JP5787396B2 - 孔版印刷装置 - Google Patents

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Description

本発明は印刷ドラムによって印刷を行う孔版印刷装置に関する。より詳しくは、印刷ドラム内にインク溜まりを形成し、インク溜まりのインクを印刷ドラムに供給して印刷を行う孔版印刷装置に関する。
従来、印刷ドラムを回転駆動しつつ用紙を給紙して高速印刷を実現する孔版印刷装置が知られている。このような孔版印刷装置では、印刷ドラム内に印刷ドラムの回転軸方向に延びるインク溜まりを形成し、インク溜まりのインクを印刷ドラムに供給している。
ところで、印刷ドラムに供給されたインクは、印刷によって均等に消費されるものではない。たとえば、印刷ドラムでベタ印刷を行う部分はベタ印刷を行わない部分に比較してインクの消費量が多くなる。これにより、ベタ印刷を行う部分にインクを供給している、インク溜まりの領域ではインク消費量も当然多くなる。
したがって、印刷中のインク溜まりを印刷ドラムの回転軸方向に仮想的に区画した複数の領域間で所定の偏りが存在する状態、いわゆるインク量の偏りが生じる可能性がある。このようなインク量の偏りが生じると、印刷画像に掠れが発生する虞がある。
特許文献1には、インク溜まりの長手方向に所定間隔を空けた複数の位置でインクの有無を検知し、インクなしと検知された近傍にのみインクを供給するよう、インクポンプからの供給経路を切り換える技術が提案されている。
特開2001−328337号公報
しかしながら、特許文献1に提案されている技術では、インク量の偏りによる掠れを防止するため、インク供給経路の切り換え装置が必要となり、コストアップとなる虞がある。
本発明の目的は、上記事情に鑑み、コストアップを回避してインク量の偏りによる掠れを防止できる孔版印刷装置を提供する。
上記の課題を解決するために、本発明の孔版印刷装置は、孔版原紙が巻装される回転自在な印刷ドラムと、印刷ドラムを回転駆動する印刷ドラム駆動手段と、印刷ドラムの回転に応じて印刷ドラムに向けて用紙を給紙する給紙手段と、印刷ドラムと内接するスキージローラと、スキージローラに近接して配置され、スキージローラとで印刷ドラムの回転軸方向に延びるインク受け部を形成するドクターローラと、インク受け部にインクを供給するインク供給手段と、印刷ドラムの回転中に、インク受け部に貯留されたインク溜まりを印刷ドラムの回転軸方向に区画した複数の領域間におけるインク量の所定の偏りをインク量の偏りとして検出するインク偏り検出手段とを備え、インク偏り検出手段がインク量の偏りを検出した場合、印刷ドラムを回転駆動しつつ、用紙の給紙を停止するように印刷ドラム駆動手段と給紙手段とを制御する制御手段とを備えたことを特徴とする。
ここで、本発明の孔版印刷装置における「印刷ドラムの回転に応じて」とは、印刷ドラムの回転に同期することを意味する。上記「内接」とは、印刷ドラムとスキージローラとが完全に接触している状態を意味するだけではなく、印刷ドラムとスキージローラとの間にインク膜を形成する程度の隙間を空けている状態をも含む意味である。
また、本発明の孔版印刷装置は、インク偏り検出手段が、各領域のそれぞれでインク量が所定量以上であるか否かを検出するセンサを備え、センサの出力に基づいて、少なくとも1つの領域で所定時間所定量未満の状態が所定期間内に連続して発生し、少なくとも1つの領域以外の他の領域で所定時間所定量未満の状態が発生しない場合をインク量の偏りとするものであってもよい。
