JP5719524B2 - 電動装置 - Google Patents

電動装置 Download PDF

Info

Publication number
JP5719524B2
JP5719524B2 JP2010094787A JP2010094787A JP5719524B2 JP 5719524 B2 JP5719524 B2 JP 5719524B2 JP 2010094787 A JP2010094787 A JP 2010094787A JP 2010094787 A JP2010094787 A JP 2010094787A JP 5719524 B2 JP5719524 B2 JP 5719524B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
heat sink
motor case
intermediate member
rotor
electric device
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2010094787A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2011229227A (ja
Inventor
雅志 山▲崎▼
雅志 山▲崎▼
今井 博史
博史 今井
河合 勝児
勝児 河合
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Asmo Co Ltd
Denso Corp
Original Assignee
Asmo Co Ltd
Denso Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Asmo Co Ltd, Denso Corp filed Critical Asmo Co Ltd
Priority to JP2010094787A priority Critical patent/JP5719524B2/ja
Priority to DE102011002027.6A priority patent/DE102011002027B4/de
Priority to US13/085,526 priority patent/US8659193B2/en
Priority to CN201110096364.0A priority patent/CN102223045B/zh
Publication of JP2011229227A publication Critical patent/JP2011229227A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5719524B2 publication Critical patent/JP5719524B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02KDYNAMO-ELECTRIC MACHINES
    • H02K5/00Casings; Enclosures; Supports
    • H02K5/04Casings or enclosures characterised by the shape, form or construction thereof
    • H02K5/18Casings or enclosures characterised by the shape, form or construction thereof with ribs or fins for improving heat transfer
    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02KDYNAMO-ELECTRIC MACHINES
    • H02K11/00Structural association of dynamo-electric machines with electric components or with devices for shielding, monitoring or protection
    • H02K11/30Structural association with control circuits or drive circuits
    • H02K11/33Drive circuits, e.g. power electronics

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Power Engineering (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Thermal Sciences (AREA)
  • Microelectronics & Electronic Packaging (AREA)
  • Motor Or Generator Frames (AREA)

