JP5365140B2 - 太陽電池バックシート - Google Patents

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Description

本発明は、太陽光発電に使用する太陽電池モジュールを構成する太陽電池バックシート(裏面保護シート)に関するものである。
近年、石油や石炭などの化石エネルギー源の枯渇が問題とされ、加えて、それらの燃焼時に発生するCO2の増加に起因する地球温暖化現象等の環境破壊が重要な問題となっている。そのような状況の下、太陽光発電は、無尽蔵の太陽輻射エネルギーを利用するクリーンな代替エネルギー源として実用化されている。太陽電池は、太陽光のエネルギーを直接電気に変える太陽光発電システムの心臓部を構成するものであり、結晶シリコン、多結晶シリコン、アモルファスシリコン、銅インジウムセレナイド、化合物半導体等の光起電力素子からできている。その構造としては、光起電力素子単体をそのままの状態で使用することはなく、一般的に、数枚〜数十枚の光起電力素子を直列、並列に配線し、長期間に亘って素子を保護するために種々パッケージングが行われ、太陽電池モジュールとしてユニット化されている。
太陽電池モジュールの基本的な機能は、太陽の輻射エネルギーを効率よく光起電力素子へと導くと共に、光起電力素子及び内部配線を長期に亘って過酷な自然環境に耐え得るように保護することにある。太陽電池モジュールは一般的に、太陽光が当たる面のガラスや透明なプラスチック等からなる上部透明材料と、エチレン酢酸ビニル共重合体(以下EVAと称する)等の熱可塑性樹脂からなる充填剤層と、光起電力素子としての複数枚の太陽電池セルと、前記充填剤層と同様の充填剤層と、太陽電池バックシートとがこの順に積層され、真空加熱ラミネーション法等により一体成形されている。
上記した太陽電池モジュールの製造工程を簡素化させるために、太陽電池モジュールの充填剤側からのアプローチとして、熱架橋反応効率を格段に向上させたファストキュアタイプといわれるEVAを用いるケースが増えてきた。このファストキュアタイプは熱架橋反応を促進させる為、熱に対して敏感な添加剤を配合してなるものであり、従来まで用いられているスタンダードタイプといわれるものと比較して、太陽電池バックシートとの密着性に劣る傾向があり、EVAの脱酢酸反応に影響されやすい。すなわち、EVAの種類によらず、脱酢酸に対する耐性があり、充填剤との密着性に優れる太陽電池バックシートが求められている。
太陽電池バックシートには、太陽電池セルとリード等の内容物を保護するために、機械的強度に優れ、耐候性、耐熱性、耐水性、耐光性、耐薬品性等の諸特性に優れ、特に水分や酸素等の侵入を防止する高いガスバリア性が求められている。バリア性の維持には材質そのもののバリア性能と共に、EVA等の充填層との密着性・接着安定性が重要である。これは界面からの水分の透過により充填剤の剥離、変色や、配線の腐食が起き、モジュールの出力そのものに影響を与える恐れがあるためである。さらには、発電効率向上への寄与から、内面が白色であることが求められている。
従来、太陽電池バックシートとしては、ポリフッ化ビニル(PVF)やポリフッ化ビニリデン(PVDF)などの耐候性、難燃性、そして充填剤として良く使用されるEVAと良好な接着性を有するフッ素樹脂が用いられてきた。しかしながら、フッ素樹脂は機械的強度も弱く、かつ高コストで、易廃棄性に欠けるなどの課題を有している。
また、これらの課題を解決するために、ポリエステル系フィルムを用いた構成が多く使
用されてきた。例えば、特許文献1には、塩素法で製造された酸化チタンを含有したポリブチレンテレフタレート(PBT)フィルムの積層体からなる太陽電池用裏面封止用フィルムが開示されている。しかしながら、PETに比較して加水分解性が改善されてバランスの取れた物性を示すものの、EVA等の充填剤との接着性は解決されていない。
