JP5638791B2 - 撮像装置 - Google Patents

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Description

本発明は、2次元及び3次元画像の撮影及び表示を可能にする撮像装置に関する。
近年、デジタルカメラなどの撮影機能付き携帯機器は、画像処理を駆使して、様々な苦手撮影シーンを克服している。また、近年、映画産業では、臨場感を重んじた3D(3次元)化の波があり、テレビ業界もそれに追随して3D表示機器は普及傾向にある。
デジタルカメラ等の民生用の撮影機器においても、3D撮影可能な装置が開発されている。画像を立体的情報を含んで撮影記録し、これを再生観察する方式には多種多様な提案がある。例えば、特許文献1においては、レンズからの入射光を複数の光束に分割した後、入射指向性の異なる複数の撮像素子に入射させることにより、視差を有する画像を作成する技術が開示されている。
人間が立体感を得る要因には様々なものがあるが、一般的には、両眼視差、運動視差、両眼輻輳、ピント、相対的な大きさといった情報を元に立体感を得ているといわれている。こうした情報の中で人工的に立体映像を提供する方法では多くの場合、立体感を得るために最も大きい要因となる両眼視差を用いる。
特開2006−165601号公報
このように、立体視を可能にするためには、右目用の画像と左目用の画像、即ち、左右両眼の視点に対応する視差を持った2画像を撮像する必要がある。右目用の画像と左目用の画像とは、視差に応じて相互にずれを有する画像である。このため、カメラ撮影時において3D表示を確認しながら撮影しなければ、所望の視野角が得られるとは限らない。
また、右目用及び左目用のレンズの距離、被写体までの距離等の種々の要因によって、肉眼によって人が知覚する立体感と撮影によって得られる立体感にはずれがある。従って、撮影者が希望する立体感が得られるように撮影を行うためには、カメラ撮影時において3D表示を確認しながらの撮影が必要である。
しかしながら、特許文献1の発明は、3D画像の撮影記録を可能にする技術であり、撮影しながら3D表示を行うことはできない。また、記録された立体画像を3D表示する装置は存在するが、被写体を3D撮影する場合に、撮影しようとする3次元画像を3D表示によって確認しながら、2次元画像の撮像時と同様の容易さで撮影を行う撮像装置は開発されていない。
しかも、従来、3D表示を見る場合には、右目用画像と左目用画像とを夫々右目又は左目に見せるために、視者にメガネ型の装置の装着を強いる必要があった。また、レンティキュラレンズ等を用いて右目又は左目に選択的に右目用画像又は左目用画像を見せる画像分離法では、視者の位置が限定されると共に解像度が低くなってしまう。この方式の表示装置では2D表示時であっても、十分な解像度を得ることはできない。
また、特殊な液晶パネルを用いて、左眼用画像と右目用画像の表示方向を変化させ、時分割方式で左右の画像を交互に表示することによって裸眼立体視を実現するシステムも開発されている。この方式では時分割で表示するために解像度を犠牲にすることはない。しかしながら、この方式では、2D表示時に比べて、フレームレートが1/2に低下してしまう。一般的な人間でも、20msの表示遅延を認知できることから、フレームレートが1/2になると、リアルタイム性が著しく損なわれてしまうという欠点がある。
また、3D撮影の特殊性から、1台の装置で3次元撮影と2次元撮影とを容易に切換え可能な撮像装置も開発されていない。
また、3D画像を作成する場合には、右目用及び左目用のレンズを結ぶ基線が水平となるように撮像系の回転角度を保たなければならず、撮像系を90度回転させて基線を垂直にして撮影した場合には、3D画像を得ることができない。
本発明は、撮影しようとする3次元画像を確認しながら3次元画像の撮影を可能にすると共に、3次元画像及び2次元画像の撮影を容易に行うことができる撮像装置を提供することを目的とする。
本発明の一態様の撮像装置は、本体と、撮像部と、左右の目に対応した左右各々の画像の水平方向の長さが鉛直方向の長さよりも長い横長の左右の画像の撮像を行うことが可能な第1の立体撮影用交換レンズと、左右の目に対応した左右各々の画像の鉛直方向の長さが水平方向の長さよりも長い縦長の左右の画像の撮像を行うことが可能な第2の立体撮影用交換レンズと、通常撮影用交換レンズとを上記本体に対して選択的に取り付け可能な第1の接続部と、左右の目に対応した2つの表示部を有して複数の画像を表示可能な立体画像表示用ファインダと、単一の表示部を有して単一の画像を表示可能な通常画像表示用ファインダとを上記本体に対して選択的に取り付け可能な第2の接続部と、上記第1の接続部に、上記第1の立体撮影用交換レンズ、上記第2の立体撮影用交換レンズまたは上記通常撮影用交換レンズのうちいずれか1つの交換レンズが接続された際には、当該接続された交換レンズからの情報と、上記第2の接続部に、上記立体画像表示用ファインダまたは上記通常画像表示用ファインダのいずれかのファインダが接続された際には、当該接続されたファインダからの情報との情報に基づいて、上記第1の接続部に接続された当該交換レンズを介して上記撮像部によって撮像された撮像画像の、上記第2の接続部に接続された当該ファインダへの表示を制御する表示制御部と、を具備し、上記第1の立体撮影用交換レンズが上記第1の接続部に接続された場合には上記撮像部から左右の目に対応した左右各々の画像の水平方向の長さが鉛直方向の長さよりも長い横長の前記左右の撮像画像を取得可能とする一方、上記第2の立体撮影用交換レンズが上記第1の接続部に接続された場合には上記撮像部から左右の目に対応した左右各々の画像の鉛直方向の長さが水平方向の長さよりも長い縦長の前記左右の撮像画像を取得可能とし、上記表示制御部は、上記第2の接続部に上記立体画像表示用ファインダが接続された状態において上記横長の前記左右の撮像画像が取得された場合は当該画像全体を当該立体画像表示用ファインダに対して表示せしめる一方、上記縦長の撮像画像が取得された場合は当該画像の一部を当該立体画像表示用ファインダに対して表示せしめる。
本発明によれば、撮影しようとする3次元画像を確認しながら3次元画像の撮影を可能にすると共に、3次元画像及び2次元画像の撮影を容易に行うことができるという効果を有する。
本発明の第1の実施の形態に係る撮像装置の回路構成を示すブロック図。 交換レンズ及び電子ファインダが取り付けられた撮像装置の外観を示す説明図。 交換レンズ12及び電子ファインダ13と構図との関係を説明するための説明図。 交換レンズ12及び電子ファインダ13と構図との関係を説明するための説明図。 交換レンズ12に採用される光学系の例を示す説明図。 交換レンズ12に採用される光学系の例を示す説明図。 交換レンズ12に採用される光学系の例を示す説明図。 カメラ制御を示すフローチャート。 図8中のステップS14のファインダ制御の具体的なフローを示すフローチャート。 ステップS23〜S25の処理を具体的に説明するための説明図。 ステップS23〜S25の処理を具体的に説明するための説明図。 ステップS31の処理を具体的に説明するための説明図。 本発明の第2の実施の形態を示すフローチャート。 本発明の第2の実施の形態において採用する交換レンズを説明するための説明図。 撮像素子の撮像面上に設定する右目用及び左目用画像領域を説明するための説明図。 本発明の第3の実施の形態において、交換レンズ12及び電子部品130との接続を説明するための説明図。 本発明の第3の実施の形態を説明するための説明図。 本発明の第3の実施の形態の動作を説明するためのフローチャート。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態について詳細に説明する。
