JP5373215B1 - システム、製造条件決定装置および製造管理装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】光半導体装置に適合する被覆シートを、光半導体装置の製造工場において簡易かつ確実に製造することのできるシステム、製造条件決定装置および製造管理装置を提供すること。
【解決手段】システム1は、製造条件決定装置2と、シート製造管理装置3とを備え、製造条件決定装置2は、光半導体素子13および光半導体装置20に関連する第1情報15を格納する第1メモリ6と、ワニス11に関連する第2情報16を格納する第2メモリ7と、第1メモリ6に格納される第1情報15、および、第2メモリ7に格納される第2情報16に基づいて製造条件を決定する第1CPU8とを備え、シート製造管理装置3は、第1CPU8によって決定される製造条件に関連する第3情報17を格納する第3メモリ23と、第3メモリ23に格納される第3情報7に基づいて、シート製造工程S2の製造条件を管理する第2CPU25とを備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、システム、製造条件決定装置および製造管理装置、詳しくは、光半導体装置の製造方法における製造条件を決定および管理するシステム、製造条件決定装置および製造管理装置に関する。
近年、光半導体装置の製造方法として、粒子および硬化性樹脂を含むワニスを製造し、そのワニスからBステージの封止シートなどの被覆シートを製造し、その被覆シートによって、光半導体素子を被覆する方法が検討されている。
例えば、Bステージの熱硬化性樹脂からなる蛍光体層により、基板に実装される発光ダイオードを被覆し、その後、蛍光体層をCステージ化し、これによって、LED装置を製造する方法が提案されている(例えば、下記特許文献1参照。)。
特開2009−060031号公報
しかるに、蛍光体層を含む封止シートは、封止シート製造工場で製造されており、そこで製造された封止シートを、LED装置製造工場に出荷している。なお、封止シート製造工場では、LED装置製造工場から、発光ダイオードおよびLED装置に関連する情報が提供され、その情報およびワニスに関連する情報に基づき、目的とするLED装置に適合する封止シートの製造条件を決定する。
しかしながら、LED装置製造工場において、半導体素子および/または光半導体装置に変動がある場合には、封止シート製造工場において、それらの変動に対応して、封止シートを再製造したり、さらには、再製造した異なる種類の封止シートを、LED装置製造工場に搬送する必要がある。そのため、手間や時間がかかるという不具合がある。
一方、LED装置製造工場内に、封止シート製造工場を設けて、上記した手間や時間を省略することも試案される。
しかしながら、LED装置製造工場は、ワニスに関連する情報が十分でなく、封止シートの製造条件を適確に決定できないという不具合がある。
本発明の目的は、光半導体装置に適合する被覆シートを、光半導体装置の製造工場において簡易かつ確実に製造することのできるシステム、製造条件決定装置および製造管理装置を提供することにある。
上記目的を達成するために、本発明のシステムは、粒子および硬化性樹脂を含むワニスを製造するワニス製造工程、前記ワニスからBステージの被覆シートを製造するシート製造工程、および、前記被覆シートによって光半導体素子を被覆する被覆工程を備える光半導体装置の製造方法における前記シート製造工程の製造条件を決定および管理するシステムであって、前記システムは、製造条件決定装置と、製造管理装置とを備え、前記製造条件決定装置は、前記光半導体素子および前記光半導体装置に関連する第1情報を格納する第1情報格納領域と、前記ワニスに関連する第2情報を格納する第2情報格納領域と、前記第1情報格納領域に格納される前記第1情報、および、前記第2情報格納領域に格納される前記第2情報に基づいて前記製造条件を決定する決定手段とを備え、前記製造管理装置は、前記決定手段によって決定される前記製造条件に関連する第3情報を格納する第3情報格納領域と、前記第3情報格納領域に格納される前記第3情報に基づいて、前記シート製造工程の前記製造条件を管理する管理手段とを備えることを特徴としている。
このシステムでは、製造条件決定装置が、第1情報格納領域と、第2情報格納領域と、決定手段とを備える一方、製造管理装置が、第3情報格納領域と、管理手段とを備える。
そして、製造条件決定装置が、第1情報および第2情報のそれぞれを、第1情報格納領域および第2情報格納領域のそれぞれに格納しており、決定手段によって、シート製造工程の製造条件を決定し、これを、製造管理装置に提供することができる。
そして、製造管理装置では、製造条件決定装置から提供された製造条件に関連する第3情報を、第3情報格納領域に格納して、かかる第3情報に基づいて、管理手段によって、シート製造工程の製造条件を管理する。
そのため、シート製造工程の製造条件を、製造管理装置とは、別途、製造条件決定装置において決定することができるとともに、製造管理装置が、管理することができる。
また、製造条件決定装置から提供されるシート製造工程の製造条件に関連する第3情報は、第1情報および第2情報に基づいている。そのため、製造管理装置は、製造条件決定装置から提供される第3情報に基づいて、管理手段によって、シート製造工程の製造条件を精度よく管理することができる。その結果、目的とする光半導体装置を精度よく製造することができる。
また、本発明のシステムは、前記ワニス製造工程の製造条件をさらに決定および管理し、前記決定手段は、前記第1情報格納領域に格納される前記第1情報、および、前記第2情報格納領域に格納される前記第2情報に基づいて、前記ワニス製造工程の前記製造条件をさらに決定し、前記管理手段は、前記第3情報格納領域に格納される前記第3情報に基づいて、前記ワニス製造工程の前記製造条件をさらに管理することが好適である。
このシステムでは、決定手段が、第1情報格納領域に格納される第1情報、および、第2情報格納領域に格納される第2情報に基づいて、ワニス製造工程の製造条件をさらに決定し、管理手段が、第3情報格納領域に格納される第3情報に基づいて、ワニス製造工程の製造条件をさらに管理する。そのため、目的とする光半導体装置に適合する被覆シートを高い精度で製造でき、さらには、目的とする光半導体装置を高い精度で製造することができる。
また、本発明のシステムでは、第1情報は、光半導体素子が実装される基板に関連する情報を含むことが好適である。
このシステムによれば、第1情報は、光半導体素子が実装される基板に関連する情報を含むので、製造条件決定装置が、光半導体素子が実装される基板に関連する情報も、上記した各情報と併せて備えることができる。
そのため、第1情報に基づいて決定された製造条件に関連する精度の高い第3情報に基づいて、製造管理装置は、シート製造工程の製造条件をより一層精度よく管理することができる。
また、本発明のシステムでは、前記製造管理装置は、粒子、硬化性樹脂、ワニスおよび光半導体素子の少なくとも1種のロット情報、および/または、単位期間当たりの光半導体装置の製造量を含む第4情報を格納する第4情報格納領域と、前記第4情報格納領域に格納される前記第4情報に基づいて、前記シート製造工程の前記製造条件を修正する修正手段とを備えることが好適である。
粒子、硬化性樹脂、ワニスおよび光半導体素子のロット情報は、ロット毎に、変動する。また、単位期間当たりの光半導体装置の製造量は、単位期間毎に、変動する。そのため、ロットおよび/または単位期間毎に、製造される光半導体装置の物性が変動する場合がある。そのような場合には、製造条件決定装置が、毎回、第4情報に基づいて、製造条件を決定するのは煩雑である。
しかし、このシステムでは、製造管理装置において、修正手段によって、第4情報格納領域に格納される、粒子、硬化性樹脂、ワニスおよび光半導体素子の少なくとも1種のロット情報、および/または、単位期間当たりの光半導体装置の製造量を含む第4情報に基づいて、シート製造工程の製造条件を修正できる。そのため、ロット情報および/または光半導体装置の製造量の変動に容易に対応して、シート製造工程の製造条件を修正して、目的とする光半導体装置を精度よく製造することができる。
