフレーム3F1の後部間に回転可能に枢着された状態として架橋された円鋼管製のリヤパイプ3F3と、によって枠状に組まれて構成されている。上述したリヤパイプ3F3は、前述したリフター機構10を構成する後側の各リヤリンク12と各サイドフレーム3F1との連結軸12A同士を一体的に連結するコネクティングロッドとして構成されており、そのために、これら連結軸12A間に架橋された状態として、各サイドフレーム3F1の後部間に回転可能に枢着された状態に架橋された状態として設けられている。
そして、上記フロントパネル3F2とリヤパイプ3F3との間には、シート幅方向に波打ち状に曲がりくねった形の4本のSばね3F4が、シート幅方向に並んで架け渡された状態に設けられている。これらSばね3F4は、クッションフレーム3Fの上部にセットされる図示しないクッションパッドの中央部をシート下方側から複数本で弾性的に柔らかく受け止める機能をする構成となっている。
上述した各サイドフレーム3F1は、それらの上側の縁部と下側の縁部とがそれぞれシート外側に膨らんで内側に折り曲げられた形状とされており、曲げや捩りに対する構造強度が高められた構成とされている。また、各サイドフレーム3F1のシート前後方向の略中央部には、それぞれ、下側の縁部がシート外側に向かって三角錐状に張り出すように押し出された脆弱部3F1aが形成されている。これら脆弱部3F1aは、それらのシート外側に押し出された部分の前後幅が、シート下方側に向かって漸次広がっていく円錐状の形に押し出されて形成されている。これら脆弱部3F1aは、図5に示すように、各サイドフレーム3F1が後述する車両後突の発生に伴う大荷重の入力を受けた際にエネルギー吸収のためにV字状に折れ曲がりやすくなるように、各サイドフレーム3F1に局所的な応力集中を生じさせて屈曲変形を促進させる変形促進部として機能する部分となっている。なお、これら脆弱部3F1aの屈曲変形する挙動については、後に詳しく説明することとする。
図1に示すように、上述した各スライドレール4は、シートクッション3の底部とフロアFとの間に左右一対で設けられており、それぞれ、シートクッション3をフロアFに対してシート前後方向にスライドガイドするように連結した状態となっている。具体的には、各スライドレール4は、フロアF上に固定設置されたシート前後方向に長尺なロアレール4Aと、各ロアレール4Aの上部にシート前後方向にスライド可能な状態に組み付けられると共に後述するリフター機構10を介してシートクッション3の底部に連結されたアッパレール4Bと、各アッパレール4Bに設けられて各ロアレール4Aとの係合によって各アッパレール4Bのスライドをロックする図示しないスライドロック装置と、これらスライドロック装置のロック状態を解除操作するスライドレバー4Dと、から構成されている。
上述した各スライドレール4は、常時は、上述した図示しない各スライドロック装置が附勢によってロックされた状態とされていることにより、各アッパレール4Bのスライドをロックした状態として、シートクッション3のスライド位置を固定した状態に保持した状態となっている。各スライドレール4は、使用者(着座乗員)が上述したスライドレバー4Dを上方側に引き上げる操作を行うことにより、図示しない各スライドロック装置のロック状態が解除されて、シートクッション3のスライド位置を前後方向に自由に調整することができる状態に切り替えられるようになっている。また、各スライドレール4は、上述したスライドレバー4Dの引き上げ操作をやめることにより、上述した図示しない各スライドロック装置が再び附勢によってロックした状態に戻されるため、シートクッション3をその調整したスライド位置に固定した状態とするようになっている。
リフター機構10は、上述したシートクッション3の各サイドフレーム3F1と、上述した各スライドレール4のアッパレール4Bの上部に接合された立板状の各ブラケット4Cと、の間を繋ぐように左右一対で設けられており、それぞれ、互いに前後で協働して作動するフロントリンク11とリヤリンク12とを有した4節リンク機構として構成されている。詳しくは、リフター機構10は、上述した各側のフロントリンク11とリヤリンク12との間に、それぞれもう1本ずつ、これらに追従してリンク運動をする中間リンク13が設けられている。これら中間リンク13は、上述した各フロントリンク11やリヤリンク12がリンク運動する動きを阻害しないように、これらフロントリンク11やリヤリンク12と実質的なリンク長が同じで、かつ、実質的に平行なリンク運動をするように配設された状態とされている。ここで、上述した各側のフロントリンク11とリヤリンク12とがそれぞれ本発明の「前後一対の揺動リンク」に相当し、各ブラケット4Cがそれぞれ本発明の「ベース部材」に相当し、各中間リンク13がそれぞれ本発明の「突張り部材」に相当する。