Description

本発明は、電動機のシャフト軸の一方にコントローラを設けた電動装置に関する。
従来、運転者による操舵をアシストする電動式パワーステアリングが公知である。この電動式パワーステアリングに用いられるモータには、小型化、軽量化、高出力化が求められる。
特許文献1に記載のモータは、特許文献1の図14及び図15に記載されているように、モータケース、ステータ、ロータ及びシャフト等から構成される電動機のシャフトの軸方向と並行に電動機を駆動制御するコントローラを設けている。コントローラは、ヒートシンク、金属基板及び制御基板等から構成されている。電動機とコントローラとは、電動機に形成された開口部とコントローラに形成された開口部とが対応するように接続されている。電動機の開口部とコントローラの開口部との間をリード線が通ることにより、電動機のステータに巻回されるコイルとコントローラの金属基板の配線とが電気的に接続されている。また、電動機の開口部とコントローラの開口部との間を別のリード線が通ることにより、電動機のロータの回転角を検出可能な位置センサと制御基板の配線とが電気的に接続されている。
一方、図32及び図33に示す従来のモータは、電動機100のシャフトの軸方向の一方の側にコントローラ101を設けている。コントローラ101は、電動機100のモータケース102の外径の範囲内に収まるように構成されている。このため、コントローラ101の径方向外側に突出したフランジ103と、モータケース102の径方向外側に突出した突出部104とをねじ105で止めることで、電動機100とコントローラ101とは接続されている。
特開2003−204654号公報
しかしながら、特許文献1のモータは、モータの径方向の体格が大きくなり、車両に搭載される際、搭載スペースが大きくなるという問題がある。
一方、図32及び図33に示すモータは、モータに要求される外径にフランジ103及び突出部104の外径を対応させると、電動機100及びコントローラ101の外径が小さくなり、モータの出力が低下することが懸念される。
また、特許文献1のモータは、電動機の開口部からモータケース内に異物が入り、ステータ及びロータの動作に不具合が生じるおそれがある。
本発明は上記問題に鑑みてなされたものであり、その目的は、径方向の体格を大きくすることなく、出力を高めることの可能な電動装置を提供することにある。
また、コントローラと電動機とを取り付ける際に生じる異物により、ステータ及びロータの動作に不具合が生じることを抑制することの可能な電動装置を提供することにある。
請求項1に係る発明によると、ステータに対しロータは相対回転可能に設けられる。ステータ及びロータを収容するモータケースは、筒状の周部及びこの周部の軸方向の一方の側から径内側へ延びる壁部を有する。ステータ又はロータに巻回されるコイルへ駆動電流を供給するパワーモジュールは、ロータの回転軸の一方の側でモータケースの外側に設けられる。このパワーモジュールの発する熱を吸収するヒートシンクがモータケースの外側で密着固定される。中間部材は、モータケースの壁部に接続する接続部、及びこの接続部から壁部と反対側に延びてヒートシンクに当接する当接部を有し、周部の外径の範囲内でモータケースとヒートシンクとを接続する。
モータケースとヒートシンクとを中間部材を使って接続することで、ヒートシンク及びパワーモジュール等から構成されるコントローラをモータケースの一方の側にモータケースの径方向の範囲内で取り付けることが可能となる。このため、モータケースの周部の外径の範囲内の空間を有効に利用し、パワーモジュールを形成することが可能となるので、パワーモジュールの設計の自由度を高め、電動装置の出力を高めることができる。
また、一般に、電動機とコントローラとは別行程で組み立てられた後、一体に組み付けられる。このため、ステータ及びロータを収容したモータケースにヒートシンクを例えばねじ等で直接取り付けると、ねじ止めの際に生じる異物がモータケース内に混入し、ステータ及びロータの動作に不具合が生じるおそれがある。これに対し、請求項1に係る発明は、モータケース内にステータ及びロータを組み付ける前にモータケースと中間部材とを取り付け、その際に生じる異物を除去した後、モータケース内にステータ及びロータを組み付けることが可能となる。これにより、モータケース内に異物が混入し、ステータ及びロータの動作に不具合が生じることを抑制することができる。
さらに、請求項1に係る発明によると、中間部材とヒートシンクとを取り付けるときに発生する異物がステータ又はロータ側に侵入することを抑制するホルダがモータケースとステータとの間に設けられる。
請求項2に係る発明によると、モータケースとヒートシンクとを取付手段が取り付けるときに発生する異物がステータ又はロータ側に侵入することを抑制するホルダがモータケースとステータとの間に設けられる。これにより、異物がステータ及びロータの隙間に入ることで、ステータ及びロータの動作に不具合が生じることを抑制することができる。
請求項に係る発明によると、モータケースの壁部に回転可能に支持されるシャフトのヒートシンク側の端部に磁石が設けられる。一方、ヒートシンクの磁石側に制御基板が取り付けられる。この制御基板に設けられる位置センサは、磁石の生じる磁界の向きに応じた信号を出力する。
モータケースの壁部は、ロータの回転軸方向に延びる第1筒部を有する。中間部材の接続部は、第1筒部に対応するように軸方向に延びる第2筒部を有する。中間部材の当接部の径方向の内壁とヒートシンクの径方向の外壁とは位置センサと磁石とが所定の位置になるように当接する。
モータケースの第1筒部と中間部材の第2筒部とが当接することで、モータケースと中間部材とが同軸に取り付けられる。さらに、中間部材の当接部の径方向の内壁とヒートシンクの径方向の外壁とが当接することで、中間部材とヒートシンクとが同軸に取り付けられる。これにより、ヒートシンクに取り付けられる制御基板に実装される位置センサと、モータケースに支持されるシャフトの端部に設けられた磁石との径方向の位置ずれを抑制することができる。
請求項に係る発明によると、パワーモジュールには、外部から電流が供給される第1コネクタが設けられる。中間部材は、接続部から延びてモータケースとコネクタとの隙間を塞ぐ遮蔽部を有する。また、請求項に係る発明によると、制御基板には、外部から信号が供給される第2コネクタが設けられる。中間部材は、接続部から延びてモータケースと第2コネクタとの隙間を塞ぐ第2遮蔽部を有する。これにより、第1、第2コネクタとモータケースとの隙間から埃等がコントローラ内に入ることを抑制することができる。
請求項に係る発明によると、中間部材とモータケースとは、熱膨張率の近似する材料から形成されている。これにより、モータケースに中間部材を固定後に両者を加熱し熱膨張させてモータケースにステータを固定する、いわゆる焼き嵌め、をモータケースのみを加熱するのと同様の条件で、簡易に、両者の固定部に負荷をかけずに、行うことができる。
請求項に係る発明によると、ヒートシンクには、径方向の外壁から径方向外側に突出し、当接部の軸方向の端部に当接する凸部が設けられる。当接部は、凸部に対応する位置で軸方向に延びる爪が設けられる。爪を周方向に折り曲げることで、中間部材とヒートシンクとが接続される。これにより、簡素な構成で中間部材とヒートシンクとを接続することができる。また、凸部と当接部とが、軸方向に当接することで、回転角センサと磁石との軸方向の位置ずれを抑制することができる。
請求項に係る発明によると、中間部材の接続部には軸方向にねじ穴が設けられる。ヒートシンクには中間部材のねじ穴に対応する位置に軸方向に延びる通孔が設けられる。中間部材とヒートシンクとは、通孔を通るねじにより接続される。接続部とヒートシンクとを接続するねじをヒートシンク内に埋め込むことで、モータケースの外径の範囲内でパワーモジュールを収容可能な空間を大きくすることができる。