また、本発明のシステムでは、前記製造条件決定装置は、前記被覆シートを今回以前に製造した製造条件に関連する第5情報を格納する第5情報格納領域を備え、前記第5情報格納領域に格納される前記第5情報に基づいて、前記被覆シートを今回製造するための製造条件を決定することが好適である。
このシステムによれば、製造条件決定装置が、被覆シートを今回以前に製造した製造条件に関連する第5情報を蓄積することができる。そのため、過去に蓄積した製造条件に基づいて、目的とする光半導体装置に適合する被覆シートを今回製造でき、さらには、目的とする光半導体装置を精度よく今回製造することができる。
本発明の製造条件決定装置は、粒子および硬化性樹脂を含むワニスを製造するワニス製造工程、前記ワニスからBステージの被覆シートを製造するシート製造工程、および、前記被覆シートによって光半導体素子を被覆する被覆工程を備える光半導体装置の製造方法における前記シート製造工程の製造条件を決定するための製造条件決定装置であって、前記光半導体素子に関連する第1情報を格納する第1情報格納領域と、前記ワニスに関連する第2情報を格納する第2情報格納領域と、前記第1情報格納領域に格納される前記第1情報、および、前記第2情報格納領域に格納される前記第2情報に基づいて前記製造条件を決定する決定手段とを備えることを特徴としている。
この製造条件決定装置は、第1情報格納領域と、第2情報格納領域と、決定手段とを備える。
そのため、この製造条件決定装置によれば、第1情報および第2情報のそれぞれを、第1情報格納領域および第2情報格納領域のそれぞれに格納して、決定手段によって、シート製造工程の製造条件を決定することができる。
その結果、かかるシート製造工程の製造条件に基づけば、目的とする光半導体装置を精度よく製造することができる。
また、本発明の製造条件決定装置は、前記ワニス製造工程の製造条件をさらに決定し、前記決定手段は、前記第1情報格納領域に格納される前記第1情報、および、前記第2情報格納領域に格納される前記第2情報に基づいて、前記ワニス製造工程の前記製造条件をさらに決定することが好適である。
この製造条件決定装置では、決定手段が、第1情報格納領域に格納される第1情報、および、第2情報格納領域に格納される第2情報に基づいて、ワニス製造工程の製造条件をさらに決定する。そのため、目的とする光半導体装置に適合する被覆シートを高い精度で製造でき、さらには、目的とする光半導体装置を高い精度で製造することができる。
また、本発明の製造条件決定装置では、前記第1情報は、前記光半導体素子が実装される基板に関連する情報を含むことが好適である。
この製造条件決定装置によれば、第1情報は、光半導体素子が実装される基板に関連する情報を含むので、製造条件決定装置が、光半導体素子が実装される基板に関連する情報も、上記した各情報と併せて備えることができる。
そのため、目的とする光半導体装置を高い精度で製造することができる。
また、本発明の製造条件決定装置は、前記被覆シートを今回以前に製造した製造条件に関連する第5情報を格納する第5情報格納領域を備え、前記第5情報格納領域に格納される前記第5情報に基づいて、前記被覆シートを今回製造するための製造条件を決定することが好適である。
この製造条件決定装置によれば、被覆シートを今回以前に製造した製造条件に関連する第5情報を蓄積することができる。そのため、過去に蓄積した製造条件に基づいて、目的とする光半導体装置に適合する被覆シートを今回製造でき、さらには、目的とする光半導体装置を精度よく今回製造することができる。
本発明の製造管理装置は、粒子および硬化性樹脂を含むワニスを製造するワニス製造工程、前記ワニスからBステージの被覆シートを製造するシート製造工程、および、前記被覆シートによって光半導体素子を被覆する被覆工程を備える光半導体装置の製造方法における前記シート製造工程の製造条件を管理するための製造管理装置であって、前記製造条件に関連する第3情報を格納する第3情報格納領域と、前記第3情報格納領域に格納される前記第3情報に基づいて、前記シート製造工程の前記製造条件を管理する管理手段とを備えることを特徴としている。
この製造管理装置によれば、シート製造工程の製造条件に関連する第3情報を、第3情報格納領域に格納して、かかる第3情報に基づいて、管理手段によって、シート製造工程の製造条件を精度よく管理することができる。
そのため、目的とする光半導体装置を精度よく製造することができる。
また、本発明の製造管理装置は、前記ワニス製造工程の製造条件をさらに管理し、前記管理手段は、前記第3情報格納領域に格納される前記第3情報に基づいて、前記ワニス製造工程の前記製造条件をさらに管理することが好適である。
この製造管理装置によれば、管理手段が、第3情報格納領域に格納される第3情報に基づいて、ワニス製造工程の製造条件をさらに管理するので、目的とする光半導体装置に適合する被覆シートを高い精度で製造でき、さらには、目的とする光半導体装置を高い精度で製造することができる。
また、本発明の製造管理装置は、粒子、硬化性樹脂、ワニスおよび光半導体素子の少なくとも1種のロット情報、および/または、単位期間当たりの光半導体装置の製造量を含む第4情報を格納する第4情報格納領域と、前記第4情報格納領域に格納される前記第4情報に基づいて、前記シート製造工程の前記製造条件を修正する修正手段とを備えることが好適である。
粒子、硬化性樹脂、ワニスおよび光半導体素子のロット情報は、ロット毎に、変動する。また、単位期間当たりの光半導体装置の製造量は、単位期間毎に、変動する。そのため、ロットおよび/または単位期間毎に、製造される光半導体装置の物性が変動する場合がある。そのような場合には、製造条件決定装置が、毎回、第4情報に基づいて、製造条件を決定するのは煩雑である。
しかし、この製造管理装置では、修正手段によって、第4情報格納領域に格納される、粒子、硬化性樹脂、ワニスおよび光半導体素子の少なくとも1種のロット情報、および/または、単位期間当たりの光半導体装置の製造量を含む第4情報に基づいて、シート製造工程の製造条件を修正できる。そのため、ロット情報および/または光半導体装置の製造量の変動に容易に対応して、シート製造工程の製造条件を修正して、目的とする光半導体装置を精度よく製造することができる。
本発明の製造条件決定装置および製造管理装置を備える、本発明のシステムによれば、製造管理装置とは、別途、製造条件決定装置において決定することができるとともに、製造管理装置が、管理することができる。また、目的とする光半導体装置を精度よく製造することができる。
図1は、本発明のシステムの一実施形態の概略構成図を示す。 図2は、図1に示される封止シートの拡大断面図であり、図2Aは、蛍光体層のみからなる封止シート、図2Bは、蛍光体の濃度が異なる複数の蛍光体層を備える封止シート、図2Cは、下方に向かって開放される凹部を有する樹脂層と、凹部に充填される蛍光体層とを備える封止シート、図2Dは、断面略台形状の蛍光体層と、その周囲に形成される樹脂層とを備える封止シート、図2Eは、断面略矩形状の蛍光体層と、その周囲に形成される樹脂層とを備える封止シートを示す。 図3は、図1に示される封止シートの拡大断面図であり、図3Fは、樹脂層と、樹脂層の上側に形成される蛍光体層とを備える封止シート図3Gは、樹脂層と、樹脂層の上側に形成される蛍光体層と、樹脂層の下側において、光半導体素子が形成される部分を囲むように形成される機能層とを備える封止シートを示す。 図1の変形例のシステムの概略構成図を示す。 図5は、図2Aの封止シートの変形例の拡大断面図であり、図5Aは、被覆シートを、光半導体素子を被覆する封止層の上側に対向配置する状態、図5Bは、被覆シートを、封止層の上面に積層する状態を示す。
[システムの構成]
本発明の一実施形態であるシステム1は、封止シート製造工場の制御部門5と、その封止シート製造工場とは別途設けられる光半導体装置製造工場4とに設けられるシステムである。システム1は、粒子および硬化性樹脂を含むワニス11を製造するワニス製造工程S1、ワニス11からBステージの被覆シートとしての封止シート12を製造するシート製造工程S2、および、封止シート12によって光半導体素子13を封止する封止工程S3(被覆工程の一例)を備える光半導体装置20の製造方法におけるワニス製造工程S1およびシート製造工程S2の製造条件を決定および管理する。システム1は、製造条件決定装置2と、製造管理装置としてのシート製造管理装置3とを備える。