上述した各中間リンク13は、図4に示すように、常時は、上述したリフター機構10のリンク運動に追従して動くようになっている。しかし、各中間リンク13は、図5に示すように、車両の後部衝突が発生するなどして、クッションフレーム3Fの各サイドフレーム3F1に所定力以上の大荷重が入力されて、各サイドフレーム3F1が前述した脆弱部3F1aを基点に折れ曲がるように変形しようとする際には、各サイドフレーム3F1と各ブラケット4Cとの間で突っ張るように作用して、各サイドフレーム3F1の折れ曲がり変形を一定範囲までに抑えるように機能するようになっている。これらの作用により、シートクッション3の各サイドフレーム3F1が必要以上に折れ曲がり過ぎてシートバック2が後方側に傾倒してしまうという事態が防止されるようになっている。これにより、上記シート1は、シートバック2による着座乗員の背部の支持状態を適切に保ちながら、シートクッション3の各サイドフレーム3F1を適切に変形させて衝突エネルギーを適切に吸収することができるようになっている。
以下、上述したリフター機構10と、リフター機構10の回転止めを行うブレーキ付き駆動ユニット20(本発明の「回転止め装置」に相当する。)と、これらを動力伝達可能な状態にギア連結するギア機構30の各構成について詳しく説明する。先ず、リフター機構10の構成について説明する。リフター機構10は、前述もしたように、左右一対のフロントリンク11とリヤリンク12とによって構成されている。
各フロントリンク11は、それらの上端部が、それぞれ連結軸11Aによって各サイドフレーム3F1の前部に前後回転可能な状態に枢着され、それらの下端部が、それぞれ連結軸11Bによって各スライドレール4のアッパレール4Bの上部に接合された各ブラケット4Cの前部に前後回転可能な状態に枢着された状態として設けられている。また、各リヤリンク12も同様に、それらの上端部が、それぞれ連結軸12Aによって各サイドフレーム3F1の後部に前後回転可能な状態に枢着され、それらの下端部が、それぞれ連結軸12Bによって各スライドレール4のアッパレール4Bの上部に接合された各ブラケット4Cの後部に前後回転可能な状態に枢着された状態として設けられている。
また、上述した各フロントリンク11と各リヤリンク12との間に配設された各中間リンク13は、それらの上端部が、それぞれ連結軸13Aによって各サイドフレーム3F1の前後方向の後ろ寄りの中間部に前後回転可能な状態に枢着され、それらの下端部が、それぞれ連結軸13Bによって各スライドレール4のアッパレール4Bの上部に接合された各ブラケット4Cの前後方向の後ろ寄りの中間部に前後回転可能な状態に枢着された状態として設けられている。詳しくは、上記各中間リンク13と各サイドフレーム3F1との連結軸13Aは、それぞれ、前述した各サイドフレーム3F1の中間部に形成された脆弱部3F1aの形成箇所よりも後ろ側の、各脆弱部3F1aと各リヤリンク12の各サイドフレーム3F1との連結軸12Aとの間の中間点に近い領域部に設けられている。
上述した各リヤリンク12を各サイドフレーム3F1に連結する各連結軸12Aは、これらの間に架け渡された円鋼管製のリヤパイプ3F3の各端部に嵌め込まれて一体的に接合されていると共に、各リヤリンク12とも一体的に接合された状態として、各サイドフレーム3F1に回転可能に枢着された状態とされている。そして、図示向かって左奥側に示される車両外側のリヤリンク12には、ピニオンギア31とセクタギア32とが噛合されて構成されるギア機構30を介してブレーキ付き駆動ユニット20が動力伝達可能な状態に連結された状態とされている。これにより、車両外側のリヤリンク12は、上述したブレーキ付き駆動ユニット20の作動によって直接回転止めされたり前後方向に回転送りされたりするようになっている。そして、上記車両外側のリヤリンク12が回転止めされたり回転送りされたりすることによって、リフター機構10を構成する他の全てのリンク11〜13もこれに追従するように回転止めされたり回転送りされたりするようになっている。
