JP5844761B2 - 油圧ショベルの油圧駆動装置 - Google Patents

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Description

本発明は、ジャッキアップ操作を可能にさせるジャッキアップ切替弁を備えた油圧ショベルの油圧駆動装置に関する。
この種の従来技術として特許文献1に示されるものがある。この従来の油圧駆動装置は油圧ショベルに備えられるものであり、油圧ショベルは、走行体と、この走行体上に配置される旋回体と、この旋回体に上下方向の回動可能に取り付けられ、ブーム、アーム、バケット、及びブームを作動させるブームシリンダ等を含む作業装置とを備えている。
この油圧ショベルに備えられる従来の油圧駆動装置は、ブームシリンダ等に圧油を供給する油圧ポンプと、この油圧ポンプからブームシリンダに供給される圧油の流れを制御するブーム用方向制御弁と、このブーム用方向制御弁の切替操作を行う操作装置とを備えている。また、この従来技術は、ブームシリンダのボトム圧が設定圧に達したときに切替えられるジャッキアップ切替弁と、このジャッキアップ切替弁の切替操作に伴ってブーム用方向制御弁のメータインに供給される圧油の流路を開路側または閉路側に変更する流路変更部とを備えている。
このように構成される従来技術は、ブームが空中に保持されているときにブームシリンダを収縮させるように操作装置を操作すると、ジャッキアップ切替弁の切替位置に応じて流路変更部が閉路側を保ち、ブームシリンダのボトム室のメータアウト油をタンクに流すようにしてブームを自重で降下させることができる。また、バケットを接地させた状態でブームシリンダを収縮させるように操作装置を操作すると、ブームシリンダのボトム圧が設定圧より低下する状態となってジャッキアップ切替弁が別の切替位置に切替えられ、これに応じて流路変更部は、メータインに供給される圧油の流路を開路側に変更する。これにより、油圧ポンプの圧油がブーム用方向制御弁を介してブームシリンダのロッド室に供給され、バケットが接地面を押圧する押し付け力が増大して、走行体、旋回体を含む車体のジャッキアップ操作を行うことができる。
特許第4279837号公報
前述した従来技術は、ブームが空中に保持されている状態から降下させる場合、すなわちブーム下げを行う場合、当該油圧ショベルの作業姿勢等によっては、操作装置を操作してブームシリンダを収縮させるためにブーム用方向制御弁を切替えたときに、ブームの自重降下が直ちには始まらず、例えば操作装置が操作されてから1秒前後経過した後にブームの自重降下が始まることがある。このような状況が生じると、オペレータによるブーム下げ操作の操作性が低下し、これに伴ってブーム下げ操作を含む作業の能率向上を見込めなくなる。
本発明は、前述した従来技術における実情からなされたもので、その目的は、空中保持されたブームの下げ操作の始動に際して、当該油圧ショベルの作業姿勢等の如何に拘わらず、ブームの自重降下を速やかに開始させることができる油圧ショベルの油圧駆動装置を提供することにある。
この目的を達成するために、本発明は、油圧ポンプと、この油圧ポンプから吐出される圧油により作業装置に含まれるブームを駆動するブームシリンダと、前記油圧ポンプから前記ブームシリンダに供給される圧油の流れを制御するブーム用方向制御弁と、このブーム用方向制御弁の切替操作を行う操作装置とを備えるとともに、前記ブームシリンダの前記ボトム圧が設定圧に達したときに切り替えられるジャッキアップ切替弁と、前記ジャッキアップ切替弁の切替操作に伴って前記ブーム用方向制御弁のメータインに供給される圧油の流路を開路側または閉路側に変更する流路変更部とを備えた油圧ショベルの油圧駆動装置において、空中に保持されている前記ブームを降下させる前記ブームシリンダの収縮操作の始動に際して、前記操作装置が急操作されたことを検出する急操作検出部と、この急操作検出部で前記操作装置が急操作されたことが検出されたとき、前記ジャッキアップ切替弁を切替えて、前記流路変更部を所定時間の間、前記開路側に変更する制御を行う変更制御部とを備えたことを特徴としている。