制御部門5は、例えば、光半導体装置製造工場4のシート製造装置34(後述)で製造する封止シート12と同様の封止シート12を製造可能な封止シート製造工場内に設けられている。
制御部門5は、製造条件決定装置2を備える。
製造条件決定装置2は、第1情報格納領域としての第1メモリ6と、第2情報格納領域としての第2メモリ7と、決定手段としての第1CPU8と、第5情報格納領域としての第5メモリ10とを備える。
第1メモリ6は、光半導体素子13、光半導体素子13が実装される基板14、光半導体装置20に関連する第1情報15を格納する。
第1情報15としては、具体的には、光半導体素子13に関連する情報として、例えば、光半導体素子13の形状、光半導体素子13の寸法、光半導体素子13の発光ピーク波長、基板14の単位面積当たりの光半導体素子13の実装数、1つの基板14当たりの光半導体素子13の実装数などが挙げられる。
また、第1情報15としては、具体的には、基板14に関連する情報として、例えば、基板14の外形形状、基板14の寸法、基板14の表面形状(凹部の有無など)などが挙げられる。
さらに、第1情報15としては、具体的には、光半導体装置20に関連する情報として、例えば、光半導体装置20の色温度、光半導体装置20の全光束、光半導体装置20の配光特性などが挙げられる。具体的には、目標となる色温度は、目標とする光の色が昼白色である場合には、例えば、4600K以上であり、また、例えば、5500K以下である。また、目標となる色温度は、目標とする光の色が温白色である場合には、例えば、3250K以上であり、また、例えば、3800K以下である。目標となる色温度は、上記温度範囲から選択される。
第1メモリ6は、光半導体装置製造工場4が有する第1情報源21から入力されるように構成されている。
第2メモリ7は、ワニス11に関連する第2情報16を格納する。
第2情報16としては、具体的には、粒子に関連する情報として、例えば、粒子の種類、粒子の配合割合、粒子の最大長さの平均値(粒子が球形状である場合には、平均粒子径)などが挙げられる。なお、粒子が後述する蛍光体を含む場合には、粒子に関連する情報として、蛍光体の吸収ピーク波長も挙げられる。また、第2情報16としては、具体的には、硬化性樹脂に関連する情報として、例えば、硬化性樹脂の種類、硬化性樹脂の粘度、硬化性樹脂の配合割合、硬化性樹脂の硬化速度などが挙げられる。さらに、第2情報16としては、具体的には、ワニスに関連する情報として、例えば、ワニスの粘度が挙げられる。さらにまた、第2情報16として、離型シート28(後述)に位置決めマーク(図示せず)が設けられている場合には、塗布後の複数のワニス11の相対位置情報なども挙げられる。
第2情報16は、封止シート製造工場の制御部門5が有する第2情報源22から入力されるように構成されている。
第1CPU8は、第1メモリ6に格納される第1情報15、および、第2メモリ7に格納される第2情報16に基づいて、封止シート12の製造条件を決定する決定装置である。
第1CPU8には、所定のプログラム処理が予め格納されており、第1CPU8は、プログラム処理に従って、封止シート12の製造条件を決定する。
封止シート12の製造条件としては、例えば、封止シート12の層構造の種類、ワニス11の塗布条件などが挙げられる。なお、封止シート12が後述するBステージである場合には、Aステージのワニス11をBステージ化する際のワニス11の加熱条件、活性エネルギー線の照射条件なども挙げられる。また、Bステージの封止シート12の圧縮弾性率も挙げられる。
封止シート12は、図2および図3が参照されるように、例えば、蛍光体を含有する蛍光体層26を備える蛍光体含有封止シート、すなわち、蛍光体シートとして構成されている。封止シート12の層構造として、例えば、図2A〜図2Eに示すように、蛍光体層26が光半導体素子13(仮想線)に直接接触できる接触構造、また、例えば、図3Aおよび図3Bに示すように、蛍光体層26が光半導体素子13を被覆できる一方、蛍光体層26と光半導体素子13(仮想線)とに間隔が隔てられている離間構造などが挙げられる。
図2および図3において、仮想線は、封止シート12に埋設される光半導体素子13を示す。
接触構造の封止シート12としては、例えば、図2Aに示すように、蛍光体層26のみからなる封止シート12A、図2Bに示すように、蛍光体の濃度が異なり、厚み方向に積層される複数の蛍光体層26Aおよび26Bを備える封止シート12B、図2Cに示すように、下方に向かって開放される凹部を有する樹脂層27と、凹部に充填される蛍光体層26とを備える封止シート12C、図2Dおよび図2Eが参照されるように、平面視略円形状または平面視略矩形状の蛍光体層26と、その周囲に形成される樹脂層27とを備える封止シート12であって、図2Dに示すように、蛍光体層26が上側に向かうに従って幅広となる断面視略台形状に形成される封止シート12D、また、図2Eに示すように、蛍光体層26が断面視略矩形状に形成される封止シート12Eなどから選択される。
また、離間構造の封止シート12としては、例えば、図3Fに示すように、樹脂層27と、樹脂層27の上側に形成される蛍光体層26とを備える封止シート12F、また、例えば、図3Gに示すように、樹脂層27と、樹脂層27の上側に形成される蛍光体層26と、樹脂層27の下側において、底面視において、光半導体素子13が形成される部分を囲むように形成される機能層29とを備える封止シート12Fなどから選択される。なお、図3Gにおいて、樹脂に、蛍光体などの波長変換機能や、白色顔料(具体的には、チタニアなど)などの光反射機能を備える機能材料を配合することにより、機能層29から選択される。
具体的には、上記各種構造を有する封止シート12としては、公知の封止シートが挙げられ、具体的には、接触構造の封止シート12として、例えば、特開2010−067641号公報、特開2009−231750号公報、特開2009−188207号公報、特開2009−182149号公報、特開2009−099784号公報、特開2009−060031号公報などに記載の封止シート(蛍光体シート)から選択(決定)され、また、離間構造の封止シート12として、例えば、特開2011−258634号公報、特開2011−228525号公報、特開2011−159874号公報、特開2011−082340号公報、特開2010−192844号公報、特開2010−153500号公報、特開2010−123802号公報などに記載の封止シート(蛍光体シート)から選択(決定)される。
接触構造を有する蛍光体層26、蛍光体の濃度が異なる2つの蛍光体層26Aおよび蛍光体層26B、樹脂層27(凹部を含む)の寸法は、適宜選択され、上記した公開公報に記載される範囲から選択される。
ワニス11の塗布条件としては、例えば、塗布直後のワニス11の形状、塗布直後のワニス11の厚みなどが挙げられる。なお、上記した形状には、ワニス11が互いに間隔を隔てられた形状を含む。
図1に示すように、第1CPU8は、第1メモリ6に格納される第1情報15と、第2メモリ7に格納される第2情報16とを、読み出し可能に構成されている。
図1に示すように、第5メモリ10は、第1CPU8によって決定された封止シート12の製造条件を格納する領域である。
なお、第5メモリ10には、封止シート12を今回以前に製造した製造条件に関連する第5情報19を記録可能な記録領域(図示せず)が設けられている。なお、記録領域に記録されて蓄積される第5情報19は、今回の製造において第1CPU8によって読み出され、再度、第1CPU8によって、封止シート12の製造条件を決定するように、構成されている。
光半導体装置製造工場4は、シート製造装置34と、封止装置32とを備える。
シート製造装置34は、ワニス製造装置33と、シート化装置31と、シート製造管理装置3とを備える。
ワニス製造装置33は、例えば、攪拌機51を装備する容器52を備える。
シート化装置31は、例えば、ディスペンサ、アプリケータ、スリットダイコータなどの塗布装置53を備える。塗布装置53としては、好ましくは、ディスペンサが挙げられる。また、シート化装置31は、上下方向に互いに間隔を隔てて配置されるヒータ54を有するオーブン55を備えることもできる。
シート製造管理装置3は、第3情報格納領域としての第3メモリ23と、第4情報格納領域としての第4メモリ24と、管理手段である修正手段としての第2CPU25とを備える。