詳しくは、上述した車両内側のフロントリンク11やリヤリンク12は、上述した車両外側のリヤリンク12が回転止めされたり回転送りされたりする力によって、クッションフレーム3Fを介して回転止めのブレーキ力や回動力の伝達を受ける他、各リヤリンク12同士を結合している前述したリヤパイプ3F3を介しても回転止めのブレーキ力や回動力の伝達を受けるようになっている。このように、ブレーキ付き駆動ユニット20によって発揮されるブレーキ力や回動力が、車両外側のリヤリンク12ばかりでなく、リヤパイプ3F3を介して車両内側のリヤリンク12にも伝達されるようになっていることにより、シートクッション3を下方側から支える力が左右両側で強く発揮されるようになっている。
上記構成のリフター機構10は、常時は、前述したブレーキ付き駆動ユニット20によって発揮されるブレーキ力によって、各リンク11〜13の回転が止められた状態として、シートクッション3の設置高さを固定した状態に保持された状態とされている。そして、上記リフター機構10は、シートクッション3の車両外側の側部に設けられた上述したブレーキ付き駆動ユニット20に連結されたリフターレバー5を着座乗員が引き上げたり押し下げたりする操作によって、前後方向に回転送りされるように操作されて、シートクッション3の設置高さを上げたり下げたりするようになっている。
具体的には、上述したリフターレバー5が着座乗員の操作によって上げ下げされることにより、その上げ下げされた操作移動量がブレーキ付き駆動ユニット20に入力されてギア機構30を介して車両外側のリヤリンク12に伝達され、これにより各リンク11〜13が一斉に前後方向に回転送りされるようになっている。上記リフターレバー5は、着座乗員による上げ下げの操作が解除されることにより、附勢によってニュートラル位置に戻されるようになっている。ブレーキ付き駆動ユニット20は、上述したリフターレバー5がニュートラル位置に戻される動きによっては作動せずにこの動きを逃がすようになっており、上げ下げの操作が解除されることにより、ギア機構30にブレーキ力をかける状態に切り替えられて、各リンク11〜13の回転を止めた状態に戻すようになっている。
上述したブレーキ付き駆動ユニット20は、図2〜図3に示すように、略円筒状の形に形成されており、シートクッション3の車両外側のサイドフレーム3F1の外側面に一体的に結合されて設けられている。上記ブレーキ付き駆動ユニット20は、その円筒の外筒部分が入力軸21として、リフターレバー5に一体的に嵌合されて組み付けられており、リフターレバー5の回転軸として機能するように構成されている。上記入力軸21は、リフターレバー5が同入力軸21を中心に上げ下げ操作されることにより、リフターレバー5と一体的となって回転し、その回転した操作移動量を、ブレーキ付き駆動ユニット20の筒内に設けられた伝達機能部22へと伝達するようになっている。そして、伝達機能部22に伝達された操作入力は、ブレーキ付き駆動ユニット20の中心部からシート内側へと延出する出力軸23へと出力されて、ギア機構30に伝達されるようになっている。
上述した入力軸21は、常時は、初期位置となるニュートラル位置に向けて附勢力が掛けられた状態とされており、リフターレバー5からの操作入力を受ける前の初期時には、リフターレバー5を水平姿勢とするニュートラル位置に保持された状態とされている。また、入力軸21は、リフターレバー5が上下どちらかの方向に操作された後に手が離されることにより、上記の附勢によって、ニュートラル位置に戻されて保持されるようになっている。
伝達機能部22は、入力軸21にリフターレバー5の操作力(回動力)が入力される前の常時は、出力軸23にブレーキ力をかけて出力軸23の回転を止めた状態となっており、入力軸21にリフターレバー5が上げ下げされることによる操作力(回動力)が入力されることにより、この回動力を増大させて出力軸23に伝達して出力するようになっている。また、伝達機能部22は、リフターレバー5が上げ下げされた位置から元のニュートラル位置まで戻される移動の際には、この動きを逃がして、出力軸23にこの戻す力(回動力)が伝達されないようにして、出力軸23を上記回転させた位置に保持することのできる構成となっている。
上記ブレーキ付き駆動ユニット20の構成により、リフターレバー5を軽い力で上げ下げする操作によって、後述するギア機構30を介してリフター機構10をその操作された方向に昇降動作させることができ、また、リフターレバー5を操作していないときには、リフター機構10を定位置に止めた状態に保持することができるようになっている。なお、上述したブレーキ付き駆動ユニット20の基本構造は、特開2007−137245号公報等の文献に開示されたものと同じ構成となっているため、細部の詳しい説明は省略することとする。