(第1の実施の形態)
図1は本発明の第1の実施の形態に係る撮像装置の回路構成を示すブロック図である。また、図2は交換レンズ及び電子ファインダが取り付けられた撮像装置の外観を示す説明図である。
図2において、撮像装置10は、撮像装置本体11の前面に図示しないレンズマウントを有して交換レンズ12を取り付け可能である。また、撮像装置本体11は上端に図示しないアクセサリーシューを有して電子ファインダ13を取り付け可能である。
(回路構成)
撮像装置10の撮像装置本体11には本体回路部20が内蔵されている。図1に示すように、本体回路部20には、通信部22,23が設けられている。一方、本実施の形態において採用する交換レンズ12には交換レンズ回路部40が内蔵されており、電子ファインダ13には電子ファインダ回路部50が内蔵されている。これらの交換レンズ回路部40及び電子ファインダ回路部50にも夫々通信部42,52が設けられている。本体回路部20の通信部22,23は、夫々、交換レンズ回路部40の通信部42及び電子ファインダ回路部50の通信部52との間で、相互に情報を送受することができるようになっている。
本実施の形態においては、交換レンズ12としては、2つの撮像レンズ12R,12L(図2参照)を有して右目用画像及び左目用画像を撮像可能な3D撮影用のものと、1つの撮像レンズによって2D撮影が可能な2D撮影用のものとのいずれも採用可能である。
交換レンズ回路部40のレンズ制御部41は、レンズ情報を記憶するレンズ情報記憶部43を有している。なお、図1では、交換レンズ回路部40として、2つ撮像レンズ12R,12Lを夫々含む2つのレンズ部44R,44Lを有する3D撮影用の例を示している。レンズ情報としては、レンズ部の個数の情報及び光学系の情報を含む。レンズ制御部41は、本体回路部20に制御されて、レンズ部44R,44Lを駆動して撮像レンズ12R,12Lの絞り、ピント、ズーム等を制御することができるようになっている。
レンズ制御部41の通信部42は、所定の伝送路を介して本体回路部20の通信部22との間で情報の送受を行う。レンズ制御部41は、本体回路部20の通信部22との間の通信が確立すると、レンズ情報記憶部43から読み出したレンズ情報を通信部42によって本体回路部20に送信させることができる。これにより、本体回路部20は、交換レンズ12が2つの撮像レンズ12R,12Lを有することや、各撮像レンズ12R,12Lからの被写体の光学像が後述する撮像素子の撮像面上のいずれの領域に結像するかを認識することができる。
一方、本実施の形態においては、電子ファインダ13としては、2つの表示部55R,55Lを有する表示装置55によって右目用画像及び左目用画像を夫々表示可能な3D表示用のファインダを採用することができる。更に、電子ファインダとしては、1つの表示部のみを有する2D表示用のファインダ等の種々のファインダを採用可能である。なお、図1では、3D表示用のファインダの例を示している。3D表示用の電子ファインダは、図2に示すように、表示部55R,55L同士は、例えば人の両目の間隔に対応して離間して設けられている。なお、表示部55R,55Lは、有機ELやLCDによって構成することができる。
電子ファインダ回路部50のファインダ制御部51には、ファインダ情報記憶部53が設けられる。ファインダ情報記憶部53は、電子ファインダ13の表示装置55に関するファインダ情報を保持している。ファインダ情報によって、表示装置55が1つの表示部を有するか2つの表示部を有するかが示される。
ファインダ制御部51の通信部52は、所定の伝送路を介して本体回路部20の通信部23との間で情報の送受を行う。ファインダ制御部51は、本体回路部20の通信部23との間の通信が確立すると、ファインダ情報記憶部53に記憶されているファインダ情報を通信部52によって本体回路部20に送信させることができる。これにより、本体回路部20は、表示装置55が2つの表示部55R,55Lを有することを認識することができる。
ファインダ制御部51は、本体回路部20から画像情報が与えられると、表示駆動部54によって画像情報に基づく画像信号を生成する。本体回路部20は、表示装置55における表示の仕方についての表示制御情報も出力しており、表示駆動部54は表示制御情報に基づいて画像信号を表示装置55に与えて表示させる。
例えば、表示駆動部54は、本体回路部20から3D表示用の画像情報が与えられると、表示制御情報に基づいて、右目用の画像信号を表示部55Rに与え、左目用の画像信号を表示部55Lに与える。これにより、電子ファインダ13の各表示部55R,55Lを夫々視者の両目で覗くことにより、3D画像の観察が可能である。
本体回路部20は、CCDやCMOSセンサ等の撮像素子によって構成された撮像部24を有している。交換レンズ12からの被写体の光学像は、撮像部24を構成する撮像素子の撮像面に結像するようになっている。この撮像部24は、信号処理及び制御部21によって駆動制御される。信号処理及び制御部21は、撮像部24を構成する撮像素子の撮像面の情報を有している。信号処理及び制御部21は、撮像面の情報及びレンズ情報に基づいて、撮像部24に撮像素子の駆動信号を出力すると共に、撮像素子が光学像を光電変換して得た画像信号を取り込む。また、本体回路部20には、音声収録部25が設けられており、撮像装置10の外部の音を収音して音声信号を信号処理及び制御部21に出力するようになっている。
信号処理及び制御部21は、撮像素子の光電変換によって得られた画像信号に対して、所定の信号処理、例えば、色信号生成処理、マトリックス変換処理、その他各種のデジタル処理を行う。本体回路部20は、画像信号及び音声信号等の記録に際して、符号化処理を施して圧縮した画像情報及び音声情報等を出力することもできるようになっている。
信号処理及び制御部21の左右画像信号生成部21aは、撮像面の情報及びレンズ情報に基づいて、撮像部24の撮像面に、レンズ部44R,44Lからの入射光の範囲に応じた画像領域を設定するようになっている。例えば、レンズ情報によって交換レンズが2つのレンズ部を有することが示された場合には、左右画像信号生成部21aは、撮像部24の撮像面を、各レンズ部からの入射光の入射範囲に応じて夫々右目用画像領域と左目用画像領域とに分割し、各画像領域からの画像信号を右目用画像信号又は左目用画像信号として信号処理を行うようになっている。
なお、左右画像信号生成部21aは、撮像面の情報及びレンズ情報だけでなく、絞り、ズーム処理等の処理に応じて画像領域を設定してもよい。
また、本体回路部20には、時計部27、操作判定部28も配設されている。時計部27は信号処理及び制御部21が用いる時間情報を発生する。操作判定部28は、撮像装置10に設けられた図示しないレリーズスイッチや撮影モード設定等の各種スイッチに対するユーザ操作に基づく操作信号を発生して、信号処理及び制御部21に出力するようになっている。信号処理及び制御部21は、操作信号に基づいて、各部を制御する。