また、特許文献2には、EVAに代表されるポリオレフィン系樹脂との接着性を有するコート層を、ポリエステルフィルムの製膜時に設けた太陽電池用ポリエステルフィルムが開示されている。この方法は、ある程度以上の製造ロットが必要で、小ロット対応が難しく、特に、白色化は価格が高くなる問題があった。さらに長期耐久性を求める用途では、一般のPETフィルムの耐候性にはやや問題があり、屋外での長期使用においてフィルムの加水分解が発生するという問題を抱えており、白色顔料を含むことによりその性能はさらに劣化方向に向ってしまう課題がある。
特開2007−129204号公報 特開2006−175764号公報
本発明は上記した問題点に鑑みなされたものであり、充填剤であるEVA等との接着性が良好で、且つ、耐候性、耐湿性、光反射性、光拡散性等の諸特性に優れ、低コストで意匠性に優れ、保護能力の高い太陽電池バックシートを提供することを課題としている。
本発明の請求項1に係る発明は、耐候性基材フィルムを含む少なくとも2層以上で構成された太陽電池バックシートにおいて該太陽電池バックシートの太陽電池モジュールを構成する充填剤と貼り合わさる最内面に、耐候性基材フィルムと隣接した主たる樹脂成分としてポリアクリル酸樹脂を含み酸化チタンを主成分とする白色顔料で着色され、厚みが3μmから7μmの範囲でありウエットコート法により塗布された接着性塗布層を有することを特徴とする太陽電池バックシートであって、前記接着性塗布層を着色する白色顔料として、平均粒子径が0.1μm〜0.5μmのルチル型の二酸化チタンを、該接着性塗布層の全質量に対して0.1〜30質量%含むことを特徴とする太陽電池バックシートである。
また、本発明の請求項に係る発明は、前記耐候性基材フィルムが、数平均分子量が18000〜40000の範囲で、オリゴマー含有量が1.5質量%以下、固有粘度が5×10−5/g以上の耐加水分解性を有するポリエステルからなることを特徴とする請求項に記載する太陽電池バックシートである。
また、本発明の請求項に係る発明は、前記耐候性基材フィルムと、前記接着性塗布層との間にガスバリア性薄膜が形成された透明蒸着フィルムを具備したことを特徴とする請求項1または2に記載する太陽電池バックシートである。
次に、本発明の請求項に係る発明は、前記接着性塗布層が、主たる樹脂成分として、アクリル酸エステルを含むことを特徴とする請求項1〜いずれか1項に記載する太陽電池バックシートである。
本発明の太陽電池バックシートは、耐候性基材フィルムを含む少なくとも2層以上で構成され、太陽電池モジュールを構成する充填剤と貼り合さる面に接着性塗布層が設けられ
、該接着性塗布層中に酸化チタンを主成分とする白色顔料が含まれているため、充填剤との密着性が良好で、耐候性、耐熱性、加工性、高反射性に優れた、低コストの太陽電池バックシートを提供することが可能となった。特に、白色の隠蔽性の高い接着性塗布層を最内面側に用いている為に、外側の耐候性基材フィルムを、薄い高耐候性基材フィルムと厚い一般の基材フィルムとの複合品とすることが可能となり、コスト面で有利となる。
本発明の太陽電池バックシートを一実施形態に基づいて以下に詳細に説明する。
図1は本発明の太陽電池バックシートの一例を断面で示した概略図である。また、図2は本発明の太陽電池バックシートの他の例を断面で示した概略図である。図3は本発明の太陽電池バックシートを適用した太陽電池モジュールの一例を断面で示した概略図である。
図1において、耐候性基材フィルム10及び太陽電池モジュールを構成する充填剤と貼り合さる最内面が、酸化チタンを主成分とする白色顔料で着色された接着性塗布層20の2層で構成されている。接着性塗布層20は耐候性基材フィルム10に直接塗布して積層されている。また、図2では、耐候性基材フィルム10が薄い高耐候性基材フィルム11と厚い一般の基材フィルム12との複合品として積層した構成となっており、内面の一般の基材フィルム12側に酸化チタンを主成分とする白色顔料で着色された接着性塗布層20が塗布形成されている。図3に示すように、上部透明材料のガラス5と、充填剤4のEVAと、配線された太陽電池セル6と本発明の太陽電池バックシート1とが重ねあわされて、真空ラミネートされた状態で一体化することで、リード線7がモジュール外に引き出されて電力が取り出される太陽電池モジュールとなる。