請求項に係る発明によると、ヒートシンクは、中間部材の接続部と当接し、ヒートシンクと中間部材の軸方向の距離を決める受部を有する。これにより、位置センサと磁石との距離を一定に保つことができる。
請求項10に係る発明によると、ヒートシンクは、径方向の外壁に径方向内側へ凹む凹陥部が設けられる。当接部は、凹陥部の径外側に重なる位置に径方向内側に突出する突起が設けられる。これにより、ヒートシンク凹陥部の径外側に重なる位置の当接部の外壁を径方向内側に押圧することで突起を形成することが可能となるので、ヒートシンクと中間部材とを簡素な構成で接続することができる。
請求項1に係る発明によると、ヒートシンクは、コイルからパワーモジュール側へ取り出される取出線とパワーモジュールの端子とが接続される箇所の径方向内側に平面部を有する。中間部材は、当接部が平面部と当接する。当接部と平面部とを例えばボルト又はリベット等で固定することで、モータケースの外径の範囲内にボルト又はリベット等の頭を収めることができる
請求項1に係る発明によると、取付手段は、モータケースの壁部からモータケース内に延びるねじ部と、ヒートシンク側からねじ部に取り付けられるねじとから構成される。ホルダは、ねじ部の径外側を覆う有底筒状の異物受け部を有する。これにより、ねじ部の外壁と異物受け部の内壁とにより迷路構造が形成され、モータケースとヒートシンクとを取り付けるときに発生する異物がステータ及びロータの隙間に入ることを確実に抑制することができる。
請求項1に係る発明によると、異物受け部または支持部には、粘着物が塗布される。これにより、モータケースとヒートシンクとを取り付けるときに発生する異物を確実に捕獲することができる。
請求項1に係る発明によると、取付手段は、モータケースの内側に設けられるナットと、ヒートシンク側からねじ部に取り付けられるねじとから構成される。ホルダは、ナットを支持する支持部を有する。これにより、モータケースにねじ部を形成することなく、モータケースとヒートシンクとを取り付けることが可能となり、製造コストを低減することができる。
請求項1に係る発明によると、取付手段は、ヒートシンクのモータケース側に形成されるねじ穴と、モータケースの内側からねじ穴に取り付けられるねじとから構成される。ホルダは、ねじの軸方向のねじ穴と反対側に設けられる。これにより、ねじ、リベット等を取り付けるスペースをヒートシンク側に設けることなく、パワーモジュール及び制御基板を設置するスペースを確保することができる。したがって、パワーモジュール又は制御基板の設計の自由度を高め、電動装置の出力を高めることができる。
請求項1に係る発明によると、ホルダは、コイルからパワーモジュール側へ取り出される取出線を案内する案内部を有する。これにより、取出線の位置決めがなされ、取出線とパワーモジュールの端子との接続が容易になる。
本発明の第1実施形態による電動装置の断面図である。 本発明の第1実施形態による電動装置の回路図である。 本発明の第1実施形態による電動装置のパワーモジュール及び電子部品の平面図である。 本発明の第1実施形態による電動装置のパワーモジュール及び電子部品の側面図である。 本発明の第1実施形態による電動装置のパワーモジュール及び電子部品の底面図である。 本発明の第1実施形態による電動装置のパワーモジュール及び電子部品の樹脂モールドを除いた斜視図である。 図1のVII−VII線の断面図である。 本発明の第1実施形態による電動装置の中間部材の平面図である。 図8のIX方向の矢視図である。 本発明の第1実施形態による電動装置の中間部材の斜視図である。 本発明の第1実施形態による電動装置の側面図である。 図11のXII方向の矢視図である。 図11のXIII方向の矢視図である。 図13のXIVの部分拡大図である。 図13のXV−XV線の断面図である。 本発明の第2実施形態による電動装置の断面図である。 図16のXVI−XVII線の断面図である。 本発明の第2実施形態による電動装置の中間部材の平面図である。 図18のXIV方向の矢視図である。 図18のXX方向の断面図である。 本発明の第2実施形態による電動装置の中間部材の斜視図である。 本発明の第2実施形態による電動装置の側面図である 図22のXXIII方向の矢視図である。 本発明の第3実施形態による電動装置の部分断面図である。 本発明の第4実施形態による電動装置の部分断面図である。 本発明の第5実施形態による電動装置の部分断面図である。 本発明の第6実施形態による電動装置の要部拡大図である。 本発明の第7実施形態による電動装置の分解斜視図である。 本発明の第8実施形態による電動装置の部分断面図である。 図29のXXX部分の要部拡大図である。 本発明の第9実施形態による電動装置の部分断面図である。 従来のモータの側面図である。 従来のモータの平面図である。
以下、本発明による複数の実施形態を図面に基づいて説明する。
(第1実施形態)
本発明の第1実施形態による電動装置を図1〜図14に示す。本実施形態の電動装置10は、電動パワーステアリングに用いられるブラシレスモータである。電動装置10は、図2に示すように、コラム軸1のギア2と噛み合い、CAN等により伝送される車速信号及びステアリング3の操舵トルクを検出するトルクセンサ4から出力されるトルク信号に基づいて正逆回転することで、操舵のアシスト力を発生する。
電動装置10は、図1に示すように、モータケース11、ステータ15、ロータ21及びシャフト25等から構成される電動機と、制御基板30、パワーモジュール40及びヒートシンク80等から構成されるコントローラとを備えている。電動機とコントローラとは、中間部材90によって接続される。
先ず、電動機について説明する。
モータケース11は、例えば鉄板をプレス加工して有底筒状に形成されている。モータケース11は、筒状の周部12と、この周部12の軸方向の一方の側から径内側へ延びる壁部13とを有している。モータケース11の周部12の他方の側の開口を皿状のフレームエンド14が塞いでいる。このフレームエンド14は、例えば鉄板をプレス加工して形成される。
モータケース11の周部12の内壁にステータ15が固定されている。ステータ15は、突極16及び図示しないスロットを周方向に交互に有している。ステータ15のスロットにインシュレータ17を挟んでコイル18が収容されている。このコイル18は突極16に巻回される。コイル18は、2系統の三相巻線を形成している。コイル18から取り出される取出線19はコントローラ側へ延びている。
ロータ21は、ステータ15の径内側に回転可能に設けられている。ロータ21には、ロータコア22の径外側に異種の磁極が周方向に交互に着磁された永久磁石23が設けられている。ロータ21の回転中心に形成された軸孔24にシャフト25が固定されている。シャフト25は、軸方向の一端がモータケース11の壁部13に設けられた軸受26に取り付けられ、他端がフレームエンド14に設けられた軸受27に取り付けられている。これにより、シャフト25は、モータケース11及びフレームエンド14に回転可能に支持される。
ステータ15及びロータ21の軸方向の体格は、電動機に要求される出力により設定される。
この構成により、コイル18に通電されると回転磁界が形成され、ロータ21及びシャフト25はステータ15及びモータケース11に対し正逆回転する。そして、シャフト25のフレームエンド14側の出力端28からコラム軸1のギア2に駆動力が出力される。
次に、コントローラについて説明する。
コントローラは、モータのシャフト25の軸方向の一方に、制御基板30、パワーモジュール40、ヒートシンク80の順に設けられる。チョークコイル44およびアルミ電解コンデンサ43は、パワーモジュール40の板厚方向にパワーモジュール40の配線と電気的に接続される。パワーモジュール40は、ヒートシンク80にねじ41により固定される。制御基板30はヒートシンク80に図示しないねじにより固定されるとともに、パワーモジュール40の信号配線79にはんだ又は溶接により接続している。