また、本体回路部20には、記録再生部26及び本体表示部30が設けられている。記録再生部26は、信号処理及び制御部21からの画像情報及び音声情報を図示しない記録媒体に記録することができるようになっている。なお、記録再生部26としては例えばカードインターフェースを採用することができ、記録再生部26はメモリカード等に画像情報及び音声情報等を記録可能である。また、記録再生部26は、記録媒体に記録された画像情報及び音声情報を読み出して信号処理及び制御部21に供給することができる。信号処理及び制御部21は、記録再生部26からの画像情報及び音声情報を復号化して、画像信号及び音声信号を得ることができるようになっている。
本体表示部30は、撮像部24からの撮像画像や記録再生部26からの再生画像が信号処理及び制御部21から供給されて、これらの画像表示を行うことができる。また、本体表示部30は信号処理及び制御部21に制御されて、撮像装置10の操作を行うためのメニュー表示等を表示することもできるようになっている。
更に、本実施の形態においては、本体回路部20には、縦横検知部29が設けられている。縦横検知部29は、撮像装置本体11の向きを検知することができるようになっており、検知結果の縦横検知情報を信号処理及び制御部21に出力する。
信号処理及び制御部21は、本体回路部20内の各部を制御すると共に、通信部22,23を介して交換レンズ12及び電子ファインダ13を制御することができる。信号処理及び制御部21は、交換レンズ12からのレンズ情報、電子ファインダ13からのファインダ情報及び縦横検知情報に基づいて、表示制御情報を生成して最適なファインダ表示を行うようになっている。
図3及び図4は交換レンズ12及び電子ファインダ13と構図との関係を説明するための説明図である。
図3(a)は図1及び図2に対応する撮像装置10、交換レンズ12及び電子ファインダ13を示している。撮像装置本体11の前面の図示しないレンズマウントには交換レンズ12が取り付けられている。交換レンズ12は2つの撮像レンズ部12R,12Lを有する3D撮影用である。撮像装置本体11の上端にはアクセサリーシュー61が設けられている。電子ファインダ13は、アクセサリーシュー61に着脱自在に取り付けるための取付部65を有する。取付部65には、2つの表示部55R,55Lを保持する保持部66が回動自在に取り付けられている。
アクセサリーシュー61には、本体回路部20の通信部23を構成する接点部62が設けられており、電子ファインダ13の取付部65をアクセサリーシュー61に取り付けることにより、接点部62は取付部65に設けた図示しない接点部と電気的に接続されるようになっている。取付部65の接点部62は電子ファインダ回路部50の通信部52を構成する。
電子ファインダ13は、通信部52によって、保持部66が取付部65に対していずれの回転位置にあるかを示す情報、即ち、表示部55R,55Lを結ぶ線が撮像装置本体11に対してどのような角度にあるかを示す情報を、本体回路部20に送信することができるようになっている。
図4(a)は電子ファインダ13をアクセサリーシュー61に取り付けた状態において、ユーザが撮像装置本体11を水平に把持して撮影を行う状態を示している。即ち、図4(a)は撮像装置本体11を水平に構えた横構図撮影の例を示している。この場合には、図3(a)に示すように、撮像レンズ12R,12Lを結ぶ基線は水平となり、3D撮影が可能である。ユーザは各表示部55R,55Lに設けた接眼部67R,67Lに目を対向させた状態で撮影を行う。
図3(a),図4(a)の例では、本体回路部20の縦横検知部29によって、撮像装置本体11が水平に構えられていることが検知される。本体回路部20の信号処理及び制御部21は、レンズ情報によって交換レンズ12が2つのレンズ部44R,44Lを有することを認識する。左右画像信号生成部21aは、レンズ情報に基づいて、撮像部24の撮像素子の撮像面の右目用画像領域及び左目用画像領域を設定する。
左右画像信号生成部21aは、各画像領域から読み出した信号に基づいて右目用画像及び左目用画像を生成する。これらの右目用画像及び左目用画像は、電子ファインダ13のファインダ制御部51に供給される。ファインダ制御部51は、右目用画像を表示部55Rに与え、左目用画像を表示部55Lに与える。こうして、視者が電子ファインダ13の接眼部67R,67Lを覗くことにより、撮像レンズ12R,12Lによって取り込まれた被写体光学像に基づく3D表示を観察することができる。
図3(b)は図1及び図2に対応する撮像装置10及び電子ファインダ13と交換レンズ70とを示している。交換レンズ70は、撮像レンズ71を含む1つのレンズ部を有する。交換レンズ70は、撮像装置本体11の前面の図示しないレンズマウントに取り付けられている。
交換レンズ70は、図1の交換レンズ回路部40と同様の交換レンズ回路部を有しており、レンズ情報を本体回路部20に送信することができる。また、交換レンズ70は、本体回路部20によって、撮像レンズ71の絞り、ピント、ズーム等が制御されるようになっている。
図3(b)では、表示部55R,55L同士を結ぶ線が水平となるように、取付部65に対して、保持部66を図3(a)の状態から90度回転させた状態を示している。
図4(b)は図3(b)の状態で、ユーザが撮像装置本体11を把持して撮影を行う様子を示している。即ち、図4(b)は撮像装置本体11を垂直に構えた縦構図撮影の例を示している。この場合には、3D撮影を行うことはできないので、図3(b)に示すように、1つの撮像レンズ71のみを有する交換レンズ70を使用する。
縦構図撮影においても、各表示部55R,55Lに設けた接眼部67R,67Lを結ぶ線は水平であるので、ユーザは正立したまま接眼部67R,67Lに目を対向させて撮影を行うことができる。
図3(b),図4(b)の例では、本体回路部20の縦横検知部29によって、撮像装置本体11が垂直に構えられていることが検知される。本体回路部20の信号処理及び制御部21は、レンズ情報によって交換レンズ70が1つの撮像レンズ71を有することを認識する。左右画像信号生成部21aは、レンズ情報に基づいて、撮像部24の撮像素子の撮像面に1つの画像領域を設定して、この領域から画像信号を生成する。この画像信号は、電子ファインダ13のファインダ制御部51に供給される。ファインダ制御部51は、画像信号を表示部55R,55Lに与える。こうして、視者が電子ファインダ13の接眼部67R,67Lを覗くことにより、撮像レンズ71によって取り込まれた被写体光学像に基づく2D表示を両目で観察することができる。
また、信号処理及び制御部21は、記録再生部26から再生した3D画像及び2D画像を電子ファインダ13に与えて、3D表示又は2D表示を行うことも可能である。
なお、信号処理及び制御部21は、撮像して得た画像信号を本体表示部30に与えて表示させることも可能である。図4(c)に示すように、動画撮影時等においては、例えば撮像装置本体11の背面に設けた本体表示部30によって撮像画像を観察しながら撮影を行うこともできる。
(光学系)
図5乃至図7は交換レンズ12に採用される光学系の例を示す説明図である。図6及び図7の例は、特開平8−171151号公報及び特開2004−4869号公報に開示されたものである。
図5は撮像装置10を上方側から見た光学系と撮像素子との位置関係を示している。図5では、交換レンズ12は、レンズ部44R,44Lを夫々構成する光学系として、右目用光学系81R及び左目用光学系81Lを採用した例を示している。撮像装置本体11には、これらの光学系81R,81Lに対向して撮像部24を構成する撮像素子82の撮像面82aが設けられている。