耐候性基材フィルムは、基本的には透明なフィルム基材であるが、本発明の太陽電池バックシートでは、最内面に白色の接着性塗布層が設けられる為必ずしも透明である必要はなく、例えば、白色でも、黒色や他の色に着色したものも可能である。基材の具体例としては、ポリエチレンテレフタレート(PET)、ポリエチレンナフタレート(PEN)、ポリブチレンテレフタレート(PBT),ポリシクロヘキサンジメタノール−テレフタレート(PCT)などのポリエステル系樹脂、パーフルオロアルコキシ樹脂(PFA)、4フッ化エチレン−6フッ化プロピレン共重合体(FEP)、エチレン−4フッ化エチレン共重合体(ETFE)、塩化−3フッ化エチレン樹脂(PCTFE)、ポリフッ化ビニリデン(PVDF)、ポリフッ化ビニル(PVF)等のフッ素樹脂、ポリカーボネート系樹脂、あるいはポリアクリルニトリル、アクリル系樹脂、メタクリル樹脂、ポリグリコール酸樹脂、ポリ乳酸樹脂から選択される樹脂フィルムが挙げられる。また、これらに限定されず、ポリサルホン系樹脂、ポリイミド系樹脂、ポリアリレート系樹脂など、耐熱性、強度物性、電気絶縁性等を考慮して適宜選択することが可能である。
これらの基材の中でも、強度、耐熱性、透明性ならびに安価なことから、ポリエステル系樹脂が好ましい。さらに、太陽電池バックシートとしての耐候性、長期間の耐久性を求める上で、数平均分子量が18000〜40000の範囲で、オリゴマー含有量が1.5質量%以下、固有粘度が5×10-53/g以上の耐加水分解性を有するポリエステル基材が好ましい。
一般に、ポリエステル基材は、モノマーを縮合重合させたポリマーからなり、モノマーとポリマーの中間体であるオリゴマーが1.6〜2質量%含まれている。また、このようなポリエステル基材は分子末端がカルボン酸の場合、熱、水、さらには酸触媒としての作用が働き加水分解に影響を受ける。この末端カルボン酸基をカルボジイミド系化合物、エポキシ系化合物、オキサゾリン系化合物により封止することも可能であるが、この末端カルボン酸基を上昇させることなく重合反応を高度に進める、すなわち、数平均分子量を増
加させるために固相重合法を用いることで重合反応が進んでオリゴマー含有量1.5質量%以下、好ましくは、1.0質量%以下に低くすることができ、加水分解しにくく耐久性に優れたバリア性を有する積層体の基材とすることが出来る。このようなポリエステル基材は、市販品としても入手可能であり、市販品として、例えば、東レ株式会社製のルミラーX10S(商品名)が挙げられる。ここで、オリゴマーの含有量は、核磁気共鳴(NMR)等の方法を用いて知ることができる。
また耐候性基材フィルムは、コストを考慮して、上記した2種類以上の樹脂の混合物からなるフィルムや、最外層に例えば高コストだが耐候性にすぐれた薄いフッ素樹脂フィルムを内装側に低コストの厚い一般グレードのポリエステルを積層一体化したフィルムも用いることができる。また、公知の添加剤、滑剤、可塑剤、安定剤、紫外線吸収剤、帯電防止剤を添加することが可能であり、積層体の適用用途によっては着色剤の添加も可能である。また、耐候性基材フィルムは延伸、未延伸のどちらでも良いが、連続的な接着性塗布層の形成加工適性、透明蒸着フィルムとの積層等の後加工適性等を考慮すると、機械的強度や寸法安定性を有するものが良く、二軸方向に任意に延伸されたフィルムが好ましい。基材の厚さはとくに制限を受けるものではなく、太陽電池バックシートとして、実用的には3〜300μmの範囲が好ましく、特に20〜250μmとすることが好ましい。