このように構成した本発明は、空中に保持されているブームを降下させるブームシリンダの収縮操作の始動に際して、操作装置が急操作されたことが急操作検出部で検出されると、変更制御部の制御によって、ジャッキアップ切替弁が流路変更部を所定時間の間、開路側に変更するように切替えられる。これにより、油圧ポンプの圧油が前述の所定時間の間ブーム用方向制御弁のメータインに供給され、さらにブームシリンダのロッド室に供給され、ブームシリンダの収縮速度が増加する。これによってブームを速やかに降下するように始動させることができる。すなわち本発明は、空中保持されたブームの下げ操作の始動に際して、当該油圧ショベルの作業姿勢等の如何に拘わらず、ブームの自重降下を速やかに開始させることができ、これによってオペレータによるブーム下げ操作の優れた操作性を確保することができる。
また、本発明は、前記発明において、前記急操作検出部の構成要素を含むコントローラを備えるとともに、前記変更制御部は、前記ジャッキアップ切替弁を切替え制御する制御弁と、前記ジャッキアップ切替弁によって前記流路変更部を前記開路側に変更するように前記制御弁を切替え制御する電磁弁と、前記コントローラに備えられ、前記急操作検出部で前記操作装置が急操作されたことが検出されたとき、前記電磁弁を作動させる制御信号を出力する出力部とを含むことを特徴としている。
また、本発明は、前記発明において、前記急操作検出部は、前記操作装置がブーム下げ側に操作されたことを検出する圧力センサと、前記コントローラにそれぞれ設けられ、前記圧力センサから出力される信号に基づいて前記操作装置の今回の操作量を演算する操作量演算部、前記操作装置の前回の操作量を記憶するメモリ、前記操作量演算部で演算された今回の操作量から前記メモリに記憶された前回の操作量を減算する減算部、及び前記減算部で減算した減算値に応じて前記操作装置が急操作されたことを検出し、前記出力部に該当する信号を出力する関数設定部とを含むことを特徴としている。
また、本発明は、前記発明において、前記ブームシリンダの収縮操作時に、前記ブームシリンダのボトム室から排出されるメータアウト油の一部を前記ブームシリンダのロッド室に供給されるメータイン油として再生する再生回路を備えたことを特徴としている。
本発明は、空中に保持されているブームを降下させるブームシリンダの収縮操作の始動に際して、操作装置が急操作されたことを検出する急操作検出部と、この急操作検出部で操作装置が急操作されたことが検出されたとき、ジャッキアップ切替弁を切替えて、流路変更部を所定時間の間、開路側に変更する制御を行う変更制御部とを備えたことから、ブームシリンダの収縮操作の始動時に、所定時間の間、ブームシリンダの収縮速度を速くさせることができる。すなわち、本発明は、空中保持されたブームの下げ操作の始動に際して、当該油圧ショベルの作業姿勢等の如何に拘わらず、ブームの自重降下を速やかに開始させることができる。これにより本発明は、オペレータによるブーム下げ操作における優れた操作性を確保でき、ブーム下げ操作を含む作業の作業能率を従来よりも向上させることができる。
本発明に係る油圧駆動装置の一実施形態が備えられる油圧ショベルを示す側面図である。 本実施形態に係る油圧駆動装置を示す油圧回路図である。 本実施形態に備えられる操作装置を示す図である。 本実施形態に備えられるコントローラの要部構成を示す図である。
以下、本発明に係る油圧ショベルの油圧駆動装置の実施の形態を図面に基づいて説明する。
図1に示すように、本実施形態に係る油圧駆動装置が備えられる油圧ショベルは、右側履帯1及び左側履帯2を有する走行体3と、この走行体3上に旋回自在に取り付けられた旋回体4と、この旋回体4に上下方向の回動可能に取り付けられた作業装置とを備えている。作業装置は、旋回体4に取り付けられるブーム5と、このブーム5の先端に取り付けられるアーム6と、このアーム6の先端に取り付けられるバケット7とを含んでいる。また、この作業装置は、ブーム5を駆動するブームシリンダ11と、アーム6を駆動するアームシリンダ12と、バケット7を駆動するバケットシリンダ13とを含んでいる。また、この油圧ショベルは、旋回体4を駆動する旋回用油圧モータ10と、走行体3の右側履帯1及び左側履帯2を走行させる右走行用油圧モータ8及び左走行用油圧モータ9とを備えている。