パワーモジュール40の構成を図3〜図6に示す。なお、図6は、モールド樹脂42を破線で示している。
パワーモジュール40は、2組のインバータ回路を構成する12個のパワートランジスタ51〜56、61〜66及び回路保護用の4個のパワートランジスタ57、58、67、68、これらのパワートランジスタ51〜58、61〜68を接続する配線70〜75、シャント抵抗76並びにジャンパ配線77等が略矩形の板状に樹脂モールドされている。
パワートランジスタ51〜58、61〜68及び配線70〜75は、同一平面状に配置されている。パワートランジスタ51〜58、61〜68は、2組のインバータ回路を形成する。一組のインバータ回路を形成する8個のパワートランジスタ51〜58は長手側の一方に一列に配置され、他の組のインバータ回路を構成する8個のパワートランジスタ61〜68は長手側の他方に一列に配置されている。パワートランジスタ51〜58、61〜68は、放熱板59がモールド樹脂42の板厚方向の外壁に露出している。放熱板59は、ヒートシンク80と図示しない絶縁放熱シートを挟んで密着固定される。
パワートランジスタ51〜58、61〜68に接続する端子78及び信号配線79がパワーモジュール40の長手側の外壁から外側に突出している。端子78は、コイル18の取出線19と電気的に接続する。信号配線79は、制御基板30の配線と電気的に接続する。
パワーモジュール40の板厚方向に電子部品としてのアルミ電解コンデンサ43及びチョークコイル44が設けられている。アルミ電解コンデンサ43は、配線72〜75に電気的に接続し、パワートランジスタ51〜58、61〜68のスイッチングにより生じるリップル電流を吸収する。チョークコイル44は、配線70、71に電気的に接続し、パワートランジスタ51〜58、61〜68に供給される電流変動を減衰する。
パワーモジュール40には、短手側の端部に第1コネクタ45が設けられている。第1コネクタ45は、ヒートシンク80に形成された開口部86から外側に突出している。第1コネクタ45を経由し、バッテリー5からパワーモジュール40に電流が供給される。
バッテリー5から第1コネクタ45に供給される電流は、パワーモジュール40の中央の配線70からチョークコイル44を経由し、第1コネクタ45と反対の短手側の端部に設けられた配線71に流れる。その配線71から長手側の両端に設けられた回路保護用のパワートランジスタ57、58、67、68を経由し、中央の配線70の左右に設けられた配線72、73に流れる。その配線72、73からジャンパ配線77を経由し、電源側のパワートランジスタ51、53、55、61、63、65から端子78に接続される取出線19を経由しコイル18に流れる。コイル18から戻る電流は端子78からグランド側のパワートランジスタ52、54、56、62、64、66及びシャント抵抗76を経由し、パワートランジスタ51〜56、61〜66の内側の配線74、75に流れる。その配線74、75から第1コネクタ45を経由し、バッテリー5に流れる。
パワーモジュール40に形成されるインバータ回路を図2に示す。図2では、6個のパワートランジスタ51〜56等により形成される1組のインバータ回路を示し、他の組のインバータ回路の回路図については省略している。2組のインバータ回路により、2系統の三相巻線を形成するコイル18に供給する駆動電流としての三相交流が作られる。
上記のようにパワートランジスタ51〜58、61〜68及び配線70〜75を構成することで、配線70〜75の長さを短くし、パワーモジュール40の体格を小さくすることができる。なお、パワーモジュール40の長手方向の大きさは、モータケース11の外径も中間部材90の板厚分程度小さく形成されている。
ヒートシンク80は、図1及び図11〜図15に示すように、熱伝導の良い例えばアルミから形成され、電動機の出力に応じてパワーモジュール40の発する熱を吸収可能な熱容量を有する体積に形成されている。
ヒートシンク80は、中央部分に凹部82を有している。この凹部82は、アルミ電解コンデンサ43及びチョークコイル44を収容可能な大きさに形成されている。また、ヒートシンク80は、径外側のパワーモジュール40の長手側と軸方向に略重なる位置に平面部83を有している。これにより、パワーモジュール40の長手側から外側に突出する端子78とコイル18の取出線19との接続が可能となる。
ヒートシンク80は、パワーモジュール40の第1コネクタ45、及び制御基板30の第2コネクタ39に対応する位置に開口部86、87を設けている。
図15に示すように、ヒートシンク80の径方向の外壁は、中間部材90の当接部92の外径より中間部材90の板厚分程度小さく形成され、当接部92の内壁と当接している。これにより、ヒートシンク80と中間部材90とが同軸になる。
また、ヒートシンク80の径方向の外壁から径方向外側に突出する凸部89が設けられている。凸部89の軸方向のモータケース11側の外壁は、当接部92の軸方向の反モータケース11側の外壁と当接している。これにより、モータケース11とヒートシンク80との軸方向の距離が一定になる。
制御基板30は、図1に示すように、パワーモジュール40のモータケース11側に、パワーモジュール40と略平行に設けられている。制御基板30は、例えばガラスエポキシ基板から形成され、ヒートシンク80に図示しないねじにより固定されている。また、制御基板30はパワーモジュール40から突出する信号配線79と電気的に接続している。
制御基板30には、パワーモジュール40の第1コネクタ45と反対側に第2コネクタ39が設けられている。第2コネクタ39は、ヒートシンク80に形成された開口部87から外側に突出している。
制御基板30には、マイクロコンピュータ32、プリドライバ33、カスタムIC34及び位置センサ35等が実装されている。
位置センサ35は、制御基板30のモータケース11側に実装されている。位置センサ35は、シャフト25の一方の端部に設けられた磁石29の生じる磁界の向きに応じた信号を出力する。
図2に示すように、カスタムIC34は、位置センサ信号増幅部36、レギュレータ37及び検出電流増幅部38を機能ブロックとして有している。位置センサ35の出力した信号は、位置センサ信号増幅部36により増幅され、マイクロコンピュータ32に入力される。これにより、マイクロコンピュータ32はシャフト25に固定されたロータ21の位置を検出する。
トルクセンサ4から出力されるトルク信号等が第2コネクタ39を経由し、マイクロコンピュータ32に入力される。また、シャント抵抗76により検出したインバータ回路の電流検出値が検出電流増幅部38を経由し、マイクロコンピュータ32に入力される。
マイクロコンピュータ32は、位置センサ35、トルクセンサ4、シャント抵抗76等からの信号に基づき、車速に応じてステアリング3の操舵をアシストするように、プリドライバ33を介してPWM制御により作られたパルス信号をパワートランジスタ51〜56、61〜66に出力する。これにより、パワートランジスタの形成する2組のインバータ回路は、バッテリー5からチョークコイル44及び回路保護用のパワートランジスタ57、58、67、68を経由して供給される電流を三相交流に変換し、端子78に接続する取出線19からコイル18に供給する。
図1及び図7〜図10に示すように、中間部材90は、例えば鉄板をプレス加工して有底筒状に形成されている。中間部材90は、有底筒状の底の部分に相当する接続部91と筒状の当接部92と有している。中間部材90の接続部91はモータケース11の壁部13と接続し、中間部材90の当接部92はヒートシンク80と接続する。
モータケース11の壁部13には、軸方向に延びる第1筒部131が形成されている。この第1筒部131に対応して中間部材90の接続部91の中央部には、軸方向に延びる第2筒部93が形成されている。中間部材90の第2筒部93の径方向の外壁は、モータケース11の第1筒部131の径方向の内壁と当接する。これにより、中間部材90とモータケース11とが同軸となる。