また、本発明の孔版印刷装置は、インク偏り検出手段が、孔版原紙の製版データを用いて各領域に対応する、孔版原紙の各ブロックについて穿孔率を算出し、各ブロックの穿孔率において最小穿孔率と最大穿孔率との差が閾値を越える場合をインク量の偏りとするものであり、制御手段が、インク偏り検出手段がインク量の偏りを検出した場合、印刷ドラムが第1の所定数回転するまで用紙の給紙を中止し、第1の所定数回転後の第2の所定数回転に応じて用紙を給紙し、以後、第1の所定数回転まで給紙を中止して第1の所定数回転後に第2の所定数回転に応じて給紙する工程を繰り返すように印刷ドラム駆動手段と給紙手段とを制御するものであってもよい。ここで、本発明の孔版印刷装置における「穿孔率」とは、各ブロックにおける穿孔画素の全画素に対する割合を意味する。
また、本発明の孔版印刷装置は、印刷ドラム内の温度を検出する温度検出手段を備え、インク偏り検出手段が、検出した温度が所定温度以下であり、且つ各ブロックの穿孔率において最小穿孔率と最大穿孔率との差が閾値を越える場合をインク量の偏りとするものであってもよい。
また、本発明の孔版印刷装置は、制御手段が、インク偏り検出手段がインク量の偏りを検出した場合、印刷ドラムが所定数回転するまで用紙の給紙を中止し、所定数回転後の次の回転に応じて用紙を給紙し、以後、所定数回転まで給紙を中止して所定数回転後の再給紙する工程を繰り返すように印刷ドラム駆動手段と給紙手段とを制御するものであってもよい。
本発明の孔版印刷装置によれば、インク偏り検出手段が、印刷ドラムの回転中に、インク受け部に貯留されたインク溜まりを印刷ドラムの回転軸方向に区画した複数の領域間におけるインク量の所定の偏りをインク量の偏りとして検出し、インク偏り検出手段がインク量の偏りを検出した場合、制御手段が、印刷ドラムを回転駆動しつつ、用紙の給紙を停止するように印刷ドラム駆動手段と給紙手段とを制御するため、印刷が中断して印刷画像内での掠れの発生を防止できる。また、供給経路の切り換え等をする必要もなくコストアップも回避できる。
また、本発明の孔版印刷装置によれば、インク偏り検出手段が、各領域のそれぞれでインク量が所定以上であるか否かを検出するセンサを備え、センサの出力に基づいて、少なくとも1つの領域で所定時間所定量未満の状態が連続して発生し、少なくとも1つの領域以外の他の領域で所定時間所定量未満の状態が発生しない場合をインク量の偏りとして検出するため、インク量の偏りを正確に検出して印刷画像内での掠れの発生を防止できる。
また、本発明の孔版印刷装置によれば、インク偏り検出手段が、孔版原紙の製版データを用いて各領域に対応する、孔版原紙の各ブロックについて穿孔率を算出し、各ブロックの穿孔率において最小穿孔率と最大穿孔率との差が閾値を越える場合をインク量の偏りとして検出し、制御手段が、インク偏り検出手段がインク量の偏りを検出した場合、印刷ドラムが第1の所定数回転するまで用紙の給紙を中止し、第1の所定数回転後の第2の所定数回転に応じて用紙を給紙し、以後、第1の所定数回転まで給紙を中止して第1の所定数回転後に第2の所定数回転に応じて給紙する工程を繰り返すように印刷ドラム駆動手段と給紙手段とを制御するため、インク量の偏りを予測して印刷画像内での掠れの発生を防止できる。
また、本発明の孔版印刷装置によれば、温度検出手段が印刷ドラム内の温度を検出し、インク偏り検出手段が、検出した温度が所定温度以下であり、且つ各ブロックの穿孔率において最小穿孔率と最大穿孔率との差が閾値を越える場合をインク量の偏りとして検出するため、インクの粘度が高くなる低温環境下を考慮してインク量の偏りを予測して印刷画像内での掠れの発生を防止できる。
また、本発明の孔版印刷装置によれば、制御手段が、インク偏り検出手段がインク量の偏りを検出した場合、印刷ドラムが所定数回転するまで用紙の給紙を中止し、所定数回転後の次の回転に応じて用紙を給紙し、以後、所定数回転まで給紙を中止して所定数回転後に再給紙する工程を繰り返すように印刷ドラム駆動手段と給紙手段とを制御するため、印刷周期を長くして印刷を継続しつつ、印刷画像内での掠れの発生を防止できる。