撮像素子82の撮像面82aの水平方向右側には、左目用画像領域が設定され、撮像面82aの水平方向左側には、右目用画像領域が設定される。撮像レンズ12Rを入射した光は、右目用光学系81Rを介して撮像面82aの水平方向左側に設けられた右目用画像領域に結像する。また、撮像レンズ12Lを入射した光は、左目用光学系81Lを介して撮像面82aの水平方向右側に設けられた左目用画像領域に結像する。
図6及び図7は光学系の他の例を示している。図6及び図7の例は横長の3D画像を写し込むようにした場合における光学系を示しており、図6(a)及び図7(a)は平面状態を、図6(b)及び図7(b)は夫々図6(a)及び図7(a)の下面から見た状態を示している。なお、図6及び図7においては、撮像装置本体11に設けられた撮像部24の撮像素子として撮像素子102が採用されるものとして説明する。
図6において、反射鏡104,105は撮像装置本体11に固定されたホルダ106に回転可能に取り付けられている。反射鏡104,105の反射面は各々同一平面上で回転できるようになっている。反射鏡104と反射鏡105との間には、一定の間隙が設けられ、そこに隔壁103の先端部が挿入されるようになっている。従って、隔壁103が回転された場合には、それによって反射鏡104,105が回転する。
一組の反射光学系である反射鏡111と反射鏡104とは、被写体(右側の被写体像)からの光が反射鏡111に入射した後該反射鏡111の反射面で反射し、次に反射鏡104に入射した後該反射鏡104の反射面で反射され、上側の撮像面102aに結像されるように入射側から順次光学的に配置されている。このとき反射鏡104の反射面と反射鏡111の反射面とは、撮像面102aに像を結ぶことができる程度の略平行であることがよい。また、もう一組の反射光学系である反射鏡112と反射鏡105についても、反射鏡111と反射鏡104の場合と同様に被写体(左側の被写体像)からの光が下側の撮像面102aに結像されるように入射側から順次光学的に配置されている。
凸レンズ109は反射鏡111と反射鏡104との間に配置され、右側からの被写体像が反射鏡104を介して上側の撮像面102aに結像させるためのものである。従って、凸レンズ109は反射鏡111からの射出光の光軸に沿って配置される。また、凸レンズ110は、凸レンズ109と同様に、反射鏡112と反射鏡105との間に配置される。なお、反射光学系に反射鏡を用いているが、反射鏡に代えてプリズムその他反射光学素子を用いるようにしても差し支えない。また、凸レンズ109,110をそれぞれ単レンズで示しているが、それらを複数枚のレンズで構成できることは言うまでもない。更に、反射鏡111と凸レンズ109とを反射鏡111と凸レンズ109との作用を合わせ持つ凸面を有するプリズムとすることもできる。
また、図6(a)に示す入射側の左右の光軸113,114の間隔Sは、人間の眼幅を基準にし、被写体の大きさや距離を考慮して所定の値に選ばれている。光軸113,114上の物体をそれぞれ撮像面102aの中心に結像させるようにするために、図6(b)に示すように、凸レンズ109,110を通る光軸115,116が水平線Hに対して所定の角度θだけ傾けられている。この角度θは、tanθ=a/Sの式から算出される。このようにして、凸レンズ109,110をそれぞれ2つの反射鏡104,111及び105,112の間に配置したことにより、横方向に広い画角の被写体を撮像面102aに写し込むことが可能になる。
このような構成の光学系においては、視差を有する被写体像の光束が、左右に設けられた各反射光学系にそれぞれ入射し、各反射光学系内にある2つの反射面によって反射され、一方の光束は隔壁103によって分割された撮像面102aの上半分の右目用画像領域を露光し、他方の光束は下半分の左目用画像領域を露光する。
これらの右目用画像領域からの信号を右目用画像信号として取り出し、左目用画像領域からの信号を左目用画像信号として取り出すことで、3D画像を得ることができる。
上記の構成において、反射鏡104,105を回転させ、更に別のサイズの3D画像をも得ることを可能にしている。即ち、図6の状態から反射鏡104,105をそれぞれの90度回転させた状態を図7に示している。この場合においては当然のことながら、反射鏡111,112の回転に連動させて、凸レンズの位置を移動させている。
(作用)
次に、このように構成された実施の形態の作用について図8及び図9を参照して説明する。図8はカメラ制御を示すフローチャートであり、図9は図8中のステップS14のファインダ表示制御の具体的なフローを示すフローチャートである。
図8のステップS1において、信号処理及び制御部21は撮影モードであるか否かを判定する。いま、撮影モードが指示されているものとする。この場合には、信号処理及び制御部21は、ステップS2において、オートフォーカス制御(AF)を行い、撮像部24からの信号を取り込んで信号処理して、画像信号を生成する。
また、撮影モードが指示されている場合には、信号処理及び制御部21はステップS3において電子ファインダが接続されているか否かを判定する。
いま、撮像装置本体11のアクセサリーシュー61に電子ファインダが接続されていないものとする。この場合には、信号処理及び制御部21は、生成した画像信号を本体表示部8に出力して、撮像画像を表示させる(ステップS4)。
次に、信号処理及び制御部21は、ステップS5において撮影開始が指示されたか否かを判定する。撮影開始が指示されていない場合には、信号処理及び制御部21はステップS18において電源オフ操作が行われたか否かを判定し、電源オフ操作が行われていない場合には、処理をステップS1に戻す。なお、電源オフ操作が行われ場合には、ステップS19において電源をオフにする。
ステップS5において、ユーザが撮影開始を指示したものと判定された場合には、信号処理及び制御部21は、動画撮影を行う(ステップS6)。なお、図8では本体表示部30への表示モードにおいては、撮影開始の指示によって動画撮影を行うものとして説明したが、静止画撮影を行うようにしてもよい。
撮影終了の指示が行われると、信号処理及び制御部21は、処理をステップS7からステップS8に移行して、画像ファイル化を行う。即ち、信号処理及び制御部21は、撮影と同時に、生成した画像信号の符号化処理を行って画像情報を記録再生部26から記録媒体に転送しており、撮影終了の指示によって、記録再生部26に転送した画像情報をファイル化させる。
次に、ステップS1において再生モードが指示されたことが判定されるものとする。この場合には、信号処理及び制御部21は、ステップS9から処理をステップS10に移行して、記録再生部26に記録されたファイルの一覧の情報を読み出し、ファイル一覧表示を本体表示部30に表示させる。
ファイル一覧の表示時に、ユーザがファイル選択を行うと(ステップS11)、信号処理及び制御部21は、選択されたファイルを記録再生部26を介して読み出し、復号化処理を行って、画像信号及び音声信号を再生する。信号処理及び制御部21は、再生した画像信号及び音声信号を本体表示部30に与えて表示させる(ステップS12)。
なお、ファイル一覧表示時に、終了操作が行われた場合には、信号処理及び制御部21は、処理をステップS11からステップS13に移行して再生モードを終了する。
本実施の形態においては、電子ファインダからのファインダ情報及び交換レンズからのレンズ情報並びに縦横検知部29からの縦横検知情報に基づいて、撮像画像の表示を制御するようになっている。