中間部材90の接続部91には、孔94が3個設けられている。この孔94にねじ99が差し込まれ、中間部材90とモータケース11とが固定される。また、中間部材90の接続部91には、コイル18の取出線19が通る2本のスリット95が設けられている。
中間部材90の当接部92には、パワーモジュール40の第1コネクタ45及び制御基板30の第2コネクタ39に対応する位置に切り欠き921、922が設けられている。中間部材90の接続部91から切り欠き921、922までの間が第1遮蔽部96及び第2遮蔽部97である。第1遮蔽部96は、第1コネクタ45とモータケース11との隙間から埃等がコントローラ内に入ることを抑制する。また、第2遮蔽部97は、第2コネクタ39とモータケース11との隙間から埃等がコントローラ内に入ることを抑制する。
中間部材90の当接部92には、軸方向に延びる爪98が2本一組として4組設けられている。なお、図8〜図10は、中間部材90とヒートシンク80とを接続するときに爪98を周方向に曲げた状態を示している。
図11〜図14に示すように、中間部材90の爪98は、ヒートシンク80の凸部89と対応する位置に設けられている。軸方向に延びる爪98を周方向に折り曲げることで、凸部89と爪98とが係合する。これにより、中間部材90とヒートシンク80とが接続される。
続いて、電動機、中間部材90及びコントローラの組み付け方法を説明する。
先ず、モータケース11の第1筒部131の内側に中間部材90の第2筒部93を挿入する。そして、モータケース11の壁部13と中間部材90の接続部91とをねじ99により接続する。次に、ねじ99の締め付けによりモータケース11内に発生した金属の異物を取り除く。
続いて、モータケース11及び中間部材90を加熱し、熱膨張させた後、モータケース11の周部12の内壁にステータ15を嵌め込む焼き嵌めにより、モータケース11とステータ15とを固定する。
次に、シャフト25とロータ21とを固定し、ステータ15の径内側に挿入する。モータケース11の第1筒部131の内壁に取り付けた軸受26にシャフト25の一方の端部を取り付ける。続いて、モータケース11とフレームエンド14とを固定すると共に、フレームエンド14に取り付けた軸受27にシャフト25の他方の端部を取り付ける。
次に、パワーモジュール40及び制御基板30を取り付けたヒートシンク80を中間部材90に取り付ける。ヒートシンク80と中間部材90との取付けは、ヒートシンク80の径方向の外壁と中間部材90の当接部92の径方向の内壁とを当接するとともに、ヒートシンク80の凸部89の軸方向モータケース11側の外壁と中間部材90の当接部92の軸方向の外壁とを当接する。このとき、中間部材90の爪98をヒートシンク80の凸部89と凸部89との間に挿入する。その爪98を周方向に折り曲げ、ヒートシンク80と中間部材90とを固定する。
続いて、中間部材90のスリット95からヒートシンク80側に延びるコイル18の取出線19とパワーモジュール40の端子78とをはんだ又は溶接で接続する。
最後に、図示しないカバーでヒートシンク80を覆う。カバーは有底筒状に形成され、ヒートシンク80に固定される。カバーの筒状部の開口側の端部は中間部材90の当接部92の軸方向の外壁と当接する。これにより、電動装置10が完成する。
本実施形態では、モータケース11とヒートシンク80とを有底筒状の中間部材90を用いて接続する。中間部材90の当接部92の外径は、モータケース11の周部12の外径と略同一に形成されている。これにより、ヒートシンク80及びパワーモジュール40等から構成されるコントローラをモータケース11の軸方向の一方の側にモータケース11の径方向の範囲内で取り付けることが可能となる。このため、モータケース11の外径の範囲内の空間を有効に利用してパワーモジュール40を形成することが可能となる。したがって、配線70〜75の面積拡大、放熱性の向上等、パワーモジュール40の設計の自由度を高め、電動装置10の出力を高めることができる。
本実施形態では、モータケース11に設けられた第1筒部131の径方向の内壁と、中間部材90に設けられた第2筒部93の径方向の外壁とを当接している。また、ヒートシンク80の径方向の外壁と、中間部材90の当接部92の径方向の内壁とを当接している。これにより、モータケース11と中間部材90とが同軸となり、さらに、中間部材90とヒートシンク80とが同軸となる。このため、ヒートシンク80に取り付けられた制御基板30に実装される位置センサ35と、モータケース11に支持されるシャフト25の端部に設けられた磁石29との径方向の位置ずれを抑制することができる。したがって、位置センサ35の検出精度を高めることができる。
本実施形態では、モータケース11内にステータ15及びロータ21を組み付ける前にモータケース11と中間部材90とねじ99で取り付け、その際に生じる異物を除去した後、モータケース11内にステータ15及びロータ21を組み付けている。これにより、モータケース11内に異物が混入し、ステータ15及びロータ21の動作に不具合が生じることを抑制することができる。
本実施形態では、中間部材90とモータケース11とが同一の材料から形成されている。このため、モータケース11とステータ15とを焼き嵌めにより固定することができる。このため、製造工程を簡素にすることができる。なお、中間部材90とモータケース11とは、同一の材料から形成されることに限らず、熱膨張率の近似する材料から形成されていればよい。
本実施形態では、当接部92の爪98を周方向に折り曲げ、ヒートシンク80の凸部89と係合することで、中間部材90とヒートシンク80とが接続される。これにより、簡素な構成で中間部材90とヒートシンク80とを接続することができる。
(第2実施形態)
本発明の第2実施形態の電動装置を図16〜図23に示す。以下、複数の実施形態において、第1実施形態と実質的に同一の構成には同一の符号を付して説明を省略する。
なお、図16において、電動機を構成するステータ及びロータ等、並びにコントローラを構成するパワーモジュール及び制御基板等は省略してある。
第2実施形態では中間部材110の接続部111にヒートシンク120側へ突出する肉厚部112が設けられている。肉厚部112には、軸方向にねじ穴113が設けられている。
一方、ヒートシンク120には、中間部材110の肉厚部112に当接するように受部121が形成されている。ヒートシンク120には中間部材110のねじ穴113に対応する位置に軸方向に延びる通孔122が設けられている。この通孔122は、受部121を軸方向に通っている。
中間部材110とヒートシンク120との組み付け方法は、先ず、ヒートシンク120の受部121と中間部材110の肉厚部112とを当接する。次に、通孔122にねじ114を通し、このねじ114をねじ穴113に締結する。これにより、中間部材110とヒートシンク120とが固定される。
本実施形態では、中間部材110とヒートシンク120とを固定するねじ114がヒートシンク120内に埋め込まれる。このため、コントローラ内にねじを締め付けるための空間を設けること無しに、パワーモジュール40の収容可能な空間を大きくすることができる。これにより、配線70〜75の面積拡大、放熱性の向上等、パワーモジュール40の設計の自由度を高め、電動装置の出力を高めることができる。
本実施形態では、ヒートシンク120の受部121と中間部材110の肉厚部112とが当接することで、ヒートシンク120に取付けられる制御基板30に実装される位置センサ35と、中間部材110の固定されるモータケース11に支持されたシャフト25の端部に設けられる磁石29との軸方向の距離を一定にすることができる。このため、位置センサ35の検出精度を向上することができる。
(第3実施形態)