ギア機構30は、互いに動力伝達可能な状態に噛合して組み付けられたピニオンギア31とセクタギア32とから構成されている。ピニオンギア31は、上述したブレーキ付き駆動ユニット20の出力軸23に一体的に連結されて設けられており、セクタギア32は、車両外側のリヤリンク12の前面部に歯車状に突出した形となって形成されている。詳しくは、セクタギア32は、リヤリンク12の前面部に、上側の連結軸12Aを中心とした円弧状に歯面が並ぶ形に形成されており、ピニオンギア31からの動力伝達を受けることにより、リヤリンク12を連結軸12Aを中心に送り回転させるようになっている。
上述したピニオンギア31と、セクタギア32が形成されたリヤリンク12と、の間には、これらの間に作用する軸間反発力を抑えるための支持アーム33が架け渡されて設けられている。具体的には、支持アーム33は、シート前後方向にアームが延びる形に形成されており、そのシート前側の端部が、固定ピン33Aによりシートクッション3のサイドフレーム3F1に一体的に締結されて固定されている。また、支持アーム33のシート後方側の端部には、軸方向に突出するスライドピン33Bが結合されている。このスライドピン33Bは、前述したリヤリンク12に形成された円弧状の長孔12C内にスライド可能に嵌合された状態とされている。
また、上記支持アーム33の上記固定ピン33Aとスライドピン33Bとの間の中間部には、上述したピニオンギア31が通されたブレーキ付き駆動ユニット20の出力軸23が挿通されており、ブッシュ23Aにより抜け止めされた状態とされている。これにより、出力軸23が通されたピニオンギア31と、スライドピン33Bが通されたリヤリンク12と、の間に働く両者の噛合に伴う軸間反発力が、これらの間に架かる支持アーム33により支えられて、ピニオンギア31とセクタギア32との噛合い強度が高く保たれた状態とされている。
上記構成のシート1は、図4に示すように、通常、上述したリフター機構10が任意の高さ位置に回転止めされた状態において、車両の後部衝突が発生するなどして、シートバック2に着座乗員の背部から強い凭れ荷重が掛けられることにより、シートクッション3の各サイドフレーム3F1が、これらを各スライドレール4と繋ぐ上述したリフター機構10の各フロントリンク11と各リヤリンク12との連結点(連結軸11A,12A)を支点に、フロアF上から剥離される方向に折り曲げられる曲げの負荷を受ける。
しかし、上記各フロントリンク11とリヤリンク12との間に中間リンク13が配設されていることにより、シートクッション3の各サイドフレーム3F1にかけられる曲げモーメントMは、図6に示すように、各リヤリンク12との連結点(連結軸12A)と、各中間リンク13との連結点(連結軸13A)と、の間の領域では、各サイドフレーム3F1を上方側に逆V字状に折り曲げるような負荷として作用し、各中間リンク13との連結点(連結軸13A)と、各フロントリンク11との連結点(連結軸11A)と、の間の領域では、各サイドフレーム3F1を下方側にV字状に折り曲げるような負荷として作用するようになっている。
上記の各作用により、シートクッション3の各サイドフレーム3F1は、図5に示すように、主として、前述した各中間リンク13との連結点(連結軸13A)と、各フロントリンク11との連結点(連結軸11A)と、を支点に前述した各脆弱部3F1aを中心に下方側にV字状に折り曲げられるように変形し、各中間リンク13との連結点(連結軸13A)と、各リヤリンク12との連結点(連結軸12A)と、の間の領域ではほとんど変形を起こさないようになっている。
このように、シートクッション3の各サイドフレーム3F1は、上記変形の際には、各フロントリンク11と各リヤリンク12との間に配設された各中間リンク13が各サイドフレーム3F1と各スライドレール4との間で突っ張るように作用して、各サイドフレーム3F1の折れ曲がり変形を一定範囲までに抑えるように機能する。特に、シートクッション3の各サイドフレーム3F1は、各中間リンク13との連結点(連結軸13A)と、各リヤリンク12との連結点(連結軸12A)と、の間の領域部がほとんど変形せずに一定の姿勢状態に保たれるようになっていることにより、上記の変形に際して、シートバック2を後方側に傾倒させないようになっている。したがって、これらの作用により、シートバック2による着座乗員の背部の支持状態を適切に維持しながら、シートクッション3の各サイドフレーム3F1を適切に変形させて、シートバック2に入力された着座乗員の衝突エネルギーを適切に吸収することができる。