図2に示すように本実施形態に係る油圧駆動装置は、主ポンプを構成する油圧ポンプ21及びパイロットポンプ24と、油圧ポンプ21から吐出される圧油により前述のブーム5を駆動する前述のブームシリンダ11と、油圧ポンプ21からブームシリンダ11に供給される圧油の流れを制御するブーム用方向制御弁22と、このブーム用方向制御弁22の切替操作を行う操作装置23とを備えている。
図3に示すように、操作装置23は、操作レバー23aと、この操作レバー23aによって切替操作されるブーム下げ側減圧弁23bと、ブーム上げ側減圧弁23cとを備えている。
また、図2に示すように、本実施形態は、ブームシリンダ11のボトム圧が設定圧に達したときに切替えられるジャッキアップ切替弁25と、このジャッキアップ切替弁25の切替操作に伴ってブーム用方向制御弁22のメータインに供給される圧油の流路を開路側または閉路側に変更する流路変更部とを備えている。
流路変更部は、油圧ポンプ31に接続された油道31に連通する油道32に接続された流量制御弁26と、油道31に連通する油道37とタンク28に連絡された油道38との間に設けたセンタバイパス切替弁27とを含んでいる。
流量制御弁26は、ポペット弁261と、このポペット弁261の背圧室と、ブーム用方向制御弁22のポンプポートとを連通、遮断するパイロット式の切替弁262とを含んでいる。
また、本実施形態は、空中に保持されているブーム5を降下させるブームシリンダ11の収縮操作の始動に際して、操作装置23が急操作されたことを検出する急操作検出部と、この急操作検出部で操作装置23が急操作されたことが検出されたとき、ジャッキアップ切替弁25を切替えて、前述した流路変更部を例えば1秒前後の所定時間の間、開路側に変更する制御を行う変更制御部とを備えている。
また、本実施形態は、前述した急操作検出部の一部と、前述した変更制御部の一部とを含むコントローラ51を備えている。
変更制御部は、ジャッキアップ切替弁25のばね25cが設けられていない側の制御ポートと、ブーム用方向制御弁22とを連絡可能な油道36に設けられ、ジャッキアップ切替弁25を切替え制御する制御弁53と、コントローラ51から出力される制御信号に応じて、ジャッキアップ切替弁25によって前述した流路変更部を開路側に変更するように制御弁53を切替え制御する比例電磁弁52とを含んでいる。
図4に示すように、コントローラ51は、操作装置23の操作レバー23aがブーム下げ方向に操作されたことを検出する圧力センサ50から出力された信号に基づいて、操作装置23の操作量を演算する操作量演算部51aと、この操作量演算部51aで前回演算された操作装置23の操作量を記憶するメモリ51bと、操作量演算部51aで今回演算された操作装置23の操作量からメモリ51bに記憶されている前回の操作量を減算して減算値ΔXを求める減算部51cとを備えている。また、コントローラ51は、減算部51cで求めた減算値ΔXに応じて操作装置23が急操作されたことを検出する関数設定部51d、すなわち減算値ΔXが、操作装置23の操作レバー23aを急操作した際の操作量の変化量と経験的に見做される所定値R1以上のときに「1」を出力し、所定値R1に満たないときに「0」を出力する関数設定部51dを備えている。さらに、コントローラ51は、関数設定部51dから出力される値が「1」のときに、値の大きい制御信号SAを比例電磁弁52の制御部に出力し、関数設定部51dから出力される値が「0」のときに、値の小さい制御信号SBを比例電磁弁52の制御部に出力する出力部51eを備えている。