次に、接着性塗布層は、上記した耐候性基材フィルムへの密着性と、太陽電池モジュールを構成する充填剤、特にEVAへの密着性を考慮して設計されるものである。通常、太陽電池モジュールの充填剤として用いられるEVAは、酢酸ビニル含有量が10〜40質量%であるものが用いられ、太陽電池モジュールの耐熱性、物理的強度を確保するために、熱あるいは光などによりEVAを架橋している。このようなEVAに密着性を有する接着性塗布層の樹脂としては、アクリル系、エポキシ系、フェノール系、ポリエステル系、ウレタン系、スチレン系樹脂、シリコン系樹脂あるいはこれらの変性物が好ましく用いられる。EVAとポリエステル系耐候性基材フィルム双方への密着性と共に、酸化チタンを主成分とする白色顔料の保持性・分散性から、接着性塗布層の主たる樹脂成分としてはポリアクリル酸樹脂を含むことが特に好ましい。
接着性塗布層の主たる樹脂成分としてのポリアクリル酸樹脂のアクリル酸としては、例えば、アクリル酸メチル、アクリル酸エチル、アクリル酸n−プロピル、アクリル酸イソプロピル、アクリル酸n−ブチル、アクリル酸イソブチル、アクリル酸t−ブチル、アクリル酸ヘキシル、アクリル酸n−オクチル、アクリル酸−2−エチルヘキシル、アクリル酸ラウリル、アクリル酸ステアリル、アクリル酸パルミチルまたはアクリル酸シクロヘキシル等のアルキル基の炭素数が1〜18のアクリル酸アルキルエステルがある。また、アクリル酸ヒドロキシメチル、アクリル酸ヒドロキシプロピル、アクリル酸ヒドロキシブチル等のアクリル酸の側鎖に水酸基を有するアルキルエステルがある。また、アクリル酸メトキシブチル、アクリル酸メトキシエチル、アクリル酸エトキシブチル等のように、(メタ)アクリル酸の側鎖にアルコキシル基を有するアルキルエステルがある。また、アクリル酸アリル等のアクリル酸のアルケニルエステルや、アクリル酸グリシジル並びにアクリル酸メチルグリシジル等のアクリル酸の側鎖にエポキシ基を有するアルキルエステルがある。また、アクリル酸ジエチルアミノエチル、アクリル酸メチルアミノエチル等のアクリル酸のモノ−又はジ−アルキルアミノアルキルエステルがある。さらに、側鎖としてシリル基、アルコキシシリル基または加水分解性アルコキシシリル基などを有するシリコン変性アクリル酸エステル等を用いることが可能である。
接着性塗布層には、酸化チタンを主成分とする白色顔料を添加して着色する。白色顔料は、太陽電池モジュールにおいて、表面からバックシートまで透過した太陽光を、光反射あるいは光拡散させて再利用するために、バックシートの最内面に光反射性、光拡散性を付与することを目的として接着性塗布層に添加する。白色顔料としては、例えば、塩基性
炭酸鉛、塩基性硫酸鉛、塩基性珪酸鉛、亜鉛華、硫化亜鉛、リトポン、三酸化アンチモン、二酸化チタン等の白色顔料の1種ないし2種以上を使用することができる。その添加量としては、顔料の隠蔽力にもよるが、接着性塗布層の全質量に対して0.1〜30質量%である。さらに、上記白色顔料に加えて、無機充填材としてシリカ、アルミナ、炭酸カルシウム、硫酸バリウム、硫化亜鉛などを用いることができ、更に、チオフェンジイルなどの蛍光増白剤を用いると更に効果的である。
本発明者らの検討の結果からは、バックシートの最内面に光反射性、光拡散性を付与した効果は、バックシート内面の光学方向45度における、JIS P 8123に準じた方法で測定した白色度が80%以上であることが好ましい。上述した白色顔料の中では、屈折率が高く隠ぺい力の大きいルチル型の二酸化チタンが、少ない添加量で高い白色度が得られ、最も好ましい。ルチル型の二酸化チタンは、一般に樹脂との濡れ性が低いため、樹脂への分散性を良好にするために、各種の表面処理剤で処理してその表面を被覆したものが用いられる。中でも、アルミナ水和物及びケイ酸水和物の2種類を含むものが、接着性塗布層に用いる樹脂への二酸化チタンの分散性が向上し好ましい。二酸化チタンの平均粒子径は0.1〜0.5μmであることが好ましく、より好ましくは0.15〜0.25μmである。平均粒子径が0.1μmより小さいと、樹脂への分散性が悪くなり、耐光性が低下するだけでなく遮光性が低下し、目的とする高い光線反射性能を達成できない場合がある。また、平均粒子径が0.25μmより大きいと、接着性塗布層の外観不良が発生し、目的とする高い光線反射性能が達成できない場合がある。二酸化チタンの添加量は、反射率を発現する濃度から、接着性塗布層の全質量に対して0.1〜30質量%で、より好ましくは0.5〜15質量%である。