第3メモリ23は、第1CPU8によって決定される封止シート12の製造条件に関連する第3情報17を格納する。
第3情報17は、第1CPU8によって決定される封止シート12の製造条件を含む。
第3メモリ23は、第5メモリ10において決定される第3情報17が、第5メモリ10から入力されるように構成されている。
第4メモリ24は、粒子、硬化性樹脂、ワニスおよび光半導体素子13の少なくとも1種のロット情報、および/または、単位期間当たりの光半導体装置20の製造量を含む第4情報18を格納する。
ロット情報は、ロットの変更に伴って変動する情報であって、具体的には、ロットによって異なる粒子の最大長さの平均値(粒子が球形状である場合には、平均粒子径)、などが挙げられ、また、ロットによって異なる硬化性樹脂の粘度などが挙げられる。なお、粒子が、蛍光体を含む場合には、蛍光体のロット情報として、ロットによって異なる蛍光体の吸収ピーク波長が挙げられる。さらに、ロットによって異なるワニスに関連する情報として、上記粒子および/または硬化性樹脂のロットが異なることに起因する、ワニスの粘度が挙げられる。
単位期間当たりの光半導体装置20の製造量としては、1月間当たりの光半導体装置20の製造量として、例えば、1000個以上、好ましくは、5000個以上であり、また、例えば、200,000個以下の範囲から選択される。
第4メモリ24は、光半導体装置製造工場4における第1情報源21、および、制御部門5における第2情報源22から、第4情報18が入力されるように構成されている。
第4情報18のうち、第1情報源21から入力される第4情報18Bとしては、例えば、光半導体素子13のロット情報、単位期間当たりの光半導体装置20の製造量が挙げられ、また、第2情報源22から入力される第4情報18Aとしては、例えば、粒子のロット情報、硬化性樹脂のロット情報、ワニスのロット情報が挙げられる。
第2CPU25には、所定のプログラム処理が予め格納されており、第2CPU25は、第3メモリ23に格納される第3情報17に基づいて、ワニス製造工程S1の製造条件、および、シート製造工程S2の製造条件を管理する。また、第2CPU25は、第4メモリ24に格納される第4情報18に基づいて、ワニス製造工程S1の製造条件、および、シート製造工程S2の製造条件を修正することもできる。
第2CPU25は、第3メモリ23に格納される第3情報17、および、第4メモリ24に格納される第4情報18を、読み出し可能に構成されている。
第2CPU25は、ワニス製造装置33およびシート化装置31のそれぞれに、ワニス製造工程S1の製造条件、および、シート製造工程S2の製造条件のそれぞれを管理可能かつ修正可能に構成されている。
封止装置32は、プレス装置35と、封止制御装置36とを備える。
プレス装置35は、例えば、上下方向に間隔を隔てて対向配置され、封止シート12および基板14を上下方向に押圧可能な2枚の平板41を有するプレス機などが選択される。
封止制御装置36は、封止工程S3の封止条件を制御できるように構成されている。なお、封止制御装置36には、図示しないメモリが設けられ、第1情報源21から封止工程S3の封止条件が入力され、そして、封止工程S3の封止条件を制御するように、構成されている。
次に、このシステム1を利用して、光半導体装置製造工場4において光半導体装置20を製造する方法について、説明する。
1.製造条件決定工程
この方法では、まず、第1情報15を、第1情報源21から第1メモリ6に入力する。第1情報15を第1メモリ6へ入力するには、特に限定されず、例えば、第1情報源21と第1メモリ6とを接続するネットワークなどの回線を通じて、第1情報15を入力したり、あるいは、例えば、第1情報源21から、ファクス、メール、郵便などの通信手段を介した後、第1情報15を第2メモリ7に入力することもできる。
別途、第2情報16を、第2情報源22から第2メモリ7に入力する。第2情報16を第2メモリ7に入力する方法は、第1情報15の第1メモリ6への入力方法と同様である。
次に、第1CPU8が、第1メモリ6に格納される第1情報15と、第2メモリ7に格納される第2情報16とを読み出し、続いて、所定のプログラム処理に従い、これら第1情報15および第2情報16に基づいて、封止シート12の製造条件を第3情報17(次に詳述される)として決定する。
2.製造管理工程
その後、第1CPU8によって決定された第3情報17は、第5メモリ10に記録され、続いて、第5メモリ10に記録された第3情報17は、第3メモリ23に入力される。
第3情報17を第3メモリ23に入力する方法は、第1情報15の第1メモリ6への入力方法と同様である。
別途、第4情報18を、第1情報源21および第2情報源22から第4メモリ24に入力する。第4情報18を第4メモリ24に入力する方法は、第1情報15の第1メモリ6への入力方法と同様である。
その後、第2CPU25が、第3メモリ23に格納される第3情報17を読み出し、続いて、所定のプログラム処理に従い、第3情報17に基づいて、ワニス製造工程S1の製造条件、および、シート製造工程S2の製造条件を管理する。
そして、シート製造装置34では、第2CPU25によって管理される製造条件に基づいて、ワニス製造工程S1およびシート製造工程S2を順次実施する。
3.ワニス製造工程S1
ワニス製造装置33では、まず、ワニス製造工程S1を、第2CPU25によって管理される製造条件に従って、実施する。
具体的には、ワニス製造工程S1では、まず、粒子および硬化性樹脂のそれぞれを用意し、これらを混合して、ワニス11を粒子含有硬化性樹脂組成物として調製する。
粒子としては、例えば、蛍光体、充填剤などから選択される。
蛍光体は、波長変換機能を有しており、例えば、青色光を黄色光に変換することのできる黄色蛍光体、青色光を赤色光に変換することのできる赤色蛍光体などから選択される。
黄色蛍光体としては、例えば、(Ba,Sr,Ca)SiO;Eu、(Sr,Ba)SiO:Eu(バリウムオルソシリケート(BOS))などのシリケート蛍光体、例えば、YAl12:Ce(YAG(イットリウム・アルミニウム・ガーネット):Ce)、TbAl12:Ce(TAG(テルビウム・アルミニウム・ガーネット):Ce)などのガーネット型結晶構造を有するガーネット型蛍光体、例えば、Ca−α−SiAlONなどの酸窒化物蛍光体などから選択される。
赤色蛍光体としては、例えば、CaAlSiN:Eu、CaSiN:Euなどの窒化物蛍光体などから選択される。
蛍光体の形状としては、例えば、球状、板状、針状などから選択される。
蛍光体の最大長さの平均値(球状である場合には、平均粒子径)は、例えば、0.1μm以上、好ましくは、1μm以上であり、また、例えば、200μm以下、好ましくは、100μm以下の範囲から選択される。
蛍光体の吸収ピーク波長は、例えば、300nm以上、好ましくは、430nm以上であり、また、例えば、550nm以下、好ましくは、470nm以下の範囲から選択される。
蛍光体は、単独使用または併用するように、選択される。
蛍光体の配合割合は、硬化性樹脂100質量部に対して、例えば、0.1質量部以上、好ましくは、0.5質量部以上であり、例えば、80質量部以下、好ましくは、50質量部以下の範囲から選択される。
充填剤としては、例えば、シリコーン粒子(具体的には、シリコーンゴム粒子を含む)などの有機微粒子、例えば、シリカ(例えば、煙霧シリカなど)、タルク、アルミナ、窒化アルミニウム、窒化ケイ素などの無機微粒子から選択される。また、充填剤の最大長さの平均値(球状である場合には、平均粒子径)は、例えば、0.1μm以上、好ましくは、1μm以上であり、また、例えば、200μm以下、好ましくは、100μm以下の範囲から選択される。充填剤は、単独使用または併用するように、選択される。充填剤の配合割合は、硬化性樹脂100質量部に対して、例えば、0.1質量部以上、好ましくは、0.5質量部以上であり、また、例えば、70質量部以下、好ましくは、50質量部以下の範囲から選択される。
硬化性樹脂としては、例えば、2段階の反応機構を有しており、1段階目の反応でBステージ化(半硬化)し、2段階目の反応でCステージ化(完全硬化)する2段階硬化型樹脂から選択される。