このように、本実施例のシート1は、シートバック2がシートクッション3の後部に連結されて支えられており、シートクッション3が左右一対のフロントリンク11とリヤリンク12とを介してスライドレール4上のブラケット4Cに高さ調整可能な状態に連結された構成となっている。そして、シートクッション3の各サイドフレーム3F1には、それらの各フロントリンク11と各リヤリンク12との連結点(連結軸11A,12A)の間の中間部に、大荷重入力時に率先して屈曲変形を起こす脆弱部3F1aが形成されている。
更に、上記シートクッション3の各サイドフレーム3F1と各スライドレール4上のブラケット4Cとの間には、常時はリフター機構10のリンク運動に追従して動くが、各サイドフレーム3F1に所定力以上の大荷重が入力された際には、各サイドフレーム3F1が上述した各連結点(連結軸11A,12A)を支点に折り曲げられる荷重に対して各ブラケット4Cとの間で突っ張るように作用して各サイドフレーム3F1の折れ曲がり変形を抑制する中間リンク13(突張り部材)がそれぞれ設けられている。
このように、シート1に車両衝突に伴う大荷重が入力された際に、各中間リンク13によってシートクッション3の各サイドフレーム3F1の折れ曲がり変形が抑制されることにより、シートクッション3の後部に連結されたシートバック2の後側への傾倒が抑制される。このように、シートクッション3の各サイドフレーム3F1に形成した脆弱部3F1aにおいて各サイドフレーム3F1を適度に率先して屈曲変形させながらも、各中間リンク13によってその折れ曲がり変形を一定の範囲内に留めるように抑制することができる。したがって、乗物の衝突発生時にシートバック2を傾倒させないようにしながらエネルギー吸収を適切に行えるようにすることができる。
また、各中間リンク13が、リフター機構10を構成する各フロントリンク11及び各リヤリンク12と互いに平行なリンク運動をするようにシートクッション3と各スライドレール4上のブラケット4Cとの間にリンク連結されたリンク部材として構成されていることにより、シートクッション3の高さ調整を行う各フロントリンク11と各リヤリンク12の動きを邪魔しないように、かつ、大荷重入力時にはシートクッション3の各サイドフレーム3F1と各ブラケット4Cとの間で強い突っ張り力を発揮することのできる突張り部材を設定することができる。
また、上記中間リンク13は、少なくともブレーキ付き駆動ユニット20(回転止め装置)が設けられている側(車両外側)のシートクッション3のサイドフレーム3F1とブラケット4Cとの間に配設されている。ブレーキ付き駆動ユニット20が設けられている車両外側では、シートクッション3のサイドフレーム3F1とリヤリンク12との連結部がブレーキ付き駆動ユニット20のブレーキ力によって一体的な状態とされていることから、大荷重入力時に同側のサイドフレーム3F1にシートバック2から大きな曲げモーメントMの負荷が入力されやすく、サイドフレーム3F1の折れ曲がり変形が進行しやすくなる。しかし、このような側に中間リンク13が配設されていることで、シートクッション3のサイドフレーム3F1の折れ曲がり変形を効果的に抑制して、シートバック2の傾倒を効果的に抑えることができる。
続いて、実施例2のシート1の構成について、図7〜図8を用いて説明する。本実施例のシート1は、図7に示すように、シートクッション3の各サイドフレーム3F1と各スライドレール4上のブラケット4Cとの間にリンク連結される各中間リンク13(突張り部材)が、次の位置に設けられた状態とされている。すなわち、各中間リンク13は、それらの上端部が、それぞれ連結軸13Aによって各サイドフレーム3F1の前後方向の前寄りの中間部に前後回転可能な状態に枢着され、それらの下端部が、それぞれ連結軸13Bによって各スライドレール4のブラケット4C上の前後方向の前寄りの中間部に前後回転可能な状態に枢着された状態として設けられている。