接着性塗布層には、上記したポリアクリル酸樹脂に添加剤として、シランカップリング剤や紫外線吸収剤を加えることにより、耐候性基材フィルムとEVA充填剤との密着性だけでなく、耐水性、耐熱性等の耐性を上げることができる。
接着性塗布層の形成方法は、前記した耐候性基材フィルムを成膜する際に、接着性塗布層の樹脂を共押出しによって積層する手法や、耐候性基材フィルムの成膜工程の延伸前あるいは延伸後の該フィルムに、熱溶融した接着性塗布層の樹脂を積層する手法、あるいは、接着性塗布層の樹脂を水や有機溶剤を媒体とした塗布液として、耐候性基材フィルムに塗布処理する手法のいずれも可能である。中でも、柔軟で基材選択性の小さい接着性塗布層を、既存の設備で加工可能なウエットコート法を用いることで生産性が良く作成できる。該接着性塗布層を塗布液として塗布する場合には、耐候性基材フィルムに塗布した後、加熱して乾燥させ、場合によっては紫外線照射等で硬化させる。塗布方法としては、グラビアコート、ロールコート等公知の塗布方法が適用できる。また、塗布層のブロッキング防止のため、0.5〜2.0μm程度の塗布筋を発生させることも効果的である。
接着性塗布層の厚さは、0.1μm〜10μm、より好ましくは3μm〜7μmである。接着性塗布層の厚さが0.1μm未満では、塗布抜け等が起こり、耐候性基材フィルムとの密着性が不足し、且つ、本発明で重要な役割を発揮する皮膜の光反射性が発現しない。また、厚さが10μmを超えると、耐候性基材フィルムとの密着性及び白色度向上効果が頭打ちとなり、また経済的にも不利になる。この接着性塗布層の厚さは、透過型電子顕微鏡、走査型電子顕微鏡、マイクロメーター等を用いることによって測定可能である。
次に、耐候性基材フィルムと、接着性塗布層との間にサンドする、ガスバリア性薄膜が形成された透明蒸着フィルムについて説明する。本発明の太陽電池バックシートでは、予め耐候性基材フィルムと透明蒸着フィルムを接着剤等で積層した後、通常内面側に配置されるガスバリア性薄膜上に、白色の接着性塗布層を塗布形成することができるが、積層の方法は特に限定されない。無機化合物からなるバリア性薄膜層は、水蒸気や酸素等のガス
の透過を防ぐものである。バリア性薄膜層を形成する材料は特に限定されるものではなく、珪素、アルミニウム、クロム、マグネシウム等の金属の酸化物、窒化物、フッ化物等、透明で且つ酸素、水蒸気等のガスバリア性を有するものが使用できる。なかでも、金属酸化物およびその混合物は好ましく用いることが出来る。その中でも、例えば酸化珪素、酸化アルミニウム、酸化マグネシウムは、高いガスバリア性が得られることから好ましい。蒸着基材としては、強度、耐熱性、透明性ならびに安価なことから、2軸延伸したポリエチレンテレフタレートフィルムが好ましく使用できるが、これに限定されるものではない。
透明蒸着フィルムのバリア性は、その水蒸気透過度が0〜50g/m2・day・40℃90%RHであることが好ましい。太陽電池バックシートでは、特に、水蒸気透過度が1.0g/m2・day・40℃90%RH以下の低い領域すなわち高バリア性でその有効性が発揮される。このような高バリアの透明蒸着フィルムは、市販品としても入手可能であり、市販品としては、例えば、凸版印刷社製の酸化アルミニウムの透明蒸着フィルムGX−P−F(商品名)12μmが挙げられる。なお、GX−P−Fの単体の水蒸気バリア性はカタログ値によれば0.05g/m2/day・40℃90%RHである。ここで用いられる水蒸気透過度は、JIS K7129B法に準じて、水蒸気透過率測定装置(モダンコントロール社製 PERMATRAN 3/31)を使用し、温度40℃、湿度90%RHの条件下で測定できる。