コントローラ51の出力部51eから値の大きい制御信号SAが出力されたとき、図2に示す比例電磁弁52は、切替位置52bに切替えられ、出力部51eから値の小さい制御信号SBが出力されたとき、比例電磁弁52は切替位置52aに切替えられるようになっている。
前述した圧力センサ50、コントローラ51の操作量演算部51a、メモリ51b、減算部51c、及び関数設定部51dは、空中に保持されているブーム5を降下させるブームシリンダ11の収縮操作の始動に際して、操作装置23が急操作されたことを検出する急操作検出部を構成している。
また、前述のように、コントローラ51の出力部51e、制御弁53、及び比例電磁弁52は、急操作検出部で操作装置23が急操作されたことが検出されたとき、ジャッキアップ切替弁25を切替えて、流量制御弁26及びセンタバイパス切替弁27を含む前述の流路変更部を所定時間の間、開路側に変更する制御を行う変更制御部を構成している。
また、本実施形態は、ブームシリンダ11の収縮動作時に、ブームシリンダ11のボトム室11aから排出されるメータアウト油の一部をブームシリンダ11のロッド室11bに供給されるメータイン油として再生する再生回路を備えている。この再生回路は、図2に示すブーム用方向制御弁22の切替位置22aに設けられる絞り29a,29bと、チエックバルブ29cとによって構成されている。
なお、油圧ポンプ21とブーム用方向制御弁22との間には、油圧ポンプ21からブーム用方向制御弁22のセンタバイパスポートに直接通じる前述の油道31と、油圧ポンプ21から流量制御弁26を介してブーム用方向制御弁22のメータインポートに通じる前述の油道32及び油道33とが設けられ、ブーム用方向制御弁22とブームシリンダ11との間には、ボトム室11aに通じる油道34と、ロッド室11bに通じる油道35とが設けられている。また、ブームシリンダ11のボトム室11aとジャッキアップ切替弁25のばね25cが設けられていない側の制御ポートとの間には、ブーム用方向制御弁22が切替位置22aに切替えられたときに、ブームシリンダ11のボトム室11aに連通する前述の油道36が設けられている。
さらに、ブーム用方向制御弁22とタンク28とを連絡する油道は、2系統設けてあり、1つの系統は、センタバイパス切替弁27に連絡される油道37と、センタバイパス切替弁27とタンク28とを連絡する油道38とから成り、他の1つの系統は、ブーム用方向制御弁22を直接タンク28に連絡する油道39から成っている。
また、操作装置23とブーム用方向制御弁22の左右の制御ポートとの間にはそれぞれ、ブーム下げ信号供給用のパイロット管路40と、ブーム上げ信号供給用のパイロット管路41とが設けられ、さらにブーム下げ用のパイロット圧を、ジャッキアップ切替弁25を介してセンタバイパス切替弁27に導く切替信号供給用のパイロット管路42,43が設けられている。また、パイロットポンプ24と、流量制御弁26を構成する切替弁262の制御ポートとの間には、ジャッキアップ切替弁25を介して切替信号供給用のパイロット管路44,45が設けられている。
また、パイロットポンプ24に連絡されるパイロット管路44と、比例電磁弁52とを連絡する油道60が設けられている。また、比例電磁弁52に連絡される油道61と、この油道61に連通し、制御弁53の制御ポートに切替信号を供給可能な油道62と、前述の油道61に連通し、ジャッキアップ切替弁25のばね25cが設けられている側の制御ポートに切替信号を供給可能な油道63とが設けられている。
以上の構成を備えた本実施形態に係る油圧駆動装置の動作について以下に説明する。