孔版印刷装置の概略構成図 孔版印刷装置のブロック図 孔版印刷装置の部分拡大図(その1) 孔版印刷装置の部分拡大図(その2) 第1の実施形態におけるインク量の偏りの検出から検出された後の処理を示すフローチャート 第2の実施形態におけるインク偏り検出部の概略構成図(その1) 第2の実施形態におけるインク偏り検出部の概略構成図(その2) 第2の実施形態におけるインク量の偏りの検出から検出された後の処理を示すフローチャート 第3の実施形態におけるインク量の偏りの検出から検出された後の処理を示すフローチャート
以下、図面を参照して本発明の実施形態について説明する。図1は本発明の第1の実施形態である孔版印刷装置1の概略構成図である。孔版印刷装置1は、図1に示すように、原稿を読み取る原稿読取部10、原稿読取部10で読み取られた画像情報に基づいて孔版原紙Mに製版処理を施す製版部20、製版部20において製版された孔版原紙Mを用いて印刷用紙に印刷を施す印刷部30、印刷部30に印刷用紙を給紙する給紙部40、印刷済みの印刷用紙を排出する排紙部50、使用済孔版原紙M’が送り込まれる排版部60、所定の事項を表示するとともに、所定の印刷条件の入力を受け付ける表示部70、インク量の偏りを検出するインク偏り検出部80および各部を制御する制御部90を備えている。なお、孔版印刷装置1は原稿読取部10を備えずにパソコン等から画像情報を直接受け取る構成であってもよい。
原稿読取部10は、原稿が載置される原稿台11と、原稿台11に載置された原稿を押圧する押圧板12と、原稿の画像情報を光電的に読み取るラインイメージセンサ13と、ラインイメージセンサ13を副走査方向(図1中矢印A方向)に搬送するセンサ搬送部14とを備えている。そして、センサ搬送部14は、ラインイメージセンサ13が取り付けられる搬送ベルト14aと、搬送ベルト14aを搬送する搬送ローラ14bとを備えている。
製版部20は、原紙ロール部21と、複数個の発熱体が一列に配列されてなるサーマルヘッドを有する製版ユニット22と、原紙ロール部21から繰り出された孔版原紙Mを送り出す原紙送りローラ23,24と、原紙送りローラ23,24の回転を駆動する駆動モータ25と、原紙送りローラ23,24により送り出された孔版原紙Mを所定の長さでカットする原紙カッタ26とを備えている。
印刷部30は、インク通過性の円筒状の印刷ドラム31、印刷ドラム31に略内接するように配置されたスキージローラ32と、スキージローラ32に近接して配置され、スキージローラ32とで印刷ドラムの回転軸方向、すなわち紙面と直交する方向に延びるインク受け部Rを形成するドクターローラ33と、インク受け部Rにインクを供給するインク供給手段34と、用紙Pを印刷ドラム31に向けて圧接するプレスローラ35と、インク供給手段34とインク受け部Rとの間に配置されたインク駆動棒36と、印刷ドラム31を回転駆動する印刷ドラム駆動手段37とを備えている。印刷ドラム31の外周には孔版原紙Mが巻装されている。インク供給手段34からのインクはインク受け部Rに貯留されてインク溜まりAIを形成する。
給紙部40は、印刷用紙Pが載置される給紙台41と、給紙台41より印刷用紙Pを1枚ずつ取り出して2次給紙ローラ43に向けて送り出す1次給紙ローラ42と、1次給紙ローラ42の搬送方向下流側に配置され、1次給紙ローラ42により搬送された印刷用紙Pの先端を一旦停止させ、所定のタイミングで印刷用紙Pを印刷ドラム31とプレスローラ35との間に送り出す2次給紙ローラ43とを備えている。
排紙部50は、印刷済印刷用紙P’を印刷ドラム31より剥ぎ取る剥取爪51と、剥取爪51により印刷ドラム31から剥ぎ取られた印刷済印刷用紙P’を後述する排紙台53まで搬送する排紙送りベルト部52と、排紙送りベルト部52により搬送された印刷済印刷用紙P’が積載される排紙台53とを備えている。