即ち、ステップS3において、信号処理及び制御部21は、電子ファインダが接続されているものと判定すると、ステップS14に移行してファインダ表示制御を行う。
ファインダ表示制御においては、図9のステップS21において、信号処理及び制御部21は、接続された電子ファインダが3D用か否かを判定する。いま、撮像装置本体11のアクセサリーシュー61に電子ファインダ13が接続されているものとする。信号処理及び制御部21は、電子ファインダ13の通信部52及び本体回路部20の通信部23を介してファインダ情報を取り込む。このファインダ情報によって、信号処理及び制御部21は、電子ファインダ13が2つの表示部55R,55Lを有することを認識する。
次に、信号処理及び制御部21は、ステップS22において、交換レンズが3D用の交換レンズであるか否かを判定する。いま、撮像装置本体11のレンズマウントに交換レンズ12が接続されているものとする。信号処理及び制御部21は、交換レンズ12の通信部42及び本体回路部20の通信部22を介してレンズ情報を取り込む。このレンズ情報によって、信号処理及び制御部21は、交換レンズ12が2つの撮像レンズ12R,12Lを夫々含むレンズ部44R,44Lを有することを認識する。
この場合には、信号処理及び制御部21は、ステップS23において、右目用及び左目用画像信号を読み出す。即ち、信号処理及び制御部21の左右画像信号生成部21aは、レンズ情報に基づいて、各レンズ部44R,44Lによる入射光に応じた右目用画像領域及び左目用画像領域を設定する。左右画像信号生成部21aは、各画像領域から右目用画像信号及び左目用画像信号を読み出す。
次に、信号処理及び制御部21は、ステップS24において、右目用画像及び左目用画像の拡大、縮小処理及び枠画像の生成処理を行う。右目用画像及び左目用画像の画像サイズは、撮像部24の撮像素子の撮像面のサイズ及び光学系による入射範囲に応じたものとなる。このため、右目用及び左目用画像の画像サイズは、電子ファインダ13の表示部55R,55Lの画像サイズと異なることが考えられる。そこで、信号処理及び制御部21は、右目用及び左目用画像の画像サイズを表示部55R,55Lの画像サイズに合わせて拡大、縮小処理を行う。また、右目用及び左目用画像と表示画像のアスペクト比に応じた枠画像を生成し、拡大、縮小した右目用及び左目用画像に重畳する。
信号処理及び制御部21は生成した右目用及び左目用画像信号を、通信部23,52を介して電子ファインダ13のファインダ制御部51に与える。ファインダ制御部51は、表示駆動部54を制御して、右目用画像信号を表示部55Rに与え、左目用画像信号を表示部55Lに与え(ステップS25)、処理をメインルーチンに戻す。こうして、電子ファインダ13の表示装置55において、光学レンズ12を介して取り込んだ被写体光学像に基づく3D表示が行われる。
図10及び図11はステップS23〜S25の処理を具体的に説明するための説明図である。図10及び図11は、撮像部24の撮像素子の撮像面90によって夫々横長の撮像画像が得られる例、縦長の撮像画像が得られる例を示している。
図10(a)の撮像面90には、右目用画像領域91R及び左目用画像領域91Lが設定されている。これらの画像領域91R,91Lは、例えば、交換レンズのレンズ部として図6に示す光学系を採用することで得られる。
図11(a)の撮像面90には、右目用画像領域95R及び左目用画像領域95Lが設定されている。これらの画像領域95R,95Lは、例えば、交換レンズのレンズ部として図7に示す光学系を採用することで得られる。
図10(a)及び図11(a)の比較から明らかなように、図10(a)の各画像領域91R,91Lは図11(a)の各画像領域95R,95Lに比べて横長である。このように、図10(a)では撮像面90から横長の撮像画像が得られ、図11(a)では撮像面90から縦長の撮像画像が得られる。
例えば、図6に示す光学系が採用された場合には、信号処理及び制御部21は、ステップS23において、図10(a)に示す右目用及び左目用画像領域91R,91Lの設定を行うことになる。
また、例えば、図7に示す光学系が採用された場合には、信号処理及び制御部21は、ステップS23において、図11(a)に示す右目用及び左目用画像領域95R,95Lの設定を行う。
図10(b)は画像領域91R,91Lから読み出した右目用画像及び左目用画像を電子ファインダの表示部55R,55Lに表示する例を示している。表示部55Rの表示領域92Rには中央に右目用画像表示領域93Rが設けられ、上下部に枠画像領域94Rが設けられている。画像領域91Rから読み出された右目用画像は表示部55Rの表示領域92Rの右目用画像表示領域93Rに表示される。
同様に、表示部55Lの表示領域92Lには中央に左目用画像表示領域93Lが設けられ、上下部に枠画像領域94Lが設けられている。画像領域91Lから読み出された左目用画像は表示部55Lの表示領域92Lの左目用画像表示領域93Lに表示される。
図11(b)は画像領域95R,95Lから読み出した右目用画像及び左目用画像を電子ファインダの表示部55R,55Lに表示する例を示している。
仮に、画像領域95R,95Lから読み出した画像の全域を拡大縮小して表示部55R,55Lの表示領域92R,92Lに表示しようとすると、表示領域92R,92Lの左右に比較的幅広の枠画像を形成し、表示領域92R,92Lの中央の比較的狭い領域に右目用及び左目用画像が表示されることになる。
そこで、画像の見易さ、臨場感等を考慮して、図11(b)に示すように、画像領域95R,95Lから読み出した画像の上下方向中央の一部のみを、表示領域92R,92Lの全域に表示する表示方法が採用される。
即ち、信号処理及び制御部21は、画像領域95R,95Lから読み出した画像を拡大した画像95R’及び画像95L’の上下方向中央の画像部分を表示部55R,55Lに表示させる。
これによって左右の目で見たときの左右方向への広がりを優先し、見やすい画像にできる。また、撮った写真をワイドTV等に表示することを考慮しても、このようなファインダ表示確認の方が実際に即している。
ここで、ユーザがこの3D表示を観察しながら、静止画像の撮影を指示するものとする。そうすると、信号処理及び制御部21は、図8のステップS15から処理をステップS17に移行して静止画撮影を行う。即ち、信号処理及び制御部21は、撮影指示タイミングにおける右目用及び左目用画像の静止画像を圧縮処理して、記録再生部26により記録媒体に記録させる(ステップS8)。また、信号処理及び制御部21は、この右目用及び左目用画像の静止画像を一定時間表示部55R,55Lに表示させる。
また、ユーザがこの3D表示を観察しながら、動画像の撮影を指示するものとする。この場合には、信号処理及び制御部21は、ステップS15,S16からステップS6に移行して動画像撮影を行う。
このようにして、撮影時において、3D表示を確認しながら、3Dの静止画及び動画像を撮影することができる。
更に、本実施の形態においては、交換レンズとして2D撮影用のものを用いることができる。いま、交換レンズとして図3(b)に示す交換レンズ70が取り付けられているものとする。この場合には、信号処理及び制御部21は、ステップS22から処理をステップS26に移行して縦構図撮影を行う状態になっているか否かを判定する。