例えばブーム5が空中に保持され、操作装置23が中立に保たれているときには、ブーム用方向制御弁22は中立位置22bに保たれ、センタバイパス切替弁27は切替位置27aに保たれる。これによって油圧ポンプ21の圧油は、油道31、ブーム用方向制御弁22の中立位置22b、油道37、センタバイパス切替弁27の切替位置27a、油道38を介してタンク28に戻される。また、比例電磁弁52は切替位置52aに保たれ、これによって油道61,63がタンク28に連絡され、ジャッキアップ切替弁25のばね25cが設けられている側の制御ポートはタンク28に連絡される。また、油道61,62を介して制御弁53の制御ポートもタンク28に連絡され、これによって制御弁53は切替位置53aに保たれる。したがって、ジヤッキアップ切替弁25のばね25cが設けられていない側の制御ポートは、制御弁53の切替位置53a、油道36、ブーム用方向制御弁22の中立位置22b、油道39を介してタンク28に連通し、ジャッキアップ切替弁25は、ばね25cの力により切替位置25bに切替えられる。これにより流量制御弁26の切替弁262の制御ポートはタンク28に連絡され、切替弁262はばねの力により切替位置26bに切替えられる。すなわち、流路変更部が開路側に保たれる。したがって、油圧ポンプ21の圧油は、油道31,32,33を介してブーム用方向制御弁22のメータイン側に供給可能な状態になる。
このような中立状態から例えば、図2に示す操作装置23の操作レバー23aが同図2の右方向、すなわちブーム上げ方向に操作された場合には、パイロットポンプ24から供給される圧油に応じたパイロット圧がパイロット管路41に導かれ、ブーム用方向制御弁22が切替位置22cに切替えられる。これにより、センタバイパス通路が閉じられ、油圧ポンプ21の圧油が油道31,32、流量制御弁26のポペット弁261、油道33、ブーム用方向制御弁22の切替位置22c、油道34を介してブームシリンダ11のボトム室11aに供給され、ロッド室11bから排出されるメータアウト油が油道35、ブーム用方向制御弁22の切替位置22c、油道39を介してタンク28に戻される。これによりブームシリンダ11が伸長して、ブーム5が上げ方向に回動し、ブーム上げ操作が行われる。
また、例えば作業装置のバケット7が接地され中立保持された状態からジャッキアップ操作が行われるときには、経験的に知られているように操作装置23の操作レバー23aが図2の左方向に比較的緩やかに操作される。すなわち、操作の安全性に鑑みて急操作は行われない傾向となる。この場合、パイロット管路40に導かれたパイロット圧が圧力センサ50によって検出され、この圧力センサ50から出力される信号に基づいてコントローラ51の操作量演算部51aで演算される操作量は、単位時間あたりの変化量が比較的小さいものとなる。これに応じて減算部51cで減算される今回の操作量と、メモリ51bに記憶された前回の操作量との減算値ΔXは、関数設定部51dで設定される所定値R1に満たない値となる。したがって、関数設定部51dから値「0」が出力される。なお、操作量演算部51aで演算された今回の操作量は、メモリ51bに前回の操作量に代えて記憶される。関数設定部51dから出力された値「0」に応じてコントローラ51の出力部51eは、値の小さい制御信号SBを比例電磁弁52の制御部に出力する。このとき比例電磁弁52の制御部に発生する力はばね51cの力よりも小さくなるように設定してある。これにより比例電磁弁52は、ばね52cの力により切替位置52aに保たれる。したがって、制御弁53の制御ポートは、油道62,61を介してタンク28に連絡され、この制御弁53はばね53cの力により切替位置53aに保持される。
操作装置23の操作レバー23aの操作に伴って発生したパイロット圧は、パイロット管路40を介してブーム用方向制御弁22の制御ポートに与えられ、ブーム用方向制御弁22は切替位置22aに切替えられる。また、このとき、パイロット管路40に導かれたパイロット圧は、パイロット管路42、ジャッキアップ切替弁25の切替位置25b、パイロット管路43を介してセンタバイパス切替弁27の制御ポートに与えられ、このセンタバイパス切替弁27は油道37と油道38との間を遮断する切替位置27bに切替えられる。これにより、油圧ポンプ21の圧油は、油道31,32、流量制御弁26のポペット弁261、油道33、ブーム用方向制御弁22の切替位置22a、油道35を介してブームシリンダ11のロッド室11bに導かれる。