2段階硬化型樹脂としては、例えば、加熱により硬化する2段階硬化型熱硬化性樹脂、例えば、活性エネルギー線(例えば、紫外線、電子線など)の照射により硬化する2段階硬化型活性エネルギー線硬化性樹脂などから選択される。好ましくは、2段階硬化型熱硬化性樹脂が選択される。
具体的には、2段階硬化型熱硬化性樹脂として、例えば、シリコーン樹脂、エポキシ樹脂、ポリイミド樹脂、フェノール樹脂、尿素樹脂、メラミン樹脂、不飽和ポリエステル樹脂などから選択される。好ましくは、透光性および耐久性の観点から、2段階硬化型シリコーン樹脂から選択される。
2段階硬化型シリコーン樹脂としては、例えば、縮合反応と付加反応との2つの反応系を有する縮合反応・付加反応硬化型シリコーン樹脂などから選択される。
このような縮合反応・付加反応硬化型シリコーン樹脂としては、例えば、シラノール両末端ポリシロキサン、アルケニル基含有トリアルコキシシラン、オルガノハイドロジェンポリシロキサン、縮合触媒およびヒドロシリル化触媒を含有する第1の縮合反応・付加反応硬化型シリコーン樹脂、例えば、シラノール基両末端ポリシロキサン、エチレン系不飽和炭化水素基含有ケイ素化合物、エチレン系不飽和炭化水素基含有ケイ素化合物、オルガノハイドロジェンポリシロキサン、縮合触媒およびヒドロシリル化触媒を含有する第2の縮合反応・付加反応硬化型シリコーン樹脂、例えば、両末端シラノール型シリコーンオイル、アルケニル基含有ジアルコキシアルキルシラン、オルガノハイドロジェンポリシロキサン、縮合触媒およびヒドロシリル化触媒を含有する第3の縮合反応・付加反応硬化型シリコーン樹脂、例えば、1分子中に少なくとも2個のアルケニルシリル基を有するオルガノポリシロキサン、1分子中に少なくとも2個のヒドロシリル基を有するオルガノポリシロキサン、ヒドロシリル化触媒および硬化遅延剤を含有する第4の縮合反応・付加反応硬化型シリコーン樹脂、例えば、少なくとも2つのエチレン系不飽和炭化水素基と少なくとも2つのヒドロシリル基とを1分子中に併有する第1オルガノポリシロキサン、エチレン系不飽和炭化水素基を含まず、少なくとも2つのヒドロシリル基を1分子中に有する第2オルガノポリシロキサン、ヒドロシリル化触媒およびヒドロシリル化抑制剤を含有する第5の縮合反応・付加反応硬化型シリコーン樹脂、例えば、少なくとも2つのエチレン系不飽和炭化水素基と少なくとも2つのシラノール基とを1分子中に併有する第1オルガノポリシロキサン、エチレン系不飽和炭化水素基を含まず、少なくとも2つのヒドロシリル基を1分子中に有する第2オルガノポリシロキサン、ヒドロシリル化抑制剤、および、ヒドロシリル化触媒を含有する第6の縮合反応・付加反応硬化型シリコーン樹脂、例えば、ケイ素化合物、および、ホウ素化合物またはアルミニウム化合物を含有する第7の縮合反応・付加反応硬化型シリコーン樹脂、例えば、ポリアルミノシロキサンおよびシランカップリング剤を含有する第8の縮合反応・付加反応硬化型シリコーン樹脂などから選択される。
Aステージの2段階硬化型樹脂の粘度は、例えば、3000mPa・s以上、好ましくは、5000mPa・s以上であり、また、例えば、20000mPa・s以下、好ましくは、15000mPa・s以下の範囲から選択される。なお、Aステージの2段階硬化型樹脂の粘度は、Aステージの2段階硬化型樹脂を25℃に温度調節し、E型コーンを用いて、回転数99s−1で測定される。以下の粘度は、上記と同様の方法によって、測定される。
硬化性樹脂の配合割合は、粒子含有硬化性樹脂組成物(ワニス)に対して、例えば、30質量%以上、好ましくは、40質量%以上、より好ましくは、50質量%以上であり、また、例えば、98質量%以下、好ましくは、95質量%以下、より好ましくは、90質量%以下の範囲から選択される。
また、粒子含有硬化性樹脂組成物には、必要により、溶媒を含有させることもできる。
溶媒としては、例えば、ヘキサンなどの脂肪族炭化水素、例えば、キシレンなどの芳香族炭化水素、例えば、ビニルメチル環状シロキサン、両末端ビニルポリジメチルシロキサンなどのシロキサンなどから選択される。溶媒は、粒子含有硬化性樹脂組成物が後述する粘度となるような配合割合で、粒子含有硬化性樹脂組成物に配合される。
粒子含有硬化性樹脂組成物を調製するには、具体的には、図1に示すように、ワニス製造装置33において、容器52内に上記した各成分を、第2CPU25によって管理された、ワニス製造工程S1の製造条件、例えば、第2CPU25によって管理され、封止シート12の層構造に対応するワニス11の種類、より具体的には、第2CPU25によって管理された、粒子の種類、粒子の配合割合、粒子の最大長さの平均値(粒子が球形状である場合には、平均粒子径)、硬化性樹脂の種類、硬化性樹脂の粘度、硬化性樹脂の配合割合、粒子が蛍光体を含む場合には、蛍光体の吸収ピーク波長、ワニス11の粘度などに基づいて、配合する。続いて、攪拌機51を用いてそれらを混合する。
これによって、ワニス11を調製する。
なお、硬化性樹脂が2段階硬化型樹脂である場合には、ワニス11をAステージの粒子含有硬化性樹脂組成物として調製する。
ワニス11の25℃、1気圧の条件下における粘度は、例えば、1,000mPa・s以上、好ましくは、4,000mPa・s以上であり、また、例えば、1,000,000mPa・s以下、好ましくは、100,000mPa・s以下の範囲内となるように、調整される。
4.シート製造工程S2
シート化装置31では、ワニス製造工程S1の後に、シート製造工程S2を、第2CPU25によって管理される製造条件に従って、実施する。
すなわち、ワニス11から封止シート12を形成する。
封止シート12を形成するには、例えば、まず、ワニス11を、離型シート28の表面に塗布する。
離型シート28としては、例えば、ポリエチレンフィルム、ポリエステルフィルム(PETなど)などのポリマーフィルム、例えば、セラミクスシート、例えば、金属箔などから選択される。好ましくは、ポリマーフィルムから選択される。また、離型シート28の表面には、フッ素処理などの剥離処理を施すこともできる。また、離型シート28の形状は、特に限定されず、例えば、平面視略矩形状(短冊状、長尺状を含む)などから選択される。さらに、離型シート28としては、位置決めマーク(図示せず)の形成の有無、さらには、位置決めマークの位置情報、寸法などが選択される。マークは、ワニス11が塗布される領域が確保されるように、形成される。
ワニス11を離型シート28の表面に塗布するには、例えば、ディスペンサ、アプリケータ、スリットダイコータなどの塗布装置53から選択される。好ましくは、ディスペンサから選択される。
封止シート12の厚みが、例えば、10μm以上、好ましくは、50μm以上であり、また、例えば、2000μm以下、好ましくは、1000μm以下となるように、ワニス11の塗布条件から選択される。
つまり、ワニス11を、第2CPU25によって管理される製造条件、具体的には、第2CPU25によって管理される、塗布直後のワニス11の形状、塗布直後のワニス11の厚みに調節されるように、塗布装置53の塗布条件から選択される。
なお、離型シート28に位置決めマーク(図示せず)が形成されている場合には、塗布装置53に装備されるセンサ(図示せず)によって、位置決めマークに対する塗布位置を確認しながら、位置決めマークに対するワニス11の相対位置が調節される。
その後、ワニス11が2段階硬化型樹脂を含有する場合には、ワニス11をBステージ化する。具体的には、2段階硬化型樹脂として熱硬化型から選択されれば、ワニス11をオーブン55内に投入して、ワニス11を加熱する。
加熱条件は、加熱温度が、例えば、40℃以上、好ましくは、80℃以上、より好ましくは、100℃以上であり、また、例えば、200℃以下、好ましくは、150℃以下、より好ましくは、140℃以下の範囲から選択される。加熱時間は、例えば、1分間以上、好ましくは、5分間以上、より好ましくは、10分間以上であり、また、例えば、24時間以下、好ましくは、1時間以下、より好ましくは、0.5時間以下の範囲から選択される。
一方、2段階硬化型樹脂として活性エネルギー硬化型から選択されれば、ワニス11に、紫外線ランプ(図示せず)を用いて紫外線を照射する。
これによって、離型シート28の表面に積層される封止シート12を製造する。