排版部60は、印刷部30の一方の側に設けられ、印刷ドラム31から引き剥がされた使用済孔版原紙M’が送り込まれる排版ボックス61と、印刷ドラム31から使用済孔版原紙M’を引き剥がして排版ボックス61内へ送り込む排版ローラ62とを備えている。
表示部70は、液晶パネルまたはLEDパネル等の公知な表示パネルで構成されている。表示パネルには、装置の動作状態やインク容器の交換を促すメッセージなどが表示されるとともに、プレスローラ35が印刷ドラム31を押圧する印刷圧力や製版の際の穿孔の大きさなどといった印刷濃度に関する設定内容や印刷速度(印刷ドラムの回転速度)に関する設定内容が表示される。
また、表示部70は、印刷濃度や印刷速度に関する設定内容について、操作者による入力を受け付け、これらの設定内容を変更可能に構成されている。また、表示部70は、操作者による所望の印刷枚数や印刷部数の入力を受け付け、これらを設定可能に構成されている。
インク偏り検出部80は、印刷ドラム31の回転中に、インク量の偏りを検出するものである。ここで、インク量の偏りは、インク受け部Rに貯留されたインク溜まりAIを印刷ドラム31の回転軸方向に複数の領域で仮想的に区画した際の領域間でのインクの偏りのことである。
制御部90は、図2に示すように、原稿読取部10、製版部20、印刷部30、給紙部40、排紙部50、排版部60、表示部70およびインク偏り検出部80にそれぞれ接続して各部に制御信号を出力して各部を制御している。
次に印刷部30およびインク偏り検出部80について詳細に説明する。図3および図4は孔版印刷装置1の部分拡大図である。印刷ドラム31は図中矢印A方向に回転する。スキージローラ32は、印刷ドラム31内に所定の隙間を空けて配置され、当該隙間に形成されたインク膜を介して印刷ドラム31と内接しながら図中矢印B方向に回転する。ドクターローラ33はスキージローラ32と所定の隙間を空けた位置で孔版印刷装置1に固定されている。
インク供給手段34は、インクボトル341と、インクボトル341のインクを分配してインク受け部Rに吐出するインク分配器342とを有している。インク分配器342の吐出口343は、印刷ドラム31の回転軸方向に所定の間隔を空けて配置されている。インク駆動棒36は吐出口343とインク受け部Rとの間で図中矢印C方向に回転する。インク溜まりAIは、スキージローラ32とインク駆動棒36の回転によって流動し、インク駆動棒36の回転軸方向に延ばされる。
インク偏り検出部80は、インク受け部Rに貯留されたインク溜まりAIを印刷ドラム31の回転軸方向に仮想的に区画した複数の領域毎に、インクが所定量を有するか否かを検出する複数のインクセンサ81を備えている。インクセンサ81はインクに接触する検出プローブ811を備え、検出プローブ811がインクに接触していることを示す信号(以下、インク検出信号という)を出力する。
第1の実施形態において、インク偏り検出部80は、インクセンサ81からのインク検出信号をモニタリングしてインク量の偏りを検出するインクモニタ82を備えている。
インクモニタ82は、所定時間インク検出信号が未出力となる状態が連続して発生するインクセンサ81が複数存在し、このインクセンサ81以外に、所定時間インク検出信号の未出力とならないインクセンサ81が少なくとも1つ存在する場合をインク量の偏りとして検出する。
インクモニタ82は、上記のモニタリングによって間接的に少なくとも1つの領域で所定高さを有さない時間が印刷周期以下であるとともに、少なくとも1つの領域以外の他の領域で所定高さを有さない時間が印刷周期を越える場合をモニタリングしている。