詳しくは、上記各中間リンク13と各サイドフレーム3F1との連結点(連結軸13A)は、それぞれ、前述した各サイドフレーム3F1の中間部に形成された脆弱部3F1aの形成箇所よりも前側の、各脆弱部3F1aと各フロントリンク11の各サイドフレーム3F1との連結点(連結軸12A)との間の中間点に近い領域部に設けられている。そして、各中間リンク13は、各フロントリンク11や各リヤリンク12と互いに平行なリンク運動をするように設けられた状態とされている。
上記構成のシート1は、図7に示すように、通常、上述したリフター機構10が任意の高さ位置に回転止めされた状態において、車両の後部衝突が発生するなどして、シートバック2に着座乗員の背部から強い凭れ荷重が掛けられることにより、シートクッション3の各サイドフレーム3F1が、上述したリフター機構10の各フロントリンク11と各リヤリンク12との連結点(連結軸11A,12A)を支点に、フロアF上から剥離される方向に折り曲げられる曲げの負荷を受ける。これにより、シートクッション3の各サイドフレーム3F1は、各脆弱部3F1aを中心に上方側に逆V字状に折り曲げられるように変形しようとする。
しかし、上記各フロントリンク11とリヤリンク12との間に中間リンク13が配設されていることにより、各中間リンク13が各サイドフレーム3F1と各スライドレール4との間で突っ張るように作用して、各サイドフレーム3F1の折れ曲がり変形を一定範囲までに抑えるように機能する。したがって、これらの作用により、シートクッション3の各サイドフレーム3F1が必要以上に折れ曲がり過ぎてしまってシートバック2が後方側に傾倒してしまうという事態が防止され、シートバック2による着座乗員の背部の支持状態を適切に保ちながら、シートクッション3の各サイドフレーム3F1を適切に変形させて衝突エネルギーを適切に吸収することができる。
以上、本発明の実施形態を2つの実施例を用いて説明したが、本発明は上記実施例のほか各種の形態で実施することができるものである。例えば、本発明の「乗物用シート」は、自動車の運転席以外のシートの他、鉄道等の自動車以外の車両に適用されるシートであってもよく、また、航空機、船舶等の様々な乗物用に供されるシートにも広く適用することができるものである。また、本発明の「前後一対の揺動リンク」は、互いのリンク長が同じ平行リンクの組み合わせから成るものの他、互いに平行でなかったりリンク長が異なったりするリンクの組み合わせから成るものであってもよい。
また、本発明の「突張り部材」は、「常時は各揺動リンクのリンク運動に追従して動くが、シートクッションの骨格に所定力以上の大荷重が入力された際には、上記骨格が各揺動リンクとの連結点を支点に折り曲げられる荷重に対してベース部材との間で突っ張るように作用して骨格の折れ曲がり変形を抑制する」ように機能するものであればよく、上記実施例で示したような剛体のリンク部材から成るものでなくてもよい。例えば、「突張り部材」を引張り力に対して突っ張る部材として使用する場合には、「突張り部材」を可撓性のワイヤーなどの線材や帯材によって形成してもよい。また、「突張り部材」を、複数の剛体部材を連鎖状に首振りできる状態に連結することで、前後一対の揺動リンクの動きを逃がせるように構成してもよい。
また、「突張り部材」をリンク部材のような剛体によって形成する場合において、前後一対の揺動リンクが平行リンクの動きをしない場合には、この動きを逃がせるように突張り部材のシートクッションもしくはベース部材との連結構造を、ピンと長孔とによるスライド可能な連結構造とすることにより、大荷重入力時に途中から突張り部材による突張り力を発揮させられる構成とすることができる。
また、「突張り部材」は、シートクッションが例えば車両の前突発生によって後部側座席の乗員がシートバックに当たることでV字状に下方側に折れ曲がるように変形するモードに対して、シートクッションの骨格の折れ曲がり変形を抑制するようにベース部材との間に「つっかえ棒」として機能するように配されるものであっても良い。また、「突張り部材」は、シートクッションの骨格に形成される「脆弱部」の前側でも後側でもどちら側に設けられていてもよい。
また、「脆弱部」は、シートクッションの骨格に各揺動リンクとの各連結点を支点に強制的に折り曲げられる所定力以上の大荷重が入力された際に率先して屈曲変形を生じさせるように形成されているものであればよく、孔や切欠き等によりシートクッションの骨格を局所的に脆弱化させるものであってもよい。また、「脆弱部」は、前後一対の揺動リンクの間のどこかの箇所に形成されていればよく、その形成箇所や形成個数、形成される形や大きさは特に限定されない。また、シートクッションの骨格自体が上記のような大荷重入力時にどちらかの方向に折れ曲がりやすくなるように全体が湾曲したり折れ曲がった形に形成されている場合は、その形状自体が本発明の「脆弱部」に相当するものとなる。