ブームシリンダ11のボトム室11aから排出されたメータアウト油は、油道34、ブーム用方向制御弁22の切替位置22aを介して一部がタンク28に戻され、残りが油道36、制御弁53の切替位置53aを介してジャッキアップ切替弁25のばね25cが設けられていない側の制御ポートに与えられる。このとき、ブームシリンダ11のロッドに加えられる引っ張り力によりブームシリンダ11のボトム室11aが、ジッキアップ切替弁25を切替えるばね25cの力に相当する設定圧よりも低い圧となり、ジャッキアップ切替弁25は切替位置25bに保持される。したがって、油圧ポンプ21の圧油がブームシリンダ11のロッド室11bに継続して供給されることにより、バケット7が接地面を押圧する押し付け力を発生させることができ、走行体3及び旋回体4を含む車体のジャッキアップ操作を実施することができる。
また例えば、ブーム5が空中に保持されている状態からブーム下げ操作を行うために、操作装置23の操作レバー23aを図2の左方向に緩操作した場合には、前述のように、比例電磁弁52は切替位置52aに保たれ、制御弁53は切替位置53aに保たれる。また、ブーム用方向制御弁22が切替位置22aに切替えられることにより、ブームシリンダ11のボトム室11aが油道36、制御弁53の切替位置53aを介して、切替位置25bに保持されているジャッキアップ切替弁25のばね24cが設けられていない側の制御ポートに連通する。このとき、ブーム5の自重によりブームシリンダ11が収縮し、ブームシリンダ11のボトム室11aの圧、すなわちボトム圧が設定圧以上の高圧となると、ジャッキアップ切替弁25は切替位置25aに切替えられる。これにより、パイロットポンプ24のパイロット圧が、パイロット管路44、ジャッキアップ切替弁25の切替位置25a、パイロット管路45を介して流量制御弁26の切替弁262の制御ポートに与えられ、切替弁262は切替位置26aに切替えられる。すなわち流路変更部が閉路側に変更される。
このとき、ブームシリンダ11のボトム室11aのメータアウト油の一部は、ブーム用方向制御弁22の切替位置22aの絞り29b,29a、油道39を介してタンク28へ戻される。また、メータアウト油の残りは、ブーム用方向制御弁22の切替位置22aのチェックバルブ29c、油道35を介してブームシリンダ11のロッド室11bに再生油として供給される。すなわち、ブームシリンダ11は、ブーム5の自重と、前述の再生油とに応じた収縮速度で収縮し、ブーム5の下げ操作を行うことができる。
また、ブーム5が空中に保持されている状態から、ブーム下げ操作の始動時に、操作装置23の操作レバー23aを図2の左方向に急操作した場合には、パイロット管路40に導かれた圧によってブーム用方向制御弁22が切替位置22aに切替えられる。また、このとき、図2,4に示す圧力センサ50で検出されるパイロット圧の値が大きくなり、これに伴ってコントローラ51の操作量演算部51aで演算される今回の操作量が大きくなり、減算部51cで減算される今回の操作量と、メモリ51bに記憶される前回の操作量との減算値ΔXは所定値R1以上の大きな値となる。
したがって、関数設定部51dから出力される値は「1」となり、出力部51eから大きな値の制御信号SAが比例電磁弁52に出力される。これに応じて、図2に示す比例電磁弁52は切替位置52bに切替えられる。これにより、パイロットポンプ24のパイロット圧がパイロット管路44,油道60、比例電磁弁52の切替位置52b、油道61,62を介して制御弁53の制御ポートに与えられ、制御弁53は切替位置53bに切替えられる。これによって、ジャッキアップ切替弁25のばね25cが設けられていない側の制御ポートは、制御弁53の切替位置53bを介してタンク28に連絡される。
また同時に、パイロットポンプ24のパイロット圧が油道63を介して、ジャッキアップ切替弁25のばね25cが設けられている側の制御ポートに与えられる。これらにより、ジャッキアップ切替弁25は、切替位置25bに切替えられる。これによって、油道45がジャッキアップ切替弁25の切替位置25bを介してタンク28に連通して、流量制御弁26の切替弁262がばねの力により切替位置26bに切替えられ、流路変更部が開路側に変更される。