即ち、信号処理及び制御部21は、縦横検知部29からの縦横検知情報に基づいて、撮像装置本体11の姿勢が水平向きであるか垂直向きであるかを判定する。いま、撮像装置本体11の姿勢が水平向き(横構図撮影の状態)であるものとする。この場合には、信号処理及び制御部21は、撮像して得た画像信号をそのままファインダ制御部51に出力する。ファインダ制御部51の表示駆動部54は、信号処理及び制御部21からの表示制御情報に基づいて、画像信号を2つの表示部55R,55Lに与える。これにより、表示部55R,55Lに、撮像レンズ71を介して取り込まれた被写体光学像に基づく同一の画像が表示される(ステップS29)。
ここで、撮像装置本体11の姿勢が、図3(b)に示すように、垂直向きであるものとする。なおこの場合には、電子ファインダ13は、表示部55R,55L同士を結ぶ線が水平になっているものとする。
この場合には、信号処理及び制御部21は、ステップS27において、縦横検知情報に基づいて、撮像装置本体11の姿勢の回転角度が90度、270度のいずれであるかを判定する。そして、信号処理及び制御部21は、縦横検知情報に基づいて、撮像して得た画像を90度又は270度回転させて、撮像画像の上下と電子ファインダ13の表示部55R,55L上に表示する画像の上下とを一致させる。
次に、信号処理及び制御部21は、ステップS28において、右目用画像及び左目用画像の拡大、縮小処理及び枠画像の生成処理を行う。こうして、撮像画像のサイズ及びアスペクト比を表示画像のサイズ及びアスペクト比に一致させる。こうして、枠画像を含む撮像画像は、ステップS29において、表示部55R,55Lに供給されて表示される。
更に、本実施の形態においては、電子ファインダとして2D表示用のものを用いることができる。いま、電子ファインダとして2D表示用の電子ファインダが取り付けられているものとする。この場合には、信号処理及び制御部21は、ステップS21から処理をステップS30に移行して交換レンズが3D撮影用のものであるか否かを判定する。
交換レンズが2D撮影用である場合、即ち、交換レンズ及び電子ファインダが2D用である場合には、信号処理及び制御部21は、ステップS31において、撮像画像に基づく画像信号をそのまま2D用の電子ファインダの表示部に与えて表示させる。これにより、撮像された2次元画像が電子ファインダによって表示される。
交換レンズが3D撮影用である場合、即ち、撮像部24において右目用及び左目用画像が撮像された場合には、信号処理及び制御部21は、ステップS32において、左目用画像信号を表示部55R,55Lに与えて表示させる。これにより、表示部55R,55Lの双方に左目用画像が表示される。なお、ステップS32においては、右目用画像信号を表示部55R,55Lに与えるようにしてもよいことは明らかである。また、ステップS32において、ユーザが縦構図撮影を行うことも考えられる。この場合には、信号処理及び制御部21は、縦横検知情報に基づいて、左目用画像と表示画像との上下が一致するように、左目用画像を90度回転させて表示部55R,55Lに表示させるようにしてもよい。
図12はステップS31の処理を説明するための説明図である。図12(a)は撮像部24として縦長の撮像面96を有する撮像素子を採用した例を示している。図12(a)の撮像面96によって得られる画像は、拡大縮小処理された後、図12(b)に示すように、表示部55R,55Lの表示領域92R,92Lに、画像97として表示される。
このように本実施の形態においては、撮影時において、3D表示を確認しながら、3Dの静止画及び動画像を撮影することができる。また、本実施の形態においては、3D撮影、2D撮影が可能であると共に、その切換えが極めて容易である。更に、電子ファインダが3D用、2D用のいずれであっても、それに適した表示が可能である。即ち、交換レンズが3D用、2D用のいずれであっても、また、電子ファインダが3D用、2D用のいずれであっても、それらの組み合わせに応じて、適切な表示が可能である。
また、上述した特許文献1の発明では、2組の撮像部を用いて3D画像を生成する方式であり、2組の撮像素子間で得た画像を時間的に同期させる必要がある。同期が取れていない左右の画像では上手く立体視を行うことが出来ない。特に動体を撮影した場合には、時系列のずれた左右の画像が発生しやすい。
これに対し、本実施の形態においては、単一の撮像部を用いることによってこの問題を安価に解決することが可能である。
(第2の実施の形態)
図13は本発明の第2の実施の形態を示すフローチャートである。図13において図9と同一の手順には同一符号を付して説明を省略する。本実施の形態のハードウェア構成は図1及び図2の第1の実施の形態と同様である。本実施の形態は交換レンズの種類に応じた表示制御を行う点が第1の実施の形態と異なるのみである。
第1の実施の形態における3D撮影においては、1つの撮像素子の撮像面上に2つの画像領域を設定して、各領域から夫々右目用画像と左目用画像とを得る。この場合において、交換レンズのレンズ部として図6に示す光学系を採用すると横長の画像が得られ、図7に示す光学系を採用すると縦長の画像が得られる。撮像素子の撮像面を有効に利用することを考慮した場合には、図6に示す光学系を利用した方がよい。この場合でも、一般的な2D用の撮像素子を採用すると、得られる右目用画像及び左目用画像は横長の画像である。
これらの右目用及び左目用画像に比べると、電子ファインダの表示部の表示領域は若干縦長である。従って、撮像素子の撮像面の上下に右目用及び左目用画像領域を設定する場合には、レンズ部の光学系を適宜設定すると共に、撮像素子の撮像面を縦長に配置した方が、撮像面を有効に利用することができることになる。
そこで、本実施の形態においては、撮像素子が水平方向に長手(横長)に配置されているか垂直方向に長手(縦長)に配置されているかに基づいて、交換レンズを切換えると共にファインダ表示制御を行うようになっている。図14は本実施の形態において採用する交換レンズを説明するための説明図である。
図14(a)は撮像装置本体11の図示しないレンズマウントに、交換レンズ121を取り付けた状態を示している。交換レンズ121は、取付部122によって光軸を中心に回動自在に取り付けられている。交換レンズ121は右目用画像及び左目用画像を撮像可能にする撮像レンズ121R,121Lを有している。交換レンズ121を撮像装置本体11に対して回転させることにより、撮像装置本体11が横構図撮影の回転位置に位置する場合及び縦構図撮影の回転位置に位置する場合のいずれの場合にも、撮像レンズ121R,121L同士を結ぶ基線を水平に維持することができる。
図14(b)は撮像装置本体11の図示しないレンズマウントに、交換レンズ123を取り付けた状態を示している。交換レンズ123は、取付部122によって光軸を中心に回動自在に取り付けられている。交換レンズ123は右目用画像及び左目用画像を撮像可能にする撮像レンズ123R,123Lを有している。交換レンズ123を撮像装置本体11に対して回転させることにより、撮像装置本体11が横構図撮影の回転位置に位置する場合及び縦構図撮影の回転位置に位置する場合のいずれの場合にも、撮像レンズ123R,123L同士を結ぶ基線を水平に維持することができる。
本実施の形態においては、交換レンズ123は、交換レンズ121に比べて、撮像素子の撮像面上の広い領域に、被写体像を結像させることができるようになっている。
図13のステップS21,S22において、電子ファインダ及び交換レンズが3D用であると判定された場合には、信号処理及び制御部21は、次のステップS41において、撮像素子が横長に配置されているか否かを判定する。