封止シート12の25℃における圧縮弾性率は、例えば、0.040MPa以上、好ましくは、0.050MPa以上、より好ましくは、0.075MPa以上、さらに好ましくは、0.100MPa以上であり、また、例えば、0.145MPa以下、好ましくは、0.140MPa以下、より好ましくは、0.135MPa以下、さらに好ましくは、0.125MPa以下の範囲となるように、調節される。
5.封止工程S3
封止装置32のプレス装置35において、シート製造工程S2の後に、封止工程S3を、封止制御装置36によって制御される条件に従って、実施する。
具体的には、封止工程S3では、まず、光半導体素子13が実装された基板14を用意する。
基板14は、例えば、シリコン基板、セラミック基板、ポリイミド樹脂基板、金属基板に絶縁層が積層された積層基板などの絶縁基板から選択される。
また、基板14の表面には、次に説明する光半導体素子13の端子(図示せず)と電気的に接続するための電極(図示せず)と、それに連続する配線とを備える導体パターン(図示せず)が形成されている。導体パターンは、例えば、金、銅、銀、ニッケルなどの導体から選択される。
また、基板14の表面は、平坦状に形成されている。あるいは、図示しないが、基板14における光半導体素子13が実装される表面に、下方に向かって凹む凹部が形成されていてもよい。
基板14の外形形状は、特に限定されず、例えば、平面視略矩形状、平面視略円形状などから選択される。基板5の寸法は適宜選択され、例えば、最大長さが、例えば、2mm以上、好ましくは、10mm以上であり、また、例えば、300mm以下、好ましくは、100mm以下の範囲から選択される。
光半導体素子13は、電気エネルギーを光エネルギーに変換するLED(発光ダイオード素子)やLD(レーザーダイオード)などであり、例えば、厚みが面方向長さ(厚み方向に対する直交方向長さ)より短い断面視略矩形状から選択される。光半導体素子13として、好ましくは、青色光を発光する青色LEDから選択される。光半導体素子13の寸法は、用途および目的に応じて適宜選択され、具体的には、厚みが、例えば、10μm以上、1000μm以下であり、最大長さが、例えば、0.05mm以上、好ましくは、0.1mm以上であり、また、例えば、5mm以下、好ましくは、2mm以下の範囲から選択される。
光半導体素子13の発光ピーク波長は、例えば、400nm以上、好ましくは、430nm以上であり、また、例えば、500nm以下、好ましくは、470nm以下の範囲から選択される。
光半導体素子13は、基板14に対して、例えば、フリップチップ実装され、あるいは、ワイヤボンディング接続されている。
また、光半導体素子13を、1つの基板14に対して、複数(図1では3つ)実装することができる。1つの基板14当たりの光半導体素子13の実装数は、例えば、1以上、好ましくは、4以上であり、また、例えば、2000以下、好ましくは、400以下の範囲から選択される。
次いで、この方法では、光半導体素子13が実装された基板14を、プレス装置35に設置する。
光半導体素子13が実装された基板14を、プレス装置35に設置するには、具体的には、光半導体素子13が実装された基板14を、下側の平板41に設置する。
続いて、離型シート28の上面に積層される封止シート12を、上下反転させて、光半導体素子13の上側に対向配置させる。つまり、封止シート12を、光半導体素子13に向かうように、配置する。
次いで、封止シート12によって光半導体素子13を被覆する。封止シート12によって光半導体素子13を埋設する。
具体的には、封止制御装置36によって制御されたプレス条件に基づいて、封止シート12によって光半導体素子13を被覆する。
具体的には、図1の矢印で示すように、封止シート12を降下させる(押し下げる)。詳しくは、封止シート12を光半導体素子13が実装される基板14に対してプレスする。
これによって、封止シート12によって光半導体素子13を被覆する。
つまり、封止シート12によって光半導体素子13を埋設しつつ、封止シート12が蛍光体層26を備える場合には、蛍光体層26によって、光半導体素子13を被覆する。
詳しくは、図2A〜図2Gに示すように、封止シート12の蛍光体層26の層構造として接触構造から選択される場合には、蛍光体層26が光半導体素子13(図2の仮想線)の表面に直接接触して、蛍光体層26によって光半導体素子13を被覆する。つまり、蛍光体層26が光半導体素子13を封止する。換言すれば、蛍光体層26が、封止層を兼用する。
一方、図3Fおよび図3Gに示すように、封止シート12の蛍光体層26の層構造として離間構造から選択される場合には、蛍光体層26が光半導体素子13(図3の仮想線)と樹脂層27を隔てて配置されながら、光半導体素子13の上側を被覆する。他方、樹脂層27が、光半導体素子13(図2の仮想線)の表面に直接接触して光半導体素子13を被覆する。つまり、樹脂層27が光半導体素子13を封止して、封止層となる。
その後、封止シート12が、Bステージであれば、封止シート12をCステージ化する。
例えば、封止制御装置36によって制御された、Cステージ化における封止シート12の加熱条件、活性エネルギー線の照射条件に基づいて、封止シート12をCステージ化する。
具体的には、2段階硬化型樹脂として熱硬化型から選択される場合には、Bステージの封止シート12を加熱する。
詳しくは、具体的には、平板41による封止シート12に対するプレス状態を維持しながら、オーブン内に投入する。これによって、Bステージの封止シート12を加熱する。
加熱温度は、例えば、80℃以上、好ましくは、100℃以上であり、また、例えば、200℃以下、好ましくは、180℃以下の範囲から選択される。また、加熱時間は、例えば、10分間以上、好ましくは、30分間以上であり、また、例えば、10時間以下、好ましくは、5時間以下の範囲から選択される。
封止シート12の加熱によって、Bステージの封止シート12がCステージ化(完全硬化)する。
一方、2段階硬化型樹脂として活性エネルギー線硬化性から選択される場合には、封止シート12に活性エネルギー線を照射することによって、Bステージの封止シート12をCステージ化(完全硬化)させる。具体的には、紫外線ランプなどを用いてBステージの封止シート12に紫外線を照射する。
これによって、封止シート12と、封止シート12によって封止される光半導体素子13と、光半導体素子13が実装された基板14とを備える光半導体装置20が製造される。
図1では、1つの光半導体装置20において、複数(3つ)の光半導体素子13が設けられている。
その後、離型シート28を、矢印で示すように、封止シート12から引き剥がす。
なお、その後、必要により、複数の光半導体素子13が1つの基板14に実装される場合には、各光半導体素子13に対応して、封止シート12を切断して個片化することもできる。
6.製造条件の蓄積、ロット変更および単位期間当たりの製造量
今回以前の封止シート12の製造において、ワニス製造工程S1の製造条件、および、シート製造工程S2の製造条件は、第5メモリ10の記録領域(図示せず)に記録され蓄積される。
つまり、第5メモリ10は、第3情報17を第3メモリ23に入力するとともに、第3情報17を過去の情報である第5情報19として、第5メモリ10の記録領域にそのまま蓄積する。
そして、今回の封止シート12の製造によって、第1CPU8は、第5メモリ10に蓄積される、封止シート12を今回以前に製造した、ワニス製造工程S1の製造条件、および、シート製造工程S2の製造条件を読み出し、これに基づいて、今回のワニス製造工程S1の製造条件、および、今回のシート製造工程S2の製造条件を決定する。
また、粒子、硬化性樹脂、ワニスおよび光半導体素子の少なくとも1種のロット情報、および/または、単位期間当たりの光半導体装置20の製造量は、変動する。その変動に対応して、それらの第4情報18が、第1情報源21および第2情報源22から第4メモリ24に入力され、続いて、第2CPU25が、第4メモリ24に格納される第4情報18を読み出して、所定のプログラム処理に従い、ワニス製造工程S1の製造条件、および/または、シート製造工程S2の製造条件を修正する。
[作用効果]
そして、このシステム1では、製造条件決定装置2が、第1メモリ6と、第2メモリ7と、第1CPU8とを備える一方、シート製造管理装置3が、第3メモリ23と、第2CPU25とを備える。
そして、製造条件決定装置2が、第1情報15および第2情報16のそれぞれを、第1メモリ6および第2メモリ7のそれぞれに格納しており、第1CPU8によって、シート製造工程S2の製造条件を決定し、これを、シート製造管理装置3に提供することができる。