インクモニタ82は、たとえば、120秒期間内に20秒間インク検出信号が未出力となる状態が2〜5回連続するインクセンサ81が少なくとも1つ存在するともに、このインクセンサ81以外に、120秒期間内に20秒間インク検出信号が未出力となる状態が発生しないインクセンサ81が少なくとも1つ存在する場合にインク量の偏りを検出してもよい。なお、上記の期間および未出力となる状態の時間は特に限定されるものではない。
次に孔版印刷装置1の作用について説明する。なお、以下に述べる各部の動作は制御部90の制御によるものである。最初に孔版印刷装置1が供給された用紙Pに孔版印刷を行い、印刷済印刷用紙P’を排紙するまでの一連の処理について説明する。表示部70において、操作者により孔版印刷に関する所定の情報が入力される。具体的には、プレスローラの印刷圧力や製版の際の穿孔の大きさなどといった印刷濃度に関する内容や印刷速度(印刷ドラムの回転速度)に関する内容や使用するインクの種類の情報が操作者により入力される。また、所望の印刷枚数や印刷部数も操作者により入力される。
そして、次に、原稿台11に原稿が設置され、押圧板12により押圧された状態でラインイメージセンサ13により画像データが読み取られる。そして、原稿読取部10によって読み取られた画像データに基づいて製版データが生成され、その生成された製版データが製版部20に出力される。そして、製版部20は、入力された製版データと操作者により入力された穿孔の大きさなどの濃度情報に基づいて製版する。
具体的には、原紙ロール部21におけるマスターホルダーに設置された孔版原紙ロールから予め設定された1枚の製版分の長さの孔版原紙Mが繰り出される。そして、入力された製版データと濃度情報とに基づいて、製版ユニット22のサーマルヘッドの複数個の発熱体が各々個別に選択的に発熱することにより感熱穿孔製版され、製版済孔版原紙Mが作成される。
そして、製版済孔版原紙Mは、原紙送りローラ23,24によって送り出され、原紙カッタ26により切断されて印刷ドラム31に巻装される。インク供給手段34によりインク受け部Rにインクが供給される。印刷ドラム駆動手段37が印刷ドラム31を図1における矢印C方向へ回転駆動する。
印刷ドラム31の回転に同期して所定のタイミングにて印刷用紙Pが1次給紙ローラ42によって給紙台41から繰り出され、一旦2次給紙ローラ43に当接してたるみを形成した後、所定のタイミングで2次給紙ローラ43により図1における左から右へ搬送され印刷ドラム31とプレスローラ35との間に供給される。そして、プレスローラ35が印刷用紙Pを製版済孔版原紙Mに圧接することにより印刷用紙Pに対して孔版印刷が行われる。
印刷ドラム31が所定の角度だけ回転して1枚の印刷用紙Pへの孔版印刷が終了すると、その印刷済印刷用紙P’は剥取爪51により印刷ドラム31から剥ぎ取られ、その印刷ドラム31から剥ぎ取られた印刷済印刷用紙P’は排紙送りベルト部52により排紙台53まで搬送され、排紙台53に積載される。
次に消費されたインクを供給する一連の処理について説明する。インク溜まりAIのインクはスキージローラ32を介して印刷ドラム31に供給されて消費される。インクが消費されてインクセンサ81がインク検出信号を出力しないと、この消費された分のインクを補うためにインク供給手段34がインク受け部Rへのインク供給を開始させるとともに、インク検出信号の再入力に応じてインクの供給を停止する。
具体的に、インク溜まりAIに挿入されている検出プローブ811の先端がインク溜まりAIから離れると、インクセンサ81からインク検出信号が出力されなくなり、インク供給手段34が、インクボトル341内のインクをインク分配器342によって複数の吐出口343からインク受け部Rに向けて吐出する。スキージローラ32とインク駆動棒36が回転することにより、吐出口343から吐出されたインクがインク駆動棒36の回転軸方向に延ばされる。インク溜まりAIのインク量が増加して検出プローブ811の先端がインク溜まりAIに接触してインクセンサ81からインク検出信号が出力されると、インク供給手段34がインクの吐出を停止する。