いま、撮像装置本体11が図14(a)に示す横構図撮影の状態になっている場合に、撮像素子の撮像面が横長に配置されているものとする。この場合には、撮像装置本体11を縦構図撮影の状態にすると、撮像素子の撮像面は縦長に配置される。なお、縦構図撮影の状態であっても、撮像レンズ121R,121L同士及び撮像レンズ123R,123L同士を結ぶ基線を水平に維持することにより、3D撮影が可能である。
信号処理及び制御部21は、横構図撮影の状態になっている場合には、ステップS42において横構図撮影用の画像領域を設定し、縦構図撮影の状態になっている場合には、ステップS43において縦構図用の画像領域を設定する。
図15は撮像素子の撮像面上に設定する右目用及び左目用画像領域を説明するための説明図である。図15(a)は横構図撮影時の画像領域を示し、図15(b)は縦構図撮影時の画像領域を示している。
図15(a)は横構図撮影時における撮像素子の撮像面125を示している。撮像面125上には、信号処理及び制御部21によって、右目用画像領域126R及び左目用画像領域126Lが設定される。
図15(a)においては、撮像面125の上下に右目用及び左目用画像領域126R,126Lを配置するので、どうしても縦に狭い画像となる。このため、高い被写体を3D撮影する場合には、十分な撮影範囲をカバーすることができない。
そこで、上下方向に十分な撮影範囲を確保したい場合には、縦構図撮影を採用する。即ち、この場合には、交換レンズ123を用い、撮像レンズ123R,123L同士を結ぶ基線を水平に維持した状態で、撮像装置本体11を縦構図撮影の状態にする。これにより、撮像素子の撮像面125は、縦長の撮像面125’となる。
この場合には、撮像面125’上には、右目用画像領域127R及び左目用画像領域127Lが設定される。右目用画像領域127R及び左目用画像領域127Lでは、交換レンズ123による結像範囲が広いので、破線にて示す撮像画像の全てを得ることはできない。しかし、左右方向両端の画像部分は犠牲になるが、建物などを3D描写するには相応しい縦横比の画像を得ることができる。
ステップS44において、信号処理及び制御部21は、拡大縮小処理を行う。こうして、拡大縮小処理後の右目用画像及び左目用画像が電子ファインダ13の表示部55R,55Lに表示される(ステップS25)。
一方、図13のステップS21,S30において、電子ファインダが2D表示用で交換レンズが3D用であると判定された場合には、信号処理及び制御部21は、次のステップS46において、撮像素子が横長に配置されているか否かを判定する。信号処理及び制御部21は、横構図撮影の状態になっている場合には、ステップS47において横構図撮影用の画像領域を設定し、縦構図撮影の状態になっている場合には、ステップS48において縦構図用の画像領域を設定する。
次に、信号処理及び制御部21は、ステップS49において、中間画像を作成する。例えば、信号処理及び制御部21は、右目用画像と左目用画像の対応点を推定し、これらの画像の中間を補うための画像を生成する。そして、信号処理及び制御部21は、ステップS50において、中間画像を表示部55R,55Lに表示させる。
なお、ステップS22,S30において交換レンズが2D用と判定された場合の処理は図9と同様であり、説明を省略する。この場合には、2D用の撮像レンズ71(図3(b)参照)によって撮像された画像を、左右の表示部55R,55Lに表示すればよい。
このように本実施の形態においても第1の実施の形態と同様の効果が得られると共に、撮像素子の長手方向の向き及び交換レンズの種類に応じた画像領域の設定及び拡大、縮小処理を行うことが可能である。また、3D画像を2D表示する場合において、3D画像の特徴を利用した表示が可能となる。
なお、本実施の形態では、横構図撮影時に撮像面が横長となる撮像素子を採用する例について説明したが、横構図撮影時に縦長となる撮像面を有する撮像素子を採用してもよい。この場合には、撮像装置本体を90度回転させることなく、撮像素子を有効に活用した3D撮像が可能であることは明らかである。
(第3の実施の形態)
図16乃至図18は本発明の第3の実施の形態に係り、図16は交換レンズ12及び電子部品130との接続を説明するための説明図であり、図17は使用方法を説明するための説明図であり、図18は動作フローを示すフローチャートである。図16において図3と同一の構成要素には同一符号を付して説明を省略する。
本実施の形態のハードウェア構成は図1及び図2の第1の実施の形態と同様である。本実施の形態は電子ファインダ13に代えて電子部品130を取り付けて使用する点が第1の実施の形態と異なるのみである。
電子部品130は、取付部131、信号ケーブル132及び電子メガネ133によって構成されている。取付部131は、撮像装置本体11上端のアクセサリーシュー61に、着脱自在に取り付けられるようになっている。取付部131をアクセサリーシュー61に取り付けることにより、接点部62が取付部131に設けた図示しない接点部と電気的に接続される。これにより、本体回路部20(図1参照)の通信部23は、信号ケーブル132を介して電子メガネ133との間で信号の送受が可能である。
電子メガネ133は、左右の目に対応した位置に、電子シャッタ133R,133Lを有している。電子シャッタ133R,133Lは、信号処理及び制御部21に制御されて、相互に独立して、目に入る光の量を制限することができるようになっている。
また、本実施の形態においては、信号処理及び制御部21は、右目用画像信号及び左目用画像信号を時分割で交互に本体表示部30に供給するようになっている。これにより、本体表示部30には、右目用画像と左目用画像とが時分割で交互に表示される。
信号処理及び制御部21は、本体表示部30の表示に同期させて、電子メガネ133の電子シャッタ133R,133Lを制御する。即ち、信号処理及び制御部21は、右目用画像が本体表示部30に表示されているタイミングにおいて電子シャッタ133Lの入射光を遮り、左目用画像が本体表示部30に表示されているタイミングにおいて電子シャッタ133Rの入射光を遮る。
図17は人が電子メガネ133を装着して、本体表示部30の表示を確認する様子を示している。人は電子メガネ133を装着した状態で、例えば表示領域が撮像装置本体11の背面に設けられた本体表示部30の3D表示を見るようになっている。
次に、このように構成された実施の形態の作用について図18を参照して説明する。図18は図9に対応した表示処理を示している。
信号処理及び制御部21は、左目用画像と右目用画像とを、時分割で切換えて本体表示部20に表示させる。この場合には、信号処理及び制御部21は、時計部27からの時間情報を用いて、各画像を所定の表示時間で切換えて表示する。
いま、左目用画像を表示中であるものとする。なお、信号処理及び制御部21は、時計情報を利用して、左目用画像の表示開始から左目用表示カウンタのカウントアップを開始する。信号処理及び制御部21は、図18のステップS61において、左目用画像の表示から所定の表示時間が経過したか否かを左目用表示カウンタのカウント値によって判定する。経過していない場合には、信号処理及び制御部21は、右目側の電子シャッタ133Rの遮蔽を継続して(ステップS62)、右目に入射する光を制限する。そして、信号処理及び制御部21は、ステップS63において左目用画像信号を本体表示部30に与えて、左目用画像の表示を継続させ、処理を図9のメインルーチンに戻す。