本発明の第3実施形態の電動装置を図24に示す。第3実施形態では、中間部材130の接続部91に設けられた第2筒部132の径内側に第2筒部132よりも小径の第3筒部133が設けられている。また、モータケース11の壁部13には、第2筒部132に対応する第1筒部134、及び第3筒部133に対応する第4筒部135が設けられている。第3筒部133の径外側と、第4筒部135の径内側とはねじにより結合している。
本実施形態では、中間部材130の第2筒部132及び第3筒部133と、モータケース11の第1筒部134と第4筒部135とがインロー構造により嵌め合わされている。このため、中間部材130とモータケース11とが同軸に取り付けられる。また、第3筒部133と第4筒部135とのねじによる結合により、中間部材130とモータケース11とを簡素な構成で固定することができる。
(第4実施形態)
本発明の第4実施形態の電動装置を図25に示す。第4実施形態では、ヒートシンク80の径方向の外壁に径方向内側へ凹む凹陥部81が設けられる。中間部材90の当接部92には、凹陥部81の径外側に重なる位置に径方向内側に突出する突起923が設けられる。
中間部材90とヒートシンク80との組み付け方法は、ヒートシンク80の凹陥部81の径外側に重なる場所に位置する中間部材90の当接部92の外壁を径方向内側に押圧することで、中間部材90の径方向の内壁に突起923を形成する。これにより、ヒートシンク80の凹陥部81と中間部材90の突起923とが嵌合し、ヒートシンク80と中間部材90とが固定される。
本実施形態では、ヒートシンク80の凹陥部81と中間部材90の突起923とを嵌合することで、ヒートシンク80と中間部材90とを簡素な構成で固定することができる。
(第5実施形態)
本発明の第5実施形態の電動装置を図26に示す。第5実施形態では、ヒートシンク80の平面部83に対応するように、中間部材90の当接部92が形成されている。
中間部材90とヒートシンク80との組み付け方法は、ヒートシンク80の平面部83の外壁と中間部材90の当接部92の内壁とを当接し、当接部92の径外側からねじ84により固定する。
本実施形態では、モータケース11の周部12の外径の範囲内にヒートシンク80と中間部材90とを固定するねじ84の頭を収めることができる。
(第6実施形態)
本発明の第6実施形態の電動装置を図27に示す。第6実施形態では、中間部材90の当接部92にスリット924が設けられている。中間部材90とヒートシンク80との組み付け方法は、中間部材90の当接部92の径外側からねじ85により固定する。
(第7実施形態)
本発明の第7実施形態の電動装置を図28に示す。図28において、電動機を構成するステータの巻線、並びにコントローラを構成するパワーモジュール及び制御基板等は省略してある。
第7実施形態では、ヒートシンク140がモータケース11の壁部13に直接接続している。モータケース11の壁部13には、この壁部13からモータケース11内に延びるねじ部136が設けられている。ヒートシンク140には、ねじ部136と対応する位置に軸方向に通じる通孔141が設けられている。
ヒートシンク140の通孔141に反モータケース11側からねじ142が差し込まれ、このねじ142がねじ部136に締結されることで、ヒートシンク140とモータケース11とが固定される。
モータケース11内には、モータケース11の壁部13とステータ15との間にホルダ150が設けられている。ホルダ150は例えば樹脂から形成され、ステータ15の外壁につめ151により固定されている。
ホルダ150には、有底筒状の異物受け部152が形成されている。異物受け部152は、モータケース11とステータ15とが取り付けられたとき、ねじ部136の径外側を覆うように形成される。このため、ねじ部136の外壁と異物受け部152の内壁とにより、迷路構造が形成される。また、異物受け部152には、粘着物153が塗布されている。
なお、ホルダ150は、コイル18からヒートシンク140側へ取り出される取出線19を案内する案内部154を有している。
本実施形態では、ヒートシンク140とモータケース11とがねじ142により固定されるときに生じる異物がホルダ150の異物受け部152により捕獲される。異物受け部152により捕獲された異物は、粘着物153に貼り付き、さらに迷路構造により異物受け部152の外側へ放出されることが抑制される。このため、ステータ15とロータ21の隙間に異物が入ることが抑制され、ステータ15及びロータ21の動作に不具合が生じることを抑制することができる。
また、ホルダ150の案内部154により、取出線19の位置決めがされるので、取出線19とパワーモジュール40の端子78との接続を容易に行うことができる。
(第8実施形態)
本発明の第8実施形態の電動装置を図29及び図30に示す。第8実施形態では、モータケース11にねじ部136が設けられていない。その代わり、ホルダ150に筒状の支持部155が設けられ、この支持部155の内側にナット156が設置されている。
ヒートシンク140の反モータケース11側からねじ143が差し込まれ、このねじ143がナット156に締結されることで、ヒートシンク140とモータケース11とが固定される。このとき、ナット156はモータケース11の壁部13に形成された爪137によって回転が規制される。
本実施形態では、モータケース11にねじ部136を設けることがないので、加工コストを低減することができる。また、ナット156とねじ143とを締結するときに生じる異物は、支持部155によって捕獲される。このため、ステータ15とロータ21の隙間に異物が入ることが抑制され、ステータ15及びロータ21の動作に不具合が生じることを抑制することができる。
(第9実施形態)
本発明の第9実施形態の電動装置を図31に示す。第9実施形態では、ヒートシンク140のモータケース11側にねじ穴144が形成されている。モータケース11の内側からヒートシンク140のねじ穴144にねじ145が取付けられることで、モータケース11とヒートシンク140とが固定される。
ホルダ160は、ねじ145の軸方向のねじ穴144と反対側に設けられる。これにより、ホルダ160は、ねじ145がモータケース11内に脱落することを抑制することが可能となる。
本実施形態では、ねじ145を締め付けるための空間をヒートシンク140側に設けること無しに、パワーモジュール40を収容可能な空間を大きく確保することができる。したがって、パワーモジュール40の設計の自由度を高め、電動装置の出力を高めることができる。
(他の実施形態)
上述した複数の実施形態では、電動パワーステアリングに用いられるブラシレスモータについて説明した。これに対し、本発明の電動装置は、電動パワーステアリング以外の種々の用途に用いても良い。また、ロータにコイルの巻回されるブラシ付きモータに適用しても良い。
上述した複数の実施形態では、12個のパワートランジスタにより2組のインバータ回路を形成し、2系統の駆動制御により電動機を駆動制御する電動装置について説明した。これに対し、本発明の電動装置は、1系統又は3系統以上の駆動制御により電動機を駆動制御しても良い。
上述した複数の実施形態では、複数のパワートランジスタと配線等を同一平面状に配置し、樹脂モールドすることでパワーモジュールを形成した。そしてこのパワーモジュールをヒートシンクの底面に平置きに配置した。これに対し、本発明は、パワートランジスタ及び配線等を個別に樹脂モールドし、ヒートシンクの側面に縦置きに配置しても良い。
このように、本発明は、上記実施形態に限定されるものではなく、上記複数の実施形態を組み合わせることに加え、発明の趣旨を逸脱しない範囲において、種々の形態で実施することができる。
10 ・・・電動装置
11 ・・・モータケース
12 ・・・周部
13 ・・・壁部
15 ・・・ステータ
18 ・・・コイル
21 ・・・ロータ
40 ・・・パワーモジュール
80、120、140 ・・・ヒートシンク
90、110、130 ・・・中間部材
91 ・・・接続部
92 ・・・当接部