酸化珪素、酸化アルミニウム、酸化マグネシウム等の金属酸化物からなるバリア性薄膜層をプラスチック基材上に形成する方法としては種々在り、通常の真空蒸着法により形成することができる。また、その他の薄膜形成方法であるスパッタリング法やイオンプレーティング法、プラズマ気相成長法(CVD)などを用いることも可能である。但し生産性を考慮すれば、現時点では真空蒸着法が最も優れている。真空蒸着法の加熱手段としては電子線加熱方式や抵抗加熱方式、誘導加熱方式のいずれかの方式を用いることが好ましい。また蒸着薄膜層と基材の密着性及び蒸着薄膜層の緻密性を更に向上させるために、プラズマアシスト法やイオンビームアシスト法を用いて蒸着することも可能である。また、蒸着膜の透明性を上げるために蒸着の際、酸素等の各種ガスなど吹き込む反応蒸着を用いても一向に構わない。
ガスバリア性薄膜層の厚さは、用いられる無機化合物の種類・構成により最適条件が異なるが、一般的には1.0nm〜300nmの範囲内が望ましく、その値は適宜選択される。ただし膜厚が1.0nm未満であると均一な膜が得られないことや膜厚が十分ではないことがあり、ガスバリア材としての機能を十分に果たすことができない場合がある。また膜厚が300nmを越える場合は薄膜にフレキシビリティを保持させることができず、折り曲げ、引っ張り、あるいは温度変化による伸縮などの外的要因により、薄膜に亀裂(クラック)を生じるおそれがあるので問題がある。より好ましくは、10〜150nmの範囲内にあることであり、この時高いバリア性が得られる。
以下に本発明の具体的実施例について説明する。
<実施例1>
フッ素フィルム(デュポン社製PVF テドラー)25μmに、2液硬化型ウレタン系接着剤(東洋モートン社製 AD76P1/CAT10)固形分塗布量4g/m2を塗布し、PETフィルム(東レ株式会社製 ルミラーS10)250μmをドライラミネート法により積層した。次に、この積層品のPETフィルム面に、ポリエステル骨格を導入したアクリル樹脂(総研化学工業社製サーモラック)とアクリル系樹脂(総研化学工業社製アクトフロー)とを配合した塗布液に、さらに、ルチル型酸化チタン(石原産業社製 CR−90)を樹脂固形分に対して10質量%を添加・混合して白色の塗布液を得て、この塗布液をグラビアコート法で塗布し、乾燥して、固形分塗布量として4g/m2の接着性塗布層を設けた。これを白色の接着性塗布層が内面側(EVA接着側)の太陽電池バックシートとした。
<比較例1>
フッ素フィルム(デュポン社製PVF テドラー)25μmに、2液硬化型ウレタン系接着剤(東洋モートン社製 AD76P1/CAT10)固形分塗布量4g/m2を塗布し、白色PETフィルム(東レ株式会社製 ルミラーE20)250μmをドライラミネート法により積層した。これを白色PETフィルムが内面側(EVA接着側)の太陽電池バックシートとした。
<比較例2>
フッ素フィルム(デュポン社製PVF テドラー)25μmに、2液硬化型ウレタン系接着剤(東洋モートン社製 AD76P1/CAT10)固形分塗布量4g/m2を塗布し、PETフィルム(東レ株式会社製 ルミラーS10)250μmをドライラミネート法により積層した。次に、この積層品のPETフィルム面に、ポリエステル骨格を導入したアクリル樹脂(総研化学工業社製サーモラック)とアクリル系樹脂(総研化学工業社製アクトフロー)とを配合した塗布液をグラビアコート法で塗布し、乾燥して、固形分塗布量として4g/m2の接着性塗布層を設けた。これを透明な接着性塗布層が内面側(EVA接着側)の太陽電池バックシートとした。