また、このとき油道42と油道43とがジャッキアップ切替弁25の切替位置25bを介して連通し、油道43に導かれるパイロット圧によりセンタバイパス切替弁27は、油道37と油道38とを遮断する切替位置27bに切替えられる。
したがって、油圧ポンプ21の圧油は、油道31,32、流量制御弁26のポペット弁261、油道33、ブーム用方向制御弁22の切替位置22a、油道35を介してブームシリンダ11のロッド室11bに供給され、ブームシリンダ11のボトム室11aから排出されるメータアウト油は、油道34、ブーム用方向制御弁22の切替位置22aの絞り29b,29a、油道39を介して、一部がタンク28に戻され、残りが前述のチエックバルブを含む再生回路、油道35を介してブームシリンダ11のロッド室11bに再生油として供給される。すなわち、ブーム下げの始動時に、ブームシリンダ11は、ブーム5の自重と、再生油と、油圧ポンプ21から吐出される圧油とに応じた速い収縮速度で収縮し、ブーム5の下げ操作を行うことができる。
前述のように急操作した操作装置23の操作レバー23aが、急操作した後も、その状態が維持されると、コントローラ51の操作量演算部51aで演算される今回の操作量と、メモリ51bに記憶されている前回の操作量との差である減算値ΔXが小さくなり、この減算値ΔXが関数設定部51dで設定される所定値R1に満たない値となる。したがって、コントローラ51の関数設定部51dから「0」が出力される。これに応じて、出力部51eから値の小さい制御信号SBが比例電磁弁52の制御部に出力される。これにより比例電磁弁52は、ばね52cの力により切替位置52aに切替えられる。したがって、油道62,63が油道61及び比例電磁弁52の切替位置52aを介してタンク28に連絡され、制御弁53はばね53cの力により切替位置53aに切替えられ、ジャッキアップ切替弁25は、ブームシリンダ11のボトム圧により切替位置25aに切替えられる。したがって、油道45に供給されるパイロット圧により流量制御弁26の切替弁262は切替位置26aに切替えられ、流路変更部が閉路側に変更される。
その後の動作は、前述した操作装置23の操作レバー23aを緩操作して行うブーム下げ操作と同様であり、ブームシリンダ11は、ブーム4の自重と、再生油とに応じた収縮速度で収縮し、ブーム5の下げ操作を継続して行うことができる。
このように本実施形態は、空中に保持されたブーム5を下げ操作する始動時に、操作装置23の操作レバー23aを急操作した直後の所定時間、例えば1秒前後のみ、ブームシリンダ11の収縮速度を速くすることができる。
すなわち、本実施形態は、空中に保持されているブーム5を降下させるブームシリンダ11の収縮操作の始動に際して、操作装置23が急操作されたことが圧力センサ50、コントローラ51の操作量演算部51a、メモリ51b、及び減算部51cを含む急操作検出部で検出されると、コントローラ51の出力部51e、比例電磁弁52、及び制御弁53を含む変更制御部の制御によって、ジャッキアップ切替弁25が、流量制御弁26及びセンタバイパス切替弁27を含む流路変更部を所定時間の間、開路側に変更するように切替えられる。これにより、油圧ポンプ21の圧油が前述の所定時間の間、ブーム用方向制御弁22のメータインに供給され、さらにブームシリンダ11のロッド室11bに供給され、ブームシリンダ11の収縮速度が増加する。これによってブーム5を速やかに降下するように始動させることができる。すなわち本実施形態は、空中に保持されたブーム5の下げ操作に際して、当該油圧ショベルの作業姿勢等の如何に拘わらず、ブーム5の降下を速やかに開始させることができる。これによって、オペレータによるブーム下げ操作の優れた操作性を確保することができ、ブーム下げ操作を含む作業の作業能率を向上させることができる。