次にインク量の偏りの検出から検出した後の一連の処理について図5を用いて説明する。インクモニタ82が、インクセンサ81からのインク検出信号をモニタリングしてインク量の偏りを検出する(ST1)。インク量の偏りが検出されない場合はそのまま印刷を続行し、検出された場合は所定時間インク検出信号が未出力となる状態が連続して発生するインクセンサ81が前回と同一のインクセンサ81であるか否かを判断する(ST2)。前回と同一のインクセンサ81の場合はインクの供給を停止する。そして、印刷ドラム駆動手段37が印刷ドラム31を回転駆動させつつ、給紙部40が用紙Pの給紙を中止(以下、アイドリング動作という)する(ST3)。なお、アイドリング動作においては、用紙Pが給紙されないため、プレスローラ35による圧接も行われない。
アイドリング動作を3〜30秒程度行った後、インクを供給して5〜60秒程度のアイドリング動作を行う(ST4)。インク偏り検出部80が、全てのインクセンサ81からインク検出信号が出力されたか否かを確認する(ST5)。全てのインク検出信号が出力されない場合、表示部70がインクボトル341の交換を促す警告表示を行う(ST6)。全てのインク検出信号が出力された場合は、給紙部40が用紙Pの給紙を再開することにより、印刷を再開する(ST7)。
次に孔版印刷装置1の第2の実施形態について説明する。第2の実施形態は、インク偏りの検出として製版データを用いる点に特徴を有するものである。第2の実施形態の他の点は第1の実施形態と同様であり、説明を省略して相違点のみを説明する。なお、第1の実施形態と同一の構成および作用については同一の符号を付して説明する。
第2の実施形態において、インク偏り検出部80は、図6に示すように、穿孔率算出手段83を備えている。穿孔率算出手段83は、原稿読取部10から製版データを受け取り、インク受け部Rに貯留されたインク溜まりAIを印刷ドラム31の回転軸方向に仮想的に区画した複数の領域に対応する、孔版原紙Mを主走査方向に区画した複数のブロック毎に穿孔率を算出する。そして、穿孔率算出手段83は、各ブロックの穿孔率における最小穿孔率と最大穿孔率との差が閾値を越える場合をインク量の偏りとして検出する。この閾値は印刷周期に応じて設定される。
穿孔率算出手段83は、最小穿孔率と最大穿孔率との差の閾値を10〜100の間に設定してもよい。
また、第2の実施形態では、インク偏り検出部80が、図7に示すように、印刷ドラム31内の温度を検出する温度センサ84を備え、穿孔率算出手段83が、印刷ドラム31内の温度が所定温度以下であり、且つ各ブロックの穿孔率における最小穿孔率と最大穿孔率との差が閾値を越える場合をインク量の偏りとして検出してもよい。
インクは低温環境下において粘性が高くなるため、インク溜まりAIが、インク駆動棒36の回転によっても印刷ドラム31の回転軸方向に延ばすのに時間を要する虞がある。そのため、穿孔率算出手段83は、たとえば、印刷ドラム31内の温度が5〜15℃以下の低温環境下であり、且つ各ブロックの穿孔率における最小穿孔率と最大穿孔率との差が閾値を越える場合をインク量の偏りとして検出してもよい。