上記、実施例1及び、比較例1,2で作成した太陽電池バックシートをそれぞれ用いて、上部透明材料の強化ガラスと、充填剤のEVAシート(三井化学ファブロ社製 RCO2Bタイプ)、実施例1及び比較例1,2の太陽電池バックシートと重ね合わせて、150℃/真空引き3分間/圧着10分間/1.33×102Paの条件で真空加熱ラミネートして試験用太陽電池モジュールとした。この試験用の太陽電池モジュールを、85℃−85%RHの環境下で2000時間保存試験をした後、耐候性・耐久性としてバックシートの光反射性と充填剤であるEVAとの接着性を評価した。外観特性の評価は、保存試験後のバックシート内面の光学方向45度における、JIS P 8123に準じた方法で測定した白色度で行い、70%未満を×、70%以上80%未満を△、80%以上を○とした。なお、保存試験前は、いずれも80%以上の白色度であった。また、EVAとの接着性の測定は、日本工業規格JIS K6854−3:1999「接着剤―剥離接着強さ試験方法−第3部:T型剥離」で規定されている試験方法に従って測定した。試験にはオリエンテック社テンシロン万能試験機RTC−1250を用いた。その評価結果と測定結果を、表1にまとめて示す。
Figure 0005365140
実施例1で作成した本発明の太陽電池バックシートは、外観的にも劣化が見られず高い白色度を保持し、EVAとの接着強度は2000時間の高温多湿条件下での保存後も、太陽電池バックシートで実用上必要とされる20N/10mm以上の値が保持され、耐久性にすぐれた結果が明らかとなった。それに対して、比較例1では、白色PETフィルムにやや黄変が発生し、EVAとの接着性は元々やや弱いものであったが、部分的に層間での剥離が発生して不十分なものとなった。また、接着性塗布層に酸化チタンを入れていない比較例2では、EVAとの接着性は保たれていたが、PETフィルムに細かいクラックが入り黄変が激しく光反射性は大幅に低下する結果となった。なお、コストの比較は、白色PETと一般PETの価格差が影響する結果となり、本発明の太陽電池バックシートは、最外層に薄いフッ素樹脂を内側に厚い一般PETフィルムを使うことが可能なため大幅なコストダウンが実現できる結果となった。
本発明の太陽電池バックシートの一例を断面で示した概略図。 本発明の太陽電池バックシートの他の例を断面で示した概略図。 本発明の太陽電池バックシートが使用される太陽電池モジュールの一例の部分断面概略図。
符号の説明
1・・・太陽電池バックシート 10・・・耐候性フィルム基材
11・・・耐候性フィルム基材(外層) 12・・・耐候性フィルム基材(内層)
20・・・接着性塗布層 4・・・充填剤(EVA) 5・・・ガラス
6・・・太陽電池セル 7・・・リード線

Claims (4)

  1. 耐候性基材フィルムを含む少なくとも2層以上で構成された太陽電池バックシートにおいて該太陽電池バックシートの太陽電池モジュールを構成する充填剤と貼り合わさる最内面に、耐候性基材フィルムと隣接した主たる樹脂成分としてポリアクリル酸樹脂を含み酸化チタンを主成分とする白色顔料で着色され、厚みが3μmから7μmの範囲でありウエットコート法により塗布された接着性塗布層を有することを特徴とする太陽電池バックシートであって、前記接着性塗布層を着色する白色顔料として、平均粒子径が0.1μm〜0.5μmのルチル型の二酸化チタンを、該接着性塗布層の全質量に対して0.1〜30質量%含むことを特徴とする太陽電池バックシート。
  2. 前記耐候性基材フィルムが、数平均分子量が18000〜40000の範囲で、オリゴマー含有量が1.5質量%以下、固有粘度が5×10−5/g以上の耐加水分解性を有するポリエステルからなることを特徴とする請求項1に記載する太陽電池バックシート。
  3. 前記耐候性基材フィルムと、前記接着性塗布層との間にガスバリア性薄膜が形成された透明蒸着フィルムを具備したことを特徴とする請求項1または2に記載する太陽電池バックシート。
  4. 前記接着性塗布層が、主たる樹脂成分として、アクリル酸エステルを含むことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載する太陽電池バックシート。
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