Claims (16)

  1. ステータと、
    前記ステータに対して相対回転可能に設けられるロータと、
    筒状の周部及びこの周部の軸方向の一方の側から径内側へ延びる壁部を有し、前記ステータ及び前記ロータを収容するモータケースと、
    前記ロータの回転軸の一方の側で前記モータケースの外側に設けられ、前記ステータ又は前記ロータに巻回されるコイルへ駆動電流を供給するパワーモジュールと、
    前記モータケースの外側で前記パワーモジュールが固定され、前記パワーモジュールの発する熱を吸収するヒートシンクと、
    前記モータケースの前記壁部に接続する接続部、及びこの接続部から前記壁部と反対側に延びて前記ヒートシンクに当接する当接部を有し、前記周部の外径の範囲内で前記モータケースと前記ヒートシンクとを接続する中間部材と、
    前記ステータ又は前記ロータと前記モータケースとの間に設けられ、前記中間部材と前記ヒートシンクとを取り付けるときに発生する異物が前記ステータ又は前記ロータ側に侵入することを抑制するホルダと、を備えることを特徴とする電動装置。
  2. 筒状の周部及びこの周部の軸方向の一方の側から径内側へ延びる壁部を有するモータケースと、
    前記モータケースの前記周部の内壁に固定されるステータと、
    前記ステータに対して相対回転可能に設けられるロータと、
    前記ロータの回転軸の一方の側で前記モータケースの外側に設けられ、前記ステータ又は前記ロータに巻回されるコイルへ駆動電流を供給するパワーモジュールと、
    前記モータケースの外側で前記パワーモジュールが固定され、前記パワーモジュールの発する熱を吸収するヒートシンクと、
    前記モータケースの前記壁部と前記ヒートシンクとを取り付ける取付手段と、
    前記ステータ又は前記ロータと前記モータケースとの間に設けられ、前記壁部と前記ヒートシンクとを前記取付手段が取り付けるときに発生する異物が前記ステータ又は前記ロータ側に侵入することを抑制するホルダと、を備えることを特徴とする電動装置。
  3. 前記ロータに固定され、前記モータケースの前記壁部に回転可能に支持されるシャフトと、
    前記シャフトの前記ヒートシンク側の端部に設けられる磁石と、
    前記ヒートシンクの前記磁石側に取り付けられる制御基板と、
    前記制御基板に設けられ、前記磁石の生じる磁界の向きに応じた信号を出力する位置センサと、を備え、
    前記モータケースの前記壁部は、前記ロータの回転軸方向に延びる第1筒部を有し、
    前記中間部材の前記接続部は、前記第1筒部に対応するように軸方向に延びる第2筒部を有し、
    前記中間部材の前記当接部の径方向の内壁と前記ヒートシンクの径方向の外壁とは前記位置センサと前記磁石とが所定の位置になるように当接することを特徴とする請求項1に記載の電動装置。
  4. 前記パワーモジュールには、外部から電流が供給される第1コネクタが設けられ、
    前記中間部材は、前記接続部から延びて前記モータケースと前記第1コネクタとの隙間を塞ぐ第1遮蔽部を有することを特徴とする請求項1またはに記載の電動装置。
  5. 前記制御基板には、外部から信号が供給される第2コネクタが設けられ、
    前記中間部材は、前記接続部から延びて前記モータケースと前記第2コネクタとの隙間を塞ぐ第2遮蔽部を有することを特徴とする請求項に記載の電動装置。
  6. 前記中間部材と前記モータケースとは、熱膨張率の近似する材料から形成されていることを特徴とする請求項1又は3〜5のいずれか一項に記載の電動装置。
  7. 前記ヒートシンクには、径方向の外壁から径方向外側に突出し、前記当接部の軸方向の端部に当接する凸部が設けられ、
    前記当接部には、前記凸部に対応する位置で軸方向に延びる爪が設けられ、
    前記爪を周方向に折り曲げることで、前記中間部材と前記ヒートシンクとが接続されることを特徴とする請求項1又は3〜6のいずれか一項に記載の電動装置。
  8. 前記中間部材の前記接続部には軸方向にねじ穴が設けられ、前記ヒートシンクには前記中間部材の前記ねじ穴に対応する位置に軸方向に延びる通孔が設けられ、前記中間部材と前記ヒートシンクとは、前記通孔を通るねじにより接続されることを特徴とする請求項1又は3〜6のいずれか一項に記載の電動装置。
  9. 前記ヒートシンクは、前記中間部材の前記接続部と当接し、前記ヒートシンクと前記中間部材の軸方向の距離を決める受部を有することを特徴とする請求項に記載の電動装置。
  10. 前記ヒートシンクは、径方向の外壁に径方向内側へ凹む凹陥部が設けられ、
    前記当接部は、前記凹陥部の径外側に重なる位置に径方向内側に突出する突起が設けられることを特徴とする請求項1又は3〜6のいずれか一項に記載の電動装置。
  11. 前記ヒートシンクは、前記コイルから前記パワーモジュール側へ取り出される取出線と前記パワーモジュールの端子とが接続される箇所の径方向内側に平面部を有し、
    前記中間部材は、前記当接部が前記平面部と当接することを特徴とする請求項1又は3〜6のいずれか一項に記載の電動装置。
  12. 前記取付手段は、前記モータケースの前記壁部から前記モータケース内に延びるねじ部と、前記ヒートシンク側から前記ねじ部に取り付けられるねじとから構成され、
    前記ホルダは、前記ねじ部の径外側を覆う有底筒状の異物受け部を有することを特徴とする請求項に記載の電動装置。
  13. 前記異物受け部には、粘着物が塗布されることを特徴とする請求項12に記載の電動装置。
  14. 前記取付手段は、前記モータケースの内側に設けられるナットと、前記ヒートシンク側からねじ部に取り付けられるねじとから構成され、
    前記ホルダは、前記ナットを支持する支持部を有することを特徴とする請求項に記載の電動装置。
  15. 前記取付手段は、前記ヒートシンクの前記モータケース側に形成されるねじ穴と、前記モータケースの内側から前記ねじ穴に取り付けられるねじとから構成され、
    前記ホルダは、ねじの軸方向の前記ねじ穴と反対側に設けられることを特徴とする請求項に記載の電動装置。
  16. 前記ホルダは、前記コイルから前記パワーモジュール側へ取り出される取出線を案内する案内部を有することを特徴とする請求項2又は12〜15のいずれか一項に記載の電動装置。
JP2010094787A 2010-04-16 2010-04-16 電動装置 Active JP5719524B2 (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010094787A JP5719524B2 (ja) 2010-04-16 2010-04-16 電動装置
DE102011002027.6A DE102011002027B4 (de) 2010-04-16 2011-04-13 Elektromotorvorrichtung
US13/085,526 US8659193B2 (en) 2010-04-16 2011-04-13 Control device for electric motor
CN201110096364.0A CN102223045B (zh) 2010-04-16 2011-04-14 电机装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010094787A JP5719524B2 (ja) 2010-04-16 2010-04-16 電動装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2011229227A JP2011229227A (ja) 2011-11-10
JP5719524B2 true JP5719524B2 (ja) 2015-05-20