また、「前後一対の揺動リンク」は、電動モータを備えた駆動ユニットの駆動力やブレーキ力によって回転送りされたり回転止めされたりする構成であってもよい。この場合には、前後一対の揺動リンクの回転を止める駆動ユニットが本発明の「回転止め装置」に相当するものとなる。また、「前後一対の揺動リンク」は、シートクッションのシート幅方向の中央部をベース部材とリンク連結するように設けられていてもよい。また、「前後一対の揺動リンク」は、上記のようにシート幅方向の中央部に設けられているような場合には、必ずしも左右一対で設けられていなくてもよく、一組しか設けられていないものであってもよい。また、「突張り部材」は、前後一対の揺動リンクと前後方向に並んで設けられていなくてもよく、前後一対の揺動リンクとシート幅方向にずれた位置に設けられていてもよい。
また、シートクッションとフロアとの間にスライドレールが設けられておらず、前後一対の揺動リンクがシートクッションの骨格とフロア上に固定されたベース部材とを連結するように設けられたものであってもよい。また、その他、シートクッションとフロアとの間に、横向きのスライドレールや回転盤などの介在物が設けられている場合には、前後一対の揺動リンクがリンク連結される部材が、それぞれ、本発明の「シートクッション」の構成部材やフロア上の「ベース部材」に相当するものとなる。
1 シート(乗物用シート)
2 シートバック
3 シートクッション
3F クッションフレーム
3F1 サイドフレーム
3F1a 脆弱部
3F2 フロントパネル
3F3 リヤパイプ
3F4 Sばね
4 スライドレール
4A ロアレール
4B アッパレール
4C ブラケット(ベース部材)
4D スライドレバー
5 リフターレバー
10 リフター機構
11 フロントリンク(揺動リンク)
11A 連結軸
11B 連結軸
12 リヤリンク(揺動リンク)
12A 連結軸
12B 連結軸
12C 長孔
13 中間リンク(突張り部材)
13A 連結軸
13B 連結軸
20 ブレーキ付き駆動ユニット(回転止め装置)
21 入力軸
22 伝達機能部
23 出力軸
23A ブッシュ
30 ギア機構
31 ピニオンギア
32 セクタギア
33 支持アーム
33A 固定ピン
33B スライドピン
F フロア
M 曲げモーメント

Claims (3)

  1. シートバックがシートクッションの後部に連結されて支えられており、シートクッションが前後一対の揺動リンクを介してフロア上のベース部材に対して高さ調整可能な状態に連結された乗物用シートであって、
    前記シートクッションの骨格には、その前記各揺動リンクと連結された各連結点の間の中間部に、当該骨格が前記各連結点を支点に強制的に折り曲げられる所定力以上の大荷重が入力された際に率先して屈曲変形する脆弱部が形成されており、
    更に、前記シートクッションの骨格と前記ベース部材との間には、常時は前記各揺動リンクのリンク運動に追従して動くが、前記骨格に前記所定力以上の大荷重が入力された際には当該骨格が前記各連結点を支点に折り曲げられる荷重に対して前記ベース部材との間で突っ張るように作用して前記骨格の折れ曲がり変形を抑制する突張り部材が設けられていることを特徴とする乗物用シート。
  2. 請求項1に記載の乗物用シートであって、
    前記突張り部材が、前記一対の揺動リンクと平行なリンク運動をするように前記シートクッションと前記ベース部材との間にリンク連結されたリンク部材として構成されていることを特徴とする乗物用シート。
  3. 請求項1又は請求項2に記載の乗物用シートであって、
    前記前後一対の揺動リンクは、前記シートクッションと前記ベース部材との間の左右それぞれの箇所に設けられた一対で構成されており、右側或いは左側のどちらかの側におけるいずれかの連結点が回転止め装置によって回転止めされることにより前記全ての揺動リンクが回転止めされた状態に保持される構成とされており、
    前記突張り部材は、少なくとも前記回転止め装置が設けられている側の前記シートクッションの骨格と前記ベース部材との間に配設されていることを特徴とする乗物用シート。
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