そして、シート製造管理装置3では、製造条件決定装置2から提供された製造条件に関連する第3情報17を、第3メモリ23に格納して、かかる第3情報17に基づいて、第2CPU25によって、シート製造工程S2の製造条件を管理する。
そのため、シート製造工程S2の製造条件を、シート製造管理装置3とは、別途、製造条件決定装置2において決定することができるとともに、シート製造管理装置3が、管理することができる。
また、製造条件決定装置2から提供されるシート製造工程S2の製造条件に関連する第3情報17は、第1情報15および第2情報16に基づいている。そのため、シート製造管理装置3は、製造条件決定装置2から提供される第3情報17に基づいて、第2CPU25によって、シート製造工程S2の製造条件を精度よく管理することができる。その結果、目的とする光半導体装置20を精度よく製造することができる。
また、このシステム1では、第1CPU8が、第1メモリ6に格納される第1情報15、および、第2メモリ7に格納される第2情報16に基づいて、ワニス製造工程S1の製造条件をさらに決定し、第2CPU25が、第3メモリ23に格納される第3情報17に基づいて、ワニス製造工程S1の製造条件をさらに管理する。そのため、目的とする光半導体装置20に適合する封止シート12を高い精度で製造でき、さらには、目的とする光半導体装置20を高い精度で製造することができる。
さらに、このシステム1によれば、第1情報15は、光半導体素子13が実装される基板14に関連する情報を含むので、製造条件決定装置2が、光半導体素子13が実装される基板14に関連する情報も、光半導体素子13に関連する情報、および、光半導体装置20に関連する情報と併せて備えることができる。
そのため、第1情報15に基づいて決定されたシート製造工程S2の製造条件に関連する精度の高い第3情報17に基づいて、シート製造管理装置3は、シート製造工程S2の製造条件をより一層精度よく管理することができる。
また、このシステム1では、シート製造管理装置3において、第2CPU25によって、第4メモリ24に格納される、粒子、硬化性樹脂、ワニスおよび光半導体素子13の少なくとも1種のロット情報、および/または、単位期間当たりの光半導体装置20の製造量を含む第4情報18に基づいて、シート製造工程S2の製造条件を修正できる。そのため、ロット情報および/または光半導体装置20の製造量の変動に容易に対応して、ワニス製造工程S1の製造条件、および、シート製造工程S2の製造条件を修正して、目的とする光半導体装置20を精度よく製造することができる。
さらに、このシステム1によれば、製造条件決定装置2の第5メモリ10が、封止シート12を今回以前に製造した製造条件に関連する第5情報19を蓄積することができる。そのため、過去に蓄積した製造条件に基づいて、目的とする光半導体装置20に適合する封止シート12を今回製造でき、さらには、目的とする光半導体装置20を精度よく今回製造することができる。
この製造条件決定装置2は、第1メモリ6と、第2メモリ7と、第1CPU8とを備える。
そのため、この製造条件決定装置2によれば、第1情報15および第2情報16のそれぞれを、第1メモリ6および第2メモリ7のそれぞれに格納して、第1CPU8によって、ワニス製造工程S1の製造条件、および、シート製造工程S2の製造条件を決定することができる。
その結果、かかるワニス製造工程S1の製造条件、および、シート製造工程S2の製造条件に基づけば、目的とする光半導体装置20を精度よく製造することができる。
また、この製造条件決定装置2では、第2CPU25が、第1メモリ6に格納される第1情報15、および、第2メモリ7に格納される第2情報16に基づいて、ワニス製造工程S1の製造条件、および、シート製造工程S2の製造条件をさらに決定する。そのため、目的とする光半導体装置20に適合する封止シート12を高い精度で製造でき、さらには、目的とする光半導体装置20を高い精度で製造することができる。
また、この製造条件決定装置2によれば、第1情報15は、光半導体素子13が実装される基板14に関連する情報を含むので、製造条件決定装置2が、光半導体素子13が実装される基板14に関連する情報も、光半導体素子13に関連する情報、および、光半導体装置20に関連する情報と併せて備えることができる。
そのため、目的とする光半導体装置20を高い精度で製造することができる。
この製造条件決定装置2によれば、封止シート12を今回以前に製造した製造条件に関連する第5情報19を蓄積することができる。そのため、過去に蓄積した製造条件に基づいて、目的とする光半導体装置20に適合する封止シート12を今回製造でき、さらには、目的とする光半導体装置20を精度よく今回製造することができる。
このシート製造管理装置3によれば、ワニス製造工程S1に関連する製造条件、および、シート製造工程S2の製造条件に関連する製造条件を含む第3情報17を、第3メモリ23に格納して、かかる第3情報17に基づいて、第2CPU25によって、ワニス製造工程S1に関連する製造条件、および、シート製造工程S2の製造条件を精度よく管理することができる。
そのため、目的とする光半導体装置20を精度よく製造することができる。
また、このシート製造管理装置3によれば、第2CPU25が、第3メモリ23に格納される第3情報17に基づいて、ワニス製造工程S1に関連する製造条件、および、シート製造工程S2の製造条件をさらに管理するので、目的とする光半導体装置20に適合する封止シート12を高い精度で製造でき、さらには、目的とする光半導体装置20を高い精度で製造することができる。
また、このシート製造管理装置3では、第2CPU25によって、第4メモリ24に格納される、粒子、硬化性樹脂、ワニスおよび光半導体素子の少なくとも1種のロット情報、および/または、単位期間当たりの光半導体装置20の製造量を含む第4情報18に基づいて、ワニス製造工程S1に関連する製造条件、および、シート製造工程S2の製造条件を修正できる。そのため、ロット情報および/または光半導体装置20の製造量の変動に容易に対応して、ワニス製造工程S1に関連する製造条件、および、シート製造工程S2の製造条件を修正して、目的とする光半導体装置20を精度よく製造することができる。
[変形例]
図4以降の説明において、図1と同様の部材については、同一の参照符号を付し、その詳細な説明を省略する。
図1の実施形態では、製造条件決定装置2とシート製造管理装置3とが1対1の関係、つまり、1つの製造条件決定装置2に対して、1つのシート製造管理装置3を設けている。しかし、製造条件決定装置2およびシート製造管理装置3の対応関係は、これに限定されず、例えば、図4に示すように、1つの製造条件決定装置2に対して、複数のシート製造管理装置3を設けることもできる。
具体的には、互いに独立して設けられる複数の光半導体装置製造工場4のそれぞれに、シート製造管理装置3が設置されている。製造条件決定装置2および複数のシート製造管理装置3は、複数のシート製造管理装置3のそれぞれが有する第1情報源21から複数の第1情報15を第1メモリ6に入力可能となり、かつ、第1CPU8によって決定された第3情報17を第5メモリ10から複数の第3メモリ23に入力可能となるように、構成されている。
図4の実施形態では、1つの製造条件決定装置2が、一のシート製造管理装置3A(3)に、第3情報17を提供し、かつ、一のシート製造管理装置3A(3)の第1情報源21から第1情報15を取得して第1メモリ6に格納し、この第1情報15を第5メモリ10で蓄積して、そして、他のシート製造管理装置3B(あるいは、他の複数のシート製造管理装置3Bおよび3C)(3)に提供することもできる。
つまり、1つの製造条件決定装置2が、複数のシート製造管理装置3から提供される複数の第1情報15(第1メモリ6に格納されるべき第1情報15、具体的には、光半導体素子13に関連する情報、基板14に関連する情報、光半導体装置20に関連する情報)を一元化することができる。すなわち、1つの製造条件決定装置2が、複数のシート製造管理装置3の第1情報15を集約して、複数のシート製造管理装置3に、それらに対応する第3情報17を提供できる集約型の製造条件決定装置2として機能することができる。