第2の実施形態におけるインク量の偏りの検出からインク量の偏りを検出した後の一連の処理について図8を用いて説明する。インク偏り検出部80の穿孔率算出手段83が、原稿読取部10から製版データを受け取り、複数のブロック毎に穿孔率を算出してインク量の偏りを検出する(ST1)。インク量の偏りが検出されない場合はそのまま印刷を続行し、検出された場合はインクを供給して5〜60秒程度のアイドリング動作を行う(ST4)。インク偏り検出部80が、全てのインクセンサ81からインク検出信号が出力されたか否かを確認する(ST5)。全てのインク検出信号が出力されない場合、表示部70がインクボトル341の交換を促す警告表示を行う(ST6)。全てのインク検出信号が出力された場合は、給紙部40が用紙Pの給紙を再開することにより、印刷を再開し所定枚数分の印刷を行い、処理を終了する(ST7)。第2の実施形態においては、製版データが変更されない限り、上記のアイドリング動作およびアイドリング後の所定枚数分の印刷を繰り返すものである。
次に孔版印刷装置1の第3の実施形態について説明する。第3の実施形態は、インク量の偏りを検出した後の処理の点に特徴を有するものである。第3の実施形態のその他の点は第1または第2の実施形態と同様であり、説明を省略して相違点のみを詳細に説明する。なお、第1または第2の実施形態と同一の構成および作用については同一の符号を付して説明する。
第3の実施形態におけるインク量の偏りの検出から検出した後の一連の処理について図9を用いて説明する。第1または第2の実施形態の方法によりインク量の偏りを検出する(ST1)。インク量の偏りが検出されない場合はそのまま印刷を続行し、検出された場合は、印刷ドラム31が所定回転数、たとえば、2〜5回転するまでアイドリング動作を行う(ST8)。給紙部40がアイドリング動作を行った次の回転に応じて用紙Pを給紙して印刷を再開する(ST7)。すなわち第3の実施形態は、第1または第2の実施形態の方法によってインク量の偏りを検出した後、給紙部40が間欠給紙を行うものであり、両実施形態に適用可能である。
また、第3の実施形態では、アイドリング動作中の印刷ドラム31の回転速度を印刷中の印刷ドラム31の回転速度に対して1.1〜2倍程度に速くする。なお、アイドリング動作中の印刷ドラム31の回転速度を印刷中の印刷ドラム31の回転速度よりも速くすることは、第1および第2の実施形態においても適用可能である。
上記の実施形態によれば、インク偏り検出部80がインク量の偏りを検出した場合、所定時間のアイドリングが行うことで印刷が中断されるため、印刷画像内での掠れの発生を防止できる。そして、供給経路の切り換えによるコストアップも回避できる。
また、上記の実施形態によれば、複数のインクセンサ81がインク溜まりAIを複数の領域毎に検出し、インクモニタ82が少なくとも1つの領域で所定時間所定量未満の状態が所定期間内に連続して発生し、少なくとも1つの領域以外の他の領域で所定時間所定量未満の状態が発生しない場合をインク量の偏りとして検出することにより、インク量の偏りを正確に検出できる。
また、上記の実施形態によれば、穿孔率算出手段83が、製版データを用いて各領域に対応する、孔版原紙の各ブロックについて穿孔率を算出し、各ブロックの穿孔率において最小穿孔率と最大穿孔率との差が閾値を越える場合をインク量の偏りとして検出することにより、インク量の偏りを予測して検出できる。
また、上記の実施形態によれば、穿孔率算出手段83が、印刷ドラム31内が所定温度以下の場合においてインク量の偏りを検出するため、低温環境下を考慮してインク量の偏りを予測できる。また、上記の実施形態によれば、インク量の偏りを検出した後、給紙部40が間欠給紙を行うことにより、印刷周期を長くして印刷を継続できる。
AI インク溜まり
M 孔版原紙
R インク受け部
31 印刷ドラム
32 スキージローラ
33 ドクターローラ
34 インク供給手段
37 印刷ドラム駆動手段
40 給紙部
80 インク偏り検出部
90 制御部

Claims (4)

  1. 孔版原紙が巻装される回転自在な印刷ドラムと、
    該印刷ドラムを回転駆動する印刷ドラム駆動手段と、
    前記印刷ドラムの回転に応じて該印刷ドラムに向けて用紙を給紙する給紙手段と、