左目用画像の表示から所定の表示時間が経過したことを左目用カウンタのカウント値によって判定すると、信号処理及び制御部21はステップS61からステップS67に移行して右目用表示カウンタをリセットした後、処理をステップS64に移行する。信号処理及び制御部21は、ステップS64において、右目用表示カウンタのカウント値によって右目用画像を所定時間表示済みか否かを判定し、次のステップS65において、左目側の電子シャッタ133Lを遮蔽して、左目に入射する光を制限する。次に、信号処理及び制御部21は、ステップS66において、右目用画像信号を本体表示部30に与えて、右目用画像を表示させ、処理を図9のメインルーチンに戻す
信号処理及び制御部21は、右目用画像の表示から所定の表示時間が経過したことを、右目用カウンタのカウント値によって判定すると、ステップS64からステップS68に移行して左目用表示カウンタをリセットした後メインルーチンに戻す。
信号処理及び制御部21は、メインルーチンから処理がステップS61に移行すると、左目用表示カウンタのカウント値によって、左目用画像を所定時間表示済みか否かを判定する。
以後同様の動作を繰り返すことで、電子シャッタ133Lによって左目の入射光を制限すると同時に、本体表示部30に右目用画像を所定期間表示させ、次に、電子シャッタ133Rによって右目の入射光を制限すると同時に、本体表示部30に左目用画像を所定期間表示させる。これにより、本体表示部30を利用した3D表示を可能にする。
このように本実施の形態においては、1つの表示部のみを有する本体表示部30によって3D表示が可能である。
10…撮像装置、11…撮像装置本体、12…交換レンズ、13…電子ファインダ、20…本体回路部、21…信号処理及び制御部、22,23,42,52…通信部、24…撮像部、30…本体表示部、40…交換レンズ回路部、50…電子ファインダ回路部。

Claims (8)

  1. 本体と、
    撮像部と、
    左右の目に対応した左右各々の画像の水平方向の長さが鉛直方向の長さよりも長い横長の左右の画像の撮像を行うことが可能な第1の立体撮影用交換レンズと、左右の目に対応した左右各々の画像の鉛直方向の長さが水平方向の長さよりも長い縦長の左右の画像の撮像を行うことが可能な第2の立体撮影用交換レンズと、通常撮影用交換レンズとを上記本体に対して選択的に取り付け可能な第1の接続部と、
    左右の目に対応した2つの表示部を有して複数の画像を表示可能な立体画像表示用ファインダと、単一の表示部を有して単一の画像を表示可能な通常画像表示用ファインダとを上記本体に対して選択的に取り付け可能な第2の接続部と、
    上記第1の接続部に、上記第1の立体撮影用交換レンズ、上記第2の立体撮影用交換レンズまたは上記通常撮影用交換レンズのうちいずれか1つの交換レンズが接続された際には、当該接続された交換レンズからの情報と、上記第2の接続部に、上記立体画像表示用ファインダまたは上記通常画像表示用ファインダのいずれかのファインダが接続された際には、当該接続されたファインダからの情報との情報に基づいて、上記第1の接続部に接続された当該交換レンズを介して上記撮像部によって撮像された撮像画像の、上記第2の接続部に接続された当該ファインダへの表示を制御する表示制御部と、
    を具備し、
    上記第1の立体撮影用交換レンズが上記第1の接続部に接続された場合には上記撮像部から左右の目に対応した左右各々の画像の水平方向の長さが鉛直方向の長さよりも長い横長の前記左右の撮像画像を取得可能とする一方、上記第2の立体撮影用交換レンズが上記第1の接続部に接続された場合には上記撮像部から左右の目に対応した左右各々の画像の鉛直方向の長さが水平方向の長さよりも長い縦長の前記左右の撮像画像を取得可能とし、
    上記表示制御部は、上記第2の接続部に上記立体画像表示用ファインダが接続された状態において上記横長の前記左右の撮像画像が取得された場合は当該画像全体を当該立体画像表示用ファインダに対して表示せしめる一方、上記縦長の撮像画像が取得された場合は当該画像の一部を当該立体画像表示用ファインダに対して表示せしめる
    ことを特徴とする撮像装置。
  2. 上記撮像部が配置された上記撮像装置本体の縦横の向きを検出して縦横検出情報を出力する縦横検知部を有し、
    上記表示制御部は、上記第1の接続部に、上記第1の立体撮影用交換レンズ、上記第2の立体撮影用交換レンズまたは上記通常撮影用交換レンズのうちいずれか1つの交換レンズが接続された際には、当該接続された交換レンズからの情報と、上記第2の接続部に、上記立体画像表示用ファインダまたは上記通常画像表示用ファインダのいずれかのファインダが接続された際には、当該接続されたファインダからの情報と、上記縦横検出情報と、基づいて、上記撮像画像の表示を制御する
    ことを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
  3. 上記表示制御部は、上記第1の接続部に上記第1の立体撮影用交換レンズ、上記第2の立体撮影用交換レンズまたは上記通常撮影用交換レンズが接続されることによって上記交換レンズの情報を取得し、上記第2の接続部に上記立体画像表示用ファインダまたは上記通常画像表示用ファインダが接続されることによって上記ファインダの情報を取得する
    ことを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
  4. 上記表示制御部は、上記第1の接続部に接続された交換レンズの情報、上記縦横検出情報及び上記2つの表示部を結ぶ線の向きの情報に基づいて、上記撮像画像を回転させて上記第2の接続部に接続されたファインダに与えて表示させる
    ことを特徴とする請求項2に記載の撮像装置。
  5. 上記表示制御部は、上記第1の接続部に接続された交換レンズの情報、上記撮像部の撮像面の情報及び上記第2の接続部に接続されたファインダの情報に基づいて、上記撮像画像を拡大縮小処理して上記第2の接続部に接続されたファインダに与えて表示させる
    ことを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
  6. 上記第1の立体撮影用交換レンズおよび上記第2の立体撮影用交換レンズは、上記撮像部が配置された撮像装置本体に対して回動自在に取り付けられて、上記撮像装置本体の向きに拘わらず立体撮影を可能にする
    ことを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
  7. 上記表示制御部は、上記撮像部によって立体撮像画像が得られた場合に、上記撮像部の撮像面の情報及び上記第1の接続部に接続された交換レンズの情報並びに上記縦横検知情報に基づいて、上記撮像部の撮像面上に上記立体撮像画像を構成する右目用画像及び左目用画像が夫々結像する右目用画像領域及び左目用画像領域を設定する
    ことを特徴とする請求項2に記載の撮像装置。
  8. 上記撮像部が配置された撮像装置本体に設けられる本体表示部を有し、
    上記表示制御部は、上記撮像部によって立体撮像画像が得られた場合に、上記立体撮像画像を構成する右目用画像及び左目用画像を上記本体表示部に時分割に表示させる
    ことを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
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