そのため、1つの製造条件決定装置2でありながら、各シート製造管理装置3に、精度の高い第3情報17を提供することができる。
また、図1の実施形態では、システム1がワニス製造工程S1の製造工程を決定および管理している。つまり、シート製造管理装置3によって、ワニス製造工程S1の製造条件を管理している。しかし、システム1がワニス製造工程S1の製造工程を決定および管理しないように、システム1を構成することもできる。具体的には、ワニス製造工程S1の製造条件を管理することなく、シート製造工程S2の製造条件のみを管理することもできる。
この実施形態によれば、第2CPU25がワニス製造工程S1の製造条件を管理する必要がないので、第2CPU25の構成を簡易にすることができる。
また、図1の実施形態では、本発明の製造管理装置として、シート製造管理装置3に、シート製造工程S2の製造条件を管理させ、封止制御装置36が、封止工程S3の封止条件を管理させているが、例えば、シート製造管理装置3が封止制御装置36を兼用して、1つの製造管理装置を構成して、シート製造工程S2の製造条件と、封止工程S3の封止条件との両方を管理させることもできる。
また、図2および図3の実施形態では、本発明の被覆シートを、光半導体素子13を封止する封止シート12として説明しているが、これに限定されず、例えば、図5に示すように、光半導体素子13を予め封止する樹脂層(封止層)27(図5A参照)に積層される被覆シート60(図5Aの矢印および図5B参照)として選択することもできる。
図5Aにおいて、被覆シート60は、図1の封止シート12と同一の材料から選択される。
図5Bにおいて、被覆シート60は、光半導体素子13の上側を被覆しており、具体的には、樹脂層27を介して光半導体素子13の上側に間隔を隔てて配置されている。
さらに、図2および図3の実施形態では、封止シート12を、蛍光体シート(蛍光体含有封止シート)として選択しているが、例えば、図示しないが、蛍光体を含有せず、封止層(樹脂層)を含有する封止シート12として選択することもできる。
また、図1の説明では、第1情報15は、光半導体素子13が実装される基板14に関連する情報を含んでいるが、これを含まず、第1情報15を構成することもできる。
1 システム
2 製造条件決定装置
3 シート製造管理装置
6 第1メモリ
8 第1CPU
11 ワニス
12 封止シート
13 光半導体素子
14 基板
15 第1情報
16 第2情報
17 第3情報
20 光半導体装置
23 第3メモリ
24 第4メモリ
60 被覆シート
S1 ワニス製造工程
S2 シート製造工程
S3 封止工程

Claims (12)

  1. 粒子および硬化性樹脂を含むワニスを製造するワニス製造工程、前記ワニスからBステージの被覆シートを製造するシート製造工程、および、前記被覆シートによって光半導体素子を被覆する被覆工程を備える光半導体装置の製造方法における前記シート製造工程の製造条件を決定および管理するシステムであって、
    前記システムは、製造条件決定装置と、製造管理装置とを備え、
    前記製造条件決定装置は、
    前記光半導体素子および前記光半導体装置に関連する第1情報を格納する第1情報格納領域と、
    前記ワニスに関連する第2情報を格納する第2情報格納領域と、
    前記第1情報格納領域に格納される前記第1情報、および、前記第2情報格納領域に格納される前記第2情報に基づいて前記製造条件を決定する決定手段とを備え、
    前記製造管理装置は、
    前記決定手段によって決定される前記製造条件に関連する第3情報を格納する第3情報格納領域と、
    前記第3情報格納領域に格納される前記第3情報に基づいて、前記シート製造工程の前記製造条件を管理する管理手段と
    を備えることを特徴とする、システム。
  2. 前記システムは、前記ワニス製造工程の製造条件をさらに決定および管理し、
    前記決定手段は、前記第1情報格納領域に格納される前記第1情報、および、前記第2情報格納領域に格納される前記第2情報に基づいて、前記ワニス製造工程の前記製造条件をさらに決定し、
    前記管理手段は、前記第3情報格納領域に格納される前記第3情報に基づいて、前記ワニス製造工程の前記製造条件をさらに管理することを特徴とする、請求項1に記載のシステム。
  3. 前記第1情報は、前記光半導体素子が実装される基板に関連する情報を含むことを特徴とする、請求項1または2に記載のシステム。
  4. 前記製造管理装置は、
    粒子、硬化性樹脂、ワニスおよび光半導体素子の少なくとも1種のロット情報、および/または、単位期間当たりの光半導体装置の製造量を含む第4情報を格納する第4情報格納領域と、
    前記第4情報格納領域に格納される前記第4情報に基づいて、前記シート製造工程の前記製造条件を修正する修正手段と
    を備えることを特徴とする、請求項1〜3のいずれか一項に記載のシステム。
  5. 前記製造条件決定装置は、
    前記被覆シートを今回以前に製造した製造条件に関連する第5情報を格納する第5情報格納領域を備え、
    前記第5情報格納領域に格納される前記第5情報に基づいて、前記被覆シートを今回製造するための製造条件を決定する
    ことを特徴とする、請求項1〜4のいずれか一項に記載のシステム。
  6. 粒子および硬化性樹脂を含むワニスを製造するワニス製造工程、前記ワニスからBステージの被覆シートを製造するシート製造工程、および、前記被覆シートによって光半導体素子を被覆する被覆工程を備える光半導体装置の製造方法における前記シート製造工程の製造条件を決定するための製造条件決定装置であって、
    前記光半導体素子に関連する第1情報を格納する第1情報格納領域と、
    前記ワニスに関連する第2情報を格納する第2情報格納領域と、
    前記第1情報格納領域に格納される前記第1情報、および、前記第2情報格納領域に格納される前記第2情報に基づいて前記製造条件を決定する決定手段とを備える
    ことを特徴とする、製造条件決定装置。
  7. 前記製造条件決定装置は、前記ワニス製造工程の製造条件をさらに決定し、
    前記決定手段は、前記第1情報格納領域に格納される前記第1情報、および、前記第2情報格納領域に格納される前記第2情報に基づいて、前記ワニス製造工程の前記製造条件をさらに決定することを特徴とする、請求項6に記載の製造条件決定装置。
  8. 前記第1情報は、前記光半導体素子が実装される基板に関連する情報を含むことを特徴とする、請求項6または7に記載の製造条件決定装置。
  9. 前記被覆シートを今回以前に製造した製造条件に関連する第5情報を格納する第5情報格納領域を備え、
    前記第5情報格納領域に格納される前記第5情報に基づいて、前記被覆シートを今回製造するための製造条件を決定することを特徴とする、請求項6〜8いずれか一項に記載の製造条件決定装置。
  10. 粒子および硬化性樹脂を含むワニスを製造するワニス製造工程、前記ワニスからBステージの被覆シートを製造するシート製造工程、および、前記被覆シートによって光半導体素子を被覆する被覆工程を備える光半導体装置の製造方法における前記シート製造工程の製造条件を管理するための製造管理装置であって、
    前記製造条件に関連する第3情報を格納する第3情報格納領域と、
    前記第3情報格納領域に格納される前記第3情報に基づいて、前記シート製造工程の前記製造条件を管理する管理手段と
    を備えることを特徴とする、製造管理装置。
  11. 前記製造管理装置は、前記ワニス製造工程の製造条件を管理し、
    前記管理手段は、前記第3情報格納領域に格納される前記第3情報に基づいて、前記ワニス製造工程の前記製造条件をさらに管理することを特徴とする、請求項10に記載の製造管理装置。
  12. 粒子、硬化性樹脂、ワニスおよび光半導体素子の少なくとも1種のロット情報、および/または、単位期間当たりの光半導体装置の製造量を含む第4情報を格納する第4情報格納領域と、
    前記第4情報格納領域に格納される前記第4情報に基づいて、前記シート製造工程の前記製造条件を修正する修正手段と
    を備えることを特徴とする、請求項10または11に記載の製造管理装置。
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