Family

ID=44779497

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2010094787A Active JP5719524B2 (ja) 2010-04-16 2010-04-16 電動装置

Country Status (4)

Country Link
US (1) US8659193B2 (ja)
JP (1) JP5719524B2 (ja)
CN (1) CN102223045B (ja)
DE (1) DE102011002027B4 (ja)

Families Citing this family (44)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5692575B2 (ja) * 2010-12-28 2015-04-01 株式会社デンソー 駆動装置
JP5692588B2 (ja) 2010-12-28 2015-04-01 株式会社デンソー 駆動装置
US9236777B2 (en) * 2011-04-08 2016-01-12 Bison Gear & Engineering Corp. Bobbin wound motor
JP5940276B2 (ja) * 2011-10-24 2016-06-29 アスモ株式会社 モータ
WO2013132584A1 (ja) * 2012-03-06 2013-09-12 三菱電機株式会社 電動パワーステアリング駆動装置
JP5888010B2 (ja) * 2012-03-08 2016-03-16 日産自動車株式会社 インバータモジュール
JP5807846B2 (ja) * 2012-03-29 2015-11-10 株式会社デンソー 駆動装置
JP5853820B2 (ja) * 2012-03-29 2016-02-09 株式会社デンソー 駆動装置
JP2013243337A (ja) * 2012-04-25 2013-12-05 Jtekt Corp 制御装置および同装置を備えるモータユニット
GB201220688D0 (en) * 2012-11-16 2013-01-02 Trw Ltd Improvements relating to electrical power assisted steering systems
JP2015039283A (ja) * 2013-04-02 2015-02-26 アスモ株式会社 回転電機
JP6007877B2 (ja) * 2013-09-19 2016-10-12 株式会社デンソー 車両用回転電機
KR102056251B1 (ko) * 2013-10-04 2019-12-16 엘지이노텍 주식회사 모터
JP5942967B2 (ja) * 2013-11-29 2016-06-29 株式会社デンソー 駆動装置
JP5862645B2 (ja) 2013-11-29 2016-02-16 株式会社デンソー 駆動装置
DE102014201875A1 (de) * 2014-02-03 2015-08-06 Schaeffler Technologies AG & Co. KG Elektromotor mit Haltescheibe und Verfahren zu dessen Montage
CN105993115B (zh) 2014-02-14 2018-06-19 三菱电机株式会社 带有控制装置的旋转电机和电动动力转向装置
JP6049940B2 (ja) * 2014-03-26 2016-12-21 三菱電機株式会社 電動パワーステアリング装置
DE102014213324A1 (de) * 2014-07-09 2016-01-14 Zf Friedrichshafen Ag Elektromechanischer Stellantrieb
JP6160575B2 (ja) * 2014-07-31 2017-07-12 株式会社デンソー 駆動装置、および、これを用いた電動パワーステアリング装置
JP6160576B2 (ja) 2014-07-31 2017-07-12 株式会社デンソー 駆動装置、および、これを用いた電動パワーステアリング装置
JP5999152B2 (ja) * 2014-09-01 2016-09-28 日本精工株式会社 電動モータとその制御装置との接続部品及びこれを用いた電動モータとその制御装置との接続構造、並びに、これを用いた電動パワーステアリング装置、電動アクチュエータ、及び、車両
JP6351750B2 (ja) * 2014-11-14 2018-07-04 三菱電機株式会社 制御ユニットおよびこれを用いた電動パワーステアリング装置
DE102015200866A1 (de) * 2015-01-20 2016-07-21 Zf Friedrichshafen Ag Motoranordnung
KR101652703B1 (ko) * 2015-02-02 2016-09-01 주식회사 세진아이지비 동력전달장치
US10224795B2 (en) * 2015-02-27 2019-03-05 Brose Fahrzeugteile Gmbh & Co. Kommanditgesellschaft Motor assembly
JP2016226176A (ja) * 2015-05-29 2016-12-28 日本電産株式会社 モータ
JP6507887B2 (ja) * 2015-07-01 2019-05-08 株式会社デンソー 駆動装置
FR3043150B1 (fr) * 2015-10-29 2019-10-11 Valeo Systemes Thermiques Groupe moto-ventilateur et installation de chauffage , ventilation et / ou climatisation pour vehicule automobile correspondante
FR3043180B1 (fr) * 2015-10-29 2017-11-24 Valeo Systemes Thermiques Ensemble support moteur et installation de chauffage, de ventilation et/ou de climatisation pour vehicule automobile correspondante
JP2017158223A (ja) * 2016-02-29 2017-09-07 オムロンオートモーティブエレクトロニクス株式会社 電動モータ制御装置
JP6874535B2 (ja) * 2016-08-31 2021-05-19 セイコーエプソン株式会社 ロボット
DE102016221214A1 (de) * 2016-10-27 2018-05-03 Schaeffler Technologies AG & Co. KG Aktor mit Wärmeleitelement
US10848042B2 (en) 2017-02-13 2020-11-24 Milwaukee Electric Tool Corporation Brushless direct current motor for power tools
JP2019030142A (ja) * 2017-07-31 2019-02-21 日本電産テクノモータ株式会社 コネクタ及びコネクタを備えたモータ
US11539258B2 (en) * 2017-08-31 2022-12-27 Nidec Tosok Corporation Electric oil pump
CN212130778U (zh) * 2017-08-31 2020-12-11 日本电产东测有限公司 电动油泵
JP6496794B1 (ja) * 2017-09-28 2019-04-10 Kyb株式会社 部品実装体及び電子機器
JP6878246B2 (ja) * 2017-10-30 2021-05-26 株式会社ミツバ モータユニット
US10886817B2 (en) * 2018-04-24 2021-01-05 GM Global Technology Operations LLC On-axis brushless starter assembly
JP7200585B2 (ja) * 2018-10-09 2023-01-10 株式会社デンソー 回転電機
CN112366877A (zh) * 2019-07-26 2021-02-12 广东威灵电机制造有限公司 一种电机及包括该电机的电器设备
JP7121071B2 (ja) 2020-05-22 2022-08-17 富士電機株式会社 回転電機
CN113765287A (zh) * 2021-09-03 2021-12-07 北京英创汇智科技有限公司 一种双绕组永磁同步电机与控制器的连接方法及装置

Family Cites Families (14)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0984302A (ja) * 1995-09-11 1997-03-28 Mitsubishi Electric Corp 駆動回路内蔵型モータ装置
JPH10266999A (ja) * 1997-03-24 1998-10-06 Nippon Dennetsu Co Ltd モータ駆動ポンプの機械本体への固定装置
JP4054137B2 (ja) * 1999-06-03 2008-02-27 株式会社東京アールアンドデー パワー半導体素子の給電及び放熱装置
JP2003134718A (ja) * 2001-10-19 2003-05-09 Asmo Co Ltd モータ
JP3593102B2 (ja) 2002-01-08 2004-11-24 三菱電機株式会社 電動パワーステアリング装置
EP1363026A3 (en) * 2002-04-26 2004-09-01 Denso Corporation Invertor integrated motor for an automotive vehicle
US7042122B1 (en) * 2002-08-02 2006-05-09 James Dufala Electric motor
JP2005192357A (ja) * 2003-12-26 2005-07-14 Kayaba Ind Co Ltd モータ
JP2006325388A (ja) * 2005-04-21 2006-11-30 Yoshiyuki Mori 小型モータ
US8004135B2 (en) 2007-01-22 2011-08-23 Nidec Motor Corporation Electric motor and controller assembly with integrated sensor device
CN201118372Y (zh) * 2007-11-09 2008-09-17 大连光洋科技工程有限公司 总线式智能电机
JP2008185038A (ja) * 2008-04-04 2008-08-14 Matsushita Electric Works Ltd ポンプ
JP5692575B2 (ja) 2010-12-28 2015-04-01 株式会社デンソー 駆動装置
JP5853820B2 (ja) 2012-03-29 2016-02-09 株式会社デンソー 駆動装置

Also Published As

Publication number Publication date
CN102223045B (zh) 2016-01-20
DE102011002027A1 (de) 2011-12-22
US8659193B2 (en) 2014-02-25
JP2011229227A (ja) 2011-11-10
DE102011002027B4 (de) 2021-09-30
CN102223045A (zh) 2011-10-19
US20110254393A1 (en) 2011-10-20

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5719524B2 (ja) 電動装置
JP5287787B2 (ja) 電動装置
US7021418B2 (en) Electric power steering apparatus
JP5316469B2 (ja) 電動機の駆動装置及びこれを用いた電動装置
US9450476B2 (en) Electric drive unit
JP5748917B2 (ja) 電動式駆動装置および電動式駆動装置の製造方法
JP5764459B2 (ja) 駆動装置
JP5927836B2 (ja) 駆動装置
JP4623125B2 (ja) 電動パワ−ステアリング用電動モ−タ装置および電動パワーステアリング装置
KR101206158B1 (ko) 전동식 파워 스티어링 장치
JP5063722B2 (ja) 電動式駆動装置およびそれを搭載した電動式パワーステアリング装置
JP5561301B2 (ja) 駆動装置およびその製造方法
US9124160B2 (en) Drive unit
JP4479821B2 (ja) 制御装置一体型電動パワーステアリング装置用モータおよび電動パワーステアリング装置
JP2007062433A (ja) 電動式パワーステアリング装置
JP4582182B2 (ja) 電動式パワーステアリング装置
JP5601396B2 (ja) 電動装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20130205

A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A711

Effective date: 20130322

RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20130403

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821

Effective date: 20130322

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821

Effective date: 20130403

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20131212

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20140116

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20140305

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20140916

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20141215

A911 Transfer to examiner for re-examination before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911

Effective date: 20141224

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20150226

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20150323

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5719524

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111

R360 Written notification for declining of transfer of rights

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R360

R360 Written notification for declining of transfer of rights

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R360

R371 Transfer withdrawn

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R371

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313115

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250