3 走行体
4 旋回体
5 ブーム
7 バケット
11 ブームシリンダ
11a ボトム室
11b ロッド室
21 主油圧ポンプ
22 ブーム用方向制御弁
23 操作装置
24 パイロットポンプ
25 ジャッキアップ切替弁
26 流量制御弁(流量変更部)
261 ポペット弁
262 切替弁
27 センタバイパス切替弁(流量変更部)
29a 絞り(再生回路)
29b 絞り(再生回路)
29c チェックバルブ(再生回路)
31 油道
32 油道
33 油道
34 油道
35 油道
36 油道
37 油道
38 油道
39 油道
40 パイロット管路
42 パイロット管路
43 パイロット管路
44 パイロット管路
45 パイロット管路
50 圧力センサ(急操作検出部)
51 コントローラ(急操作検出部、変更制御部)
51a 操作量演算部(急操作検出部)
51b メモリ(急操作検出部)
51c 減算部(急操作検出部)
51d 関数設定部(急操作検出部)
51e 出力部(変更制御部)
52 比例電磁弁(変更制御部)
53 制御弁(変更制御部)
60 油道
61 油道
62 油道
63 油道

Claims (4)

  1. 油圧ポンプと、この油圧ポンプから吐出される圧油により作業装置に含まれるブームを駆動するブームシリンダと、前記油圧ポンプから前記ブームシリンダに供給される圧油の流れを制御するブーム用方向制御弁と、このブーム用方向制御弁の切替操作を行う操作装置とを備えるとともに、
    前記ブームシリンダの前記ボトム圧が設定圧に達したときに切り替えられるジャッキアップ切替弁と、前記ジャッキアップ切替弁の切替操作に伴って前記ブーム用方向制御弁のメータインに供給される圧油の流路を開路側または閉路側に変更する流路変更部とを備えた油圧ショベルの油圧駆動装置において、
    空中に保持されている前記ブームを降下させる前記ブームシリンダの収縮操作の始動に際して、前記操作装置が急操作されたことを検出する急操作検出部と、
    この急操作検出部で前記操作装置が急操作されたことが検出されたとき、前記ジャッキアップ切替弁を切替えて、前記流路変更部を所定時間の間、前記開路側に変更する制御を行う変更制御部とを備えたことを特徴とする油圧ショベルの油圧駆動装置。
  2. 請求項1に記載の油圧ショベルの油圧駆動装置において、
    前記急操作検出部の構成要素を含むコントローラを備えるとともに、
    前記変更制御部は、前記ジャッキアップ切替弁を切替え制御する制御弁と、前記ジャッキアップ切替弁によって前記流路変更部を前記開路側に変更するように前記制御弁を切替え制御する電磁弁と、前記コントローラに備えられ、前記急操作検出部で前記操作装置が急操作されたことが検出されたとき、前記電磁弁を作動させる制御信号を出力する出力部とを含むことを特徴とする油圧ショベルの油圧駆動装置。
  3. 請求項2に記載の油圧ショベルの油圧駆動装置において、
    前記急操作検出部は、前記操作装置がブーム下げ側に操作されたことを検出する圧力センサと、前記コントローラにそれぞれ設けられ、前記圧力センサから出力される信号に基づいて前記操作装置の今回の操作量を演算する操作量演算部、前記操作装置の前回の操作量を記憶するメモリ、前記操作量演算部で演算された今回の操作量から前記メモリに記憶された前回の操作量を減算する減算部、及び前記減算部で減算した減算値に応じて前記操作装置が急操作されたことを検出し、前記出力部に該当する信号を出力する関数設定部とを含むことを特徴とする油圧ショベルの油圧駆動装置。
  4. 請求項1〜3のいずれか1項に記載の油圧ショベルの油圧駆動装置において、
    前記ブームシリンダの収縮操作時に、前記ブームシリンダのボトム室から排出されるメータアウト油の一部を前記ブームシリンダのロッド室に供給されるメータイン油として再生する再生回路を備えたことを特徴とする油圧ショベルの油圧駆動装置。
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