    前記印刷ドラムと内接するスキージローラと、
    該スキージローラに近接して配置され、該スキージローラとで前記印刷ドラムの回転軸方向に延びるインク受け部を形成するドクターローラと、
    前記インク受け部にインクを供給するインク供給手段と、
    前記印刷ドラムの回転中に、前記インク受け部に貯留されたインク溜まりを前記印刷ドラムの回転軸方向に区画した複数の領域間におけるインク量の所定の偏りをインク量の偏りとして検出するインク偏り検出手段と、
    該インク偏り検出手段が前記インク量の偏りを検出した場合、前記印刷ドラムを回転駆動しつつ、前記用紙の給紙を停止するように前記印刷ドラム駆動手段と前記給紙手段とを制御する制御手段とを備え
    前記インク偏り検出手段が、前記各領域のそれぞれでインク量が所定量以上であるか否かを検出するセンサを備え、該センサの出力に基づいて、少なくとも1つの領域で所定時間前記所定量未満の状態が所定期間内に連続して発生し、前記少なくとも1つの領域以外の他の領域で前記所定時間前記所定量未満の状態が発生しない場合を前記インク量の偏りとするものであることを特徴とする孔版印刷装置。
  2. 孔版原紙が巻装される回転自在な印刷ドラムと、
    該印刷ドラムを回転駆動する印刷ドラム駆動手段と、
    前記印刷ドラムの回転に応じて該印刷ドラムに向けて用紙を給紙する給紙手段と、
    前記印刷ドラムと内接するスキージローラと、
    該スキージローラに近接して配置され、該スキージローラとで前記印刷ドラムの回転軸方向に延びるインク受け部を形成するドクターローラと、
    前記インク受け部にインクを供給するインク供給手段と、
    前記印刷ドラムの回転中に、前記インク受け部に貯留されたインク溜まりを前記印刷ドラムの回転軸方向に区画した複数の領域間におけるインク量の所定の偏りをインク量の偏りとして検出するインク偏り検出手段と、
    該インク偏り検出手段が前記インク量の偏りを検出した場合、前記印刷ドラムを回転駆動しつつ、前記用紙の給紙を停止するように前記印刷ドラム駆動手段と前記給紙手段とを制御する制御手段とを備え、
    前記インク偏り検出手段が、前記孔版原紙の製版データを用いて前記各領域に対応する、孔版原紙の各ブロックについて穿孔率を算出し、該各ブロックの穿孔率において最小穿孔率と最大穿孔率との差が閾値を越える場合を前記インク量の偏りとするものであり、
    前記制御手段が、前記インク偏り検出手段が前記インク量の偏りを検出した場合、前記印刷ドラムが第1の所定数回転するまで前記用紙の給紙を中止し、前記第1の所定数回転後の第2の所定数回転に応じて前記用紙を給紙し、以後、前記第1の所定数回転まで給紙を中止して該第1の所定数回転後に前記第2の所定数回転に応じて給紙する工程を繰り返すように前記印刷ドラム駆動手段と前記給紙手段とを制御するものであることを特徴とする孔版印刷装置。
  3. 前記印刷ドラム内の温度を検出する温度検出手段を備え、
    前記インク偏り検出手段が、前記検出した温度が所定温度以下であり、且つ前記各ブロックの穿孔率において最小穿孔率と最大穿孔率との差が閾値を越える場合を前記インク量の偏りとするものであることを特徴とする請求項に記載の孔版印刷装置。
  4. 前記制御手段が、前記インク偏り検出手段が前記インク量の偏りを検出した場合、前記印刷ドラムが所定数回転するまで前記用紙の給紙を中止し、前記所定数回転後の次の回転に応じて前記用紙を給紙し、以後、前記所定数回転まで給紙を中止して該所定数回転後に再給紙する工程を繰り返すように前記印刷ドラム駆動手段と前記給紙手段とを制御するものであることを特徴とする請求項1に記載の孔版印刷装置。
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